2018年10月31日水曜日

老後の住居は心配ない? ~ 住宅セーフティネット法について ~

低迷する住宅セーフティネット法

「高齢者OK」賃貸 低迷…一人暮らし支援 登録目標の2%

一人暮らしの高齢者らの入居を拒まない賃貸住宅を増やすため、
国土交通省が昨年10月に始めた「住宅セーフティネット制度」が低迷している。
同省は2020年度末までに17万5000戸を登録する目標を掲げるが、
開始1年での登録戸数は約3800戸と目標の2%どまり。
同省は煩雑な登録手続きを簡素化するなど対策に乗り出した。
(出典: https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181027-OYTET50012/?catname=news-kaisetsu_news_senior-news )

一人暮らしの高齢者にとって住居を探すのは大変な問題です。
しがない賃貸暮らしの自分にとっても他人事ではありません。

また、セミリタイア者にとっても、「とりあえずマンションは買っておくべき!」
という持ち家派の根拠の一つになっている事象でもあります。

そういう意味では「住宅セーフティネット」という発想は間違っていないかと。
しかし、手続きが煩雑で利用者が増えないというのはいかにも役所の考えそうなこと。
それにしても「目標の2%」って!
民間の事業計画だったらクビがいくつあってもたりませんな!

「空家」も「一人暮らしの高齢者」も今後増加する

こういった制度の導入に関して言えば、
住民の「家賃滞納」や「孤独死」といった問題を
どうクリアするかではありますが、

「空家は溢れているけど、多数の老人がホームレス」

という事態に20~30年後になっているとはちょっと考えにくいですね。

見守りサービス的なものは進化すると思いますので、
一人暮らしでの孤独死リスクもある程度はコントロールできると思いますし、
そもそも老人ばっかりの世の中になるというのに
「老人はダメ」なんて言ってたら話にならないです。

そういう意味では行政側の対応は既に遅いですが、
「住宅セーフティネット法」があるだけまだましと言えなくもないです。

今後本当にこの法律がうまく活用されるかは未知数ですが、
ちょっと注視していきたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月30日火曜日

セミリタイア後の自由時間の過ごし方の変化

自由時間の使い方の変化

サラリーマン時代とは自由時間の過ごし方が随分と変わってきました。
絶対的な自由時間の量が違うのだから当然!
と思うかもしれませんが、ここで申し上げたいことは、
サラリーマン時代に楽しみにしていたものの中で、
セミリタイア生活に占める位置が低下しているものがあります。

例えば、深夜ラジオとの付き合い方。
私は通勤の行き帰りと昼休みは大抵前日録音した深夜ラジオを聞いていました。

セミリタイア後は深夜ラジオも生で聞けるな!
時間の関係で聞けない放送も今後は聞ける!
なんて思いましたが実際は生で聞いていませんし、
聞いている時間は1/5程度になりました。

読書へ軸足を移しているのがその理由です。
ラジオを聞くのと本を読むのでは、
やはり本を読む方が気力・体力を使いますから。
元気な状態にいざなってみれば、
読書の方により多くの時間を使いたくなったという事ですね。

次のステップは?

疲れている状態と元気な状態ではやりたいことが異なるのは当然ですが、
サラリーマン時代は今一つこの辺りの事を理解していなかった気がします。

逆の観点から言えば、例えば、セミリタイア後にやろうと思っていた語学の勉強、
これは全くと言っていいほどやっておりません。
語学の勉強をするだけの気力がまだないという感じです。

これを自分勝手に良いように解釈すると、
「セミリタイア後1年程度ではサラリーマン時代の疲れから回復しきれていない、
もう少し時間が経てば、色々チャレンジしたいことも出てくる。」
といったところでしょうか?

まあこのまま時が経っていくだけかもしれませんが、
それもまた良しと思っています。

別に語学の勉強をしたほうがエライ!
とか言う事はありませんからね。

やりたいことをやりたい時にやるというスタイルだけは変えたくないですね。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月29日月曜日

資産価値下落が気になる? ~ マンション所有者の不安 ~

タワマンは資産価値下落が気になる?

下記の記事によりますと、マンションの不安を煽る記事を載せると
雑誌の売れ行きが上がるそうです。

歴史は繰り返す。夢のタワマンが向かう「団地」という40年前の夢

タワーマンションの老朽化や管理組合などのマイナス面を
特集した雑誌が最近売れている様です。
マンション管理士で無料メルマガ
『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者・廣田信子さんは、
生活用として多額のローンを組みタワマン購入済みの層が、
価格・資産価値下落など将来への不安に駆られている証拠であると分析し、
「バブル崩壊前の不穏な空気」を彷彿とさせると記しています。
(出典: http://news.livedoor.com/article/detail/15504870/)

そんなに不安になるならマンションなんか最初から買わなきゃいいのに!
と思うのですが、買った時は大チャンスだと考えたのでしょうか?

ただ知人のA氏のように

「マンションなんか買う気全くなかったけど、
 モデルルーム見たら買いたくなった。
 だって、今の家と全然違うんだもん!」

とか、別の知人B氏のように、

「倍率の高いマンションに洒落で申し込んだら当たったので
 マンション買うことにした!」

なんてケースは十分吟味しているとは思えません。

こういうケースは後悔する可能性が高いのでは?と思います。

セミリタイア生活を送っている方にも、
持ち家派と賃貸派は二分されているようで、
持ち家派の「老後家賃を払わなくて良いのは大きい」
と言う意見にはなるほどその通りと思う反面、
「老後の最晩年期に建替えるとか建替えないの面倒な話になる」
「老後に老朽化したマンションに一人で住むのはどうなのよ?」
なんていう賃貸派の意見も頷けます。

私がマンションを購入しない理由はいくつもありますが、
「今の時点でここを一生の住処にしよう」
という場所が見つかっていないのが大きいですね。

漠然とですが、「還暦を過ぎたら田舎に住みたくなるかもしれない」
ということを考えているからかもしれません。
60歳くらいで程度の良い中古一戸建てを買えば死ぬまで住めそうですから。
あっ、でも100歳まで生きるならば、家のが先に朽ち果てそうです。

まあ自分は家なんか買ったら、雑誌の特集に毎回目を通しそうなので
やっぱりしばらくは賃貸でいいやという感じですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月28日日曜日

配置転換されるぐらいならセミリタイア

富士通タイプのリストラは今後増加する?

富士通が新手のリストラ案を発表しました

富士通が5千人配置転換、合わなければ転職提案

富士通は26日、2020年度までにグループ全体で
5000人規模の配置転換を行うと発表した。
対象となるのは総務や経理などの間接部門で、
研修を通じて営業職やシステムエンジニアとして育成する。
IT(情報技術)サービスなどの成長分野を強化する狙いがある。
(出典: https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181026-OYT1T50122.html?from=ytop_top)

私がいた会社でも管理部門のリストラを行うという発表がかつてありました。
ただし、ちょっと違うのは
「管理部門の人員を2割削減する」
と言っただけというところ。
どうやって?という事は
「効率的な組織運営で」
とか言ってあまり具体的な事は言いませんでしたが、
配置転換を匂わすような雰囲気でした。

私は営業が嫌で管理部門に転職をしたので、
この発表を聞いたときにセミリタイア願望がますます強まりました。

リストラ対抗策としてのセミリタイア

記事にはこのような文言がありますが、こちらが本命でしょう。

"配置転換後の仕事に合わない従業員には、
転職を支援する制度を提案することもあるという。"

今後このようなタイプのリストラ(割増退職金なし!)
はますます増えるでしょうが、
主とした対抗策は以下の2つかと思います。

① どこでも通用する実力を備える
② セミリタイアできるだけの資金力を備える

①は口で言うほど簡単ではありません。
特に雇用の流動化が進んでいない日本はなおさらです。
50代以上ともなれば、同じ給料で転職できるケースは稀です。

②は生涯現役とかに拘らない限りかなり有効かと思います。
金銭的余裕があるのに生涯現役と言う人は、
「やりがい」的なことを重視するのだと思いますが、
以下の式は成り立たないか考えてみる必要があるかと思います。

やりがいのある仕事 > セミリタイア > イヤな仕事

自分が全くやりたくない仕事でも生涯現役ですか?
自分のやりたい仕事がずっとできる保証はあるのですか?

ここを考える必要があるかと思います。

例えば、私の身の上にも起こっていたかもしれないシナリオはこんな感じ。

”管理部門で20年以上働いてきて一応役職者にもなった。
しかしある日営業職に転属され、一課員からスタート。
慣れない仕事で実績もあげられず、年下の課長から日々怒られ、
同僚の若手からは冷たい視線が日々降り注がれる。
転職しようにも管理部門の転職はそもそも厳しいし、
年齢の壁がある。
70歳定年?あと20年もこんな生活が続くのか。。。"

私は自分がやっていた仕事も嫌だったので
そもそもどうしようもないですが、
今の仕事にそれなりのやりがいを持っている人でも、
上記のようなシナリオを考えた人生設計が必要では?と思います。

同世代のサラリーマンと話しをしていても、
50歳以降の働き方、特に役職定年後にどのような扱いを受けるかについて
ビジョンのない人が多いのが気になります。
結構大きな問題になるんじゃないかな?と思うんですけどね。。。

50歳~70歳の過ごし方で、下っ端サラリーマン生活とセミリタイア生活、
どちらが良いかは明確だと思うのですが。。。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月27日土曜日

セミリタイア失敗談を初めて生で聞く

セミリタイアしたが会社員に復帰したい!

モニター調査の会場でちょっとだけお話をした女性ですが、
話を聞いてみると「セミリタイア失敗」というような話だったので、
非常に興味深く話を聞きました。
話の内容を要約するとこんな感じです。

学校卒業後ずっと同じ会社で正社員だったが
 仕事が忙しすぎるので1年程前に会社を辞めた

・フルタイムの仕事をやめて、週2~3日程度働く生活を目指し、
 実際に半年ほどやってみたが、
 自由時間があり過ぎて暇を持て余している

・OL生活を振り返ってわかったことは、
 週5日働いて、週2日休む、そして時々有給休暇をとるという
 スタイルが自分に向いていることが分かった

・なので、忙しすぎる仕事はイヤだが、
 来年初からフルタイム勤務に復帰する予定

女性の年齢を当てられないことで定評のある私なので、
正確な年齢はわかりませんが、おそらくアラフォー。
経済状況の詳細は不明ですが、とりあえずお金には困ってなさそうでした。

同じような生活で感想は真逆になるのか~

実際に話をした時間は10分程度ですので、
突っ込んだ話は聞けませんでしたが、
やっぱり時間を持て余して困るという人が実際にいるんだな~、
というのが第一の感想です。

もう一つは、
「今はパートですが、ずっと働いていたんですよ!」
というのをやたらと強調していたことです。
別に無職やパートが悪いことは何もないと思いますが。

それよりも驚いたのは、

「会社員はやっぱり恵まれていますよ!」

という発言ですね。

どうも福利厚生的なメリットのことを言いたかったようですが、
そんなメリットはサービス残業や休日出勤で軽くふっとぶわな、
と思ったことは顔に出さずに同意するふりをしていました。

私は時間を持てますことは瞬間的には全くないとは言いませんが、
会社員生活に戻りたいとか、会社員生活が恵まれていたなんて、
全く思いませんからね。

同じようなセミリタイア生活を送っていても、
こうも感想が違うということはやっぱりあるのですね。

そもそもこの方はセミリタイアではなく転職を目指すべきだったのでは?
と思いますが、実際に会社を辞めてみないとわかんないこともあるのでしょう。

ネットなどではしばし耳にする「暇すぎてセミリタイア失敗」ですが、
実際に生で聞くとシンプルに驚きますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月26日金曜日

セミリタイア生活をどれだけ労働に依存するのか?

セミリタイア資金を3つに分ける

「セミリタイア後には1秒たりとも労働したくない!」
と言う人はセミリタイアではなく完全リタイアを目指すべきですが、
セミリタイア後の生活支出をどれだけ労働に頼るか?
ということを考えるのは非常に重要かと思います。

この命題に回答するために、
自分はセミリタイア資金を便宜的に以下のように3種類に分けました。

Tier 1: 衣食住、健康保険料など生きていく上で最低限必要な出費

Tier2: 年に1度の旅行費用、書籍代金などなくても死にはしないが、
   セミリタイア生活には不可欠と思われる出費
   (要するに趣味の為の出費)

Tier3: 贅沢支出 (例: 月に1度の焼肉、豪華旅行)

私が最初に「セミリタイアにはいくら必要か?」を考えた時には、
Tier1 ~ Tier3 までをひっくるめて考えました。
従って、セミリタイアを考え始めた頃は
過大なセミリタイア費用を見積もっていたことになります。

私は可能であれば、Tier1 + Tier2の費用を賄うだけの貯金をすべき、
ただし、仕事がきつすぎるなどの場合は Tier1の費用カバーでOK、
Tier3については考慮の必要はない、
というのが今の時点で自分が考えるベストのシナリオです。
その理由を1年のセミリタイア生活を経た経験も踏まえて述べたいと思います。

① サラリーマンの方が時給が高い

一般的にはサラリーマンの給与はパート、アルバイトより高いです。
従って、Tier1はもちろん、Tier2に属する費用は、
できればサラリーマン時代に稼ぎたいところ。

要するに、セミリタイア後の労働の時給は大幅に下がるのだから、
サラリーマン時代に稼げるだけ稼いでしまえ!ということです。

とは言え、Tier3に属するような支出については不要。
そんな贅沢な生活を送ることを考えるより、
早くサラリーマン生活の地獄から抜け出す方が先決です。

② 毎月収入がなければ生活できないのはキツイ

例えば、「セミリタイア後も週3日働く」というケースを考えます。

Aさんは週3日働かないと、家賃・食費が賄えません。

Bさんは週3日働かなくても生活できないことはありませんが、
気分転換にもなるし、趣味に使えるお金も増えるので働いています。

Bさんは仕事が嫌になったらいつでも辞められますが、
Aさんはそうはいきません。
セミリタイア晩年になって仕事がある保証もありません。

Tier1の費用が賄えない貯金額でセミリタイアして、
結局嫌な仕事しかないというリスクは考慮すべきかな?と思います。

③ 趣味関係の出費は見込まなくても良いかもしれない

サラリーマン時代の私の考えでは、
最低でも年に1度くらい旅行に行かなければセミリタイアの意味はない!
と考えていました。

ところが実際にセミリタイア生活を過ごしてみると、
家で一日中いるのも当初想定より遥かに快適です。
本が読めないのはきついかもしれませんが、
図書館の本なら無料だし、YouTubeも無料でみれます。

要するに楽しむだけならお金はあまり必要ないな、
というのは実感としてはあるわけです。

私のケースはこんな感じなのですが、
セミリタイア生活で趣味のウエイトが高い人はそうもいかないでしょうね。
この辺は人によって相当違うのかな?と思います。

まとめに代えて

私がもし今働ければ生きていけないとしたら、結構精神的にきついです。

ただし、旅行など趣味に費やすお金がなくて困るだけならば、
それはちょっとだけ働けば良いのです。

要するに、「仕事をする苦痛」と「旅行から得られる楽しみ」を天秤にかけて、
「仕事するくらない家でのんびりする」と思えば働かなければ良いし、
「割と楽な仕事がうまいこと見つかったので、
ちょっとの期間働いて我慢して旅行に行こう!」
と思えば働ければよいのだと思います。

自分としての結論をまとめれば、
サラリーマン時代にTier1に属する生活は絶対確保したい、
Tier2の趣味のお金は時給の高いサラリーマン時代にある程度確保したいが、
これはサラリーマンとしての労働環境によって異なる、
仕事が超絶的にきつければとっとと辞める、
ちょっとだけ我慢できるなら我慢する、
Tier3の贅沢支出は必要なし!
セミリタイアすればストレスもなくなくなるので、贅沢欲も減少する!
といったところです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月25日木曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ⑥ 最後は本当に会社を辞める度胸と覚悟があるかでした

貯金が目標金額に達したらすぐ辞めてやる! 
← できませんでした

私がサラリーマン時代に多くのセミリタイアブログを参考にさせて頂きまました。
その中には、

「貯金が目標金額に達成したらすぐ辞める!」

と言っている現役サラリーマンが多くいる一方で、

「会社を辞めると最終的に上司に言うまで時間が掛かりました」

というような既にセミリタイアした人の意見がありました。

私自身もセミリタイア資金にある程度の目途が立ってから、
実際に退職するまでに3年以上の月日が経過しました。

なかなか踏ん切りをつけるというのは難しかったです。

一応言い訳をすれば、セミリタイアを延期したのは、
職場環境が多少好転する兆しが見えたことによります。
仕事がつまらないのは相変わらずでしたが、
実際に仕事量が減ったり、カットされた賞与を戻してもらったりと
良いこともありました。

最終的にセミリタイアに踏み切ったのは、
再び職場環境が悪くなるのが明確になったこと、
更にその先に希望が見える要素が皆無になったことによります。

要するに、最後の一押しをしてくれたのは皮肉にも会社なのですね。

あのままずるずる行っていたら。。。

私はある意味運が良く「目先の職場環境の悪化」に加え、
「将来的なキャリアパスが絶たれる」という事象が起こったので、
いよいよ辞める時が来たな!という感じでした。

なので、あのままずるずる行っていたら、
会社を辞める踏ん切りがつかなかったかもしれないと思います。

セミリタイアブログなどでも、

「割増退職金が貰えるタイミングで辞めた」
「早期退職に応募して辞めた」

というイベントを区切りとするケースが多いですからね。

ただ、転職がない職場等のあまり動きがない会社では、
なかなか辞めるという決断を下すタイミングが難しいのかな?と思います。
自分も何でもないタイミングでは退職を言い出せませんでしたしね。

なのでこれは単純に反省になるのですが、
「やはり資金の目途がついた時点で絶対に辞める!」
という明確な意志を持つべきだったと思います。

そうすれば資金的には今より多少厳しくても、
もう少し楽しい人生が過ごせていたことを今では確信しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月24日水曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ⑤ セミリタイア生活に飽きる?

セミリタイア生活に飽きる?

当ブログでは
「セミリタイアしてやることがない!なんてことはない!」
という事を何度か書いてきました。

一方、サラリーマン時代に読んだ先輩セミリタイアブロガーの中には、
「セミリタイア生活に飽きた」
「やることがない、セミリタイア生活は失敗だ!」
なんていうことを書く人も散見されます。

サラリーマン時代の私にはそれなりのビジョンがありましたが、
セミリタイア生活に飽きた人にもそれなりのビジョンはあったはず。
そう考えると、このリスクについても考える必要はあるかと思いました。

そこで私は足元の仕事の事から考えることに致しました。

私は完全に仕事に飽きていました

私はかなり長い間同じ仕事についていましたので、
サラリーマン時代の晩年は特に新しい事を吸収する機会のないまま
時が過ぎたという感じです。

はっきり言えば仕事には完全に飽き飽きしていました。
これから10年以上も同じことを続けなければいけない、
ちょっと考えられない選択でした。

そこを出発点に考えますと、何をしても良い自由時間がたっぷりある
セミリタイア生活に飽きるなんてことがあるのだろうか?
というのが自分の立てた疑問点であります。

実際のセミリタイア生活

実際にセミリタイア生活を過ごして1年が経過しての
「答え合わせ」は以下の通りとなります。

① セミリタイア生活に飽きることはない
② サラリーマン生活に戻りたいとは思わない

①についていえば、セミリタイア生活は今のところ飽きることなく続いております。
サラリーマン当初の興味対象と微妙に変化はしていますが
(例えば、読書の対象が想定と変わった、具体的には政治経済の比率が減少、
 歴史関係が増加等々)、基本線は想定と大きくずれていません。

②は仮にセミリタイア生活に飽きたとしても、
それじゃ、サラリーマン生活に戻るか?
と言われれば、
「冗談じゃない!」
という気持ちはサラリーマン時代より強くなりましたね。

これは一つの仮説ではありますが、

セミリタイア失敗 → 再びサラリーマン

と言う経路を、経済的な理由以外で行う人は、
サラリーマン生活がそれほど嫌ではなかったのだろうと思います。

私のケースはこれには当てはまりませんね。
要はサラリーマンを辞めたいという気持ちが強ければ強いほど、
セミリタイア生活がつまらないなんてことは考えないのでは?
と思います。

私は幸いなことにやることがある状況ではありますが、
毎日公園でぼーっとしていていたとしても、
サラリーマン時代よりは幸せな生活なんだろうな、
なんてことを今の私は感じております。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月23日火曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ④ 一人はツライ?

セミリタイア生活は孤独との闘い?

サラリーマン時代は嫌でも同僚・上司と顔を会わせる生活。
一方、セミリタイア生活ともなると一人の時間が圧倒的に増えます。

「セミリタイア失敗」と言うケースをネットで調べると、
資金の枯渇に加えて、「孤独に耐えられなかった」的な話が散見されます。

私はサラリーマン時代にセミリタイア生活を思い描いた時に、
この要素は自分にとってはあまり考慮する必要はないと考えていました。

何故ならば、サラリーマン時代で会社の同僚と会うと言っても、
彼らが愉快な仲間たちで毎日会うのがとても楽しい!
なんて状況とは程遠かったし、
むしろ絶対に会いたくもない人がいたからです。
加えて、プライベートの交友関係は会社とは全く関係なく、
この辺は会社を辞めても変わらないだろうと思いました。

とは言え、どこの団体にも所属しない生活というのは初めてだし、
誰とも話さない生活がずっと続くということに一抹の不安はありました。

とりあえずは問題ない

セミリタイア生活も1年以上が経過しましたが、
とりあえずは孤独に苛まれるいう瞬間とか、
誰でもいいから会って話がしたい!とかはありませんね。
日々、淡々と過ごしているという感じです。

もしかしたら会社の同僚と話すというのにも
プラスファクターはあったかもしれませんが、
それ以上に仕事のプレッシャーや上司からの叱責から解放された意味は大きいです。

また、月1回程度でも友人達と会う機会があるのが大きいかもしれません。
そうだとすると、「海外移住」「地方移住」というオプションは
自分には向かないのかな~なんてことは考えていますが。

結論から言うと、自分の場合は一人の時間が長いのは苦痛にはなっていません。
サラリーマン時代に想像していた感覚とギャップはないです。

この辺は一般論として語るのは難しいかと思いますが、
あえて私見を言わせて頂けば、
会社ですぐ飲み行きたがるようなタイプの人でなけば、
セミリタイアでの一人生活は何の問題もないのかな?と思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月22日月曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ③ セミリタイア資金が枯渇する?

セミリタイア後も生活費は変わらない

サラリーマン時代に漠然と感じた不安で大きかったのは

「本当にセミリタイア資金が足りるか?」
「セミリタイア資金計画に何か穴があるんじゃないか?」

というものでした。

結論から言うと、セミリタイア生活の支出は
サラリーマン時代に計算した計画に比べて下回っています。
理由を考えると以下のポイントがあります。

① セミリタイアしても生活費はそれほど変わらない

サラリーマン生活の晩年は既に節約モードに入っていたので、
セミリタイアしたからと言って、
生活水準を上げるとか落とすことはなかったです。

もちろんサラリーマン特有の費用、スーツ代、クリーニング代、
昼食代、強制的な飲み会代などがなくなる分出費は減りますが、
それ以外は大きな変化はありません。

② ストレス解消費用が激減

これは当ブログでも何度か述べてきたことですが、
ストレス解消で飲み行くとかいうことが皆無になりました。
今では一人で夜飲みにいくなんて面倒くさくてしたくないですね。

付け加えると物欲が大幅に減少しました。
物欲はストレスと結びついていたのかな?
と思います。

③ 旅行費用は計画比大幅減少

私の趣味は旅行で、7月には1か月程旅行に行きましたし、
また来夏にはそれなりの期間の旅行に行こうと思っています。

サラリーマン時代にはもっと頻繁に旅行に行こう、
というより、旅行に行きたくなるだろう、
なんてことを思っていたのですが、
そんなことはありませんでした。

この理由は明確で、この怠惰なセミリタイア生活が思ったより心地よいので、
特別、旅行に行きたいという願望は湧いてこないです。
この辺は、②のストレス解消の必要がなくなったことにも関連しています。
ストレス解消・現実逃避的な旅行というニーズがなくなったわけです。

何となく浪費するリスクは極めて低い

10年以上セミリタイアに向けて緊縮生活をしてきたわけで、
それが会社を辞めたからと言って急に浪費する!
よく考えればそんなことはありません。

セミリタイア資金を貯められるだけの緊縮生活をしてきたのだから、
その後はうまく支出コントロールはできるのだ!
という自信を持っても良かったのかな?と思います。

自分の経験上、セミリタイア後の出費で気を付ける必要があるのは、
退職後にかかる税金・国民健康保険といった公的な支出ですね。
これは想像をはるかに上回る金額でしたが、
もちろん事前に計算はできますので対策は可能です。

なので、必要以上にセミリタイア資金を貯めて、
その分セミリタイア生活に入るのが遅れるのはもったいないですね。
自分ももう少し早く会社を辞めれば良かったなんて思っています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月21日日曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ② 世間体

セミリタイア後の生活 - 世間体とは無縁

世間体について論じる前に、今の自分のライフスタイルについて少し。
通常出かける先というのは、スポーツクラブ、図書館、スーパー程度。
こういった場所には親しく話をする友人・知人はいません。
ちなみに近所付き合いもありません。

飲み会や会合で友人・知人と会う機会は月に1回程度でしょうか?
セミリタイア後は嫌な会合には行かないことにしているので
(そもそも嫌だと思う会合に誘われること自体滅多にありませんが)、
出席する飲み会・会合は気の合う仲間のみです。

私が何が言いたいかと言いますと、
セミリタイア後の私は、
世間体を気にしなければいけない環境には全くないということです。

「無職」に対して漠然とした不安

サラリーマン時代には「無職」に対する漠然とした不安はありました。
要するに、皆が働いている年齢で仕事をしないことに対するバツの悪さ、
後ろ指を指されるんじゃないか?みたいな感覚です。

しかし冷静に考えれば、独身男性がセミリタイアするケースでは、
一般的な世間との距離は非常に遠くなるので、
一般的な意味での世間体などそもそも気にならなくなります。

また、友人関係で無職になることをあからさまに批判する人もいないでしょう。
(半分呆れるような反応の人はいましたが。。。)

なので、世間体を気にしていた自分というのは、
自意識過剰だったのかもしれません。
世の中の人はそもそも私になんかに注目していませんからね。

ちょっとだけ面倒なのは、初対面の人に仕事について聞かれること。
「無職です」とか
「セミリタイア中です」
なんて話すと先方のリアクションが面倒そうです。

そんな場合は、
「IT関係(ブログ書いているだけだけど)」とか
「リサーチ業務(アンケートにこたえているだけだけど)」を少々、
なんて適当に答えればいいのかな?と思います。

ただし実際は、セミリタイア後に職業を聞かれたことなど一度もないです。
この辺の心配も全くの杞憂に終わっているのが現状です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月20日土曜日

セミリタイア準備期間に感じた懸念事項 ① 辞める会社との関係

辞める会社との関係性は?

昨日の "辞めた会社とはナチュラルに縁が切れていくもの" では、
自分がうまく会社との関係を整理しているような内容になってしまいましたが、
実際に自分がサラリーマン時代には、
辞めた会社との関係というのは非常に面倒くさいと思っていました。
と言うのも、以下のような懸念事項を考えていたからです。

① 仕事関係の件で色々と電話がある
② 仕事上の自分のミスが発覚し呼び出される
③ 飲み会に誘われる

①について言えば、確かにありました。
しかしそれは、同僚からのものがほとんどで、
特に不快なことはありませんでした。
そして最後の電話は辞めてから4か月後。
これから電話があることはないでしょう。

②は全くありませんでした。
現役時代は土日でもツマラナイ要件で電話が多々あったトラウマがあり、
何かあったら嫌だなという不安はありました。
ただ冷静に考えれば、会社の金にでも手を付けない限りは、
いちいち辞めた人間を呼び出すなんてことはないでしょうね。

③は全くの杞憂でしたね。
これに伏線があって、私の勤めていた会社は「OB会」的な会合があり、
会社を辞めた人と現役社員が集う会を不定期にやっていたのです。
ただこれも、OBが開け開けと騒ぐからあるもので、
現役社員から自発的に開催することはありませんでした。
そりゃそうです。
忙しいサラリーマンが辞めた暇なおじさんと飲みたいなんて思いません。
なのでこれも自分から言いださない限り問題ありません。

会社とうまく縁を切るのに対策は必要?

そんなわけでサラリーマン時代に考えていた
心配事のほとんどはクリアして今に至ります。

自分は上記のように色々な心配事を抱えてセミリタイア生活に入りましたが、
ほとんどは無用な心配に終わりました。

しかしながら、「引継ぎをきちんとする」というのは重要ですね。
私は引継マニュアルはかなり気合を入れて作りました。
そうすれば、電話が掛かってくるリスクは軽減されますしね。
それ以外の対策は特に不要かな?と思います。

上記以外にもサラリーマン時代にセミリタイア生活を思い描いていた時に、
色々と不安に思っていたことが多くありましたが、
そのほとんどが「取り越し苦労」と言うべきものです。

その辺について次回から述べてみたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月19日金曜日

辞めた会社とはナチュラルに縁が切れていくもの

かつての嫌いな上司へセールス?

A課長はパワハラ系上司、そんなA課長が嫌で転職したC君がいます。
C君は某提案系生命保険会社へ転職します。

そんなC君ですが、何とA課長に生命保険のセールスに行き、
A課長もC君への餞代わりかどうか知りませんが、
生命保険を契約することになります。

A課長はパワハラ系にありがちな親分肌的なところもあり、
また、C君が辞めたのは自分のせいだと全く思っていない、
これまたパワハラ系にありがちなところもあるので、
保険契約に応じるというのはわからなくもありません。

問題はC君。
本当にA課長のパワハラだけが辞めた原因ではないでしょうが、
少なくとも折り合いが悪かったのは事実。
そんな人にまでセールスに行くってのは自分にはできないと思いましたね。

結局、C君はA課長はもちろん、
昔の会社の人達に義理を持ち続ける人生をこれから歩むんでしょうね。

会社とはナチュラルに縁がきれていく

私は新卒で入社した会社の同期や年齢の近い一部の後輩とは今でも交流がありますが、
かつての上司とかとは全くご縁がなくなりましたね。
特に会社を辞めるきっかけとなったような方々は消息すら不明です。

私はセミリタイア後はサラリーマン時代の事などすっかり忘れて、
日々穏やかに過ごしたいと思っていますし、
サラリーマン時代に転職した時も、
前の会社のことなど忘れて心機一転という感じでした。

今後も自分から連絡を取るような人は極めて限られるので、
会社とはナチュラルに縁が切れていくのだと思います。

実際に会社を辞めた時に、
「今度飲みに行きましょう!」
と言われた人達の誰からも連絡がないですからね。
まあ、これは単に私の人望がないからだけかもしれませんが。。。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月18日木曜日

「スマホタップで稼げる」 ← そんなわけないだろ!

「スマホタップで稼げる」

ポイントサイトなどにアクセスすると盛んに表示される広告
「スマホタップで稼げる」
に対して、消費者庁が注意喚起したとのことです。

「スマホタップで稼げる」=6億円集金か、業者名公表-消費者庁

スマートフォンをタップするだけでお金が稼げるとうたい、
商品の価格検索システムを提供した上で高額なコース料を集めていたとして、
消費者庁は17日、消費者安全法に基づき、
「Quest」(東京都新宿区)の業者名を公表し、注意喚起した。
同社が4月から9月末の間、約6000人から約6億4000万円を集めたとみている。
(出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000089-jij-soci )


記事によると「初期費用は18,000円」とのこと。
更に電話サポート有りの有料コース(7万~120万円らしい)もあるらしいですね。
6,000人から640百万円ですから、一人当たり10万円強!
私は該当広告をクリックしたことがないですが、
6000人もの人が入会するわけですから
それなりにうまくできた仕組みなんでしょうね。

と思ったので、消費者庁のホームぺージに行ってみました。
どうやら「せどりで稼ぐノウハウ等」の情報商材を販売していたとのこと。
怪しさ満点の内容ですね。

消費者庁のページ↓
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/pdf/consumer_policy_caution_181017_0001.pdf

この手の話はなくならない

こういう話に釣られる人が多いのには驚きですが、
一応コメントしておきます。

・初期費用が必要と言われた時点でアウト!

・情報商材や電話サポートが必要な時点で、
 簡単に稼げるものではないことがわかるはず。

電話予約とかすると業者から
「遠隔サポート付き80万円コース」
を勧められるとのこと。

正直7万円でも絶対に払いませんが、桁が違います。

消費者庁には類似案件も多く掲載されていますが、
こういった問題はもっとマスコミやニュースで取り上げるべきかと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月17日水曜日

「パワハラ告発時代」に未だに口汚く罵る大人達

少年野球を見て思ったこと

私の住む家の近くにはちょっと広めのグランドがあり、
休日ともなると少年野球の練習をする子供たちの姿を見ます。

私はこういった少年野球を見ることは嫌いではないのですが、
見ていてちょっと懸念に思ったことがあります。

大声を出せ!と叱責するコーチ

野球のグランドとして使用される敷地は集合住宅が保有するもの。
従って、すぐ脇には多くの人が住む住宅があります。

グランドでランニングなどするときに、
少年たちは「1, 2, 3, 4」と声を出しながら走るわけですが、
コーチが「声が小さい!」と大声で怒鳴ることが多々あります。
すると少年たちは、MAXの声量で叫びながら走ることになります。

私は住宅地で野球をするときには静かにやれなどというつもりはありません。
コーチの指示や連携の確認でそれなりの声を出すのは当然と思います。

しかしながら、コーチが少年に叫ぶような大声を出させるというのは
ちょっと違うのではないか?と思います。
特に、土曜日の午前中など普通のサラリーマンは
寝てても不思議はない時間ですからね。

この辺は多少配慮しても良いのではないか?と思います。

② 熱血指導 or パワハラ ?

一部のコーチではありますが、熱血指導が行き過ぎてなのかどうか知りませんが、
結構口汚い言葉で少年を叱るシーンが多く見られます。

あれだと子供が委縮して逆効果だと思いますが、
いかがなものでしょうか?

リスクヘッジという思考法がないのが気になる

①も②もニュースを賑わすトピックスから学ぶべきことはあります。

①は騒音問題。
騒音に起因する近隣トラブルは多々報告されるわけですから、
このことを頭に入れているならば、
むしろ少年が無意味に大声を出していたりしたら、
叱るくらいで良いのではないか?と思います。

②は言うまでもなくパワハラ問題。
このチームは流石に体罰まではいっていないようですが、
60歳近いおっさんが10歳くらいの子供を大声で怒鳴るのはいかがなものか?
見ていて見苦しいし、叱る内容も大抵は「気合が入ってない!」
とかいうアドバイスにすらなっていないものばかり。
子供に野球を教える前に、自分がコーチング理論を学ぶべきでは?
なんてことを思ってしまいます。

いずれのケースでもトラブルになりそうなことはやらない!
というリスクヘッジが全くできていないような気がしますね。
だからこれだけ日々パワハラ問題が報道されていても、
全くなくなる気配がないんでしょうね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月16日火曜日

「劣化したオッサン」になりたくないのでセミリタイア

「劣化したオッサン」を生み出す日本の会社?

タイトルに釣られてつい読んでしまった記事がこちらです↓。

"劣化したオッサン"生み出す日本企業の罪
(出典: https://president.jp/articles/-/26369 )

本記事で述べられている下記のポイントは、
正に私が会社を辞めてセミリタイアした理由の一つです。

" 日本の大企業の場合、「あなたはここまで」と言われる年齢が40代以降なので、
その時点で取れるキャリアオプションはほとんど残っていません。

結局は「辞めるよりも、今の場所でソコソコにやっていくしかない」
ということになり、その場所から、華々しく活躍してどんどん
昇進していく人たちを眺め続けなければならない。
つまり「自分を拒否する組織に残り、拒否されない人の活躍を見続ける」
ことになるわけです。" (引用同上)

上記文章については概ね同意致しますが、
ここに「セミリタイア」というオプションをかまし、
自分がとった作戦は以下の通りとなります。

① 本項では「あなたはここまで」と言われるのが40代以降とあるが、
 40代になるまでに取れるオプションはいくつかある。
 セミリタイアに向けて、セミリタイア資金を貯めるのもオプションの一つ。

② 40代になり、勝ち組に運よく残れればサラリーマン生活継続も視野に入れる、
 しかし、負け組確定ならば、サラリーマンなんかやってられるか!
 とセミリタイアをする。
 → 負け組だったので躊躇なくセミリタイアへ!

私がこの記事に「?マーク」をつけるとすれば、
40代になって初めて自分のキャリア到達点がわかるかのように書いてあること。
創業者の息子でもない限りは、冷や飯を食わされる可能性があるのがサラリーマン。
左遷リスクは常に考えておくべきだと思います。

要するに、会社を勝手に信じてそれなりに偉くなれると思っていたら、
40代でやっぱり全然だめだった、じゃあ転職だと言っても、
今の会社より条件が良い会社なんてないよね!
というのが本項の趣旨ではないかと思います。

多くのケースでは、自分のキャリアの着地点なんて
もっと早く予想できるのでは?と思います。

60歳で中堅は勘弁してほしい

また、本項では人生100年時代を見据えて、
40代の後半でゲームの決着がついてしまうのは問題だ!
と警鐘を鳴らしています。
確かに、本項で言うように80歳まで働くとしたらその通りです。

ただし、今の出世競争的なものが60歳まで続くのも考え物です。
60歳で中堅社員です、ここから頑張れば役員になれるかもしれません!
なんていう生き方が本当に良いかは考える必要があるでしょう。

今のような会社のシステムであれば、
「40代でサラリーマン生活に見切りをつけられる」
という考え方もできるわけです。

私はたまたまセミリタイアという道を歩みましたが、
フリーランスや起業というオプションもあり得るでしょう。

正直言って、私は労働期間30年弱で力尽きました。
これ以上は勘弁して下さい、というのが本音ですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月15日月曜日

レジ袋有料化によるセミリタイア家計へのダメージ

レジ袋有料化

レジ袋有料化が議論されています。

国はこれまで、レジ袋について有料化を促進・推奨していたが、
法的に義務づけられると、例外なく国内のレジ袋は有料化されることになる。
レジ袋の有料化は既に大手スーパーなどでは行われているが、
コンビニ業界や小型の小売店では、
レジ業務の煩雑化への懸念などから導入が遅れていた。
(出典: https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181012-00000029-nnn-soci )

この辺はセミリタイア生活への影響も出てくるかと思いますので、
実際に影響を計算してみようかと思います。

現状でもレジ袋有料の先は多い

私の生活圏内でのレジ袋の対応は概ね以下の通りです。

イオン:レジ袋優良化導入 (L 3円, LL 5円)
イトーヨーカドー:レジ袋有料化導入 (1枚 2円)
ダイエー:レジ袋無料、辞退すれば2円分のポイント
ピーコック:レジ袋無料、辞退すれば2円引
地元スーパー:レジ袋無料

当然ですが、イオン・イトーヨーカドーで買物する時はエコバッグ持参、
ダイエー、ピーコックでもポイント還元、値引があるのでエコバッグ持参、
地元スーパーで購入する時のみレジ袋を貰います。

実際にエコポイント目当てでイトーヨーカドーではなく、
ダイエーで買物するという層もいるでしょう。
私もその一人。

仮にダイエーのレジ袋が有料化された場合、
失うポイントの総数はざっくり計算すると

2円 × 4回/週 × 52週/年 = 416円

とそれなりに大きいダメージですね。

後は、ごみ袋用のレジ袋が地元スーパーで貰えなくなると、
どこかしらで、レジ袋を「あえて購入する」という選択肢もでてくる。
これが週に2回と仮定すると、上記の半分 208円の出費となりますね。

そうなるとざっくりと年間 624円 程度の損害が発生するかと思います。

2円程度は気にしない人々が多いのでは?

実際問題として、レジ袋を有料化したところで、
2~5円程度の出費は気にしない人たちが多いでしょう。
なので、実際に環境問題にどれだけ寄与するか不明です。

実際に法案が審議される段になれば、個人商店はどうするとか、
弁当の袋は除外するとか国民の税金を使って不毛な議論が延々に続きますね。
本当に止めてほしいです。

それよりも、議員定数削減、外国人による国民健康保険(国保)の不正利用、
少子高齢化対策など本当にやらなければいけないことはてんこ盛りのはず。
政府が民間企業のこんな活動にまで口を出すのはいかがなものかと思いますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2018年10月14日日曜日

日本在住の中国人によると「日本は非常にまずい状況」らしい

日本は非常にまずい状況?

日本在住の中国人も私と同じ感想なんだな~、
と思ったのが以下の記事です。

日本在住の中国人が「日本は非常にまずい状況」と口を揃える理由=中国メディア

まず記事は、在日中国人が口を揃えて
「日本は非常にまずい状況」だと語るのには、理由があると伝え、
たとえば「日本人は人生を楽しんでいないように見えること」や、
日本人に「活力」が感じられないことが理由だと主張。
日本人の若者は欲を失い、ビジネスマンは誰もが同じスーツ姿で出勤し、
同じような家庭を持ち、収入もほぼ同じでありながら、
こうした境遇を変えようと思っていない人が多いと紹介し、
日本人からは「活力」や「エネルギー」が感じられないと主張した。
(出典: https://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1669089/ )

日本も結構な格差社会に突入しているので、
同じようなスーツ姿で通勤しているサラリーマンの間では、
収入がほぼ同じということはないかと思いますが、
「日本人は人生を楽しんでいないように見えること」
については同意致します。

サラリーマンである限りは人生を楽しめないと思った

日本人が人生を楽しめない理由は色々あると思いますが、
自分はサラリーマン生活を続けている限りは
人生を楽しむことは不可能だと考えたのでセミリタイアしました。

サラリーマン生活がしんどいのは、
異常なまでに厳しい上下関係、平日・休日の境界がないなど、
理由を挙げればきりがないわけですが、
これは個人の努力で何とか克服できるレベルではない!
というのが私の結論です。

日本は長引いた不況の影響かどうかはわかりませんが、
このサラリーマン(= 正社員)になるのが夢などという人の多い、
よく考えるとなんだかな~という世界になってしまいました。

この辺はもう一度考え直した方が良いのかな?と思います。
一生サラリーマン以外の人生も結構あるとおもいますけどね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村