2018年12月31日月曜日

セミリタイアにも体力は必要 ~ 2018年度で一番の絶景を見て思ったこと ~

セミリタイア生活における体力

セミリタイア生活に入ると多くの人は運動不足になる、という説があります。
営業マンなどで日々歩き回っていた人が
日中家にずっといるようになると運動不足になるというのはわかります。
また、都会での通勤はまさに地獄ではありますが、
運動という観点から見るとそれなりに歩数は稼いでいるとも言えます。

私は内勤だったため、今のセミリタイア生活の方が運動していると言えます。
入浴中心のスポーツジムとはいえ、家との往復だけでもそれなりの運動。
また、安い食材を求めて少し離れたスーパーへ行くこともあります。

ただ、それはサラリーマン時代よりも多少身体を動かしているという程度であり、
十分な運動をしているとは言い難いのが現状です。

絶景スポットへ行き体力のなさを痛感

2018年度に撮影した写真を整理していて思い出したことがあります。
それはシチリア島にあるチェファルーという町に行ったときのこと。
チェファルーは歴史ある町であるとともに、風光明媚な観光地です。
背後にはロッカと呼ばれる岩山が聳え立ち、
そこからの眺めはまさに絶景と言えるものです。

ガイドブック等にはロッカの頂上までは40分、
ちょっとだけ険しい道のりですよ!なんて書かれていたので、
気楽に登りはじめたのは良かったですが、
体力のない私は1時間以上かけてやっとの思いで登りました。

(ロッカから世界遺産の大聖堂を臨む)

(チェファルーはリゾート地としての側面もあります)

































この時ばかりはこのままの体力ではまずいな、
今後の旅行計画にも差しさわりがでてくるだろう、
帰国したらきちんとトレーニングを積もう!
なんてことを考えていたのですが、
今の今まですっかり忘れていました。

ダラダラしていても疲れる

セミリタイア生活でも疲れるときは疲れます。
それはゴロゴロしているだけでも疲れるということでもあります。

しかしゴロゴロ生活よりも楽しい生活というのはなかなかありません。
そんなゴロゴロ生活を長く続けるためにも体力は必要!
この観点から考えてもやはり身体はある程度鍛える必要はありますね。

まあスポーツジムにはほぼ毎日入力&サウナで行っているので、
その前にプールに行く頻度を増やすだけで相当体力は回復するかと思います。

来年の旅行&ゴロゴロ生活充実の為にも、
正月明けにはトレーニングが必要ですね。
今度は忘れないようにしたいものです。

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2018年12月30日日曜日

年末年始の旅行はやっぱり「散財」だったな!

年末年始の海外旅行は過去最高の70万人超

昨日当たりから街中が異様に静かです。
建築中のマンション工事が中断していることと、
人通りが明らかに減っていることが理由かと思います。

ニュースによれば、年末年始の海外旅行は過去最高だそうです。
今年は9連休が取りやすいカレンダーの並びであることに加え、
LCCの就航数が増えているなどの環境もあるのでしょう。
もちろん、景気がそれなりに良いこともあるでしょうが。

1年中休日の自分にとって年末年始のバカ高い時期に旅行に行く理由はありませんが、
過去にはこんな時期に旅行に行ったこともあります。

当時は気分的にどん詰まり状態だったので、
精神的に旅行でも行かなければヤバイとな、などと考えていました。
なので、会社には事前に年末年始は絶対に旅行に行くと宣言、
直前の土日も念のため出社して仕事を前倒しで片付けて、
何とか時間を捻出したのを思い出しました。

しかしこの時期は旅行代金もバカ高い!
航空券も非常識プライスだし、ホテルでは食べたくもない
ディナーがセットでないと予約できない。
なので、比較的エコノミーな旅行でも
1週間で20万円以上は軽くしたのを思い出します。

セミリタイアというゴールが見えだしてからは、
このような散財はしなくなりましたが、
当時の自分にとってみれば「必要経費」でしたね。

(パタヤの夜景を見てもうちょっとだけ頑張ろうと思った)



















大掃除でいらないネクタイを捨てたりしたときも感じましたが、
サラリーマン生活って必要経費的出費が多いです。
今のローコスト生活を考えると、
そのことはしみじみと再認識しますね。

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2018年12月29日土曜日

心から寛げる正月休みはなかったな

世間では仕事納めですが

年末の銀行窓口最終日に銀行に行くのを忘れた!
どうしよう!というサラリーマン時代の悪夢で目が覚めました。

サラリーマン時代の私は経理担当だったので、
銀行窓口へ直接支払いに行くことも多かったのですが、
末日は色々なことが重なるのでつい忘れることも。

しかし、冷静に考えれば、税金などの大部分は12月末締めではなく、
来年初締めになることが多いので、
現実的に年末に銀行に行かなければいけないことはないのですが、
夢の中ですからそのような冷静な判断はできないですね。

年末年始に心から休めることはなかった

世間では28日金曜日が最終出社日という方も多いかと思います。
年末年始で9連休という会社も少なくないでしょう。
ただ、ネット上の声をチェックしてみると、
必ずしも喜んでいる方ばかりではないようですね。

自分が一番共感するタイプの声は、
仕事上の区切りが全然ついていないというパターンですね。

自分も年末までに仕事が終わらずに年末年始に出社したことがあります。
ただそんな場合でも上司は休んでいるので、
最終的に彼が書類をチェックをするのは年明けとなります。
その上司はどんな書類を作っても必ず文句を言うので、
年末年始は極めてブルーな気分で過ごさなければいけない。。。
結構このパターンは多かったです。

そんなわけで、夏休み同様年末年始も心から休めたという思い出はないですね。
ただ、年末年始は流石に電話はかかってこなかったので、
その分多少はましだったかもしれません。

仕事を辞めた今は変なプレッシャーなどなく穏やかな気持ちではありますが、
特に新年を迎えるからどうだ!という感じですね。
人と会うことも少ないので、季節感は感じにくくなったのは事実です。

ただ、特に何もなく淡々と過ぎていくというのは悪くないです。
やはり自分にはこの生活が向いているというのは実感しますね。

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2018年12月28日金曜日

理想の上司像は安倍総理?

「安倍晋三の真実」を読んで思ったこと

安倍晋三の真実というを読みました。

本書は安倍総理大臣の外交スピーチライターである
谷口智彦内閣官房参与が書いたものなので、
外部からの視点のジャーナリスト本とは異なり、
内側から見た安倍総理像が浮かび上がり興味深かったです。

特に安倍総理が行った数々のスピーチに関する背景がわかり、
なかなか読み応えのある本でした。

個人的に最も印象深かったのは安倍総理の人物像についてですね。

「安倍総理は友だと思う相手だと見方が狂う」といった主張の反論で、

"...安倍総理が義理人情に篤いからこそ、安倍さんの力になろう、
助けになろう、安倍さんのためだったらなんでもしようと思う人が、
いつも必ずいる。
私心、利害、打算を超越し、何かせずにはいられないという人が、
安倍さんの周りには、自然と集まってくるという、そういう側面です。"
(引用元: 安倍晋三の真実 p88)

また、

"安倍総理くらい、直属の部下が愚痴だの不平だのを
言わない人物をほかに知りません。"
(引用元: 安倍晋三の真実 p30)

と述べられており、上司としての安倍総理は
まさに理想的だというのが本書の主張です。

一般社会の上司像はこれとは真逆かな?

安倍総理の事が大層お嫌いな方もいらっしゃるでしょうから、
本書の主張が真実かどうかという問題は一旦置いておくとしても、
私がサラリーマンを辞めるきっかけとなった上司とは上記とは真逆だな!
ということを考えながら本書を通読しました。

「彼の部下になる人は皆彼から去っていく....」
「彼のことを良く言う人はいない」

そんなタイプの上司の方が世の中多数派のような気がします。

私は、

「どうせ頑張って仕事しても上司の手柄になるだけだから、
  仕事は適当に手を抜こう!」

なんてことを考えた時代もありましたし、
実際に多少はそのようなこともやりました。

こんなことをすれば自分の評価も下がり何も得はしないのですが、
上司を利する行為だけはしたくない!
なんてことを思ったわけです。

そんなわけなので、この手の本を読んでいつも感じることは、
自分の生きてる世界とのあまりのギャップです。
本書はもちろんノンフィクションなわけですが、
どこが物語の世界として読んでしまう部分があります。
ノンフィクションでも「悪口系」の本はすんなり入ってくるんですけどね。

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2018年12月27日木曜日

セミリタイア2年目のまとめ ~ 人生で一番イやなことをしない1年だったな ~

人生で一番幸せな1年とは決して言いませんが。。。。

セミリタイア後、2回目の年の瀬を迎えております。
株価下落や若干の体調不良はあるものの、
まあまあ穏やかな気持ちで過ごせています。

今年1年は、7月に1か月程ヨーロッパへ行った以外は特別何事もなく、
 "家 ⇔ 図書館 ⇔ スポーツジム" のゴールデントライアングルの
行き来を日々積み重ねて終了したという感じですかね?

そんな1年を振り返りまとめると、

「人生で一番イやなことをしなかった1年だった」

ということが言えるかと思います。

この1年は誰からの指図も受けず、また、誰から叱責されることもなく、
自分の気の向くままに過ごしました。

「やりたいことをやる」より
「やりたくないことをやらない」のが重要

上記の事を逆の側面から見ていけば、
自分にとっては「やりたくないことをやらなくよい」ということが、
「やりたいことをやる」より遥かに重要だということがわかったとも言えます。

非常に前向きな思考の持ち主の方でしたら、

「幾多の困難をのりこえてでも何かを達成せねば!」

「やりたいこともやれないなんて人生なんて意味はない!」

と気負うところでしょうが、そういう感情は今のところないですね。

セミリタイア前にあれもこれもやろう!
と思っていたものはほとんど達成できてないとも言えますが、
それでも特に不満はないという感じです。

ただ、セミリタイア4~5年目の方のブログなどでたまに見かける
「セミリタイア生活への飽き」
のようなものはいずれ来るかもしれませんので、
その辺は要注意かも?とは少しだけ思っています。
今は会社に行かなくて良いだけで浮かれている
状態なだけかもしれませんからね。

だけど、来年の抱負?と聞かれるとすれば、
夏頃にまた海外旅行に行こうかな?という程度ですね。
まあ気負わず自然体でいって、
今年と同じような感じで過ごせればそれでよいかな?

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2018年12月26日水曜日

細菌性胃腸炎になっても病院にすぐ行けるのは都市型セミリタイアならでは

クリスマスに細菌性胃腸炎になる

クリスマスだというのに突然腹痛が襲ってきました。
我慢できないほどでもなかったけど、
年末年始は病院も開いていないので大事をとってすぐ病院に。
この辺はセミリタイア生活のフットワークの軽いところです。

「何か悪いものでも食べたか?心当たりはないが?」
などと思っていたら、細菌性胃腸炎らしいという診断が。
この冬はこの病気がちょっとした流行らしいですね。

感染元は食事からではなく、日常生活での感染の可能性が高いとのこと。
特に危険なのは外出先でウォッシュレットを使う行為。
「お使いになられてはいないと思いますが、
ノロウィルスの感染のリスクも高いんですよ!」
なんてことを言われました。

思いっきり使っています、外出先でのウォッシュレット。。。
それどころか、外出先のトイレでウォッシュレットがなければ、
「今時ウォッシュレットもつけてないのかよ!」
などと毒づいていました。

今後は外出先でのウォッシュレットは控えようかと思います。
が、やはりウォッシュレットはあったほうがよいので、
携帯用ウォッシュレットの購入を真剣に考えます。

「セミリタイア + 都市型生活」が不幸中の幸い

サラリーマン時代の自分だったら、この程度の痛みで病院には行かなかった、
というよりは行けなかったでしょうね。
同じような症状で我慢したがために、
後々えらい目にあったことを思い出しました。

あとはセミリタイア生活で話題になる田舎暮らしについてふと考えました。
私のかかりつけ医は家から見える場所にあります。
田舎暮らしといっても一概には言えませんが、
病院に気軽に行けないような場所はやはり不安ですね。

将来的に田舎に引っ越すとしても、
徒歩圏内に病院は必須条件になりそうです。

まあ、クリスマスと言っても特に予定がなかったので、
むしろ年末年始に向けてナチュラルに禁酒ができて良かったと思うことにします。

しかし、株も大幅下落するし胃腸炎にもなるしで、
全くついていない年の瀬となりました。

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2018年12月25日火曜日

2018年の交際費は5.5万円だった

セミリタイア後は人に逢わなくなった

サラリーマン時代の平日は嫌でも誰かと顔を合わせ、
仕事上の話やどうでも良い話をしていたのですが、
セミリタイア後の平日はほとんど誰とも会いませんね。

スポーツジムの受付の方とは毎日会いますが、
会話をすることはほとんどありません。

そういう意味で会話らしい会話をするのは、
定食屋の夫婦と床屋の大将くらいですかね?
それでももちろん、つっこんだ話などはしませんが。

そんな1年でしたが、友人達と会話をした頻度はどのくらいか?
ちょっと気になったので、スケジュール帳を見直して、
友人達と飲んだ回数、費用を計算してみました。

2018年の飲み会回数は10回

2018年度は飲み会参加回数は10回程度、
かかった費用は5.5万円程度だったと思います。
私は日記・家計簿などつけておりませんので、
正確な数字ではないかもしれませんが、
まあだいたいこんなものかと思います。

この内1回が会社関係の飲み会。
昔の同僚と会ったわけですが、おそらくこれが最後。

会社を辞める時に「今度飲みに行きましょう!」と何人かに言われて
連絡先を交換致しましたが、実際に連絡があったのは0人です。
前述の同僚はたまたま仕事関係で連絡があり流れて飲みに行っただけです。

その他の9回の飲み会については、
2019年も同じような頻度になりそうですね。
地方勤務だった友人が東京へ戻るらしいので、
回数的にはもう少し増えるかもしれません。

月に1回だけ友人と会う ~ 多い or 少ない ?~

自分が今回の件について記載しようと思ったのが、
「老後の交際費 月2万円」みたいな記事を読んだからです。

少なくとも、セミリタイア生活に関して言えば、
周りが皆サラリーマンで忙しいから、
普通はそんなにお金を使うことはないだろうと思います。
「老人会」的なものにでも入れば展開が変わるのでしょうかね?

もう一つコメントするとすれば、
まともに人と会話するのが1か月に1回程度ということ。
個人的な感想ですが、まあこんなものかな?という感じです。

時々セミリタイア系ブログでも、
「会社員時代は一応人と会話する機会があってよかった!」
みたいなことを書く方もいらっしゃいますので、
自分も少しは同調する部分がでてくるかな?と思いましたが、
それは全くなかったですね。

そんなわけで、2年目のセミリタイア生活は、
交友関係でも自分的には今のところ順調です。

ただ、傍から見れば
「孤独で悲惨な中年男性」
に見えるかもしれませんね。
それは、とてつもなく大きな誤解なんですが、
わからない人にはわからないと思います。

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2018年12月24日月曜日

平均貯蓄額なんて気にするだけ時間の無駄です!

30代の金融資産保有額は平均735万円?

「貯蓄の平均額」という記事をよく見かけますね。
皆さん、そんなに他人の貯蓄額が気になるのでしょうか?
この手の記事はネットに溢れています。
今日もこんな記事を見つけました

30代の貯蓄額の平均と中央値はいくらか

"家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成29年)によると、
30代の金融資産保有額(金融資産保有世帯)の平均は735万円、
中央値が 420万円です。"

"30代の金融資産を保有しない世帯を含む金融資産保有額は、
平均が470万円、中央値が 200万円となっています。
先ほど見たそれぞれ735万円、中央値の420万円とは大きく差があります。"

(引用元: https://limo.media/articles/-/8076?page=1)


この手の記事の特徴としては、

「平均より貯金多いですか?少ないでしょ?だったら投資ですよ!」

という方向への誘導が多いですね。
この記事の基本構図もそうなっています。

上記の記事は非常に良心的で、「30代の金融資産を保有しない世帯込み」と
「30代の金融資産を保有する世帯のみ」と分けています。
記事によっては、この辺を説明をわざと曖昧にしたうえで、
意図的に高い金額のみを何の説明もなしに提示して
「世間の人はこんなにお金持っているんですよ!」
と言って投資を煽ったり、いたずらに貯蓄のない世代の不安を喚起したりと、
あまり趣味が良いとは思えない記事も散見されます。

誰がいくら持っていようが関係ない!

セミリタイア希望者がこの手の記事を読むときに注意すべき点は、

他人がいくら持っていようが自分には関係ない!

という気持ちで読むことかと思います。

セミリタイア希望者にとって問題となるのは自分がいくら持っているかです。
平均より多かろうが少なかろうがそんなのは関係ないです。

セミリタイアを希望するのが年齢が遅かったり、
住宅ローンを抱えてしまったりで、
貯金額は平均より少ないかったとしても
これから頑張ればよいのです。

逆に平均より多かったら安心!なんてことはありません。

自分で設定した目標貯蓄金額より多い少ないかは大事ですが、
他人や平均値と比べてみても良いことは一つもありませんね。

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2018年12月23日日曜日

株価下落時のがセミリタイアするには良いかも?

私のセミリタイア直後の半年間

私は昨年の7月でサラリーマンを辞めてセミリタイア生活へ入りました。
会社を辞めてから昨年末までを振り返ってみて一番感じた違和感...
それは何かと言えば

「お金が全然減らないじゃん!」

というものです。

当時は株式の含み益がどんどん積みあがる状態だったので、
セミリタイア大正解!思ったよりリッチな生活が過ごせるな!
なんてことが頭の片隅によぎりましたが、

「これはたまたまである。こんな状態が続くわけがない!」

という冷めた気分で見つめている自分もいました。

結果的に起こったことと言えば、
この時に株式を処分していなかったので
当時に比べて資産が目減りしてしまっているというのが一つ、
もう一つは、この時に特別生活レベルを上げることをしなかったので、
支出面でのセミリタイア生活は計画通り進んでいるということです。

セミリタイアが遠のくより怖いもの

今回の株価低迷でセミリタイアが遠のいた!的な記事を目にしますが、
それよりも怖いのが、昨年度末頃に一層の株価上昇を見込んで
セミリタイアした人ではないでしょうか?

定収入がない状態で資産が大幅に目減りするのはやはり怖いです。
昨日のエントリーでも申し上げました通り、
”株価下落 ⇒ セミリタイア生活破綻”
という図式は避けるべきだと個人的には思いますね。

そう考えますと、この株価低迷期にセミリタイアする人というのは、
セミリタイア生活破綻のリスクが少ない人なんだろうと思います。

自分はセミリタイアして1年半程度の新参者ですが、
この短い間に株式暴騰と暴落を両方経験できたのは
今後の長いセミリタイア生活を考えると良かったかもしれません。

でも、そうは言ってもやはり株価は上がって欲しいです。
定期収入はなくても、やはり株価上昇のボーナスくらいは貰いたいですからね。

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2018年12月22日土曜日

株価下落局面でも心穏やかでいるためには?

世界同時株安でもサラリーマンには戻りません!

私の保有資産の中心は現預金です。
自分のセミリタイア資金を使途別にざっくり分けるとこんな感じです。

・衣食住+医療費・社会保険料 → 預金取り崩しで対応

・趣味+贅沢 → リスク性資産(株式・貴金属)で対応

上記が意味することを言い換えれば、
仮に所有株式・貴金属が一夜で0円になったとしても、
とりあえず年金支給までは生き延びることができるかな?
まあ、その場合は贅沢は一切できなくなるでしょうが。。。
ということです。

セミリタイア資産をどう持つか?
これは何が理想かはなかなか難しいですね。

とあるセミリタイアブロガーは、会社を辞めて資産を全額普通預金へ入金し、
ここから計画的に使っていく!と宣言しておられました。

逆に、預金は必要最低限で、
資産のほとんどを高配当株で持っている方もいらっしゃいます。
こういう方は今回の暴落はどのように対応されたのでしょうか?
相場観の鋭い方なら、一旦現金へシフトをされていたのかもしれませんが、
この技は現実的にはかなり難易度が高いでしょうね。

私はタイプ的には前者の「現金重視型」に属します。
やはり株式が暴落したらサラリーマンに逆戻り!
という事態だけは避けたいですからね。

高配当株などのリスク資産を増やせば当面の生活は潤うでしょうが、
「セミリタイア失敗」のリスクは高まります。
私はそのリスクを取りたくないということです。

今回の株式全面安での影響

今回の株式下落局面で一部の株式を処分しました。
年初来安値近くでの売却でしたが、
その後もどんどん株価は下落していったので良かったかな?
また、株主優待関係の銘柄は引き続き保有しています。

今回の株価下落の影響と言えば、
1月にタイにでも行こうと思っていたのを取り消しました。
タイに旅行に行ったらセミリタイア生活が即破綻するわけではないですが、
まあこういう時ですのでちょっと自粛ですかね?
やはり資産が減少するのは気分の良いものではないのは確かです。

サラリーマン時代に年1回の海外旅行が中止となったら
気が狂いそうになりますが、セミリタイア後の今では
「まあ、おとなしく家で本でも読んでいよう!」
という程度です。
普通の日常でもそれなりにセミリタイア生活は楽しいものです。

昨年の今頃の株式上昇局面では
「もう少しリスク資産の比率を高くすべきだったかな?」
ということを考えなくもなかったですが、
今回のような下落局面でもそこそこ心穏やかに暮らすためには、
やはりリスク性資産はほどほどにですね。

これからも投資は趣味+α程度にとどめておきたいですね。

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2018年12月21日金曜日

すかいらーくの75歳まで雇用延長で思うこと

年齢制限撤廃が良いのか?

すかいらーくが75歳まで雇用延長へ

外食大手のすかいらーくホールディングスが、
パートやアルバイトの雇用年齢の上限を
現在の70歳から75歳へ延長することが20日、分かった。
経験豊富な高齢者を活用する狙い。
(引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000089-kyodonews-bus_all)

75歳と言えば100歳まで生きるとすれば後25年もあります。
年金制度もいつまで持つかわからないので、
これは中々良い制度だな、という声も多いようですね。

私は働きたくて、かつ、その能力もある人が、
年齢のみを理由に働けない制度はおかしいとは思いますが、
個人の人生を考えた場合には、はたして75歳まで働くのが
シアワセなことかは良く考えるべきかと思います。

どうも、世の中の風潮・世論的なものは、
「生涯現役」「働けるまで働くのが当然!」
という方向へ誘導されているような気がします。

こういった周りの声に惑わされずに、
私自身はこのままセミリタイア人生を歩んでいきたいと考えます。

蕎麦屋のおばあさんを思い出した

このニュースを見て思い出したのが近所のお蕎麦屋さん。
老夫婦が営むこのお店は、70歳は優に越えているおばあさんがそばを運んできます。
5メートルくらいの距離を10cmくらいの歩幅でゆっくりと運ぶので、
なんだかとても申し訳ないことをしている気分になります。

そもそもこの店の蕎麦はあまり美味しくないこともありめったに行かないのですが、
お年寄りばかりの店員のお店だとちょっと行きにくくなりますね。

ただ、こういう環境に気分的にも慣れていかなければ
ファミレスにもいけない時代が来るのかもしれませんね。

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2018年12月20日木曜日

「ボーナスを貰ったら会社を辞めよう」は夏のボーナスがお勧め!

私は夏の賞与を貰ってから辞めました!

12月と言えばボーナスシーズンですね。
セミリタイア中の私には全く縁がない話ですが。

そんな賞与ですが、12月にボーナスを貰ったら辞めよう!
と考えている方も多いかと思いますが、
自分のケースでは6月の賞与を貰ってやめるという決断をしました。
実は12月末で辞めてやるぜ!という選択肢もありましたが、
6か月間我慢することにしたのは以下の理由があります。

① 4月を過ぎると有給休暇が新たに付与される

4月を過ぎれば20日間の有給休暇が付与されます。
最後にこれくらい使ってもばちはあたらんでしょう。
また、辞める前年は消滅してしまう有給休暇はなるべく使いましょう。

② 翌年の税金・社会保険料・健康保険料のダメージが少ない

12月末で辞めると、翌年は無職・無収入にもかかわらず、
税金関係は満額のしかかってきます。
6月末で辞めれば半年分ですからダメージは軽減されます。

一方、「賞与を貰ってから辞める」という場合は、
下記の点を注意する必要があります。

会社によっては賞与は月割で計算されるケースもあります。
6月と12月に賞与が支給される場合、
例えば8月に辞めた場合に7月・8月分の賞与が月割でもらえる会社と、
8月に辞めたら2か月分は無視されるというケースです。

自分のケースは後者だったので、
例えば8月に辞めるとすると、2か月は賞与分なしで働くことになります

仮に賞与が6か月で月給10万円だとすると年間賞与は60万円です。
賞与は単なる給与の後払いですから、本来は月給が15万円のはずが、
それを年間2回の30万円は後払いにするだけです。
これが8月に辞めるとなると2か月間は本来の給与の2/3で働く!
私はこれは許せる話でなかったので、6月退職という計画を立てました。

黄金のルートは3月後半退職意向、6月末に退職

有給休暇が40日間あるとほぼ丸2か月休めます。
従って、3月に退職の意思を伝えて4月は引き継ぎ、
5月・6月は有給休暇消化で6月末に退職が黄金ルートかと思います。

ただし、この作戦にはひとつ致命的なリスクがあります。
それは、6月の賞与は貰えるには貰えますが、
査定で思いっきり下げられてしまう可能性があるということです

私のケースでは思い切り下げられることはありませんが、
本来業績的には昨年比プラスになるべき部分は加算されませんでした。
ダメージはそれほど大きくないですが、納得はいきませんね。

なので、ブラック企業やブラック上司の場合は、
この点は注意すべきかな?と思います。
「辞めるヤツにボーナスなんかださねぇよ!」
「ボーナス?9割カットだ!貰えるだけでもありがたいと思え!」
なんてことがまかり通る企業だと、
賞与の振り込みを確認してから辞意を表明のが良いかもしれませんね。

まあ、いずれにしましても、会社を辞めるときは、
「貰えるものはすべて貰ってから辞める」
という心がけが大事ですね。

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2018年12月19日水曜日

ポイント還元とかいらないから消費増税を延期して!

消費税ポイント還元で不正も可能

消費税増税が行われれば、中小の小売店でキャッシュレス決済した場合、
最大5%のポイント還元が実施される予定である。

しかしながら、案の定というか、すでに不正の手口が公開されているようですね。
それは「小売店同士の転売」を利用するもののようで、
小売店Aが小売店Bに商品を販売すればBは5%分のポイントを受け取る、
同じ商品を小売店Bが小売店Cに売るとCも5%分のポイントが受け取れる。
これを更にCがAに売れば。。。。となるとポイントの無限ループが完成!
というわけです。

まだ導入もされていないのに不正手口が明らかになっています。
恐らく犯罪組織は今からどうやってポイントを詐取するか
研究に余念がないでしょうね。
最近は外国人によるポイント詐取が問題になっていますが、
ここに消費税ポイント還元という新たな巨大マーケットが出没するわけです。

消費増税をやめれば良い!簡単なことです

このような混乱や不正を避けるにはどうしたら良いか?
簡単な話で消費増税をやめれば良いのです。

最近読んだ 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く にも書いてありますが

"もし、このまま予定どおり増税が行われるなら、
オリンピック景気どころか、その手前で再び財務省に
景気の腰をおられてしまいかねない。" (p45)

と著者の上念司氏は増税による景気失速を懸念しており、
エコノミストの中には同意する意見は多いと思います。
実際、過去の消費増税を見ても結果は明らかかと思うのですがね。

ただ、財務省とマスコミがグルになってこの論を封じ込めようとしているわけで、
この辺は本書に詳しく記載されています。

上念氏はこの状況を打破するために

"消費税増税の是非を争点に選挙を行うことだ。"(p45)

と述べていますが、私もその通りかと思います。
ただ、消費増税の再々延期となれば
ここぞとばかりにマスコミが叩くでしょうから
実際にやるかどうかは不透明です。
相当難しいでしょう。

実際、消費増税による景気の悪化で失業率は上昇するでしょうが、
その中には来日したばかりであろう外国人労働者も含まれます。
その時に何が起こるかは考えておく必要はありそうです。

私は日本に未来は真っ暗だとは思いませんが、
非常に難しい局面にあることは間違いないかと思います。

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2018年12月18日火曜日

退屈なサラリーマン生活より退屈なセミリタイア生活

セミリタイア生活は退屈なのか?

セミリタイア界隈では、
会社を辞めたあとには膨大な時間が発生するので、
その時間を持て余すのではないか?
暇すぎて何もすることがないのでは?
などという問題提起がしばしばなされます。

これは、友人たちと飲みに行ったときによく聞かれる
「時間がありすぎるとやることないだろ!」
という質問と同種のものと思われます。

百歩譲ってセミリタイア生活は退屈だとしましょう

私が第一に申し上げたいことは、仮に
「セミリタイア生活は退屈でやることなくてどうしようもない!」
としたところで、その生活はサラリーマン生活と比べてどうか?
という視点で考えるべきではないか?ということです。

私があのままサラリーマン生活を続けていたとすれば、
70歳まで恐ろしいまでに退屈な人生が待っていたのは確実です。
(ここだけは自信がありますよ!)

同じ退屈な人生ならば、やりたくもないことをやらされたり、
濡れ衣で叱責されたりとかがない人生のほうが良いですよね?

また、セミリタイア生活というのは、
自分の努力次第で退屈を楽しみに変えていくことがいくらでも可能ですが、
サラリーマン生活では無理ですね。
外部要因による影響が大きすぎます。
例えば、ハズレの上司が来ただけでアウトです。

そりゃ退屈な時もありますよ

実際にセミリタイア生活も退屈な時も多々あります。
やる気が全く起きないこともそれなりにあります。

ただね、それでも
「退屈だから仕事しよう!」
にはならないのですね。
いや、これが本当にびっくりするくらいならないのです。

このことは同時に、前述の問いに対する自分なりの回答でもあるわけですね。
説得力があるかどうかはわかりませんけど。

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2018年12月17日月曜日

歩きスマホ女性がぶつかってきて困る話

歩きスマホ被害が多い

最近、歩きスマホの人がぶつかってくるケースが増えています。
私は歩きスマホは一切しないので、
この件では100%被害者と言って良いかと思います。
そしてぶつかる相手で多いのは比較的若い女性が圧倒的に多いのです。

そんな女性たちがぶつかった時の先方の応対として一番多いのは「無視」ですね。
何事もなかったかのように去っていくパターンです。
一番少ないのが「一応謝る」というパターンでしょうか?
軽く頭を下げたり、「すいません」の一言があるパターンです。
そして地味に多いのが「逆切れ」パターンです。
「こちらを睨みつける」「舌打ちする」と言った感じです。

先日は上り専用の階段を歩きスマホで下ってくる人がいたので避けたら、
「邪魔だ!」みたいな顔で睨まれて困惑致しました。

バカは相手にしないに限る

私もそれなりに年齢を重ねてきた自負がありますので、
こんなバカ女を相手に腹を立てて文句を言うことはありません。

このようなバカは、私が文句を言った程度でバカが治ることもないし、
文句を言った結果「口論」にでもなれば周りの人にも迷惑が掛かりますからね。
相手にしないというのが正解かと思います。

ただ、私が疑問に思う点が一つあります。
それは、この手の人たちはぶつかった相手が「サイコ野郎」
である可能性を考えないのでしょうかね?

「自分が悪いのに謝るどころかに睨みつけられた」なんてことをされたら、
いきなりぶん殴ってくる人だっているんじゃないかと思いますがね?

通勤時間帯でトラブルを起こしている人たちだって、
少なくとも外見は普通のサラリーマンが圧倒的多数で、
いかにも危なそうな人が喧嘩しているなんてのは
むしろ見たことないですよ。

そんなわけで、
「世の中まともな人ばかりじゃないよ!」
というのが私ができる唯一のアドバイスですね。

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2018年12月16日日曜日

休日出勤増加中? ~ 休日のオフィス街にて感じたこと ~

休日出勤のサラリーマンは増えているのか?

昨日の土曜日にオフィス街に行く用事がありました。
用事と言うのは会場調査系のバイトで、
セミリタイア中の私にとっては貴重な収入源となっています。

そんな調査もあっさりと終了し、お昼時ということもあるので、
軽く昼食を済ませてから帰ることに致しました。

オフィス街ですから、土曜日はランチ営業を休んでいる店が多いですが、
思ったよりは開いている店が多いという印象です。
そして、首からセキュリティカードをぶら下げたサラリーマンの姿が多いです。
休日出勤のサラリーマンがそれだけいるという事ですね。

会社を辞めてから1年半しか経過していないのですが、
こうして見ると女性の姿が多かったのが印象的です。
自分がサラリーマン時代の休日出勤のランチなんて
くたびれたおじさんばかりの印象でしたが、
世の中が変わりつつあるんでしょうかね?

気配り上司なんてのもいるのですね

そんな中、おじさん2人と女性2人のグループがいました。
妙にフレンドリーな雰囲気が気になっていたのですが、
会計の段になって、上司らしき人が
「休みに出てもらって悪いから、ここは奢るよ!」
みたいなことを言っていました。

上司の方も大変ですね。
自分も休日出勤した上に部下のランチ代まで負担するとは!
ただ、こういった気配り系の上司の下なら、
休日出勤も多少やむを得ないと思うかもしれません。
(もちろん、1,000円のとんかつ程度で
 喜んで休日出勤する人はいないと思いますが。。。)

私のサラリーマン時代の休日出勤はほとんど一人でした。
しかし、たまに上司と一緒という機会があると
上記のフレンドリーケースとは大違いでしたね。
罵声が飛ぶのも珍しくない上、休日だからと言って席で喫煙するは、
また、仕事が終わったあと「どうせ暇だろ!」と飲みに連れていかれる。。。
職場・上司が違えば同じサラリーマンの休日出勤でも全然違いますな。

まあ、私の話はさておき、かつての同僚に話を聞くと
休日出勤は昨今むしろ増えているらしいですね。
と言うのも、平日の残業時間規制がより厳しくなって、
曜日によっては7時頃には強制的に会社を追い出される。
その結果、土日にしわ寄せがくるというのが典型的なパターン。

土日のオフィス街のランチがそこそこ盛況なのを見て、
世の中どこもそうなんだな~という印象を強くしましたね。
サラリーマンの労働環境が良くなるのはまだまだ遠い未来の気がします。

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