2021年1月31日日曜日

飲食店時短要請も意味なし! ~ 公園でノーマスクで宴会する老人達 ~

ここにきて増えたか?ノーマスク老人


先日、歪んだ眼鏡のフレームを修理に駅ビル内の眼鏡屋へ行くと、
60代後半と思われる男性がノーマスクで接客を受けていました。

はて、この駅ビルはマスクしない人は入店をご遠慮願います!
というようなことが入口に書かれていたと思いますが、
マスクなしだから接客はしないよ、ということではないようです。

マスクの効果については疑問視する方もいらっしゃいますが、
あれだけ近距離で大声を出す老人と接客しなければいけない店員、
結構リスクの高い仕事かもしれません。

ノーマスクで公園で酒盛り


そんな光景を見た後に出会ったのは、公園で酒盛りをする老人。

まだ午前中だというのに、カップ酒を飲みながら、
大声で喋る4人組の老人...

こちらは80歳は超えている感じですが、
禁煙の公園でたばこを吸いながらということもあり、
誰も近くには寄ってこないという雰囲気でした。

コロナ対策ばっちりの飲食店に時短要請の一方...


政府はコロナ対策がばっちりな飲食店にも一律時短要請をする一方、
一部のマナーを守らない人達は野放しという状態が継続しているのは、
どうも方向性が違うのではないか?と思います。

まあ政府の対策には期待できないので、
こういった非常識な人達には近寄らないことですかね?

ちょっとこのところ、自粛の反動が至るところで出ていて、
ちょっと怖い感じになっている印象があります。
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2021年1月30日土曜日

「60代は働いても良いから40歳でセミリタイア」という生き方 ~ ディメリット編 ~

40~50代で心置きなく遊べるか?


前項では40~50代で心置きなく遊んで、
60歳になって思う存分遊ぶ体力もなくなってきたら、
むしろ働くのもありかも?という内容のことを記載致しました。

この生き方のポイントとのなるのは2つかと思います。

① 「40歳からやりたいこと」のコスパ
② 60歳以降で理想的な仕事が見つかるのか?

それぞれについてみていきたいと思います。

40歳からのセミリタイアによる経済的損失


60歳から働くという前提でセミリタイアを考える場合、
下記のAとBの比較で考えた方が良いかと思います。
なお、AとBのパターンとも、70歳からは完全リタイアするとします。

A:40歳~60歳までの20年間たっぷり遊んで、
   60歳~70歳まで10年間は働く

B:40歳~50歳までの10年間はサラリーマンの延長で働いて、
   50歳~70歳まではたっぷりと遊ぶ

トータルで働く年数はAとBは同じでも、
収入額はBの方がはるかに多いかと思います。

となると、40歳セミリタイアが良いと考えるには

「Aさんの40代の10年間の充実度」 > 「B - Aの収入金額」

ということになるかと思います。 

普通にサラリーマンをやっていますと、
40代はそこそこ給料が貰える時期だと思いますが、
60歳から20年のブランクで働くとなりますと、
給料は相当低いのでは??

この辺を慎重に考えますと、
「本当に40歳で辞めて良かった!」
と思える「やりたいこと」のハードルは相当高いと思います。

60歳以降で仕事はあるか?


もう一つのポイントは60歳以降で仕事はあるか?という点ですかね?

私が街でよく見る「働く高齢者」のトップは、
警備とか工事現場の誘導といった仕事です。

体力のないことで定評のある私にとって、
60歳を過ぎての立ち仕事というのはかなり抵抗があります。

朝から晩まで働いて、
家に帰ったら疲れて身体中が痛い!
ということでは、
人生の最晩年はかなり悲しい生活になります。

それでも40歳から十分遊んだから悔いはない!
なんて思えるかどうか...

この辺は性格にもよると思いますが、
私には無理そうです。

「60歳から働いても良い」はリスキー


以上の2点を考えると、「60歳から働いても良い」という考えは、
結構リスクの高い生き方のような気がします。

仮に40歳でセミリタイア、60歳で働くかも?という場合、
20年後の予想なんてできませんからね。

それでも「40歳くらいでセミリタイアしないとできないこと」があるならば、
チャレンジするのは全然ありかと思います。

まあ、私にはそこまでしてやりたいことはなかったとも言えますが、
やはり今の時点で、60歳から働くかと思うとゲンナリですので、
自分的には50歳からのセミリタイアで良かったのかな?
というのが今のところの結論です。

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2021年1月29日金曜日

「60代は働いても良いから40歳でセミリタイア」という生き方 ~ メリット編 ~

40~50代は遊ぶ、たとえ60代は働いても...


40歳で体力の衰えを感じはじめて、
50歳では更にその衰え具合が加速しているのを日々感じています。

そんな今の自分から見てみると、

「60代はフルタイムで働くことになっても良いから40歳でセミリタイア」

という選択肢は場合によってはありかもしれないな...
ということをふと思ったので、
今時点での考えをまとめてみたいと思います。

40歳で2,000万円 or 50歳で4,000万円でセミリタイア


この問題を考えたときにパッと頭に浮かんだのが、
以下の2つのパターンです。

A: 40歳でセミリタイア、資金は2,000万円

B: 50歳でセミリタイア、資金は4,000万円

Aさん、Bさんともに30歳で将来のセミリタイアを目指し毎年200万円貯金、
Aさんは40歳で2,000万円貯めた時点でセミリタイア、
Bさんも40歳で2,000万円貯めたけれども、
あと10年は働こうということで、
50歳で4,000万円たまった時点でセミリタイアします。

細かい運用計画・消費計画についてのコメントは省きますが、
Aさんでもうまいことやれば、
60代以降にフルタイムで働く事態は十分避けられますが、
40~50代の過ごし方次第では60歳で資金が枯渇するリスクもそれなりにあります。

一方のBさんであれば、50歳で4,000万円からのセミリタイア生活なので、
完全リタイアも可能である水準かと思います。

どちらの人生を選択するか?
自分の好みはBさんのライフスタイルですが、
Aさんのライフスタイルを選択した方が良い方もいらっしゃると思います。

「40代でしかできないこと」をするならあり


結論から言えば、

「40代の体力ならできるけど、
  60代になったらやるのは無理!」

という明確なやることを持っているのならば、
40歳でセミリタイアするのもありかな?
と思います。

例えば草野球が趣味で、草野球三昧という生活を送りたい場合です。

60歳以上しか入れないシニアリーグも世の中にはありますが、
そういったリーグには全く興味はないけど、
20代の若者も交じっての高いレベルでプレイしたいという場合、
40歳でのリタイアというのは活きてきます。

40歳から50代ギリギリまで野球を十分堪能した結果、
60歳になった時点では資金が心もとなくなったけど、
野球もたっぷりやれたので、
60歳からはボチボチを働くか!
という考えもなくはないかな?
といったところです。

自分に当てはめると世界一周旅行かな?


上記の例を自分に当てはめてみると「世界一周旅行」なのかと思います。
セミリタイアを本格的に目指し始めた30代の時には、
会社を辞めたら世界一周旅行に行こう!と思っていて、
それがセミリタイアへの原動力となった時期もあります。

結局、セミリタイア生活に入ったのが50歳を過ぎてからなので、
気力・体力的なものがなくなってきて、
今となっては行く気は全くないけれども、
40歳でセミリタイアして世界一周旅行に行っていれば、
一本筋の通ったしっかりとした思い出ができていたでしょうから、
その価値は結構あったかもしれませんね。

なので、若いうちにしかできない明確なビジョンがある方にとっては、
多少フライング気味のセミリタイア開始もあるような気は致します。

ただ、やはりこのプランにはメリット以上のディメリットもあるように思えるので、
次項ではディメリットについて述べてみたいと思います。

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2021年1月28日木曜日

生命を守る為の掃除へ ~ 散らかった自分の部屋で盛大に盛大にすっ転んで思った事 ~

セミリタイアしても部屋は散らかったまま


50代独身男性の部屋が平均的にどの程度片付いているかはわかりませんが、
私の部屋はまあまあ散らかっている状態が継続しています。

以前ブログでも触れましたが、
ミニコンポと折り畳み自転車を処分した結果、
部屋は少しは広く見えるようになり、
断捨離も継続はしているのですが、
まだまだ全然ダメです。

仕事を辞めてセミリタイアした結果、
部屋の掃除をするくらいの時間はいくらでもありますが、
その為の時間を割けていないのは反省材料です。

昼食後に盛大に転ぶ


そんな散らかっている部屋の中で事件は起きました。

PCデスクからトイレへ行く途中、
床の上には書類などが散乱しており、
いつもはひょいひょいと避けて行くのですが、
チラシが一枚ぺらっと床に落ちていたのに気付かず、
その上に足を乗せた瞬間に滑らせて、
盛大に頭から床に突っ込みました。

頭は結構痛く、眼鏡のフレームも若干歪みましたが、
大事に至ることはなかったのは不幸中の幸いです。

しかし、もしも落ちた場所が5cmずれていたら、
床に置いてある四隅が鋭利な硬い箱に激突しており、
ちょっと洒落にならない状況だったと思います。

生命を守る為の掃除へ


今回ショックだったのは、
若い頃であればそもそも転ぶことはなく、
バランスを崩す程度だっただろうということです。

さらに、転ぶ際に腕で身体をかばうことすらできず、
頭から床に突っ込むというのは、
自分が考えている以上に身体にガタが来ているということですね。

どうやら部屋の掃除というやつも、
気持ちよく暮らすという次元の問題ではなくて、
大袈裟に言えば、
「生命を守るための掃除」
という観点から考えなくては駄目ですね。

差し当たって、滑りそうな床を掃除するとともに、
いらない書類は処分しようと思いますが、
家にいるだけでも結構危険はあるものですね...

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2021年1月27日水曜日

「前例のないことはやらない」という会社なのでセミリタイアできた

前例のないことはやらない


かつてないほど目まぐるしく動いている現代社会において、

「前例のないことはやらない!」

などと言っている会社があれば、
その会社は滅びゆくしかないのではないか?
という素直な感想を持つのは不思議ではありません。

しかしながら、前例のないことはやらないという会社は結構多く、
特に人事面では、若手を大抜擢するなどの思い切った策をとれる会社というのは、
実際問題少ないのではないでしょうか?

人生設計は立てやすいかも?


「前例のないことはやらない会社」においては、
自分の将来を推測するのは結構容易かもしれません。

例えば、こんな例が考えられます。

・35歳まで課長になっていないと一生課長になれない
・管理部門でも営業を経験してないと部長にはなれない
・社長になる人はみな「本店営業一課」の経験がある

これらは私が聞いたことをちょっとアレンジした内容ですが、
保守的な会社ならこういった暗黙のルール的なものは多いのでは?

私は転職組だったので、
自分が働いている会社のこういった裏事情には疎かったのですが、
詳しい人に色々と確認して自分の立ち位置を客観的に見てみると、
自分の未来に明るい点は全くないことがわかり、
早期退職へと舵を切ることができたという側面があります。

良い会社ほど辞め時は難しい


仮に私の会社が、敗者復活が普通にあったり、
社長の鶴の一声で若手がプロジェクトリーダーにいきなり抜擢するといった、
自分の未来が良い意味でなかなか読めない会社であれば、
結果的にズルズルと働いていた可能性もなくはありません。

そう考えますと、
サラリーマン生活に早期に見切りをつけられ、
会社を辞めた後も、
「あのまま働いていたら、ひょっとしたらオレ、偉くなれてたかも?」
なんてことを考えずに済むのは、
自分にとっては不幸中の幸いだったのではないか?
そういう側面は確かにあると思いますね。
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2021年1月26日火曜日

サラリーマン昼食事情三景 ~ セミリタイア生活の昼食の充実を再認識 ~

お昼時のビジネス街のランチ風景


久しぶりにお昼の時間帯に都心のビジネス街へ行きました。

この時間帯に都心へ行くことは珍しいのですが、
街の雰囲気は随分とコロナで変わったという印象を持ちました。

単純に人通りが減ったということよりも、
質的な変化が印象的でしたね。

ほんの短い時間の出来事なので、
一般論化して良いものかとも思いましたが、
ちょっと自分の印象を述べてみたいと思います。

一人ランチが増えた


私がこの日のランチに選んだのは、個室風居酒屋のランチ。
何度か行ったことのあるお店ですが、
個室風の座席は2人~4人組でかつては満席でしたが、
客の入りは3割程度でしょか?

そして、客も一人の比率がかなり高く、
昼食はグループで行かない傾向が強いのかと思いました。

これは私のような、
上司とのランチが苦痛なサラリーマンには良い傾向なのかな?

弁当買い出し部隊が増えている


また、若手サラリーマンが複数の弁当を抱えて歩いてる姿を多く見かけました。

こういった風景は昔もありましたが、
その人数が結構多かった気がしますね。

私は弁当を買いに行かされるくらいは別に良いのですが、
買ってきた弁当にケチをつける上司がいて、
これが本当に嫌だったな~、なんてことを思い出して、
ちょっと嫌な気持ちになりました。

路上弁当売り増


そして一番印象的だったのが路上弁当販売の多さでしょうか?

飲食店の店先で売っているものはある程度信用しても良いかと思いますが、
屋号もないようなお店で売っている300円台の弁当というのは、
食材の安全面や衛生面で不安は相当ありますね。
見た目も全然だめだし...

私は買いたくないと思いましたね~。

セミリタイア生活で改善される昼食事情


こうしてサラリーマンの今時ランチ事情を見てみますと、
セミリタイアしたことによって、
昼食が質的・コスト的に相当改善しているのを改めて実感致します。

最近のランチですが、自宅でパパっと格安に仕上げるか、
空いている時間帯を狙って美味しいものを食べに行くかで、
どちらも自分にとっては楽しみな時間になっています。

サラリーマンの昼食の1時間という制約もきついですし、
上司との説教付きのランチなど労働以上にしんどいですからね。

また、コスト面で考えてみても、上述の300円台の弁当なんて、
自分で作れば100円もかかりません。
クオリティを考えても、実は格安でも何でもないわけで、
この辺の感覚はサラリーマン時代にはあまり感じなかったことです。

こういったことを再認識するためには、
都心でのランチもたまには良いかもしれませんね。

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2021年1月25日月曜日

サラリーマン時代でも最低限の思い出作りは大事

サラリーマン時代の長期休暇は海外旅行


サラリーマン時代は労働組合対策が効いていたので、
1週間は連続休暇の取得が可能でした。

1週間の連続休暇ということは土日2回を含めて9連休となりますので、
それなりの期間休めることもあって、
私は必ず海外旅行へと出かけていました。

正月休みやゴールデンウイークも休みの並びが良ければ
海外旅行へと出かけていたので、
50歳で会社を辞めるまでに30回以上は出かけていたことになります。

この経験というか思い出というのが、
この自粛期間に活きてきています。

Virtual Tourも行ったことあるとこばかり


今現在の状況では海外旅行など夢のまた夢。
ということで、YouTubeなどでVirtual Tourを楽しむことも多いのですが、
映像で見るのは行ったことあるところばかりですね。

自分の思い出と照らし合わせて映像を楽しむというのが多く、
行ったことないけど行きたいところというのは、
見ていてもピンとこないというか、
あまり楽しくはないというのが感想ですね。

そう考えますと、仕事の合間のつかれている期間、
しかも旅行代金の高い時期に海外旅行に行っていたのは、
決して無駄ではなかったというのを実感致します。

セミリタイア後に楽しみを取っておく?


セミリタイアしたら時間がたっぷりできるので、
サラリーマン時代はひたすら我慢&節約というスタイルも良いですが、
最低限の思いで作り的な出費も必要なのかと実感致します。
セミリタイアを実際にしないという可能性もありますからね。

自分の次のステップとしては、
70歳とか80歳になったときに、
しみじみと思い出す為の経験の積み重ねですかね?

その為には、何とか今年の冬くらいには旅行に行けるようになってほしいですが、
こればかりは何とも言えないのが残念なところです。


2021年1月24日日曜日

絶対額の問題ではない! ~ 評価としての給与水準について ~

同じ給与額でも異なる意味合い


例えば、年齢40歳、年収500万円という属性については同じである、
AさんとBさんがいるとします。

Aさんの勤める会社の40歳の平均給与は年収400万円で、
Aさんはその中でもエース級と自他ともに認められる存在であるため、
同期より遥かに高い500万円という給与を稼いでいます。

一方のBさん。
Bさんの会社は大手なので、
40歳の平均給与は1,000万円と高額です。
ただ、Bさんは仕事ができないと会社に見なされているため、
給与は500万円と同期の半分程度の水準に留まります。

同じ給与水準だったとしても、
Aさんは仕事に対するやる気が出ても不思議ではないですが、
Bさんだったら馬鹿らしくてやる気がでないでしょうね。

私は給料を貰い過ぎ?


流石に私は同期の平均給与水準の半分ということはなかったと思いますが、
会社を辞めた50歳くらいで考えてみると、
トップ集団との比較では2/3程度だったでしょうね。

ただし、過去の上司の発言から見て取れるのは、

「これでもお前は貰い過ぎだ!」

という内容のものであって、
こういった発言が早期退職への気持ちを盛り上げたのは間違いありません。

評価としての給与水準


上記のBさんの例で言えば、

「オレは年収300万円もあればシアワセに暮らせるのだから、
 500万円も貰えれば上等!
 他の人がいくら貰っているかなんか気にならないさ!」

なんて人がいるのか疑問ですね。

会社によって事情は異なると思いますが、
30代半ばくらいから給与の差は同期でも相当乖離してきますので、
自分が能力・労力に見合う給与を貰っていないと感じたら、
会社を出ることを考えても良いかと思いますね。

ただし、転職したとしても、そこで正当な評価を受ける保証はないし、
そもそも自分が考える「正当な評価」が、
本当に正当であるかの保証もありません。

周囲との比較で心を乱されることがなくなるには、
やはり会社員とは無縁な生活を送るしかないのかな?
ということは実感致します。

私としては、会社員を辞めてから初めて、
お金の絶対的な価値というのを認識したような気もしています。

2021年1月23日土曜日

「20歳から50歳も30年、50歳から80歳も30年」ということについて考える

30年前には戻りたくないということ


大学を卒業してから30年程経過しました。
楽しいことが皆無だったというつもりはありませんが、
総じての感想は

「しんどかった!」
「ここまで長かった!」

ということになります。

30年前に戻してあげる!と言われても、
同じ人生をなぞるのなら、丁重にお断りしたい気分です。

これからの30年間は長く感じるのかな?


20代前半から50代前半までの30年間は、
つらく長い道のりでしたが、
これからの30年間はどうか?

とりあえず、「金銭を稼ぐための労働」という、
人生の一大イベントを終了した今となっては、
これからの人生を「しんどかった!」と振り返ることはないかと思います。

時間を長く感じるか?という点については、
これから時間は淡々と過ぎていくのではないでしょうかね?
80歳で50歳を振り返ったとして、
長かったと思うよりは、こんなものかな?
という感じを持つと思っています。

20歳から50歳も30年、50歳から80歳も30年


若いころの自分が20歳からの30年間と50歳からの30年間をどう考えていたか?
まあ、そんなことは20歳の若者が真剣に考えるはずもないのですが、
少なくとも60歳以降は「老後」の一言で片づけていたような気がします。

ただ自分が50歳を過ぎて感じるのは、
まだまだ人生、先は長そうだな!ということでしょうかね?

平均余命まで生きるとすると、
あと30年くらいは生きることになりますが、
そう考えると結構色々なことができるな、
ひょっとしたら、結構楽しいかもな?
なんてことをちょっと考えてみました。

2021年1月22日金曜日

コロナの足音が私にも! ~ 通っていたスポーツジムでコロナ患者が発生 ~

身近にコロナ患者はいないという話をしていた矢先


先日、病院に行った時にかかりつけ医の先生が、
未だにコロナ患者を診たことがない、
身近にコロナにかかった人はいますか?
という話になりました。

連日の報道にもかかわらず、
そういえば知り合いや身近な人にはいませんね...
という返事をしたのですが、
それからしばらくしてすぐに、
通っていたスポーツジムでコロナ患者が発生したという話を聞きました。

コロナ対策は万全だったと言っても


私がスポーツジムを退会した理由の一つがコロナにあります。

スポーツジムのコロナ対策はかなり良くできてはいますが、
一部の会員(特に老人)はルールを守らず、
浴室やロッカーで大声で喋る人が一定数います。

そのストレスが引き金になって退会したわけですが、
今回コロナに罹った方は従業員の方とのことです。

まだ退会してからそれ程経過していないので、
従業員の多くは面識がある人ですから、
今までは自分に一番近い場所でのコロナ発生と言えるかと思います。

営業停止は1日のみ


これだけ市中でコロナ患者が発生しているわけですから、
従業員の方を責めるつもりは私としては毛頭ありません。

しかしながら、些細なことでクレームをつける会員が多かったので、
この件では、従業員の方が会員の対応に追われ、
相当な苦労をされているかと思うと、
その点はちょっと気の毒だと思いますね。

ただ、以前とは異なり、営業停止は1日のみとのことです。
その間、徹底して消毒作業などは行ったとのことなので、
過度の自粛がない点も良いのではないかと思います。

ただこれで、自分がスポーツジムに復帰する確率は更に低くはなりました。
感染経路等全く不明ですが、私にはマナーを守らない、
一部老人会員の顔がちらつくのですね。

スポーツジムに限らず、ある程度の人が集まる場所では、
やはりマナーを守らない人が一定数発生しますので、
しばらくは我慢の引きこもり生活が無難なのかな...
ということを考えました。

2021年1月21日木曜日

セミリタイア後の労働許容範囲 ③ 無料でも働く仕事が理想

報酬0円でもやりたい仕事が理想


セミリタイア後の理想の仕事は何か?
究極的な理想の仕事は「報酬0円でもやる仕事」なのかと思います。

セミリタイア後では極めて少数派かとは思いますが、
リタイア後にボランティア活動に勤しむ方は一定程度いらっしゃいます。

彼らは、本来報酬が取れる仕事に従事しながら、
1円も貰わない、むしろ、交通費や経費を持ち出してまでやっている人もいるわけで、
こういった仕事が本来は理想なのかもしれません。

セミリタイア後は給料にはこだわりたくない


セミリタイア後にある程度の時給を貰わないと生活ができない場合、
自分は本来やりたくない仕事をやる羽目になるリスクもあります。

セミリタイア生活にアクセントをつけるために働くのなら、
給与水準にはこだわらず、好きな仕事、
セミリタイア生活に影響がでない仕事をしたいものだと思います。

そんな仕事はなかなか見つからない?
だったら、働かなければ良い!

そのくらいでないとセミリタイア生活は楽しめないかな?
というのが個人的な感想です。

サラリーマン時代よりマシ!で良いのか?


サラリーマン時代はノルマにサービス残業、
おまけに上司のパワハラにさんざん痛めつけられたので、
パート仕事で多少嫌な思いをしたって大したことない!
そりゃお金貰うんだから、多少は嫌なことも辛いこともあるさ!

そんな感想を述べられている方も時々見受けられ、
なるほどそれはそうだと思いますが、
それが理想的な生活かと言われればどうでしょうかね?

この辺は結構人によって受け止め方が違うかと思いますが、
私は打たれ弱い性格なので、
なかなか割り切れるようにはなれない気が致します。

また、年をとるにつれて仕事もますます選べなくなっていくでしょうから、
自分がどういった仕事ならつけるのか?
この辺もより慎重に吟味しておく必要があるかと思います。

2021年1月20日水曜日

セミリタイア後の労働許容範囲 ② 労働しなくても生きていけるか?

労働収入の位置づけは2種類ある


セミリタイア生活における労働収入をいくらと見込むか?
というのは、セミリタイア計画を立てる上で重要となりますが、
私は労働収入の位置づけは大きく分けて2つあると考えます。

① 労働収入がなければ生活できない

例えば、労働収入を月3万円と見込み、
その3万円がないと家を追い出されるとか、
ご飯が食べられなくなるといったタイプのセミリタイアです。

② 労働収入がなくても生活はできる

上記と同様、労働収入は月3万円を見込みますが、
この3万円は、例えば、1年に1回の旅行に充てるというタイプのセミリタイアです。
年間36万円になりますので、アジアなら余裕で1カ月くらいは旅行できますが、
何らかの理由で労働収入が途絶えても、
単に旅行に行けなくなるだけで、普段の生活に影響はありません。

「収入0円でも何とかなる」が理想


自分は上記の②のタイプのセミリタイアですが、
このタイプのセミリタイアを選択をして良かったと思っています。

私の主要な収入源である会場調査ですが、
昨年度の緊急事態宣言下には0円となりました。

ただそれでも、普段の生活に与える影響はなく、
余裕を持ったセミリタイア生活を過ごすことができました。

これが①のタイプで、ある種の雇われ仕事をしている場合ですと、
仕事が全くなくなるケースもあるわけで、
セミリタイアとか言っている場合でなくなる可能性もあります。

この「余裕」というのは極めて大事であり、
今の私にとっては、
生活費を稼ぐというタイプの労働は許容できない、
そういったところになるかと思います。

サラリーマン労働は過去の話


もちろん、①と②ではセミリタイア開始年齢に差が出ます。

①の場合、極端に言えば貯金0円からでも、
今日からでもセミリタイア生活はスタートできますが、
かなりのリスクがあるのではないかと思いますね。

特に、YouTubeなどの不安定な収入を充てにする場合、
生活破綻のリスクは高まりますし、
場合によってはサラリーマン生活以上のストレスがある気がしますね。

②の場合、辛いサラリーマン労働は過去の話と割り切れます。
悪夢に未だ悩まされることもありますが(苦笑)、
まあ所詮その程度の話です。

1秒でも早くセミリタイアしたいという気持ちもわかりますが、
衣食住くらいは手持ち資金で賄えるようになってからのほうが、
長い人生後々良いんじゃないかな?
というのが、私の実感となります。

2021年1月19日火曜日

セミリタイア後の労働許容範囲 ① 週に何日まで働けるか?

セミリタイア - 実は範囲が広い


セミリタイア系のブログを読んでいて感じるのは、
同じ「セミリタイア生活」を自認している人の中でも、
労働量については大きな開きがあるということです。

実質的には労働をしていなさそうな人から、
比較的サラリーマンに近い生活をしている人まで様々です。

セミリタイアに明確な定義はないと思いますので、
どれが良いとか悪いとかはないですが、
自分自身が許容できるのは、
どの程度の労働までだろうか?というのを、
セミリタイア生活を3年経過した時点での心境として書き記したいと思います。

週何日までだったら働けるか?


セミリタイア生活を送っている人の中には、

「やることが多すぎて全然時間が足りない!」

という主張をされている方がいますが、
私のセミリタイア生活はそこまで貪欲ではありません。

何もせずに無為に過ごしていることも多々ありますので、
その時間の一部を労働に回して、
幾ばくかのお金を得たほうが生活全体は潤うのでは?
と思うことはなくはありません。

その場合の労働許容量ですが、
MAXで週3日、1日4時間程度ではないかと思っています。

このレベルであれば、読書を中心とした趣味的活動への影響は、
実質的にはないのではないかと思います。

要は、ボーっとしている時間の一部が労働に代わるだけで、
趣味的活動時間に割く時間は減少しないと考えられます。

仕事でノーストレスが前提


もちろん、ここでいう仕事は時給の多寡よりノーストレスが大前提。
サラリーマン時代のようにいつ怒られるかわからない環境など論外です。

理想的な条件をまとめると、

・通勤時間は30分以内 (自転車・徒歩が理想)
・労働日数は週3日程度
・労働時間は8時 ~ 12時の4時間程度 (要は午後は丸々自由時間)
・最大3か月程度の契約
・すぐ怒るような上司はいない

といったところでしょうか?

それでは上記のような仕事があるか?
と言われれば、おそらくないんじゃないでしょうかね?

50歳を超えたおっさんが何たわけたことを言っているだ!
で終わりなような気がします。

たまたま良い仕事が見つかればラッキーですが、
それを期待してセミリタイア生活に入るはリスクが大きいのでは?

今の自分のライフスタイルを改めて見ると、
セミリタイア開始年齢を遅らせてでも、
定期的な収入をあてにしないセミリタイア計画で
良かったというのを実感する部分は大ですね。

2021年1月18日月曜日

日本のサラリーマンが辛い理由 ~ 上司は全人格的に部下より立場が上ということ ~

「日本は小国になるが、それは絶望ではない」の読後感想


加谷珪一著の 日本は小国になるが、それは絶望ではない を読みました。

本書の趣旨を簡単にまとめると以下の通りです。

日本の人口減少は避けられないため、
日本は経済大国の地位からは落ちていくことになる。

そこで日本が目指すのは消費立国ということになるのだが、
その為には生産性を上げる必要があり、
付加価値の高い産業に資源を投入していく以外の道はないというもの。

本書の基本的な主張はその通りだと思いますが、
実現性は極めて難しいような気がしますね。

産業構造の転換が必要な時期でも、
政策的にはむしろ、不採算企業をいかに生き残らせるか?
に注力しているような節が見られますし、
一括採用・年功序列といったシステムも、
むしろ悪い面だけ残っていると思われますので、
理想的な形で日本の産業界が変わっていくのは至難の業かと思います。

上司は全人格的に部下より立場が上


個人的に本書の主張で一番印象に残ったのは以下の文言です。

"昭和型の組織では、上司は全人格的に部下より立場が上でした。
上司には権威があり、その発言内容にかかわらず、上司の言うことは絶対だったわけです。(p206)"

この文言にはサラリーマン生活がなぜ辛いのかのエッセンスが詰められています。

後半部分の「上司の言うことは絶対」というのは、
平成・令和の時代にも未だ見られることですが、
注目すべきは「上司が部下より全人格的に立場が上」というポイントです。

昭和型の上司というのは基本的には年功序列で上司になったわけで、
能力的・人格的に優れているから上司になったわけではありません。

ただ、上司の説教・叱責的なものの際には、
「優れている人間が劣っている人間を教育・指導する」
といったニュアンスが付きまといます。

私がサラリーマン時代に常に感じた違和感はこれでした。

方向性としては悪いほうへ動いている


本書では、
"消費主導型経済における上司というのは、あくまで組織から付与された権限に基づいた、機能的なものでしかありません。(p206)"
と未来的な組織の在り方を提唱しています。

こういったドライな組織が本当に実現するのであれば、
私もサラリーマンを辞めずにすんだかもしれませんが、
現実の方向としては、
ますます少数の偉くなった人に、
ありとあらゆる権限が集中しているイメージですね。

むしろ年功序列が中途半端に崩壊している今日では、
上司は能力的に部下より優れているから上司なのだ!
という側面が強調されている気が致します。

日本が本当に小国になるかどうかは別として、
日本のサラリーマンの受難はしばらく続くような気がしますね。

2021年1月17日日曜日

孤独死対策は必要と実感 ~ 公園で行き倒れの老人を見て思った事 ~

冬の公園で意識を失う老人


先日、比較的朝の早い時間に公園を歩いていると、
救急隊員がストレッチャーで病人を搬送しているところでした。

話を聞いてみると、老人がベンチでうずくまっていたので、
公園清掃担当の方が救急車を呼んだとのこと。

朝の7時台という比較的早い時間だったので、
掃除の方がたまたま少し早めに来ていてラッキーというタイミングだったようです。

冬の朝は要注意


心臓があまりよくない人は、そもそも冬の朝は要注意です。
散歩や運動が習慣になっている人も、
冬の早朝の時間帯は避けるべきです。

万一、今回のような行き倒れのような状況になっても、
発見されるまで時間がかかることも考えられます。

この老人が朝の早い時間に公園にいた理由はわかりませんが、
健康のための散歩だとしたら、
本末転倒ではないかと思います。

私的な孤独死対策は必要


この老人が一人暮らしかどうかは定かではありませんが、
自宅でいきなり倒れるよりは良かったという考えもあります。

私も一人暮らし、かつ、近所付き合いは一切ないという状況ですので、
突然具合が悪くなった時にどうするかとかは、
もっと真剣に考えた方が良さそうですね。

もっと年を取ってくれば、自治体の見守りサービス的なものもありそうですが、
50代というのはこの点では中途半端なポジションです。

今回のケースは孤独死リスクについて考えるよい機会と思って、
色々調べてみたいと思いました。

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