2019年1月31日木曜日

家は買った方がよい派 ~ 森永卓郎氏の視点 ~

バス便利用の中古マンションを1,000万円未満で買うのはありか?

森永卓郎さんの書いた ビンボーでも楽しい定年後 (中公新書ラクレ) を読みました。
見開き2ページで1つのトピックスで全部で81のトピックスを取り上げており、
セミリタイア者にも参考になる内容は多かったですね。

その中でも住宅関係については良くまとまっており、
なるほどと思わせる部分も多かったのでご紹介致します。
森永さんの意見をまとめると以下のようになります。

① 家は買った方がよい。なぜならば、老後の生活では
 「家賃の支払いがあるかどうかが、決定的ともいえるほど
 大きな生活格差をもたらしていた」(p28) から。

② もちろん老後に住宅ローンを抱えていては元も子もないが、
 幸い、いまは首都圏でもバス便利用の中古マンションは1,000万円未満で買える。

③ 田舎暮らしにチャレンジした人は半分くらいは失敗しているが、
 トカイナカ (大都市中心から数十キロから100キロ程度)なら
 人間関係はそれほど濃密でもないので失敗のリスクも少なく、
 物価の安い田舎で安く暮らせる。

④ 東京都心の地価はバブル。東京オリンピック後は大きく下落する。
 郊外は今後も値下がりが続くだろうが、
 1,000万円を切る中古住宅をキャッシュで買うのはあり。

郊外で安い家を買うのは、個人的には微妙だが傾聴には値する意見だな!
というのが率直な感想です。

私は昔 「郊外バス便マンション」は買ってはいけない? という記事を書きましたが、
1,000万円を切るような物件が本当に「終の棲家」になるかは
注意深く検討する必要はあるでしょうね。

修繕積立金不足だったり、やっぱり引越したいと思った時に家が売れるか?
50歳くらいで死ぬまで住もうと思っていた家が
70歳くらいで住めなくなったらダメージはめちゃくちゃでかいですよ!
この辺は慎重に対応する必要があるかと思います。

ここで骨をうずめても良いと思うような場所が見つかって、
自分の寿命よりは確実に長持ちしそうな家を安い値段で買うのはありでしょうね。
ただそんな家が1,000万円未満で買えるか?
その辺りがポイントとなるような気がしますね。

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現役サラリーマンとのギャップ ~ 残業へのスタンス ~

残業がない日はない!





















現役サラリーマンの方と話をしていて感じる違和感の一つに

「残業するのは当然!」

といった考え方にあります。

中間管理職以上になると残業代なるものは一切でなくなるので、
残業とはすなわちタダ働きを意味します。
それなのに残業は当然と思う感覚!
セミリタイア後はますます理解に苦しみます。

残業が当然の生活について考えてみれば、
例えば、毎日午後9時まで残業する人は、
平日は自分の自由時間などほとんど持てません。
家に着いたら夜10時過ぎで、
小さい子供なら寝ている時間でしょうから家族との時間も持てません。
やることはせいぜいTV見て酒飲むくらいじゃないでしょうか?

セミリタイアへと舵を切ろうとする人達は、
こういった生活に疑問を持つタイプだと思うのですが、
世間の圧倒的多数はこれが当然の生活と思うのですね。

中間が選択できない日本社会

セミリタイアを目指す動機は人それぞれですが、
「仕事が忙しすぎて自分の時間が持てないから」
というのもあるかと思います。

私は日本社会の不幸の一つは、正社員は以下の三択だと、
①か③しか選べないことではないかと思います。

① 残業バリバリで毎日夜遅くまで働く
② 毎日定時で帰る
③ 会社を辞める (セミリタイア)

私のいた会社では、正社員で②の選択肢を取れるのは、
子育て中の時短勤務社員くらいです。
(しかも、①と②では残業代がつかないから給与は一緒!)

残業が当然と考える人でも、
②の選択肢があるとすれば考えが変わるかもしれません。

また、セミリタイア志向の人でも、
確実に毎日定時で帰れるんだったら働いても良いよ!
という人もいるかと思います。

ただ現実問題として考えれば残業当然派はまだまだ多数のようです。
労働者の大半が残業を拒否するようになれば、
経営者も②の選択肢を広げざるをえなくなると思うのですが...

「ものすごく働く」か「ほとんど働かない」の二択しかないので
「ほとんど働かない」を選んでセミリタイアしたのが私のライフスタイルです。
ただし、「適度に働く」という選択肢も欲しかったと思う部分はあるのです。

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2019年1月29日火曜日

定年延長welcomeの人への疑問 ③ 「自分がいないと会社が回らない」って本当にそう思っています?

あたかもボランティアかのように働き続ける人



















「定年延長welcome」の①と②については、
友人との飲み会で出た話を基に自分なりの意見を交えて書いたのですが、
その過程でもう一つやっかいなパターンがあったのを思い出してしまいました。

それは、

「自分が辞めたら会社が困るでしょ?だからもうちょっと働いてあげますよ!」

というパターンです。

中には本当に辞めてもらったら困る人もいて実際に遺留もするのですが、
こういう人に限って引き留めても辞めてしまいます。

本当はこの辺りで余生をごゆっくり過ごして頂きたい、
もう会社のことは忘れて下さい!という方は逆で、
もう少し会社に居座ろうとするパターンはありましたね。

今後は原則として定年延長は全員が対象となりますので、
こういった「自称ボランティア系定年延長者」
の人は増えてくると思いますね。

自分はいったいどちらだろうか?

私は上記の事を現場で考えていた時は、
すでにセミリタイアのため会社を辞めることを決意していました。
その際に考えたことは、自分は会社にとって、

「本当は辞めてもらいたい人材」なのか?

あるいは

「本当に辞められては困る人材」なのか?

というのを思わず自問自答してしまいました。

自分の結論としては、ポジションや待遇・評価など考えれば間違いなく
「辞めてもらいたい人材」に属するだろうから、
会社を辞める際は、会社に対しては何の負い目も感じずに辞めれましたね。

しかしながら、辞意を表明した時の遺留の話を自分なりに解釈すると、
会社の本音はこんな感じだったようです。

「評価もしないし待遇をアップさせる気もないし希望を聞く気もないが、
 君の代わりの採用もできないから、とりあえずは働いて欲しい人材」

まあ、そんなこと言われても (直接言われたわけではないですが...)
辞意を撤回する気になるわけはないのですが、
たしかに「とりあえずは」現場が困ることになるのは事実なので、
こっそりマニュアルを準備したりと引継ぎ関係はきっちりしました。

自分の引き際がきれいだったかどうかは別にして
(この点については別途まとめたいと思います)、
皆が会社を辞めてほしいと思っているのに、
「自分がいないと会社が潰れる」
などと言う人にはなりたくないな~。
なんてことを考えていたのを思い出しました。

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2019年1月28日月曜日

定年延長welcomeの人への疑問 ② できるだけ高い住宅を購入したい

どれだけ良い家に住めるか?



















私が住居を選ぶ際には最低限の条件からスタートします。
都心からどこまで離れるのが許容範囲か?
部屋の広さは最低限このくらいほしい!
と言った条件の中で一番安いものを探します。

ただ、それとは逆の発想で住宅選びをする人もいます。
それは、

「どれだけ良い家に住めるか?」

というのが先に来るということです。

まずは、自分の手持ち資金 + 今後稼げる金額からMAXの数字をはじいて、
予算の上限を設定してから、その範囲内で物件を探すというアプローチです。

この発想に基づいて60歳定年時代に65歳までのローンを組んだ人は多いです。
この人達も定年延長がなくても再就職をしていたわけですから、
同じ会社で働くことを歓迎するのは当然です。
むしろ、60歳以上の収入がある程度見えるようになった安心感があるとのこと。

それでは、何故そんなにしてまで高い家に住みたいのか?
これが私の疑問点です。

都内で一戸建てを買う意味

Q:郊外ならばキャッシュでマンションが買えると思うけど、
 わざわざ65歳までローンを組んで都内で一戸建てを建てる理由は?

A1:賃貸マンションは設備のクオリティが低い。

住宅のレベルが全然違う。
賃貸マンションは設備がイマイチだし、
マンションを購入したとしてもカスタマイズには限界がある。
そうなると、自分 (と妻) の理想の家を追及すると一戸建てしかない。

A2:教育問題

子供の教育を考えると郊外に住むのは考えられない。
また、住居にそれなりのクオリティを求めると、
一戸建てのが高級マンションより割安なケースもある。

いずれのケースでも良い家 (エリアも含めて) に住むということに対する
プライオリティが私なんかとは全然違うわけですね。

住居のクオリティを落としてゆとりある生活をするよりは、
その分一所懸命に長く働くという価値観なわけです。

住宅にこだわりがなくて良かった!

上記のケースは、賃貸 VS 購入 という議論の中で、
住居は購入した方が得だから買うというのとはちょっと違って、
住宅のクオリティを追及すると購入しかない!ということです。

そしてどうせ購入するならばできるだけ良い家を!
そうなるとできる限りは働かせ頂きます!ということになります。

自分なりに上記の例を分かりやすく数値化するとこんな感じでしょうか?

A.3,000万円で郊外マンションを購入、
 ゆとりを持ちながら60歳まで働く

B.6,000万円で都内で一戸建てを購入、
 最低でも65歳まではバリバリ働く

上記の比較で言えば、圧倒的にBだという人が結構いるということですね。
私ならば断然Aなんですけど...

この辺は人それぞれの価値観なので、
それ自体に対しては何もコメントはありませんが、
自分は住宅とかにこだわりがなくて良かったと思います。

家なんて拘ると値段は青天井ですからね。

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2019年1月27日日曜日

定年延長welcomeの人への疑問 ① 生涯現役という発想について

定年延長を喜ぶ人が多い


















友人と飲みに言くと今後の人生的なものが話題になることがあります。
その中で「定年延長」について語ることもあるのですが、
定年延長については好意的な意見が多いです。

定年延長などそもそも従来の年金制度が維持できなくなったための苦肉の策であり、
評価するところは何もないと思うのですが、
長く働けることを素直に喜ぶ人が多いのはビックリです。

それでは何故定年延長を歓迎するかという理由ですが、
自分の周囲の意見を集約すると

① 生涯現役
② できるだけ高い住宅を購入したい

という2点に集約されると考えられます。
まずは、生涯現役について取り上げます。

① 生涯現役

「働けるまで働く」という価値観の人はそれなりにいます。
こういった方々は定年延長がなくても再就職を目指すので、
慣れ親しんだ会社で引き続き働くことを歓迎しているわけです。

私の疑問

生涯現役という発想そのものが私の考えとは真反対ですが、
一旦生涯現役という価値観を受け入れたとしても、
仕事ができれば内容は何でも良いの?
というのが私の疑問点です。

Q:定年延長後の仕事内容

役職定年及び定年延長後は仕事内容が大幅に変わると思う。
一兵卒として単純な作業に従事させられる可能性もあるし、
かつての(無能な)部下が上司になることもあるが、
そういったことについてどう考えるか?

A1:働く内容については全く考えていない

代表的な回答は定年延長後の仕事の内容について深く考えていないとのこと。
そもそも、サラリーマンはジョブローテーションで仕事が数年毎に変わるわけで、
定年延長後の仕事もそれの延長線上だよね?という発想です。

A2:それなりの仕事が用意されるはず

40年近いキャリアを持つ人間を雑用や単純作業では使わない。
かつての部下が上司と言っても、ノルマが未達成で叱責されるといった関係性ではない。
なので、それなりの仕事が用意されると思う、という考え方です。

回答に対する私のコメント

A1についてはまさに「社畜的発想」と言えますね。
会社にとっては使い勝手が良い存在でしょう。

A2ついては確かにそうなるケースもあるかな~という感じです。
自分の会社にいた人のケースでは、
優秀な技術者が技術アドバイザー的なポジションについたり、
会計関係では監査役といったポジションがそれにあたります。

ただ、一兵卒として使われるケースのが圧倒的で、
特に営業職はその傾向が強いかと思います。

A1は仕事内容が気にくわなくて転職した自分とは相容れない発想です。
A2は楽観的すぎるかな~。
確かに雑用や単純作業の仕事はないかもしれないけれど、
60歳過ぎて一兵卒としてもノルマに追われる生活は考えたくないですね。

やっぱり生涯現役の人達とは、
自分とは全く価値観が異なるのを痛感しますね。

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2019年1月26日土曜日

セミリタイア後激減したもの - ストレス解消の為の焼肉屋通い

サラリーマンは焼肉屋でストレス発散!




















手元の株主優待関連の書類を整理して気が付いたのですが、
焼肉屋に行く回数が圧倒的に減少しました。

サラリーマン時代は金曜日の夜や土曜日の昼に
「食べ放題&飲み放題」の焼肉屋に行って、
がっつりと肉を食べるのがストレス解消法でした。

土曜日のお昼に朝食抜きで焼肉屋に行けば、
夕飯も食べなくて済むので、
コスパとしてはそんなに悪くはありません。

ただし、大量の酒と肉を摂取するのですから、
健康には良いはずがありませんね。

男性の焼肉と女性のケーキ

私の個人的なイメージではありますが、
ストレス解消の代表格は「男性の焼肉と女性のケーキ」ですね。

この辺のメカニズムは医学的にも証明されているらしく、
以下のような解説には非常に説得力があります。

ストレスを感じたときとき、みなさんはどんな食べ物が欲しくなりますか。
ほとんどの人は、野菜や果物などのヘルシーな食べ物よりも、
焼肉やケーキなど脂肪や糖分が多く含まれる食べ物に手が伸びてしまうでしょう。

これは、焼肉やケーキなどを食べることで、
それに含まれるオレイン酸やリノレン酸などの遊離脂肪酸が舌を刺激し、
脳内麻薬の一種「エンドルフィン」を分泌させて
満足感を得ようとするためと考えられています。

(引用元: https://www.j-cast.com/kaisha/2010/06/07068148.html?p=all )

セミリタイア後は最大のストレスの源である会社生活がなくなるので、
当然のごとくストレスは激減しました。

会社を辞めた当初は習慣的に定期的に焼肉屋に言っていましたが、
回数は少しずつ減ってきましたね。
今ではほとんど行くことがなくなりました。

その代わりでもないですが、
最近の私は湯豆腐と日本茶の美味しさに目覚めつつあります。
どちらも健康的ですよね?

「高級豆腐」と言っても焼肉屋の「ファミリーカルビ」より安いです。
「高級日本茶」の1杯は焼肉屋の「ハイボール」1杯より安いです。

そう考えるとストレス解消費というのはやはりバカ高いですね。
セミリタイア生活に入れば、
ナチュラルに生活費が減少するし、
食生活も健康的になるというのは、
自分の実感としては本当だと思いますよ。

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2019年1月25日金曜日

仕事辞めて楽しい? ~ シンプルな質問にマジで答えてみる ~

シンプルな質問への回答は実は難しい


















私が会社を辞めてセミリタイア生活に入ったなどというのは、
大抵の人にとってはどうでも良い事なので、
根掘り葉掘り生活について聞かれることはほぼありません。

しかしながらタイトルのような

「仕事辞めて楽しい?」

というようなシンプルな質問を受けることはあります。

聞いてる方もそれほど真剣な回答を期待しているわけでないので、
こちらの回答も

「まあまあですよ!」

程度で終わりのケースがほとんどです。

今回は、質問者がそれなりに突っ込んだ話を聞きたいというケースだったら
自分ならどう回答するかについて考えてみました。

セミリタイアの最大のメリットは会社員でなくなること

私が自分のセミリタイア生活をまとめると以下のような感じになります。

① 仕事を辞めて楽しいか楽しくないかで言えば「楽しい」

② ただ一番のメリットは楽しいとか楽しくないではなく、
 やらなくてはいけないことがないところ

仕事を辞めただけで「バラ色の人生」が訪れるわけではありません。
サラリーマン時代と同じ東京の片隅でひっそりと暮らしているのは変わりません。
経済的制約はあるので、何でも思い通りできるわけではありません。
ただ、読書や旅行といった趣味の時間はそれなりに充実したものとなっています。

それよりも大きなメリットは「会社を辞めたことそのもの」です。
毎朝決まった時間に起きなくてもよいし、満員電車に乗る必要もないです。
締め切りもなければ、自分にとって絶対権力者たる上司もいません。

私の回答を簡潔にまとめてみるとこんな感じです。
ただ、こういう回答をしたところで
「なるほど!」とはならないケースが多いと思います。

それは仕事へのスタンスの違いですね。

✔ 仕事にやりがいを感じている
✔ 働けるまで働くのが当然だと思っている
✔ そもそも職場に行くのが楽しい

こういった方々から見れば、
私の意見など「けしからん!」と言うことになるでしょうし、
人によっては「甘ったれるな!」と説教する人もいるでしょう。
なので真面目に説明したところで納得などしてもらえないでしょうね。

そんなわけで、「セミリタイアして楽しいか?」という質問を受けたら、
「まあまあですよ!」程度の回答が良いのかと思います。

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2019年1月24日木曜日

インフルエンザでも休めない ~ その責任の重さは報酬に見合っていない ~

インフルエンザでも休めない?

















インフルエンザが流行しています。
私は日々の生活はそれなりの注意をして過ごしているからか、
今のところは何とか元気に生活しているという感じです。

突然思い出してしまったのですが、
私がサラリーマン時代にインフルエンザにかかったとしたら、
相当面倒くさいことになっていました。

今はインフルエンザにかかれば出社することはできません。
治ってからもしばらくは出社できないので1週間程度は休むことになります。

私の部署は正社員が私一人だったので、
代わりに仕事をやってくれる人がいません。

従って、決算時期などにインフルエンザにかかった場合は、
恐らくは何らかの理由をつけて出社せざるを得ないことになったでしょう。
そして40度の高熱の中で仕事をする、と。

これで他の人がインフルエンザに発症でもすれば、
「うつしたのはお前だ!」と、
そのすべての責任を押し付けられそうで怖かったです。

インフルエンザも自己責任のセミリタイア生活

私はインフルエンザで休んだことはないのですが
(そもそも病欠は少なかったです)、
インフルエンザで休んだ人の雑用をやらされたことはあります。

私の仕事は多少の専門性があるので他の人はできませんが、
事務の仕事は私でも出来てしまうからです。

自分が休んでも私の仕事をしてくれるわけでもない人の仕事をするのは
苦痛かつ理不尽で非常に腹の立つ話です。

私がサラリーマン生活に見切りをつけた理由の一つもこの辺りになります。
整理をしてみるとこんな感じになります。

✔ 何かあったときの責任が重すぎる
✔ 中間管理職は他部署の末端の仕事までやらされる

特に前者についてはよく考えてみる必要があります。
恐らく多くの中間管理職の方は、報酬に見合わないリスクを背負っているのは?
そんな風に思いますね。

セミリタイア後の現在はインフルエンザになってもつらいのは自分だけ。
この辺の心地よさと気楽さは何物にも代えがたいですね。

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2019年1月23日水曜日

セルフコーヒー、差額50円けちり万引き逮捕 ~ 善意に頼るシステムは崩壊している ~

コンビニコーヒーの差額50円けちり万引き逮捕で実名報道



















何ともせこい話ではありますが、色々と考えさせる事件が起きました。

コンビニの“セルフコーヒー”を悪用 100円カップで150円のカフェラテをいれて逮捕

福岡県・那珂川市のセブンイレブンで21日、窃盗の疑いで現行犯逮捕された、
自称・会社員の62歳の男。
(中略)
今回逮捕された男は、レジで100円のコーヒーを購入。
店員からコーヒー用の白いカップを渡された後、
自身が買ったコーヒーより50円高い、150円のカフェラテをカップに注いだのだ。
(出典元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00010012-fnnprimev-soci )

62歳にもなって50円をケチった男に同情の余地はありません。
しかも、どうやらこの男は常習犯だったらしいです。
なので被害金額はそれなりのものになったと思われます。
何しろオーナーが私服で張り込んでいたのだから、
金額もさることながらコイツだけは許せない!と思ったのでしょう。

そもそも不正ができるシステムが間違い

しかしながら、セブンイレブンではこのような不正ができてしまうという
システムが問題という意見もネット上では散見されます。
ローソンは店員が注ぐのでこのような犯罪が起きようがないとのこと。

私はサラリーマン時代に経理担当者として、
不正ができないようにする仕組み作りをしていた関係で、
上記のような意見には賛同するところが大です。

上記の例で言えば、100円カップでは100円のコーヒーしか
淹れられないようなシステムにすれば良いわけですね。
天下のセブンイレブン様がその程度のことはできないわけはないでしょう。

このような「善意に頼るシステム」であれば、
一定数の不正を働こうとする人は確実に出てきますし、
逆の視点から言えば、不正を誘発するシステムであるとも言えます。

不正を働こうとしている人にとっては、
50円でも逮捕されて全世界に実名報道されるリスクがあることを
肝に銘じて欲しい一方で、
店舗側もこういったことのできないシステム作りをしてもらいたいですね。

残念ながら、人々の善意に頼るシステムは崩壊していると言えます。
昨日書いた満員電車の件もそうですが、
ルールを守る気がない人は一定数存在するわけですから、
それをさせない仕組み作りが大事だと思いますね。

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2019年1月22日火曜日

セミリタイア後はラッシュがマジ辛い! ~ 満員電車で迷惑行為No.1のリュックの被害を受けて思ったこと ~

凶器のビジネスリュックを体感

















セミリタイアした現在では朝のラッシュを経験する機会は激減しましたが、
帰宅ラッシュに遭遇する機会はそれなりにあります。

先日も帰宅が夜7時頃になった関係で電車内はそれなりに混雑していました。
そんな中、長身のサラリーマン風の男性が
ビジネスリュックを背負って入ってきたのですが、
この男の迷惑行為ぶりがひどい!

ヘッドホンからの音漏れに加えて両手で携帯ゲームをやっているので、
身体を常に揺らしている感じです。
その男は長身なのでリュックが私の目の前に来ます。
身体が揺れているので私の目の前にあるリュックも揺れており、
リュックがこちらに当たってくるのですが、
これが今はやりのビジネスリュックで生地がエライ固いのです。
最後は出口に向かう時にいきなり身体を反転させたので、
危うく顔面直撃という惨事を招くところでした。

そんな体験をした直後に産経新聞の記事を見て納得、
やはり多くの人がこのような迷惑行為に苦しめられている

リュック姿で電車は注意 「荷物の持ち方」迷惑行為ナンバー1

電車の迷惑行為にリュックサックが急上昇-。
全国73社の鉄道会社でつくる日本民営鉄道協会(東京都)の
「駅と電車内の迷惑行為ランキング」で、
平成30年度は「荷物の持ち方・置き方」が、
昨年度まで9年連続首位の「騒々しい会話・はしゃぎまわり」
を抑えて初めて1位となった。
中でも迷惑がられているのは「リュックサック類」。
ビジネスシーンでも使われるようになり人気が広がっているが、
「前に抱える」「網棚に置く」といったマナーを実践していない人も
まだまだ多いようだ。
(引用元: https://www.sankei.com/life/news/190121/lif1901210043-n1.html)

2位の騒々しい会話がなくなったわけでもなくリュックが1位ですから、
通勤電車内の迷惑行為はますますひどくなっていると言えますね。

マナーには期待できない

私がこういう行為を目にして一番に考えるのは、
やはり通勤地獄からの解放はとてつもなく大きなメリットであるということ。
セミリタイアで得たものの大きさを実感します。

そして次には、世の中が少しも良くなっていないということ。
ヘッドホンからの音漏れ問題なんかは全く解決していないですからね。
リュック問題はビジネスリュックのブームで更にひどくなっている感じ。
やはり今の日本社会でマナー改善など期待できないと思いますね。

リュック問題などは通勤時間帯は背負うのを禁止するとか、
ある程度強制力のあるルール作りをしないとダメのような気がしますね。
人々の善意やマナーを期待できないのは残念ですが、
そういう時代になってしまったのだから、
正直者が馬鹿を見ないルール作りはより重要な気が致します。

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2019年1月21日月曜日

証券会社のアドバイスなどいらない ~ 株「回転売買」横行に思うこと ~

今でも横行する非常識的営業スタイル

私が保有する株式はSBI証券と楽天証券に預けています。
ネット証券は手数料も安くいつでも売り買いできるのが良いです。

株式売買において店頭でのやり取りなど明らかに減少しているはずですが、
サラリーマン時代に通勤途中にあった駅前にある小規模の証券会社では、
午前8時頃には黒い自転車を店舗から外へ出す営業マンの姿が毎朝見られました。
「まだ外回りなんて非効率な営業やってんだな」
なんてことを当時は考えていましたが、
下記の記事を見てなるほどと思いました。

株「回転売買」横行…手数料総額6400万円も

証券会社が株売買の委託手数料を稼ぐため顧客に株を短期間で買い替えさせる
「回転売買」が横行し、証券取引等監視委員会が警戒を強めている。
顧客は外国株の取引で損失を出す高齢者が目立ち、
監視委は昨年10月に準大手証券会社に業務の改善を要請した。
今後、証券各社への立ち入り検査を強化する。
(出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00050028-yom-soci )

記事によれば、

"利益はほぼ出ていないのに委託手数料の総額は約6400万円にも上っていた"

ということですからヒドイ話です。

証券会社にとっては、このように営業マンの言うことを聞く客がいるからこそ、
非効率にしか思えない外回り営業がまだまだ幅を利かせているということでしょう。

ちなみに記事では「準大手証券」と書いていますが、
Wikipediaによれば準大手証券は岡三証券と東海東京証券しかないのですね。
どっちかなんでしょうけど、違う方の会社は文句言った方がいいかもしれません。

証券会社からの営業電話で有益なものはなかった

ネット証券が誕生する前は店舗型証券会社で口座を持っていましたが、
そこの営業マンから有益な情報を聞いたことなど一度もありません。

これは営業マンが無知だという問題よりも、
彼らは顧客を儲けさせるプロではなく、
自分達が設けることに長けているプロだからです。

私のような零細投資家にすら、将来暴落することとなる
投資信託のセールス電話は決行頻繁にありましたからね。
携帯電話のない時代ですから、
夜の遅い時間に普通に電話がかかってきましたね。
今思えばそもそも論として非常識です。

上記のケースでは「投資は自己責任」ということで、
手数料が返還されることは非常に困難でしょうね。

私の意見では、営業マンの意見など門前払いくらいが丁度よいです。
彼らは口がうまく強引ですから、
最初から断るつもりでもついつい契約するリスクは高いです。

特に注意するのは無料セミナーですね。
断る自信のない人は行かない方が無難です。


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2019年1月20日日曜日

セミリタイア生活の運動不足の為 7駅分歩いてみた

セミリタイア生活の大敵は運動不足




















セミリタイア生活で怖いのは運動不足になることです。

ネットスーパーや楽天デリバリーなどの充実により、
全く家を出なくても生活できる環境が整っています。

私は買物や図書館などで普通に出かける機会はあるものの、
この寒さにより外出頻度は落ちており、
夏場に比べて明らかに運動不足になってきました。

節約と健康のために歩く!

そんな中、昨日は偶々、御徒町と銀座で用事がありました。
地下鉄ですと仲御徒町から東銀座まで7駅12分、料金は165円といった区間です。

「歩ける距離だな!」

そんなことを考えてGoogle Mapでチェックすると距離は5Km、
1時間程で到着と出てきます。

多少の寄り道なんかもあったので実際は1時間20分程度かかりましたが、
何とか無事に到着することができました。

歩数計ではここのところ3,000歩程度の日が続いていましたが、
昨日は17,000歩と5倍以上歩くことができて、
更に電車賃も節約できたのでなかなか良い選択だったかと思います。

歩きがいのある区間とは?

今回は時間に余裕があったのと、距離が5Km程度だったので全区間歩きましたが、
1駅分歩いただけでも結構節約になる区間があります。

例えば、目黒 → 錦糸町 は302円ですが、一つ手前の両国までなら216円です。
両国から錦糸町は2Km程度ですから歩くにはちょうど良い距離ですね。
これで86円節約して2KmのWALKINGですから悪くないチョイスです。

今週以降はちょこちょこアンケートのバイトも入っているので、
歩くチャンス到来ということで無理のない程度で徒歩の移動を絡めたいと思います。

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2019年1月19日土曜日

30年前と比べて労働環境はどう変わったか? ② 労働時間は短くなっていないし、これからもならない!

ワークライフバランスの恩恵を被っている人は少ない




















世間では「ワークライフバランス」などということが叫ばれて、
就業時間が短くなったり、水曜日の早帰りを徹底する、
といった施策が発表されています。

それでは労働時間が実際に短くなった実感があるかと言えば、
個人的には全くありません。

こういった恩恵を被っているのは自分の知る限りは2つのパターンのみですね。

① 一部優良企業に勤務している方
② 時短勤務の方

①は極めて稀ですが、全社的に残業がない企業というのを聞くことがあります。
②は入社当時は実質的になかった働き方ですが、今では結構耳にします。
時短勤務の人がいると、ほぼ確実に違う誰かにしわ寄せが行きますが、
この問題は一旦置いておくとします。

上記以外の人の仕事は減るどころか増えています。

根本的な仕事量が減らない原因

それでは何故仕事が減らないのか?
自分周りで考えると以下のポイントがあります。

① 仕事の効率化を進める気が全くない

水曜日は絶対に午後6時には退社しなければいけないとすれば、
例えば平均的に午後10時まで仕事をしていた場合、
4時間分の仕事を減らす必要があります。

経営陣が無駄な会議を見直そう、この資料はいらない、
その分人員を増やそうとかしてくれれば良いのですが、
そのような話は一切聞きません。

ただ、水曜日は午後6時に帰れ!ではそもそも仕事が減るわけないのです。
結局、自宅で仕事をする時間が増えるだけです。
また、大抵は自宅で仕事をする方が効率が悪いので仕事時間は増えます。

② 人員削減の影響

昔と比べて仕事量は減っていないのに人員は確実に減っています。
当然、一人当たりの負担は増えています。
また、事務方・補佐役が正社員ではなく派遣に切り替わっている場合で、
彼・彼女が残業ができない条件で働いている場合は、
残業時間に本来事務方がやる仕事までやるパターンが多いです。

結論:労働時間は減少しない

そもそも、現状の人員体制や仕事の仕組みが
残業(サービス残業含む)を前提に成り立っているわけですから
労働時間を減らそうなんてのは無理があります。

本当にライフワークバランスを実現しようとするならば、

勤務時間:午前9時~午後5時30分 (残業無し)
有給休暇:年間20日間きっちりととる

という前提条件のもと、経営陣がビジネス規模なり仕事量を計算すべきです。
ただ、現実的には無理でしょうね。

私の関連部署では定年延長をした60歳以上の方が
普通に休日出勤・残業してましたからね。

給料半分に減らされてサービス残業って...
私にはありえない選択肢でしたね。

「人生の最晩年にまで社畜として働くというのはどういうことなのか?」

このことはもっと真剣に考えるべきだと思いますし、
本当にそれは嫌だ!ということになれば、
アーリーリタイアやセミリタイアはもっと増えると思いますよ。

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2019年1月18日金曜日

30年前と比べて労働環境はどう変わったか? ① 良くなった点

30年前と比べて労働環境は良くなったのか?



















私はサラリーマン生活に見切りをつけてセミリタイア生活に入ったので、
もちろん、今後の日本社会は労働環境が大幅に改善して
サラリーマンにとって素晴らしい未来が来る!
なんていう戯言は一切信じていません。

とは言え、良くなった点を指摘しないとフェアではないので、
まずは、良くなった点というのをいくつか挙げてみたいと思います。
比較対象は私がサラリーマン生活をスタートさせた1990年代初頭とします。

① 執務スペースが禁煙になった

私がサラリーマン生活をスタートさせてしばらくの間は、
まだ自分の席でタバコを吸うのが許される時代でした。
定時の5時30分までは多少は遠慮している人もいましたが、
残業タイムなどお構いなしに吸っていた人が多かったので、
日によってはまるでアヘン窟で仕事をしているようでした。
私の寿命は当時の生活で何日かは確実に減少しているのでは?と思います。

当時の生活で確実に私の寿命はいくらかは縮んでいるでしょう。

一方、このことにより、喫煙者がタバコを吸うために離席することが発生、
タバコ時間は単なるさぼりではないか?
タバコ時間分給与を削減すべき!
などという新たな論争が発生していますね。

② 会社行事の減少

私が入社した時はあるのが当然と思っていたので、
当時はあまり気にならなかったけど、
今思うとぞっとする行事がありました。
それはヘビーな順番から並べると以下の通りです

① 社員旅行
② 運動会
③ 花見

①の社員旅行は土日がまるまる潰れます。
新人は芸を披露するという悪習がありましたので新人は大変。
もっと大変なのは幹事。
旅行の下見まで行かされていましたからね。
もちろん、休日を潰して。

②の運動会は丸一日潰れます。
ここでも新人は応援係となり大変でした。

③花見は普通の飲み会の延長線上と言えなくはないですが、
「場所取り」という仕事が発生します。
この仕事ももちろん新人がやることになります。

こうしてみると、新人時代にはしょーもない仕事が多かったですね。
よく耐えていました(苦笑)。

今現在、社員旅行や運動会をやっている会社は少ないのでは?と思います。
もっとも最近聞いた社員旅行の話は、知人が勤める税理士事務所が、
社員旅行でグアムに行ったという話くらいですね。
ただそんな金があるなら給与を上げろ!と文句を言っていました。
当然の反応です。

私もサラリーマンスタート時と比べて良くなった点を色々考えましたが、
せいぜいこの2つくらいですかね?

変わらない点や悪くなった点の方がやはり多いですね。
このあたりについては次項で述べたいと思います。

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2019年1月17日木曜日

「値段の安い遠くのスーパーに行く」は節約法として間違いなのか?

間違いだらけの節約? ~ 値段の安い遠くのスーパーに行く ~



















自分の家から徒歩1分の場所にAスーパー、
徒歩16分の場所にBスーパーがあると仮定します。

Aスーパーではカボチャが300円、
Bスーパーではカボチャが150円だとします。
カボチャの品質が全く同じだとすると、
Bスーパーに行けば150円の節約になるわけですが、
この節約は間違いだ!という方がいます。

一般的な論拠は、自分の時給と比較する考え方です。
例えば、時給2,000円の人が150円の費用を浮かすためにかける労力は、
2,000円 × ((16分 - 1分) × 2)/60 = 1,000円となります。
1,000円の労力をかけて150円浮かすなんて馬鹿げている!
というわけです。

これが本当かどうか考えてみましょう。

私は基本的には遠くの安いスーパーへ!その根拠は?

私の観点から言えば、これは一概には言えないのではないか?と思います。
その点について、2つの視点から見てみたいと思います。

① 「移動時間 = 無駄」と決めつけている

上記の考え方で一番気になるのがこのポイントです。
移動時間が本当に無駄なのか考えてみる必要があります。

一つは「移動時間 = トレーニング」と考えても良いのでは?ということです。
往復30分をトレーニングと考えてみると全く違う視点が見えてきます。
上記の例でいえば、

「30分歩いて150円貰える」

のと同じだということがわかります。

そもそも世の中には毎朝お金がもらえるわけでもないのに散歩している人が多数います。
これって無駄なんでしょうか?
近所を歩き回ろうが、スーパーに行こうが歩く行という行為は変わりません。

② 浮いた時間とやらで本当に有意義なことをするのか?

上記の例でいえば、150円高いカボチャの代償として
30分の時間を得ることができたという主張をしています。
間違えてはいけないのは、それだけで1,000円分の価値を
生み出したわけではないということです。

その間に仕事で疲れ切った身体を休めるとか、
趣味に没頭するとかならばその価値はあるかもしれませんが、
見たくもないTVをボーっと見てるだけでは意味がありません。

私はこういった移動時間については録音したラジオ番組を聞くことが多いです。
この時間は至福の一時と言っても良いので時間の有意義な使いかと言えます。
そもそも、家で聴こうが外で聴こうがラジオの内容は同じですからね。

ケースバイケースで考えよう!

私といえども、豪雨や吹雪の日だったり、
極端に疲れている日などはもちろん、上記の例では近所のスーパーへ行きます。
要するに、物事は一概には言えないということです。

節約法にも多いのですが、世間とはちょっと違うことをいう人には
ちょっと気をつけた方が良いかな?と思います。

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2019年1月16日水曜日

生活の質を落とす節約はできるだけしないということ

質を落とさない節約が基本



















私のようなそこそこの酒好きから見た場合、
晩酌は人生において非常に重要な意味を持ちます。

サラリーマン時代は定期的な収入があったため、
セミリタイア資金を貯めるといったことを考えなければ、
ビールくらいは普通に飲むことができましたし、
実際に飲んでいました。

しかしながら、私はセミリタイアを本格的に目指すにあたって、
晩酌に関する1週間のベースコストは以下のように下げました。

セミリタイア計画始動前 → セミリタイア計画始動後

ビール 500ml × 7 + α → ビール 350ml × 6

上記をご覧になって、

「ビールを週に6本も飲んでる時点で節約生活とは笑わせるぜ!」
「ビールなんて高級品を飲まずに第三のビールにしろ!」

といったご批判を受けるかもしれませんが、
これには自分なりの考えがあってのことです。
それは、

私が考える節約の基本は「質をできるだけ落とさない」ということです。

引き続きビールを例にとって考えてみます。
ビール類を分類すると以下の通りになるかと思います。
値段の高い順に並べてみます。

① 輸入高級ビール
② クラフトビール
-----------------------------------------------------------------
③ プレミアムビール
④ ビール
-----------------------------------------------------------------
⑤ 発泡酒
⑥ 第三のビール
⑦ PBの第三のビール

結論から言えば、①と②は自分にとって意味のない贅沢です。
たまに飲むには変わっていて面白いですが、
冷静に考えて定番のビールより美味しいかと言えばそうでもないと思います。

⑤~⑦は「ビールに似た飲料」です。
発泡酒・第3のビールのクオリティが上がってきているのは認めますが、
決して「ビールと間違える旨さ」というレベルには到達していません。

私のスタンスは、セミリタイア生活において、
予算上毎日発泡酒を飲まなければならないのならば、
もう少しセミリタイアを遅らせて貯金額を増やすか、
少々働きにでるという選択肢を取ります。

従って、自分にとっては③と④が正解に近い選択になります。
③と④のどちらを選ぶかはその時の気分や特売状況などで決めるという感じです。

ただし、飲む量については見直す必要がありました。
昔はビールはロング缶を基本にして、
飲み足りなければ350mlをちょっと飲むなんてことをしていましたが、
これは身体にも良くないし、
ダラダラ飲んでいるだけで本当に楽しんでいたかは疑問でした。
従って、飲む量は減らすことに致しました。

これに加えて、週に1度くらいは酒を抜いたほうがやはり良いので、
休肝日を設けることに致しました。

これをベースに酒量を増やさないで頑張ること、
ビールをできるだけ安い値段で買うということ、
これを守ることをベースとしました。

必要なお金は使う

節約生活といえども必要なお金は使うべきですが、
不要なお金は1銭たりとも使うべきではありません。

例えば、意味ないコストの最たるものはATM手数料です。
「時間外で引き出したお金はお札の輝きが違うぜ!」
なんてことは全くないわけですから、
このようなコストは無駄の極致です。

しかしながら、ビールを発泡酒に変えればお金の節約にはなりますが、
生活の質は大幅にダウンすることになります。

節約生活というのはある意味一生続くわけですから、
持続可能性があるものでなければいけませんし、
クオリティを著しく落としたものだと意味がないのでは?
という風に考えます。

世の中には数多の節約法が溢れていますが、
中には生活の質を著しく落とすものが
紛れていますので注意が必要かと思います。

要は、自分なりの節約法を確立して、
周囲の雑音に惑わされなれば良いのではないかと思う次第です。

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2019年1月15日火曜日

節約はできるところから ~ お金がない!と言っている人ほど無駄が多い ~

会社で見かけた無駄使い

私のサラリーマン時代でも、「お金がない!」と言っている人ほど
無駄使いと思われる出費をしている人が多いです。

以下は、自分が感じた代表的な無駄使いのケースです。

✔ ATMで時間外手数料を支払う

何故か金曜日の夜になると決まってコンビニATMで現金を引き出す人がいました。
メガバンクだとこの時間帯は手数料が216円もかかります。

本人は「日中は忙しくて銀行に行く時間がない」などと言っているわけですが、
仕事で外出する際に銀行に寄る時間がない程忙しいとも思えません。
そもそも論として、コンビニATMで引き出し手数料がかからない銀行など
いくらでもあります。

✔ 毎朝缶コーヒーを飲む

会社においてある自動販売機は街中のものより若干安いものがあります。
それでなのか、毎朝のスタートは缶コーヒーから!という人がいます。

実は会社には無料のコーヒーマシーンが置いてあったのですが、
躊躇なく、缶コーヒーを購入する人が多いです。

そのうちの一人に何故わざわざ缶コーヒーを買うのか聞いたところ
「無料のコーヒーはまずい!」
という答えが返ってきました。

実際に無料のコーヒーがそれ程美味しくないのは同意致しますが、
缶コーヒーとの比較では大して味は変わらないと思います。

そのことを指摘すると
「無料のコーヒーマシーンはどうせまずいから飲んだことない」
との驚愕の回答がありました。

100円のコーヒーぐらいで騒ぐな!と言いたいみたいですが、
年間ベースだと2万円は軽く超えますからね...

節約はできるところから

「節約をしよう!」と思って節約系のブログなどを探してみると、
「冷暖房は一切使わない!」「食費は1日100円!」
とか超上級者のブログがヒットして、
「こりゃ自分には無理だ!」
とあきらめて、従来通りのダラダラ生活が続くパターンもあるかと思います。

いきなりそんな上級者の真似をするよりも、
身近な無駄を省くのが最初ではないのかな~と思います。

上記のATMに関しては、ネット銀行を同僚2人に勧めました。
A君は「なるほど!」と話を聞いてすぐにネット銀行を開設して
無駄な手数料を払うことがなくなったのですが、
B君は引き続き会社指定のメガバンクを使い続けています。

B君曰く「ネット銀行など信用できん!」とのこと。

今時メガバンクを無条件で信用するなどむしろ珍しいですが、
この辺の感覚は10年~20年スパンで見ていくと
相当違ってくると思います。

まずは面倒がなくて、生活の質も落とさないところから節約を!
というのが基本なのかと思います。

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2019年1月14日月曜日

サラリーマン生活の延長線上に理想の生活はない

サラリーマン時代の危機感

私がサラリーマンを辞めた理由の一つに

「会社員生活をこのまま続けても新しい知識も見識も身につかない!」

という危機感を抱いたということがあります。

私のような下っ端は所詮「コマ」に過ぎないので、
限られた情報、限られた権限でしか動くことができません。

情報にアクセスするルートも限られるし、
また、雑用ばかりで勉強する時間もありません。

上席者になったところで出たくもない会議にばかり出席させられて時間がない!
というご意見も聞くことがありますが、
少なくとも雑用が減って、それなりの知識が要求される業務が
増えることは間違いないかと思います。

日々勉強のセミリタイア生活

そもそも私は従事していた経理業務にそれほど興味があったわけではないので、
仕事を辞めてからは、それらの関連情報に接することはありません。

その代わりに、語学であったり、日本史であったりと、
興味のあることを日々探求する日々を過ごしております。

このように書くとものすごくエラソーに聞こえますが、
実際はおもしろそうな本を読んで、
関連情報をネットで調べるという程度です。
ただ、近場であれば現地に赴くなどフットワークの軽さはありますね。

別に学術論文を発表しようとするわけではないのでこの程度で十分ですが、
突き詰めたいテーマでも見つかれば、
大学の門を叩くとか、専門家サークルに入るというオプションもあるかもしれません。
ただし、今の自分のレベルではその必要性を感じないのが現状です。

そんなわけなので、サラリーマン時代に感じた
「何も知らずに朽ちていく」危機感は払拭されつつあります。

とはいえ、世の中知りたいことがいっぱいあり過ぎて、
何から手を付けたらよいか分からないので
結局ダラダラと何もしない!なんて日もあります。
(実はそれが結構多い。。。。)

しかしながら、歩みこそ遅いとは言え、
日々の生活の方向性は間違っていないという手ごたえはあります。

やはりサラリーマン生活の延長線上に自分の目指すものはなかっただろう、
というのが今の自分の実感ですね。

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2019年1月13日日曜日

「仕事を辞めてアイデンティティー・クライシス」なんかになるわけない!

セミリタイアにとって「アイデンティティー・クライシス」はリスクか?

サラリーマン時代は「A社の〇〇Bです」という自己紹介が一般的です。
ビジネスの現場ではもちろんのこと、
スーパーのポイントカードを作る時でさえ職業を記載する欄があります。
そうなると「A社所属の自分」というのが、意識的にも無意識にも刷り込まれます。

リタイア後の方にお会いする場合、聞かれてもいないのに
現役時代の職業や会社名を名乗る方もいます。
こういった方々にとっては、サラリーマンだったということが
自分の一番重要なアイデンティティーかもしれませんね。

こういった方々が仕事を辞めるとアイデンティティー・クライシスに
陥ることもあると聞きます。

ただし、私はこういったアイデンティティー・クライシスとは無縁です。
一番の理由は「愛社精神がない」ことかと思います。

まあ、仕事が嫌で辞めたので当然と言えば当然ですが、
それ以上に中途入社した会社に結局馴染めなかったというでしょう。
馴染めなかった原因は結構はっきりしていて、
一部の人が自分を「よそ者扱い」したり「格下扱い」していたからです。

そんなわけなので、「A社の自分」ということに居心地の悪さを感じていたので、
自分にとって会社を辞めたということは、
アイデンティティー・クライシスに陥るどころが、
自分のアイデンディティーをようやく取り戻した!
と言っても過言ではありません。

定年退職者とはやはり違う

アイデンティティー・クライシスに陥った人達の話は定年退職者が多いですね。
仕事を全うした充足感みたいなものが背景にはあるのか、
はたまた、まだまだ仕事をしたのか、
あるいは、何者でもない自分に耐えられないというか....
この辺りは自発的に会社を辞めたセミリタイア組とは大きな違いがあると思います。

実は自分も会社を辞める前は、多少はアイデンティティー・クライシス的なものを
感じるかもしれないと思いましたが、そんなことは全くありませんでした。

今後ますますアイデンティティー・クライシスのような
「仕事をしてなんぼ!」といった論調が増えてくるとは思いますが、
そのような言葉に迷わされずにセミリタイア生活を楽しみたいと思いますね。

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2019年1月12日土曜日

恵方巻狂騒曲 ~ 食料大量廃棄は心が痛む ~

恵方巻大量破棄は今年もありそうだ

先日、スーパーに行ったら「七草粥セット」が大量に売れ残っていました。
結構遅い時間に行ったので、これから七草粥でも食べるか!
なんて人は恐らくいないのにこの量。
大部分は廃棄されるのでしょうな!
(それでいて私が買おうとした玉ねぎは売り切れ!)

そんなあまり良い気分ではない光景を目の当たりにした後なのですが、
七草粥の廃棄など小さな問題に思えるのが「恵方巻廃棄問題」ですね。

恵方巻きの大量廃棄問題について、
農林水産省がスーパーやコンビニなどの業界団体へ、
1月11日付で事務連絡を行ったことが取材で分かりました。
「食糧資源の有効活用の観点から、需要に見合った販売を行ってほしい」
と要望を送ったとのことです。
(出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000060-it_nlab-bus_all)

関東出身の私は恵方巻などいうものは今の今まで食べたことはありません。
昨年もスーパーやコンビニなどで見かけましたが、
ちょっとだけ贅沢な海苔巻きが割高な値段で販売されているという印象でね。
全く買おうという気が起きません。

本件に関わる問題をまとめてみるとこんな感じでしょうか?

① 大量の食糧が廃棄される(これが大元!)
② 大量廃棄分のコストまで消費者が負担(だから割高か?)
③ 販売員に過剰ノルマが押し付けられる
④ 販売員が営業協力とやらで無理やり買わされる

特にコンビニは値引販売もできないので大量廃棄の温床!
やはりコンビニという形態は何らかの規制なり
ルール作りが必要という感覚を強くします。

イベントに踊らされない

恵方巻以外にもクリスマスケーキの大量廃棄も問題になっています。
また、最近のハロウィンなど、誰かが仕掛けたようなイベントが、
さも参加しないと時代遅れみたいな風潮になっているのも気になります。

つつましいセミリタイア生活を送っている皆さんは、
このようなイベントに踊らせることはなく堅実な生活をしているとは思いますが、
ちょっと最近は色々何かと騒ぎすぎだし、
何でもすぐ商売へ結び付けようというあさましさを感じます。

恵方巻・クリスマスケーキは予約販売のみにしたらよいと思いますが、
そんなの法律で規制できそうもないので、
あとは業者の良識的なものに期待するしかないのでしょうかね?

自分一人ならこのようなものには踊らされないのですが、
食料大量廃棄など聞くだけで気分がよろしくないですね。
何とかならないもんでしょうか??

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2019年1月11日金曜日

スーパーのイートインにサラリーマン団体が増えて思うこと

お年寄りのオアシスが一転

スーパーのイートインと言えば、お年寄りの憩いの場というイメージがあります。
午前中に行くとお年寄り率はほぼ100%で、
おしゃべりに興じるおばあさんと一人でボーっとしてるおじいさんが多く、
こういった光景から、男性老人の孤独と言ったものを
勝手に読み解く人もいるかと思います。

そんなイートインですが、最近サラリーマンの姿を多く見かけます。
普通にお弁当コーナーで買ったお弁当を食べている人が多数ですが、
お惣菜コーナーの揚げ物などを食べている人も多いです。

昨日もカップ麺1.5倍に揚げ物3点を食べている人がいました。
見ているだけでこちらが胸焼けしそうになりましたが、
ワンコインでお釣りがきてがっつり食べられるというのは、
リーズナブルかもしれませんね。

自分がサラリーマン時代には、会社の近くにスーパーはありませんでしたが、
コンビニのイートインコーナーはありました。
ただ、お昼時間はいつも満席でしたね。
もっとも、あれだけ人通りの多いところでランチを食べる気はしませんでしたが。

サラリーマン団体が増えたのに若干の違和感

これまでもサラリーマンがイートインを利用する姿はチラホラは見ました。
ただ、その多くは一人で来て食べたらすぐ帰るというスタイル。
前述のコンビニのイートインも大抵は一人の方でした。

しかしながら、最近多く見かけてちょっと違和感を感じたのが、
サラリーマンの団体が多くなったな、ということですね。
上司と部下という感じの人達をよく見かけるようになりました。

私的な見方からすれば、コンビニやスーパーの弁当を利用するというのは、
節約や時間がないというのを建前に、
ランチは上司や同僚と行きたくないですよ、一人にしてくださいよ、
というのがメインの目的。

それが、スーパーのイートインまでご一緒にとなると、
ちょっと逃げ場がないな~というのを第一に感じましたね。

あとですね、美味しくないんですよ、スーパーのお弁当。
移動販売のお弁当より2割程度安くて、4割程度まずいと言った感じです。

個人的にはイートインはコーヒー飲むくらいにしたいですね。

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2019年1月10日木曜日

セミリタイアの「セミ」の部分、労働について考えてみた

同じセミリタイアでも労働の度合いはマチマチ

これまで色々なセミリタイアブログを読んできましたが、
セミリタイアと言っても、労働の度合いは結構異なると思いました。

セミリタイアと言うからには、多かれ少なかれ働いているはずですが、
代表的なケースを自分なりに労働時間の多い方から分けると以下の通りです。

① 週5日派遣 or パートの時短勤務で働く
-----------------------------------------------------------------
② 週3日程度働く
③ 年に3カ月程度だけ働く
④ スポットの仕事で時々働く
⑤ ブログ執筆で稼ぐ
⑥ 投資収益で稼ぐ
⑦ アンケートやポイントサイトで稼ぐ
-----------------------------------------------------------------
⑧ セミリタイアと言いながら全く働いていない

私の観点から見ると①はセミリタイアというより
「少々ゆとりのあるフルタイム勤務」といったところ。
⑧はセミリタイアではなく完全リタイア。

セミリタイアと言えるのは② ~ ⑦でしょうかね?

もちろん、セミリタイアと言っても人それぞれなので、
それが良いとか悪いの問題ではありませんが、
セミリタイア後の生活における労働の位置付けは
考えておいた方が良いと思います。

労働時間より大切なこと

自分が考える理想的なセミリタイアの条件とは、

「生活レベルさえ落とせば働かなくても十分な資産がある」

ということかと思います。

つまり、セミリタイアにおける労働というのは、
生活をより良くするため、もしくは、
労働の対価に関わらずやりたいからやる!
というのが理想です。

②と③のケースが特に顕著ですが、
週3日の労働や年間3か月程度の労働がないと生活が破綻するという場合と、
いや、それがなくても暮らせるだけは暮らせるけど、
お金は多いほうがもちろん良いし気分転換にもなるから働く、
という場合では労働に対するスタンスが大きく異なると思います。

前者はたとえ嫌でも働かなくてはならないけど、
後者の場合は嫌ならいつでも辞められます。
この違いは気分的にはメチャクチャでかいです。

今のところ自分の気持ちとしては、
たとえ週3日で1日3時間くらいしか働かないとしても、
決まった時間に出社する生活はちょっと嫌だなという感じです。
この気持ちは将来的には変わるかもしれませんけど。

そんなわけで、今の自分は⑦での収入がメインですかね?
会場調査や座談会などはそれなりにまとまったお金がもらえます。
これに、⑥の投資収益(積極的な売り買いはしてなくて優待と配当のみ)、
⑤のブログ収入(時給換算するとUS$1.00以下だけど)が続きます。

④のスポットの労働については要研究と思っています。
先般知人に聞いた「試験監督」なんかが候補になります。
ただ、相当緊張して疲れるらしいですが、
1日程度なら大きな問題はなさそうです。

個人的な感想をまとめ風に言えば、
サラリーマン生活の後半の精神的なしんどさを考えると、
もう少し早くセミリタイアに踏み切るべきだったかと思う面もありますが、
その後半の少々の頑張りによって資金的には多少の余裕ができて
働かなくとも何とか最低限の生活ができそうになったのは大きいです。

ただし、セミリタイア後も週3日程度は働いた方が世間との接点ができて良い、
いや、むしろ働くべきだ!という意見にも一理あるとは思いますので、
自分がどちらに当てはまるかは考えてみた方が良いような気が致します。

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2019年1月9日水曜日

労働生産性の低い仕事をするくらいならセミリタイア

日本の労働生産性はG7で最下位独走中

ネットのニュースで見ましたが「日本の労働生産性が依然G7で最下位」だそうです。
労働生産性のデータにはサービス残業とかカウントされていないだろうから、
実際は数字以上にぶっちぎりでダントツ最下位でしょうな!

日本全体をマクロ的に語るのは私には少々荷が重いので、
サラリーマン時代の私の労働生産性が何故低かったかについて述べたいと思います。
一言で言えば「無駄な仕事が多い」からです。

そもそも私がしていた仕事の大半は組織再編で不要になる仕事でした。
案の定、私が辞めた後しばらくして、私がしていた仕事の多くはなくなり、
一部の仕事は既存の人達に振り分けられました。

本来は不要である仕事を延々とやるというのは精神的にはタフな作業です。
しかもその仕事の多くはルーティーンであり、
新たな発見なり知識・見識が身につくわけではありません。

実際問題、解雇規制の厳しい日本には、
社内失業対策で必要ない部署や役職が多いと聞きます。

従って、かつての自分と同じように
「この仕事いらないよな~」
と思って仕事している人は結構多いのではないかと思います。

労働生産性の低い仕事を続けるという選択肢はない

日本の会社で「敗者復活」というのは稀です。
40歳過ぎくらいには何となく社内での進む道はわかります。

このことが意味するのは、40歳くらいで労働生産性の低い仕事であれば、
そのつまらない仕事が恐らくは定年まで続くということです。

もちろん、仕事はつまらないけど楽でストレスフリー!
なんて状況だったら話は全く変わってくるでしょうが、
そんなわけはありませんからね。

この辺りのことをもう少し世の中の人が真剣に考えれば、
セミリタイア的生き方を模索する人が増えるのでは?
と私は考えますが、全般的にはそうはならんでしょう。

世の中の関心事は「いつまで働けるか?」「生涯現役」であって、
セミリタイアに興味を持つのはまだまだマイナーですからね。

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2019年1月8日火曜日

セミリタイア後の住居 ③ 理想の街・住まいに引っ越したい!

引越するとすれば?

引越というのはエネルギーのいる作業です。
また、それ相応の経済的なコストも発生します。
この点を考慮すると今の住居から積極的に引越さなければいけない理由はないです。

とは言え、引越す可能性はゼロではもちろんありません。
引越すとすれば、理由は以下によるものと思われます。

① 隣人・上階の人間による騒音が悪化するリスク

私は前の家は新築で入り15年程度住みました。
最上階の端っこの部屋だったこと、新築で防音対策がしっかりしてたことより、
隣人の騒音に悩まされることは全くありませんでした。

しかしながら、今住んでいる家は築年数が相当経っており(だから家賃が安い!)、
防音対策はお世辞にも優れているとはいえません。
隣の家の母親が子供を大声で叱る声は丸聞こえだし、
少し前は上階の子供が走り回る音(多分)がうるさかったし、
今は、どこかからか夜中に音楽が聞こえてくることもあります。

今のところ、それを理由に是が非でも引っ越したいとまではいきませんが、
ここから出たいと思うことがあるとすれば、
この騒音問題が我慢できないレベルまで悪化した時かと思います。

② 理想のエリアが見つかる

私は今住んでいる場所がベストで永遠の住処だ!とは思っていません。
実際に、セミリタイア後に都内を散策した際には、
今住んでいる場所より良さそうだと思った場所はいくつかあります。

ざっくり言うと、今より都心から少し離れる代わりに、
もう少し静かで公園など緑も多いという場所です。

ただし、最初に述べたよりに、引越という多大な労力をかけてまで
移住したいかというと微妙なところです。

今後の方針 ~ 理想の街を見つけたい! ~

引っ越すとしたら上記2つの理由によるものと思いますが、
可能性としては①が大きいと思います。

このポイントは私が不動産を購入しない派である理由の一番でもあります。
購入した不動産の隣人が変な人でも簡単には引っ越せませんからね。

ただ、理想的には②の理由で引っ越したいかと思います。
セミリタイア生活のブログを読んでいると、
理想とするエリアで充実したセミリタイア・ライフを
エンジョイされている方が多くいらっしゃいます。

そんな楽しさが伝わってくるブログの書き手の多くは
都心というよりは郊外に住んでいるかたが多いのですが、
車の運転というネックがある自分の理想とは若干違うかな?という感じです。
(私は運転免許はあるが運転が恐ろしく下手。
 自動運転が実用化されれば事情が大きく変わるかも。)

ただ、日本の何処かには「これが正解だ!」という場所があるような気がします。
今は寒くてあまりで歩きたくないですが、
春になったらこのあたりも考慮して、街歩きを楽しみたいと思います。

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