2022年6月26日日曜日

リタイア時の総資産は2,000万円未満が4割超か...

リタイアした人の統計データ


セミリタイアに関する統計的なものはまだまだ少ないかと思います。
そんな中、下記のマイナビニュースの記事はちょっと参考になるかもしれません。


詳細はリンク先記事をご参照頂きたくも、
リタイア時の総資産が2,000万円未満が42.2%、
社会人になって何年働いてリタイアしたかについては、
15年~20年未満が25.8%、20年~25年未満が24.4%ということです。

となると、高卒と大卒が混在しているでしょうから、
33歳~50歳の間でリタイアする人が多く、
資金面では2,000万円未満でリタイアする人が多いという実像が浮かび上がってきます。

実際はセミリタイアか?


まあ、30代で2,000万円以下の資産ということならば、
完全リタイアは相当困難なので、
実際はセミリタイアということで、
何らかの労働を行っている可能性が高いでしょう。

となると問題はどの程度働いているのか?
この辺りを聞いてみたい気がします。

一方、5,000万円~9,999万円が13.1%、
1億円以上が12.9%ということで、
完全リタイアでもおかしくない人は1/4程度になります。

1億円以上の比率は結構高いですね。

FIREと呼ぶには厳しい人も多い?


それにしても、2,000万円未満とは随分とザックリしていますね。
最近話題になった400万円FIREの人もこのカテゴリーですが、
2,000万円の資産の方と同列に扱ってよいのか...

恐らく統計を取った人が、このカテゴリーはそれ程多くないと睨んだのでしょうが、
ここは、500万円未満、1,000万円未満、2,000万円未満という、
3つくらいに分けて聞くべきではないでしょうかね?

むしろ、一般的にはFIREと呼ぶにはちょいと厳しいかな?
という500万円未満の人の比率がどのくらいいるのか?
それによって、この統計の意味合いが結構変わってくると思います。

仮に、FIREした人の資産の統計をとったら、500万円未満が3割だった!
と言うのであれば、多くの人にとって意味ある統計なのかな?
FIREとかリタイアの定義をしっかりとして聞いて欲しい!
と個人的にはちょっと疑問な部分がありますね。


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2 件のコメント:

  1. マイナビの記事はLENDEXの顧客の分析でしょうから、おそらく500万以下の人は少ないと思います。
    また関連記事に「FIRE成功者、達成後も会社員が7割」という記事もありましたので、完全リタイアはほぼいないですね。
    個人的に2000万以下でFIRE達成というのは無理があるので、どちらかと言えば我慢できなくなって会社を辞め、バイトなどで働いているパターンが多いような気がします。
    端から見れば非正規フリーターですが、こういうアンケートでは「FIREしてます」と答えているんじゃないでしょうか?

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    1. なるほど、FIREのイメージが私なんかとは違うようですね。FIRE後も会社員だと、そもそもFIREでないはないと思うのですが...この辺りをきっちりと線引きしてアンケートをとって頂きたかったですね。

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