退職後の孤独・孤立リスク
定年後の孤独対策に関する記事は定期的に見かけますが、
以下の記事もその一つです。
"「退職後、やることがない…」そんな孤独や孤立のリスク、定年を迎えてから対策しては遅いかもしれません。大人になるにつれ、人とつながる「強制的な居場所」は減少し、年齢とともに新しい人間関係を築くハードルも上がります。だからこそ、柔軟性とエネルギーが残る「50代」が勝負。” (引用元) 定年後に孤立しやすい人が無意識にやっていること”
うまい表現があって感心する部分があると思う反面、
結論的なものには?がつくかな?と思いました。
人とつながる「強制的な居場所」
人とつながる「強制的な居場所」とはなかなかうまい表現だと思いました。
学校から職場に至るまでその「強制的な居場所」に我々はいるわけですが、
定年退職を迎えるとそれがゼロになってしまうというのはその通りでしょう。
ただ、そこからの論の展開として、
”居場所がゼロになれば、当然人と会う機会は減り、生きる目標を見失いやすくなります。だからこそ、50代の今から、職場などの「強制的に会う環境」とは関係のない場所で交流を作っておくことが大切です。”
というのはいかがなものかと思いますね。
人と会う機会が減ると生きる目標を見失いやすくなるは、
流石に論理展開として乱暴な気がしますね。
むしろ、会社などの人間関係は煩わしいと言う要素が大きいので、
それがなくなって趣味等に没頭できるようになれば、
生きる目標が湧いてくるのが正しい人は結構いるのではないか?と思います。
50代で人間関係を作るは難易度が高い
また筆者は、定年後では遅い!50代で人間関係を構築すべき!
と言っておられますが、これは難易度が高い気が致します。
50代であれば、仕事的にはまだまだ忙しい時期であり、
一方体力的にも低下する時期でもあります。
なので、休みの日や自由時間ともなれば、
ただひたすら休息したい!みたいに思うでしょうから、
休みの日等々で人間関係を構築するというのは、
物理的に難しい側面もあります。
更に、50代というと社会的地位や給与格差が大きい時期です。
ボランティアやスポーツジムの集まりなんかでも、
「私は〇〇社の営業統括部長で...」
みたいな妙なマウントをとってくるヤツがいそうです。
それならむしろ、60代以降で多くの人の肩書がはずれて時間ができてから、
ゆっくりと交友関係を広げるのが良いのでは?と思いますね。
まあそもそも、50代以降で交友関係を広げようとは、
私なんかは全く思いませんが...