2019年2月28日木曜日

セミリタイアして後悔するリスクは極めて低い

セミリタイアして後悔するリスクとは?



















私がセミリタイアした理由の一つに

「人生でこれ以上後悔したくない!」

というのがあります。

サラリーマン生活を続けていれば老後に後悔することは確実!
なのでセミリタイアという選択は当然と言えば当然の事です。
しかしながら、セミリタイアをしたという選択を後悔することはあるのでしょうか?
この点についてもサラリーマン時代に結構考えました。

セミリタイアして後悔すること...
私がどんなに考えても2つ程しか思いつきません。
その2つについて、個人的に考える発生確率とともに見ていきたいと思います。

① セミリタイア資金の枯渇 (発生確率 20%)

一番怖いのはセミリタイア資金の枯渇リスクです。
インフレや資産課税の強化がリスクの最右翼かと思います。

支出のコントロールにはそれなりの自信はありますが、
想定外の物価上昇など生じればセミリタイア資金が大幅に毀損していきます。

資産課税については、貯蓄税などという物騒なものが導入されれば
マイナス金利以上のインパクトが発生して、
セミリタイア資金が毀損するリスクがないとは言えません。

また、私はそれなりに年金を当てにしています。
なので、財政破綻論者や日本オワタ論者の一部の方が主張するように、
「年金が全くもらえない」ような事態になったら老後生活は完全に破綻です。

上記をまとめると、セミリタイア資金が枯渇する確率は20%程度はあると思い、
ある程度気持ちを引き締めての支出管理は重要かと思います。

特に年金受給年齢の繰り下げや減額はないと考える方が不自然なので、
この辺の状況ウォッチは必須です。

② 退屈 (発生確率 0.01%)

セミリタイアして暇すぎて後悔している!みたいなブログを時々見ます。
しかし、自分は本とネット環境さえあれば退屈はありえないな~というのが実感です。

サラリーマンを継続するリスクについては別項で述べたいと思いますが、
サラリーマン時代の仕事の苦痛・退屈等々考えれば、
退屈すぎて後悔なんて贅沢すぎる悩みです。

例えば、私は朝から晩までTVを見ている生活は
時間の無駄使いで退屈な生活だとは思いますが、
それでもサラリーマン時代の仕事よりは良いのでは?と思います。

なので、セミリタイア生活を退屈と思う瞬間はあるにせよ、
退屈ゆえに会社を辞めなかきゃ良かった!なんて思う確率はほぼないと思いますよ。

それなりの資金の目途がつけばセミリタイア

上記でセミリタイア資金の枯渇リスクを20%と見ましたが、
これはパートタイムで働くなどの対策を取らなかった場合です。
何となく資産的にやばそうになったら収入面での対策もとるでしょうから、
リアルにセミリタイア資金が枯渇するリスクは相当低いかと思います。

それでセミリタイア生活で手にした自由時間というのは極めて大きいですからね。
やはり、それなりの資金の目途さえつけばセミリタイアはお勧めの選択肢ですね。

あと私は上記で、

「サラリーマン生活を続けていれば老後に後悔することは確実!」

とさらっと書きましたが、この点も次項で述べたいと思います。

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2019年2月27日水曜日

セミリタイア後に短期間でも勤めに出たくない理由 ~ 男性派遣社員へのひどい扱いの思い出 ~

女性派遣社員へはそれなりの扱いですが...


















私のサラリーマン時代の職場は普通の事務所だったので、
派遣社員と言えば全員女性でした。
しかし短期間ではありますが、男性派遣社員が来たことがあります。

当時の上長はパワハラ系上司だったので、
当然のごとく我々正社員に対しては怒声が飛ぶわけですが、
流石に女性派遣社員に対してはそのようなことはありませんでした。

しかし、この男性派遣社員に対しては別です。
我々正社員以上の怒声が飛ぶケースもありました。

派遣社員は定刻に帰りたいから正社員にならないというケースも多く、
件の男性派遣社員もその口でした。
(面接時にその条件で採用しています)

定刻帰りが条件の女性派遣社員は自身の重要なミスでもない限り、
仕事が残っていても定時には退社していましたが、
男性派遣社員についてはよく残業をさせられていました。

そんなわけで彼は短期間で辞めてしまったわけですが、
私はセミリタイア後に短期間でも勤めに出たくないのは、
この時の経験があります。

セミリタイア後のバイトがブラックでない保証はない

セミリタイア後にも勤めにでている方のブログを見ていると、

「なるほど、こんな感じならば週3日とか働いても良いかな?」

というものを見かけることも多いのですが、
自分がそのような職場に巡り合える自信は全くありません。

セミリタイア後の短期間労働の職場が
サラリーマン時代以上にひどかったら目も当てられませんからね。

実際に近所のスーパーで店長らしき男性が
パート女性 (パートじゃないかもしれないけど)に
結構きついトーンで怒っているのを見かけたりすると、
やっぱり働きに出たくはないな~なんて思います。

ちなみに、セミリタイア後に働く理由として
「世間との接点を持つ」
みたいなことを言う方がいらっしゃいます。

自分も会社を辞めたらそういう感情が少しは湧き出るかも?
なんて思っていたのですが、
今のところそんなことは全く思いませんね。

この辺はきっと個人差がある部分かもしれませんが、
今の自分は同じ部屋で何人かで仕事すると考えただけでも
ちょっと嫌な気分になるのが現状です。

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2019年2月26日火曜日

正社員という既得権益を捨てるのは難しい、特に年収の高い人は

サラリーマンの年収のピークは40代~50代



















40代~50代でセミリタイアする場合、
まずは問題なのは十分な貯金額があるか?
会社を辞めた後に副業・投資などから十分なキャッシュフローがあるか?
という問題がクローズアップされるのは当然の事です。

しかしながら、精神的かつ気分的な問題として考えねばいけないのは、

年収がキャリアハイの時に会社を辞めれますか?

という問題もあるのではないかと思っています。

会社によっても、出世具合によっても異なりますが、
サラリーマンの年収のピークは40代~50代かと思います。
せっかく給料が上がってきて初任給の2~3倍くらいになったのに会社を辞めれるか?

セミリタイア生活に失敗して再び再就職でバイト生活ならば、
初任給以下になる可能性もあるでしょうし、
サラリーマン時代と同じ給与を貰うのは至難の業ではないかと思います。
要するに辞めたら後戻りできないのです。
そういった既得権益的なポジションを捨てられるか?
実はこれが結構大きな問題ではないかと思います。

51歳貯金1億3000万円の人もこのパターンかも?

最近セミリタイアブログでも多く取り上げられている

51歳貯金1億3000万円。早期リタイア生活は怖いです

のケースもこの文脈で説明できるのでは?と思います。

夫婦2人で51歳で資産が1億3000万円もあれば早期リタイアなんて超可能です。
しかもこの人8,000万円の一戸建てに住んでてこれは資産に入っていません。
こんなの著名FP様のお手を煩わせる問題でもなく、
また、細かい計算も不要なレベルです。
これで早期リタイアできなきゃ一般人の早期リタイアはほぼ不可能ですね。

それよりもこの夫婦の手取り年収が
夫:1,450万円
妻:550万円
ということに注目です。

夫の手取年収が1,450万円と言うことは年収は2,000万円クラスでしょうかね?
どちらかというとこの「既得権益」を失うことへの抵抗が大きいのではないか?
そんな風な印象を持ちました。

例えば、もしもこの人の年収が200万円ならどうだったか?
会社なんかとっくに辞めてると思うんですよ。

給料が下がる年齢を目標にするのもありかも?

昨今の実力主義という怪しげな評価制度の導入により、
給与のキャリアハイが従来より下がっているように思えます。
一般論で言えば遅くとも55歳くらいがMAXかと思いますので、
そこを早期リタイア目標年齢にするというのもありかもしれません。

なので前述の51歳の方にアドバイスするとしたら、

・本当は今の年収&ポジションを失うのはもったいないと思っているのでは?
・もしそうなら、給料が下がるタイミング(役職定年とか)まで働いたら?
・逆に役員とかになって年収が増えたら、あきらめて?働けるまで働きましょう!

といったところですかね?

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2019年2月25日月曜日

消費者金融で借金して確実に儲かる → 詐欺です!

海上保安庁内で詐欺的投資横行という危機的状況



















投資詐欺と言えば老人を騙すものだと思っていましたが、
20代の若手が騙されるケースが横行しているという恐ろしいニュースがこちら。

海上保安庁内で詐欺的投資横行か OBら勧誘、若手退職者相次ぐ

現役の若手海上保安官らの間で高配当をうたう無登録の投資運用団体への投資が横行し、
消費者金融に数百万円の借り入れをするなどして退職者が相次いでいることが24日、
海保関係者への取材で分かった。
退職した元海保官らが「大金を手にできる」などと各地の海保官に勧誘を続けており、
海保は若手人材の流出と現場の士気低下を懸念。
詐欺的商法の可能性があるとの見方を強め、実態調査を進めている

(出典: https://www.sankei.com/affairs/news/190224/afr1902240017-n1.html )

日本の海を守る海上保安庁の若手職員が詐欺的投資勧誘者へ転職!
日本の存亡にかかわる問題といっても過言ではありません。

どうやら元職員が「130万円が1年後には3千万円になる」などと言って勧誘、
勧誘された方は、海上保安庁職員という肩書を利用して消費者金融から数百万円を借り入れ、
その内の何人かは退職して専属の投資勧誘者へという流れですだそうです。

背景としては、

・規律の厳しい組織内で先輩の言うことには逆らいにくい空気
・お金は無くても借りられる公務員という身分

といったところがあるのでしょう。

何でこんな簡単な詐欺に引っかかるのか?

記事内では何に投資をするとか書いていませんが、
そもそも130万円が本当に3千万円になるならば、
こんな素晴らしい話を他人に教えるわけがありません。

1年で23倍になるわけですからね、
騙すにしてもせいぜい倍くらいにしろ!とか思うんですが、
このくらい豪快な方が騙されやすいんでしょうか?
それともこの元職員とやらが実は現役時代人望があったとか?

いずれにしてもこんな明らかな詐欺に騙されるのは信じられません。

詐欺対策が手ぬるい & 投資教育が必要

TVでは連日オレオレ詐欺からKING詐欺まで報道されていますが、
詐欺がなくなるどころかますます増えているような気がします。
詐欺グループの組織化・大規模化も進んでいるのでは?

オレオレ詐欺は別にして、投資詐欺の被害を拡大させないためにも、
投資教育というのが必要な気がしますね。
年間5%の利回りを確保するのも至難の業であることが分かれば、
「130万円が3千万円になる」
なんていうのが一発で怪しいということがわかりますからね。

詐欺の厳罰化も必要です。
詐欺で捕まっても数年で出てくる、
詐欺で成功すれば何億円も儲かる、
では詐欺はなくならないでしょう。
実際、再犯に及ぶ人も多いわけですから。

あとは断る勇気も必要です。
私は怪しげなセミナーを勧誘してきた友人がいましたが、
こいつとは完全に縁を切りました。
上司だろうが友人だろうが詐欺師なんて相手にする必要はありません。

まあ、つくづく嫌な世の中になったものだと思いますね。

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2019年2月24日日曜日

バイトテロの一因は低賃金?~ 日本の低賃金問題の解決策はあるか? ~

バイトテロの理由は低賃金か?

日本人が大好きな「安すぎる外食」が国を滅ぼす
(出典: https://toyokeizai.net/articles/-/267008)

という記事の中に興味深い一文がありましたので引用させていただきます。

"最近、店舗のバックヤードで信じられない行動をし、
それをわざわざ動画に撮って、SNSに投稿して喜ぶという愚行が頻発し、
問題になっています。
私が注目したいのは、問題の動画はほぼすべて、
低賃金で労働条件が過酷な業態ばかりが現場になっているように見受けられることです。
過当競争の下、価格を1円でも下げるために、労働条件は厳しく、
その行動を止める責任者がいないのだと思います。

 もちろん、あんな犯罪行為を肯定するつもりも、擁護する気もいっさいありませんが、こういう人たちの愚かな行動は、安い賃金、過酷な労働条件に対する一種の
「無意識の抗議」という意味合いがあるのかもしれないと感じることも、
ないわけではありません。"

この記事を書いたのは小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏ですが、
バイトテロの要因の一つに安すぎる賃金を挙げる人は窪田順生氏など他にもいます。

バイトテロの一番の要因はバカだからというシンプルな理由が一番しっくりきますが、
「低賃金だから」というのも一部あると思います。

また、自分は低賃金というのも問題ですが、
頑張ったところで賃金が大して上がらないというのも問題かと思います。

働きに応じて給与がアップするならば、
こういった愚行をする人数は減少するかと思います。

もちろん、時給がいくらになろうが、
バカというのは一定数存在するので、バイトテロは0にはならんでしょうが...

日本の格差社会

一方でお偉い方の給与は業績さえアップすればガンガン上がります。
例えば、外食産業の雄・日本マクドナルド。
一時の低迷は何のそのです。

日本マクドナルドホールディングスのサラ・カサノバCEOの
2017年の年俸は6億3200万円だそうです。
仮に彼女の年間労働時間を2,000時間と致しますと、
時給は316,000円となります。
我が家の近所のマックの時給は1,000円だそうですので、その差はなんと316倍!

また、その年俸は下記のように業績に応じて鰻登りです

2014年度:1億700万円
2015年度:1億6,700万円
2016年度:2億7,600万円

(以上データは https://moneyzine.jp/article/detail/215696 より引用)

この辺の報酬の仕組みは何とかならないものでしょうかね?

業績アップの果実は上級管理職や株主にいって、
末端の従業員やバイトにはほとんどいきわたりません。

バイトの最低賃金のアップというのも重要なファクターでしょうが、
社長に業績インセンティブを与えるならばバイトにも与えなきゃダメとか、
何かうまい方法はないのでしょうか?

まあ良いアイデアがあればとっくに出ているでしょうが、
いずれにしても日本の賃金の上昇率の低さは異常だと思いますね。

これに低賃金外国人労働者がわんさかくれば、
ますますバイトの賃金はあがりませんね。

この問題の解決なくして日本の明るい未来はないと思いますが、
解決の糸口すら見えないような気がします。
困ったものです。

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2019年2月23日土曜日

セミリタイア生活の"お金使えない症候群"には"聖域ある支出"で対抗する

セミリタイア生活の聖域ある支出とは?



















正社員という既得権益を失ってまで手に入れたセミリタイア生活。
セミリタイア資金の枯渇のことなど気にせずに楽しみたいものですが、
なかなかそういうわけにはいきません。
ついつい節約生活に舵を切ってしまいます。

とは言え、自分には「聖域」とも言うべき支出項目がいくつかあり、
この支出を削ってまでセミリタイア生活を続ける気はありません。
それは以下の3つです。

① 年に1度の海外旅行
② 友人との飲み会
③ 書籍代

それぞれについてみていきます。

① 年に1度の海外旅行

旅行の年間予算は一応30万円程度を計上していますが、
昨年度は40万円程使ってしまいました。
とは言っても10万円程度のオーバーであれば、
普段の節約やショートバイトで十分取り戻せるレベルで全く気にしていません。

② 友人との飲み会

独身アラフィフ男性のセミリタイア生活は孤独そのものですが、
特別苦痛を感じたことも、積極的に趣味の会合に参加して人脈を広げよう!
なんてことは思ったことはありません。

しかしながら、友人との会合があれば基本的には参加します。
純粋に楽しいということが第一ですが、
そもそも友人との付き合いを絶ってまでセミリタイア生活を送る気はありません。

③ 書籍代

セミリタイアの目的が旅行と読書なので書籍代についてもケチる気はありません。
しかし古典的名著や旧本はほぼ図書館で無料で借りられるので、
購入するのは新刊本 (図書館だと100人待ちとかになる)や
希少本 (マイナーな旅行記なんかが多いです) に限られます。

こちらも特別節約している気はありませんが、
思ったよりはお金は使っていないのが現状ですね。

お金使えない症候群は普通です!悩む必要なし!

サラリーマン時代にはセミリタイア資金の為の緊縮財政を敷いていたこともあり、
実際に目標を達成してセミリタイア生活に突入しても、
必要以上に緊縮生活になりがちです。
ひょっとしてこんな節約して人生損してる?
なんて悩む人も多いかもしれません。

ただこれは無職で定期収入の少ないセミリタイア者にとっては
当然の自己防衛本能だと思います。
「お金使えない症候群」になっているなど悩むことはありません。

しかしながら節約だけでは人生つまんないのも事実です。

この問題の解決策としては、
上記のように自分なりの

「ここだけは絶対にお金を使いますよ!」

というのを作っておけば良いのかな?と思います。

単調なセミリタイア生活にメリハリをつけることにもつながりますが、
普段の節約がたまの贅沢につながれば張り合いもでてきますからね。

そんなわけで、セミリタイア生活も2年目くらいから、
お金の使い方のスタイルが固まりつつあるのを感じます。

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2019年2月22日金曜日

昭和の通勤電車はひどい? → いや、今でも十分ひどいです

昭和のラッシュのがひどいは本当か?




















セミリタイア志望の理由の上位に挙げられるのが
「通勤列車に乗りたくない!」
というものです。

首都圏に住む人ならある程度ご同意頂けると思いますが、
私もその一人です。
セミリタイア生活の今では混雑時間に電車に乗ることが激減しましたが、
朝のラッシュよりは格段に緩い夕刻のラッシュの電車に時々乗るだけで、
本当に通勤地獄から解放されて良かったと思います。

ただ、そんな通勤地獄でも昭和の時代よりはマシだぜ!
という記事が以下のものです。

「昭和の通勤電車」今では信じられない地獄絵図
(出典: https://toyokeizai.net/articles/-/265054)

記事だと昭和の時代の混雑のが酷く、
今は随分混雑は緩和されましたよ!と言っていますが、
個人的には違和感が相当ありました。

要するに今のラッシュのが不快感が相当あるよな?
なんてことを思ったのです。

今のがラッシュは酷いと思う根拠

私は首都圏で40年近く電車通学・通勤していたのですが、
その自分が上記の違和感を理由を分析してみると、

今の方が他人に気を使わない人が増えた

ということに行きつくかと思います。
具体的には以下の人々です。

① ラッシュ時でもスマホを手放さない人多し

② ラッシュ時でもリュックを背負い続ける人多し

③ 暴力沙汰に発展するケース多し

①については、昔もどんなラッシュ時でも新聞を読もうとするおっさんはいましたが、
数としては少数派だったかと思います。
今はどんなに混雑していてもスマホを手放さない人が一定数います。
これは当然ですが昭和にはなかったことです。

②のリュックはここ数年目立ってきたかと。
特にビジネスバッグで背負うものはバッグ自体が固くて凶器。
7時~10時まではバッグ背負うの禁止くらいでよいかと思います。

③は単なる個人的感想で統計的にはどうかわかりませんが、
乗客同士の口論や暴力沙汰は昔より増えている気がします。
特に、昔はほとんど見たことがない女性同士の暴力沙汰をたまに見るようになりました。

また、駅員に対する暴言・暴力が増えているらしいですが、
これはJRが民営化(1987年(昭和62年)4月1日)されたこととも無縁ではありません。

昭和の時代は恐ろしく横柄な駅員がいました。
客を怒鳴ったりしているバカ駅員がそれなりにいましたが、
いまそんなことしたらエライことになるでしょうね。

そういう意味ではJR民営化は大成功ですが、針が極端に振れ過ぎです。
駅員が丁寧になり過ぎちゃって、客サイドが横柄になっちゃった!という感じです。

通勤地獄は解消されないだろうな

まあ、東京一極集中はまだまだ続くようですし、
虎ノ門なんか巨大なビルが今でもガンガン建って新駅までできるわけですから、
ラッシュが緩和されるなんて期待しちゃいかんのでしょうね。

そうなると各人のモラル向上に期待なんですが、
どちらかというとこっちのが無理かもしれませんね。

昭和の時代より今の方が世の中ギスギスしていますからね。
こっちは自分の実感としては確実ですね。

やはり通勤地獄の解消は夢のまた夢のような気がします。

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2019年2月21日木曜日

昔の同僚の近況を聞く → セミリタイアして良かったと思う → 恐らくこの繰り返し

昔の同僚の近況を聞く

会社を辞めて1年半以上が経過すると昔の同僚からの連絡はほぼなくなりますが、
ひょんなことから近況を知ることがあります。
今回も又聞きではありますが、近況を聞く機会がありました。
そんな近況を私が働いていた当時と比較して、
主要項目毎に◎、〇、△、× で評価すると以下のような感じです。

△ 給与

あまりつっこんで聞ける話ではないですが、給与は実質横ばいとのこと。
手取りは減ったが福利厚生が良くなったらしい。
なんか怪しさが漂います。
本当は下がっているかもしれません。

△ 労働時間

残業時間は相変わらず多いらしい。
組織が変わって仕事が減ることを期待したらしいがダメだったとのこと。

〇 人間関係

パワハラ系上司がいなくなった点は良くなったらしいが、
新しい上司は結構細かいらしく、それはそれで問題。
ただ、全体でみれば働きやすくなったとのこと。

近況を聞いての率直な感想

◎こそないが×もなく、多少なりとも働きやすくなったらしいので良かったね!
というのが総評です。
ただ自分が会社を辞めたのを後悔するとは程遠いレベルです。

この手の話を聞いていつも思うことは、

「会社辞めなきゃ良かった!」

なんてケースがあるのかということです。

例えば、

・仏のように心穏やかな上司が来て
・仕事は定時に終わり、かつ、適度にやりがいがあり
・給料は右肩上がり

なんてケースはそれに当てはまりそうです。

ただそれでも、通勤電車がガラガラになることはなく、
定時に帰れたところで9時から17時30分までは絶対に働かなければいけません。

要するにサラリーマン生活が大幅に改善したところで
今の私のセミリタイアライフには全然勝てないのです。

給料が倍にでもなればちょっとは悩むところかもしれませんが、
10年間びた一文給与が上がらかった当時の私の状態を考えれば、
仮に3%上がったとしても奇跡的ですからね。
そんなことが起こるわけはないのです。

給与が1~2割程度あがる程度なら、なんかの間違いであるかもしれませんが、
そんなレベルではセミリタイアを後悔することはありません。

そんなわけで、昔の同僚の近況を聞く機会は今後もあるかもしれませんが、
やはり会社を辞めて正解だったな!
という印象にしかならないと思います。

サラリーマン生活で起きることなんて、
悪いことは時々想定を越えますが (突然のリストラ、賞与大幅カット等)、
良いことなんてほぼ起こりませんからね。

まあ、セミリタイア生活の良さを再認識するという意味では
昔の同僚の話を聞くのも時々なら悪くないといった程度でしょうかね?
あまりヘビーな愚痴は聞きたくないですけど...

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2019年2月20日水曜日

首都圏マンションバブル崩壊到来は本当か?

マンションバブル崩壊の序曲か?

以下の記事を読む限り、首都圏のマンションバブル崩壊が近いようです。

マンション業界の秘密】「初月契約率」50%割れ…始まったバブル崩壊 
価格高騰で不振

不動産経済研究所が先月、「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
それによると、2018年12月における初月契約率は49・4%。
50%を割るのは1991年8月以来だそうだ。
あの平成大バブルの崩壊以来になる。

(出典: https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190218/eco1902180001-n1.html)

また、記事によると不動産会社は「第○期○次」という募集で、
販売不振のマンションをあたかも即日完売のように見せる手口を使っているようだ。

まあよく考えれば、100戸のマンションを5回とかに
分けて販売する必要はないですな。

"だから、不動産経済研究所が毎月発表する初月契約率は、
常に7割以上になってあたり前。
それが5割を切るというのはかなりの異常事態となる。" (引用同上)

なるほど、首都圏のマンション市場がかなりやばそうなのはわかります。

実感としてはどうか?

私は城東地区在住ですが、我が家から徒歩10分圏内だけでも
7軒のマンションが建築中です。

最近完成した分譲マンションは一応完売しており、
引き続き需要が強いのか?と思いましたが、
上記の記事を読んでからみると若干様相が変わります。

というのも、そのマンションは第4次募集くらいまでやっていて、
「いよいよ最終募集!」なんてチラシを配っていたからですね。
何がいよいよだ!(笑)ということですね。

また、最近完成した2軒の賃貸マンションは入居者募集中が継続、
結局、空室ありの状態からのスタートのようです。
こちらの方が実態を反映しているのかもしれません。

やはり自分の実感としてもマンション供給は過剰ですかね?

マンション不況発の株価暴落には注意が必要か?

今アラフィフの私が新築マンションを購入し100歳まで生きたとしても、
建物としてのマンションは存続可能でしょうが、
その時に管理が行き届いたマンションになっているかは疑問ですね。

人口減少のインパクトが想定通り、あるいは想定以上に大きければ、
今新築のマンションが30年後くらいには空家問題で悩まされるかもしれません。

東京オリンピックを待たずしてのマンション市場の失速報道。
個人的に首都圏でマンションを買う予定はないので直接関係はないですが、
マンション市場のクラッシュを起因とする大不況の可能性は
頭の片隅に置いておくべきでしょうね。
株価暴落でセミリタイア資産が大幅に目減りしないような対策は必要かと思います。

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2019年2月19日火曜日

50歳までにセミリタイアしたい理由 ~ 体力低下問題について ~

50歳を過ぎると疲れがとれにくい!


















会社の上司から聞いた言葉でなるほどと思ったことはほとんどないのですが、
唯一「なるほど!」と思ったことがあります。
それは、

「50歳を過ぎると体力ガクッと落ちる!」

とのコメントです。

その上司は53歳くらいでしたが、確かに50歳頃から身体の愚痴が増えました。
それに伴い、飲み会では2次会に連れていかれる頻度が減少したので、
我々にとっては彼の体力低下は非常に好ましいことだったのですが、
自分の身に降りかかると少しも良いことはありません。

自分の場合で言えば、健康診断でコレストロールや尿酸値などの
数値が怪しくなるのが30代後半頃からで、
40代も半ばを過ぎると「要受信」などという判定が下されるといったところ。

実際にそれで病院に行ったところで、

「もう少し食生活にを注意して運動しましょう!」

くらいしか言われないのであまり意味がないのですが...

まあ、私の場合は、40歳半ば過ぎになると職場のストレスも重なり、
50歳を待たずにして体力がガクッと落ちたことを実感しました。

一番の問題点は「疲れやすい」「無理が効かなくなる」よりも、
「疲れがとれない」ことなのかな?と思います。

私のサラリーマン時代の後半は閑職だったので仕事そのものは楽でしたが、
職場の雰囲気はお世辞にも良いとは言えなかったので、
日々疲れきっていました。

私は仕事が忙しくなりそうなタイミングでうまいことエスケープできましたが、
あのまま働いていたら身体のダメージは相当蓄積していたかと思います。

50代はまだまだ元気、ただし仕事をしなければだが

今の自分はそれなりに元気に過ごしていますが、
これはもちろん会社を辞めてセミリタイアしたからです。

50代というのはそれなりに身体のメンテナンスを行い、
ストレスフリーの生活を過ごすことさえできれば、
まだまだアクティブに動ける年齢だという実感はあります。

サラリーマンだとストレスフリーはありえませんし、
夕食時間が不規則で毎晩深夜にコンビニ弁当なんてのもありえますからね。

60歳くらいになると、この差が歴然としてくるような気がします。

そんなわけで、体力面からセミリタイア年齢を考えれば、
45歳~50歳くらいでセミリタイアするのが理想なのかな?
と思いますね。

50代で働くのと働かないのではやはり人生相当違いますよ!

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2019年2月18日月曜日

セミリタイア者のオアシス・図書館が最近騒々しい

図書館では暴力沙汰とは尋常でない!
















セミリタイア者のオアシスである図書館に若干の異変が起きているのを感じます。
本日もこんなニュースを見かけました。

図書館に本など約10冊放置し帰ろうと…声かけた職員を殴った53歳男逮捕 北海道旭川市

北海道旭川市の図書館で、新聞や本など約10冊を置いたまま帰ろうとした
無職の53歳の男が、声をかけてきた職員を殴ったとして逮捕されました。

(引用元: https://www.fnn.jp/posts/2019021600000010UHB)

図書館で勤務している人も大変です。
この男は常習犯だったので声をかけたようですが、
声を掛けたらいきなり殴るなど言語道断です。

私が良く行く図書館でも暴力沙汰こそありませんが、
トラブルは時々起こります。

トラブルで多いのは新聞や雑誌を一人で複数キープする人。
新聞は一人一つにするルールですが、雑誌がやや曖昧。
なので、新聞読んでて雑誌をキープしている人に対して、
読んでないなら先読ませろ!みたいな感じの低次元のもめごとは少なくないです。

そういうのは見るのも不愉快ですので、
新聞・雑誌コーナーは混雑している時は近づかなくなりました。

ただこれとは別にして、図書館へ行く頻度こそ減少していませんが、
図書館での滞在時間はセミリタイア直後より減少してきました。

平日の図書館は意外とうるさい?

一番の理由は図書館内の音が少々気になってきました。
自分が気になる音は以下の通りです。

① ぶつくさ言うお年寄り

平日朝の図書館はお年寄りが多いです。
老人の中にはぶつくさ言いながら新聞を読む人もいます。
また、ガムを食べるでもないのにくちゃくちゃ音を立てる人もいます。
こちらは老化に伴うものでやむを得ない部分もありますが、
気になるものは気になるという感じです。

② 子供の騒ぐ音

子供が多少騒ぐのは、これまたやむを得ないものかと思いますが、
親が全く注意をしないのはいかがなものかと思います。
これは午後の早い時間に多い現象です。

③ サボリーマンのイビキ

図書館は本を読む場所で眠る場所ではありません。
しかしながら一定数の人が眠る場所として利用しています。
その中にはイビキをかく人もいます。
イビキまでいかなくても寝息が気になるケースも多いです。
これは午後の時間帯が多く、ほとんどがサボリーマンです。

ざっとこんな感じですが、休日や夏休み・冬休み期間になると、
小中学生がこそこそ喋る声が気になりますね。

最初は我慢しながら本を読んだりPCで作業をしていましたが、
良く考えたらそこまでして図書館にいる必要はないなと思い、
そういう場合は素直に家に帰ることに致しました。

そんなわけで、最近は微妙に図書館の位置付けが変わってきた感じではありますが、
本を借りる場所としての図書館は健在ですね。
やはり本がタダで読めるのは、よく考えたら夢のような話です。

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2019年2月17日日曜日

セミリタイアで退職の場合 ~ 会社にズルズル引き留められない方法を考えた ~

次が決まってないならもう少し働いてよ!
















転職でもセミリタイアでも働いている会社を辞めるという点では同じですが、
両者には決定的な差があります。

転職の場合、新しい職場からいつから働いてくれというのが必ずあります。
従って、現在の会社でもその点は考慮するでしょうから、
あまり無茶苦茶なことは言われません。

一方、セミリタイアの場合、基本的には会社を辞めて何もしないので、
会社を辞めてから緊急でやることがないなら後任が決まるまで働いてくれ!
と言われるリスクがあります。

もっとも私自身は会社にはセミリタイアするとは言っておらず、
この会社にこれ以上いても自分のキャリアの発展は全く見込めないので、
しばらくゆっくりするというようなことを述べたのみですが、
緊急でやることがないように見えたのは確かかもしれません。

ただし、会社を辞めたいという切実な欲求はむしろ転職者より、
セミリタイア者の方が大きいのです!
それにも関わらず、もう少し働けなどという理不尽な要求が来た場合どう対応するか?
私はこの辺も慎重に考えました。

自分は6月末に退職希望だったので、
このラインを大幅にずらされそうであれば、
6月末には絶対に会社を辞めなければならない理由を用意しておきました。
自分は次の三段階で交渉しようと考えていました。

① 7月 ~ 8月は短期留学を考えている
② 「精神的にこの仕事を続けるのはもう無理」と言う
③ 交渉決裂 - 法的対応も辞さず!

それぞれを見ていきたいと思います。

① 7月 ~ 8月は短期留学を考えている

7月と8月は語学学校では短期のコースが多数用意されます。
今後のキャリア形成の為にどうしてもそれに行きたいんだ!
ということを述べるつもりでした。

これはまるきっり嘘というわけでもなく、
本当に言ってもよいと思っていたので、
どの学校のどのコースというのは言えるようにしておきました。

② 「精神的にこの仕事を続けるのはもう無理」と言う

語学学校なんてその後でも行けるだろう!としつこくされたら、
メンタル面の問題を持ち出すつもりでした。

これはまるっきり嘘というよりはかなり本当のことで、
セミリタイアの重要な契機でもあります。

会社は(表向きは)メンタルヘルス重視に舵を切っていますので、
これを持ち出せばしつこくは言ってこなかったと思います。

③ 交渉決裂 - 法的対応も辞さず!

一応最悪の場合も想定していました。
自分の中では辞意を撤回するとか、
半年間とか1年とか退職を遅らせるつもりはありませんでしたので、
辞表を受け取ってもらえないケースが仮にあれば、
内容証明で送り付けるか、本部長宛に直接だすしかないか?
というところまでは一応考えていました。

ただ本当にここまで行くと先方も全く得をしないので、
「ちらつかせるというオプション」程度でも効果があると思います。

結果的には杞憂に終わった

私の場合、幸いなことに上記オプションについては発動せずに済みました。
退職までの流れは実際は以下の通りでした。

退職申し入れ → (10日後)退職撤回依頼 & カウンターオファー
先方は今すぐ回答しなくてよいと言ったがその場でカウンターオファーを断る
→ (10日後) 1か月の退職延期依頼の条件はのみ引継ぎ開始

私が比較的計画通り退職できたのは、
退職遺留のカウンターオファーをその場で断ったのが大きかったと思います。

先方は今すぐ回答しなくてもよい、と考える時間をくれようとしたようですが、
私はその場で0.1秒で断りました。

このことで退職の意思が強いのが伝わって、
交渉が無駄だと先方が悟ったのかと思います。

結局、セミリタイアで退職する際に一番重要なのは
「退職の意思が強いこと」
「交渉の余地がないこと」
をうまく伝えられて、相手が納得することなのかな?と思います。

先方だって何言っても無駄だと思えば諦めますからね。

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2019年2月16日土曜日

退職に際して気をつかったこと ~ 引継・スケジュール・お金 ~

退職に際しての問題点をピックアップする

昨日はコカ・コーラの希望退職のニュースを取り上げて、
素朴な疑問として退職に伴う引継ぎはどうするのか?
経営陣は現場の事を考えていないのではないか?
というエントリーを書きました。

人一人が退職すれば、余程の人余り企業でもない限り、
それなりの影響は出るでしょう。
セミリタイアに際し、この辺の事が気になる方も多いようなので、
自分が退職に際して注意した点を3つ程ピックアップしてみたいと思います。

① 完璧な引継マニュアルの作成
② ある程度余裕を持ったスケジュール
③ 貰えるお金の極大化

それぞれについて見ていきます。

① 完璧な引継マニュアルの作成

退職する場合、一般的にはその業務は誰かに引き継ぐことになります。
ただし、セミリタイアで退職する場合は、会社にとっては寝耳に水でしょうから、
後任がすんなり決まらず、十分な引継ぎ期間がない場合があります。

従って、円滑な引継ぎの為に、完璧な引継マニュアルの事前作成はお勧めです。

こちらのもう一つのメリットですが、
マニュアルを見れば大抵の事がわかるようにしておけば、
「あれどうするんですか?」みたいな電話が退職後に
会社から掛かってくるリスクが大幅に減少します。
実は、こちらのが大きなメリットだったりします。

② ある程度余裕を持ったスケジュール

私の退職スケジュールですが、計画と結果では以下の違いがありました。

1. 退職を上司に言う: 3月第4週 → 3月第3週
2. 引継期間:                  4月第1週 ~ 5月1週 → 4月第2週 ~ 6月第1週
3. 退職日:                      6月末 → 7月末

当初退職を伝えるのは毎年恒例・3月末の人事面接の場でと考えていましたが、
自分の部下が突然退職するというアクシデントで、
部下と同じタイミングで退職を伝えることになりました。
部下が辞めますと言って、1週間後に自分も実は辞めますは不自然ですからね。
これは全くの想定外でしたが落ち着いて対応できました。

引継期間については後任の決定が想定より遅れたことや、
後任者の希望もあり引継期間が延びました。
それに従って退職日も延びたという感じです。

もちろん、当初スケジュールに固執するという選択肢もありましたが、
ここまでくれば1カ月くらいは大きな問題はありません。

会社の意向で勤務を延長するわけですから、立場的にはこちらのが上ともいえます。
なのでこの期間は無茶な要求や叱責などは皆無でした。

何よりも引継が十分なものになれば、
セミリタイア後に会社からの電話のリスクは激減しますからね。
こちらも大きいですよ。

③ 貰えるお金の極大化

私は過去にも申し上げましたが、6月末退職お勧め派です。
6月末退職ですと、有給休暇40日消化前提で最終出社日は5月上旬です。
それは以下の理由によります。

・4月から新規に有給休暇が付与
 → 約1か月分の給与が貰えるのは大きい!

・予算 (2月承認)や決算 (4月承認) といった重大イベントを通過
 → 辞めやすいタイミング!

・夏季賞与が満額貰える
 → 3月末退社だと1円も貰えないケースも

大前提ですが、会社を辞めるとなれば遠慮することはありません。
貰えるものは1円でも多く貰いましょう。
今まで何日の有給休暇が無駄に消え、無給の残業があったかを考えれば、
このレベルは当然です!

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2019年2月15日金曜日

コカ・コーラの希望退職条件を見て思ったこと ~ 引継ぎいらないの? ~

コカ・コーラが早期退職700人を募集

















またまた一流企業の早期退職募集のニュースが飛び込んできました。
世間は人手不足らしいですが、我々中高年世代は人余りらしいですな!

対象となる従業員は45歳以上で勤続1年以上の者とのこと。
1年以上って何なの?
転職してすぐ辞めろ!ってことですか?
該当者がいるんですかね?

それよりも今回自分が注目したのが次の条件です。

早期退職の募集期間:3月11~28日
退職日:4月30日

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社は
12月決算会社なので、4月1日になっても新規有給休暇は付与されないっぽいですね。
また、6月の賞与は払わないぜ!という香りも漂いますがどうでしょう?

それよりも募集期間と退職日が1カ月しか離れていないのが気になります。
有給休暇なんて1月分以上は余っているでしょうから、
3月28日に希望退職に応募したら、そのあとは1日も出社しなくてよさそうです。

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社の従業員数は
連結ベースでみると17,197人らしいので、700人は4%にあたります。

少なくともこの4%が辞めたところで現場に影響はないぜ!
と経営陣が考えているということなんでしょうけど
実際はどうなんですかね?

サラリーマンはもっと気軽に会社を辞めて良いかもしれない

こういうニュースを見ていると、自分が引き継ぎの日程なども考慮して、
退職日を色々考えたのが馬鹿らしくなりますね。

しかも1秒でも会社を早く辞めたい私だったのに、
1か月も退職日を延長したわけですからね。

共に苦労した同僚に迷惑をかけたくないのは普通の感情ですが、
対会社という視点では気を使う必要は全くなさそうですね。

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