2024年4月28日日曜日

【満期時には67歳⁉】個人向け国債・変動10年を買おうと思ったが躊躇してしまった...

円安進行!金利は上がらず


円安が進行していますね。
理由として日米金利差を主張する人がいます。

日本が金利を上げた方が良いかどうかは別にして、
個人的には金利をボチボチ上げてくるのかな?
と思っていましたが、日本銀行の動きは鈍いようです。

そんな中、ネット銀行の1年定期預金の満期が近づいてきており、
ネット銀行定期より有利そうな「個人向け国債・変動10年」を買おうかな?
という気持ちに近づいています。

満期時には67歳か...


セミリタイア民の中にも、円資産は個人向け国債という人は多いですね。
変動10年(第169回)の発行条件をチェックすると、
適用利率は0.50%となっています。

ただ、ふと自分の年齢的なものを考えてみると、
この国債が満期時には67歳になってしまいます。

改めてそういったことを考えてみると、
ちょっとどうしたものかな~と考えてしまいましたね...

普段の言動とは矛盾するが...


まあ、そもそもの商品設計として、
個人向け国債は発行から1年経過すればいつでも中途換金可能ですし、
元本割れをする心配はありませんので、
いざとなったら現金化できます。

さらに、私は年金受給開始を70歳、場合によっては75歳でもよいかも?
などと主張しており、長生きする気は満々でおります。

そんな私がまだ年金も受給していないであろう(?)67歳で満期を迎える金融商品を、
その受取年齢で躊躇するのは普段の言動とは大いに矛盾するのですが、
何か急に自分の年齢的なものが気になってしまいました。

私は過度な節約生活をしているわけでもなく、
欲しいものは比較的躊躇なく買ったりする方ですが、
これを機会に消費生活を若干見直してもよいのかも?
などと余計なことも考えてしまいましたね。

まだ、次回の個人向け国債発売まで時間がありそうなので、
この辺も含めてもう少し色々と考えてみたいと思います。

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2024年4月27日土曜日

FIREを目指す理由 ③ FIREはお金で買える幸せだから

FIREにガチャはない!


サラリーマンとして仕事で充実した人生を過ごすとすれば、
会社ガチャ、配属ガチャ、上司ガチャなどを潜り抜けなければならず、
また、配属・上司ガチャに至っては2~3年おきにひかなければならず、
心の休まる暇がないといったところです。

一方FIREはどうか?

差し当たって働かなくても良い資産を築きさえすれば、
そこには配属だとかの運任せな要素はなく、
あとの人生をどう生きるかは自分次第です。

そして実際問題として、
既に多数のFIRE実践者がそれなりに楽しい人生を過ごされています。

FIRE失敗についての考察


いやいや、そうは言うけど「FIRE失敗」という話もよく聞きますよ!
という反論は予想されます。

ただし、この辺りの反論について、
同意できるものはほとんどありませんね。

まず、経済的な理由、資金ショートなどによるFIRE失敗ですが、
これは資金計画の見通しが甘かったからであって、
FIRE生活そのものを否定しているわけではありません。

また、暇がつらいとかやりがいを求めて「FIRE卒業」などという人ですが、
この辺りは字句通り受け取れば感性の違いという部分が大きいかと思います。
個人的には、退職をしてから暇がつらいとかやりがいを求めた事はないからです。

ただ、ちょっと疑いをもってしまうのが、
こういった人達が本当に二度と働かない覚悟でFIREしたのか?
というポイントですね。

FIREを推奨する方の中には、
一度会社を辞めて無職生活を試してみて、
それに合わなければまた働けば良いという人もいますが、
一度無職を経てしまうと、一般的には以前より条件の悪い仕事にしかつけません。

私はこの辺を鑑み、二度と会社には戻らない覚悟はありましたが、
FIRE卒業の方々はこの辺をどう考えていたのでしょうかは気になるところです。

FIREはお金で買える幸せ


いずれにしましても、FIREの成功例も失敗例も、
ネットには多数実例がありますので、
自分がFIRE適正があるのかないのか?
この辺りを判断する材料は既に十分手に入るかと思います。

となりますと、FIRE適正のある人にとっては、
あとは資金をどうするかだけの問題になります。

まあ、お金で幸せは買えないと言う人もいますが、
FIRE生活レベルの幸せであれば、
お金で買える時代になった...ということは言えるんじゃないでしょうかね?

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2024年4月26日金曜日

FIREを目指す理由 ② 絶望的な難易度? ~ 仕事で充実した生活の達成可能性 ~

仕事で充実する為の条件


サラリーマンとして仕事を充実させる条件としては、
少なくとも次の4つを満たす必要があると思います。

① 相性の良い会社に入る
② 希望の部署・職種で働く
③ 上司・同僚・部下に恵まれる
④ 正当な評価を受ける

私が就職する前の大学生時代であれば、
これらをクリアすることは簡単に思えましたが、
サラリーマン生活を25年以上やってきた経験からすると、
絶望的に難しいことがわかります。

ブラック企業は論外、しかし...


仕事で充実した生活を過ごそう!と気合を入れたところで、
ブラック企業に入社したらその時点でアウトです。

しかしながら、超優良企業に勤めたところで、
仕事がきつかったり、競争が激しかったりで、
自分にとって良い結果になるとは限りません。

実際問題、公務員や大手企業に勤める方が心の病を訴えるケースは多く、
FIRE生活に入られている方にもこういったところで働いていた人が多数いらっしゃいます。

この辺りを考えると、①の自分にとって相性の良い会社に入る、
というのは相当難しいことがわかります。

どんなに素晴らしい会社に入っても...


そして、どんなに素晴らしい会社に入ったとて、
希望の部署なり職種に就ける人は限られます。(②)

また、運よく希望の職種で働けることになったとて、
上司がハズレなら一発でサラリーマン生活は地獄行きとなります。(③)

ここまでの高いハードルを仮にクリアできたとしても、
自分が納得いく評価なり待遇なりを受けられるかはまた別ものとなります。(④)

この辺りの様々なハードルを改めて考えてみると、
自分が仕事にそれなりの情熱を傾けていた時代というのは、
かなり運任せな危険なゲームをしていたようにも思えます。

私は運よくゲームを降りることができてFIRE生活に入れましたが、
ただ愚直に働いていたらどうなっていたか?
ちょっとオソロシイ物を感じますね。

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2024年4月25日木曜日

FIREを目指す理由 ① 「仕事で充実した生活」を目指すより「FIREで充実した生活」のが簡単に達成できるから

どっちが簡単だと思いますか?


以下の単純な比較を見てみます。
どちらが簡単に達成できるでしょうか?

A: 仕事で充実した人生を過ごす
B: 3千万円を貯める

今の私から見ると、Bのが圧倒的に難易度が低いのですが、
世間一般から見るとAのが圧倒的に簡単そうに見えるのではないでしょうか?

仕事で充実した人生...曖昧すぎませんかね?


前回「FIRE批判の違和感」のふれましたように、
FIRE批判者の多くは仕事で充実した人生というのが、
努力すれば誰でも手に入るみたいな論を展開することが多いです。

ところが、そもそも論としてなんですが、
「仕事で充実した人生」
という概念自体がわかったようなわからなかったようなです。

時々、「自分はこんなに充実した仕事をしている!」と熱弁をふるいながらも、
どの辺が充実しているのかさっぱり分からないケースもあります。

そう考えますと、仕事で充実した人生のハードルの高さというのは、
なかなかの高さだと思います。

とりあえず3千万円貯めてFIRE!


最初の比較対象で充実した人生に対して「3千万円貯める」としたのは、
3千万円あればとりあえずはFIREの入口くらいには文句なく立てるでしょうし、
うまく節約すれば、余裕で暮らせる金額ということで仮設定しました。
なので、この金額は個々人の事情で変わるかと思います。

3千万円は大金であるので、
誰でも簡単に貯められるとは思いません。

ただ、こちらは数字の話でありますので、
達成する方法は幾通りもあるでしょうし、
自分の収入なり投資収益見込みから、
ある程度計算できるというのは大きいです。

少なくとも、「仕事で充実した人生」のような曖昧さはないと思います。

なので、FIRE達成が幸福な生活をもたらすのであれば、
曖昧で不確実な「仕事で充実した人生」を目指すより、
FIRE達成を目指した方が簡単ではないか?
という仮説を立ててみました。

この辺について次項以降で詳しく述べてみたいと思います。
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2024年4月24日水曜日

老後の手抜き生活 ~ 高齢者向け宅配弁当利用者に聞いた感想 ~

大病が原因で宅配弁当生活をスタート


以前、老後の食事は宅配弁当で手抜き生活をしたい!
という類の記事を書きましたが、
実際に高齢者向け宅配弁当を頼んでいるご老人に会う機会がありました。

宅配弁当頼りの生活になったのは大病が原因で、
入院こそ免れたものの自宅でずっと療養、
とても食事を作れる状況でなかったので、
食事はほぼほぼ宅配弁当で賄うようになったとのこと。

ただ、病気からは快復して普通の生活に戻ったものの、
宅配弁当は相変わらず継続しているそうです。

美味しくないけど圧倒的に楽


病から回復してからも宅配弁当を継続するくらいなので、
その弁当はそれなりに美味しいのかと思いきや、
あまり美味しくはないとのこと。

どうやらその宅配弁当は品目数・栄養面に考慮しているのも売りらしく、
それが味覚面では裏目に出ているらしいですね。

例えば、ハンバーグなんてあまりまずく作れないと思うのですが、
栄養面を考慮した結果、色々な具材をハンバーグ本体、
さらにはソースにまでまぜた結果、
味的にはシンプルなハンバーグに劣るなんてことになっているようです。

それでは自分で好みのものを作れば良いじゃないか?と言いますと、
やはり、自分で色々と作るのは面倒になったとのことです。

味・コストを犠牲にしても、
手を抜くことができる宅配弁当の魅力が勝つとのことで、
なるほど、老後はそんな風に感じるのか...と改めて認識です。

宅配弁当を軸に一週間の計画を


その宅配弁当ですが、その方が実際にやられている方法ですが、
水曜日に宅配弁当を届けて欲しい日を1週間分伝えて、
その分の料金を前払いするそうです。

外出する日(息子家族と食事に行くとか)は事前に決めておけば無駄にならず、
システムとしてはなかなか良くできた仕組みだと思いました。

まあ、やはりコスパ的にはほか弁なんかに比べると、
3割くらいは割高感があるそうなので、
まだ弁当屋に気軽に行ける、今の私には不要のシステムかとは思います。

ただ、以前と同じ結論じみた感想としては、
3割くらいコストが割高になっても、
その程度は必要経費にできるくらいのキャッシュフローを老後にキープしたい!
というのを改めて思ったと言ったころですかね?

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2024年4月23日火曜日

FIRE批判の違和感 ③ 自分の経験を一般論化するのは間違い!

”暗黒のサラリーマン生活からの脱出”は経験


私は暗黒のサラリーマン生活をようやく脱出して、
今はそれなりに楽しいFIRE生活を堪能しています。

だだし、これはあくまで個人的な経験を語っているのであって、
この世のサラリーマンのすべてが暗黒の生活だとか、
サラリーマンを辞めてFIREすれば皆が幸せ!
などと言う事は言っていないつもりです。

仕事に夢や希望があるのは”個人的経験”


FIRE批判論者の多くは、
「退屈なFIRE生活」より「夢や希望のある仕事」という類の事を言いますが、
仕事に夢や希望を持っているのは、
その方の個人的な経験という部分が大きいかと思います。

ところが、そこのところがサラッと一般論化して、
すべての人の仕事に夢や希望があるみたいな前提から、
FIREを否定するというのは違和感があるところです。

FIRE肯定論者も似たようなものかも?


もっともこういった論理展開については、
FIRE肯定論者にも似たようなパターンはあります。

サラリーマンの仕事がいかにひどいかというのを個人的な範疇を越えて、
あたかもサラリーマン全員が不幸に陥っているかのように主張するとともに、
労働がいかにくだらないかみたいな論を展開するパターンです。

ただ、現実問題としては、
サラリーマンでも仕事に生き甲斐を感じている人も多く、
また、この格差社会の収入・待遇面から考えても、
サラリーマン全体を一括りにするのも無理があるかと思います。

この辺を鑑みますと、
FIRE批判をしている人の多くに対しては、
「夢のある仕事に出会えてよかったですね~」
くらいにしか思わなくなりましたが、
そんなところで良いんじゃないかと思いますね。

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2024年4月22日月曜日

FIRE批判の違和感 ② FIREに目的はない?という勝手な決めつけ

目的もなくのんびり暮らすのも楽しいですけど...


FIRE批判を展開する人の多くに人に共通するFIRE生活像は、

・目的もなくのんびり暮らす
・暇をもてあます

といったものになっているように思えます。

それだったら、仕事で夢を追いかけるとか、
適度な緊張を持った仕事があった方が良い!
と多くの人が考えるのは不思議ではありません。

しかしながら、目的もなくのんびり暮らす生活のどこか悪いのか?
それだけで十分楽しいですけど...という反論は、
実際にFIRE生活を続けている身からすると、
相当な説得力があります。

また、暇を持て余すのが辛いみたいな話ですが、
仕事が忙しくて睡眠時間も十分にとれないとか、
土日にいきなり電話が掛かってきて出社するとかに比べれば、
遥かに素晴らしいことだと私なんかは思いますが、
この辺はどうお考えなんでしょうかね?

FIRE生活にだって目的はありますよ...


私から見れば仮にFIRE生活が無目的だったとしても、
サラリーマン生活より遥かにマシなわけですが、
そもそも「目的もなくのんびり暮らす」というFIRE像は正しいのでしょうか?

例えば、FIRE達成者には映画好きの方が多いように見受けられますが、
彼らの中には、例えば年間500本映画を見るといった目標を掲げている人もいます。

私なんかも、今現在は推理小説の古典をできるだけ多く読むとか、
とりあえずは日本の都道府県を完全制覇するとか
(先週、和歌山県に行ったので、残るは徳島・高知・熊本・大分・沖縄)、
ささやかな目標を掲げて生活しております。

「そんなの目的じゃない」と言われても...


ただそんなことを言っても、仕事以外の目標を達成するなんてのは、
人生の目的にはなりえない!という反論が予想されます。

それに対して申し上げたいことは、
そもそも仕事に夢も希望も感じられないからFIREしたのに、
仕事以外の目標・目的は認めないと言われても...
という感じに私なんかはなってしまいます。

FIRE批判の文章を読むときは、
「目的のない生活」
みたいなさりげないFIRE前提に気を付ける必要があるんじゃないでしょうかね?

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2024年4月21日日曜日

FIRE批判の違和感 ① ”夢ある仕事 VS 目的のないFIRE” の比較のおかしい点

FIREで失敗する人の特徴


All Aboutに、「FIRE(早期退職)で失敗する人の特徴」という記事があって、
FIREで失敗する人の特徴として、以下の2つを挙げておられます。

1. FIRE(早期退職)が早すぎて失敗する
2. FIRE(早期退職)してみたが幸せになれず失敗する

これ自体はまあそんなものかな?と思いますが、
結論としての文章が個人的に引っ掛かる部分がありました。

"結局、FIRE(早期退職)は人生の目的にはならないようです。夢を持って、前向きに全力を尽くしている日々のほうが、目的もなくのんびり暮らす毎日と比べると、幸せになりやすいということなんだと思います。           (引用元) " FIRE(早期退職)で失敗する人の特徴"
この文章についても、多くの人が同意するところと推測しますが、
私がこの文章の何にひっかかったかについて述べたいと思います。

私の仕事には夢などなかった...


記事の結論部分を簡潔に述べますと、A > B ということかと思います。

A: 夢を持って全力で仕事に取り組む生活
B: 目的もなくのんびり暮らす生活

この2つの比較であるならば、確かに私もAの方が良いと思います。

ただ、私のFIRE前にやっていた仕事に夢などあったか?
全くありませんでしたね...

確かに、自分の希望がある程度通り、
その仕事でそれなりの結果をだせていたならば、
まあ、Aほどではないけど、方向性は同じかな...と思ったかもしれません。

しかしながら、自分の希望しない仕事を延々とやらされ、
おまけにろくな評価も受けてないとなれば、
仕事に夢なんて持てるはずもありません。

世の中の仕事の多くに夢などない


だったら転職するなり起業をするなりすれば良い!
と成功者は語ることが多いのですが、
成功できる人間の数は限られていると思うのですね。

皆が努力したら皆が夢のある仕事につけるか?
今の日本は残念ながらそんな世界ではないと思います。

なので、FIRE VS 仕事 で個人的にしっくりくる比較は、

B: 目的もなくのんびり暮らす生活
C: やりがいもなくただしんどいだけの仕事をこなす生活

であって、B > C となるということになります。

ただ、この比較にも違和感があります。

FIREをさらっと、
「目的もなくのんびり暮らす生活」
と言い切るのはいかがなものでしょうか?

この件については、次項に述べたいと思います。

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2024年4月20日土曜日

セミリタイア旅行者の楽しい朝食とサラリーマンの憂鬱な朝食

ホテル朝食を堪能


久しぶりの国内セミリタイア旅行でしたが、
旅行に行くまでは、移動とかちょいと面倒だな~と思ってましたが、
行ったら行ったでやはり楽しいものですね。

特に久しぶりに食べるホテルの朝食というのは、
なかなか良いモノがありました。

普段の朝食は糖質制限の問題もあって、
野菜ジュース+バナナ+卵+ヨーグルト
みたいなのを毎日続けていたので、
朝からご飯とか焼魚とか食べられるのはそれだけで幸せという感じでした。

ちなみに、朝食はこんな感じでした。





朝食はバイキングスタイルで900円、
なかなかお得感はあったかと思います。

慌ただしいサラリーマン出張の朝食


旅行に行ったのは平日ということもあって、
客層は出張ビジネスマンとリタイア旅行者が半々という感じでした。

我々リタイア旅行者グループはゆっくりと朝食を楽しむ感じですが、
サラリーマングループは急いで朝食を食べてさっさと去る感じでした。

私も出張が多い時期がありましたので、
出張時の朝食を楽しむ精神的なゆとりがないのはよくわかりますね...

出張時の朝食に困ったのを思い出す...


そんなサラリーマン風の方々の朝食を見ながら、
こちらはコーヒーなど飲みながらくつろいでいたわけですが、
出張時の朝食スタイルもまちまちでしたね。

同僚と時間を合わせて一緒に朝食を食べる人、
一応、挨拶だけして別々に食べる人、
挨拶もなしで各々勝手に食べる人、様々です。
(同じ会社と分かった理由は、技術者かなんかで同じ作業着を着ているからです。)

この辺りは会社によって異なるのが興味深かったですが、
自分がサラリーマン時代の出張で困ったことも思い出しましたね。

それは自分が朝食が食べ終わるくらいのタイミングで上司が朝食会場に来て、
私のテーブルで食べ始めて、上司が終わるまで一緒にいなければいけない時ですね。

これが雑談レベルならまだ我慢できますが、
説教とかだと始業前から地獄の時間がスタートです。

まあ、この日は説教している人は流石にいませんでしたが、
熱心に仕事の話をしている人はいて、
なんかすっかりそういう方々とは違う生活になったのを実感しましたね。

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2024年4月19日金曜日

【独身のが良いのでは?】子供の世話しなくて良いから出張は最高!というおじさんを見て

久々の国内宿泊旅行


3泊4日で大阪&和歌山へ旅行してきました。
久々の旅行は有意義なものがあり、
旅行の感想や今後の旅行プランについては改めて記載したいと思いますが、
その前に、ホテルで出会った人達の会話で興味深かったものがありますので、
その点について感想を述べてみたいと思います。

子供の世話をしなくて良いので出張は最高?


私が宿泊したホテルですが出張族とリタイア夫婦旅行が半々と言った感じでした。

その中で気になった会話を大声でしたいのが、
タイトルの話となります。

なんでも、子供の世話をするのが本当に嫌らしく、
今回の長期出張(最低1週間程度らしい)で嬉しいのが、
子供の世話から解放されるということで、
そのことをしつこいくらい強調されていました。

話を聞かされている方(たぶん独身)としても、
なんて答えていいかわからず、
苦笑いだか愛想笑いだかをずっとしていて困っていました。

実は私はこの話を聞いてちょっと納得してしまったのが、
この人みたいな人って結構多いのでは?
と普段から思っていたからですね。

妻子持ちマウントの裏返し?


私は50歳まで独身サラリーマンだったので、
そのことだけでマウントを取られていた経験は多いです。

マウントを取る人で多いのは、
やはり、家庭を中心に人生が回っている人です。
だからと言って、独身というだけで私を不幸と決めつけるのは
いかがなものかと思いますが...という感じですが、
そういうことを言う理由はわからんでもありません。

ただ、もう一つのパターンとして実は疑っているのが、
家庭がうまくいっていないにもかかわらず、
結婚しているからと独身者にマウントをとるパターンです。

普段は家族がオレへの感謝が足りないとか、
舐めた態度をとるとか文句を言っているくせに、
家庭がないからお前はダメなんだ!みたいにいう人ですね。

こういう人達が素直になると(?)、
出張は最高みたいな話になるんじゃないですのかか?
というのが、率直に私が感じた印象になります。

そんな奴らに結婚しないとダメと言われても...


もっと細かい話で言えば、
家で夕食を食べたくないから飲みに誘うみたいな上司は結構多くて、
そんなヤツに結婚しないと一人前じゃないみたいな話をされてもね...
という感じだったのを久しぶりに思い出した感じですね。

まあ、そういうウザイ話をする人が皆無なだけでも、
セミリタイア生活に入って良かったよな~
などと旅行中に実感していた次第です。

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2024年4月15日月曜日

セミリタイアと寄付 ~ 海外への個人的寄付は当面いいんじゃないか、岸田が既にばらまいてるし... ~

某海外支援団体の寄付勧誘


近所の駅では海外支援団体の寄付の勧誘がよく行われています。

昨日も某団体が支援を求めて勧誘活動を行っていており、
70歳くらいの女性がちょうど勧誘されていました。

その女性は他の団体に既に寄付をしていたことより断ったのですが、
かなりしつこく、「それじゃウチにも」みたいなことを言っていました。

そのしつこさは女性がちょっと気の毒になるレベルで、
こういう勧誘はもっと自主性を尊重するべきではないかと思い、
ちょっと違うような気がしました。

貧しい日本からの海外への寄付


そもそも、日本自体の地盤沈下が叫ばれており、
海外に寄付している場合か?という議論もあります。

そんな中、岸田首相は国内は増税、海外にはバラマキを実行中です。
そのバラマキ原資は我々の税金なので、
既に日本国民は海外へは応分以上の寄付をしていると言えます。

これ以上の海外へ個人的寄付は当面は良いのでは?
と思ってしまいます。

災害関連は別だと思うが...


国内や台湾などの友好国で大地震の災害などが起こった場合は、
それなりの寄付をするのは当然かとは思いますが、
セミリタイア生活者がいくら寄付するのかはなかなか難しい問題で、
この辺りはいつも頭を悩まされるところです。
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2024年4月13日土曜日

30歳でFIREしていたら虚しさからFIRE卒業していたのか?

30歳でFIREしていたら...


私が30歳の時は、そもそもFIREなどという言葉もなく、
その時点の資産額を思い返してみても、
FIREなどは到底可能な状況ではありませんでした。

ただ仮にですが、その時点で潤沢な資金があって、
突発的に会社を辞めてFIRE生活に入っていたら...
ということを想定してみますと、
「FIRE卒業」となっていた可能性は高いかと思います。

「仕事」への未練


30歳の頃の私の仕事内容は自分の希望とは程遠いものでしたが、
まだまだ入社当時の希望を諦めきれていない部分もありました。

なので、お金があってFIREという生き方を知っていたら、
突発的に仕事を辞めた可能性は十二分にあるのですが、
「仕事」への未練を捨てきれずに、
仮に面白そうな仕事のオファーがあれば、
労働市場へ戻っていった可能性もあります。

仕事復帰は虚しさからか?


ただこの場合、虚しさや退屈からFIREへ復帰なのか?
と言われると少々異なるような気も致します。

30歳くらいでお金がそれなりにあったFIRE生活であれば、
体力的にも旅行などの趣味を今以上に満喫できたでしょうから、
FIRE生活そのものに対する虚しさや退屈を感じる事はなかったかもしれません。

それよりも、仕事への不完全燃焼感から、
仕事を続けていれば今以上のエキサイティングな生活ができたはず...
なんてことを考えての労働市場復帰という色彩が強いと思いますね。
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2024年4月12日金曜日

FIRE後に虚しさを感じるか否か ~ 一番大きな要因はFIRE開始年齢では? ~

FIRE後に虚しさ・退屈を感じるか?


私自身、FIRE後に虚しさを感じたことはありません。
退屈を感じる事は時々ありますが、
それをツライと思ったことはありません。

一方、多くのFIRE達成者がFIRE後に虚しさだったり、
あまりの退屈だったりを感じて労働に復帰したりします。

これは個々人の人生観だったり、
打ち込める趣味があるかとか、
様々な要因があるかとは思いますが、
一番大きな要因はFIREする時の年齢のような気もしてきました。

暗黙の前提を無視した議論?


FIREの経験を語る人は匿名であることが多く、
そもそもその方が何歳でFIREしたことが不明のケースが多いです。

ただ語っている方にとっては、
自分が30歳とか40歳とかでFIREしたというのは、
当然の事として語っているケースがほとんどの気も致します。

もちろん、多くの方が単発的に、
「FIREと呼べるのは30代まで」
「定年のない時代なので60歳で会社を辞めてもFIRE」
といったことは述べています。

ただし、「FIREしてから虚しさしか感じない」みたいな文章を読んでも、
その方がおいくつなのかはわからないことは多く、
また、その虚しさはまだ若くしてFIREしたという要因が大きいのか?
この辺りの関連性について語られることはあまりない気が致します。

もし私が30歳でFIREしていたら?


と言いますのも、私がFIRE生活で虚しさを感じないのも、
50歳という年齢でのFIREというのが影響していると考えられます。

50歳などという年齢は、
20~30代でFIREした人にとっては、
老後とも言ってよい年代かもしれません。

そんな老人?が、FIREして虚しさなんか感じないのは当たり前!
そもそもFIREじゃないし...みたいに思われても不思議ではありません。

この議論で個人的に重要だと思うのが、
例えば40代でFIREを目指す方が、
30代前半でFIREをした人がFIRE後に虚無感を感じたみたい話を読んだとして、
自分もそうなるかも?と考えなくても良いのではないかという点です。

30代前半と40代では、これまでの仕事のやり切った感だとか、
今後の仕事の発展可能性がまるで違いますからね...

そこで、次項においては、
私が30代・40代でFIREしていたら虚しさを感じたり、
退屈に耐えられなかったかどうかについて考察してみたいと思います。
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2024年4月11日木曜日

会社で最初に感じた違和感は「つまらない朝礼の話」だった

入社初日で辞める人


ネットニュースを色々と見ていたら、
入社初日で辞める人の話を見つけました。

4月から新しく社会人に多くなった人も多く、
中には、会社に強烈な違和感を感じて、
「こりゃダメだ!」と入社初日で辞める人がいても不思議ではありません。

私の場合、確か入社式からそのまま研修所へ直行、
2週間程の研修が続いたと記憶しているので、
流石に初日で辞めるというのはちょっと考えにくかったですが...

入社後に最初に感じた違和感


私が最初に勤めた金融機関では、
総合職は全員営業店配属と決まっていたので、
仕事内容的には想定外ということはなかったです。
(想定通り、仕事はつまらなかった...)

ただし、あまりに無駄だと思ったのが月1回の「朝礼」の時間でした。
記憶はかなり曖昧ですが、支社長が「何かありがたいお話」をしたあと、
もちまわりで社員が何か話をするみたいな構成でした。

5月頃だと思いますが、あまりに話がつまらないのでボーっとしていたら、
喋ったこともない他課の叩き上げの課長に説教をされました。

内容的には、精神論的なことをかなりしつこく言われて、
それが朝礼以上にしょうもない話だったので、
どっと疲れが出たのを思い出します。

こういう人とは一緒に働けないよな~としみじみと思ったものです。

転勤のない会社なら辞めてた?


まあ、流石に1回説教されただけで会社を辞めようとは思いませんでしたが、
この人の元で働くことになり、転勤がない会社ということなら、
遅かれ早かれ会社は辞めていたかと思います。

その後に転職した会社は朝礼などというのはなく、
やはりあんなものは無駄以外の何物でもなかったと、
しみじみと思いましたね。

ただ、最後に勤めた会社では、部署や部長によっては朝礼があって、
何度か朝礼にでたことがありますが、
あの雰囲気は本当に嫌でした。

「朝礼が嫌」というのも、私が早期退職を目指すための、
一つのピースではあったと言えますね。

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2024年4月10日水曜日

年金生活者が社会インフラただ乗りでないなら、私にもあてはまると考える理由

年金生活者は社会インフラタダ乗りではないが多数派


昨日は70歳くらいの方が「無職」という職業欄に
〇をつけるのに難色を示す話を書きましたが、
この理由に「社会インフラにタダ乗りしている」と思われたくない!
というのがあるのかもしれません。

しかしながら、年金受給世代ともなれば、
今まで十分に働いて税金・社会保険料を納めてきたのだから、
タダ乗りと思う人は少ないかと思います。
(年金貰い過ぎとか高齢者優遇しすぎはあるかもしれないけど...)

FIREやセミリタイアでも批判の多い社会インフラただ乗り論ですが、
この理屈を援用すると、私もタダ乗りではないといえるかもしれません。

独身 × サラリーマンで高額納税


高卒で65歳まで働くと47年間、大卒だと43年間、
これだけ長い期間に渡って働いたのならば、
それに伴って相応な納税義務を果たしてきたでしょうから、
年金生活者になって「社会インフラただ乗り」などと言われたら、
ちょっとふざんけじゃないよ!ということになるのは理解できます。

ただし、この間の納税額というのは人それぞれかと思います。
給料の多寡はもちろん、各種税額控除をどのくらい使ったかによっても、
生涯で考えた納税額というのは大きく異なります。

さて、この辺りを考えた上で私の生涯納税額を考えてみます。
私は大卒後に途切れることなく50歳まで働いて納税してまいりました。

私は生涯独身であり、扶養控除はもちろんのこと、
住宅ローン控除、生命保険料控除などの控除もほとんどを使わず、
ダイレクトに所得に対して納税義務を果たしてきました。

となると、65歳まで普通に働いていた人に比べても、
納税額だけ見ると遜色ないレベルに達しているのではないか?
と個人的な試算では思われます。

なので、おまえはFIREとか偉そうに言っているが、
所詮は社会インフラにタダ乗りしているだけだろ!
と言われても、一応それなりの税金は払ってきましたよ!
と反論できなくはありません。

熱弁をふるうのは賛成できない...


ただ、私がこのようなことを言ったところで、
「お前の言う通りだ!」
などという人は極少数派だとは思います。

そもそもまだ働けるのに働かないのがけしからんと思う人が多数派でしょうから、
今まで税金をいくら払ったなどは関係ないと言われるでしょうね。

この辺りの社会インフラただ乗り論については、
実際にFIREした人にはそれなりの理屈をお持ちと思いますが、
あまり熱弁をふるって声高に叫んでも理解されないでしょうから、
おとなしくしていた方が無難な気が致します。
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2024年4月9日火曜日

オレは無職ではなく定年退職者という老人 ~ そんなに無職と言うのが嫌なのか? ~

職業選択欄に難色を示す?


当ブログではお馴染みのスポーツジムの老人ネタですが、
本日は迷惑系老人の話ではなく、
老人の職業にまつわる話です。

スポーツジムへの入会手続きをしている、
60代後半から70代前半くらいに見えるご老人の方がいたのですが、
この方は「無職」という欄に〇をつけるのをものすごく嫌がっていたのです。

私は「定年退職者」だ!


それではご自分の職業を何と思っているか?と言いますと、
「定年退職者」というご認識のようでした。

「オレ定年退職者なんどけどな~。選択肢がないな~。」

などと言っており、20代の事務員男性も、
恐らく内心では「無職」でいいだろう!と思っていたでしょうが、
雰囲気的にそんなことを言ったら激怒されるのを察知して、
苦笑いを浮かべながら困っていました。

それで結局どうなったかと言うと、

「一応、ちょっと仕事しているんでね...
 自営業でもウソにはならんだろ...」

などと言いながら、自営業に〇をつけていました。

無職というのはそんなに嫌なのか?


40~50代でセミリタイアした人が無職と言うと、
世間体が良くないという悩みはよく聞きますが、
65歳はどう見ても過ぎている人が無職と言っても、
それは当然じゃないかと思います。

ただ、70歳近くにもなって、
たかがスポーツジムの職業欄に無職と〇をつけるのすら嫌がる...
そこまで自分が無職だというのは嫌だというのは何ででしょうね?

会社を辞めた後でも、
自分は「〇〇社の元役員だ!」
などと、謎の自慢をする人もいますが、その類の人なのか?

いずれにしても、自分なんかとは感覚が違い過ぎるという感じですね。

まあ、こういう感覚の方から見たら、
50代セミリタイアなんてのはとんでもないヤツにしか見えないのは確かそうです。
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2024年4月8日月曜日

50代・やはり丁度良い仕事はない ~ 元・専業主婦編 ~

50代の元・専業主婦のお話


私はかねてから50代にとって丁度良い仕事、
すなわち、やりがい・仕事の負荷・報酬レベルが丁度良いと感じられる仕事、
これに出会うのは難しいということを感じていました。

今回は、それを補完するかのような話を聞く機会がありました。

話を聞いたのは50代の元・専業主婦の方です。
一部、推測を交えて話をまとめると以下のようになります。

元々は正社員として働いていたが出産とともに退職で専業主婦へ。
その後、パートタイム等では働いていたものの、
本格的には仕事に復帰していなかったが、
子育てが一段落した50代に正社員に復帰。
ただ、仕事があまりに忙しいので退職、
今現在は無職とのことです。

「忙しすぎる」の意味するところ


「忙しすぎる」と言っても、別に毎日長時間の残業させられたとかではなく、
仕事の密度の問題とのこと。

確かに、20年くらいの仕事のブランクがあったとしたら、
9時~17時までの仕事といえども、
相当な長時間労働に感じて対応できないなんてことはありそうですね。

また、ご本人が言うには、仕事中にちょこっと病院に行くとか、
そういった時間もとれないのも不満だと言っていました。

この辺りは上司の裁量による部分は大きいのでしょうが、
おそらく、半日休暇とかもとりにくい職場だったのでしょう。

仕事を辞めたら暇で何して良いかわからない...


この方は正社員になるにあたっては、
面接時に定年まではしっかり働きます!と言って、
短期間で辞めてしまったことは申し訳ないと思っていると言っていました。

ただ、ちょっとおや?と思ったのは、
まだ仕事を辞めてからそれほど経っていないらしいのですが、
仕事を辞めたら暇で何して良いかわからない...
みたいなことを言っていたことですね。

それならパートとかで良いのではと思いましたが、
そういう仕事はあまりしたくないらしいです。

まあ、この辺りの感じ方は人それぞれかとは思いますが、
やはり丁度良い仕事なんてのはそうはないものだと改めて思った次第です。

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