2022年11月30日水曜日

【FIRE失敗 × やりがい】あの~仕事にやりがいがないからFIREしたんですけど...

FIRE失敗で仕事にやりがいを求める?


「FIRE卒業」が再びTwitterのトレンド入りしていたようなので、
ちょっと眺めていたところ、
やはり卒業でなく失敗!という文脈でつぶやいている人が多いですね。

それは基本的に同感なのですが、それよりも気になったのが、
やはり「人生にはやりがいが必要」みたいなツイートです。

この考えはそれなりの説得力はあるのですが、
ちょっと危うい部分もあると思うので、
私見を述べさせて頂きます。

仕事にやりがいがないからFIREした


まず第一に申し上げたいのは、私がFIREした理由の一つが

仕事にやりがいがなかった!

ということなのです。

FIRE失敗の理由として、
「人生にはやはりやりがい的なものが大事」
と言われても、それが仕事になかったからFIREしたのに...
と考える私にとっては順序が逆のような気が致します。

FIRE生活に無理にやりがいを求める必要はないとはそもそも思いますが、
FIRE生活においてもある程度の目標設定をして、
それを制覇することにやりがいを感じることは可能かと思います。

例えば、私は旅行と読書をFIRE生活の柱にしていますが、
これに絡めた目標として、

・1か国でも多くの国へ旅行する
・ミステリーの古典を1冊でも多く読む

といったことを設定するのも可能かと思います。

私の現役時代の仕事の内容を考えると、
これらのFIRE生活の目標を達成していくことの方が、
遥かにやりがいはありますね。

仕事でやりがいなど得られない確率は高い


FIREに失敗したからと言って、仕事に戻ればやりがいが得られるか?
それには大きな疑問を抱かざるを得ません。

高度に分業化してヒエラルキー化したサラリーマン社会においては、
多くの人間は駒として働かざるを得ないので、
指示通りに動くマシーンのような仕事が多いのでは?

ある程度のやりがいが得られる仕事というのは枠が決まっているので、
そもそも全員が輝くとかやりがいを持つというのは、
ちょっと今の社会では極めて困難な気がするのですよね...

なので、FIRE卒業とか失敗とかして再就職した人々が、
3年後くらいにどのような感想を言うのか?
彼らがやりがいを得られたのか?
それについては興味深く注視したいと思います。

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2022年11月29日火曜日

1ヶ月で飽きるFIREへの疑念 ④ 最低3年間は働くのを我慢してみては?

FIRE生活を1ヵ月で諦める?


私は10年以上の準備期間を経てFIRE生活へ入ったわけですが、
とりあえずやりたいと思っていたこと(長期旅行、読書三昧、語学学習等)を
表面上一通りトライしてみるだけで3ヶ月程度は掛かった印象です。

なので、「1ヶ月でFIRE生活に飽きる」とは、
いったいどのようなプランを立てて、
実際にどのような生活をしたのか?
この辺が気になるところです。

ただそれよりも、FIRE生活を1ヵ月で断念してしまった...
それは選択として正しかったのか?という点がより気になるところです。

自分なりのFIRE生活の確立に3年くらいはかかる


自分が会社を早期退職してから5年以上が経過しましたが、
FIRE生活への感じ方というのは一直線ではなく、
アップダウンはある感じです。

そのアップダウンが落ち着いて、
何となく自分なりの生活スタイルを築くのに、
3年間くらいは掛かったかな?という感じが致します。

なので、1ヶ月でFIRE生活を断念してしまった人が、
働きたくなるのを最低3年間”我慢”していたとしたら、
また違った感じ方をしていたかもしれないのでは?
ということは思いますね。

仕事へのスタンスが異なるとは言え...


FIRE生活にアップダウンはあるとは言いましたが、
ダウンサイドといっても、なんとなくやる気がでないとか、
ちょっと時間を持て余しているよな~という程度の話です。

サラリーマン時代のように仕事のことを考えて胃が痛むとか、
食事も喉を通らないとか全然眠れないとかいうことは一切ありません。

なので、「退屈なので仕事に戻りたい」という発想自体が、
仕事への感じ方・スタンスとかが私とは全く違うんだろうな...
ということは思います。

ただそんな人でも、最低1年、できれば3年程仕事から遠ざかってみれば、
「意外とこの生活も向いているかも?」
なんてことを考えるようになる可能性はあるのでは?

リアルなワーカホリックの人であるならば、
そもそもFIREを目指そうとは思わないはずです。

まがりなりにもFIREを目指そうと思った人であるならば、
FIRE適正がそれなりにありそうなので、
1ヶ月でFIRE生活に飽きたとかいうのは、
ちょっともったいないかもしれないという気はしますね。

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2022年11月28日月曜日

1ヶ月で飽きるFIREへの疑念 ③ 「働かないのが当たり前!」を実感するには時間がかかるかもしれない!

最終出社後に改めて自由を実感する


実質的な仕事・引継ぎを完了して有給休暇消化期間に入り、
一応はサラリーマンとしての身分で3週間の海外旅行に行って、
これが解放感があって、本当に会社を辞めて良かったことを実感した!
という話を前回は書きました。

その旅行から帰り、しばらくして、本当に最後の出社をし、
パソコン、携帯電話、IDカードなどを返却、
文字通り会社とはオサラバすると、
これはこれで、改めて自由となった実感が湧きました。

読書三昧でのシアワセ


私のFIRE生活は8月にスタート、
暑かったのでほとんど家にいました。

それで何をしていたかと言うと、
ミステリーを中心とした読書三昧という感じで、
冷房の効いた部屋で本を読んで、
疲れたら昼寝をするという生活が続きました。

いや~これが自分が求めていた生活だよな~
という感じで、日々シアワセを実感、
飽きるなんてとんでもない!
ある意味、この生活を5年間以上続けているのが今の生活という事ができます。

「働かないのが当たり前!」を実感するには時間がかかる


しかしながら、こういった無職生活、
すなわち、何もしなくても良いという生活というのは、
何しろ初めての経験ですので、身体がふわふわした感じはしました。

うまく言えない部分はありますが、何て言うか、
頭では働かなくて良いのがわかっていながら、
身体は働かなくてはいけないのでは?みたいな感覚があって、
生活がしっくりしないみたいな感じはありました。

なので、「働かないのが当たり前!」みたいになるまでには、
1ヵ月という短期間ではならなかったのは確かです。

この若干の居心地の悪さのような感覚により、
やっぱり働かなければダメだよな...と感じる人が、
もしかしたらいるのかもしれない!と思わないでもないです。

それで、短期間の仕事に行くことにしたというのは、
若干、わからないでもありでもありません。

ただ、ここからフルタイムワークに戻るというのは、
ものすごいエネルギーがいると思うので、
本当に2度と働くまい!と思ってFIRE生活に入って、
1ヵ月で再就職をしたいと考えるのは、
自分とは異次元の世界の話かな...という感じはしますね。

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2022年11月27日日曜日

1ヶ月で飽きるFIREへの疑念 ② 私の退職後、まずは3週間の海外旅行を堪能

退職後1ヵ月を振り返ると...


私が早期退職をしたのは50歳ということで、
一般的なFIREの概念からすると遅めであり、
人によってはREに該当しないと言うかもしれませんが、
それゆえに、退職した直後は解放感に溢れていたという感じですね。

10年以上の準備期間を経てですし、その重みも考えると、
わずか1ヶ月で飽きるとかはちょっと信じられないのが実感です。

では具体的に退職後の1ヵ月は何をしていて、
何を考えていたのか?これについて述べてみたいのですが、
実は「退職後」というのも2つのパターンがあると思っています。
それは何かと言えば、退職基準日が、

① 法的退職日:サラリーマンでなくなった日
② 仕事の最終日:仕事・引継ぎが完了して有休消化期間に入った日

の2つあるということです。

厳密に言えば、退職後1ヶ月と言えば①を指しますが、
すでに実質サラリーマンでなくなっているので、
②を指している方もいらっしゃいます。

そこで私も、最初は有休消化期間から述べてみたいと思います。

3週間の海外旅行へ出発!


私は3月末に退職を申し出て7月末で退職したので、
有給休暇は繰越分と新規付与分も含めて40日間ありましたので、
2か月近くの有給休暇がありました。

そんな私の有休消化期間のハイライトは3週間の海外旅行です。
タイを中心に気ままに旅行に出かけたわけですが、
3週間というのはサラリーマンでは絶対に不可能な休暇期間です。

サラリーマン時代の最長の休暇と言えば、せいぜい9日間ですし、
出発前日は遅くまで働き、休暇明けにはすぐに働き始める必要があります。
なので、どうしても休暇の前後半は予定をセーブせざるを得ません。

しかも9日間だと移動など考慮すると、
本当に細切れの旅行だったよな~などと考えながら、
ゆとりのある海外旅行を楽しんでいたという感じですね。

仕事の事など考える暇はない


正直申しまして、この3週間の旅行を味わっただけでも、
早期退職の価値はあったよな~などと実感しながらの旅行でした。

なので、仕事の事など考える暇はありませんでしたし、
ましてや、もう一度働きたいとか働こうと言う考えは、
入る隙間がなかったですね。

これが、旅行の終盤に差し掛かって、
日本に帰っても、もう働く場所はないのか~などと寂しさを感じたと言えば、
生涯現役派やFIRE否定派の方は喜ぶかもしれませんが、
あいにくそのような感情は湧きませんでしたね...

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2022年11月26日土曜日

1ヶ月で飽きるFIREへの疑念 ① 妙な説得力があるがちょっと待って欲しい!

1ヶ月で飽きるFIRE?


早くもFIREブームの終焉なんてことが叫ばれてきており、
FIRE否定論者の「それ見た事か!」という高笑いが聞こえるかに思えますが、
どうもちょっと違う気がします。

特に、「FIRE生活は1ヶ月で飽きた」というような言説、
自分の経験も交えてよくよく考えてみると、
これが美談みたいに語られるのにちょっと違和感があるのですね...

1週間休暇の初日で飽きるサラリーマンと同じ...


80歳まで生きると計算して40歳でFIREした人が、
仮に1ヶ月でFIRE生活に飽きるとすると、
480ヶ月の暇な生活を楽しもうと思ったのに、
わずか1/480、0.2%で計画がとん挫したことになります。

このエピソードで思い出すことが、
1週間の休暇予定でバカンスに出かけたものの、
仕事が気になって1日で帰ってくる仕事中毒のサラリーマンです。

それでも、1/7で14.2%の計画進捗ですから、
1ヶ月でFIREに飽きて仕事に復帰する人なんて言うのは、
この仕事中毒サラリーマンより進捗率が低いのです。

普通のサラリーマンが1か月休暇といったら眩暈がしそうだが...


普通のサラリーマンが1ヶ月の休暇とか言われれば、
眩暈がしそうな長期間であり、全く無縁の世界と思いますが、
FIRE生活者にとってみれば「一瞬」と言ってもよい短期間かと思います。

なので、節約したり投資したりの準備期間を何年も経てFIREを達成し、
そのFIRE生活が1か月で飽きるというのは、
そもそもの計画段階で問題があったんじゃないかな?という気がします。

もちろん、FIRE生活に1ヶ月で飽きて、
その後の仕事が順調でそれに満足しているのであれば、
その方の人生に何ら文句をいう筋合いはありません。

ただ、その方のFIRE計画自体が失敗だったということと、
FIRE生活が本質的に失敗するものだということは区別して考える必要があります。

どうもこの辺が混同している方が多いように思えます。

この問題を客観的に分析する上で重要なポイントを私なりにまとめると、
以下の通りになります。

・1ヶ月でFIRE生活が飽きた人は、どういう生活をしたかったのか?
・私のFIRE生活1か月目はどうだったか?
・1か月で辞めたのが良くなったのでは?
 最低3年くらいしないとダメかもよ?

とは言っても、1か月でFIRE生活が飽きた人の計画はよく知らないので、
自分がFIRE生活の1か月目で感じたこと、
これを次項でまず振り返ってみたいと思います。

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2022年11月25日金曜日

【孤独なFIRE失敗で再就職】ではサラリーマンなら孤独が紛れないのか?

孤独に耐えかねてFIRE失敗


孤独に耐えかねてFIREとかセミリタイアが失敗というのをたまに聞きます。

このことを単独で考えた場合、
なるほど、そういうこともあるかな?
とは思います。

なので、そもそもの自分の孤独耐性を見極めることや、
スポーツジム等で友人・知人を作るとか、
元々の飲み友達を大事にするとかの対策は必要なのかと思います。

サラリーマンの戻れば孤独が紛れるのか?


ただし、これは純粋に個人的な疑問なのですが、
それでは、サラリーマンに戻れば孤独が紛れるのか?
というと、この辺の感覚がよくわからない部分があります。

確かに、特殊な職場を除けば、上司や同僚とのコミュニケーションは必須ですし、
仕事以外のコミュニケーションというのもあると思いますが、
それは孤独が紛れるという水準なのかな~と思います。

聞きたくもない上司の家庭の話などを聞かされても、
誰とも話をしないよりはましだった...なんて思うのでしょうか?

サラリーマン時代の方が「友人」と飲みに行きたかった


むしろ、サラリーマン時代の方が、
こういった人間関係のストレス的なものから逃れる意味で、
学生時代の友人達と飲みに行きたいという気持ちが強かったです。

私にとっての上司・同僚との会話のかなりの部分は、
孤独解消に役立っていたとは思えないんですよね...

職場によっては、むしろ孤立感的なものを感じさせて、
孤独感的なものはより強くなるのかもしれないとさえ思う事もあります。

なので、セミリタイアやFIRE生活における孤独感は重要な問題かと思いますが、
再び仕事を始めることで孤独感が解消されるかと言えば、
それはちょっと違うような気がしますが、
実際どんなものなんでしょうかね?

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2022年11月24日木曜日

私がセミリタイア後のパート労働を避ける理由 ② パートでも普通に怒鳴られる

セミリタイア後の労働で苦戦中の人が多い?


セミリタイア後の短期間の労働において、
苦戦している方をチラホラと見かけます。

派遣同士の人間関係だったり、
正社員の横柄な態度など、
おそらくは当初の想定外の事態が発生しているようです。

人間関係は仕事に限らずあるものかと思いますが、
正社員の横柄な態度というのは、
派遣を下に見る人が少なからずいるということなのかと思います。

派遣でも普通に普通に怒鳴られる


私が短期間の仕事に従事するとして、
恐れる事態といのは2つあります。

一つは短期の派遣でも普通に怒鳴られたりする可能性です。
私の職場だったり、身近な職場だったりでかつて見られた光景ですが、
コンプライアンスがうるさくなった今ではないと信じたいですが、
どんなもんなんでしょうかね?

もう一つは時間外の電話攻撃です。
とある派遣社員の人が、非番中に電話がかかってきて驚いた!
という話をされていました。

その人は時短勤務だったわけですが、
書類が見つからないとかいうツマラナイ理由で電話が掛かってきて、
怒るよりも呆れたという文句を言っていました。

電話を掛けてきた人は横柄というよりフレンドリーな人で、
勝手に変な仲間意識を持っていたようで、
電話をすることがまずいとかは頭の片隅にもなかったようです。

最近は派遣社員とかへの連絡は、
大元の派遣会社経由が原則なようなので、
このような事態はレアかと思いますが、
非番に電話がかかってくるリスクのあるような職場は絶対嫌ですね。

考え過ぎかとは思いますが...


今の私のセミリタイア生活の実感として、
孤独が耐えられない状況であるとか、
仕事で社会とつながりたくなったとか、
そういうことは今のところ一切ないので、
パート労働をする気は今のところありません。

ただ、セミリタイア後の労働を見てみると、
仕事を無理なくこなし、それなりに満足している人が多数に思える一方、
仕事で嫌な思いをしている人もそこそこ見るのが気になるところです。

私が短時間の労働さえ恐れるのは考え過ぎかとは思いますが、
働くにしてもリスクヘッジや下調べは重要でしょうね。
そうは言っても、50歳過ぎのおっさんが仕事が選べるのかも疑問ではありますが...
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2022年11月23日水曜日

私がセミリタイア後のパート労働を避ける理由 ① 給料の安い「正社員」とみていないか?

セミリタイア後のパート労働


セミリタイア後にパート労働を行っている人は結構いらっしゃいます。

正社員のような仕事に対する重責もなく、
残業を強要されることもなく、
仕事をミスしても怒鳴りつけられることもなく、
なんていうお仕事であれば、
セミリタイア後に社会との接点を持てたり、
孤独を紛らわすことができたりと、
メリットの方が大きいかもしれないということわかります。

ただ、自分としては、そのような仕事に巡り合えるのか疑念があり、
それは自分の経験的なものに基づいていると思いますので、
ちょっとこの辺りをまとめてみたいと思います。

3か月契約の派遣社員が辞めたら...


私が勤めていた会社で、事務担当の方が新しく入ってきました。
この人は某社からの派遣社員で契約期間は3か月でした。

そして、この人は3か月経ったらそのまま辞めることになったのですが、
当時の部長はそのことに激怒します。

3か月契約の派遣社員が3か月経って辞めるのは普通の話で、
何を怒ることがあるのかと言えば、
その部長は派遣社員には正社員と同じようなロイヤリティを要求してわけですね。

給料はもちろん正社員よりも安い、
こちらが気に入らなければ契約の更新はもちろんしない、
なのに、正社員並みの忠誠心を要求する...
無茶な話です。

愛社精神の強いその部長は、
こんな良い会社を派遣社員が自分から辞めるなんてけしからん!
みたいなことも言っていました。
こちらとしては唖然とするしかないのですが...

正社員並みの重責感


正社員から契約社員に切り替えてコスト削減を図れば、
メリットもディメリットもありますが、
この辺を全く理解していない発言です。

しかも、正社員の仕事内容をほぼ丸々シフトしていた為、
責任の重さなども正社員並みともなれば、
そりゃまあ、辞めますわな...という感じでした。

まあ、超短期の仕事であるとか、明らかに単純作業であるとか、
仕事を選べばよいのでしょうけど、
いきなり変な責任を押し付けられたら...
みたいな不安が個人的にはぬぐえないですね。

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2022年11月22日火曜日

栄光なきサラリーマンのFIREは失敗確率が低いのでは?

FIRE後に仕事の達成感を懐かしむ?


「FIRE失敗」とか「FIRE卒業」とかを未だに気にする人が多いようです。
この中で個人的に気になった論調があります。

それは、FIRE後のやることを明確に決めていなかった、
あるいは、やりたい事をやったら1年経たずに飽きた、
といった内容で、ここまでは今までも数多く語られてきたことです。

ただ、その理由付けとして、何かを成し遂げたいとか、
仕事の達成感を懐かしむとか、
そういった論調が増えてきているような気がします。

ただこの辺りについては、仕事へのスタンスが人それぞれ違うので、
一概に語る事はそもそも無理な気が致します。

そもそも仕事が嫌い


そもそも、仕事が嫌いな人というのはかなりいらっしゃいます。

仕事にやりがいとか達成感とかをそもそも求めておらず、
実際に仕事をしてみたら予想が確信に変わったみたいな人に
上記のようなことを言っみたところで、
まるで言葉は響かないでしょうね。

良い悪いは別として、こういった人がいるのも事実だし、
世の中、非常に割に合わない仕事が多いのも事実かと思います。

個人的には報われなかったという思いが強い


私個人の仕事への実感として、
仕事の達成感とかを味わったことがないとは言いませんが、
仕事で受けた苦痛とかの圧倒的に大きかったですね。

また、仕事の達成感よりも、
仕事が正当に評価されない、
または、報いが少ないという不満のが大きかったという感じです。

なので、私は仕事を一所懸命やったところで、
どうせ評価なんかされないだろうという不信感が極めて大きいですね。
これが、仕事に戻りたくない大きな要因の一つとなっています。

この辺りは、あくまで個人の感想ですけどね...

栄光なきサラリーマンはFIREに多くを求めないのでは?


逆に、仕事で達成感なり、充実感、チームでの一体感など、
サラリーマン時代に栄光を勝ち得たことがあるような人は、
その時の高揚感などを思い出して、
FIRE生活を退屈だとか思うことはあるのかもしれませんね。

しかしながら、サラリーマン時代にこれといった実績もないかな?
なんて自分のことを考えている人と言うのは、
FIRE後の生活にはそれ程多くを求めていない気がします。

多くを求めていないなら、普段の単調なFIRE生活に対して、
これは失敗だったか?なんてことは思う確率は低いんじゃないでしょうかね?

私なんか、上司に怒られることが永遠にないだけで、
FIREした価値は十二分にあると思っていますからね...

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2022年11月21日月曜日

【持家のタイムリミット】50歳を超えても家を買うべき?

人生の最晩年期には都会へ戻る人が多い


昨日は運転に伴うリスクを考えれば、
老後は都会に住んだ方がよいのでは?
という話を書きました。

FIREやセミリタイアで地方や海外で暮らしながらも、
人生の最晩年期には都会へ戻ってくるパターンも良く見聞きします。

ただ、この場合は運転リスクというよりは、
病院が近くにあるというのが主たる理由のようですが...

都会へ戻る前提の持家戦略


30~40代でのFIREやセミリタイアで家を地方で購入すると仮定すると、
70歳くらいで健康上の理由で都会へ引越すとしても、
充分に元をとっているので経済的にも有利になる可能性が高いです。

ただ、50歳を超えてからの持家購入となれば、
「永遠の住処」として、それなりに長生きしない限り、
経済的に損をする可能性が結構高いかも?
なんてことを思いました。

都会で家を買うのは高い...


ちなみに、私の住んでいる集合賃貸住宅の近くで、
比較的似た物件が売りに出されていましたが、
この物件を買って元を取るためには、
単純に物件金額を家賃で割っても80歳まで生きる必要があります。

実際は、これに管理費・修繕積立金なども加わるので、
90歳くらいまで生きないとダメでしょうね。

まあ、そんなわけで、私個人としては、
家を買うタイミングを逸したかな?という結論ですが、
持家を買うにはタイムリミット的なことも考慮すべきなのか?
ということを漠然と思いましたね。

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2022年11月20日日曜日

【老後は都会で】97歳運転の死傷事故で考えたこと

97歳運転の車が歩道に突入 6人死傷


また、高齢者の運転による痛ましい事故が起こってしまいました。
しかも今回の事故の運転手は97歳。

「高齢者の運転は地方ではやむなし」という方もいらっしゃいますが、
この年齢での運転は流石に想定していないのでは?

私の前回の免許更新時に地元の警察署に行った時も、
「この人が免許更新するの?」
みたいな人がいて不安になりましたが、
高齢者の免許更新に対しては再び議論が巻き起こることは間違いないかと思います。

老後に自分で運転する生活は無理がある


事故現場である福島市南矢野目というのは、
イオン福島店がある場所のようで、
事故もこちらの西側の市道でおきているようです。

今回の事故を起こした運転手の住所は福島市北沢又となっており、
こちらは南矢野目と隣接するエリアのようです。

なので、仮にこの運転手の目的地がイオン福島の場合、
自宅からの距離は数m~4Km程度のようなので、
絶対的に車がないと...というほどの田舎でもない感じです。

私の家の近くのイオンでも、
高齢者がタクシーで大量の買物をするのをたまに見ますが、
こういった対応は少なくとも可能だったように思えます。

やはり、老後に自分で運転を前提する生活というのは、
無理があるような気が致します。

老後は都会で


私自身は運転免許は保有していますが、
最後に車を運転してからすでに25年以上が経過しており、
今後ハンドルを握ることはないと思っています。

理由は極めてシンプルで運転が下手だからです。
それに加えて、最近は視力も危なくなってきたので、
運転しようという気には全くならないですね。

そんなわけで、セミリタイア後の住居選びというのも、
車を前提とする場所は最初から除外、
結局、東京都内へ落ち着いたという面もあります。

今住んでいる場所であれば、大抵の場所は徒歩圏内、
自転車があれば10分以内でどこへでもという感じなので、
老後にも不自由を感じることはないと思っています。

今回のような事故の話を聞くと、
やはり老後は車のいらない都会での生活が良いのでは?
という気がますます強くなりますね。

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2022年11月19日土曜日

【後付けでFIRE】一時的に仕事を離れていただけで"FIRE"か?

私が目指したのはセミリタイア


私が会社を早期退職して目指したのはセミリタイアであってFIREではありません。
なぜなら、私が早期退職を目指し始めた頃、
FIREなどという言葉を私は知らなかったからです。

とは言っても、私が目指したセミリタイア生活と言うのは、
今で言うところのFIREに極めて近いものであり、
今現在でも自分の生活をセミリタイアと言ったりFIREと言ったり、
状況に応じて使い分けているといった感じです。

ただ、私が自分の生活をFIREと言う場合は、
元々目指していたというより、
後付けでFIREと呼んでいる部分はあるかと思います。

大金持ちが一時的に仕事してないとFIREなのか?


しかし一方、同じように後付けでFIREを名乗っている人の中には、
元々資産家であって、FIREという言葉がポピュラーでなかった時代に、
仕事から一時的に離れていた期間をFIRE生活と位置付けている人がいるように思えます。

要するに、お金は元々たくさん持っていて生活に困らない状況で、
仕事に飽きたとかちょっと激務から解放されて休みたい、
という感じで仕事から離れていた期間がFIREというものです。

ただ、資産家でしょうからFinacial Independenceは問題ないけど、
Retire Earlyというよりは "Retire Temporarily" という感じで、
ちょっと一般的なFIREとは異なるのでは?というケースがあります。

”FIRE経験者”の時期に注目してみる


FIRE経験者の中で、FIREは退屈で飽きるということを言っている人の中には、
一時的に仕事を離れていた期間を後付けでFIREと言っているのでは?
というケースがあるのではないか?という疑念を持ちました。

FIRE経験者とおっしゃる方の中には、
随分と前にFIREをされていたんだな~なんて方もいて、
また、FIREに飽きるというよりは、
飽きるまでFIREっぽい生活をする...
というスタンスだったのかな?
それだと、FIREに飽きるとはちょっと違うような...
と自分なんかは思ってしまいます。

なので、FIREは飽きる的な論を展開している経験者に話は、
いつ頃FIREをしていたのかをチェックすると、
また違った印象になるかもしれませんね。

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2022年11月18日金曜日

東京都が住民税非課税世帯に米25Kgを配るらしい

東京都が米1万円分を低所得世帯に配給


政府は住民税非課税世帯1世帯あたり5万円の支給を決定し、
その手続きが開始される中、
東京都はさらに独自の支援策を実施するようです。

"物価高で困窮する世帯を支援するため、東京都は、所得の低い都内の住民税非課税世帯約170万世帯を対象に、1世帯あたり1万円分の米を現物支給する方針を固めた。年明けにも各世帯に発送する。"  (引用元) 東京都、米1万円分を低所得世帯に配給へ…物価高対策、野菜や飲料の選択肢も検討"
今回は現金支給ではなく”現物支給”とのことで、
現金とか商品券とかいうのとは一線を画すのが、
今までの施策と大きく違う点ですね。

商品券だと低所得だとバレる?


記事では現物支給にした理由として、
"商品券は店舗での利用時に低所得世帯と周囲に知られる恐れがあるため"
とありますが、まあそういう面はあるでしょうね。
私なんかも貰ってもちょっと使いにくいかも?とは思います。

ただそれ以上に、お金持ちそうなお年寄りが結構使う姿が目に浮かびます。
低所得で困っているはずの人が、この商品券で高級牛肉を買うとか、
またまた一般納税者が怒るような光景もあったんじゃないでしょうか?

まあ、給付金がギャンブルに使われたりとかがしにくい分、
本当に困っているお子さんを助けるという点では、
わりと良い仕組みなのかもしれません。

生活保護の現物支給化への実験?


今回の件について、生活保護も一部現物支給で良いのでは?
という意見を言っている人もいらっしゃいます。

これは中々反対も多く実現のハードルは高いですが、
非常にうがった見方をすればですが、
今回の件は生活保護現物支給化の実験的色彩もあるかも?
なんてことを思ってしまいました。

ちなみに、今回の1万円分の米というのは、
1世帯につき約25Kgの米を支給できると見込んでいるそうです。
いきなり25Kgの米が送られても一人暮らしの私は置く場所にも困りますが、
希望者は野菜や飲み物も選べるように検討しているとのこと。

まあ、食糧が頂けるなら缶詰あたりが無難な気がしますが、
どんな形で着地するのかちょっとウォッチしていきたいと思います。


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2022年11月17日木曜日

「FIREしたい!」に高尚な理屈が必要か?

私がFIREしたかった理由はシンプル


私がFIREしたかった一番の理由は極めてシンプルで、
それは「仕事」に不満があったからですね。

「仕事」には自分が割り当てられた仕事内容はもちろん、
評価であるとか人間関係、給与水準など、様々な要素が含まれます。

ある程度の資産を築いて早期退職を実現することによって、
ツマラナイ仕事から解放されれば、
少なくともサラリーマンを継続するよりはシアワセな人生だろうな...
という思いからセミリタイア(今で言うFIREに近い)しようと思ったわけです。

FIREしたい動機は会社が嫌だからでは?


しかしながら、FIREを希望する理由として、
なかなか高尚な理論を持ち出す方々もいらっしゃいます。

サラリーマンは搾取の対象であるといった比較的ポピュラーなものから、
高名な学者や宗教家の言葉などをベースに、
FIREの正当性なり優越性などを展開するものです。

ただ、FIREを希望する動機の第一というのは、
結局、仕事先がブラックだったり、
上司が気に入らなかったりだったり、
もう少しシンプルなところから出発している人が多いのでは?と思います。

なので、例えば、
仕事とは何か?
この命題について考えた結果、
組織で働くこと自体が人間性を阻害するものであり、
このまま仕事を続けるのは人間の本質とは相いれない...
とかいう理由で仕事を辞める人はほとんどいないんじゃないでしょうかね?

生涯現役に対する反論としては有効だが...


個人的には、仕事することの尊さを強調しすぎたり、
生涯現役を無条件に礼賛する方々に対して、
仕事の位置を相対化し、より客観的に分析したうえで、
FIREという生き方もあるということについて、
それなりにアカデミックなバックグラウンドを提供することに、
それなりの意味はあるとは思いますが、
その程度にとどまるかな?と言った感じですね。

FIREなんてのはいくつかある人生の選択肢の一つなので、
もうちょいシンプルに、
自分の好きな道を行くといった感じだけで良い気はしますね。

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2022年11月16日水曜日

【一般論化は無理】FIRE生活は向き不向きの問題のような気がしてきました

FIRE生活者の綿密な調査をしたところで...


仮にどこかの出版社とか著名なジャーナリストとかが、
実際にFIRE生活をしている人達に詳細な調査をして、
FIREをして良かったと思うか?とか、
FIRE生活に飽きて会社に戻った比率はどのくらいか?
FIRE生活が破綻した人の資産額の分布といった統計データを出して頂いたとて、
わかるのはあくまで確率論的なことだけであり、
自分が実際にFIREした場合、
多数派と同じようになるとは限りません。

自分の経験を一般論化する人が多すぎる


ところが実際問題としては、統計すらとっていないのに、

「実際にFIREしても退屈なだけですよ!」

などと、本来は超私的な体験であるはずのことを、
あたかもFIREしたら誰でも退屈するかのように語る人も結構な数いらっしゃいます。

なぜ退屈なだけだったのか?

この辺りが明確に説明されているのであれば、
実際にFIRE生活を過ごす上で参考になるところは多いのかもしれませんが、
ただ退屈なだけといわれてもな~という感想しか持ちようがない気がします。

結局、向き不向きの問題か?


結論的に言ってしまえば、FIRE生活なんて向き不向きの問題ではないか?
という気がしてきました。

問題は、自分がFIRE生活に向いているかどうか?
この辺りが事前にわかるかどうかですね。

ここからはそれこそ超私的な意見にはなりますが、
私はFIRE生活で退屈することはあるかもしれないけど、
仕事に戻りたいはないだろうと思っていたので、
FIRE生活に向いているという確信がありましたが、
今時点ではその確信は当たっていると言えますね。

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2022年11月15日火曜日

お腹が弱いから早期退職を希望した!とも言えます

お腹の調子がよくないです


ここ数日間、お腹の調子がよくありません。
簡単に言えば、下痢状態が続いております。

と言っても、腹痛に常に悩まされているとかではなく、
基本的にはトイレにいつでもいける状態でありさえすれば、
日常生活にそれ程大きな影響はありません。

そんなわけで、出社の必要のないセミリタイア生活のメリットを、
久しぶりに実感している状況でありますが、
未だサラリーマンだったらこの状況をどうしていただろうか?
なんてことを漠然と考えていました。

会社まで辿り着けるか不安?


私がセミリタイアを希望した理由の重大な要素の一つが、
朝の通勤をしたくないというものでした。

そもそも私のサラリーマン時代の朝の通勤というのは、
「トレイとの戦い」とでもいうべきもので、
普通の状態でも、朝のラッシュ時に急に便意が起きることがありました。

ただ、自宅から会社へ向かうまでの駅のトイレの場所や混雑状況などは、
かなりの部分がインプットされていたので、
何とか重大な事故が起こることもなくやってこれたのですが、
今回のような体調ですと不測の事態が生じる可能性が高いです。

まあ、仕事ができないほどの体調悪化でもないから、
1~2時間遅れで出社させてもらうか、
重要な会議とかあるのであれば、
逆に1~2時間早く家を出て会社に行くか、
いずれにしても気軽に休める職場でもなかったので、
相当悩ましい問題だったのは確かです。

結局休めない環境が問題だったかも?


そもそも論としてですが、毎年ごっそり有給休暇が消滅していくわけで、
体調が悪い時くらい休めれば問題はないのですが、
人員のやりくり的問題(私の仕事の代わりがいない)、
休みやすい雰囲気か(仕事が暇でも休むのはけしからんという雰囲気がある)、
といった根本的な問題が会社に横たわっていたので、
無理して出社していたことがほとんどでしたね。

こういった職場環境でもなければ、
早期退職をしようという気持ちはおきなかったもしれないな...
なんてことをちょっと考えてしまいました。

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2022年11月13日日曜日

【副業・転職】セミリタイア達成の為に節約・投資より先にやること

セミリタイア達成の為の手段


セミリタイア達成の為の手段、
並びにそのメリット・ディメリットをざっとまとめると、
以下の表のようになるのではないか?と思います。
メリットディメリット
節約・効果が容易に出る
・支出の見直しでQOLがあがるかも
・そもそも低支出だと効果に限界がある
・QOLが下がる
投資・預貯金以上のリターンが期待・資産が減少するリスクもあり
副業・効果が容易に出る
・セミリタイア後も継続可能
・自由時間減
・本業に悪影響がでる可能性
転職・年収大幅アップの可能性
・仕事内容も改善
・条件の良い転職は容易ではない
・パワハラ上司にあたるリスクあり
節約・投資はセミリタイアの為の必須アイテムという感じになっており、
多くの方々が日夜実践しているところでもあります。

しかしながら、人によってはそれよりも先にやった方が良いことが...
という気が最近より強くなってきましたので、
その点についてまとめてみたいと思います。

節約 & 投資には限界が...


この点については当ブログでも何度か述べていますが、
節約して得られる金銭的対価はMAX収入です。

また、節約によって無駄を省くことでQOLがあがる可能性がありますが
(例えば、コンビニ弁当を止めて自炊にする)、
概ね生活レベルは低下するでしょう。

特に、セミリタイアを目指すような方々は、
すでに十分な節約をしているケースが多く見受けられ、
節約によって得られる効果は限界があるような気が致します。

一方投資については確実に儲かるものではそもそもなく、
また、種銭が小さければ効果もかなり限定されてしまいます。

収入アップを目指して副業


なので、収入レベルが充分高いという人以外については、
節約よりも収入アップについてフォーカスした方が良いのでは?
という風に思います。

ハードルが低いのは副業で、これについては
サイドFIREを名乗る方々のスタイルが参考になるかと思います。

あくまで本業に影響が出ない範囲でということですが、
こちらである程度稼げる目途がたてば、
セミリタイア後にも良い影響がでるかと思います。

本来は転職を考えるべき人が多数いるような気が...


しかしながら、完全FIREを目指すとか、
早期退職後はなるべく働きたくないとかであれば、
ある程度の収入を確保する必要があると思うのですね。

となると、急がば回れではないですが、
まずは転職で給与アップを目指すのが先ではないか?
と思われる方が多数いらっしゃるような気が致します。

例えば、年収200万円の人が資格を取得して年収400万円になるのなら、
1年休職して勉強したところで1年働けば元がとれます。

なので、人によってはということにはなりますが、
セミリタイア達成の手段というものの優先順位を、
節約 → 投資 → 副業 → 転職でなく、
転職 → 副業 → 投資 → 節約に変えてみても良いのでは?
と思う部分はあります。

少なくとも、節約・投資を礼賛しすぎるのはいかがなものか?
という気持ちは最近またちょっと強くなっていますね。

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2022年11月12日土曜日

「FIREして住みたい都道府県」ランキングに意味なし? ~ 結局、「地元」に住むんじゃないの? ~

FIREして住みたい場所は?


FIREして住みたい場所はどこか?というネット記事がありました。


1位は東京都、2位は沖縄県、3位は北海道とのことで、
まるで、人気観光地ランキングみたいなことになっていますね。

恐らく、真剣にFIREを検討している方々にのみ聞いたというのは異なり、
「もしもFIREできたら...」みたいなふわっとした話なんでしょうね。

実際にFIREして住みたい場所は地元では?


それでは、実際にセミリタイアとかFIREして住みたい場所はどこか?
と言われれば、広い意味でも「地元」が圧倒的なのではないかと思います。

地元と言っても、成人するまでに過ごした故郷的な場所と、
現在自分が住んでいる場所の大きく2つに分かれるかと思います。

セミリタイア系のブログを拝読させて頂きますと、
退職を機に故郷へ戻る方が多い印象です。

都会が基本的にお好きでなかったり、
親の介護といったのが主な理由のようです。

また、サラリーマン時代に過ごした街でそのまま生活する人も多い印象ですね。

セミリタイアとかFIREとか考える前に家を買った人などは、
退職したからと言って簡単に引越すことはできません。

また、友人関係などのベースが出来上がっているので、
中年以降になってから新たな土地で生活するのに抵抗がある人は多いでしょうね。

じっくりと調べて移住派も多いが...


もっとも、FIRE等を機に新たな場所に活路を見出す人もいらっしゃします。

家賃が異様に安い場所に引越す人、
趣味の充実の為に海や山に近い場所に引越す人、
もちろん、海外移住派もまだまだ健在です。

この手の方々にのみアンケートをとるのであれば、
FIREにふさわしい街はどこかというのが、
それなりに有益な統計結果になるかもしれないとは思いますね。

私はサラリーマン時代からの延長で...


ちなみに私ですが、故郷には全く愛着なく、
むしろ嫌な思い出が蘇りそうなので、
生まれ育った街で暮らすという選択肢はなかったです。

FIREを機に全く縁のなかった街で暮らすことは結構考えて、
いくつかの街には下見にも行きましたが、
決定打がなかったという感じですね。

結局、利便性だったり友人関係だったりの理由で、
サラリーマン時代から東京に居座っております。

まあ、近所付き合いとかが一切ない気楽さもあって、
FIRE後に東京に住むのは基本的には悪い選択肢ではないとは思います。

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