セミリタイア後も生活費は変わらない
サラリーマン時代に漠然と感じた不安で大きかったのは
「本当にセミリタイア資金が足りるか?」
「セミリタイア資金計画に何か穴があるんじゃないか?」
というものでした。
結論から言うと、セミリタイア生活の支出は
サラリーマン時代に計算した計画に比べて下回っています。
理由を考えると以下のポイントがあります。
① セミリタイアしても生活費はそれほど変わらない
サラリーマン生活の晩年は既に節約モードに入っていたので、
セミリタイアしたからと言って、
生活水準を上げるとか落とすことはなかったです。
もちろんサラリーマン特有の費用、スーツ代、クリーニング代、
昼食代、強制的な飲み会代などがなくなる分出費は減りますが、
それ以外は大きな変化はありません。
② ストレス解消費用が激減
これは当ブログでも何度か述べてきたことですが、
ストレス解消で飲み行くとかいうことが皆無になりました。
今では一人で夜飲みにいくなんて面倒くさくてしたくないですね。
付け加えると物欲が大幅に減少しました。
物欲はストレスと結びついていたのかな?
と思います。
③ 旅行費用は計画比大幅減少
私の趣味は旅行で、7月には1か月程旅行に行きましたし、
また来夏にはそれなりの期間の旅行に行こうと思っています。
サラリーマン時代にはもっと頻繁に旅行に行こう、
というより、旅行に行きたくなるだろう、
なんてことを思っていたのですが、
そんなことはありませんでした。
この理由は明確で、この怠惰なセミリタイア生活が思ったより心地よいので、
特別、旅行に行きたいという願望は湧いてこないです。
この辺は、②のストレス解消の必要がなくなったことにも関連しています。
ストレス解消・現実逃避的な旅行というニーズがなくなったわけです。
何となく浪費するリスクは極めて低い
10年以上セミリタイアに向けて緊縮生活をしてきたわけで、
それが会社を辞めたからと言って急に浪費する!
よく考えればそんなことはありません。
セミリタイア資金を貯められるだけの緊縮生活をしてきたのだから、
その後はうまく支出コントロールはできるのだ!
という自信を持っても良かったのかな?と思います。
自分の経験上、セミリタイア後の出費で気を付ける必要があるのは、
退職後にかかる税金・国民健康保険といった公的な支出ですね。
これは想像をはるかに上回る金額でしたが、
もちろん事前に計算はできますので対策は可能です。
なので、必要以上にセミリタイア資金を貯めて、
その分セミリタイア生活に入るのが遅れるのはもったいないですね。
自分ももう少し早く会社を辞めれば良かったなんて思っています。
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