2019年1月23日水曜日

セルフコーヒー、差額50円けちり万引き逮捕 ~ 善意に頼るシステムは崩壊している ~

コンビニコーヒーの差額50円けちり万引き逮捕で実名報道



















何ともせこい話ではありますが、色々と考えさせる事件が起きました。

コンビニの“セルフコーヒー”を悪用 100円カップで150円のカフェラテをいれて逮捕

福岡県・那珂川市のセブンイレブンで21日、窃盗の疑いで現行犯逮捕された、
自称・会社員の62歳の男。
(中略)
今回逮捕された男は、レジで100円のコーヒーを購入。
店員からコーヒー用の白いカップを渡された後、
自身が買ったコーヒーより50円高い、150円のカフェラテをカップに注いだのだ。
(出典元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00010012-fnnprimev-soci )

62歳にもなって50円をケチった男に同情の余地はありません。
しかも、どうやらこの男は常習犯だったらしいです。
なので被害金額はそれなりのものになったと思われます。
何しろオーナーが私服で張り込んでいたのだから、
金額もさることながらコイツだけは許せない!と思ったのでしょう。

そもそも不正ができるシステムが間違い

しかしながら、セブンイレブンではこのような不正ができてしまうという
システムが問題という意見もネット上では散見されます。
ローソンは店員が注ぐのでこのような犯罪が起きようがないとのこと。

私はサラリーマン時代に経理担当者として、
不正ができないようにする仕組み作りをしていた関係で、
上記のような意見には賛同するところが大です。

上記の例で言えば、100円カップでは100円のコーヒーしか
淹れられないようなシステムにすれば良いわけですね。
天下のセブンイレブン様がその程度のことはできないわけはないでしょう。

このような「善意に頼るシステム」であれば、
一定数の不正を働こうとする人は確実に出てきますし、
逆の視点から言えば、不正を誘発するシステムであるとも言えます。

不正を働こうとしている人にとっては、
50円でも逮捕されて全世界に実名報道されるリスクがあることを
肝に銘じて欲しい一方で、
店舗側もこういったことのできないシステム作りをしてもらいたいですね。

残念ながら、人々の善意に頼るシステムは崩壊していると言えます。
昨日書いた満員電車の件もそうですが、
ルールを守る気がない人は一定数存在するわけですから、
それをさせない仕組み作りが大事だと思いますね。

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