「劣化したオッサン」を生み出す日本の会社?
タイトルに釣られてつい読んでしまった記事がこちらです↓。
"劣化したオッサン"生み出す日本企業の罪
(出典: https://president.jp/articles/-/26369 )
本記事で述べられている下記のポイントは、
正に私が会社を辞めてセミリタイアした理由の一つです。
" 日本の大企業の場合、「あなたはここまで」と言われる年齢が40代以降なので、
その時点で取れるキャリアオプションはほとんど残っていません。
結局は「辞めるよりも、今の場所でソコソコにやっていくしかない」
ということになり、その場所から、華々しく活躍してどんどん
昇進していく人たちを眺め続けなければならない。
つまり「自分を拒否する組織に残り、拒否されない人の活躍を見続ける」
ことになるわけです。" (引用同上)
上記文章については概ね同意致しますが、
ここに「セミリタイア」というオプションをかまし、
自分がとった作戦は以下の通りとなります。
① 本項では「あなたはここまで」と言われるのが40代以降とあるが、
40代になるまでに取れるオプションはいくつかある。
セミリタイアに向けて、セミリタイア資金を貯めるのもオプションの一つ。
② 40代になり、勝ち組に運よく残れればサラリーマン生活継続も視野に入れる、
しかし、負け組確定ならば、サラリーマンなんかやってられるか!
とセミリタイアをする。
→ 負け組だったので躊躇なくセミリタイアへ!
私がこの記事に「?マーク」をつけるとすれば、
40代になって初めて自分のキャリア到達点がわかるかのように書いてあること。
創業者の息子でもない限りは、冷や飯を食わされる可能性があるのがサラリーマン。
左遷リスクは常に考えておくべきだと思います。
要するに、会社を勝手に信じてそれなりに偉くなれると思っていたら、
40代でやっぱり全然だめだった、じゃあ転職だと言っても、
今の会社より条件が良い会社なんてないよね!
というのが本項の趣旨ではないかと思います。
多くのケースでは、自分のキャリアの着地点なんて
もっと早く予想できるのでは?と思います。
60歳で中堅は勘弁してほしい
また、本項では人生100年時代を見据えて、
40代の後半でゲームの決着がついてしまうのは問題だ!
と警鐘を鳴らしています。
確かに、本項で言うように80歳まで働くとしたらその通りです。
ただし、今の出世競争的なものが60歳まで続くのも考え物です。
60歳で中堅社員です、ここから頑張れば役員になれるかもしれません!
なんていう生き方が本当に良いかは考える必要があるでしょう。
今のような会社のシステムであれば、
「40代でサラリーマン生活に見切りをつけられる」
という考え方もできるわけです。
私はたまたまセミリタイアという道を歩みましたが、
フリーランスや起業というオプションもあり得るでしょう。
正直言って、私は労働期間30年弱で力尽きました。
これ以上は勘弁して下さい、というのが本音ですね。
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40歳過ぎたくらいから皆軒並み死んだような感じになるような気がする。
返信削除たまに後輩が会社の様子をLINEで送ってくるが皆死んだような感じでぎょっとする。
会社に居た時は自分も同じなので気づかなかったのかもしれない。
私も会社にいた時は同じ印象を受けました。
返信削除あとはやたら不機嫌な人が増えるのにうんざりといったところです。