2026年5月16日土曜日

「定年後は社会の役に立ちたい」と言う人を見て我がふり直す

人の役に立ちたい!の一形態だが...


先日も取り上げた中川淳一郎氏のコラムですが、
もう一つ気になるポイントがあったので取り上げたいと思います。
下記は中川氏が架空で考えた定年後も名刺を配る人の話しそうなことです。

"「オレは〇〇自動車の社員として、〇〇社長(当時)に長らく助言をする立場にあった。取引先である××社の社長ともツーカーの仲で、彼もオレのことを買っていて、事あるごとに電話をし、時にはオレのオフィスに来て打ち合わせをしたものだ。 ××社の社長は、オレに取り入ることが〇〇自動車との取り引きを活性化させることだと分かっていたから、オレによくしてくれた。時には赤坂の高級クラブで奢ってくれたりもしたし、そこからオレは100億円規模の仕事を××社に出すに至った。そういったことをやったオレは、この街でくすぶっている人間に対して何かしたいと考えるんだよ!」” (引用元) 「一流企業出身の高齢男性」が周囲に距離を置かれてしまう理由…定年退職してだいぶ経つのに「名刺を持ち歩く」のはなぜか
最後の一文みたいなことを言っている人っていませんか?
というお話です。

”オレの実力ならどこにでも転職できる”の一つ上


一流企業で部長とか役員にまでなった方の中には、
自分の実力であれば転職は簡単!と思っている方は未だに多い印象です。
ただ、これの一歩上という人もたまにいたりします。

私の知人で、定年後はこの会社の中という狭い枠組みから出て、
自分のノウハウを業界に還元する!
みたいな壮大なことを言っている人がいました。

この人は定年後は自分の実力なら簡単に再就職できるというレベルではなく、
他社から引く手あまたであることを想定されていました。

そしてその中でどこを選ぶかもお金の問題ではなく、
どれだけ社会の役に立てるかが重要みたいな熱弁されていました。

ただ実際は、中小企業も含めて外部からは一切お声が掛からかったようで、
結局、再雇用のような形で会社に残るのが関の山といった形になりました。

自分も気をつけようと思った...


流石にこの方くらいまで行くと、
その自信はどこから来るのか?
という疑問が湧き出るくらいの感想しかないですが、
我が身を振り返ってみると、
FIRE後に自分の今まで築いてきたビジネススキルを、
何らかの形で社会に還元したい...
みたいなことをちょっとでも考えたことはないのか?
と言われると疑問な点もあります。

例えば、サイドFIRE的な仕事をする際のその中身が、
週に1~2日とか若手の指導をするとか、
自分の専門分野だった領域の専任がいない会社のお手伝いをするとか、
そういったことはFIREを目指し始めた初期には可能性を探りました。

ただ冷静に考えますと、
私レベルの知識・経験であれば、
代替できる人はいくらでもいるしょうから、
そういった考えはかなり初期の段階で消し去り、
FIRE後はそのような考えはちょっとでも思い浮かぶことはありません。

そういう考えに思い至ったのも、
上記のような極端な方をみて自分の身を振り返ったという要素もありました。

まあそもそもですが、
「社会の役に立ちたい」とか言っている人の中には、
細かい地味な作業を厭わない立派な人もいらっしゃいますが、
結構胡散臭い人が多いので注意が必要だと思いますね。

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