2020年11月30日月曜日

【セミリタイアへ向けて】仕事に見切りをつけるタイミングは重要

就職するときの気持ちを思い出してみる


学校を卒業して初めて就職するときはどんな気持ちだったか?
という事を思い出してみると、
私の場合はそれなりに希望に満ちたものであったと思います。

まさかその後15年くらい経過すると仕事に絶望して、
さらにその後10年ちょい経過すると本当に仕事を辞めるなどということは、
少しも考えていませんでした。

それだけ、仕事というものに対しては、
もともとポジティブに成り得るものだと考えていましたし、
今でも考えている部分はあります。

仕事に見切りをつけるタイミング


私の場合、いよいよ仕事に対してポジティブな感情を持つのは困難だな、
と感じたのは30代も後半、40歳に近くなってですが、
この時期はまだ仕事環境が好転する可能性は少しは残っていました。

私はこの時期に仕事には見切りをつけて、
本格的にセミリタイアへの準備を開始したので、
何とかアラフィフでのセミリタイア生活開始へこぎつくことができました。

しかしながら、この時期に「やりがいのある仕事」に固執していたら、
今の楽しいセミリタイア生活はなかったうえに、
やりがいとはかけ離れた仕事を無理やりさせられていたわけですから、
結果的には仕事に見切りをつけるタイミングはそれなりに良かったのでは?
と思っています。

仕事に見切りをつけやすい時代へ


最初から「労働はクソ」といった価値観をお持ちの方は、
仕事をいかに早くやめるかだけが課題なので、
ある意味シンプルな人生設計が可能です。

ただ、仕事にそれなりのやりがいを見出そうとしている人にとって、
仕事に見切りをつけるタイミングというのは、
結構難しいのではないかと思います。

あまり早く見切りをつけ過ぎますと、
「もうちょっと頑張れば偉くなっていたかも?」
などという疑念が湧いてくるかもしれませんからね。

ただ、最近は年功序列が崩壊して、
かなり若い時期から未来有望な人は誰かが、
より明確になってきていますので、
セミリタイアへの決断がつきやすい時代にはなっている感じはしますね。


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2020年11月29日日曜日

キャリア & 年齢相応の仕事というのは難しい ~ お茶屋の店員さんを見て思った事 ~

お茶屋の行列の理由


昨日は、行列にお茶屋の行列に並んでいたら、
変なバーサンに絡まれた話を書きましたが、
そもそも何故行列が出来ていたか?
という話から今日はしたいと思います。

大元の理由は創業感謝祭でのセールなのですが、
並んでいるのは10人程度ですから、
本来ならすぐに客がさばけるはずです。

ただし、レジの処理が遅すぎて、
客がさばけないので行列が短くならないのです。

何故、レジの処理が遅いか?
ざっくり言うと以下の理由です。

・ポイントカードが2種類 (お店独自のものと入っている駅ビルのもの)
・割引金額は手計算で算出したあとレジに打ち込む
・おまけのお菓子は招待状と引き換えが原則だが、
 招待状を忘れた人への対応

お店独自のポイントカードはレジを打つ前に読み込ませて、
駅ビルのポイントカードはレジ後に別の端末で処理するようですが、
70歳くらいの店員さんはこの処理が苦手のようで、
何度も間違っていました。

私の時はお店のポイントがついていなくてやり直し。
そして、お釣りを渡すのも忘れるというおまけ付きで、
ぼーっとしてたら大損するところでした。

お茶の知識は豊富だが...


こちらの店員さんですが、お茶の知識は豊富なので、
「ちょっと甘めのお茶が良いのですが...」
などという質問には的確な回答をくれるのですが、
レジ関係は苦手のようです。

本来はレジ系が得意の若手と組んで接客すれば良いのでしょうが、
こちらの店員は年配の方ばかりです。

また、駅ビルのテナントということで、
基本的にはずっと立っているのも年配の方にはつらいところです。

街の独立系のお茶屋さんのように、通常は奥でTVでも見ていて、
客が来たときだけ対応するというスタイルであれば、
彼女の実力は十分に発揮されるだろうと思いますが、
こういったシチュエーションですと、
「処理の遅い使えない年配の店員」
という風に見られてしまうかもしれません。

キャリア & 年齢相応の仕事を見つけるのは難しい


このお茶屋の店員さんのケースを見ても感じるのですが、
キャリアと年齢にふさわしい仕事というのは、
見つけるのはなかなか難しいのかな?と思います。

私のケースでも、早期退職をしないでサラリーマンを継続していたら、
今頃は若手社員と机を並べて単純作業をやらされていて、
若手社員よりはPC操作のスピードが遅いがゆえに、
「使えないおじさん」
というレッテルを貼られていた可能性が高かったのです。

この辺を深く考えていくと、
サラリーマンに早めに見切りをつけたのは、
正解だったとしみじみ思いますね。


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2020年11月28日土曜日

お茶屋でバーサンにいきなり喧嘩を売られた話

お茶屋さんの創業記念祭にて


先日、某お茶屋さんの創業記念祭の行列に並んでいた時の事です。

そのお茶屋さんは創業記念の日にセールを行うのですが、
先着でお菓子も配られるということで、
暇な私は開店からちょっと過ぎた時間にお店に行きました。

開店後20分程度しか経過していないのですが、
それなりの行列ができていました。

ただ、並んでいるのはお年寄りばかりで、
50代の私がダントツで若いというのは行列としてはなかなか面白いかも?

そんな中、とあるお婆さんが、
「これは何の行列なの?」
と聞いてきたことから、
今回の話は始まります。

何故かいきなり喧嘩を売るバーサン


お茶屋で並んでいたお婆さん(以下お婆さん)が、
親切にも質問してきたお婆さん(以下バーサン)に対して、

「お茶の特売で並んでいるんですよ」

という話をしました。

するとバーサンはいきなり

「お茶なんてスーパーので十分よ!」

といきなり喧嘩腰の先制攻撃をかまします。

一瞬驚いた我々お茶屋の常連ですが、
お茶屋の店員さんも明らかに困った様子だったこともあり、
お婆さんはやんわりと

「やはり専門店のお茶はスーパーのとはちょっと違いますよ」

とやんわりと対応致します。

するとこのバーサン

「私は仕事しているからね。
 お茶買う時間も家でお茶飲む時間もないのよ!」

となぜかキレてその場を去っていきました。

不機嫌な老人は増えている


実はこの事件が起こるちょっと前に、
行列の待ち時間が長かったこともあって、
初対面のお茶屋の常連同士でお茶に関する情報交換的な会話が始まっていて、
こういった形でさりげなく会話が始まるのはちょっと良いかも?
なんてことを思っていたのですが、
何故かこういった難癖をつけてくるバーサンもいるわけです。

私は老後は心穏やかに暮らしたいと思っているのですが、
その対極にいるのがこういった何故かいつも不機嫌なバーサンです。

まあ、ここまでひどいのはめったにいないかと思いますが、
街中には何故か不機嫌そうな老人が多いのはちょっと困ったものですね。

まあ、セミリタイア生活に入りますと、
老人と接する機会が圧倒的に増えてきますので、
変なトラブルに巻き込まれないように注意が必要と再認識した次第です。

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2020年11月27日金曜日

「年間100万円生活でも実質200万円くらい使っている」という仮説

楽しい年間100万円生活は本当か?


セミリタイア生活者や節約生活者の中には、
年間100万円も使っていないけど、
楽しくリッチな生活を過ごしてますよ!
という方も結構いらっしゃいます。

ただし、「年間100万円」というのだけにフォーカスを当てて、
なるほど、年間100万円程度で楽しく生活できるのなら、
セミリタイアも簡単だな!
と考えるのは若干ミスリードの可能性があるかな?
とふと思いましたので、
本日はこの件に触れてみたいと思います。

持家 & 低家賃物件


年間支出の中でも一番頭を悩ませるのは家賃です。

従って、年間100万円生活を実践している方の中には、
持家で家賃は0円という人が多いのでは?と思います。

持家を減価償却ベースで毎年費用計上すると仮定すれば、
年間100万円の枠には到底おさまらないというケースもあります。

1,000万円の家を購入して30年間住むというケースを仮定しても、
年間33万円強、月額2.8万円弱にはなりますからね。

コジ活 & 株主優待などが別枠計上の場合


例えば、コジ活で1,000円の食料品を実質無料でゲットした場合、
どのように処理を行うかによって生活費が異なります。

年間100万円で暮らしているという人の多くは、
この1,000円分の食料品の消費は年間100万円にカウントしていません。
何しろタダで入手したものなのですから間違いではありません。

ただ、コジ活という労働を経て食料品をゲットしたとすれば、
まず 1,000円を収入に計上して、
1,000円の食糧も支出に加えるべきとすべきという考えもあります。

これは、株主優待品で自社製品を入手した場合も同様です。

実際問題、年間100万円生活にしては良い生活をしているな!
なんて方は、コジ活をさかんにやっていたり、
優待目当ての株式を多数保有しているというケースもあります。

「キャッシュアウトは年間100万円」が正解


上記の事を総合して考えますと「年間100万円生活」というのは、
「年間に使う現金が100万円の生活」であるケースが多いのでは?と思います。
実質的な支出は200万円くらいになっていても不思議ではありません。

従って、年間100万円もあれば結構リッチな生活が過ごせるのかな?
と単純に考えると危険な側面もあるかと思います。

逆に言えば、今の世の中、現金支出は年間100万円程度でも、
安い住宅を入手して、コジ活をせっせと行い、
資産の一部を株主優待銘柄に投資すれば、
年間100万円の支出しかしてないとは思えない、
リッチな生活を過ごせるとも言えます。

この辺りの考えは、自分の理想とする計算ベースに合わせて考えないと、
比較は結構難しいのではないかと思いますね。
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2020年11月26日木曜日

【定期預金作成 金利0.215%】しずおか焼津信用金庫 ~ プレミアム定期預金2020Ⅱ(1年)~

壊滅的な定期預金金利


メガバンクの定期預金金利は壊滅的状況です。
スーパー定期の金利が年0.002%というのは、
頼むからお金を預けてくれるな!というレベルですね。

そんな中、昨年の今頃、しずおか焼津信用金庫でプレミアム定期預金を作成、
その時の金利は0.25%でした。

今年もしずおか焼津信用金庫では同様のキャンペーンを展開しており、
今年は昨年よりは金利が低下しましたが、
0.215%とそこそこ健闘しているので、
今回も1年間の預け入れを行いました。





自動継続には要注意


ただし、このプレミアム定期預金2020Ⅱですが、
昨年度の自動継続設定されていたプレミアム定期が、
こちらに自動的に継続されるわけではありません。

そのままにしておくと、普通の定期預金として継続され、
金利は0.092%が適用されるようです。

従って面倒ですが、前回作成した定期預金は一旦満期で解約、
新規資金を今回のプレミアム定期預金2020Ⅱに預ける必要があります。

このパターンは他の銀行も一緒のケースが多いので、
高金利の定期預金に預けているつもりが、
まるで低金利だったなんてこともありえますので、
ネット銀行で自動継続の定期預金を持っている人は、
チェックした方が良いかもしれません。

セミリタイアラーに不評の定期預金だが.


セミリタイアラーの多くはインデックスファンド等を中心として、
4~5%の利益を狙う方が主流のようですが、
ある程度は安全資産でキープする必要はあるかと思います。

私もペイオフを睨みながら複数のネット銀行で資産を分散させていますが、
金利的には実にツマラナイ状況が継続しています。

せめて預金金利が2~3%にでもなれば、
セミリタイアプランも立て易くなりますが、
そういう時代は永遠に来ないかもしれませんね。

2020年11月25日水曜日

外食コロナ対策あれこれ ~ 店によって温度差ありすぎ? ~

コロナ対策が万全すぎるとんかつ屋


3連休の初日にちょっとだけ外出して、
昼と夜と久しぶりに外食を致しました。

コロナ禍が広がる中、行楽地では人手がすごいとTVでは騒いでいましたが、
私が行ったのは郊外だったので人手はむしろ少ないくらいだったかな?

そんな中、昼食で選んだのは某チェーン系のとんかつ屋。
こちらのコロナ対策は徹底しており、
入店時の検温 & 手の消毒、従業員はマスク & フェイスシールド着用、
各テーブルはすべてパーティションで仕切るという念の入りよう。

この環境下では安心して食事ができると感じたことに加えて、
パーティションにより半個室的みたいな感じになって、
落ち着いた雰囲気だったのも良いです。

顧客任せの居酒屋


夜は某チェーン系の居酒屋でさくっと飲んで帰ったのですが、
こちらの感染症対策は入店時の検温(手の消毒は任意)に加えて、
従業員のマスク着用のみ。

各テーブルの間隔は狭いままで、テーブルを間引いたりはなし。
一瞬、入るのを止めようと思ったのですが、
空いているし短時間の利用なのでまあいいかと入店。

ただ、奥の方では狭いテーブルで大の大人が10人くらい密集して飲んでいました。
(席に座ってから気付いた!)

あれはダメだろ...と思いましたが、
流石に彼らも心得たもので、小さい声でぼそぼそ喋るという、
何とも盛り上がらない飲み会を行っていました。

外食コロナ対策には温度差が...


一口に外食と言っても、コロナ対策は温度差があるのを実感ですね。
地元の飲食店でも行列が復活しているところもあったりして、
ちょっとこれはどうなの?と思うところもあります。

時短要請とかイマイチ信用できない感染防止徹底宣言ステッカーより、
この辺のガイドラインをきっちりと作成して頂いた方が、
外食をする方も安心できるのかな?と思いました。

2020年11月24日火曜日

HSBC香港の口座を解約しました

予断を許さない香港情勢


香港国家安全維持法が成立して以降、
香港情勢は引き続き余談を許さない状況になっています。

11月23日には民主活動家の黄之鋒氏や周庭氏らが収監されており、
情勢はますます悪化しているという状況です。

香港の金融センターとしての地位も危うさが叫ばれていますが、
零細投資家である私も一つの決断を致しました。

それが、HSBCの香港に持っていた口座の解約です。

HSBC香港支店に口座を開設した理由


私が香港上海銀行で口座を開設したのは2008年頃です。
日経平均株価もバブル後最安値をつけて、
何かしなければいけない雰囲気の中、
リスクヘッジの為に海外口座を開設することにしたのです。

本当はシンガポールあたりで口座を開設したかったのですが、
零細投資家にはハードルが高過ぎました。

一方、HSBC香港であれば、
当時は20万円程度で口座が開設できたので、
海外資金運用での第一歩として、
香港旅行のついでに口座を開設しました。

当初はHSBCを軸として、現地の証券会社の口座も開設して、
資金運用は海外中心で!などと考えた時期もありますが、
仕事が忙しい時期でもあったのでほっぽらかし...

その後、日本の証券会社でも海外ETFの取り扱いが激増、
日本国内での運用体制が整ってきたのに加えて、
本当に海外で本格運用するとなると、
報告とか税金とかが面倒になるので、
口座はとりあえず持っているだけとなってしまいました。

ただ、日本国内で預金封鎖があった場合などは、
海外口座があるのはある種のリスクヘッジになることもあり、
口座はそのままキープしていたのですが、
前述の香港国家安全維持法が成立したのを聞いて、
これはリスクヘッジにはならないな!
と思って口座を解約することに致しました。

口座解約には3か月かかりました


2008年当時は口座開設は現地に行く必要があったと記憶していますが、
HSBC香港の口座解約は郵送ベースでできます。

口座を解約したい旨と解約資金の送金先を任意フォームで英文で記載、
別途、送金依頼書と一緒に香港まで郵送すればOKです。

HSBCサイドでは、口座解約依頼書を入手してから、
7営業日以内に手続きをすると言っていましたが、
日本から書類を発送してから解約確認が来るのに3カ月もかかりました。

というのも、このコロナで航空便が激減していることから、
郵便・荷物等を香港へ送付する場合、
ものすごく時間がかかったためです。

それでも香港まで3カ月もかかるのは、
今がやはり異常事態であることを再認識です。

ちなみにHSBC香港に預けていた金額は130万円程度ですから、
「運用」などと言えるレベルではありませんが、
もし引き出せなくなったら大ショックな金額です。

まあ、数億円以上の資産を持っていれば海外運用もありかもしれませんが、
私レベルでしたらメリットがない程度までは、
日本国内の投資環境も整ってきたのかな?と思います。

2020年11月23日月曜日

【長生きリスク】 ~ 若い内に楽しめれば老後は多少貧乏でも良い?~

若い内に楽しむことは重要


年をとってからいくらお金を持っていもしょうがない!
若い内に楽しんでおかなければ!
というのはよく聞く話であり、
一面の真実があると思います。

例えば、年を取ってから歩くのもしんどくなれば、
旅行に行くとか美味しいものを食べに行くというのも困難になり、
結局、家にいる時間ばかりとなるかもしれません。

特に、65歳~70歳まで働くのが一般的となっている昨今、
仕事を辞めて引退したら好きな事をやろう!
と思ったら、好きな事などできない身体になっていた、
というリスクはそれなりに高いかと思います。

”アーリーリタイアをして30代~50代を楽しもう!”

生涯現役を尊重する風潮のアンチテーゼとして、
アーリーリタイアが一部で脚光を浴びるのは、
ある意味当然の流れかと思います。

長生きするリスクも同時に考える


一方、人生100年時代と言われています。

本当に100歳まで生きるかと言われると個人的には自信がないですが、
50歳男性の平均余命は32年以上ありますので、
82歳くらいまでは普通に生きることになるかと思います。

まあ、”念のため”90歳くらいまで生きるとすると、
考えなければいけないのが老後のことです。

若い内なら月10万円生活とかも創意工夫で楽しいものにできても、
その節約をする為に必要な体力が落ちてくると、
年を取ったらしんどくなるかもしれません。

老後もそれなりに楽しく


私は最近老後を充実するものにするためにはどうしたらよいか?
という事を考えることが多く、
この辺は改めて考えをまとめようとは思っていますが、
例えば、以下の費用くらいは支出できるといいなと考えます。

✓ 医療費 (お金がないから医者に行けないは避けたい)
✓ 食費 (宅配弁当くらいは普通に頼めるようになりたい)
✓ 身の回り (週1くらいで掃除を頼みたい?)

仮に65歳くらいで身体を動かすのがしんどくなるとすると、
90歳まで生きるとすると25年間もの間、
そういった状態で生活することになります。

25年間と言えば、40歳から65歳までと一緒ですが、
40歳から65歳まで楽しく生活できたのだから、
65歳以降は多少貧乏で不自由でも仕方ないな~
というのは若い内はそう考えるかもしれませんが、
実際65歳とかになってみると、
そう簡単に割り切れるとは思えませんね。

アーリーリタイア計画はこの辺をもっと考慮すべきかな?
という気持ちが実際に会社を辞めてから強くなりました。

2020年11月22日日曜日

バブルでもボーナス微増の公務員、不景気でボーナス微減はそれなりに合理的

公務員ボーナス微減に怒る人達


民間企業ではボーナスがゼロなんてところもあるのに、
公務員のボーナスがちょっとしか減らない事に怒っている人がいます。

ただし、公務員と一口に言っても、
医療系や警察系など、コロナ禍で仕事の負担が激増した人もいて、
あんなに仕事が大変になったのに収入減るのか!
などというケースもあるので、
ボーナス微減はケシカランなどとは一概には言えないのでは?

そんな話を見ていたら、何故か真逆のケース、
すなわち1990年頃のバブル時代を思い出してしまいました。

好景気でもボーナスが増えない公務員


1990年初頭と言えばバブルの真っ只中でした。
私が社会人として働き始めたのもこの頃です。

民間企業はイケイケどんどんと言った雰囲気で、
ボーナスもガンガン増えている時代でした。

しかしこの頃でも、公務員のボーナスが激増したなどいう話はなく、
この時期に公務員になった友人のF君などは、
「欲のないヤツ」と一部でバカにされていました。

しかし、バブル崩壊で一転「勝ち組」になったF君、
「オレはこれを読んでいた!」
という発言は嘘くさいですが、
堅実路線が勝利したという部分はあるでしょうね。

公務員全般への批判は間違い


民間の一部企業で賞与が減ったから公務員の賞与も減らなきゃおかしい!
というのであれば、
民間のボーナスが倍になったから公務員も倍にしなきゃおかしい!
という理屈も成り立ちますが、
このような議論はあまり聞いたことはありません。

明らかに仕事をしていない公務員を個別に批判するのは良いとしても、
公務員全般の批判はちょっと違う気がしますね。


2020年11月21日土曜日

【理想のセミリタイア生活】毎日株価をチェックする生活はちょっと嫌かも?

投資へのスタンスで見るセミリタイア生活


同じサラリーマンを辞めてセミリタイア生活に入っているといっても、
投資へのスタンスは人によって随分と違います。

保有資産から見ても、保有資産のほぼすべてを投資している人、
逆にすべてが国債と定期預金といった無リスク資産な人、
様々な方がいらっしゃいます。

セミリタイア資産をどういうポートフォリオで持つかは頭を悩ませる問題ですが、
セミリタイア生活をどうすごしたいか?
という観点を第一に決めるのが良いような気がしてきました。

投資について考えるのが楽しいのか?


セミリタイア生活を過ごしている中でも、
1日の中で投資の事を考えている比率が相当高い人が結構いらっしゃいます。

ブログなどを拝見させて頂いても、
資産を増やしたいというより投資が好きだ!
というのが何となく伝わってくる方などは、
投資の事を考えているのが至福の時なのだろうと思います。

ただし、「投資はお金を増やす手段に過ぎない」というスタンスの人が、
セミリタイア後の生活において、
投資に時間を取られ過ぎるのは考え物です。

投資より興味のある事


長期投資に加えて、デイトレなどの短期投資である程度の収益が出れば、
セミリタイア生活が潤うのは間違いはないですが、
せっかくセミリタイア生活をしたのに、
投資に必要以上に時間を取られるのはもったいないかもしれませんね。

実は私はここのところ投資関連の本を読んでいる時間が長かったのですが、
歴史とか美術の本を読んでいる方がやっぱり楽しいな~
なんていうのが結論ですかね?

2020年11月20日金曜日

結構いそう?今回の株高でセミリタイア生活に入った人

株価はコロナ暴落後の大暴騰


世界的な株高が継続しています。

日経平均株価も3月19日に最安値の16,358円をつけてから、
11月17日には26,057円の最高値をつけており、
今日現在でも2万5千円を大きく上回る水準が続いています。

今回の株高の要因については、
色々な「専門家」が色々なことを言っていますが、
あんまり「なるほど!」というものがないような気がします。

セミリタイア目標資産達成!


セミリタイア界隈においては、
今年の3月くらいの株価低迷期には、

「これでセミリタイアが遠のいた...」
「また一からやり直し」

と言った悲鳴が一部に上がっていた一方、
今が最大の株の仕込み時だと看破されていた方もおられました。

この時期に本当に大部分の資産をつぎ込んでいれば、
今頃は資産が大幅に増えてセミリタイア目標資産を上回った!
なんて方も実は結構な数、いらっしゃるのではないかと思います。

セミリタイア生活のエントリーラインと言われる2,000万円を軸とすると、
3月に日経平均連動ETFに1,636万円ぶちこんでおけば、
11月には2,600万円を超えたわけですから、
1年も経過せずにセミリタイア資産の目標達成となったわけです。

チキンな私なら


もしも上記のような方がいらっしゃれば、
よくリスクをとりましたね!おめでとうございます!
と素直に賛辞を贈りたいと思いますが、
この後の資産をどうやって保有するかは頭を悩ませるのでは?

このまま更なる株価上昇を見込むのか?
(早くも日経平均3万円突破を予想する人もいる...)
ここは一旦リスク資産を手仕舞って定期預金にでもするか?

私なら短期間で資金が大幅に増えたので、
単純にこりゃアブナイな...なんてことを考えて、
大部分を無リスク資産へ移してしまいそうですね。

ただ、再びサラリーマンに戻るリスクだけは回避しよう!
と思えば、更なる資産増を狙うよりは、
守りを固めるのもそう悪い話でもないような気もします。

まあ、私はリスク資産はほぼほったらかしなので、
こういった悩みとはあまり縁がないのですが、
無リスク資産だけで何とか生活できるというのは、
安心感という意味では結構ありかと思っています。
(面白くないけど...)

2020年11月19日木曜日

ポイ活引退は65歳くらいかな?~ 楽天チェック爺さんを見て思ったこと ~

ポイ活にも色々あるが...


基本的に無職であるセミリタイア生活者にとって、
ポイント活動というのは貴重な収入源となっています。

ポイ活と言っても、買物時にポイントカードを提出するとか、
ウエルシアお客様感謝デーにまとめ買いをするといったものについては、
恐らくは生涯現役的に続けると思います。

ただし、0.1円とかを稼ぐためにクリックをするとか、
数円~数十円を稼ぐためにアンケートに回答するといった、
時間をある程度犠牲にするポイ活をいつまで続けるか、
この辺は年金受給をする年齢ぐらいで引退した方が良いのかな?
ということを考える出来事がありました。

楽天チェック爺さん


例えば、ポイ活の中には楽天チェックというものがあります。
街のお店で楽天チェックアプリを使って来店を検知させ、
楽天ポイントを貯まるというものです。

エース的なお店がローソンで、1日3回チェックインできて、
1円分の楽天スーパーポイントは必ず当り、
たまに3円とかが当たるといった感じになっています。

都内でしたらローソンは至るところにありますし、
コンビニはどうせ行くのでついでにチェックインはわかります。

ただ、ポイントを稼ぐためだけにローソンをはしごする、
この辺は微妙な話になるとは思いますが、
トレーニング替わりの散歩のついでならありかな?とは思います。

ただ先日見かけたご老人(おそらく80歳くらい)が、
買物をする気が全くないのに、
眼鏡を額の上にあげて、スマホに目を極端に近づけて、
若干震える手で楽天チェックをしている姿を目にした時は、
ポイ活にも引退時期を設けた方がよいのかな?と思いました。

ちょっと痛々しさを感じましたので...

年金で暮らせる目途がついたらポイ活引退


私も今はまだ50代で年金受給開始まで時間がありますので、
細かい収入源も生活に影響のでない範囲で拾っていきたいところです。

ただ実際に年金というキャッシュフローが確保できた時は、
その受給している年金で生活で暮らせる目途がつき次第、
ポイ活などの小遣い稼ぎからは一切手を引いて、
残りの人生は今以上にやりたいことだけに注力する、
こういった人生プランが良いのかな~と思いました。

スマホを使いこなせるご老人はちょっといいですが、
使い方はちょっとどうだろうか??
そんなことをつい思ってしまいました。

2020年11月18日水曜日

【セミリタイア住居】手持資金で家を買う or 運用益で家賃を払う

家を買わずにそのお金を運用して家賃を払う


昨日は2,000万円の家をキャッシュで購入、30年間住むとすると、
毎月の家賃相当は55,556円になるという計算をしました。

計算式を再掲すると、

2,000万円 ÷ 30年 ÷ 12ヵ月 = 55,556円 (毎月)

となります。

ただここで、2,000万円を資金運用して家賃を支払うという発想は如何でしょうか?
例えば、FIRE理論でお馴染みの4%の収益をコンスタントに叩き出せるとすると、

2,000万円 × 4% = 80万円 (年間)

80万円 ÷ 12 = 66,000円 (毎月) 

となります。

これだと、家賃ベースで考えれば持家を上回る形になります。

ここで、家賃ベースを同じとする利回りは?と考えますと、
3.33%となります。

2,000万円 × 3.33% = 66万円 (年間)

66万円 ÷ 12 = 55,000円 (毎月)

それでは手持ち資金で家を買うのと、
手持ち資金を運用して家賃を支払うのとでは、
どちらが良いでしょうか?

30年後はどうなる?


30年後はどうなるかを見ていきたいと思います。

【持家】

・30年後には土地と30年経過した建物が残る

・きちんとした家を買えば、30年程度は住める確率は高い

・しかし、補修費など想定以上に必要になるかもしれないし、
 自然災害などで家の劣化が早まる可能性も否定できない

【賃貸】

・30年後には元本2,000万円が残る
 (コンスタントに3.33%の収益が計上できれば...)

・3.33%の収益を30年間計上するのはそれ程無理な計画ではないが、
 確実に達成できるものでもない

確実に3.33%の資金運用が見込めるのであれば、
30年後に価値が劣化した住宅が手元に残るよりは、
2,000万円が手元にあった方が良さそうですが、
インフレ進行によっては2,000万円など大したお金でなくなるかもしれません。

どちらが良いか、ちょっと悩むところです。

結局好みの問題より良い住宅が見つかるか


上記は家の耐用年数を30年としていますが、
これを50年とすれば計算結果はまるで異なるものになりますし、
運用益を2%とするか5%とするかとかによっても変わりますので、
計算自体は恣意的要素を多分に含んではいます。

ただし、手持ち資金をキープして賃貸が良いか?
手持ち資金の一部を住居に替えた方が良いか?
好みの問題が多分にあるとは思いますが、
それ以上に好みの住宅が見つかるかどうかが大事のような気がしますね。

家に額面以上の価値を見いだせれば、
やはり持家のが心情的には良いかもしれません。

まあ、私など住むエリアもこれだ!というのが決められない状態なので、
このままずるずると賃貸になりそうな予感がしますが、
それはそれで大きく間違っているとは言えないだろうな...
というのが、上記の計算を通じて何となくわかってきたような気がします。

2020年11月17日火曜日

【セミリタイア生活費】持ち家は減価償却的に家賃計上

持家 VS 賃貸の比較で必要な視点


セミリタイア生活においても、
持家 VS 賃貸は永遠のテーマになっている感があります。

ただ一つ自分が気になっているのは、
セミリタイア生活費を計算するにあたって、
持家は一旦購入すると家賃はタダ!
という計算をしているパターンが多いように思える点です。

持家を取得して住み始めた場合、
一旦持家を資産計上したうえで、
減価償却的に家賃を計上した方が、
セミリタイア生活プランを考えるには適しているのでは?
と考えましたので、今回はそれについて述べてみたいと思います。

持家を減価償却してみる


例えば、50歳でセミリタイアして2,000万円の家をキャッシュで購入、
80歳まではこの家で暮らすことが可能と見込むと致します。

本来は土地部分は減価しませんが、
簡易的に80歳になったらこの家は無価値(住めなくなる)と仮定します。

そうしますと、

2,000万円 ÷ 30年 ÷ 12ヵ月 = 55,556円 (毎月)

となります。

要するに持家とは、30年分の家賃を前払いしたものと同じ、
という風に考えて、毎月の支出にこの家賃分を計上すれば、
持家・賃貸での生活費比較はフェアなものになると思います。

修繕費も計上するのが望ましい


また、持家は定期的に修繕が必要となると思いますので、
この費用も計上する必要があります。

某知人の例では、10年毎に100万円程の定期補修をしているとのこと。
彼曰く、屋根の補修は10年毎にやらないとえらいことになる!そうです。

この金額はちょっと高い気が致しますが、
仮に10年で100万円を月割りすると、

100万円 ÷ 10年 ÷ 12ヵ月 = 8,333円 (毎月)

となって、無視できるレベルの金額ではありません。

比較はしやすいが...


この辺を明確にしておくと、
上記の例で言えば2,000万円の家が割安か割高かがより明確になるかと思います。

恐らくこの計算で考えてみると、
一見持家派が有利になる確率が高い気がします。

要は、実際に賃貸で住める家より良い家に住めて、
曲がりなりにも不動産は手元に残ると...

しかしながら本当は、家を購入しなかったら手元に残っていたであろう、
2,000万円の運用益をも加味して比較しないとフェアではないと思います。

この点については次項で述べたいと思います。

2020年11月16日月曜日

暇な私が有料動画配信サービスに加入しない理由

百花繚乱の有料動画サービス


サラリーマン時代と違って自由時間に溢れているセミリタイア生活、
その時間を有料動画サービスの視聴に使っている方も多いようです。

メジャーなサブスクサービスであれば、
一生かかっても見切れないくらいのボリュームの動画があり、
これが数百円から二千円程度で見放題なわけですから、
コスパ的には非常に優れています。

ただ、私自身は有料動画サービスには加入しておらず、
今のところ加入する予定もありません。

今回はこの辺の理由について考えてみたいと思います。

無料動画だけでも見切れない...


有料動画サービスに加入しない一番の理由ですが、
YouTubeを筆頭とする無料動画だけでも見切れないボリュームがあって、
見る動画と見ない動画を取捨選択をしている状態なので、
有料動画サービスまで手が回らないというのがあります。

YouTubeの中には前半は一般向けコンテンツ、
後半は有料会員向けコンテンツというというものもあり、
お金を払ってでも見たいという気がなくないものもありますが、
それよりも幅広く色々な方の動画を見たいという欲求が勝っている状態です。

お金を払ったら見なきゃ損!という気持ち


また、動画見放題というサービスに有料で加入すると、
せっかくだから動画を見ないと損!という心理が働いて、
それ程見たくない動画まで見てしまう気がします。

これは私のせこい性格に起因するものなので、
そんなことはないという人のが多いかもしれませんが...

定期的支出は慎重に


まあ500円でも2,000円でも月ベースでみると大したことなくても、
10年とか20年でみると結構な大金になりますから、
定期的な出費を伴うサブスクリプションサービスの加入は、
慎重にした方が良いと思います。

ただ、最初の話に戻るようですが、
無料でこれだけ楽しめる時代になってしまいましたからね...

当面はこのままで良いかな?という感じです。

2020年11月15日日曜日

家族社宅ってまだまだ都心に沢山あるのね

今だに結構あるのね!家族社宅


昨日は新宿区内を久しぶりに散策していたのですが、
街の雰囲気が結構変わっているのにビックリしました。

そして、もう一つビックリしたのが、
世の中、まだまだ「家族社宅」というものがたくさんあるということです。

最近の社宅の傾向としては、企業名が入らないのが主流。
単純に「○○町社宅」「○○区住宅」などとなっているのが多いですが、
未だに企業名+社宅と書いてあるのもありますね。

このご時世、新宿区などという一等地に社宅があるのは一流企業!
羨ましい限りですが、社宅にもメリット・ディメリットがあるよな!
とサラリーマン当時を思い出しましたので、
この件について触れてみたいと思います。

家族社宅のメリット


家族社宅のメリットは何と言っても家賃の安いことです。

私が最初に入った会社も家族社宅がありましたが、
民間のマンションなら20万円くらいとられそうなところを、
1万円台で借りられたので、多くの人が家族社宅入りを希望しました。

また、家族社宅ですと全員同じ会社の社員ですから、
夜中に大音響で音楽をかけるバカとか、
ゴミ出しルールを守らないバカとかはいません。
仮にいたら社宅から叩き出されますし、査定にも響きます。 

今時点、近隣住民のマナーに若干苦しめられている身とすると、
これは結構大きいメリットの気が致します。

この他にも同期くらいの人が多数入っていますので、
家族社宅内での交流もさかんで、
結構楽しいもんだよ!と先輩が言っていたのを思い出しました。

家族社宅のディメリット


このようなメリットがあるにも関わらず、
家族社宅に入るのなんて絶対にイヤだ!
と言う人もいました。

やはり、仕事が終わってからでも、
周りに会社の同僚だらけというのはイヤだ!ということですが、
それ以上に専業主婦の奥さんが嫌がるというケースが多かったですね。

特に、その奥さんが社内結婚だとすると、
周りのほとんどが元同僚なわけですから、
これをメリットとするかディメリットとするか、
これは人によって大きく異なるようですね。

会社に雁字搦め


サラリーマンを辞めてから、随分と立派な社宅を眺めてみると、
家族社宅制度があるような会社は随分と恵まれていると思うより、
これじゃ会社にがんじがらめだよな~と思い方が強いかな?

昔は羨ましいと思って見たはずの都心の家族社宅ですが、
今見るとそういう気持ちは微塵もないですね。