2024年8月25日日曜日

40代サラリーマンは保身に走るのか? ~ むしろそれを逆手にとったパワハラが横行では? ~

保身に走る40代サラリーマン


40代以上で保身に走るサラリーマンが多い理由について、
喪失不安というキーワードを軸に説明している記事がありました。

"しかも、否が応でも喪失不安をかき立てられるのが現在の日本社会だ。特別な技術も資格もコネもない40代以上の人が一度職を失うと、同等の収入と待遇が保証される職を見つけるのは難しい。だからこそ、「わが身を守るためには仕方がない」と自己正当化して、他人を蹴落とすために陰で足を引っ張ることも、自分自身の落ち度が問われるのを避けるために責任を転嫁することも平気でやるのではないか。 (引用元) 日本には「社内失業者」が400万人いる…多くの人が「喪失不安」をかき立てられている現実"
確かに40代で転職するには、技術や資格があっても困難、
それゆえに、今の地位を失うのを恐れて、
わが身を守る為にはなりふり構わない人がいる!
という議論はそれなりの説得力を持つように思えます。

どうせ転職なんかしないからパワハラ


しかしながら、日本の会社ではそう簡単に社員はクビにできません。
クビを恐れて極端な自己保身をする人がそこまでいるのか?
私がいた会社はそこまで酷い状況ではなかったという感じです。

それよりも、40代とかで転職するのは極めて困難、
転職できたところで同じ待遇はほぼ不可能、
なので、多少の無理をさせたところで、
コイツはオレのいう事を聞かざるをえない!
という流れでの上司から部下へのパワハラはあったと思います。

会社を辞めると言って驚かれた理由


なので、私が会社を辞める時もそれなりの驚きを持たれました。
50歳で会社を辞める人は少数派でしたからね。

まあ、今の人は少なくとも65歳まで働くとか、
給料を下げてまで転職はしないだろうとか、
そのレベルの思考にとどまっているならば、
私が退職するなんてのが頭の片隅にもないのは理解できます。

ただそうは言っても、ずっと閑職に置かれている私が、
絶対辞めないと思われていること自体、
随分となめられていたのだと思います。

こういう観点から見ても、会社を辞めて良かったと思う次第です。

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2 件のコメント:

  1. 社会貢献という観点から見ると、役に立たないと思った時点で辞めることが一番社会貢献ではないかという気がするな

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    1. その通りかと思いますが、役に立たない人ほど自分がいないと会社が回らないとか思っていますので、現実にはそのような方は極少数でしょうね。

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