上岡正明氏の著作を読む
上岡正明氏の著作を読みました。
資産7億円の著者が「本当のお金持ち」になるに至る経緯、
その為に必要なマインドが書かれており、
興味深く拝読致しました、
著書内にはFIREについて述べている箇所もあり、
本日はこの件について述べてみたいと思います。
本当のお金持ちはFIREしない
本書には”本当のお金持ちは「FIRE」をゴールにしない”(p58~60)というパートがあり、
・1億円では理想的なFIREはできないようだ
・僕の知っている本当のお金持ちは、FIREできるほどの資産があっても、
資産を取り崩して生活しない
何より、本当のお金持ちは働くことに喜びを見出しているからだ
といった具合にFIREに対して極めて否定的な見解を述べておられます。
まあ、資産1億円では「本当のお金持ち」ではないのは同意するにしても、
問題はここで言う理想的なFIREとは何かですね。
少なくとも男性独身のFIREであれば、
1億円あればかなりの理想的FIREになると個人的には思いますが...
この辺りは年間の生活費がいくらでとか、
年金受給年齢になったときのキャッシュインの予測であるとか、
もう少し丁寧な説明が必要ではないかと思います。
FIRE失敗のケースが極端...
また、本書ではFIRE失敗のケースとして、
資産2億円とか3億円でシンガポールに移住するも、
数年で資産を使い果たして帰国するケースはレアではないと紹介されています。
確かに、シンガポールに家族で移住したとしたら、
2~3億円の資産では少ないかな?と直感的には思います。
ただ、パタヤとかダナンとかへの移住であれば、
2~3億円では十分過ぎるのではないかと思いますし、
そもそも、FIRE失敗の代表例として海外移住を取り上げるのは普通ではない気がしますね。
FIREは「小金持ち」で可能!
実際問題として、FIREは「本当のお金持ち」まで行かなくても可能なので、
普通にFIREしたい人は「小金持ち」レベルでFIREするでしょうから、
確かにFIREする人で「本当のお金持ち」は少ないかもしれません。
まあ、私もまだ20代くらいの時に本書を読めば、
FIREなんてつまんなそうなので本当のお金持ちを目指そう!と思うかもしれませんが、
つまんなくてしんどい仕事を30年近く続けた身としては、
「働くことに喜び」とか言われてもちょっと共感できない感じですね。
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