昭和のラッシュのがひどいは本当か?
セミリタイア志望の理由の上位に挙げられるのが
「通勤列車に乗りたくない!」
というものです。
首都圏に住む人ならある程度ご同意頂けると思いますが、
私もその一人です。
セミリタイア生活の今では混雑時間に電車に乗ることが激減しましたが、
朝のラッシュよりは格段に緩い夕刻のラッシュの電車に時々乗るだけで、
本当に通勤地獄から解放されて良かったと思います。
ただ、そんな通勤地獄でも昭和の時代よりはマシだぜ!
という記事が以下のものです。
「昭和の通勤電車」今では信じられない地獄絵図
(出典: https://toyokeizai.net/articles/-/265054)
記事だと昭和の時代の混雑のが酷く、
今は随分混雑は緩和されましたよ!と言っていますが、
個人的には違和感が相当ありました。
要するに今のラッシュのが不快感が相当あるよな?
なんてことを思ったのです。
今のがラッシュは酷いと思う根拠
私は首都圏で40年近く電車通学・通勤していたのですが、
その自分が上記の違和感を理由を分析してみると、
今の方が他人に気を使わない人が増えた
ということに行きつくかと思います。
具体的には以下の人々です。
① ラッシュ時でもスマホを手放さない人多し
② ラッシュ時でもリュックを背負い続ける人多し
③ 暴力沙汰に発展するケース多し
①については、昔もどんなラッシュ時でも新聞を読もうとするおっさんはいましたが、
数としては少数派だったかと思います。
今はどんなに混雑していてもスマホを手放さない人が一定数います。
これは当然ですが昭和にはなかったことです。
②のリュックはここ数年目立ってきたかと。
特にビジネスバッグで背負うものはバッグ自体が固くて凶器。
7時~10時まではバッグ背負うの禁止くらいでよいかと思います。
③は単なる個人的感想で統計的にはどうかわかりませんが、
乗客同士の口論や暴力沙汰は昔より増えている気がします。
特に、昔はほとんど見たことがない女性同士の暴力沙汰をたまに見るようになりました。
また、駅員に対する暴言・暴力が増えているらしいですが、
これはJRが民営化(1987年(昭和62年)4月1日)されたこととも無縁ではありません。
昭和の時代は恐ろしく横柄な駅員がいました。
客を怒鳴ったりしているバカ駅員がそれなりにいましたが、
いまそんなことしたらエライことになるでしょうね。
そういう意味ではJR民営化は大成功ですが、針が極端に振れ過ぎです。
駅員が丁寧になり過ぎちゃって、客サイドが横柄になっちゃった!という感じです。
通勤地獄は解消されないだろうな
まあ、東京一極集中はまだまだ続くようですし、
虎ノ門なんか巨大なビルが今でもガンガン建って新駅までできるわけですから、
ラッシュが緩和されるなんて期待しちゃいかんのでしょうね。
そうなると各人のモラル向上に期待なんですが、
どちらかというとこっちのが無理かもしれませんね。
昭和の時代より今の方が世の中ギスギスしていますからね。
こっちは自分の実感としては確実ですね。
やはり通勤地獄の解消は夢のまた夢のような気がします。
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