2018年10月17日水曜日

「パワハラ告発時代」に未だに口汚く罵る大人達

少年野球を見て思ったこと

私の住む家の近くにはちょっと広めのグランドがあり、
休日ともなると少年野球の練習をする子供たちの姿を見ます。

私はこういった少年野球を見ることは嫌いではないのですが、
見ていてちょっと懸念に思ったことがあります。

大声を出せ!と叱責するコーチ

野球のグランドとして使用される敷地は集合住宅が保有するもの。
従って、すぐ脇には多くの人が住む住宅があります。

グランドでランニングなどするときに、
少年たちは「1, 2, 3, 4」と声を出しながら走るわけですが、
コーチが「声が小さい!」と大声で怒鳴ることが多々あります。
すると少年たちは、MAXの声量で叫びながら走ることになります。

私は住宅地で野球をするときには静かにやれなどというつもりはありません。
コーチの指示や連携の確認でそれなりの声を出すのは当然と思います。

しかしながら、コーチが少年に叫ぶような大声を出させるというのは
ちょっと違うのではないか?と思います。
特に、土曜日の午前中など普通のサラリーマンは
寝てても不思議はない時間ですからね。

この辺は多少配慮しても良いのではないか?と思います。

② 熱血指導 or パワハラ ?

一部のコーチではありますが、熱血指導が行き過ぎてなのかどうか知りませんが、
結構口汚い言葉で少年を叱るシーンが多く見られます。

あれだと子供が委縮して逆効果だと思いますが、
いかがなものでしょうか?

リスクヘッジという思考法がないのが気になる

①も②もニュースを賑わすトピックスから学ぶべきことはあります。

①は騒音問題。
騒音に起因する近隣トラブルは多々報告されるわけですから、
このことを頭に入れているならば、
むしろ少年が無意味に大声を出していたりしたら、
叱るくらいで良いのではないか?と思います。

②は言うまでもなくパワハラ問題。
このチームは流石に体罰まではいっていないようですが、
60歳近いおっさんが10歳くらいの子供を大声で怒鳴るのはいかがなものか?
見ていて見苦しいし、叱る内容も大抵は「気合が入ってない!」
とかいうアドバイスにすらなっていないものばかり。
子供に野球を教える前に、自分がコーチング理論を学ぶべきでは?
なんてことを思ってしまいます。

いずれのケースでもトラブルになりそうなことはやらない!
というリスクヘッジが全くできていないような気がしますね。
だからこれだけ日々パワハラ問題が報道されていても、
全くなくなる気配がないんでしょうね。

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2 件のコメント:

  1. 昔から厳しい指導に対する信仰みたいなものがやはりあって、親もそれを望んだりする。体罰や特定個人へのイジメ、指導能力の不足を厳しい言葉でごまかすなどはまずいが公平に厳しいような場合は結構好意的にみられる場合も多い。
    そこをどう考えるかだと思う。

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    1. 体罰は論外ですが、厳しい指導者を望む親子もいるのも事実ですね。
      実際に結果をだしていたりすると批判もできなかったりとか。
      ある程度納得のできるガイドライン的なものは必要なのかな?と思います。

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