2019年1月16日水曜日

生活の質を落とす節約はできるだけしないということ

質を落とさない節約が基本



















私のようなそこそこの酒好きから見た場合、
晩酌は人生において非常に重要な意味を持ちます。

サラリーマン時代は定期的な収入があったため、
セミリタイア資金を貯めるといったことを考えなければ、
ビールくらいは普通に飲むことができましたし、
実際に飲んでいました。

しかしながら、私はセミリタイアを本格的に目指すにあたって、
晩酌に関する1週間のベースコストは以下のように下げました。

セミリタイア計画始動前 → セミリタイア計画始動後

ビール 500ml × 7 + α → ビール 350ml × 6

上記をご覧になって、

「ビールを週に6本も飲んでる時点で節約生活とは笑わせるぜ!」
「ビールなんて高級品を飲まずに第三のビールにしろ!」

といったご批判を受けるかもしれませんが、
これには自分なりの考えがあってのことです。
それは、

私が考える節約の基本は「質をできるだけ落とさない」ということです。

引き続きビールを例にとって考えてみます。
ビール類を分類すると以下の通りになるかと思います。
値段の高い順に並べてみます。

① 輸入高級ビール
② クラフトビール
-----------------------------------------------------------------
③ プレミアムビール
④ ビール
-----------------------------------------------------------------
⑤ 発泡酒
⑥ 第三のビール
⑦ PBの第三のビール

結論から言えば、①と②は自分にとって意味のない贅沢です。
たまに飲むには変わっていて面白いですが、
冷静に考えて定番のビールより美味しいかと言えばそうでもないと思います。

⑤~⑦は「ビールに似た飲料」です。
発泡酒・第3のビールのクオリティが上がってきているのは認めますが、
決して「ビールと間違える旨さ」というレベルには到達していません。

私のスタンスは、セミリタイア生活において、
予算上毎日発泡酒を飲まなければならないのならば、
もう少しセミリタイアを遅らせて貯金額を増やすか、
少々働きにでるという選択肢を取ります。

従って、自分にとっては③と④が正解に近い選択になります。
③と④のどちらを選ぶかはその時の気分や特売状況などで決めるという感じです。

ただし、飲む量については見直す必要がありました。
昔はビールはロング缶を基本にして、
飲み足りなければ350mlをちょっと飲むなんてことをしていましたが、
これは身体にも良くないし、
ダラダラ飲んでいるだけで本当に楽しんでいたかは疑問でした。
従って、飲む量は減らすことに致しました。

これに加えて、週に1度くらいは酒を抜いたほうがやはり良いので、
休肝日を設けることに致しました。

これをベースに酒量を増やさないで頑張ること、
ビールをできるだけ安い値段で買うということ、
これを守ることをベースとしました。

必要なお金は使う

節約生活といえども必要なお金は使うべきですが、
不要なお金は1銭たりとも使うべきではありません。

例えば、意味ないコストの最たるものはATM手数料です。
「時間外で引き出したお金はお札の輝きが違うぜ!」
なんてことは全くないわけですから、
このようなコストは無駄の極致です。

しかしながら、ビールを発泡酒に変えればお金の節約にはなりますが、
生活の質は大幅にダウンすることになります。

節約生活というのはある意味一生続くわけですから、
持続可能性があるものでなければいけませんし、
クオリティを著しく落としたものだと意味がないのでは?
という風に考えます。

世の中には数多の節約法が溢れていますが、
中には生活の質を著しく落とすものが
紛れていますので注意が必要かと思います。

要は、自分なりの節約法を確立して、
周囲の雑音に惑わされなれば良いのではないかと思う次第です。

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2 件のコメント:

  1. 節約の基本中の基本だと思います。私も同感でもっと節約できるところはあるのですが、あえてやっていません。
    節約することでストレスが貯まるなんて本末転倒ですからね。

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    1. その通りですね。
      「ストレス解消の為酒量が増える」
      なんていうのは避けなければいけません。

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