2022年6月30日木曜日

【セミリタイアとは真逆の発想?】何故、人はそんな高い家を買うのか?

定年後67歳でローンが払えなくなる


ちょっと読んでいて首をかしげたくなる記事を見つけました。


この記事に出てくる方は、40歳で5,000万円の家を建てて、
内4,500万円分を35年ローンでまかなったそうですが、
返済月額の13万8,000円が67歳で払えなくなったのでどうしよう?
ということです。

記事は結構長く様々なオプションがあるのですが、
結論だけ言うと最終的には、家を2,800万円で売却し、
残債の1300万円と諸経費200万円を支払い、
1,300万円の老後資金が残り、
その後は家賃3万円の公営住宅住まいにしたとのこと。

人生の最晩年で持家を手放して、
安い公営住宅住まいになるとは、
何か色々と考えさせられます。

35年ローンなんてオソロシイものを...


それにしても、75歳までのローンを組むなんてのは、
私だったら考えただけでゲッソリする話です。

注文住宅を建てた人の話を聞くと、
この人より高い家を建てた人なんてざらにいて、
賃貸マンションなどとは比較にならない住み心地だそうですが、
収入の大半を注ぎ込んでまでそんな良い家に住む必要があるのか?

この辺は個人の価値観なので、何とも言えませんが、
もしも最終的に手放すことになるんだったら、
やはり賃貸で良かったという気持ちになるのか?
それとも、長い間良い家に住めたのでそれはそれで良かったと考えるのか?
この辺りの心境はどんなもんなんでしょうかね?

持家派セミリタイアラーもビックリ?


セミリタイア生活者では持家派が多いですが、
当然、このような無謀なローンを組んで家を買うことは前提にしておらず、
セミリタイア開始時にはローンが終了している(もしくはキャッシュ購入)、
まさに身の丈にあった家にお住まいという印象です。

ただ、私の周りで家を買う人の多くが、
定年後もローンが残るような家の買い方をしていて、
少しでもグレードの高い家を買うのだ!というスタンスです。
(流石に75歳までローンを組んでいる人はいませんが...)

私なら将来が不安というのもありますが、
家のグレードをちょいと下げても、
食事とか旅行とかにお金を使いたいと思うのですが、
持家にはそういった魔力のようなものがあるのかな?

まあ、ちょっと理解できない世界の話という感じですね。

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2022年6月29日水曜日

【他力本願でも不幸ではないかも?】サラリーマンの引退時期は会社次第という生き方

60歳で仕事を辞める人は皆無


昨日は予期せぬ体調不良で閉業を余儀なくされたと思われる、
床屋さんについて思ったことを述べてみました。

一方、私の友人関係にあるサラリーマンについて、
仕事を辞めるタイミングはどうなっているのか?

ちょうど、そのトピックスで少し前に話す機会があったのですが、
結論から言えば、「〇〇歳になったら辞める」と明確に決めている人は皆無で、
会社次第という意見が多かったのにはちょっと驚きました。

会社次第というのも悪くないかも?


彼らが退職時期について決めていない理由を自分なりにまとめると、
以下のポイントが浮かび上がってきます。

① 仕事が好きである
② 仕事が嫌ではない
③ 仕事を辞めてまでやりたいことがない
④ 経済的理由

①と②は明確に区別できない感じがしますね。
それなりのポジションに辿り着きまだまだ働きたいという人もいれば、
特別今の仕事に不満はないよ...という消極的に仕事の継続を希望する人もいて、
実際は①と②の中間くらいの人が多いのかな?

仕事が嫌で1秒でも早く会社を辞めたかった自分とは大違いです。

また③についてですが、
定年後にこれがやりたいとか明確な希望のある人はいませんね。
現行の週休2日、長期は夏休みの1週間で十分という感じのようで、
これまた、1か月単位の旅行がしたくて早期退職した自分とは異なります。

④は住宅ローンの完済を65歳以上に設定している人ですが、
返済しようと思えば退職金で返済できるっぽいので、
本質的な問題ではなさそうです。

他力本願だが別に不幸なわけではない


まあ、私みたいに仕事が嫌で仕方がないという場合、
会社の求められるままに働き続けるのは不幸ですが、
特に仕事に不満がなく、多少のやりがいでもあれば、
会社が求める限り働くというのは十分ありな選択肢ですね。

私は「定年は自分で決める」という生き方が至高と思っていましたが、
それはあくまで仕事がつまらないという大前提があるからかな?
なんてことを思います。

私自身、セミリタイアとか早期退職について考え過ぎていて、
視野が狭くなっている部分がるのかもしれませんね。
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2022年6月28日火曜日

体調が戻らず閉業した床屋を見て思ったこと

体調が戻らず閉業の床屋


先日、趣味である東京都内の神社巡りをしていて、
古い寂れた商店街を歩く機会がありました。

たまたまだと思うのですが、
閉業して廃墟チックになった床屋さんを立て続けに見ました。

1軒は「休業していましたが、体調が戻らず閉業します。
今までありがとうございました。」
といった貼り紙がしてありました。

もう1軒は「体調不良により休業中」となっていましたが、
日付が5年くらい前になっており、
建物は人が住んでいる気配もないので廃業したのでしょう。

こういった貼り紙を見ると、
自営業の引退時期の難しさというものを感じます。

経済的に問題ないのなら良いですが...


自営業ですと、国民年金しか入っていないケースも多いでしょう。
となると、引退後は老後に働かないで済むだけの資産が必要ですが、
これだけの資産があるのかどうか...

体調不良で予期せぬ引退を迎えたとしても、
経済的基盤があれば問題はありませんが、
十分な資産がない場合はかなり困ることになります。

定年&厚生年金のあるサラリーマンの強み


そういう意味では、定年があって、厚生年金もあるサラリーマンであれば、
住宅ローンのような負債が残っていない限り、
年金支給まで持ちこたえれば一応は逃げ切れるでしょう。

まあ、リストラや会社倒産といったリスクはあるものの、
自営業やフリーランスに比べれば、
とりあえず文句も言わず働いてれば何とかなるという安心感はありますね。

ただし、60歳とか65歳まで働くのが本当に自分にとって良いのか?
多くの人はこの点についてはあまり深く考えずに、
定年なり定年延長なりを区切りとするわけです。

でも65歳で実際に仕事を辞めて、
いきなり虚しさとかが襲ってくることはないのか?
私なんかはそんなことばかり考えてしまうのですが、
世間一般ではどうなんでしょうか?

そんなことを考えながら、炎天下、ボーっとしながら歩いていました。

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2022年6月27日月曜日

”年収200万円で豊かに暮らす”の問題点は「仕事内容」「雇用の継続性」

「年収200万円で豊かな生活」の問題点


年収200万円で豊かに暮らす」という本が話題になっています。

200万円では絶対に豊かに暮らせないと断言する著名人や、
実際に200万円以下でそれなりに豊かに暮らしている経験者など、
様々な意見が飛び交っていますが、
主として支出面にフォーカスしている意見が多い印象です。

しかしながら、私がこのトピックスでの問題点は、
むしろ仕事面ではないかと思います。
具体的には以下の2つです。

① 年収200万円の仕事内容はどうか?

② 年収200万円の仕事を高齢になってもKEEPできるか?

要するに、年間200万円で暮らすことに問題はないけど、
年収200万円の仕事をずっと続けるということは大いに問題があるのでは?
ということです。

年収200万円 = 総資産5,000万円のFIRE


年収200万円ということは、同じキャッシュフローを得る為の資産はいくらか?
FIRE理論の4%を適用すると、5,000万円となります。

5,000万円でFIREと聞けば、それ程無理のある話ではありません。
安いスーパーに遠征したりポイ活を積極的に行うことで、
生活費を下げることも可能ですからね。

ただ、これは独身一人暮らしを想定すればということで、
結婚して子供も欲しいとかになると、
豊かとは程遠い暮らしにはなるでしょうが...

年収200万円の仕事とは?


それよりも問題は年収200万円の仕事の中身です。

年収200万円ということは、ブラック企業の労働であったり、
熟練したスキルを要求されない仕事である確率が高いと思われます。

という事は、やりがいとかとは程遠く、
日々、つまらない仕事を強いられる可能性が高いということです。

更に、こういった労働は収益性の高くない企業の労働である確率も高く、
雇用の安定という面での懸念があります。

これらの点を考慮すると、年間200万円では暮らせないというよりは、
年収200万円の仕事をずっと続けていて良いのか?
また、年収200万円の仕事はずっと続けることが可能なのか?
という方が問題として大きいのではないかと思います。

私が真面目に働いても年収200万円いくかどうか?


まあ、サラリーマンを辞めて5年近くが経過して、
50代も半ばを過ぎた私が真面目に働こうと思っても、
年収200万円の仕事が見つかるかどうかは疑問です。

それに加えて仕事内容を考えたら、
おそらくやってみたいという仕事はないでしょうね。

この点を考えてみても、
50代とか60代になっても年収200万円で働こうという人生設計は、
かなりリスクがあるものだと思います。

となると、若いうちに稼げるだけ稼いでおいて、
早めにセミリタイア資金を貯めておくというのは、
中高年受難の今のご時世、かなり有効になってきたと思いますね。

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2022年6月26日日曜日

リタイア時の総資産は2,000万円未満が4割超か...

リタイアした人の統計データ


セミリタイアに関する統計的なものはまだまだ少ないかと思います。
そんな中、下記のマイナビニュースの記事はちょっと参考になるかもしれません。


詳細はリンク先記事をご参照頂きたくも、
リタイア時の総資産が2,000万円未満が42.2%、
社会人になって何年働いてリタイアしたかについては、
15年~20年未満が25.8%、20年~25年未満が24.4%ということです。

となると、高卒と大卒が混在しているでしょうから、
33歳~50歳の間でリタイアする人が多く、
資金面では2,000万円未満でリタイアする人が多いという実像が浮かび上がってきます。

実際はセミリタイアか?


まあ、30代で2,000万円以下の資産ということならば、
完全リタイアは相当困難なので、
実際はセミリタイアということで、
何らかの労働を行っている可能性が高いでしょう。

となると問題はどの程度働いているのか?
この辺りを聞いてみたい気がします。

一方、5,000万円~9,999万円が13.1%、
1億円以上が12.9%ということで、
完全リタイアでもおかしくない人は1/4程度になります。

1億円以上の比率は結構高いですね。

FIREと呼ぶには厳しい人も多い?


それにしても、2,000万円未満とは随分とザックリしていますね。
最近話題になった400万円FIREの人もこのカテゴリーですが、
2,000万円の資産の方と同列に扱ってよいのか...

恐らく統計を取った人が、このカテゴリーはそれ程多くないと睨んだのでしょうが、
ここは、500万円未満、1,000万円未満、2,000万円未満という、
3つくらいに分けて聞くべきではないでしょうかね?

むしろ、一般的にはFIREと呼ぶにはちょいと厳しいかな?
という500万円未満の人の比率がどのくらいいるのか?
それによって、この統計の意味合いが結構変わってくると思います。

仮に、FIREした人の資産の統計をとったら、500万円未満が3割だった!
と言うのであれば、多くの人にとって意味ある統計なのかな?
FIREとかリタイアの定義をしっかりとして聞いて欲しい!
と個人的にはちょっと疑問な部分がありますね。


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2022年6月25日土曜日

「早期退職して良かった!」の最終勝利宣言は年金受給開始してから?

セミリタイアブログの内容変遷


セミリタイア系のブログを長い間拝見させて頂いていますが、
大きな流れとしては下記に当てはまるパターンの方が多いと思います。

① セミリタイアを目指す理由

② セミリタイア資金はいくら必要か?
  またをその貯める為に何をするか?

③ セミリタイア達成、その素晴らしき日常について語る

セミリタイア達成後は基本的にはシアワセな日常が待っているので、
最初の頃はバラ色の生活という感じで喜びを綴りますが、
セミリタイア生活はそれ程起伏に富んだものではないことが多く、
段々と書くことがなくなっていく傾向にあると思います。

セミリタイア生活礼賛、その後は?


従って、セミリタイアブログの多くは、
セミリタイアを目指す過程であったり、
セミリタイアをしてからそれ程年数が経っていない印象です。

後者の方について言えば、仕事から解放されたばかりで、
まだ資金も潤沢にある段階ですから、
そりゃ、セミリタイア最高!という結論になると思います。

問題は、10年とか20年とか経過して、
それでもセミリタイア最高という状態が継続しているのか?
はたまた自分の意志でフルタイムワークに戻っているのか?
資金計画の問題が生じてやむを得ず働いているのか?
この辺りの実証的なデータはまだまだ不十分ではないかと思います。

最終的な勝利宣言は年金受給開始してからか?


私はセミリタイアしてから5年弱が経過していますが、
今のところ早期退職という決断は間違っていなかったと思いますし、
サラリーマンを継続していた人生に比べて圧勝だと考えています。

ただし、最終的な勝利宣言は年金受給開始したくらいかな?
なんてことを思います。

50~60代に仕事をしていたらどうだったか?
その場合は貰える年金もそれなりに増えているでしょうから、
その年金額の差というのがどういうインパクトが実際あるか?
この辺りの総合判断になるでしょうね。

まあ、働き続ければ良かったなんて結論には至らないとは思いますが、
もう少し慎重にセミリタイア生活を見ていきたい気持ちが強くなっていますね。
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2022年6月24日金曜日

サラリーマン時代の自分に勝てるFIRE生活水準とは?

節約系FIRE生活をしたいか?


ごく一部の天才投資家系FIREや、
YouTubeとかで稼ぎまくるタイプのFIREを除けば、
FIRE達成後にはサラリーマン時代より生活水準が下がると思います。

昨今のFIREの低資産化により、
数百万円の資産でFIRE達成を謡ったり、
年間100万円より遥か下の水準で豊かな生活と語ったりする人も増えています。

細かく見ていくと、参考にする部分が結構あったりしますが、
自分が同じような生活をしたいかと思うのか?
この辺りは十分に吟味する必要があると思います。

サラリーマン時代の自分に勝てる水準は?


例えば、下記のようなサラリーマンの存在を想定してみます。

給料:500万円
労働:8:00 ~ 20:00 (通勤時間往復2時間含む)
上司:パワハラ的傾向あり
仕事:やりがいなし

この条件と比べて、下記A~Cのセミリタイア生活はどうか?
比較してみると良いかと思います。

【セミリタイア生活 A】
生活費:200万円
労働 :全く働かない
上司 :-
仕事 :-

【セミリタイア生活 B】
生活費:300万円
労働 :時給 1,000円で1,000時間 (= 週3日7時間働く) 
上司 :普通
仕事 :やりがいなし

【セミリタイア生活 C】
生活費:100万円
労働 :全く働かない
上司 :-
仕事 :-

年間500万円程度の給料を貰っているサラリーマンであれば、
そこそこの生活水準の暮らしができますので、
完全FIREと言えども、年間200万円程度の暮らしでは満足できないかもしれません。

そこで、年間300万円程度の生活に持っていくとすると、
時給 1,000円のバイトをすると週3日7時間程度働く必要があります。

この労働をどう見るかは人によって異なるところでしょう。
世間との接点の為にあえてこの程度は働くとか、
こんな労働は嫌だとなれば、FIRE開始を遅らせるとか、
人によって選好は分かれるでしょう。

いやいや、300万円はもちろん200万円もいらない!
という事であれば、Cの生活を選ぶということもありえます。

サラリーマン時代の生活水準を無視した議論


FIREとかセミリタイアとかで、年間いくらの生活費が必要か?
という議論は良くされます。

様々な人がそれぞれの考えに基づき計算されており、
その議論自体は非常に参考になるものもあるのですが、
サラリーマン時代の生活との比較で語られることは少ない気がします。

例えば、元々年収200万円程度の人が年間100万円でのFIRE生活に入るのと、
年収1000万円超の人が同じ水準のFIRE生活に入るのとでは、
従前の生活が違い過ぎるので比較はしにくいと思います。

朝から晩まで働かされて、パワハラまで受けて年収が200万円だったら、
年間100万円のFIRE生活はパラダイスかもしれません。

ただ、同じような労働時間で職場環境も劣悪だったとしても、
年収が1000万円もあれば、流石に年間100万円のFIRE生活は嫌だ!
それだったら我慢してこのまま働くという人が多いのではと思います。

従って、自分の今の生活水準をベースに、
どこまで生活水準を落とせるのか?
この辺りを視点をもたないと、
昨今の超節約系FIREに考えを引っ張られて、
早すぎるリタイアになって後々後悔する可能性は結構高いかも?
と言う点には注意が必要かと思います。

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2022年6月23日木曜日

セミリタイアのハードルは思ったより低い? ~ 50歳からいくら稼げるかを考える ~

50歳以降は給料が下がっていただろう...


私のサラリーマン時代の年収のピークは、
実質的には40代前半でした。

基本給は40代を通じて変わらなかったのですが、
賞与部分(業績悪化で減少)と出張手当(出張減)等々を考慮すると、
会社を辞めた40代後半では1割程度は下がっていたと思います。

仮に50歳を過ぎても働いていたとすれば、
給料は役職定年など色々な理由でかなり下がっていたでしょうね。

50歳以降でいくら稼げていたか?


それでは50歳以降でいくら稼げていたのか?
私の場合は会社の組織改革もあって、
実際のところは未知数なのですが、
そもそも組織改革なんてのは給料減らす為にやるもんですからね...

さらに、将来的なリストラの可能性を考慮して、
50歳以降でいくら稼げていたのかを計算しますと、
最悪のシナリオだと本当に割に合わないものだと実感します。

50歳以降の労働は割に合わない可能性が高い


FPによる老後資金の相談では、
働けるまで働くというのが定番の回答です。

そりゃ~働けばお金は増えるでしょうが、
仕事のつらさ、内容、給料水準などの視点が抜け落ちており、
働くのが割に合うかどうかは二の次になっている気がします。

50歳以降の給料が実際どうなるかは会社によって差があるでしょうが、
そもそも大して稼げないんですよ!という前提があれば、
セミリタイア必要資金のハードル自体もナチュラルに下がるんじゃないでしょうか?

FP流に考えれば、少しでもお金を増やす為に働けということでしょうが、
少ししか増えないんだったら、
支出にメスを入れて、お金のかからない趣味でも探してエンジョイした方が、
遥かに良い人生になるとおもうんですけどね?

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2022年6月22日水曜日

”エリート企業の窓際族”こそFIREを目指すべき?

エリートこそ早期退職に惹かれる要因は強い


昨日は40歳で1億円貯めてFIREしても、
羨ましがられない、むしろバカな事をして!
なんて思われるのではないか?ということを書きました。

しかしながら、高給が貰える会社というのは、
それに比例して仕事も激務であったり、
プレッシャーも半端ないものがあるでしょうから、
早期退職へ惹かれる要因は強いかと思います。

エリート企業のエリート社員なら別だが...


東洋経済の平均年収ランキングを見てみますと、
上位50社は平均年収が1千万円を超えます。

こういったエリート企業に勤めていて、
その中でもエリート街道をまっしぐらであれば、
会社を辞めたいなどいう願望は芽生えにくいと思いますが、
その中で窓際族的な立場になっていればどうでしょうか?

社内での居心地はかなり悪いでしょうし、
同僚に露骨にバカにされるような態度を日々取られるのであれば、
日々会社にいくのが辛いということになる可能性は高いと思います。

それでいて給料水準は世間一般と比較すればかなり高い水準なので、
FIREを目指す土壌というのはかなり整っているのではないかと思います。

無職での世間体の悪さより辛い...


セミリタイア関連で語られるディメリットの一つに、
無職だと世間体が悪いというのがあります。

ただ、私などは近所付き合いは一切していないので、
そもそも世間体などは一切気にしていません。

むしろ、サラリーマン時代に閑職に追いやられたことより、
同僚に露骨に軽く見られたりとかした方が、
明らかに居心地の悪さのようなものを感じましたね。

エリート社員であれば、
私なんかより遥かに居心地の悪さ的なものを感じているのでは?

そういった環境にいる人こそ、
FIREによってより良い人生になる可能性は高いと思うのですが、
いかがでしょうかね?
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2022年6月21日火曜日

1億円貯めてFIREしても世間が羨まない理由

1億円貯めてFIREなら余裕の生活?


昨今の”FIREの低資産化”の傾向を見ると、
1億円貯めてFIREというのはなかなかの資産額かと思います。

FIRE理論に基づくと、1億円あれば年間400万円使うことができますので、
独身である場合相当余裕のある生活を過ごすことができますし、
妻子持ちでも普通の生活ができると思います。

ただし、世間一般の感想はこれとは大きく異なる気がします。

40歳で1億円も貯められるなら...


仮に40歳で1億円貯めてのFIREであり、
FIRE原資が給料のみからだとすると、
20歳から働き始めれば毎年500万円平均で貯金を積み立てることになります。

となると、この方はそこそこ高給であるサラリーマンであることが推定されます。

このままサラリーマンを続けていたら、
給料も上昇してもっと良い暮らしができるはずなのに、
何を好き好んで年間400万円程度の暮らしに甘んじているのだ!
バカじゃないの?
というのが世間一般の感想じゃないでしょうか?

普段の生活で貯蓄額など言う機会はないが...


まあ、普通に生活してて、自分の貯蓄額や年間生活費を言う機会などありませんが、
FIRE生活のリアルというのは、
世間一般では相当な違和感があるものなんでしょう。

「1億円でもFIREには全然足りない!」
などと言うのは、FIREについて多少なりとも考えたことがあるならば、
全くの暴論であることがわかると思うのですが、
世間一般ではこちらの納得感がありそうな理由は、
こんなところにあるんじゃないでしょうかね?

私なんかは年間400万円の支出を800万円にする為に、
ストレスまみれで働く気は全くしないのですが...
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2022年6月20日月曜日

【平日 or 休日】セミリタイア小旅行はいつすべきか

久しぶりの遠出


一昨日の土曜日に久しぶりの遠出をしました。
自宅から電車で2時間程の場所にある寒川神社へ行ってきました。
流石に相模國一之宮だけあり、荘厳な雰囲気に圧倒されました。





そのついでに、寒川町に加えて厚木や海老名にも行って、
それなりに満足の行く小旅行にはなったのですが、
改めて、暇なセミリタイア生活者が日帰り小旅行に行くのは何曜日にすべきか?
という問題について考える契機にもなりました。

電車が空いている休日を選んだのだが...


今回自宅を出発したのが土曜日の午前8時頃で、
最初の目的地に到着したのが午前10時頃となります。

平日だったらまさにラッシュアワーの真っただ中です。
ルート的には一旦都心へ向かい、それから郊外へという感じなので、
途中からは電車はそれ程混雑しないでしょうが、
駅のトイレを利用したくなった時など、長蛇の列が予想されます。

その辺りを考えると、やはり土日の方が電車が空いていて快適かな?
と思って、土曜日に外出することにしたのですが、
予期せぬ出来事が発生しました。

それは、ファミリー層が電車でうるさい!という問題です。

ファミリー層に悩まされた一日


行きの電車では、巨大なベビーカーを押した一家がずっとうるさく、
お昼のレストランでは子供がずっと泣いており、
帰りの電車では、お爺さん率いる孫の集団がはしゃぎまくっており、
貴重な読書タイムが台無しとなりました。

ちょっと前まではコロナで車内の会話は控えめに!という雰囲気だったと思いますが、
その辺りを気にする人は少なくなったという印象です。

もちろん、子供は騒ぐのが仕事という面もありますので、
多少の事には目をつぶるべきだとは思いますが、
つり革にぶら下がっている子供などは親がきちんと注意すべきかとは思いました。

平日でラッシュを避けるのが正解?


レストランで子供がずっと泣いているとかは、
お母さんも困っている感じだったので、
周囲の人の協力や寛容も必要だとは思います。

ただ、私がこの時考えたのは、
ファミリー層の外出多い週末に、
ファミリー層が多そうなお店に入ることはなかったな?
と言うことです。

なので、今後同様の小旅行をするときには、
平日のラッシュ前か後の電車が比較的空いている時間帯に家を出て、
ランチタイムは12時~13時の時間帯を外して、
そんな感じの小旅行が良いと思いましたね。


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2022年6月19日日曜日

今年度の国民健康保険料納入通知書が到着しました

今年も7割軽減


今年も国民健康保険料納入通知書が到着致しました。

今年も年間所得額には0円が表示され、
所得割の減額区分には7割軽減の文字が記載されており、
今年度も無事に最低支払額ですみました。

今年度の支払額は21,570円だそうです。

支払額は増えているが...


私がセミリタイア後に住民税非課税世帯になってから、
上昇幅は過去最大のものとなりました。
と言っても、870円程度ですが...

ちなみに過去の推移は以下のようになっています。

20,340円 → 20,520円 → 20,700円 → 21,570円

まあ、現行制度が継続する限りはこんな感じで推移でしょうから、
家計への影響はそれ程の大きさではないですが、
ちょっと嫌な感じではありますね。

面倒なので一括で支払おうかな?


昨年度までは月末頃にセブンイレブンでnanaco支払いをしていましたが、
何度か期日を過ぎて支払うこともありました。

そもそも、金額的には大したことはないので、
一括で支払った方が手間が省けるのかな?
なんてことを考えています。

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2022年6月18日土曜日

単調なセミリタイア生活における達成感について

どんなに退屈でもサラリーマン時代より良い


私が早期退職してセミリタイア生活に入ったことを、
将来的にも後悔する確率が極めて低いと考えているのは、
経済的に破綻することはないだろうという安心感に加えて、
セミリタイア生活が暇で苦痛であるとか、
何の生産性もない生活に絶望することがあっても、
あのストレスフルなサラリーマン時代よりはましである!
という確信があるからです。

幸いなことに(?)、定期的に見るサラリーマン時代の悪夢、
フラッシュバックのように現れる、上司の理不尽な叱責など、
そのことを思い起こさせるタイミングは定期的に訪れます。

サラリーマン時代の自分には圧勝!


そういう意味では、今の生活はサラリーマン時代の自分に比べれば、
圧勝と言っても過言ではない状況であります。

仕事のプレッシャーもないし、
意味不明な理由で怒られたりとかもありません。

今のところはまだまだやりたいこともやりきれていない状況で、
退屈とかを感じることも限定的です。

何かを成し遂げたという証は欲しいかも?


ただ、若干の不満があるとすると、
せっかくの膨大な時間を活かしてこれを成し遂げたんだ!
と言ったものがあまりない事ですかね?

今考えているのは、

・語学系の資格試験に合格すること
・日本全国すべての一の宮に参拝すること

といったことで、ターゲットを絞ったら、
アクションに移そうと思っています。

まあ、日々興味の赴くまま楽しくやっていますでも良いのですが、
何らかの形に残った方が色々わかりやすいかな?
なんてことをちょっと思うようになりましたね。
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2022年6月17日金曜日

セミリタイア生活に飽きたらどうするか考えておいた方が良いかも?

今のところ働きたくない気持ちは大きい


私の今現在の率直な気持ちとしては、
暇なセミリタイア生活にも飽きたので、
ボチボチ働きたいな~とかは全く思っていません。

しかしながら、一部のセミリタイア民が主張するような、
「働いたら負け」
「労働はクソ」
などとも思っていません。

従って、今後のセミリタイア生活の展開次第では、
「再び社会とのつながりを求めて」
「やはり自分の能力を活かしたい」
と言った理由で働きたくなる可能性はゼロではないと思っています。

会社を辞めた時に気持ちを思い出す


とは言っても、自分が働くことを想像して思い出すのは、
やはり自分のサラリーマン時代の仕事です。

自分のやりたい仕事内容とは大きく乖離していたことに加え、
プレッシャー的なものはきつく、
それでいて評価は不十分なものであって、
だからこそ早期退職に踏み切ったわけです。

そのトラウマ的なものはサラリーマンを辞めてから5年経った今でも、
自分には重く圧し掛かっています。

まあ、派遣社員とかで働く分には、
いきなり怒鳴られたり、休日に電話がかかってきたりはないでしょうが、
労働内容が自分の納得の行くものである確率は相当低そうだとは思っています。

働くも地獄・働かないのも地獄?


私のセミリタイア生活はマンネリ化しつつあるものの、
今のところはそれなり楽しんでいるといったところです。

さらに、コロナの収束によって海外旅行にも行けるようになれば、
セミリタイア生活も良い方向へ変化するとは思っています。

ただし、今の生活に本当に飽きてしまったら、
「働くも地獄・働かないのも地獄」
みたいな話になってしまうかもしれない...
という可能性もあるかもしれません。

この辺りの逃げ道的なものはちょっと考えていた方が良いかな?
というのはちょっと思うようになりましたね。
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2022年6月16日木曜日

アットホームなサラリーマン集団のランチを見て思う事

職場の同僚と楽しいランチ?


私の住んでいるエリアは基本的には住宅街ですが、
中堅メーカーの本社や小規模な事務所も点在しています。
これは、かつてこの地が工業地帯だった名残りらしいです。

そんなわけで、時々訪れる定食屋や蕎麦屋のランチでも、
サラリーマンの姿を見かけることも多いです。

中には4~5人の集団で昼食を楽しんでいるように見える集団もあり、
その楽しそうな雰囲気は私のサラリーマン時代とは大違い!
と漠然に思っていたのですが、果たして本当にランチを楽しんでいるのか?
ちょっと疑問に思えてきました。

私も楽しそうに見えた?


私は上司と行くランチはまるで楽しくなかったですが、
上司のツマラナイ話は楽しそうに聞かなければいけません。

同じ話を何度聞いても初めて聞いたみたいな顔をしなければいけませんし、
昨晩見たTV番組の話も見ていないふりをして、
話す内容に関心したりしなければいけません。

ただ、これだって傍から見ていると、
アットホームな職場の楽しそうなランチに見えるかも?
なんてことを思うと、あの楽しそうな集団も、
地獄のような気持ちでランチを食べているのかもしれません。

本当のところはわからない...


セミリタイアしてすぐの時期は、サラリーマンが溢れるお店でのランチは、
ちょっと自分のサラリーマン時代を思い出して嫌な気持ちになりましたが、
流石に今はそんなことはなくなりました。

ただその反動で(?)、楽しそうなサラリーマンの集団を見ると、
一瞬羨ましく思う事もあったのですが、
自分が部下に慕われていると思っている勘違い上司に、
部下が毎日ランチを付き合わされていると思うと、
むしろ気の毒な集団かもしれませんね。

まあ、本当のところはわかりませんが、
ランチに無理やり付き合わされることもない今の生活のが
はるかに良いことは間違いなさそうです。

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2022年6月15日水曜日

セミリタイア生活における晩酌の位置付け ~ 禁酒で夜の時間を増やす必要はない? ~

禁酒で夜の自由時間は確かに増える


サラリーマン時代は「飲まなきゃやってられない」という心境でしたが、
セミリタイア後についてはそのようなことはありません。
なので、健康の為に禁酒をするという選択肢もあります。

また、禁酒のメリットの一つとして、
「夜の時間が有意義に使える」
というのもあります。

しかしながら、24時間自由時間であるセミリタイア生活において、
夜の時間が自由に使えるというのがそこまでメリットがあるのか?
について、今時点での自分の考えをまとめたいと思います。

晩酌でリセット


セミリタイア生活の午前・午後の時間帯の過ごし方ですが、
読書や動画鑑賞といった活動がメインです。

テーマとしては、政治・経済・歴史・語学といったものになり、
やや勉強的な色彩が強いです。

その後、入浴・サウナを経て晩酌でリセット、
その後も読書や動画鑑賞という流れは変わらないのですが、
テーマがスポーツ・お笑い・推理小説など娯楽色が強くなります。

要するに、ほろ酔い気分で楽しめる活動へ軸足を移すので、
飲酒による思考力の低下で時間が無駄になるという感覚はないですね。

夜も「勉強」だと疲労感が増す...


朝からずっと真面目な本を読んだりしていると、
夕方くらいには結構疲労困憊という状況になります。

なので、ビールの1本くらい飲ませてくださいよ!というのもありますが、
引き続き素面で勉強を継続しようとは思わないですね。

実験的にそういったこともやったことがありますが、
結局翌日にダメージが残ったりとかで、
本当に時間を有効に使っているかはちと疑問です。

まあ、酒好きの言い訳だったり、私が体力がないだけかもしれませんが、
お酒に対するスタンスはセミリタイア生活者の中でも色々なので、
自分にあったお酒との付き合い方を見つければ良いと思います。

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