就職するときの気持ちを思い出してみる
学校を卒業して初めて就職するときはどんな気持ちだったか?
という事を思い出してみると、
私の場合はそれなりに希望に満ちたものであったと思います。
まさかその後15年くらい経過すると仕事に絶望して、
さらにその後10年ちょい経過すると本当に仕事を辞めるなどということは、
少しも考えていませんでした。
それだけ、仕事というものに対しては、
もともとポジティブに成り得るものだと考えていましたし、
今でも考えている部分はあります。
仕事に見切りをつけるタイミング
私の場合、いよいよ仕事に対してポジティブな感情を持つのは困難だな、
と感じたのは30代も後半、40歳に近くなってですが、
この時期はまだ仕事環境が好転する可能性は少しは残っていました。
私はこの時期に仕事には見切りをつけて、
本格的にセミリタイアへの準備を開始したので、
何とかアラフィフでのセミリタイア生活開始へこぎつくことができました。
しかしながら、この時期に「やりがいのある仕事」に固執していたら、
今の楽しいセミリタイア生活はなかったうえに、
やりがいとはかけ離れた仕事を無理やりさせられていたわけですから、
結果的には仕事に見切りをつけるタイミングはそれなりに良かったのでは?
と思っています。
仕事に見切りをつけやすい時代へ
最初から「労働はクソ」といった価値観をお持ちの方は、
仕事をいかに早くやめるかだけが課題なので、
ある意味シンプルな人生設計が可能です。
ただ、仕事にそれなりのやりがいを見出そうとしている人にとって、
仕事に見切りをつけるタイミングというのは、
結構難しいのではないかと思います。
あまり早く見切りをつけ過ぎますと、
「もうちょっと頑張れば偉くなっていたかも?」
などという疑念が湧いてくるかもしれませんからね。
ただ、最近は年功序列が崩壊して、
かなり若い時期から未来有望な人は誰かが、
より明確になってきていますので、
セミリタイアへの決断がつきやすい時代にはなっている感じはしますね。
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