2023年9月30日土曜日

吉野家牛丼が468円の衝撃

吉野家が468円か~... 


吉野家の牛丼並盛が一杯468円(テイクアウトなら460円)と聞いて、
軽い衝撃を受けました。

吉野家のキャッチフレーズである「うまい・やすい・はやい」の内、
「やすい」は返上せざるを得ないかもしれません。

まあ、人件費高騰に加えて、アメリア牛を使っている吉野家なので、
円安の影響をもろに受けているでしょうから、
値上げ自体はやむをえないかと思います。

ただ、この値段になって、牛丼にサラダとみそ汁なんてつけると、
近所の格安定食屋のが値段が安くなりますので、
行く機会は更に減るかもしれませんね。

節約で牛丼 or たまの贅沢で牛丼


私がセミリタイア生活を目指していたサラリーマン時代ですが、
牛丼は早くて安いので食べていたという印象です。

当時の牛丼価格は280円~380円といったところで、
イメージ的には380円というのが強いですね。

ただ、ヤフーニュースなどで見る限り、
牛丼なんて高くて普段食べられないなんてのも多いですね。

まあ、この辺りはお金の使い方に問題があるケースが多い気もしますが、
牛丼並盛が468円ともなると、
人によっては「たまの贅沢品」にますますなるかもしれません。

昼食予算500円の根拠だったが...


私の今現在のセミリタイア生活では、
食生活の予算をあえて設定をしていないのですが、
当初は500円程度を考えていました。

この500円の計算根拠の一つが”牛丼380円”というもので、
牛丼はテイクアウトで味噌汁とサラダだけ自分で調達すれば、
ちょうど500円くらいになります。

極力調理の手間を省き、それほど貧乏くさくないもの...
という感じでしたが、牛丼が2割以上アップすると、
この計算もちょっと成り立たなくなりますね。

まあ、食費月1万円以内とかの方は影響がないと思いますが、
昼とかは適当にその辺で食べて...なんていうラフな計画を立てていた人は、
外食費がどこまでアップするかを考えなおす必要がありそうです。

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2023年9月29日金曜日

【美談?】90歳でマックで働くについて考えた

90歳のマック店員


一時期話題になったのが、
熊本のマクドナルドで清掃スタッフとして働く90歳の方です。

90歳でも元気で働く姿は、
多くの人の尊敬と感動を集めたようで、
ネットのコメントでも肯定的なものが多かったですね。

60~70歳で働くというと悲惨だとかいう声が大きいですが、
90歳まで行くと、ちょっとその先の世界という感じなんでしょうね。

ただ、こういった話を美談にしてはいけない!
という慎重派の意見もあり、私的にもこちらの意見に近い立場です。

70代と思われるマック店員を見ての感想


そんな記事が頭の片隅の残る中、
恐らくは70代と思われる女性がマクドナルドで働いているのを見かけました。

マクドナルドの労働条件というのは良く知りませんが、
恐らくはこの女性も清掃員として働いているらしかったです。

ただ、ランチ時の忙しい時に1人掃除する姿は、
ちょっと異質なものを感じました。

その後、自分の孫くらいの年齢の店員に、
この番号札のお客さんのところにセットを持って行くように頼まれてましたが、
内容を3度くらい確認してから、2階へと向かっていきました。

歩くのはややしんどそうだったので、
ちょっと気の毒になった部分もあります。

適材適所的な仕事が見つかるのか?


私が見ていたのはオーダーして商品を受け取るまでの10分間程度でしたが、
上述の90歳の方のように、周囲に溶け込んでいる感じはあまりしませんでしたね。

実際問題として、10~30代の他の店員さんのように
働くのはちょっと無理がある印象です。

ショッピングセンターの清掃のように、
一人黙々と作業をするのは良いですが、
忙しい店舗で時折お店も手伝うとかになると、
ちょっとしんどい部分も出てくるのかな?

私は高齢の方が働くことそのものには反対しませんが、
適材適所的な仕事を見つけるのは難しいのでは?
という立場です。

まあ、本人が好きで働いて、
会社側も戦力になると思って採用するならよいですが、
高齢者を雇用しなくてはいけないみたいな流れでの雇用であるとか、
本当は働きたくないのに働かなければいけないというのは、
ちょっと違うかな?という風に思います。

いずれにしましても人生の晩年において、
望まない労働をしなければならない!
という事態は避けれるようにしたいとより強く思うようになりました。

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2023年9月28日木曜日

理想のFIREの変化 ~ 働かないFIREから働くFIREへ ~

昔の理想のFIRE形


最近YouTubeの動画で限界集落などを取り扱ったものをよく見るのですが、
その中で投げ売り状態になっているリゾートマンションについて、
詳しく解説しているものもありました。

それでふと記憶が蘇ったのですが、
恐らく20年くらい前に読んだ本で、
不動産投資で成功して専業大家となってサラリーマンを辞めた人が、
所有物件の一つのリゾートマンションで、
温泉の朝風呂につかるのから一日がスタートするみたいなことを書いていて、
何とも羨ましい日々だと思ったことを思い出しました。

この時代にはFIREという言葉はなかったでしょうが、
サラリーマンを辞めて、リゾート地に移住して楽しく生活する!
というのが、早期退職を目指す一つの理想形になっていた気がします。

昨今の理想のFIREは労働前提?


ところが昨今のFIREの理想形を見てみると、
FIRE後も働くのが前提となっている気が致します。

単純にお金がないから働くと言うのは別にしても、
働かなくても十分生活していけるにもかかわらず、
自分のやりたいことをやる、それが「労働」なんだ!
といった類の思考が多い気が致します。

確かに、お金が充分あるからサラリーマンを辞めて、
気に入らない仕事は全部断って気に入った仕事だけをして、
それなのに、仕事は引く手あまたであって、
給料はサラリーマン時代より大幅アップ!
みたいな話はすごい話ではあるとは思います。

ただ、20年前の私がこの手の話を聞いて、
自分も続こうと思ったかというと、
ちょっとそれはないかな?という感じですね。

働くのが理想形というのなら、
一足飛びに転職をすれば良いし、
正直フリーになってまで働きたい職種もないしな~
というのが率直な感想になりますかね?

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2023年9月27日水曜日

【発想の転換は無理】定年後の労働をポジティブに考えること

定年後働くことはネガティブ or ポジティブ ?


60歳で定年を向かえて、その後に働くということをどう考えるか?
この問題ですが、良いも悪いも、働かなければ生活できないので、
どうせ働くならポジティブ思考で行こう!というのが下記の記事になります。

"「いつまで働かなければいけないのか?」という問いには、「働くことはネガティブなこと」という前提があります。後ろ向きにとらえるのではなく、そろそろ「働くこと=働けること=ポジティブ」と考え方を前向きにとらえてみるのがよさそうです。"  (引用元) 定年退職後はゆっくりしたいので、あまり働きたくありません。いつまで働くべきですか?"
60歳以降に経済的に働かなければいけないシチュエーションであれば、
嫌々働くより、ヨロコビをもって働いた方が良いとは思いますが、
このような発想の転換は可能なのでしょうか?

60歳で引退する人はほぼいない...


私の友人知人の中では、早期リタイア者はもちろんのこと、
60歳で仕事を辞めようと思っている人は一人もいません。

働きたいとか働きたくないというよりも、
60歳以降にどこで働くか?
給料はいくらくらいになるか?
この辺りを問題にしているようです。

彼らの殆どは、65歳とか70歳まで働くことは当然と思っているようで、
それが特に不幸だと思っていないようです。

一秒でも早く辞めたいのに定年後も働く意味


しかしながら、私は少なくとも40代に入ってからは、
会社なんて一秒でも早く辞めたいと思っていたわけで、
そんな私が60歳以降も働く、ましてや、70歳までとか、
働けるうちは働く、それが人生のヨロコビだ!
なんて考えにこれからなるかと言えば、
それはちょっと無理じゃないでしょうかね?

私なんかはやりたくない仕事をやらされていた期間が長すぎて、
今さら好きなことしても良いと仮に言われても、
もう結構という感じですからね...

発想の転換は無理では?


この辺りの事情を自分なりにまとめてみますと、
定年まで仕事を楽しくやってきた人、
少なくとも苦痛とまでは言えなかった人、
こういった人は定年後もそれなり楽しく仕事ができるかもしれません。

ただ、仕事が苦痛でどうしようもなかった人が、
いきなり定年後は自分のペースで好きな仕事を!
なんていってもかなり無理があると思うのですよね...

なので、記事で書かれているように、
「働くこと=働けること=ポジティブ」と考え方を前向きにとらえるよりも、
働かくて済むよう、資産運用なり節約なりに励む方が、
残りの人生の時間を考えても良い気がしますね。
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2023年9月26日火曜日

無職を批判出来るほど立派な仕事をしているのか?という素朴な疑問

セミリタイア・無職批判


ここのところ、セミリタイア・無職に対する批判が何故か気になっています。

この辺りの事については、ちょっと体系的にまとめてみたいと思いますが、
とりあえずは思いついたことから文章にしてみたいと思います。

まず第一に無職批判に対する素朴な疑問というのが、
批判する側はそんな立派な仕事をされているのだろうか?
というものです。

コロナ禍で話題となった”エッセンシャルワーカー”と呼ばれる方々は、
この辺りは文句のないところかと思いますが、
例えば、私のサラリーマン時代を振り返ってみても、
確かに会社にそれなりの貢献をしていた時期もありますが、
まるっきり閑職で活躍できない時期もありました。

それよりも気になったのが、
まるっきり社会の役に立たない仕事というのも世の中にはあることです。

ハイリスク商品を老人に売りつける金融機関


お年寄りにハイリスクの商品を売りつける金融機関の話が出てきます。

このようなハイリスク商品というのは開発する人がいて、
そして販売をする人もいるわけです。

そして、金融機関側は全く損をするリスクはないのに、
購入者はとんでもない損害を被る可能性があります。

さて、このような商品を開発する人なり販売をする人と言うのが、
世の中に貢献しているかと言われれば、
そんなことはないだろう...と思う人が大半かと思います。

仮にこのような仕事に従事している人が、
セミリタイア・無職を批判して、
「お前たちは何もしていないが、
 自分はエキサイティングな仕事をして高給を得て、
 世の中にも金融を通じて貢献しているんだ!」
と言われても、響くものは何もないですね...

とても他人の批判などできない...


まあ、上記の例はやや極端な例だと思いますし、
金融機関とて、とんでもない商品しか売っていないわけではないでしょう。

ただシンプルに自分の過去を振りかえっても、
自分が一番世の中の役にたってなさそうな仕事をしていた時を考えると、
とても無職の人を批判できないよな~という感じになります。

なので、シンプルに、無職批判者のお仕事ってどんななの?
という疑問がちょいとでてきた次第です。

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2023年9月25日月曜日

リタイア後は「ストレスフリーの資産運用」が理想

「投資は米国債が一番! 」の読書感想


という本を読みました。

本書の主張しているところは、
借金まみれで成長期待の薄い日本への投資はリスクが高く、
それだったら世界最強のアメリアへ投資すべきであり、
その中でもリスクが低く流動性も抜群な米国債へ投資すべき!
といったところです。

ドル円の為替相場のリスクはあるものの、
金利面を考えれば、
よほどの円高にならなければ大丈夫!
ということです。

金融機関でハイリスク商品を売りつけられた老人が、
それを損切りして米国債に切り替えて、
ストレスフリーの老後を過ごしているというエピソードは、
やや極端な例の気もしますが、
わからんでもないと言ったところですね。

ストレスフリーの感じ方は人それぞれ


セミリタイア民の多くは米国債投資よりも、
S&P500等のインデックス投資を好んでいるかと思います。

そして軸となる投資はインデックス投資であったとしても、
安全資産や円資産も適度に加えつつ、
特に相場に一喜一憂することなく過ごしているかな?
という印象があります。

本書には、すべての財産を米国債へ投資した例も出ていますが、
私がこれをやってしまったら、
ストレスフリーどころか円ドル相場やら金利に一喜一憂しそうですね...

この辺のストレスフリーというのは、
人によって感じ方は異なるかと思います。

70歳過ぎて投資はしない


また、本書では70歳を過ぎての投資はやるべきでないと言っていますが、
これは個人的にも同意するところですね。

私は基本的には70歳を過ぎたら年金の範囲内で暮らそうと思っていますので、
その時点で資産はほとんどなくても良いと思っています。

ただ、実際に0円だと相当不安になるでしょうし、
年金をどこまで信用して良いかという問題、
円安の進行がそこまで進むかを考えれば、
老後といえでも、ドル資産をある程度持っておく必要はあるかもしれません。

まだ先の話ではありますが、
この辺りを考えるきっかけにはなったかな?
という印象を持ちました。

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2023年9月24日日曜日

【FIREが一瞬で終了】同世代が頂き女子にお金を騙し取られるニュースを見ての感想

恋愛感情を利用して男性からお金を騙し取る


昔からある古典的詐欺の一種ですが、
被害額の多さや詐欺マニュアルを販売するなど、
世の中を多いに驚かせたのが「頂き女子りりちゃん」の事件です。

"恋愛感情を利用して男性から計約2700万円をだまし取ったとして、愛知県警中署は20日、住所不定、無職の女(25)を、詐欺容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材で、インターネット上で「頂き女子りりちゃん」と称した女は、少なくとも数十人の男性に接触、だまし取った総額は約2億円に上る可能性があることがわかった。"  (引用元) 「頂き女子りりちゃん」被害2億円か、指南書購入者は1000人以上…ターゲットは「おぢ」"
SNSの発達やらマッチングアプリの登場などによって、
この手の事件は増えているらしいですね。

被害男性は同世代...


この2,700万円を騙し取られたのが、
50歳の団体職員男性とのことで、
まさに私と同世代ですね。

分別も十分についている世代のはずですが、
「借金返済の為にお金が必要」
などと自分の半分以下の年齢の女性に言われて、
大金をポンと出すなんてのは自分的にはちょっと信じがたい話です。

30年かけて貯めたお金も一瞬でなくなる


それにしましても、一口に2,700万円とか2億円とかいいますけど、
このお金を貯める為には恐らくは20~30年くらいかかったと思われます。

ただ、これらのお金も詐欺にあってしまうと一瞬でなくなるわけで、
これほど恐ろしい話もありません。

まあFIRE民の場合を考えてみれば、
お金を渡したらその後は生活ができなくなるわけで、
このような詐欺にあう確率は低いとは思いますが、
巧妙に騙されてしまうと、
もう一度働いてでもこの子を救ってあげよう!
なんてことを思うんでしょうかね?

個人的には全く理解できない話ではありますが、
一瞬でFIRE生活が終わらないように、
この手の話には一応注意をしておく必要はありそうですね。

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2023年9月23日土曜日

「オレは会社で誰よりも働いている」という社長の手記を読んで感じたこと

オレは会社で誰よりも働いている


とあるベンチャー企業の社長の手記のようなものを読んでいて、
この社長の言った
「オレは会社で誰よりも働いている」
という言葉を聞いて、いくつか思うところがありました。

まず最初に思った事ですが、
企業業績がそれなりに安定してきているのであれば、
多少なりとも仕事は楽をして、
余暇もそれなり充実させるという方向に私なら行きますが、
今でも自分が一番働いている...というのを、
あたかも素晴らしいことのように語るというのは、
やはり起業をするような人のマインドは
セミリタイア志向の私なんかとは全然違うのだな~ということです。

サラリーマンだと意味合いが変わってくる


これと似て非なるものとして自分が思い出してしまったのが、
サラリーマン時代にこれと同じことを言っていた上司の存在です。

確かに部長職以上ともなると出席する会議も増えて、
拘束される時間も増えて大変という側面もありますが、
その会議の資料を作る側の方が時間的には明らかに大変です。

実際問題として、事務方は部長職が帰った後も、
夜遅くまで働いているわけで、
物理的な時間面を考えても「一番働いている」は違うような...

一度そのことをやんわりと指摘したことがあるのですが、
「オレは休んでいる時も絶えず仕事の事を考えているんだ!」
「お前みたいなモノと立場が違う!」
とキレられました。

50代で一番働かなければいけないなら早期退職


まあ、私なんかから見ると、
課長職レベルの人が一番働いている印象で、
部長レベルになると仕事は時間的には多少の余裕がでるのかな?
と思っていましたが、本当に部長レベルが一番働かなければいけないなら、
サラリーマンには「当たり」のポジションはないことに...

いずれにしましても、50代で人生の中で一番働かなければいけないのなら、
やはり早期退職というのが自分の目指す方向になるのは間違いかと思います。

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2023年9月22日金曜日

「51歳でリストラ、再就職できない」みたいな記事が与える負の影響

50歳を超えたら再就職できない?


50歳を超えたら再就職が非常に困難であるというのは、
一般的に知れ渡った常識かと思います。

しかしながら、こういった「常識」を知らずに、
51歳でリストラされた方もいらっしゃるようです。

"当時は部長職で、「自分は優秀。すぐに次が決まるだろう」と思っていたそうだが、「他の会社に紹介してもらったり、自分でハローワークや求人誌、ネットで情報を探したりもしたが、部長という職は会社の中でしか通用しない。労働市場に放り出されたら、50代に入った“ただのおじさん”だ。特殊な業界にいる人や手に職のある人、希少な資格などを持っていれば別だが、いわゆるホワイトカラーの一会社員は潰しがきかない。“全く必要とされてない”というのは絶望的だった」。"  (引用元) 「自分は部長で優秀だと思っていた」 51歳でリストラ・労働市場では“ただのおじさん“? 会社員の管理職は潰しがきかない?"
この方は最終的に副業でやっていたライティングの仕事に就けたそうですが、
そういう技能がない人はどうしていただろう?と疑問を投げかけています。

何とか会社にしがみつく...


こういったリストラに対抗する措置は何か?

早期退職・セミリタイアをメインシナリオに考えている私の発想としては、
50代でリストラをされるリスクを十分に鑑みて、
50代で不労所得だけで何とか生きている資産形成が大事と考えますが、
世間一般ではこのような発想はマイナーかと思われます。

前向きな発想としては、仕事上で希少性の高いスキルを身に着けるとか、
副業で食べていけるスキルを身に着けるとかになるかと思いますが、
実際には難しい話かと思います。

そこで、一番有効な手立ては何か?となると、
会社にしがみつくという発想に至る人が多い気がします。

自分の部署がリストラ対象になった場合、
何とか他部署で使ってもらえるよう、
常に社内にアンテナを張り巡らしておいて、
社内人脈作りに余念がない人というのもいましたね。

この手の記事がパワハラの遠因になる?


さて、私がちょっと不安になるというのが、
すでにリストラを乗り切った管理職がこの手の記事を見てどう思うかです。

例えば、60歳近い上級管理職からすると、
40~50代の非役職者・中間管理職というのは、
会社からでたら再就職なんか絶対無理な奴らである!
ということが、この手の記事を読むことにより、
より強く確信するんじゃないでしょうかね?

となると、多少の無理難題を押し付けたところで、
言う事を聞くという選択肢以外ないだろう...
という類の発想をする人もいるという事です。

実際に、私の経験上、
お前なんか再就職したってここより給料が貰えるなんてことはないんだから...
みたいな事を言われたのが、セミリタイア願望をより強くしたきっかけになっています。

50代で再就職できる人も結構いる


まあ、私の場合、
「再就職なんてしませんけど何か?」
と内心思って余裕の対応でしたが(それでも頭にはくる)、
実際に50代でうまいこと転職した人もそれなりにいます。

会社から見れば、50代の社員なんて、
こちらからクビにしたいと思っても、
社員から辞めるなんて言わないと思っていたので、
結構色々と大変なことになるなんてことも...

この辺りのことを色々思い返してみると、
会社は従業員の事を全然わかってないよな~
という感想になりますかね?
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2023年9月21日木曜日

街の電気屋廃業で老人が困る ~ 高齢一人暮らし対策は今のうちに ~

街の電気屋が廃業


昔住んでいた家の近くの「街の電気屋」ですが、
ちょっと前に廃業されたそうです。

店主の高齢化が主因だそうですが、
そもそも客が入っているのを見たことがない...
恐らく、儲かっていないからだろう...と思ったら、
結構利益的には稼いでいたらしいです。

老人向けサービス充実


というのも、このお店はそもそも家電量販店や楽天を愛用する我々は
ターゲットにしておらず、老人の常連客を主な顧客として抱え込んでいたそうです。

自分では電球ひとつ交換することのできないお年寄り宅へ電話一本で訪問、
電球や蛍光灯などをさっと交換してくれるそうです。

その代わり、テレビや洗濯機など大幅ディスカウントが常識の商品も、
基本的には定価販売ということで利益率は高いので、
それなりに利益はでていたはずだということです。

まあ、アフターサービス料込みの値段と考えれば、
定価販売でもリーズナブルと言えるかもしれません。

そんなことより、家電関係をすべてこの電気屋に依存していた老人は、
これからどうしたら良いのか...と悩んでいるとのこと。

これを話してくれたお年寄りは、
近所に息子夫婦がいるから自分達は何とかなるけどね~
と言っていましたが、一人暮らしの老人は結構困るでしょうね。

自治体の有償ボランティアもある


ぱっと頭に浮かぶのは便利屋という方法ですが、
結構お金もかかるし、信頼性の低い業者もありそうです。

ただどうやら、地元の自治体では「有償ボランティア」というのがあって、
電球・電池交換などもワンコインからやってもらえるとのこと。

利用には条件や回数制限はあるようですが、
高齢者になって色々としんどくなってきたら、
こういったサービスを利用するのもありかと思います。

セミリタイア後に最終的にどこに住むかというのも、
独身一人暮らしの自分にとっては、
こういったサービスの充実度を考慮した方がよいのかもしれませんね。

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2023年9月20日水曜日

【やりがい】セミリタイア批判に対する反論

セミリタイア批判が響かない理由


セミリタイア生活へ対する批判というのは、
人気ブログのコメントやX等で相変わらず散見されますが、
「鋭い!」
というような、考えさせられる批判は極めて少ないです。

その理由は以下の様な論理の流れで説明できるかと思います。

実際にセミリタイア生活に入っている私にしても、
10年以上に渡るセミリタイア準備期間というものがあり、
無職となる生活についてのあれやこれやを考え続けてきたわけです。

一方セミリタイア批判をする側というのは
「セミリタイア?つまんなさそうだな...」
というレベルのものが多く、
セミリタイアについての深い考察のもとに
コメントしたものではないケースがほとんどかと思います。

要するに、セミリタイア生活に対する批判の多くは、
セミリタイア生活者にとっては何度も考えてきたテーマであり、
いわば、こすり倒された話だったりするわけです。

やりがい - 何度も考えました


「やりがい」をテーマにした話もそうです。

仕事に対してやりがいを持って日々成長している実感があるからこそ、
人生面白いんだ!みたいな観点からセミリタイア生活を批判するものです。

確かに、セミリタイア生活に入れば、
やりがいも何もあったものではありません。

ただし、私にも仕事をしていたサラリーマン時代というものはあり、
そこでは、それなりにやりがいなりを求めて働いていた時期もあります。

しかしながら、自分が本当にやりたかった仕事にはかすりもせず、
配属された仕事には基本的に興味が持てない上に、
上司に割与えられた仕事をマシーンのようにこなす日々で、
そこにはやりがいなどは存在しませんでした。

そもそも、会社組織を頭に思い浮かべてみればお分かりかと思いますが、
すべての人の希望が叶うような組織形態にはなっていません。

私は、全員がやりがいをもって仕事をする社会など、
今後も訪れることはないと思っています。

同じやりがいがないのなら...


仕事をしてもしなくても、やりがいがないのであれば、
仕事をしていない方が、嫌なストレスもないですし、
自分の好きなことをする時間がたんまりとあります。

「やりがい」などという高尚な話を持ち出さなくても、
それなりに楽しいセミリタイア生活を過ごしているというのが現状です。

少なくとも、サラリーマン時代より遥かにマシな生活であるということは、
念頭に置いてから批判して欲しいという感じですね。

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2023年9月19日火曜日

【辞め時】仕事が好きだと公言、でも定年延長は断る!その理由

定年延長は断る!


私のような管理部門所属の社員というのは、
リストラの対象になることはあっても、
請われて定年延長で働くという話はあまり聞きませんでした。

一方、メーカーだったので現場レベルの話をすれば、
人手不足の影響もあってか、
定年延長の打診を受けるベテラン社員は多かったです。

彼らの多くは、仕事はそれなりに好きで働いていたようですが、
定年延長を断るケースが多かったです。

その理由を考えていくと、仕事が好きな人でさえ、
「辞め時」というのは存在するものだな...というのがわかります。

定年延長を断る理由


定年延長を断る理由ですが、以下の理由を聞いたことがあります。

1. 疲れた (60歳まで40年も働きゃ十分でしょ)
2. やりたいことがある (家族とゆっくり過ごしたい)
3. 上司が気に入らない (現場を知らない上司が妙に偉そうだ...)
4. 年金の不安はない (地方で生活費も安いし、40年も働いたので)

クビになるリスクもほとんどないので、
人生設計をきちんと立てていたということのが基本にあるようです。

人出不足で熟練ワーカーがいないっていきなり言われたって、
こっちは前々から60歳で辞めるつもりだったということでしょう。

しかも、そっちから働いてくれと頼んでおいて、
給料は嘱託扱いでヘタしたら半分以下なんですから、
「何いってんだ?」といったところでしょう。

「辞め時」は定年時で良いのか?という疑問


まあ、それなりに仕事にやりがいがあるのであれば、
定年時まではとりあえず働くという人生設計でも良いかと思います。

ただし、仕事が好きでもない場合は、
「辞め時」というのはもっときちんと考えた方が良いと思うのですね。
多くの人にとって、定年というのは必ずしも辞め時ではないのでは?

上記の定年延長の理由を、仕事嫌いだった自分に当てはめれば、

1. 40代で既に疲れ切っていた...
2. やりたいことは、旅行・読書など多数ある(家族はいないけど...)
3. 上司とは仕事に対する価値観はまるで異なる
4. セミリタイア資産で何とかする

と言った感じになり、
定年時なんて辞め時でもなんでもないのが改めてわかります。

私の場合は、40代以降は気持ち的にはいつでも辞め時だった気がしますが、
セミリタイア資産の目途がついた時が本当の辞め時で、
今現在に至るといったところでしょうか?

まあ、仕事がそれなりに好きだとかだと、
辞め時は難しいかもしれませんが、
お金のタイミングだけ考えて辞め時を見計らえたのは、
不幸中の幸いだったのかもしれません。

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2023年9月18日月曜日

「50代から手を抜く生活」はセミリタイア計画でも重要

50代から手を抜く生活


「無理に節約するのではなく、暮らしをラクに回すことを考える」
というのは、なかなか共感できる考え方です。

そのことを考えさせられたのが下記の記事です。

"50代は暮らしをラクに変えるチャンス。ライフオーガナイザー・ファイナンシャルプランナー・家計アドバイザーの下村志保美さんは、片づけの仕事でさまざまなおうちに行くなかで、自身の暮らしも見直し、上手に手を抜くことができたそう。"  (引用元) 50代で「手放してよかった」こと4つ。家が片づいている人・貯まる人の“手抜き”テク"
筆者が挙げている4つの「手放してよかった」と言うのは、

1:一人分のみそ汁をつくること
2:洗濯を干すこと
3:アイロンをかけること
4:数百円の節約

ということで、基本的にはお金で面倒な作業から解放されよう!
ということと言ってよいかと思います。

セミリタイアを目指す過程での節約は当然だが...


この発想というのは、セミリタイア生活を軸に考えると、
なかなか示唆に富んでいるものかと思います。

30代で本格的にセミリタイアを目指し始めて、
50代でセミリタイア生活に入った私に当てはめて考えてみます。

30~40代ではセミリタイアの為に、お金をなるべく早く貯めねばなりません。
なので、極力洗濯機の乾燥機能は使わず節約、
Yシャツはクリーニングには出さずにアイロンは自分でかけ、
数百円どころか数十円の節約にも精を出していました。
(味噌汁は一人なので、そもそも一人分しか作らない...)

おそらく、この程度のことはセミリタイア希望者には常識的かと思いますが、
多くのセミリタイア生活者は、
セミリタイア後もこのままの生活を続けるかと思います。

しかしながら、セミリタイア生活に入って労働から解放されて、
自由時間が大量にあるからといって、
セミリタイアを目指していた頃のような節約モードのままというのは、
時間的にも労力的にもどうなのかな~という疑問があります。

例えば、セミリタイアしたら洗濯物を干す時間くらいはありますが、
それが面倒であることには変わりありません。

なので、セミリタイアを目指しているときは資金が貯まるまでは、
節約の為に洗濯物は自分で干して電気代は節約するけど、
セミリタイア後は面倒なことは極力避けるべく、
この程度の電気代はセミリタイア計画に織り込んでおく!
という発想はありかと思います。

セミリタイア後にワンランク生活レベルを上げる


多くのセミリタイア生活者は、
セミリタイアを目指す過程で節約生活に馴れている為、
その後も節約モードで生活することは特別苦ではないと思います。

ただし、苦ではないということと、
その生活スタイルがベストであるかは別の話ではないでしょうか?

無理にお金を使うことはないのはもちろんですが、
自分的には、前述の面倒な時は乾燥機能を躊躇なく使うもそうですが、
料理が面倒な時は弁当を買うとか、
そういった手抜き費用はセミリタイア計画に織り込んでおいても良いのかな?
というのは、最近特に疲れやすくなったからか思うようになりましたね。
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2023年9月17日日曜日

FIREブーム下火の理由分析 ④ 実は仕事が好きな人が多いから

FIRE生活から仕事への復帰理由は「仕事が好き?」


せっかくFIREを達成したにも関わらず、
よく考えるとお金の不安があるとか、
孤独に耐えかねて...とか、
FIREから仕事に復帰する理由は様々ありますが、
結局のところ、「仕事が好きだから復帰する」という部分が大きいのでは?
という疑念を個人的に抱くケースが多いです。

もしも、会社に再び行くと考えただけで、
身体に悪寒が走るほど仕事が嫌いであれば、
お金の不安などは節約でなんとか乗り切ろうとするでしょうし、
孤独問題だって町内会の会合に行くとか地域サークルに入るとか、
仕事する以外での解決策は結構あると思いますからね...

仕事に本気で戻りたくない人達


FIRE達成者の中には、就職する前から仕事が嫌で、
実際に仕事を始めてからも嫌な事ばかりで、
仕事を辞めることをひたすら考えて資産を貯めた方も多いようです。

こういった方々は、まかり間違っても、
暇だから仕事に復帰しようとか考えないと思うのですよね。

私自身は彼らほど仕事が嫌いというわけでもないかもしれませんが、
30年近いサラリーマン生活で希望の仕事についたこともなく、
また、職場環境にも恵まれなかった経験から、
もう仕事はうんざりという気持ちになりました。

実際問題、本格的な仕事に復帰しようと思った事など、
一度もありません。

結局、仕事が好きな人が多いということ...


仕事の不平不満を言う友人知人達の話を聞いても、
その不平不満のレベルというのは局地的なものであって、
仕事全体や仕事そのものに向かうことはほぼありません。

どういう事かと言うと、仕事に対する不平不満の内容というのが、
仕事が忙しすぎるとか、上司が無能すぎるとか、
解決可能なレベルだということです。

仕事が忙しすぎるのは、人員の補充で解決できたり、
たまたま特需で忙しかったりが原因だったりします。

無能な上司が有能になることはないでしょうが、
無能な上司もいつかは転勤するでしょう。

その辺の問題さえクリアすれば、
別に仕事そのものは嫌いじゃないよ~なんて人が多いのですよね...

仕事が嫌いなサラリーマンは多いと言っても、
せいぜい、この程度のレベルが主流なのであれば、
仕事そのものを早く辞めようというFIREという考えが、
それほど多くの人に受け入れられないのは不思議ではないのかもしれません。

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2023年9月16日土曜日

FIREブーム下火の理由分析 ③ 節約生活は嫌いな人が多い

同じ年間2百万円の生活でも...


FIRE生活を実際に経験した身から見ると、
例えば、5千万円の資産で年間2百万円の支出というFIRE生活は、
4%ルールから見ても無理がないのに加えて、
そこまで極端な節約生活という感じはしません。

ところが、これが一般のサラリーマンで年収2百万円の生活となると、
「生活が苦しい」
「遊びに行くことも飲みにいくこともできない」
などという悲鳴が聞こえてきます。

実際問題として、サラリーマン生活だと、
スーツや革靴代などといったコストに加えて、
付き合いで飲みに行ったり、割高なランチを上司と食べなくてはいけないなど、
サラリーマン特有のコストはあるかと思います。

こういったコストに加えて、
サラリーマンだと自炊をする時間がないなど、
無理のない節約をする時間が確保できないことが高コストに追い打ちをかけます。

「節約生活は嫌い」という人が多い


なので、同じ年間2百万円の生活費と言っても、
サラリーマンと無職(FIRE)ではその意味するところはまるで違います。

無職(FIRE)にとっての年間2百万円の生活というのは、
それなりの工夫さえあれば、
結構楽しい生活を送れるというのは、
ある程度じっくりと考えてみるとわかるかと思います。

しかしながら、一般の人から見ると、
そんな考察をすることはそもそもないでしょうし、
そんな最低賃金に近い予算での生活は嫌だ!
というのが本音ではないかと思います。

例えば、年間5百万円くらい稼いでいるサラリーマンが、
そのうち年間3百万円を貯蓄・投資に回して、
年間2百万円で生活をして、
15年くらかけて5千万円の資産を達成してFIRE、
その後は年間200万円で生活をするとします。

私などにはなかなか魅力的なプランに映りますが、
多くの人にとっては、普通に働いて毎年5百万円使う生活のが良くない?
という感じではないでしょうか?

生活レベルを落とさないFIREは極めて困難


サラリーマン時代からの投資・貯蓄・節約等でFIRE資産を築いた方々は、
同じくらいの年収の人に比べて、かなり生活レベルを落として、
それがFIRE後も継続されているというケースが多いと思います。

この「生活レベルを落とす」というところが、
多くの人にとって魅力的ではないことから、
FIREブームは沈静化したという部分はあるのではないでしょうか?

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2023年9月15日金曜日

FIREブーム下火の理由分析 ② FIRE後の生活を突き詰めると、再び働き始めるという矛盾

FIRE後にサラリーマンより働く人達


FIREについて積極的に語っている「FIREした人」の中で、
本を出版したり、各種媒体に積極的に寄稿・出演したりしている人に対して、

「Retire Earlyどころか普通のサラリーマンより働いているんじゃないの?」

という批判を目にすることがあります。

これに対しての反論として、

「FIREを実現したからこそ、
自分の好きな活動に従事できるのであって、
サラリーマンではそれは無理だし、
今が一番自分のやりたいことをやっているのだ!」

といったものが挙げられます。

FIRE後に好きなことができるのは素晴らしいが...


確かに、FIRE後に好きなことができるのは素晴らしい事かと思います。

ただ、その対象がゴルフとかゲームとか読書みたいに、
それをいくらやってもお金にならないようなものであれば、
FIREをする意味があるのは納得できるかと思います。

しかしながら、それが仕事(それなりのお金が発生するもの)であるならば、
FIREの達成を待たずして、それをやれば良いのでは?
というシンプルな疑問が出てくるように思います。

また、お金があるから仕事の選り好みができるというのは、
そういった部分はあるかと思いますが、
そもそも一生仕事をしていくつもりであれば、
25年分の生活費とかを貯めるのやはり過大ではないでしょうか?

仕事の選り好みをする為、
仕事がある程度途切れる対策をするのなら、
せいぜい2~3年分の生活費を貯めるので良いのでは?と思います。

2~3年という根拠ですが、
気に入った仕事に出会えないとか、
自分の目指す仕事と方向性が違う案件しかこなくても、
2~3年もすれば軌道修正ができるのでは?ということに基づきます。

FIRE後を突き詰めると...


FIRE後にゲーム三昧とかするのは虚しいとか飽きる...みたいな発想になると、
それでは何なら良いのか?という話になり、
それを突き詰めて考えると、やっぱり「仕事」となる気がします。

私などは、今は古典ミステリーをなるべく多く読むということに重点を置いていますが、
残りの人生ですべての古典を読み切るのは不可能であり、
途中で飽きるとか言う心配よりも、
むしろ時間が足りないという心配をしているところです。

ただ、このようなある種の「受け身」の生活をずっと続けるのはツマラナイ、
自分で何かを作り出す側に回らなければ...
となると、結局のところは仕事へ回帰する可能性はかなり高くなるのでは?

FIRE失敗のケースも、この思考回路で説明できるケースが結構あるように思えます。

「働きたくない」から「働きたい」へ


まとめてみますと、
「働きたくない」からスタートしたはずのFIREへの道が、
最終的には「働きたい」という方向性へ行くのであれば、
転職をするとか、フリーランスを目指すという方向が難易度も低く、
何も何年間も嫌なサラリーマン労働を資産形成の為にする必要はない...
という風に見えてしまうのが、FIREブームが下火になっている理由の一つでは?
と個人的に考えた次第です。

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