2020年6月17日水曜日

リタイア後地方移住 - 成功例と失敗例を聞いた ② 失敗編

よく聞く失敗例は本当にある!


最初に聞いた成功例の話は山梨県甲府市ですが、
次に聞いた失敗例というのは静岡県伊豆地方への移住です。

都内からの距離はどちらも同じくらいというイメージですが、
立地条件は大きく異なります。

そこは典型的な別荘地という感じの家だそうで、
徒歩圏内には何もないという立地です。
車がないと不便ではなく、車がないと生活できないレベルです。

「定年後は田舎の別荘で自然に囲まれて暮らす」
というのは、都会に住んでいる人には魅力的に映りますが、
結局失敗するケースも多いと聞きます。

今回のケースは
「やっぱり失敗したか!」
というのを思わせるものでした。

田舎の別荘暮らしが失敗する理由


この方のケースでも、最初は田舎暮らしを堪能していたそうなのですが、
最終的には都内へUターンすることになります。
その理由をざっくりとまとめると以下の通りです。

① 二人の生活に飽きる
② 買物が不便
③ 田舎暮らしはお金がかかる
④ 医療機関が遠い

①については独身の自分にはよくわからないのですが、
同じ夫婦二人きりの生活と言っても、
周りに知り合いがいるのと、
純粋に二人きりで周囲と隔絶された環境では違うらしいですね。

②は当然想定していた話ではありますが、
買物行くのに車の運転しなければいけないのが面倒になった!
という側面が大きいとのこと。

この辺は、ずっと地方にいる方と、
都内から引っ越した人の差が出ている気もします。

③については、別荘地は温泉代とか水道代とかが高いうえに、
管理費など色々とお金がかかるとのことです。

④が最大の問題で、これがきっかけで、
この方は都内へUターンすることになります。

この方は体調を崩し、定期的な通院が必要になったそうなのですが、
そうなると、医者に車でしか行けない別荘地はあまりに不便ですし、
緊急対応が必要な場合は相当困ります。

医療機関が近い & 選択肢が豊富


私も50歳を過ぎてから、定期的に通院しています。
通っている医院は家から徒歩2分程度の場所と便利ですが、
色々な口コミを参考にして数件の医者を回った結果、
今のところに落ち着いています。

単純に病院が近くにあるというだけではダメで、
複数の病院から自分に最適なものを選ぶことも重要になります。

田舎では医者が遠いケースが多々あるのはもちろん、
病院が一軒しかないこともしばしば。
そうなると、そこがとんでもない藪医者だとえらいことになります。

この辺りのリスクは高齢になればなるほど考えねばなりませんが、
意外と軽んじられている気がします。

若いうちに人里離れた地方へ移住するのはありかと思いますが、
ある程度の年齢が行くとやはりリスクがありますね。

今回、絵に描いたような地方移住失敗の例を聞いて、
その思いを強く次第です。

2 件のコメント:

  1. 地方都市くらいでもちょっと車でいどうすれば十分自然があるとおもうけど、それじゃやっぱり満足できないんだろうか?

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    1. 「大自然の中に住む」みたいなのが好きなのかもしれません。

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