サラリーマン時代のが良かった?
昔どなたかのセミリタイアブログで、
サラリーマン時代は仕事の合間とかに雑談する時間があって、
それなりに恵まれた環境だったかもしれない...
みたいな記事を読んだ記憶があります。
独身セミリタイア生活ですと、
誰とも喋らずに一日が終わることもしばしばですから、
この環境が思ったよりもシンドイということになれば、
サラリーマン時代を懐かしむとか、
ひょっとして会社を辞めたのは失敗だったかも?
などと思うようになってもそれ程不思議ではありません。
欲しいのは友達ではなく話し相手?
ただ、会社で話すのは上司なり同僚であって友達ではありません。
昨日取り上げたトピックスである
「独身おっさんはどうやって友達を作れば」
というのも、”会社以外の知り合いが全くいなくて危機感を覚えている”
ということですから、会社で人と話す機会はいくらでもあるのでしょう。
セミリタイア生活の孤独というものを考える場合、
友達が欲しいのか?それとも話し相手が欲しいのか?
この辺りを明確にする必要があるのでは?と思います。
雑談メインの短期バイト
単に話し相手が欲しいというのであれば、
短期バイトはお金も稼げて一石二鳥という気がします。
実際に、バイト同士だと職場のヒエラルキーもそれ程関係ないし、
たまたま趣味が同じ人などと一緒になるなら、
結構会話も弾むかもしれませんね。
中年以降で友達を作るのはハードルが結構高いと思いますが、
話し相手が欲しいだけなら、負担にならない範囲で働くというのは、
もっとも手っ取り早い解決法のような気がしますね。
私は今のところ、働いてまで話し相手が欲しいとは思いませんが、
将来的に考えも変わるかもしれないので、
こういったことは頭に入れておこうと思います。
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ある既婚のセミリタイアブロガーで、寂しくて堪らないと言う人がいました。
返信削除奥さんがいるなら寂しくないんじゃないの?と思ったのですが、要するに「社会と関わっていない事」が寂しいのだと思います。
サラリーマン時代が良かったと言う人も、友達や話し相手がいれば孤独は解消されるでしょうが、本質的に求めているのは「自分が所属する場所」ではないかと思います。
そういう意味では、昨日の独身おっさんの危機感と、セミリタイアラーの孤独感は似ているようでちょっと違うのではないでしょうか?
確かに「自分が所属する場所」や「肩書」がなくなっての喪失感的なものが重要な要素である人もいらっしゃるでしょうね。セミリタイアを失敗したと感じている人は、結局何が要因なのかを冷静に分析することが必要になりそうです。
削除自分もふなむしさんと同じような考えで、
返信削除この場合の孤独とか寂しいとかいうのは
既婚未婚は関係ないと思っています。
自分の父親は73歳までフルタイムで働いてて
今は78歳で母親と2人で暮らしているのですが、
仕事辞めたあとは精神的にすごく弱気になった気がするし
もう生きてて意味があるのか?みたいな
厭世的なことも言うようになりました。
自分にも働いてた時は仕事帰りに飲む酒は美味かったけど
今はあんまり美味く感じないとかいうのはよく言っています。
だから社会への居場所のあるなしが原因の
喪失感というのはあるのかもしれません。
それとは全く別の要因で子供がいない未婚者の場合は、
老人になって頭や体が働かなくなったときには
いくらお金があったとしても
身寄りがないことによって不自由するように
なるというのがあるのではというのは
「紀州のドンファン」の末路なんかを見てて
感じるところです。
でもそれなりに若さがあるうちには
未婚なのは無問題だというのが自分の持論です。
社会への居場所のあるなしは重要な要素と思います。特に、会社できっちりとした居場所があった人は、退職後に一気に老け込むみたいなことはあるでしょうね。
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