50代の元・専業主婦のお話
私はかねてから50代にとって丁度良い仕事、
すなわち、やりがい・仕事の負荷・報酬レベルが丁度良いと感じられる仕事、
これに出会うのは難しいということを感じていました。
今回は、それを補完するかのような話を聞く機会がありました。
話を聞いたのは50代の元・専業主婦の方です。
一部、推測を交えて話をまとめると以下のようになります。
元々は正社員として働いていたが出産とともに退職で専業主婦へ。
その後、パートタイム等では働いていたものの、
本格的には仕事に復帰していなかったが、
子育てが一段落した50代に正社員に復帰。
ただ、仕事があまりに忙しいので退職、
今現在は無職とのことです。
「忙しすぎる」の意味するところ
「忙しすぎる」と言っても、別に毎日長時間の残業させられたとかではなく、
仕事の密度の問題とのこと。
確かに、20年くらいの仕事のブランクがあったとしたら、
9時~17時までの仕事といえども、
相当な長時間労働に感じて対応できないなんてことはありそうですね。
また、ご本人が言うには、仕事中にちょこっと病院に行くとか、
そういった時間もとれないのも不満だと言っていました。
この辺りは上司の裁量による部分は大きいのでしょうが、
おそらく、半日休暇とかもとりにくい職場だったのでしょう。
仕事を辞めたら暇で何して良いかわからない...
この方は正社員になるにあたっては、
面接時に定年まではしっかり働きます!と言って、
短期間で辞めてしまったことは申し訳ないと思っていると言っていました。
ただ、ちょっとおや?と思ったのは、
まだ仕事を辞めてからそれほど経っていないらしいのですが、
仕事を辞めたら暇で何して良いかわからない...
みたいなことを言っていたことですね。
それならパートとかで良いのではと思いましたが、
そういう仕事はあまりしたくないらしいです。
まあ、この辺りの感じ方は人それぞれかとは思いますが、
やはり丁度良い仕事なんてのはそうはないものだと改めて思った次第です。
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