2020年6月30日火曜日

そろそろ旅行に行きたいが、「東京」からの旅行者はウエルカムなのか?

都内の感染者数は高止まり?


都内での新型コロナウイルスの新規感染者の50人超の状態が続いています。

諸外国のような感染爆発が起きていないこと、
重症患者が増えていないことなどから、
深刻な状態にはないとする意見もありますが、
何か嫌な状態が続いていることは間違いありません。

旅行に行くのはOKなのか?


一方、7月~8月の旅行シーズンが目の前に迫っています。
海外旅行などはまだまだ考えられる状況にないので、
旅先は必然的に国内ということになります。

県外移動はすでに解禁はされていますが、
東京から他県へ旅行するというのは、
受け入れ側にとってはどんな感じなんでしょうかね?

せっかく旅行に行ったとしても、
地元の方々から「来るなよ!」みたいな視線を浴びるくらいなら、
家でおとなしくしていた方が良いですからね。

この辺のところは気になります。

受け入れ態勢をチェック


今現在、行こうと思っている場所はいくつかありますが、
大抵の場所は、人数制限や消毒体制を万全にするなど対策をとっています。

「先方の指示に従う」という形であるならば、
まあ文句を言われる筋合いはないだろう...
そんな感じで行動するしかなさそうです。

あとは空いている電車を狙うなど工夫が必要でしょうが、
こちらは暇なセミリタイア生活者なのでどうとでもなります。

個人的には梅雨が明けたら近場から旅行をスタートする予定にしています。

まあでもその前に、東京の感染拡大を食い止めるしかなさそうですが、
今の体制じゃそれも不安ですね。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月29日月曜日

飲食店の行列で「もっと間隔を開けろ」と文句を言われるが釈然としなかった理由とは?

海鮮丼屋に並んでいて文句を言われる!


「頭にきた!」という程のものではないのですが、
釈然としない出来事がありました。

夕方、海鮮丼のテイクアウトの店に行くと、
先客がいて2名の人が外で並んでいました。
並ぶのは嫌いですが、この程度ならそんな待たないと思い、
最後尾に並ぶことに致します。

並んで1分程経過したころ、いきなり前の女性(75歳くらい)に、
「もうちょっと離れて並びましょうよ!」
と文句を言われます。

これだけ書くと、「ああそうですか、すいませんね」で済む話に聞こえますが、
私は非常に釈然としない思いを感じることになります。

なぜ、釈然としなかったのか?


釈然としない理由は何か?
まず、私はそのおばあさんにそんな近づいているわけではないからです。

このおばあさんの前には別の女性が並んでいたのですが、
その距離はおそらく50cmくらい。
私はそれよりちょっと離れるくらいの距離をとっていました。

要は、このおばあさんが考えていると思われる適正距離より、
間隔を空けていたわけです。

更に念のため、私は顔は正面ではなく横向きにして、
感染リスクを避ける体制をとっていました。
もちろん、マスクはしています。

ところがこのおばあさんは文句を言うときに、
わざわざ私に顔をぐいっと近づけて文句を言ってきたのです。
その感覚は20cm程度、マスク越しでもやばくないかな?

私はこういう人と関わるとちょっと面倒なことになるかもしれないと思い、
こちらの店で海鮮丼を買うのはやめて、
別のもっと空いている店に行くことにしました。

この手のトラブルは今後増えるかも


スーパーなどでは、レジの順番待ちの際に、
床に足跡のシールなどがつけてあって、
どこで並べばよいかが一目瞭然なので、
この手のトラブルが起きにくいかと思います。

一方、路上に並ぶスタイルのお店ですと、
公道にシールを貼るわけにもいかないでしょうから、
この手のトラブルが起こる可能性は高そうです。

ちなみに、駅前の行列のできる焼肉屋では、
すでにコロナ自粛前と同じくらいの行列ができており、
順番待ちの間隔もちょっとだけ広い程度...

道路的にも1mとか間隔開けて待つのは不可能なのですが、
マスクして喋らければ大丈夫という発想のようです。

こういうところは店員さんが列を管理しているので、
その間隔が不安ならそもそも店には来るなということでしょう。

ところが上述の海鮮丼屋さんのようなケースは、
客が何となく自分の間隔で列で作りますので、
適正間隔が異なる人同士だとトラブルが起こるかもしれません。

やっぱりこの手の店の行列には極力並ばないことで
トラブルを事前に回避するしかなさそうですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月28日日曜日

「晩酌は時間とお金の無駄」に対する反論

酒量は減りつつある


セミリタイア生活の楽しみに「晩酌」があります。

サラリーマン時代とは異なり、
翌日に早起きをするとか、
仕事の為に体調を整えておかなければいけないというのがないので、
好きなだけお酒を飲むをことができます。

とは言え、単純に年齢的な問題なのか、はたまた、
嫌なことを忘れるために酒を飲む!
というファクターが無くなったからはわかりませんが、
酒量は大幅に減少しています。

今現在の平均的な酒量は、350mlの缶ビールを1本に加え、
ウイスキー、日本酒、焼酎のどれかを1~2杯程度で十分という感じです。

飲酒はお金と時間のムダか?


晩酌した後は当然酔っぱらっているわけですから、
その後に生産的活動は一切致しません。

この辺のことから、飲酒は時間のムダ!という意見をよく聞きますが、
午前中から夕方までたっぷりと自由時間のあるセミリタイア生活ですから、
夜にまで気合入れて勉強しようとかする必要は全くありません。

コスト的にも酒代は月に1万円程度ですからね...
この程度のコストが捻出できないなら、
その分はちょこっと働きますよ!
というのが自分にスタンスです。

セミリタイア生活のルール ~ 夜は無計画に ~


セミリタイア生活自体が無計画とも言えますが、
夜は特に無計画に過ごすのが基本です。

軽~く酔いが回った頭で、娯楽系の小説を読んだり、
YouTubeなんかを見たりするのが至福の時間なわけです。

これが無駄とか言われるとどうしようもないな~というのが本音ですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月27日土曜日

フルタイム労働系セミリタイアについての私見

フルタイム労働系セミリタイアという考え


私のサラリーマン時代は結構忙しい時期もありました。

忙しい時期ともなると終電帰りやタクシー帰りが当たり前であり、
休日は疲れをとるだけに存在し(それもないときがある..)、
もはや何のために生きているかわからなくなります。

そんな時期に、セミリタイアの一形態として考えていたのは、

「9時出社5時退社の会社に転職して、
  仕事も超楽であるならば、
  これってある意味セミリタイア生活じゃないだろうか?」

ということです。

実際に楽な仕事をしている人は多い


実際問題、超楽で残業なしの仕事をしている人は、
思いのほか多いという印象はあります。

私の実際に聞いた範囲で言えば、
個人経営の会社で長年働く事務のおばさん(仕事が超暇)、
外資系企業の受付(来客0人の日も...)、
オフィスビルの夜勤(ずっと本を読んでいてよいらしい)、
といった人達が挙げられます。

こういった仕事を狙うという考えもありかもしれませんが、
やはりハードルは高いかと思います。

フルタイム労働系セミリタイアの問題点


まず、日勤系の労働で「超楽で残業なし」という仕事が簡単に見つかるか?
ここにとてつもなく高いハードルがあるかと思います。

さらに、そういった職場にこそパワハラ系上司がいたりします。
たまたま素晴らしい上司がいたとしても、
転勤でパワハラ系上司に代わるリスクは常にあります。

オフィスビルの夜勤は話を聞く限り魅力的な部分が多かったですが、
ずっと昼夜逆転の生活を続けるのも抵抗があります。

オーソドックスなセミリタイアが無難


そもそも論としてですが、毎日出社する義務のある生活を、
「セミリタイア生活」というのはやはり無理があると思います。
「働きたくない時に働かない!」というのがセミリタイアの醍醐味ですからね。

また、20歳~60歳の40年間のライフプランを考えると、
前半働いて後半は楽するプランの方が個人的に向いています。

具体的に言えば、次のAとBの比較です。

A:20年間激務、その後20年はのんびり過ごす

B:40年間楽な仕事をする

やはり、個人的にはA一択ですね。

結局のところ、そこそこお金を貯めて、
労働はスポットや在宅程度にとどめる、
オーソドックスなセミリタイアが無難なんじゃないかと思いますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月26日金曜日

まだ早い?コロナ騒動後初飲み会中止

そろそろ飲みにでも行かないか?


コロナ自粛も解除され、経済が正常化へ向けて動き出しています。
そんな中、友人の一人からそろそろ飲みにでも行かないか?
という提案が出されました。

最近はちゃんとしたお店ならコロナ対策はしっかりしており、
各自もきちんとした対策を取りさえすれば、
感染リスクはかなり低くなっていると思います。

そんなわけで、私は賛同の返信をし、
友人の一人も
「実は会社ではもう飲みに行ったりしているんだよね!」
と賛同します。

しかしながら、飲み会開催には反対が多数派を占めることとなります。

対応の分かれる会社の方針


と言うのも、友人の一人は、
会社の方針で「飲み会・会合は禁止」という状態が継続中とのことで、
ちょっと参加はできないな~という返事がきます。

まあ、確かに会社によってはそういうのもあるだろうし、
それなりの役職についている人が、
プライベートの飲み会に行ってコロナに感染とか洒落にならないのもわかります。

家庭のルールで飲み会はダメ!


会社のルールという場合、会社に私生活を制限する権利があるのか!
なんて議論になることもあるかと思いますが、
別の友人が言った言葉には納得せざるを得ません。

それは「家庭内のルールで飲み会禁止!」というものです。

アラフィフの家庭状況は人それぞれとなっており、
私のような独身から子供がすでに働いている人まで様々です。

その中でコロナに最も敏感なのは、
やはり小学生くらいの子供を持つ親となります。

家庭内クラスターのリスクを考えると、
飲み会の参加を躊躇するというのは良くわかります。

そんなわけで、コロナ後初飲み会はあえなく中止となりました。

萎縮経済は続く?


株価の戻りなんかもあって、
個人的には経済の正常化が思ったよりも早いのかな?
なんてことを思っていましたが、
やはり自粛の延長線上としての萎縮経済はまだまだ続きそうです。

この辺の間隔は引きこもり風セミリタイア生活を過ごしていると、
なかなかわかりにくいポイントでしょうね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月25日木曜日

セミリタイア後の収入は生活費にあてない!

働きたくなければ働かなくてよい


働かない生活の理想的な形は「完全リタイア」ですが、
一切の労働から解放されるだけの資産を築くには時間がかかりすぎるので、
働かない生活を目指す多くの人は
「セミリタイア」
という選択肢をとります。

ただし、どの程度働くかについては人それぞれです。
セミリタイア界隈をざっと見ると、
ほぼほぼ働かない人から週3日程度フルタイムで働く人まで色々です。

この問題を考える場合、労働時間に目が行きがちですが、
実際はセミリタイア後の労働から得る収益を
何に充てるかが大事ではないかと思います。

この観点から見て、
セミリタイア費用をどこから捻出するかの理想形は
以下の通りではないかと思います。

【手持ち資金から捻出】

・家賃
・食費
・社会保障費 (医療費含む)

【セミリタイア後の労働から捻出】

・旅費など趣味の為のお金
・生活のアップグレード資金

生活を豊かにするため働くということ


同じセミリタイア生活を過ごしているといっても、
例えば毎月3万円稼がないと家を追い出されるとかですと、
労働はマストになります。

一方、家賃、食費、社会保障費だけは手持ち資金で何とかなるならば、
労働の持つ意味は変わってきます。

働かなくても生活できるのに働くというのは、
生活を豊かにするために働くということになります。

例えば、週1回だけ働いて毎月3万円稼ぐ仕事をするとします。

この3万円がないと家賃が払えないとなれば仕事するしかありませんが、
別にこの3万円がなくても生きていける場合、
労働から生じる苦痛と3万円で得られる効用を天秤にかけることができます。

楽な仕事で3万円稼げるならば、
その3万円で温泉旅行にでも行こうかな?となりますが、
その仕事が超激務な場合、
温泉旅行はやめて家でYouTubeでも見てようか...
という選択肢がとれるわけです。

この差は精神的にはものすごく大きいですね。

自分的には
「セミリタイア後の収入は生活費にあてない」
という戦略はサラリーマン時代に考えていたより、
はるかに自分に合っていたように思えますね。

多少は働かないと社会との接点が...
というタイプの方以外はこの作戦がお勧めですね。

2020年6月24日水曜日

最近「無礼な人」が増えている気がする...

自転車は生活の足


私の生活の足は自転車です。
私は徒歩圏内に生活に必要なものはありますが、
自転車を使った方が楽で時短にもなりますので、
積極的に活用しています。

ただ、都内という人口密集地に住んでいることから、
歩道を自転車で走る際には細心の注意を払っています。

人が多いときは自転車を降りて歩きますし、
そこまで多くない時は歩行者と同じ程度で走行するなどしています。

野良犬を追い払うように...


先日も車が入れない道(歩行者専用ではない)を自転車で走行していて、
前から40歳くらいの女性が歩いてきたので、
速度を落として女性の脇を通過したのですが、
その女性はいきなり「あぶない、あぶない!」と言いながら、
私を野良犬を追い払うかのような仕草で威嚇してきます。

その道は比較的広く (5人くらいは並んで歩ける)、
私は女性の正面を走っていたわけでもなく、
念のため徐行運転までしたにも関わらず、
この女性は私にこのような無礼な態度で対応してきたわけです。

このような態度をとられて私が最初に感じたのは、
頭にきたとか怒りの感情が湧き出たとかではなく、
下町の短気なおっさんにこんなことしたら、
いきなり殴られるんじゃないかな?
ということですね。

もっとも、彼女も相手を見てこのような行動に出ているのでしょうが、
こんな態度をとり続けていたら、
いずれは何らかのトラブルに発展するのは間違いなさそうです。

実は最近、この手の態度をとる人が結構増えてきているのが気になります。

人が多いことによる問題


上記のような問題が発生する理由は何か?
不況が長引いているとかコロナ自粛の影響で
人心がすさんでいるとか色々考えられますが、
一番の理由は「単純に人が多すぎるから」ではないかと思っています。

東京はインフラ面というよりも、
人の適度な距離をとるという観点から、
明らかに適正人口を超えているんじゃないですかね?

まあ当面は、人の多いところには行かないことで対応ですが、
長期的には郊外へ脱出という方向がよさそうです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月23日火曜日

【苦痛注意】セミリタイア後は決まった時間に働きたくないということ

決まった時間には働きたくない!


セミリタイア生活も3年近く経過して、
生活も軌道にのってきたという感じです。

日々忙しくて時間がない!などとは程遠い生活なので、
多少の労働、例えば「週3日午前中だけ働く」というのは、
時間的には全然ありだと思っています。

ただし、やっぱり

「決まった時間に出社しなければいけない!」

というのは、たかだか週3日といえども、
ダラケタ生活を3年近く過ごした自分にはハードルが高いですね。

スポット的な仕事以外はしたくない


今の私のスケジュール帳に記載されている予定は病院の予約だけです。
これとて、行くのは面倒くさいな~と思う状況で、
働く予定が入るのは考えただけでも辛いです。

同じ週3日働くとしても、これならアリかな?と思うのは、

・スポットベースの仕事
 - 気分的に仕事しても良い日に、
 「今日仕事ありますか?」「あるよ!お願いね!」
    という感じの仕事

・請負的な仕事
   - 10時間程度かかる作業を自宅で1週間以内に仕上げる仕事

といったところでしょうか?

もちろん、そんな都合の良い仕事など簡単に見つかるはずもないので、
仕事の現場復帰というのは、私の場合は当面はなさそうです。

働くなら正社員を辞めた後すぐ!


実は、こういった心境になるであろうことは想定していたので、
セミリタイア開始を後ろ倒しにして、
完全リタイアになるべく近づけようとしたという経緯はあります。

よくセミリタイア系ブログで見かけるフレーズに、

「お金が無くなれば働けばよい!」

というのがあり、それは全くその通りなのですが、
実際問題はそう簡単に割り切れないかもしれないことは、
ちょっと想定していた方が良いかもしれませんね。


それよりは、どうせ多少なりとも仕事をすることになるなら、
フルタイムワーカーを辞めてすぐに、
パートタイムジョブを始めた方が気分的には相当楽かと思います。

毎日10時間以上働いていたのが、
隔日3時間になったらパラダイスに思えるはずです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月22日月曜日

「給料分働いていない」に対する反論 ③ まとめ - 給料分働かせてもらえないならセミリタイア

給料分働きたくても働けないということ


「給料分働いていない!」と言われても、
そもそも給料分働けないようなポジションにつけているのは会社だろ!
というケースが多々あるというのが私の意見です。

これは野球選手の例をとるとわかりやすいかもしれません。
どんなにすごい野球選手でも試合に出してもらえなければ、
どうすることもできません。

実力はありながらも、監督との相性で使われなかったり、
チームの方向性と違うのでずっとベンチ...
こういう選手は結構いるかと思いますが、
これで年俸分働くのは不可能というものです。

サラリーマンでも結構同様のことが起こっているのではないかと思います。

給料分働いている人・働いていない人


上記のポイントをわかりやすくするために、
以下の表を作成してみました。

 
 
能力・やる気
 
 
ある
ない
チャンス
ある
A
B
ない
C
D
典型的な給料分働いている人のイメージは A でしょう。
その逆が D のパターンとなります。

問題はBとCのパターンです。

Bの例を挙げれば、性能面が優れているため取扱商品がバカ売れの営業マン、
しかし実は能力もやる気もないという人。

この手の営業はそもそも誰がやっても商品は売れるわけで、
運だけで業績をあげている営業というのはそこそこいるのでは?

Cはその逆のパターンです。
ライバル製品に比べて性能面が著しく劣っている商品を取り扱う営業マンですと、
誰がやってもこのような製品を売ることは極めて困難です。

上記の場合ですと、能力・やる気のあるCの人より、
能力・やる気のないBの人の方が評価が高くなるわけです。

私のいた会社のように、あまり儲かっていない会社ですと、
Cに属する人は結構いて (Aより断然多い)、
「給料分働いていない!」
などということを言われ、
経営陣から文句を言われたりするのです。

チャンスがなければセミリタイア?


不幸にして、会社から C の立場に追いやられたらどうするか?

まだまだまともな仕事をしたいと思えば転職という手もあります。
ただ、ある程度の年齢を過ぎるとそのチャンスはぐっと減ります。

転職が無理となると、じっと耐え忍ぶしかありません。
ただ1~2年ならともかく、10年も20年も耐えらるのか...

となると、サラリーマンとおさらばする
”セミリタイア”というのは有力な解決策となります。

私の場合、あえて昔の自分は能力・やる気はあったと申し上げますが、
CのポジションからAのポジションへ移れるチャンスがあるならば、
セミリタイアしようとは思わなかったでしょうね。

セミリタイアを目指す初期段階では、
Aへ移動するチャンスを伺いつつ、
セミリタイアへ向けての準備を粛々と続けていた感じです。

もっとも、セミリタイアできるだけの資産が形成できる目途がたった時点で、
「やる気」については皆無になりましたが。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月21日日曜日

「給料分働いていない」に対する反論 ② 管理部門編

不可解な管理部門の給与決定方法


私は不遇な営業マン時代を経て、経理マンとして転職をしました。
私の転職した部署そのものはそこそこの収益を上げていたのですが、
部門全体でみると儲かってはいなかったので、
給与面ではそれ程恵まれてはいませんでした。

ここで「恵まれていなかった」というのはどういうことか?
それは仮に私の所属する部門全体が儲かっている場合、
同じ仕事をしていても給与がもっと高かったということです。

経理など管理部門の給与というのは、
本来はプロフェッショナルな業務を提供した対価かと思いますが、
現実問題としては、会社の業績の影響をもろに受けるわけです。

リストラ・減給のターゲットに


管理部門というのは、直接的に付加価値を生み出しているわけではないので、
業績不振に陥ると、真っ先にリストラ・減給のターゲットになります。

営業や生産の最前線で働いている人達から見れば、
そんなの当然だろ!という見方もありますが、
世の中には「相場」というものがあります。

世間一般の会社で同じような仕事をしている人の給料の方が高い場合、
そちらに人材が流れるのは当然です。

経理とか法務といった業務は汎用性が高いので、
異業種も含めて転職は比較的しやすいという傾向があります。

私がいた会社でも、給与が大幅に下がった時期や昇給がなかった時期は、
管理部門の若手は結構な数が辞めていきました。

管理部門は給与分働いたかの判定は難しい


管理部門の場合、「給料分働いたかどうか?」というのは、
実は結構判定が難しいのですが、儲かっていない会社の場合、
給料分働いていないと自動的に見なされる傾向があります。

ところが客観的に見ると、結構な間違いであることもあります。
一番簡単にわかる方法としては、
「同じスキルの人を同じ給与水準で雇えるか?」
というのがあるかと思います。

上記の若手が辞めていった時代の役職者の方に話を聞いたことがあるのですが、
「この給与水準じゃ良い人材を採るのは不可能!」
と言って嘆いていましたからね...


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月20日土曜日

「給料分働いていない」に対する反論 ① 営業編

給料分働いていないサラリーマンがほとんど?


「給料分働いていないサラリーマンが多い」
という話は非常によく聞く話です。

会社で利益を出しているのは社員の1~2割で、
他の人は給料貰い過ぎ!という指摘です。

この指摘から印象を受けるサラリーマン像というものは、
1~2割の優秀な人間が残りの8~9割を食わしているというものですが、
個人的な経験ではちょっと違和感があります。

営業マン時代に成績が悪かった理由


私は若手時代に営業成績があげられなかった時代があるのですが、
その理由は極めてシンプルなものです。
単純化して説明致します。

営業担当が上司と私しかいない部署で取引先が100社あると致します。
100社も取引先があるとすれば、
取引して本当に儲かっている会社は20~30社程度というのが普通です。

この上司は儲かっている会社は全部自分の担当とし、
残りの逆さに振っても何も案件が出てこないような会社は私の担当とします。
また、営業以外の諸雑用は全部私に押し付けます。

当時の私は諸雑用をこなすだけで1日が終わるという状況だったので、
なるほど、お前は雑用を中心に仕事をして、
その合間にちょっとだけ営業をやれ!というスタンスなんだな...
とそんな風に最初は思っていました。

私はそもそも営業の仕事は大嫌いだったので、
まあ、別にこれでもいいやという感じで仕事に取り組んでいました。

ところがしばらく経ったある日、
「お前は全然新規の案件をとってこない!」
と言われていきなり叱責を受けることになります。

自分は黙っていても案件が湧いてくる会社を独占しているわけですから、
私が新規案件をとってくるなど実質的には不可能です。

確かに彼はそれなりの新規案件に取り組んではいましたが、
彼の努力なりセンスなりで発掘した案件は私の知る限り皆無です。

今の私であればその辺を理詰めで反論するところですが、
当時の私は若手だったこともあり、
それをすることができませんでした。

配属先の運・不運が一番


上記のケースだと、収益を稼ぎ出しているのは私の上司で、
私など給料分働いていないことになるのですが実際はどうか?

若手時代の給料は安いので、件の諸雑用をこなすだけで、
十分に給料分は働いていたと思います。

そもそも、儲かっている取引先を半分でも自分に回してくれれば、
それなりに営業での成績もあげることも可能です。

要は私の経験上は、給料分働いていない理由の大部分は、
給料分働くことが不可能な部署に配属先された!
というのが一番の理由じゃないか?ということです。

もちろん、営業マンとしての実力はみな同じなどという気はありませんが、
能力差よりも配属先の運不運というファクターの方が大きい気がします。

従って、サラリーマンやってて「運が悪かったな~」と思えば、
とっととそこから脱出する方法を考えた方が良いですね。

私はこの時の評価が異様に低かったことを一つの要因として、
転職というカードを切ることになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月19日金曜日

【サラリーマン時代】生活費10年分を確保してからの心境変化

生活費10年分を確保するということの意味


仮に45歳で生活費10年分の金融資産ができたとします。
この時点で会社を辞めれば、何もしなくても55歳までは生存可能です。
その間に、生活を立て直すことは十分可能です。

セミリタイアという観点から考えてお勧めのプランは、
生活費の半分を稼ぐ労働のみ行うことですね。
そうしますと、65歳まで生存可能となり、
65歳からは年金で生活することも可能です。
(サラリーマン生活を20年以上しているので、
 つつましく暮らせる程度の年金が貰える可能性が高い)

年間200万円の出費があると仮定すれば10年分で2,000万円程度です。
セミリタイアに必要な資金として、
2,000万円~3,000万円を考える人が多いですが、
この文脈からもリーズナブルではないかと思われます。

生活費10年分を確保してからの心境変化


サラリーマン時代に生活費10年分の金融資産を確保した場合、
セミリタイアへぐっと近づいたことになりますが、
そうなりますと、心境はがらりと変わるかと思います。

私の場合で言いますと、以下の2つの相対する感情が湧き出てきました。

Positive面: いつでも会社を辞められるので、
      仕事に対して気楽に向き合える

Negative面: 会社を辞められるだけの資産があるのに、
        何でこんな仕事をしなければいけないのか?

PositiveとNegativeのせめぎあい


金融資産がある程度のレベルに達すると、
会社を辞めてもさほど困ることもないので、
仕事に対して気楽に取り組むことができるようになります。

「これ以上仕事が忙しくなったら会社を辞めよう!」
「これ以上上司がバカなことをいうなら会社を辞めよう」
と思えば、同じ仕事をしても気持ち的には随分と楽になりましたね。

一方、会社を辞めることができる資産があるというのに、
何でこんなツマラナイ仕事をしなければいけないのだ!
という怒りにも似た感情が湧き出ることもしばしばです。

私のサラリーマン時代の後半というのは、
この2つの感情のせめぎあいが継続、
最終的には後者のNegativeな感情が圧勝して
会社に辞表を叩きつけたという感じでした。

まあ、いずれにしましても、
ある程度の資産があった方が気持ち的に楽なのは間違いありません。

セミリタイア云々以前の問題として、
サラリーマンのリスクヘッジとして、
ある程度の資産形成は必要だと思いますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月18日木曜日

あてにならないキャッシュフロー ~ やはりストック (金融資産) が重要 ~

アンジャッシュ渡部建氏、年収1億円超消滅?


連日TV等を賑わしていたアンジャッシュ渡部氏の不倫問題。
個人的に気になったのは、彼の年収1億円が消滅か?という部分。

1つには1億円も年収があったのか!という単純な驚きですが、
しみじみと思ったのは、芸能人の高額年収などスキャンダル一つで、
あっという間に吹っ飛ぶものだな~ということですね。

もっとも、芸能人の場合は、スキャンダルで年収が落ちるというよりは、
単純に人気が無くなって年収が落ちるケースのが多そうです。
ただその場合、いきなり収入は0にはならんでしょうが...

サラリーマンのキャッシュフローも危うい


芸能人ほどではありませんが、
サラリーマンのキャッシュフローもそれ程あてにはなるものではありません。

出世コースにのっているサラリーマンが社内不倫がバレて左遷、
給与が大幅に減額されたり、
会社に居づらくなって実質的に職を失うケースもあります。

こういったケースはそれ程多くはないかとは思いますが、
リストラや突然の役職定年制度導入などによる大幅減収は日常茶飯事です。

今後、本当にコロナ不況による暗黒の時代が訪れれば、
勤め先が倒産という憂き目にあう可能性もあります。
そうなるとキャッシュフローは0となります。

サラリーマンの収入が安定していたのは過去の話。
今の時代は、将来キャッシュフローに過度に依存する
人生設計は破綻リスクが高いことを認識すべきではないでしょうか?

ストック依存型セミリタイアへ


となりますと、サラリーマン生活におけるリスクヘッジとしては、
やはりある程度のストック(貯金・投資)を築くのが最優先事項かと...

とりあえず、いつクビになっても良いように、
1~2年分の生活費を確保することは早めに手を打つべきじゃないですかね?

クビになる確率は若手のうちはそれほど高くないかもしれませんが、
とんでもないパワハラ上司にあたる確率は決して低くはありません。
その時に、会社を飛び出せるか否かは極めて大きいですね。

1~2年分の生活費の確保から先に進んで、
10年分とかの生活費が金融資産という形で貯まっていけば、
セミリタイアという別の世界も見えてきます。

いきなりセミリタイアを目指すというよりは、
まずは1~2年分の生活費の確保という目標を設定して、
次のステップとしてセミリタイアを考えてみるのもありかと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月17日水曜日

リタイア後地方移住 - 成功例と失敗例を聞いた ② 失敗編

よく聞く失敗例は本当にある!


最初に聞いた成功例の話は山梨県甲府市ですが、
次に聞いた失敗例というのは静岡県伊豆地方への移住です。

都内からの距離はどちらも同じくらいというイメージですが、
立地条件は大きく異なります。

そこは典型的な別荘地という感じの家だそうで、
徒歩圏内には何もないという立地です。
車がないと不便ではなく、車がないと生活できないレベルです。

「定年後は田舎の別荘で自然に囲まれて暮らす」
というのは、都会に住んでいる人には魅力的に映りますが、
結局失敗するケースも多いと聞きます。

今回のケースは
「やっぱり失敗したか!」
というのを思わせるものでした。

田舎の別荘暮らしが失敗する理由


この方のケースでも、最初は田舎暮らしを堪能していたそうなのですが、
最終的には都内へUターンすることになります。
その理由をざっくりとまとめると以下の通りです。

① 二人の生活に飽きる
② 買物が不便
③ 田舎暮らしはお金がかかる
④ 医療機関が遠い

①については独身の自分にはよくわからないのですが、
同じ夫婦二人きりの生活と言っても、
周りに知り合いがいるのと、
純粋に二人きりで周囲と隔絶された環境では違うらしいですね。

②は当然想定していた話ではありますが、
買物行くのに車の運転しなければいけないのが面倒になった!
という側面が大きいとのこと。

この辺は、ずっと地方にいる方と、
都内から引っ越した人の差が出ている気もします。

③については、別荘地は温泉代とか水道代とかが高いうえに、
管理費など色々とお金がかかるとのことです。

④が最大の問題で、これがきっかけで、
この方は都内へUターンすることになります。

この方は体調を崩し、定期的な通院が必要になったそうなのですが、
そうなると、医者に車でしか行けない別荘地はあまりに不便ですし、
緊急対応が必要な場合は相当困ります。

医療機関が近い & 選択肢が豊富


私も50歳を過ぎてから、定期的に通院しています。
通っている医院は家から徒歩2分程度の場所と便利ですが、
色々な口コミを参考にして数件の医者を回った結果、
今のところに落ち着いています。

単純に病院が近くにあるというだけではダメで、
複数の病院から自分に最適なものを選ぶことも重要になります。

田舎では医者が遠いケースが多々あるのはもちろん、
病院が一軒しかないこともしばしば。
そうなると、そこがとんでもない藪医者だとえらいことになります。

この辺りのリスクは高齢になればなるほど考えねばなりませんが、
意外と軽んじられている気がします。

若いうちに人里離れた地方へ移住するのはありかと思いますが、
ある程度の年齢が行くとやはりリスクがありますね。

今回、絵に描いたような地方移住失敗の例を聞いて、
その思いを強く次第です。

2020年6月16日火曜日

リタイア後地方移住 - 成功例と失敗例を聞いた ① 成功編

地方移住についての情報


私にとってセミリタイア後の安住の地を探す作業は継続中ですが、
今のところ、現在の住居にそれほど不満はないので、
まだまだ、それ程真剣には探していません。

ただ、知人などには地方移住への興味を口にしているので、
時々、情報を頂けることもあります。

今回は都内から地方へ移住して成功したケース、
失敗したケースのそれぞれについて、
又聞きですが聞く機会があったので、
まとめてみました。

成功例 ~ 甲府市郊外一軒家 ~


最初に聞いたのは成功例で、
甲府市内へ引っ越した人の話です。

甲府エリアは空き家が問題になっているそうで、
空き家が多数あるとのこと。

話を聞いた人の知人が、
そんな空き家の一つに期間限定で家賃がタダ同然で住めるチャンスがあって
リタイア後に特にやることもないので移住したそうです。

結果は大満足とのことで、その理由をまとめると以下の通りです。

① 一軒家なので広い
② 庭がある
③ 隣家の音が聞こえない
④ 生活は意外と便利

庭付き一軒家というスペック


都内の集合住宅暮らしから郊外の一軒家へ。
開放感がまるで違うという話だそうで...
また、庭のあるなしで生活が全然違いますよ!とのこと。

それでいて、徒歩圏である程度の店などはあるそうなので、
生活に不便はなかったらしいですね。

「期間限定」だったので、その方は既に都内に戻ってきているそうですが、
良い経験だったと言っていたそうです。

広い家 & 期間限定というコンセプト


私は一人暮らしですし、そもそも広い家に住みたいという発想はありませんが、
隣家の音を気にしないで、
広々とした空間に身を置けるのは実は良いのかもしれません。

また、私は地方移住に関しては、
「永久の住処」という視点で見ていましたが、
2~3年だけ地方で暮らしてみるという発想は参考にすべき点があるかな?

甲府は新宿から1時間30分程度で行ける距離でもあるので、
都心からのアクセスも悪くはないです。

近々、他県への移動も解禁になりますので、
下見がてら、まずは旅行に行ってみるのが面白そうです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2020年6月15日月曜日

無料でクラシック音楽を楽しむセミリタイア生活 ~ with Bose Home Speaker 300 ~

ミニコンポ断捨離後の音楽戦略


サラリーマン時代は心のゆとりが無くなって聴かなくなったクラシック音楽ですが、
セミリタイア生活も3年近くなり、
やっと音楽を楽しもうという心のゆとりができてきました。

ただし、音楽を聴くためのミニコンポは断捨離しました。
古いコンポなので音楽配信サブスクリプションサービスには対応していないし、
古い団地住まいなのでどうせ大きな音は出せません。
ミニコンポ処分には後悔はありませんが、
さてどうするか...

ナクソス・ミュージック・ライブラリー


私の住んでいる自治体の図書館では、
"ナクソス・ミュージック・ライブラリー"
というクラシック音楽聴き放題サービスのIDが貰えます。
IDは貸出扱いなので、他の本と同様、有効期限は2週間です。

PCでナクソスのサイトに行って、
IDとパスワードを入れて好きな曲を再生するだけです。
CD 13万枚以上に対応していますので、
私の知っているレベルの曲はすべて網羅しています。

ただし、問題が多少ありまして、PCでしかアクセスできません。
スマホやipodからはアクセスできません。
(これは自治体のライセンスの種類によるらしいです...)

流石にPCの音だと不満はありますね~。
そんなわけで、ネットワークスピーカーを購入しよう!
ということで、スマートスピーカー機能も付いていて
コンパクトな Bose Home Speaker 300 を購入しました。

これだと、PCとBluetoorhで接続できます。



流石のBoseサウンド


結論から言えば買って良かったですね。
コンパクトながらも流石のBoseサウンドと言ったところ。
PCのスピーカーとはやはり比較になりません。

レビューなどでは、やれ高音がどうのとか批判的な人もいますが、
集合住宅でどうせ大きな音は出せませんし、
迫力ある低音は結構響くものはあります。
個人的にはこれで満足といった感じです。

楽天でポイント還元を考慮すると 25,000円程度でしたので、
良い買物だったかと思います。

無料で楽しめる方法はいくらでもあるのね


実は最初は、Amazon Music Unlimited にでも加入しようと思いましたが、
元が取れるほど聴くのかな~と考えていたところ、
ナクソスの存在を思い出しました。

個人的にはこれで十分過ぎますね。
しかも無料で利用できるのはありがたすぎます。

今の世の中、無料で結構楽しめるものが多いということを、
改めて実感しております。