2017年11月30日木曜日

セミリタイア後の希望は現実的なものへ収斂する

セミリタイアを目指した当初は現実感はあまりなかった

「よし!セミリタイアしよう!」と思っても、
最初の頃はあまり現実感がなく、
「本当にセミリタイアできるのか?」
と自問自答する日々が続きました。

ただ漠然と、「いつでも旅行に行ける生活がしたい」
「世界一周旅行に行きたい」と妄想していました。

セミリタイア後の当初の目標は

「退職後すぐに1年間の世界一周旅行に行く」

と言うものでした。

セミリタイアが見えてくると希望も変化していく

そんな妄想しながらのセミリタイア準備でしたが、
資金面でも気持ちの面でもセミリタイアへの準備は
速度は遅いながらも進んでいきました。

セミリタイアへのゴールがある程度見えてきた段階でふと思ったことは

「本当に自分は世界一周へ行きたいのだろうか?」

ということです。

ここで言う世界一周は「世界の独立国すべてに行く」という意味ですが、
冷静に考えると別に行きたくない国も多々あることに気づきます。

また、1年間もの長期旅行に本当に行きたいのか?
(体力的にしんどい!)
1年間も人が住んでない部屋を借り続けるのはもったいなくないか?
その留守宅の管理はどうするの?
そもそも世界一周に行った後の目標は?
と言った、当初はあまり考えていなかった問題が想起されます。

結局、最終的な落としどころは

「年間ベースで、1回30日程度の旅行を可能であれば3回行く。
 最低でも1回は行く」

といったところへ収斂して行きました。

希望は現実的なところへ収斂していくのでは?

上記は自分のケースですが、セミリタイアの準備期間というのは、
一般的にはかなり長いものになるかと思います。

おそらく、セミリタイアの初期設定は不必要にハードルを
上げているケースもあるかと思います。

この辺りの本当の落としどころのようなものは、
セミリタイアの準備を進めて行くうちに、
現実的な線へ落ち着く、あるいは、現実的な解決策が見えてくるかと思います。

私はどんな夢も願えばかなう!などと思うタイプの人間では全くありませんが、
セミリタイア程度の希望であれば、現実的なレベルへ
着地できる確率はかなり高いのでは?
そう考えます。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月29日水曜日

働くより散策を楽しむ老人になりたい

散策を楽しむ老人

王子神社と王子稲荷神社へ参拝に行って参りました。
平日の神社はそれほど参拝客も多くないので、
ゆっくりと参拝できるのがいいです。
これも、平日に外出できるセミリタイアの魅力の一つです。

神社に行く前に飛鳥山公園へ寄りましたが、
平日の昼間だけあり、お年寄りとお子さんが多かったですね。

子供が元気に走り回っているのは当然ですが、
お年寄りもご自分のペースでゆっくりと散策を楽しんでいる方が多く、
有意義な時間を過ごされているな、と感じるところがあります。

同じ景色を見ても、サラリーマン時代は恐らく何も感じなかったでしょうが、
セミリタイア後には心に余裕ができたせいか、
子供の笑顔にしても、ご老人の笑顔にしても、
こちらも微笑ましい気持ちになるから不思議なものです。

働いているご老人は。。。

王子の街を散策している時に、
守衛風の男性、おそらく70歳くらいの方が、
女子高生に色々と説明しているのが見えました。
(おそらく、自分が受講する教室はどこかみたいな話です。)
その後、その女子高生は特にお礼を言うでもなく、
会釈一つせずに去って行きました。

嫌なものを見たな、という感じです。
確かに守衛さんの仕事に道案内もあるでしょうし、
その仕事をしただけなので礼を言う必要もない、
という解釈なんでしょうが、
曲がりなりにも自分の御祖父さんくらいの人が
きちんと説明してくれたのなら「どうも」ぐらい言っても
バチは当たらないと思うんですけどね。

やはり老後は散策を楽しみたい

些細な出来事かもしれませんが、
年をとってから働くというのもなかなか大変だな、
と改めて思った次第です。

やはり、自分には老後はのんびりと
散策を楽しめる人生の方が圧倒的に向いていますね。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月28日火曜日

このままサラリーマンを続けるとバカになるかも?

新しく学ぶことが何もない!

サラリーマン時代の後半の7年くらいは新しい事は何もありませんでした。
それまでの10年近くやってきたことの繰り返し、
と言えばこれでも聞こえがいい方で、
当初100くらいの仕事をカバーしていたのが、
最終的には30くらいの仕事のみとなっていました。

簡単に言いますと、海外事業が撤退して、
国内事業だけに専念するということになったのです。

転職市場での付加価値大幅ダウン

「もしも」転職というオプションがあったとしたら、
事業縮小のタイミングですべきだったと思います。
その方が「こういう仕事をやっていました」という内容が充実していたし、
年齢的にも若かったからです。

転職しなかった理由は

① すでにセミリタイアというオプションを考えていた
② 異動の話があった

という2つです。

個人的には ① のオプションがすでに有力だったので、
転職活動をするつもりはそれほどありませんでした。

ただし、会社員を継続するというオプションが第一だった場合、
② の話を持ち出して、新たな可能性を摘んだ会社の責任は重大と思います。
(誰も何の責任も感じてないと思いますが。。。)

つらいのは成長がないこと

サラリーマン時代の後半は結果的に閑職となり、
時間的に余裕がありましたが、
つらかったのは仕事上で新しい知識を得ることが全くなくなったことです。

例えば、最終的に会社を辞めた時とその5年前を比較して、
自分が仕事上成長したか?と言われれば完全にNO!です。

そんな感じでしたので、

このままこのサラリーマン生活を続けるとバカになるかもしれない!

と本気で危機感を覚えました。

まあそういった危機感がなければ、本気でセミリタイアを目指さず、
ずるずるとサラリーマンを続けていたかもしれませんね。

そういう意味では、セミリタイアの環境作りを
積極的に手伝ってくれた会社に感謝です。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月27日月曜日

都内 VS 郊外 ~ セミリタイア者はどちらに住むべきか? ~

セミリタイア者が住みやすい町とは?

私自身、帰ることのできる故郷がある人間ではありません。
そんなわけで、基本的にどこに住むのも自由です。

私はセミリタイアするにあたって、
色々な町で物件巡りを致しましたが、
結局のところ、家賃が2万円程度安い物件に引越をしました。
場所的にはより都心に近いところに転居したのですが、
築年数は相当古くなり、スペース的にも狭い物件になりました。

住居予算に限りがあるので、結局何を取って何を捨てるか?
という考え方になるかと思います。
今回は自分がセミリタイアするにあたって重視した
住環境についてまとめてみたいと思います。

① 都心に近いということ

私が第一に重視したのが都心へのアクセス。
友人との飲み会・会合などは都内中心繁華街で行われることがほとんどなので、
そこへのアクセスは重視しました。
あまり遠くに住むと、出かけるのが億劫になり、
社会的に必要以上に孤立することになるのでは?と考えました。

また、大型書店、大型家電量販店といった場所は自分の趣味としても重要です。
特に、池袋のジュンク堂や神保町の三省堂はセミリタイア後も定期的に通っており、
本の品揃えはやはり地方の大型書店とは大きく異なるので、
これらの店に気軽に通えなくなるのはやはり避けようと思いました。

② 物価の安さ

例えば、下見に行った某千葉県の海沿いの町では、
魚・野菜は冗談のように安かったですが、
日用品・加工食品・お菓子類は逆に結構高かったです。

近隣にスーパーが一つしかないところなどは、
競争原理が働かないからか、田舎の方がむしろ高かったりします。

都内の住宅地ですと、スーパーが複数乱立しているので、
総合的にみると物価は決して高くない、むしろ安いかな?と考えました。

もちろん、本当に「都心」に行けば、物価が跳ね上がります。

③ 町の利便性

サラリーマン時代に比べれば、セミリタイア後は、
家にいる時間もさることながら、住んでいる町にいることも多いので、
周辺住環境の重要性が増します。

自分が重要視した周辺環境は以下の通りです。

近くにないと困るもの

・スポーツクラブ
・図書館
・スーパー (複数)

当初は、「安い定食屋」というのもポイントでしたが、
セミリタイア後は、当初想定よりはるかに自炊の確率が増えましたので、
重要性はダウンしました。

④ 住環境そのものは多少軽視

一方、住環境そのものは多少目をつぶる部分はありました。
例えば、浴室。
セミリタイア後はスポーツクラブの風呂がメインになるので、
極端に言えば湯船はいらないな、と考えた結果、
引越先の風呂は相当狭くなりました。
また、図書館をフル活用する前提であれば、
書斎スペースも狭くて問題ありません。

また、セミリタイアにあたり「断捨離」を実行。
衣類や書物を整理した結果、荷物が大幅に減少しました。
結果、収納スペースも狭くて済むようになりました。

そんなわけで、前より狭い部屋への引越を敢行しました。

やはり家賃の違いはでかい

とは言うものの、やはり都内と郊外では家賃の差は大きい!
多少の生活費云々は家賃差でとんでしまいます。

なので、今のところ、都内に住んでいるのは「暫定」という位置づけです。
セミリタイア生活が落ち着き、軌道にのった時点で改めて、
都内で高い家賃を払う価値があるかを再考したいと思います。

また、何らかの理由でセミリタイア資金がタイトになった場合は、
地方へ引っ越すことに何ら抵抗はありません。

実は、この「家賃差分だけは生活費がいつでも削れる」というのは、
気分的には少々余裕が持てる部分だったりします。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月26日日曜日

ドラム式洗濯乾燥機 ~ 乾燥機能は使わず節約 ~

サラリーマンの一人暮らしにドラム式洗濯乾燥機は必須

サラリーマン時代に購入した家電で一番便利だったものを挙げれば、
文句なく「ドラム式洗濯乾燥機」と回答致します。

何しろ、出社前にスイッチを入れれば、帰宅した時には
洗濯がすべて終了しているのです。
洗濯物を干す手間、洗濯物を取り入れる手間、外出中に雨が降るリスク、
これらをすべてなくすことができます。

ドラム式洗濯乾燥機の導入前は、洗濯したいときに大雨だったり、
帰宅したら洗濯物が乾いていなかったりで、
下着のストックがなくなり、同じ下着を2日続けて着る、
なんてこともありました。

セミリタイア後には乾燥機能使用は激減


これだけ便利なドラム式洗濯乾燥機ですが、
セミリタイア後には乾燥機能使用は激減しています。

セミリタイア後は時間がたっぷりありますので、
基本的には外に干すことにしています。

私の使用している日立電気洗濯乾燥機ですが、
乾燥機能を使用すると19円程度の電気代がかかるとのこと。
サラリーマン時代は5日に1回くらい洗濯していましたので、
年間で73回、乾燥コストは年間1,387円かかっていた計算になります。

洗濯に関しては、乾燥機能を使わなければ、より多くの洗濯物を洗えますので、
洗濯頻度も1週間に1回未満へと減少しています。

乾燥機能を使わないことにより、下着の寿命も延びるでしょうから、
ここでもコスト削減に繋がっています。

「お金で時間を買う」生活からの脱出

セミリタイア後に気が付くのが、生活コストの減少です。
お金で時間を買っていたコストは特に大幅に減少です。
上記の洗濯関係もそうですが、
食事関係では自炊率大幅アップによる中食・外食の減少により、
食費は当初想定より大幅に減少していますね。

少しでも安いものを買うために少々遠出(自転車なので交通費はタダ)する、
というのもこちらのカテゴリーに入れれば、
その効果はアップします。

支出面では、セミリタイア生活は今のところ順調に推移しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月25日土曜日

辞めた会社に転職する出戻りが増えているそうですが。。

「転職先は辞めた会社」出戻り社員が増えている切実な理由

出戻り社員が増えている、という記事を興味深く読みました。
背景は人手不足らしいですね。

一度、辞めた社員を企業が再び雇用する「出戻り」を認める風潮が高まっている。
(中略)
その理由として目立つのが、人手不足による採用の難易度だ。

「慢性的な人材不足が続いているため」(物流関連・社員101~300人)
「経験者採用が難しくなっているため」(流通・小売り関連501~1000人)

(引用元)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00010001-binsider-bus_all&p=1

転職した会社が前よりもひどい会社であるのは良くある話です。
会社側・辞めた側の双方にメリットがあるならば、
いい話では?と思います。

個人的には「冗談じゃない!」ですけど。。。

私は2度転職しましたので、合計3社の会社で働いたことになります。
しかしながら、前の会社に戻りたいと思ったことは一度もありません。

「前の会社に戻る」ということは、前の会社での働きぶりが
評価されてということでしょうが、私はそもそも前の仕事が嫌で辞めたのです。
そんな仕事に戻されるなどということは論外ですね。

そう言えば、前の会社でも出戻りの人がいました。
彼に戻るように働きかけたのは会社からでした。
私は中途採用でしたので、彼が昔働いていた時期のことは知りませんでしたが、
それなりに働きぶりの評判が良かったみたいです。

彼は「私の考えが甘かった、外に出て初めてわかりました」、
みたいなことを言って出戻ったそうですが、結局、彼は2度目の退職をしましたね。
3度目は流石にないでしょう。

職場がハズレでも悪くないと思うことに

今回の記事を読んでの感想は、転職先に前職を考える人というのは、
前職がそれほど悪くなかったという話なのかな?と思います。
そうであるならば、少し羨ましい話かもしれません。

私個人的な経験を振り返れば、仕事上で本当に良いことがなかったな、
と改めて思います。
なので前職への未練はかけらもありません。

それがセミリタイアへのきっかけになったのなら、
結果的に職場がハズレで良かったかもしれない、
と前向きに考えようと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月24日金曜日

セミリタイア者は家を買うべきか?

なぜ日本人は賃貸自由主義より35年ローン地獄を選ぶのか

NESポストセブンの記事で、ある意味挑発的なタイトルの記事がありました。

筆者は、今後住宅価格が下落するのに、35年ものローンを組んで
家を買うリスクを負うべきでない!と一刀両断にします。

https://www.news-postseven.com/archives/20171123_631587.html?PAGE=1#container

基本的には筆者の主張に同意致しますが、
マイホームを買う人すべてが35年のローンを組むわけでもなく、
500万円以下といったマンションをキャッシュで購入する、
といったケースもあることは頭に入れる必要があるかと思います。

私がマンションを買わない理由

私は今のところ格安マンションも含めて、
居住用不動産を購入するつもりはありません。
今回は私なりの理由を述べてみたいと思います。

① 隣人リスク

マンションを購入したはいいが、隣人がうるさい!
逆に、隣人がこちらの些細な物音にすぐ文句を言ってくる!
というケースで、賃貸だったら最悪引っ越せばいいですが、
マンション購入の場合はそういうわけにはいきません。

② 人生の最晩年でマンション建替に遭遇リスク

終の棲家として購入したマンションでも、
人生の最晩年期に「建替」の話がでる可能性があります。
そうなりますと、何かと面倒です。

③ マンションも無料では住めない

マンションには「管理費、修繕積立金」が掛かりますので、
マンションを買えば安心!というわけではありません。
大手不動産サイトのSUUMOによれば、
管理費+修繕積立金の平均は月々2万1535円とのことです。
5万円程度で住める物件が多数あることを考えると、
この辺りは考慮する必要ありと思います。

また、大規模修繕が必要になったが、修繕積立金が足りない!
というリスクもマンション購入にはあります。

といったところが主要な理由になります。

経済的に得か損かの議論は、前提によってどうとでも変わりますので、
あまり重視していません。

お金が無くなったら安いところに引っ越します

私はセミリタイアするにあたり、やや都心よりに引越をしました。
理由は都心部に近い都内はやはり便利だからです。
セミリタイア後は基本的には自宅及びその近辺にいますので、
どこに住むかはサラリーマン時代より重要かと思います。
その代わりに、家の広さと設備については妥協致しました。

何らかの理由で、セミリタイア資金が足りなくなった場合、
田舎へ引っ越す準備(心構え)はできています。

そういった機動性を考えると、賃貸で気楽に暮らすという
ライフスタイルが自分には向いている気がしますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月23日木曜日

「ロイヤルホストが休業日導入 年3日、来年から」だそうです

ロイヤルホストが休業日導入 年3日、来年から

ロイヤルホストが2018年より年間3日休むらしいですね。

 ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングス
(福岡市)は、一斉に休業する日(休業日)を2018年から設ける方針を固めた。
全国の9割超の店舗で、元日を含む計3日間を充てる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00000009-asahi-bus_all

年間3日休みが大ニュースなのか。。。。

最近は年末年始でもスーパーなど普通に開いていますね。
お正月も働くなんて、働いている方は気の毒と思っていましたが、
この辺りも変わってくるかもしれません。

それにしても、年間3日間休みというのが大ニュースとは、
外食産業は定休日なしが当たり前!という考え方に基づくもの。
そもそも外食産業に対する考え方が麻痺してきたのかもしれません。

私のよく行く定食屋は普通に日曜日休みですが、
ご主人も高齢ということで、恐らく後継者はなし。
こういったお店が減少する一方で、チェーン系のお店は全体では増加傾向、
街の個性が減少してきているように思えます。

定休日ありの外食、深夜は休業のコンビニ

セミリタイア後は夕方6時くらいからビールを飲んでることも少なくないので、
ファミレスに深夜行く機会はほぼなくなりました。

そんな私がこれを見て「いいニュースだ」というのも何ですが、
社会全体で外食やコンビニの営業時間は考えた方がいい時に来たのでは?
と思います。

ドイツの閉店法*はとんでもない法律だと思っていましたが、
日本の現状を考えると、参考にしてもいいかもしれないですね。

*閉店法 (ドイツにおける閉店法 独:Ladenschlussgesetz、LadSchlG)
とは、小売店の閉店時間を規制するドイツ連邦法である。
現行の2003年8月2日制定法では、販売部門は以下の時点で閉店する必要がある。

・日曜および公的祝日。
・労働日(月曜から土曜)については、6:00未満もしくは20:00以降
・12月24日では、この日が労働日である場合は6:00未満もしくは14:00以降

同法では、薬局、ガソリンスタンド、駅、空港については別途個別の規定がある。

( Wikipedia より一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%89%E5%BA%97%E6%B3%95

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月22日水曜日

「負け組」って誰に負けたのだろうか?

会社を辞めたら負け組、らしい

まだ携帯電話がそれほど普及していない時代の話です。
緊急の用事があり、かつて勤務していた会社の同期入社の友人に電話しました。
後日、彼に会った際に
「今電話してきたのは負け組のヤツか?」
といきなり、彼の上司が言ってきたそうです。

その上司とやらは、電話の話の内容から、私がかつて勤務していたことを察知したらしく
(同期会の日程調整の件だったので、電話の話から想像はつきます)、
上記のような戯言を言ったようですね。

その上司の価値観だと、「会社を辞めると負け組」だそうです。

セミリタイアは負け組、って言うだろう

当時はまだ曲がりなりにも会社員でしたが、今はセミリタイア = 無職 の身です。
恐らく、彼の上司は今の私を見ると「スーパー負け組」とでも言うでしょう。

しかし、そもそも勝負もしていない人間に対して「負け組」などと言う感性は
いかがなものだろうか?と思うのです。

セミリタイアはせめて「棄権組」とでも言ってほしい

仮に出世競争で勝ち上がった人を「勝ち組」とするならば、
セミリタイアは「負け組」ではなく、「棄権組」ではないでしょうか?

サラリーマンという試合会場でこれ以上試合するのは嫌だ!
ということで試合放棄(セミリタイア)をしているわけですので、
勝手に勝ちとか負けとか言わないでもらいたい、というのが本音です。

そもそも、自分の特定の価値観に基づいて他人を負け組とか言うのは、
何か違うと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月21日火曜日

何かしなければいけない!という強迫観念からの脱出

都会の長閑な風景

私の住んでいる家は集合住宅ですが、近所には一戸建てが
密集した古い住宅街があります。

そんな家の前では、お年寄りが気持ちよさそうに
日向ぼっこをしている姿を良く見かけます。

実にのどかな風景です。

一日中日向ぼっこしている老人は幸せにしか見えない

子供のころから「勉強しなさい」と言われ続け、
会社に入ったら「寸暇を惜しんで働け」と言われ続けて、
やっとのんびりできる自由な時間を楽しめるのだな、
と勝手にその方の人生を想像するとほっこりします。

ただし、従来の価値観を引きずり、
「折角自由時間があるのにもったいない!他にやることあるのでは?」
と考えると、見方が変わるかもしれません。

義務になっては何事も楽しくないと思う

セミリタイア理由の一つが「思い切り読書をする」ということなので、
私も退職直後は、朝から晩まで本を読む生活をしていました。
最初はものすごく充実していたのですが、
途中、変な義務感みたいなものが出てきて、
体調がよくなかったり、気分が乗らなかった時でも、
本を読まなければ損!みたいに考えていました。

今でもその感覚は完全に抜け切れていないのですが、
気分が乗らない時には「何もしないことを楽しむ」ことにしました。
何もしたくない時に、何もしなくてもいいのがセミリタイア生活の醍醐味である!
ということに気づいたわけです。

今では「やりたい時にやりたいことをやる」に一歩近づいたかな?
とは思うものの、「何かしなければいけない!」
という感覚がもたげることも多々あります。

この辺を克服すれば、今よりもセミリタイア生活を楽しめるのかな?
と思う次第です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月20日月曜日

セミリタイアが失敗に終わる可能性・原因分析

とりあえず、お金が続けばセミリタイアは成功

私の基本的スタンスとしては、
「お金が続けばセミリタイアは成功」
というものです。

私のセミリタイア後の趣味は旅行と読書ですが、
どちらも私の存命中には飽きたり、退屈したりすることはないと思います。
また、旅行はともかく、読書でかかるお金はたかが知れています。

そんなわけで、
「セミリタイア資金が無くなる = セミリタイア失敗」
とした場合、セミリタイア資金がなくなる要因について、
自分が怖いもの、気を付けているものをあげてみたいと思います。

セミリタイアで怖いもの TOP 5

① 詐欺

一番怖いのは「詐欺」です。
要するに、セミリタイア資金を丸ごと持っていかれるリスク、
これは0ではありません。

変な投資話にひっかかるというのは論外でありえないと思っています。
家族とは疎遠で子供もいない自分はオレオレ詐欺とも無縁です。

怖いのは、インターネットウイルスに感染して、ネットバンクから不正送金、
なんていうケースですね。

自分の対策としては、詐欺対策に強いウイルスソフトである
「ESETセキュリティソフト」の導入、
PCの2台持ちで、ネットサーフィン用PCと資産管理用PCを分ける、
といったことをやっています。



② お金を貸す

「セミリタイア = お金持ち」
ということで、借金を申し込んでくる人がいる可能性は否定できません。

自分は借金関係では相当嫌な思いをしていることもあり、
今後の借金の申し込みは何があってもすべてNoです。

貸したお金は返ってこない、が原則です。

③ 浪費

長期の緊縮財政でセミリタイア資金を貯めた私にとって、
いきなり浪費家になるリスクは少ないと考えています。

ただし、孤独に耐えかねて、スナック通い、キャバクラ通い
なんてリスクも0ではありません。

基本的に中毒性があるものには手を出さない、
という原則で行きたいと思います。
(例えばゴルフもやりません)

自分としては、引き続き贅沢せず、つつましやかに過ごしたいと思います。

④ 計算間違い

将来あてにしていたキャッシュフローが入ってこない!といったことです。
一番重要なのが、年金受給額の計算かと思います。

自分は何度も計算したので間違いはないと思いますが、
年に1回は再計算をして、受給額のアップデートをしつつ、
支出計画を見直しています。

セミリタイアをされている方で、年金受給を0としていう前提の方もいます。
本当に0になったとしたら、私のセミリタイア計画は破綻ですので、
この辺りの情報アップデートも必要と考えています。

自分は、セミリタイア後の収入については、0という計算です。
セミリタイア後の収入を当て込んでセミリタイアする方は、
本当にこれが確実か検証することは大事かと思います。

⑤ インフレ

セミリタイア者にとって一番怖いのがインフレかと思います。
ただし、インフレというのは突然くるものではなく、
少なくとも足音くらいは聞こえるかと思います。
その間に対策 (インフレに強い資産へのシフト等) は打てると思っています。

インフレが怖いからセミリタイアできない、
というのはちょっと違うのでは?と思います。

セミリタイア生活の成功が確信に変わるまで

自分はセミリタイア生活を成功させる自信はありますが、
まだ確信にまで至っていません。

特に、③ 浪費 というのを必要以上に警戒しているのかな?と思います。
そんなわけで、セミリタイア前に計画した生活費より、
セミリタイア後は少ない生活費で暮らしています。
(暮らせていると言えばポジティブですが。。。)

セミリタイア生活の成功を確信したら、
ほんのちょっとだけ今より贅沢したい、
というのが今の小さい希望です。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月19日日曜日

Calbee大収穫祭2017で当選・じゃがいもが2Kg届く

Calbee大収穫祭2017で当選!

私は大のカルビーファンです。
特に「サッポロポテト」が大好物で、必ず家には常備しております。
夕食後に焼酎を飲みながら、ダラダラとサッポロポテトを食べる!
至福のひと時です。

そんなカルビーですが、毎年大収穫祭と称して、
ジャガイモのプレゼントをしておりますが、
今回見事に当選しました!

商品は「北海道のじゃがいも」2kg+「カッティングボード」1枚 です。

(じゃがいも2Kg分 - 13個)

(カッティングボード)





































サラリーマン時代はじゃがいもをもらっても中々調理するのが面倒でしたが、
セミリタイア後の今は別!
凝った料理はできませんが、有効利用させて頂きます。

今回の懸賞は10万名に当たるというビッグプロジェクト。
10万名なら自分も当たるかも?と思ったら当たりました。
今後もセミリタイア後の貴重な収入源として、
懸賞には力を入れたいと思います。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月18日土曜日

自己破産シニア増加 ~ セミリタイアとは真逆のスタイル ~

自己破産するシニアが増えている意外な原因

自己破産するシニア層が増加しているそうです。
読売新聞の記事では、総量規制の対象外の銀行ローン増加とともに、
以下の理由をピックアップしています。

債務に関する相談を数多く受けている三上弁護士は、
10~20年前の借金の返済を続けている人が高齢化し、
退職・失業、年金生活、病気などをきっかけに
自己破産するケースが増えていると説明します。
長年潜んでいた問題が、団塊世代の定年退職などと重なる
この時期に顕在化しているということです。

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171108-OYT8T50021.html?from=y10

失業より減給・賞与ダウンが引金?

上記では、自己破産のきっかけが「退職・失業・年金生活・病気」とありますが、
これ以外にも「業績連動賞与の導入」が怖いと思います。

多くの企業で業績連動型の賞与が導入された結果、
いきなり賞与が下がった!というケースがよく聞きました。

住宅ローンを組むときに、賞与月は多く返済するという場合が多く、
賞与下落で返済できない!という場合には、
ご丁寧にも、会社が対象者に低利融資するなんて話もあります。
これではどんなに嫌でも会社を辞められません。
怖ろしいです。

また、片道切符での子会社・関係会社出向での
突然の給与ダウンは昔からある話です。

いつ失業してもいいようにセミリタイア準備

マイホームでも自動車でも、ローンを組んで購入する場合、
最初に現物を手に入れて楽しんで、
後になって少しずつ返済していく (= 後々、苦労する)
というスタイルは変わりません。

一方、セミリタイアへの道というのは、
現状少しずつ我慢をして貯蓄をし (= 最初に苦労する)、
後に残りの人生をゆっくりと楽しもう!
というスタイルで、上記とは真逆のスタイルです。

終身雇用が崩壊し、右肩上がりの賃金上昇も保証されない昨今、
セミリタイアできる資金をとりあえず確保しよう、
というのはリスクヘッジ戦略としては悪くないのでは?
と改めて思ったニュースです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月17日金曜日

顧客クレームで土下座?ふざけんな!

土下座強要も…客からの迷惑行為、7割超が経験

嫌なニュースを見ました。

スーパーや百貨店などの従業員を対象のアンケートで、
7割以上が悪質なクレームなどの迷惑行為を経験したと回答し、
悪質なものは「土下座強要」「暴行」とのことです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171117-OYT1T50057.html

「ふざけんな!」と怒りが湧いてくる記事です。
自分が最初に転職を決意したのも、「個人顧客」からのクレームが一因ですので、
この問題が構造的に困難であることは理解できます。

株主総会でクビにするぞ!

「お客様は神様、いやそれ以上!」という認識の個人顧客は
ある一定数確実に存在します。

私が個人営業時代の担当顧客は95%以上は確実に良い人でしたが、
残りは「?」という人でしたね。

ある時は、とある顧客に粗品が少ない!とキレられて、
「オレはおまえんとこの株主だ。株主総会で言ってクビにするぞ!」
と言われたことがあります。

株主総会で、
「粗品が少ないからこいつをクビにしろ!」
と言う度胸が本当にあるならむしろ言ってもらいたいくらいですが、
一応顧客なのでなだめるのが大変でした。

この事件だけのことではないですが、
転職するにあたって、絶対に個人相手の仕事だけはやめようと誓いました。
個人顧客に無茶な文句を言われても、有効な対抗策はないと思ったからです。
(そもそも好きで個人営業をやっていたわけではないですが。。。)

モンスター顧客に有効な対抗策はあるのか?

上記の記事でも、

同労組 (UAゼンセン) は16日、実態調査の実施や抑止策などを求め、
加藤厚生労働相宛てに要請書を提出した

とありましたが、このことは、この問題が既に私企業で
手に負える問題でないことを物語っています。

法人 VS 法人では下請法などの法整備が一応あるにはありますが、
「モンスター顧客」に対しては有効な法的手段がないのが現状かと思います。
土下座強要など極端なケースが逮捕などにつながるのがせいぜいで、
大部分は泣き寝入りかと思います。

これについては、早急に何らかの法整備・ガイドラインの制定が急務かと思います。
そうでないと、日本のサラリーマンはますます不幸になります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月16日木曜日

退職金が10年間で500万円以上も減少!

好景気なのに10年で500万円減!
「退職金」はなぜ減った?

Web上で女性自身の興味深い記事を読みました。
要約すると以下の通りです。

・60歳で退職金を1,500万円もらう
・850万円は住宅ローン返済
・残りでスペイン旅行&カナダ旅行
・65歳まで継続雇用
・65歳から月20万円の年金受給者
・ただ、平均寿命まで生きても毎月5万円の赤字
 (子どもへの援助、住宅修繕費、自分の介護費用)
・これからも働くてはいけない

http://blogos.com/article/259398/

記事では、退職金が減額していると大きな警鐘を鳴らしています。
退職金の平均支給額が、大企業ではここ10年間で
500万円以上も減少しているそうですね。

セミリタイアを考えるまで退職金の額など
気にしたことなかった。。

この例の方は65歳まで働かれたということですので、
実際に退職するまで、退職後の事はあまり考えていなかったのだと思います。

自分はセミリタイアを真剣に考えるに当たって、
初めて、会社の就業規則をまじめに読んで退職金の計算をし、
ねんきんネットで年金がいくら受け取れるか計算しました。

セミリタイアしようと思わなければ、
未だに退職金も年金もいくら貰えるか知らなかったかもしれません。

記事には詳細が書いていないのでわかりませんが、
60歳の段階でも自分が年金がいくら貰えるかわからなかっただけでなく、
もっとたくさん貰えると漠然と思っていたと推測されます

もちろん、赤字なのに何故子供に援助?とか、
ツッコミどころは満載ですが、ここは無視します。

現状把握すればセミリタイア者は増えるかも

自分と同じアラフィフ世代で、退職金や年金の額を把握している人って
どのくらいいるんでしょうか?

上記の例では、蓋を開けたら年金が少なかったというケースですが、
逆に、超優良大企業に勤務の方なんかは
「えっ、こんなに貰えるの?」
ほんじゃ辞めるか!みたいなケースもあるかもしれませんね。
(少ないと思いますが。。。)

何歳まで働くかは別にして、ある程度の年代になったら、
退職金や年金の額の計算は必須ではないか?
そう改めて認識した次第です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月15日水曜日

キレる老人たち

図書館でキレる老人

私にとって第二の我が家とも言うべき区立図書館。
私はそこで一人静かに読書に勤しんでいました。

すると図書館には似つかわしくない罵声が聞こえてきました。
「何事か」と急いで駆けつけると60代後半から70代前半と
思われるご老人が口論をしていました。
口論の理由は情けなくなるレベルの話で、
どうやら雑誌の奪いあいをしているというもの。
図書館の方が間に入り、何とか決着がついたのですが、
雑誌を受け取った老人の方が「このくそじじい」
と捨て台詞をはいて去っていきました。
うーん、小学生以下ですね。

年をとるとイライラしやすくなる?

この事件を見て思い出したのが、かつての上司だった人物です。
この人を仮にA部長としましょう。
この人はつまらないことでも人を怒鳴ることで定評がある人だったのですが、
この人が比較的機嫌の良い時にこんなことを言っていました。

「60歳を過ぎるとすぐイライラするようになった。
 役員連中なんかは自分よりすぐイライラするので困る。」

まあ、困っているのはこっちなんですが。。。
それはさておき、確かにこの方の昔部下だった人の話を聞くと
比較的評判が良かったりするので、あながちウソでもないかもしれません。

幸い、私は「名ばかり管理職」だったので、
イライラしても怒鳴る相手もいませんでしたが、
偉くでもなったらこうなっていたんでしょうか?
あまり愉快な想像ではありません。

「穏やかな日常を目指して」の意味

私がセミリタイアを目指したの「穏やかな日常生活」を求めての事です。
この意味するところは、元々は「会社で色々文句を言われる生活から脱出する」
ということです。

しかしながら、図書館での事件を目撃してから、
自分がゴチャゴチャ言う側になるリスクもあるんだな!と思いました。
自分がこれから年を取り、イライラしやすくなるのかは不明ですが
(幸い、今のところ昔より怒りっぽくなったということはないと思います)、
そうならないようにしよう、カルシウムもきちんと取ろう!
そう思うようにしました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月14日火曜日

会社主催の飲み会・無料なら参加?

無料なら飲み会に参加するのか?

とある飲み会に絡む話でこんなことがありました。
海外からの出張者と飲みに行くという話になり、私と同僚のAさんが誘われました。
私は行きたくなかったのですが、仕事の絡みから断れず参加せざるをえませんでした。
一方、Aさんは先約があると断りました。

通常、海外出張者との飲み会は自腹・割勘が原則なので、
当然相応の出費を覚悟していたのですが、社外の人も参加するので接待扱いになり、
自己負担は0となることが後程わかりました。

するとAさんは

「何とか先約はキャンセルできたので、私も参加します!」

としばらくして言い出しました。

どうも先約というのは飲み会に参加しない口実だったらしいのですが、
驚いたのは会費が無料になったと知ったとたんに飲み会に行くといいだしたことです。

私はこの頃には、会社の飲み会は行かなくよいものはすべてキャンセルしていました。
これには飲み会の会費が有料・無料、高い・安い関係ありません。
一番の理由は時間がもったいないからです。

そんなわけで、Aさんの行動にはちょっとしたショックを受けました。
この人とは考えが違うな、と。

時間 > 只酒は当然と思っていましたが。。。

「会社主催の行事なので全員参加」という飲み会はそこそこありました。
これが「行かなくてはいけない飲み会」というやつで渋々参加していました。

しかし、こういう飲み会に行くと、「オレのおかげで只酒が飲めた」
みたいに恩着せがましく言ってくる人がいるのです。

自分にとってははっきり言って迷惑な話で、他の人も同じだと思ったら、
そうでもないってことなんですね。

時間 > 只酒 というのは自分にとって自明だと思っていたんですが、
只酒 > 時間という人はサラリーマン向きなのかもしれません。
こういう人にはセミリタイアなんていう発想はないんだろうな、
今思うとそんな気がします。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月13日月曜日

部下を平手打ちしてもクビにならないのか。。

タクシー来ず立腹 部下3人を平手打ちの四国電部長解任

一瞬目を疑うようなニュースが飛び込んできました。
それがこちらです。

【産経WESTより引用】

 四国電力(高松市)の50代の男性営業部長が10月、部下3人を平手打ちし、
1人に鼓膜を破るけがを負わせたことが11日、四国電への取材で分かった。
1日付で部長の職を解かれ、出勤停止2カ月の懲戒処分となった。

 四国電によると、前部長は高松市内の飲食店でグループ会社社員らとの懇親会後、
タクシーが来ていなかったことに立腹。手配に関わった男性社員3人の顔を平手打ちし、
30代の社員の鼓膜が破れたという。

 前部長は事実を認め、3人に謝罪。過去にも扇子で部下の頭をたたくなどし、
2回厳重注意されていた。
広報部の担当者は「従業員教育をしっかりしていく」と話した。

(引用元) http://www.sankei.com/west/news/171111/wst1711110084-n1.html

私がシンプルに驚いたのは以下の点です。

・「平手打ちで鼓膜が破れる」って傷害罪でしょう?逮捕は?
・過去2回の厳重注意に加えて今回の事件で部長職解任の出勤2ヵ月。 
 あれ?懲戒解雇じゃないの?

ネットの声もチェックしましたが、処分が甘い!ということでは一致しています。

自分ならどう対応するか?

自分がこの営業部長の部下だったらどう対応するか?
正直、有効な手立ては思いつきません。

会社のパワハラホットラインに電話したところで、
大したことはしてくれないだろうし、むしろ逆に、
「お前が言ったのか?」とか逆切れされるのが落ちです。
(ホットラインは匿名とか言っても、部署の人数が少ないところでは、
 誰が言ったかバレバレです。)

また、大声での叱責とかは、せいぜい良くて「行き過ぎた指導があった」
とかで終わりでしょう。

今回のケースの詳細は不明ですが、鼓膜が破れるという外傷がなければ、
表沙汰にはならなかったのではないか?と思います。

パワハラの線引きは難しい?

厚生労働省は「職場のパワーハラスメントの6類型」を設定しています。
それが以下の通りになります。

1)身体的な攻撃
暴行・傷害
2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視
4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
6)個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること

私が知る限り、パワハラガイドライン的には
「身体的な攻撃 - 暴行・傷害」は一発アウト。
今回のケースがこれですね。

ただし、「精神的な攻撃 - 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言」は要審議。
暴言に「ひどい」とついているのがポイントです。
例えば今回のケースが「タクシーの手配もできんのか!バカ!」
と言った暴言だけだった場合はうやむやで終わり、
その後も同じような日々が続くのではないか?という懸念があります。

上司のいない世界へ

現在の企業のパワハラ対策は不十分、と言うよりも、
パワハラは原理的になくならないのでは?と思うようになりました。

結局のところ、「上司」がいるという環境では、
パワハラにあう確率は0ではないです。

パワハラにあう確率を0にするには、社長になるか会社を辞めるかです。
社長は努力してもなれない確率のが高いですが、
会社を辞めるのは誰でもできます。

このアプローチも私がセミリタイアを決意した理由の一つです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月12日日曜日

迷っているならすぐにセミリタイアしよう!とは言えない理由

迷っているならセミリタイア?

セミリタイア系ブログで良く目にする言葉に、

「迷っているならすぐにセミリタイアしよう!」

という言葉があります。

個人的には、セミリタイアを後押ししてもらった言葉でもあり、
ある程度の資産をお持ちの方には基本的には当てはまると思います。

しかしながら、自分がこの言葉を言うのには若干のためらいがあります。
それは、サラリーマンに戻るリスクがある場合があるからです。

サラリーマンに戻るリスク

お金が足りなくなる、やっぱり仕事していないと不安になった、
等々の理由で再びサラリーマンに戻る場合、
以前のポジション・収入に戻ることは困難かと思います。

セミリタイア後にサラリーマンに戻るということは、無職期間があるということ。
日本の会社では大きなディスアドバンテージです。

復帰先の仕事は前よりランクが落ちるでしょう。
例えば、課長クラスで会社を辞めても会社員に復帰したら平社員、
これでは以前のサラリーマン生活よりひどい話になります。

そのリスクが取れるか?という葛藤です。

正直、年下の若造にバカ呼ばわりされるかもしれない、
などと言う生活にはとても耐えられません。

とりあえず60歳までは逃げきれる!

そんな自分がセミリタイアという決断をしたは、

60歳までは逃げ切れる!

という確信が持てたからです。

サラリーマンを継続すれば、60歳までは100%ストレスフルな毎日が待っています。
(これは絶対的な自信&確信があります!)

一方、セミリタイアをした場合、60歳までは相当楽しく過ごせます。
(これは相当な自信&確信があります。)

「60歳過ぎに困窮するかもしれないリスク」+「60歳まで楽しく過ごせる可能性」



「60歳まで確実にストレスあふれる生活を送る」

とを比較した場合に、この程度のリスクはとれるな!
そう判断したわけです。

資金が尽きる場合でも、60歳になったら瞬間お金を無くなるわけではありません。
その前に対策は打てるハズ!とここは楽観的に考えました。

リスク許容度というのは各人異なるでしょうが、
セミリタイアに必要な資金を

「一生確実に安泰な資金」

と一段階で考えると、「生涯現役」なんてことになりかねませんので、
どこかで割り切りが必要かと思います。
(何歳まで生きるか?年金制度がどうなってる?インフレは?
 など不確定ファクターが多すぎるのです)

自分は60歳というのを一区切りにしましたが、
このラインをどこに引くかは難しい問題ですね。

ちなみに、「サラリーマンに戻りたくなるリスク」というのは一切考慮してません。
そんなわけはない!ここは確実です。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月11日土曜日

サラリーマン・独身男性が受ける理不尽な扱い

独身が不利なサラリーマン

サラリーマンにとって、独身であるということでいいことはあまりありません。
例えば、扶養手当。同じ仕事をしても、妻帯者は独身者より多く給料が貰えます。
これはオカシイ!と言うとものすごく怒る人がいます。
しかし、個人的な見解を言わしていただければ、
国や地方公共団体が妻帯者を税制上優遇するというのは理解するものの、
営利企業である会社というのは、同じ仕事をした人に対して、
独身者と妻帯者で報酬である給与を区別するのはおかしいと思うのです。

しかし、私がここで言いたいことは上記のような社会の仕組の話ではなくて、
極めて私的な話です。サラリーマンで独身だと不利という話です。
例えば、以下のような話です。

独身者が受ける理不尽な扱い

① 独身者はどうせ家に帰ってもやることないでしょ?

よくこのような理屈で就業間際に仕事を振られました。
より頻度が高かったのは、どうせ家に帰っても食事がないでしょ?
だったら飲みに付き合え!というものですね。
これは、会社員にとって一番重要な夜の自由時間を奪う極めて理不尽な行為です。

② 独身者は可処分所得が高いから余計に払え

飲み会の会計の場で時々言われることです。
そもそも行きたくない飲み会に参加させられた上に、
余計にお金を払わされるなど狂気の沙汰です。

③ 休みの優先順位が低い

家族持ちは「入学式」「卒業式」「運動会」といった用事では優先的に休みを取得致します。
これら重要行事で休むことに対して基本的に異議は全くございません。
しかしながら、休みを取得することによって、こちらに仕事のしわ寄せがくる場合も多いです。
そんな時に一言でも「すいませんね」という言葉があればいいのですが、
「休むのは当然でしょ」という顔をするのはといかがなものかと思います。

夏休みなんかも、一番最後に自分が残ったスケジュールで取得していました。
本当はもっといい時期(航空券が安い時期やイベントがある時期)があったんですが、
こういうことは一切考慮されません。

妻帯者がハッピーだというならば

妻帯者の中には、独身者に対してかなり優越感をもって話しをする人がいます。
そんなに独身者が気の毒と思うなら、もう少し独身を優遇すればいいのにね、
と思います。

最もこちらで書いた人たちの多くは既に定年を迎えています。
我々世代(アラフィフ)の人間より下にはこの手のタイプは少ないかな?と思います。
そういう意味では、サラリーマン生活が改善しているポイントもあるかと思います。

とは言え、ピンポイントではこのような人が上司になる可能性はあります。
上司が選べないサラリーマン生活は常に様々なリスクがあるわけです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月10日金曜日

セミリタイア者の一日 VS サラリーマンの一日

セミリタイア生活も半年近くが経過しました。
特に外出する予定もない一日の過ごし方というのがある程度固まってきましたので、
サラリーマン時代との比較という形で整理してみたいと思います。

 
サラリーマン時代
セミリタイア生活
0:00
就寝
就寝
1:00
 
 
2:00
 
 
3:00
目が覚める → 一応寝る
 
4:00
 
起床/ブログ/情報収集
5:00
起床/経済番組/ネット
 
6:00
 
二度寝
7:00
 
 
8:00
通勤移動
 
9:00
仕事
トレーニング
10:00
 
スポーツジムで入浴
11:00
 
朝食兼昼食
12:00
昼休み
自由時間
13:00
仕事
 
14:00
 
 
15:00
 
 
16:00
 
 
17:00
 
 
18:00
通勤移動
スポーツジムで入浴
19:00
夕食/TV
夕食/TV
20:00
自由時間
自由時間
21:00
 
 
22:00
 
 
23:00
就寝
 


① 起床 ~ 9時まで

私は睡眠障害の傾向があるため、サラリーマン時代は
疲れていても3時~4時頃目が覚めていました。
また、当時はTV東京のニュースモーニングサテライトを見ることを日課にしていたので、
5時45分には普通に起きていました。
つまり、3時以降は布団に入っているけど寝ていないという状況でした。

私は朝の時間は体調があまりよろしくないので、
家を出る午前8時頃まで体調を整えながら種々情報をチェックしていました。
(仮に、起床してすぐ外出すると、必ず途中でトイレに駆け込むことになり、
 結果的に遅刻します。)

セミリタイア後でも、朝まで眠れないのは一緒ですが、
目覚める時間が若干遅くなりました。
眠れるときはすぐ寝ますが、そうでないケースが多いの方が多いです。
特に朝早く家を出る理由もないため、そこを生かして?
そのままPCで情報チェックしたり、ブログの更新をしたりすることにしています。
そうすると疲れて眠くなるので、二度寝を致します。
この二度寝の瞬間というのは至福の時です。

② 9時~18時まで

サラリーマン時代は仕事をしていた時代に何をしているか?ですが、
9時~10時頃までは付近をサイクリングor散歩です。
10時にスポーツクラブがOPENするので、一汗掻いた後に朝風呂に入るためです。
その後、朝食兼昼食を食べた後は自由時間です。
主として読書の時間ではありますが、
何もする気が起きないときは素直に昼寝をしたりします。
18時頃には再びスポーツクラブで入浴&サウナで一日の疲れをとります

サラリーマン時代は、午前中空腹で仕事をするわけにはいかないので、
会社でコンビニ朝食を食べていました。
今現在は朝食を抜いて午前中に運動することを日課にしています。
この結果、3ヵ月ほどで体重が5Kg減少しました。
朝食抜きダイエットの成功もセミリタイアならではです。
(朝食抜きが身体に良くないという意見があるのも承知していますが、
 体重減少の理由はこれ以外は思い浮かびません。)

③ 18時~就寝まで

サラリーマン時代の終盤は、閑職にいたため早く帰れる日が続いていました。
仕事量は多くないとはいえ、ストレスは多い職場だったので、
家に帰ると相当疲れていました。
(疲れという観点からみると、夜遅くまで働いていた時代と大差ないです。)

夕食と自由時間という項目だけ見ると同じような時間の過ごし方ですが、
一番違うのは疲れ方です。
サラリーマン時代の夜の自由時間は疲れをとるのが第一で、
時間を楽しんだりとか、ちょっと難しいことを考えるといった余裕はありませんでした。

セミリタイア後の今では、一日の内でも一番リラックスできる時間として、
一番楽しめる・ゴールデンタイムとなっています。

表では黄色部分が自由時間ですが、セミリタイア後には
この時間が圧倒的に増えるというのは当然のこととして想定していました。

しかしながら、想定していなかったのは、自由時間へ向かう自分の体調的なものですね。
サラリーマン時代は何をするのも根本的な疲れが抜けていなかったので、
自由時間を心底楽しめなかったのと、作業効率はものすごく悪かったです。

このことを考えると、セミリタイア後は自由時間が増えるだけでなく、
時間当たりの価値も大幅に上昇したというのが今の実感です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月9日木曜日

三越伊勢丹の破格のリストラで思ったこと

バブル入社組に破格の早期退職金

DIAMOND online で「三越伊勢丹が猛烈リストラ、バブル入社組に破格の早期退職金も」
http://diamond.jp/articles/-/147202 という記事を読みました。

バブル入社組と言うことはほぼ私と同世代になりますね。
記事によれば、最も退職金を貰える部長級の人物は
合計で7,000万円くらい貰えるとのこと。

私なら0.1秒で退職を決意するところですが、どのくらいの方が手を挙げるのでしょうか?

記事にも

「あまり早期退職制度を充実させると、引く手あまたの有能な幹部から辞めてしまう」(百貨店業界関係者)

という懸念が紹介されています。

それでも辞めない人が多い?

それでも多くの人が辞めない理由を自分なりに考えてみると以下の通りです。

① 最終的には定年まで勤めた方が稼げる
② 三越伊勢丹の社員である、ということに対するプライド
③ 辞めてからやることが思い浮かばない

自分のようにセミリタイアを考えている人間が、
せっせとセミリタイア資金を貯めるべく貯金に勤しんでいたら、
いきなり辞めたら5,000万円の割増退職金を払うよ!
と言われたら小躍りしてしまいますが、そんな人はいても極少数でしょうね。

それよりも、退職することによる金銭的な不安が大きいでしょうかね?
また、転職しても、転職先では給与も下がるだろうし、
なによりも、三越伊勢丹ほどのブランドの会社に入るのは困難かな?
と考えることは想像できます。

辞めるタイプの人

私が最初に勤めた会社でも早期退職者を募集したことがあります。
当時としては破格の条件だったと記憶していますが、
結局手を挙げた人は少数だったと聞いています。

そんな中、自分が過去お世話になった方が手を挙げましたが、
色々聞いた話では以下の理由のようです。

① 元々、家がお金持ちである
② 元々、定年後はファミリー企業に入ることが既定路線だった
③ 会社ではエリートコースというわけではなかった

その方の家にも行ったことがあるのですが、
一言で言えばサラリーマンの給料で買える家ではなかったという印象です。

要するに、元々いつ辞めてもいいような人しか手を挙げなかったという話です。

今回のケースでも、このリストラ策がいい方向に行くのかどうか?
ちょっと不安に感じたニュースでした。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月8日水曜日

のめり込めるものがあれば、うつは逃げていく

人生に必要な100の言葉

斎藤茂太先生の「人生に必要な100の言葉」という本を読んでみました。
見開き2ページで一話完結のこの本は、
自分に関係のありそうなパートをパラパラ読むことができるので、
ちょっとした合間の読書に最適な本です。

のめり込めるものがあれば、うつは逃げていく


特に共感するパートですが、

24 「のめり込めるものがあれば、うつは逃げていく」

ですね。

筆者は何度かうつ病になりかけたそうですが、

" それでも、私が一度もうつにならなかったのは、
「本心でのめり込める好きなもの」があったからです。
これは、私の「揺るぎない確信」のひとつです。"(p60)

 と述べています。

私のサラリーマン時代の同僚はうつ病で辞めていますので、自分
もうつ病になってもおかしくない労働環境だったと思います。

自分がうつ病にならなかった理由の一つが、

「少なくとも夏休みと年末年始には海外旅行に行ける」

というものでした。

「旅行は行っているときより計画している時のが楽しい」という人がいますが、
自分はそこまでいかないまでも、旅程を考えるだけで相当な気分転換になっていました。
特に、年末年始の航空券が高い時期に、いかに安く旅行に行くか?
ということを考えるのはまさに腕の見せ所で、
新しいルートなど思いつくだけでも爽快感がありました。
仕事中にExcelで作成した旅程表をこっそり見るのが、
自分の最高の気分転換だったことを思い出します。

まさに本書が述べている趣旨と一緒かな?と思います。

とは言っても、うつ病にならない一番いい方法は、
そのような環境からエスケープすることですね。
どんなに好きな事があっても、それを忘れてしまうほど仕事が
忙しくてしんどかったらどうなっていたか?
そう考えると自分の場合は、セミリタイアへ逃げられただけでも
ラッキーだったのかもしれません。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月7日火曜日

サラリーマン時代の悪夢を見る

未だにサラリーマン時代の悪夢を見る

サラリーマン時代の悪夢で目が覚めました。
会社を辞めてからしばらく経つのですが、
月に何度かはこの手の夢を見ます。

会社生活は、セミリタイアをした今でも私を苦しめる!というわけです。

締切に間に合わない?

典型的な悪夢のパターンは以下の通りです。

・レポート提出締切寸前で無茶な指示が上司から下る
 (全面的な書き直しだったり、絶対入手不可能なデータを探せ!だったりする。)

・できるわけないだろ!と怒りに震える
 (同僚と一緒に頭を抱える、というパターンもある)

ここまでは大概一緒なのですが、その後が

① 怒りのあまり目が覚める
② 上司に食って掛かる
③ 今度会社を辞めるので後任に任せよう!と冷静に判断する
④ 会社を既に辞めていることを思い出しほっとする

といった感じで、その後の展開が変わってきます。

②の上司も、前の会社の仕事の事なのに、最初に入った会社の上司だったりと、
時系列が結構めちゃくちゃになることがあります。

悪夢がアクセントになる?

未だにこのような悪夢を見るというのは不愉快極まりないのですが、
単調な生活に喝を与える!という効果もあります。

セミリタイア生活というのは、絶対にやらなければいけないこともないし、
何もしなくても誰にも怒られないので、時としてだれてしまうことがあります。

しかしながら、この「単調な生活」というのは、
あれだけ嫌だったサラリーマン生活を経てやっと勝ち取ったのだ!
と言うことが、悪夢によって必然的に思い出されます。

そう言えば、悪夢を見る時はちょっとだれてきた時のような気がしますね。
夢をコントロールすることはできませんが、
悪夢を「だれた生活への警鐘」と考えてうまく付き合っていきたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月6日月曜日

ケチと倹約の違い

倹約法を教えたらケチ呼ばわりされた

ずいぶん前の話ですが、会社の人と話しをしていて、
「本を安く買いたいがどうしたらいい?」という話になった時に、
「図書券を金券ショップで購入して、図書券はおつりがでるので、
本を一冊ずつ購入してなるべく多くおつりを貰った方がいい。」
ということを説明しました。

そしたらその先輩女子は、

「男でそこまでするのは嫌だわ~」

と、まるで人の事をドケチ大王のように言ってきました。

聞かれたから親切にアドバイスをしたらドケチ呼ばわり!
この事件以来、倹約方法について話をするのは相当慎重になりました。

倹約とケチの違い

節約とケチの違いはかなり曖昧な部分もありますが、
自分は例えばこういうことではないか?と思っています。

・のどが渇いて水を飲みたいとき

ケチ: 何も飲まずに我慢

普通: 近くのコンビニや自動販売機で水を買う

節約: なるべく安いお店で水を買うよう努力する

まあ、簡単に言えば、必要なものを買わないのがケチ、
必要なものをなるべく安く買おうとするのが倹約
と言ったところでしょう。

上述の例でいえば、本を買わないのがケチで、
図書券で本を買うのは倹約なのです。
変な言いがかり?は止めてもらいたいものです。

ランチに一緒に行かないのはケチ?

サラリーマン時代には、ランチに一緒に行かないのはけしからん!
という風潮があった時がありました。

節約して弁当にしたい同僚は、

「昼食手当を払っているんだから一緒にランチに来い!
 昼食ぐらいはけち臭いことをするな!」

という何となくもっともそうだけど、かなりめちゃくちゃな理屈で
無理やり昼食に付き合わされていました。

こういう上司にあたると強制的にランチに付き合わされるわけですが、
そうでもなければ、ランチなんかに付き合う必要はないのです。

ケチと呼ばれても気にしない

自分にとって、セミリタイア資金を貯める上で最も大事なことは倹約でした。
無駄な出費の積み重ねはセミリタイアが遠のくことを意味します。

同じ会社の人間なんて、会社を辞めたらごく一部の人を除けば、
もう二度と会うことはありません。

そんな人達にどう思われようが、結局のところ知ったことではありません。
まして、ケチ程度のことであれば、好きなだけ思ってくれ!と言えます。

それよりも、マイペースで出費をコントロールすることのほうがはるかに重要である、
ということは経験上間違いなく言えます。

ある意味世間から隔絶しているセミリタイア生活では、
その倹約意識というのは引き続き有効ですね。

セミリタイア生活が成功するであろう!という確信は、
出費をコントロールできる自信から来ている部分もあるからです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月5日日曜日

大学生時代にきちんとアルバイトをしておけばよかった

大学時代のバイト経験は家庭教師のみ

大学時代のバイトは家庭教師のみで、いわゆる、
きちんとした会社でのバイト経験はありませんでした。

たまたま、知り合いで個人塾を経営している方がいて、
そこからの案件が結構あったので、普通のバイトの入り込む余地はなかったのです。

家庭教師のバイトは、普通に飲食店などで働くケースより、
肉体的には楽なうえ、時給は2~3倍と好待遇でした。

高校時代に1か月3000円とかのお小遣いで生活していたのが、
その程度のお金は2時間程度で軽く稼げるというのは、
かなりの衝撃でした。

大学時代に一切をバイトをしないという考え

一方、大学時代に一切のバイトをしなかった人もいました。
彼曰く

「社会人になったらずっと働くなくてはいけないのに、
  学生の今働くというのは時間がもったいない」

ということでした。

今思い返してみても一理ある意見です。

社会人経験をしておけば!

ただし、今思うのは全く逆の考え方です。
むしろ、社会人経験として、一般企業でのアルバイトをしておけばよかった!
と思います。

多少の社会人経験でもあれば、おそらくは、

・組織で働くというのがどういうことか?
・「上司」というのがどういう存在であるか?
・「顧客」というのがいかに我儘であるか?

と言ったことが実感できて、自分が本質的にサラリーマンには向いていない、
ということが社会人になる前に実感として理解できたのではないか?
と思うわけです。

セミリタイアへの舵取りが遅れた理由の一つが、

自分はサラリーマンに向いていない

という単純な事実に気が付くのが遅すぎたことです。

社会人生活に入ると、落ち着いて物事を考える時間もなく、
かなり追い詰められてからやっと行動する、
というパターンでした。
セミリタイアという決断もかなり追い詰められてからのことです。

時間のある大学生時代にもっと「会社で働くとはどういうことか?」
ということを考えれば違う展開もあったかもしれない、
ということを思いついたので書いてみました。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2017年11月4日土曜日

セミリタイアの手段としてのサラリーマン生活

セミリタイアできたのはサラリーマン収入のおかげ

サラリーマンが嫌でセミリタイア生活に入ったわけですが、
サラリーマン収入のおかげでセミリタイア生活に入れたのも事実です。

私の場合、セミリタイア資金の源泉の多くは給料をこつこつと貯めた資金です。
株式・金といった投資で儲けた部分もありますが、
メジャーポーションではありません。

サラリーマンになるのがセミリタイアへの近道?

では、サラリーマンでなければセミリタイアできなかったか?と言うと、
一概にそうとも言えません。

サラリーマンになっていなければ、フリーランスとして働くか、
自分で事業を起こすか、といったところかと思います。

しかし、その場合でも、特別な才能もやる気もなかったであろう自分が
サラリーマン以上の所得が稼げていたか?
というとその確率は低かったかな?と思います。

そうしますと、社会人となって、サラリーマンになったというのは、
実はセミリタイアへの近道だったかもしれない、
と言えるかもしれません。

最初からセミリタイアを目指していれば心構えが違っていた

椎名誠の「哀愁の街に霧が降るのだ」という本にこういうのがあります。

しかしそれからしばらくして、ぼくはこれはやっぱりすこしまとまった金を
作り出す必要があるぞ、ということを真剣にきびしく考えるようになった。
そして、アルバイトよりも正社員としてその仕事についたほうが
はるかに給料やその他の条件がヨロシイのだということに気がついたのである。
同じ三ヵ月ぐらい働くのでもアルバイトなどではなく社員として入り、
三ヵ月たったらやめてしまえばいいのである。
考えてみるとヒドイ話だが、そういうことに気がついてしまったから
仕方がないのである。
(哀愁の町に霧が降るのだ 下 (小学館文庫) p266)

本書は椎名誠先生の描く青春小説の傑作で、
椎名青年は就職後に三ヵ月で仕事を辞めるわけではないのですが、
セミリタイアを目指す人には参考になる文章かな?と思います。

「サラリーマンになるのはセミリタイア資金を作るため」と割り切って考えれば、
自分がサラリーマン生活で感じていた不満もかなり軽減できたかな?と思います。

会社だって社員を駒のように自由に使うのだから、
セミリタイア資金が貯まったら辞めますよ!
と社員が言ったところで問題があるとは思えません。

ただ、セミリタイア資金を貯めるのに必要な期間は10年単位かな?
と思うとかなり気の長い話です。
私ももう一度は決してやりたいと思う話ではございません。
そこはやはり大きな問題だな、と思います。

2017年11月3日金曜日

転職せずにセミリタイアを目指していれば。。。

もっと早くセミリタイアに出会いたかった

セミリタイアという言葉がそれなりに有名になった昨今では、
20代でセミリタイアを目指すという方も珍しくありませんが、
20代の頃の自分はセミリタイアという明確な概念を持っていませんでした。

30歳を目前に控えて、どうやら最初に入社した会社では
自分のやりたい仕事はやらせてもらえない確率が極めて高い、
この会社ではつまらない仕事をやり続けるしかない、
そう判断した時に自分は「転職」というカードを切りました

しかしながらこの時に、
「セミリタイアを目指す」というカードが手元にあれば、
その後の展開は変わっていたと思います

転職せずにそのままの会社でじっと耐えていれば、
少なくとも次のメリットがありました。

・退職金が余計にもらえた
 → 日本の会社の退職金制度の多くは、勤続年数が長ければ長いほど有利で、
  二度の転職を経験した私の退職金はかなり少額でした。

・割増退職金がもらえた可能性が非常に高い
 → 最初の会社では、40歳をすぎれば、早期退職募集などもあったようで、
  そのタイミングで辞めれば、資金面でかなり有利になった。
  (会社の合併により余剰人員が存在したことより、
   いずれは早期退職の募集があることはある程度は読めました)

・年金額が多くなり、その後の人生設計が楽
 → 私が転職した会社は、企業独自の退職金制度がありませんでした。
  従って、転職したことにより、もらえるであろう年金額は相当減少しました。
  
もちろん、肝心の基礎給与部分については、
転職した場合としなかった場合でどちらが多かったは知る由もありませんが、
20代の頃に「セミリタイア」という概念を明確に持っていれば、
違った選択肢もあったと思います。

転職したことを本気で後悔しているわけではありませんが、
「セミリタイア」という概念はもっと早く知っておくべきでした。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村