2018年2月28日水曜日

50代でしかできないことをやる

50代はまだまだ元気ではありますが。。。

サラリーマンを辞めてからまったりした日々が続いています。
これはこれで良いのですが、この春あたりからアクティブに動く予定です。

50代はまだまだ元気ではあります。
しかし一方、体力の低下は隠すことができません。
20代~30代のような無理はできません。

自分の趣味である旅行を例にとってみれば、
ビーチでのんびりとするのは年を取ってからでもできますが、
街歩きレベルでもだんだんしんどくなるかもしれません。

写真はシチリア島のモディカです。
世界遺産ヴァル・ディ・ノート後期バロック様式の町の一つですが、
御覧のように坂の多い町です。
私はこういった古い町の路地裏を当てもなく歩くのが好きなのですが、
バリアフリーからほど遠い坂道を歩くのは少々しんどくなりました。

(モディカの坂道)

(モディカの町並)




































しんどくて歩けなくなるのは相当先の事と信じたいですが、
いつまでもアクティブに動けると思える程若くはありません。

これからは、今しかできないこと、
今しておいた方が良いことを整理して
行動したいと思います。

今やるべきことは「仕事」じゃないよな~

前述のモディカに行ったのは5年程前のことです。
シチリアまでは乗り継ぎもあるので片道24時間以上かかります。
それなのにシチリア滞在はたったの5泊しかできません。
サラリーマンの休暇は最大で9日しかないからです。

すでにセミリタイアを心に決めていた自分にとっては、
「時間がもったいな~」と思った旅行でもあります。

何がもったいないかと言えば、
往復に結構な時間とお金をかけているのに
たったの5泊しかできないということ。
そして何よりも、好きでもない仕事に
自分の時間の大半がとられていることを
改めて認識したことです。

今やるべきこと、やりたいことは何か?
やっぱり仕事じゃないよな~、と実感したのがこの旅行です。

ちょっと時間はかかりましたが、
やっとスタートラインに立てたのかな?
と思う次第です。

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2018年2月27日火曜日

暗黒の40代から黄金の50代へ

スカ過ぎる40代

今思い返しても自分の40代はスカでした。
前半3分の1はプロジェクトでこき使われ、
後半の3分の2は閑職で飼い殺し状態でした。

別に30代が素晴らしかったわけではないのですが、
新しい知識を吸収したり、昇給があったりと、
悪い事ばかりではない部分はありました。

一方40代はまるでいいことなしです。
まず昇給がなし、異動の話は反故にされ閑職に固定、
仕事内容は十年一日と言った具合です。

私がそんな会社を辞めなかったのは、
「セミリタイア資金を貯めるだけ」
という理由のみです。

黄金の50代へ!

50代はそんなサラリーマン生活とはオサラバです。
会社を辞めてからすぐにマレーシアからタイへと旅行しました。
マレーシアは自分が30年程前に初めて海外旅行に行った場所なので、
新しい人生のスタートはここからスタートすると決めていたのです。

3週間程の旅行はなかなか楽しかったのですが、
この程度の長さの旅行ですらサラリーマン生活では不可能です。

予定ではもっと頻繁に旅行に行こうと思ったのですが、
実際はこれ以降海外へは行っていません。

経済的にやや慎重になっている面も否定してませんが、
一番の理由は「家で過ごすのも楽しいから」です。

これは自分がセミリタイアして会社に行かなくてもよいという状態を
「過小評価」していたという嬉しい誤算だと思っています。

「仕事しなくていいだけで楽しい」ということを、
今の私はうまく説明することができないのですが
(この気分的なものを文章にするとちょっと嘘くさくなります)、
このことがセミリタイア生活の成功を確信している大きな理由です。

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2018年2月26日月曜日

同僚に退職を仄めかして「辞める辞める詐欺師」と思われる

「親切心」で同僚に退職を仄めかしたのだが。。。

自分は仕事上密接に関わり合いがある一部の人に対しては、
それとなく退職 (セミリタイア) することを匂わせていました。
例えば、こんなことをさりげなく言っていました。

・会社は自分のキャリアの事を全く考えていない
・このような会社にいても自分の未来はない
・会社を辞めてもお金を稼ぐ方法はこのご時世いくらでもある
・そんなわけで、恐らく会社は辞めることになるだろう

それとなく退職を匂わせた理由は、
いきなり自分が辞めて混乱を招くようなことがあると
同僚達に過度な負担がかかるだろうから、
ちょと心づもりしていてね、という程度の話です。
いわばちょっとした「親切心」のつもりでした。

「辞める辞める詐欺」と同レベルと思われる

ところが、とある同僚の一人のコメントが

「生活もあることだし、40歳を過ぎて会社を辞めるなんてことはないと思うよ」

というものでした。

確かに「会社を辞めると言うヤツに限って会社を辞めない」
というのはサラリーマン世界のあるあるです。

ただし、自分は既に2度転職しており、会社を辞めることに関してはベテラン?
でもあり、仕事上不遇であることは近くにいて分かるだろうから、
まさか自分が「辞める辞める詐欺師」と同列と思われるとは想定してませんでした。

と言うよりも、自分の発言は軽く流していただいて、
実際に正式に辞めると聞いた時に「そういえば辞めたいみたいなこと言ってた」
と思ってもらうレベルで良かったのです。

ところが、「お前なんかどうせ会社やめないだろ!」
みたいなことを真顔で言われてちょっと驚きました。

退職を事前に同僚に言う必要はなかった

思えば、退職を仄めかす必要などなかったのです。
同僚が自分が辞めることを事前に知ったところで何かできるわけでもなく、
また、「いきなり辞めるなんて水くさいじゃないの」と言われたところで、
じゃあ事前に言ったらどうしたのよ?という話です。

多少の共感のようなものを期待した自分がバカだった!
という話でもあります。

長年一緒に働いていた同僚でもこのレベルの反応ですから、
会社側や上司が自分が会社を辞めるレベルまでの
不満を抱いているなんてわかるわけないな!
ということを痛感した瞬間でもありました。

そういう意味では、誰に気を遣う必要もないな!
と実感できたので全くの無駄な行動ではなかったと思います。



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2018年2月25日日曜日

山形県へ移住でコメ・みそ・しょうゆ1年分提供

山形県への移住がお得?

山形県では県外からの移住者にコメ・みそ・しょうゆ1年分提供するらしですね。

県や市町村の相談窓口を利用して、県外から移住する人が対象。
住民票で山形県内に移住したことが確認できれば、
県産のコメ1俵(60キロ)とみそ3キロ、しょうゆ3リットルを贈る。

(河北新報 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180224_53030.html)

それじゃ山形に移住しよう!とはならないでしょうが、
元々どこかに移住しようと考えていた人が山形県に移住しよう!
なんてことを考える人はいるかもしれませんね。

それでも地方移住のハードルは高いかも

私もセミリタイア前には地方移住という可能性を考えました。
やはり安い家賃と生活費は魅力的に映りました。
ただし、結果的に断念した大きな理由は以下の通りです。

① 近所付き合いが大変そう

今現在の住んでいる都内の集合住宅では隣近所と全く付き合いがありません。
誰からも干渉されない生活に慣れてしまうと、
隣近所の付き合いがあるというのはちょっと面倒です。
これに町内会の仕事なんか加わると、やはりね?という感じです。

移住失敗の体験談を見ていると、原因は地方特有の人間関係が多いですね。
人間関係が嫌で会社を辞めたのに、また新しい人間関係の渦に飛び込むのは
ちょっと考えられないです。

② 車の運転が下手

地方では車がないと生活できない!と言われます。
私は20年以上運転していないゴールド免許保持者なので、
運転には著しい不安があります。
これから年をとる中、車がないとダメな都市に引っ越すのはちょっと不安です。

もちろん、今の住居を引っ越さない理由というのは、
地元での友人関係という要因が実は一番大きかったりするのですが、
上記の地方特有の問題を考えるとちょっと二の足を踏みますね。

そもそも山形県がセミリタイアやリタイアの
移住者も想定しているかわかりませんが、
今後、同様のオファーをしてくる自治体も増えそうです。
少子高齢化は自治体による人口分捕り合戦になるかもしれませんね。

私も東京が嫌になるかもしれませんので、
地方移住に関するアンテナだけは張っておこうと思います。


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2018年2月24日土曜日

「自分の時間をお金で買う」と言う考え方について

家政婦を雇うべきか?

自分が感銘を受けた、というより、
「う~ん、そういう考え方もあるか!」と思った本に、
あなたを幸せにするお金のレッスン80 (sasaeru文庫 あ 2-1)
があります。

本書自体は女性向けの自己啓発本的な内容で、
すべての内容に共感できるわけではありませんが、
4コマ漫画付きの非常に読みやすい本です。

その中で特に印象的な箇所は「時間をお金で買う」という考え方です。

レッスン53自分の時間はお金で買える時代ですよ! (p136-137) 
では、家事代行サービスを使うことのメリットを説きます。

「家政婦さんも1時間1500円から頼めるケースもあります。
1回で6000円、ひと月に2度お願いしても12000円。
外食の回数を減らす程度ではないでしょうか?(中略)
 そうして時間をお金で買ったことで空いた時間を、
読書やお稽古事、時には休息にあてることが出来るわけです。」 (p136-137)

レッスン54 タクシーを有効活用することの多大なメリット(p138-139) 
でも同様の趣旨でタクシーの有用性を説きます。

「私は月給20万円そこそこの時でも、タクシーを有効活用していました。
そうして時間をやりくりしたことで、ほかの社員より評価されたり、
新しい仕事のチャンスが舞い降りてきたことがありました。」(p138-139)

家事代行については、逢坂さんの意見に触発されて、
サラリーマン時代にお願いしようかな?と思ったことがあります。
確かに、家の掃除や片付けで土日に休む暇がなければ
通常の仕事に影響することもありますし、
お金で買った時間を投資の勉強にあてるなどするれば、
元が取れるかもしれません。

ただ結局のところ導入を見送ったのは、
部屋が散らかりすぎているという問題
(とても家政婦さんに見せられるレベルではない!)に加え、
お金で買った時間を本当に有効に使えるか疑問に思ったからです。
家政婦さんだけ雇ってその間ぼーっとしていた!では投資としてはダメですからね。

タクシー問題については、まず、仕事の移動を自腹でタクシー!
はちょっと自分には考えられません。
私生活で時間を節約するためにタクシーというのも自分がそこまで忙しいかな?
と考えると二の足を踏みます。

むしろ、タクシーで行くのが一般的なところを歩いて節約してお金を浮かす、
という発想のが多かったですね。
スポーツクラブなどお金を払って運動するわけですから、
歩ける範囲は歩くというのはお金を貰ってトレーニングと同じです。

結局のところ、自分がセミリタイア資金を貯めるのに実行していたのは
「時間をお金で買う」
というより
「時間を使ってお金を浮かす」
という発想でした。
これはこれでそれなりに有効だったのかな?とは思います。

でも何かモヤモヤ感みたいなものが残るんですよね。

家政婦さんを雇っている間に投資戦略のひとつもビシッと立てて収益をだして、
部屋もその間にプロの仕事でビシッと片付いている!

そんな生活に憧れないわけでもないのです。
でもまあ、ちょっと自分にはハードルが高かったような気がしますね。

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2018年2月23日金曜日

セミリタイアをちょっとだけ遅らせた方がいいケースを考えた

1秒でも早くセミリタイアが原則だが。。

大原則としては、セミリタイアは早い方が良いのは当然です。
これには異論は全くないのですが、
しかしながら、なかにはもちょっと待った方がいいのでは?
というケースがあると思います。
それは、「セミリタイア後に稼ぐお金をあてにする」ケースです。

例えば、セミリタイア資金は貯金額では足りずに、
不足分は毎月5万円をパートタイムで稼ぐという計画を立てたとします。

仮にセミリタイア後のパートの時給を1,000円で計算すれば50時間必要となり、
「1日5時間 × 10日/月」と仮定すると、
なるほど、それほど大きな負担にはならないかと思います。

このケースでは年間60万円をパート収益で賄うことになりますが、
現役サラリーマンでセミリタイア資金を毎年300万円貯金するというケースでは、
1年セミリタイアを遅らせれば、5年間はパートタイムをしなくても済みます。

例えば、48歳でセミリタイアする予定だったが、あと2年間今の仕事を頑張る。
その代わり、50歳から60歳まではパートタイムの仕事もやらずに
完全なリタイア生活を楽しむ。
60歳で本当にお金が足りなくなったらパートで働く、という考えもあります。

会社の辞め時は難しい - 私の辞め時は結構「他力本願」

上記の例を整理してみたいと思います。

【プランA】

・48歳でセミリタイア (退職後2年間は働かない)
・50歳~60歳までは月5万円を稼ぐため50時間/月程度パートで働く

【プランB】

・50歳でセミリタイア
・50歳以降は働かない

実はプランAとプランBの差は

∴ 2年間フルタイムで働く VS 10年間パートタイムで働く

であることがわかります。

セミリタイア歴1年未満の新米から見ても、どちらが良いのかは難しいです。

2年間も無駄でつらいサラリーマン生活を過ごすことを考えれば、
月10日程度働くことはそれほど大きな負担ではありません。
むしろ気分転換になるかな?という程度かもしれません。

一方、一旦仕事を辞めてフリーになると、
そもそも働きに行くこと自体が面倒です。
働く時間は少ないに越したことはありません。

AとB、どちらか迷ったときは周りの状況に任せるのも一考かと思います。
今すぐ辞めないとうつ病になりそうだ、という場合はプランA。
仕事がちょっと落ち着いているならば、
来るべきセミリタイア生活を楽しむためにプランB。
そんなのもありかと思います。

自分のケースを思い返せば、プランAに近い形で辞めようと思っていたところ、
人事異動で上司が代わったり、仕事が凪になったりで、
急遽プランBに切り替えました。

私は余裕資金をためるためにセミリタイアを伸ばすという考え方は賛成できません。
余裕資金はそれこそセミリタイアをしてから「余裕をもって」稼げばいいのでは?
と考えるからです。

ただし、上記のように生活資金を稼ぐのを軽減するという目的ならばありだと思います。
やはり、セミリタイアしてから短時間といえども働かなければいけない!
というのは結構精神的負担になる可能性があるからです。

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2018年2月22日木曜日

若手社員の退職理由「服装」「メールマナー」に共感!

若手社員の退職理由「服装」「メールマナー」に議論勃発

STANDBYに興味深い記事が載っていました。
若手社員の退職理由にまつわる記事で、以下引用致します。

事の発端は、「できる若手が仕事を辞めるので理由を聞いた」
というユーザーのツイート。なんでも、上司に
「だらしないわけでもない服装を注意される」
「職場内メールの言葉を細かく訂正される」
ことが、辞職の決め手になったというのだ。

ユーザーは、あまりにもシンプルで初歩的な内容に
「それだけ?」と拍子抜けした様子。
しかし、その理由を
「そんなくだらないことをこの先ずっと気にしなきゃいけない文化が嫌になって」
と説明され、「納得」したと投稿している。
(出典元 http://www.standby-media.jp/case-file/172818)

この記事を読んだ時に「自分と一緒だ!」というのが第一印象です。
自分のケースと照らし合わせて分析したいと思います。

① だらしないわけでもない服装を注意される → クールビズが発端

夏はクールビズが導入されて働きやすくはなりましたが、
服装に関しては、ジーンズがOKか?ポロシャツがOKか?など、
導入当初は色々混乱がありました。
今ではかなりの企業でガイドラインが細かく設定されていると思います。

自分のケースではよく、
「だらしなく見えるからその服は着るな!」
と一方的に言われました。
基本的にはごく普通のシャツなので
そもそも文句を言われる筋合いはありません。
(そもそも奇抜な服装は持っていません)

その方の価値観では、普通のワイシャツ、ゴルフ用ポロシャツ以外はすべて
「だらしない服装」になるようです。

それこそそんなくだらない事で論争したくないので、
以降は普通のワイシャツで勤務することにしました。

② 職場内メールの言葉を細かく訂正される

自分のケースですが、メールや報告書の文章の表現を
細かくチェックされて直されました。
それで文章が飛躍的に良くなるならまだ納得ですが、
前後で何が良くなったかさっぱりわからないケースが多いです。

本来、メールや報告書は中身が大事であるはずですが、
肝心の中身については突っ込んだ議論にならないのが、
この手のタイプの上司の特徴かと思います。

注意することこそが生き甲斐の上司

記事のケースが具体的にどの程度の「被害状況」なのかわかりませんが、
複数の上司から同じようなことを言われれば、
会社に絶望して辞めるのは非常に納得です。

自分の仕事のコアとなる部分で注意されるならまだしも
どうでもいい事ばかり注意されたら仕事そのものが馬鹿らしくなります。

自分の知識不足による仕事の不出来を指摘され、
なるほどご指摘の通りというケースなら
「辞める」ということにはならないと思います。
実際に記事の若手は仕事ができるらしいですからね。

実はこういった上司は注意することそのものに意義を見出しているのでは?
と考えられます。

例えば、Aという表現とBと言う表現で内容は全く同じでも、
Aと書けばBが良いというし、
Bと書けばAが良いと言うのだろうと思います。
要するにこの手の上司は「何を書いても訂正する」
「何を書いても怒る」という事です。
正解はないのです。

恐らくこの若手社員はその辺のからくりを見抜いたからこそ、
バカらしくて辞めたのでは?と勝手に推測致します。

彼がきちんとした会社に転職できたことを祈りますが、
転職先に同じような上司がいない保証はありませんよね?
自分がセミリタイアした理由はこの辺にもあるのです。

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2018年2月21日水曜日

「お金に働いて貰いませんか?」と言われてちょっとムカつく

銀行窓口で素人扱いされる?

手続きの関係で銀行の窓口に行く機会がありました。
普段はネット銀行をメインに使っているので、
ATMはセブン銀行かイオン銀行しか使いません。
そんなわけで銀行そのものに行くのも久しぶりです。

手続きが一通り終了して、恐らくマニュアル通りなのでしょう、
金融商品を勧めてきました。

勧めてきた商品は、定期預金金利を短期間のみ高金利をつけるかわりに、
投資信託などのリスク商品を販売するというお馴染みの「抱き合わせ販売」です。
定期預金の高金利は、投資信託の手数料であっという間に消えてなくなるので、
それなりに金融商品に詳しい人であればまず手を出さない商品です。
もちろん、偶々購入しようと思っていた投資信託が対象だった!
というケースは別でしょうが、まあそんなケースはほとんどありません。

そこで言われたセリフが、

「金利も低いので、そろそろお金に働いて貰いませんか?」

というセリフです。

私はこのセリフを聞いた時に不覚にもちょっとムカついてしまいました。
ムカついた理由は以下の事が一瞬で頭をよぎったからです。

・別に全財産をここに預けているわけではない
 既に投資は別のもっと手数料が安い会社で行っている
・こちとら投資歴30年を超えるベテランである
・そもそも自分は金融商品を販売する側だったのだ!

もちろん、その恐らく20代と思われる女性行員に対しては、
「全く興味がありません」と丁重にお断りしました。
この「全く」という言葉に自分の多少のイラつきを
感じ取ってもらったかどうかはわかりません。

元同業者に対しては視線が厳しくなる!

私が本当に様々な金融商品に精通しているかはさておき、
いきなり「素人扱い」のこのセリフは頂けませんね。

半年程前に別の金融機関に行ったとき応対した
自分と同じアラフィフくらいの行員は、
事前に投資経験の有無などを確認の上で
セールスをしてきました。

この辺りはベテランと若手の差かもしれません。

さて、私が何が言いたいかといいますと、
やはり「元同業者に対しては見方が厳しくなる」ということです。

自分が金融機関の窓口を担当していた時分でも、
かなり些細なことで怒られた経験があります。
特に先方が知っていることを説明すると、
「そんなもん知っとる!」と怒られることが多々ありました。

そんなわけで、冒頭のセリフに対しても過敏に反応してしまいました。
自分が同じこと言ったら確実に何人かからは怒られていただろうな、と。

20年も前に辞めた仕事の事を思い出して不愉快になるなんてのは、
非常に非生産的な事なので止めにしたいのですが、
何か思い出してしまうのですね。

些細なことで腹を立てずに、穏やかに生きていきたいものですが。

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2018年2月20日火曜日

30代で健康にもっと気を使うべきだった!という後悔

セミリタイア後に体調は良くなったのですが。。。

「セミリタイアをしてから体調が良くなった」
というのは全くもってその通りです。

サラリーマン時代の
「身体が強張る感じ&腰痛」
「お腹を壊しやすい」
といった症状はほぼでなくなりました。

かつての同僚に久しぶりに会うと、
顔色が良くなったと言われることも多く、
体重も減少に転じています。

しかし血液検査の結果は良くなかったです

私のセミリタイア後の貴重な収入として「治験」があります。
治験には、無料で血液検査をしてもらえるメリットがありますが、
今回の血液検査の結果はあまり芳しいものではありませんでした。
脂質・肝機能などの項目は1年前より悪化していましたね。

これを機会に過去の健康診断データを遡って調べましたが、
2005年に尿酸値がちょっと高めに出たことを皮切りに
「異常なし」の結果がでたことはありませんでした。

「要観察」「用受診」といった結果を受けても、
特に何もしてこなかったツケが回ってきたかな?
と思います。

とりあえず、すぐに何かしなければというレベルではないようですが、
セミリタイア後は体調も良くなり健康になってきた!
と勝手に思い込んでいたのでちょっとショックです。
幸い時間もあることだし、少しずつ改善に努めていきたいと思います。

それでもやはり、健康診断の結果をもう少し真摯に受け止めていれば、
今もうちょっと体調が良いのかもしれない!
と考えるとちょっと残念な気がします。

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2018年2月19日月曜日

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を読んでの感想

電車広告でも良く目にする機会が多く、
巷で結構流行っているらしいのでとりあえず読んでみました。

著者が述べている
「今起きているのはあらゆる仕組みの「分散化」」(p112)
「資本主義から「価値主義」へ」(p162)
と言う流れはなるほどその通りと思います。

セミリタイア者からの観点で共感できる部分があるのは
「ベーシックインカム普及後の、「お金」」(p185)の章ですね。
著者は

「ベーシックインカム導入後の人間は、
今私たちが知っている人間とは全く別の生き方を
するようになっているかもしれません。」(p187)
「働いてお金を稼がなくても生きていくことができるとしたら、
お金を大量に持っていても今ほど羨ましく思われることもなくなります。」(p187)

と述べていますが、セミリタイアという生き方自体が、
このベーシックインカムを自分の力で実現させた状態と言えます。
セミリタイアは、以降の人生において働かなくても、あるいは、
最小限の労働で死ぬまで生きてられる資産もしくはキャッシュフローを確保し、
好きなように生きるというスタイルです。

ベーシックインカム導入後の世界は、
生まれた時に既にセミリタイアできる世界と言えますが、
個人的にはベーシックインカム導入は
ある程度の大国では不可能だと思います。
どこにそんなお金があるのか?
労働力不足の問題は?
等々考えると非現実的かと思います。

上記の点も含めまして、本書は総括的には今の時代に生じている
経済事象や話題性のあるトピックスをうまくまとめていると言えます。
しかしながら、多くのトピックスを取り扱っているが故に、
それぞれのトピックスの掘り下げは今一つかな?と思います。

Amazonのレビューが割れているのも、
こういった経済事象の切り口に初めて接すれば高評価、
既にある程度知っている人は低評価なんだろうな、
とそこだけは妙に納得致しました。

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2018年2月18日日曜日

平昌オリンピックを見てセミリタイアが遅れたことを思い出した

朝からオリンピックを見れるのがセミリタイアの醍醐味

平昌オリンピックが盛り上がっていますね。
韓国とは時差がないので、朝 ~ 夕方にかけての競技は、
働いているとリアルタイムでの観戦は無理。
その点セミリタイア生活者は時間の融通がきくので、
熱戦をリアルタイムで見ることが鑑賞できます。
セミリタイアして良かったと感じる時間ですね。

リオ・オリンピックの前に退職するのが目標だった

そんな平昌五輪をTV観戦して思い出したのが、
2016年のリオ五輪のことです。
自分は一つの退職日程のアイデアとして、

・2016年3月に退職意向を伝える
→ 2016年5月上旬最終出社
→ 2016年6月末に有給完全消化&賞与満額受領の上退職
→ 2016年8月リオ五輪を自宅で十分堪能

というシナリオを考えていました。

地球の真裏であるブラジルは日本は昼夜逆転。
オリンピックTV観戦には頭の痛いところですが、
仕事が無ければそんなのは関係ありません。
昼夜逆転ウエルカムです。

しかし実際はそれよりも1年遅れてのセミリタイアとなりました。

1年遅れた理由は、自分が退職に踏み切る思い切りが
なかったのがそもそもの原因ではありますが、
「タイミングが悪かった」というのがあります。

3月には人事評価面接があるので上司と2人きりになるチャンスがあります。
このチャンスを生かして退職を申し出れば良いのですが、
2016年は会社の体制が流動的であり、
このタイミングで辞めるのは少々気が引けるというのがありました。

一方、2017年度は逆に少なくとも1年間は現状維持がわかっており、
1年後にも明るい未来がある確率は果てしなく0に近かったので
これ以上現職に留まるのは無意味と思い、
退職に踏み切ることができました。

会社など辞めたい時に辞めればいいのでしょうが、
実際はそうは上手くは行かないケースが多いかと思います。

自分はチキン野郎なので、その点周りの事を考えすぎた部分もありますが、
それなりの準備とシミュレーションをしたおかげで、
何とかぎりぎりのタイミングで辞められたかな?という感じです。

とりあえず、今年のFIFAワールドカップ、2020年の東京五輪については、
心置きなく堪能できる体制が整ったので、
1年遅れでもまあ良かったという事にしたいと思います。

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2018年2月17日土曜日

「サラリーマンの勝ち負けは年収で決まる」と言われたら?

サラリーマンの勝ち負けは年収だけで決まるのか?

とある友人に
「サラリーマンの勝ち負けは年収で決まるんだよ」
と突然言われたことがあります。

この発言自体はかなり唐突に言われたのですが、
思い返せば伏線はあります。

この発言の2時間前くらいに2人で酒を飲んでいて、
「自分は閑職だったので比較的早く帰ることができる」
「毎日深夜まで残業しているエリート社員より、
自分の方が時給が高い」
というような事を私が自虐的に語っていたのですが、
恐らく彼はそういう考えがお気に召さなかったのでは?
と思います。
(その時は何も言っていたなかったのですが。。。)

その時自分の頭の中には「セミリタイア」という概念があり、
セミリタイアをしないまでもサラリーマンであるならば、
私生活が完全に犠牲になるエリートコースより、
時間の融通の効く窓際コースの方が良いな、
なんてことを考えていました。

もちろん自分は積極的に窓際コースに行こうと
思っていた訳ではありませんが、
仕事量を考えたら偉くなるのも考えものだ、
というのもあると思っての発言で、
「なるほどそういう考えもあるね」
と少しぐらいは共感があるかな?と思ったら
これが全否定されたというわけです。

セミリタイア生活は勝負を超越したもの

私はこの発言を聞いて「頭にきた」とか
「残念だった」という感覚はありません。
ただし、自分のセミリタイア的発想を言うにしても、
相手を見て言わないと全く話がかみ合わないな、
と思いました。

サラリーマンの窓際コースが負け組ならば、
負け組サラリーマンからのセミリタイアは超負け組です。
(巨万の富を得てセミリタイアする人は勝ち組だと思いますが。。)

セミリタイア生活はサラリーマンの勝負を降りた、
もっと格好良く言えば、
勝負を超越したところにあると思います。

この辺りの価値観なり感覚と言うのは一般的には理解されないだろうな、
と言うのを彼の発言で思い出すのです。

こんなことからも、基本的には自分が会社を辞める時も
セミリタイアすると言う事は一切言わず、
次の職に向けて準備をするというような曖昧な表現を使いました。

セミリタイアの魅力を語って負け惜しみみたいに思われるのは
やはり気分の良いものではありませんからね。

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2018年2月16日金曜日

もしも1年セミリタイアが遅れたら。。。エライことになっていたらしい

辞めた会社の仕事量は増えたらしい

辞めた会社の元同僚から会社の現状を聞く機会がありました。
結論から言えば、私はかなり良いタイミングで会社を辞めたようです。
理由をまとめると以下の3つのようです。

① 上長変更による「要求資料量」大幅増加
② 組織再編に伴う業務量大幅増加
③ 現場のキーパーソン退職に伴う混乱

①と②は完全に想定の範囲内です。
やっぱりそうだったのか!という感じです。

ところが③は意外や意外ですね。
プロパー社員で会社を辞めたい人がいるとは思いませんでした。
新卒で入った方は会社への忠誠心が高いと思っていたので、
皆さん普通に定年まで働くと思っていました。

現場の混乱を聞くと大変だな~とは思います。
確かに残っている方にはお気の毒な部分はありますが、
こちらも自分の人生がありますんでね。
何を言われても、あと1年働くなんてとても無理でしたよ。

「会社を辞めなければ良かった!」ケースとは?

そんなわけで話を聞いたことによって
「セミリタイアして正解!」
という確信の度合いを深めたわけです。

その時ふと思ったことは、
「話を聞いたらやはりもう少し働くべきだった!」
というケースはあるのか?ということです。

正直、「全く思い浮かばない」というのが率直な感想ですね。

職場がどう変わろうが、月~金まで満員電車で通勤して、
朝から晩まで働くというルーティーンは変わりません。

一旦このルーティーンから抜け出したら、
再び元の世界へ戻るなんてのは考えたくないですね。

当初予定より遅れたとは言え、
セミリタイアのタイミングとしてはまずまずだった!
というのを実感した次第です。

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2018年2月15日木曜日

何もしたくない時には素直に何もしない ~ これがセミリタイアの醍醐味 ~

やる気の起きない日は必ずある

サラリーマン時代の暇な休日には
「何もしないともったいない」
という感覚が常にありました。

セミリタイア生活も半年が過ぎると、
この感覚が少しずつなくなってきました。
(まだ完全にはなくなりませんが。。。)

サラリーマン時代には休日と言えども、
掃除・洗濯・買物・郵便&宅配便受取等々といった
家事・雑事があったので、リアルな自由時間は極めて貴重です。
そういう環境下、何もせずに過ごすとものすごく時間を無駄にした気がして、
週明けにブルーな気分になったのを思い出します。

そんな習慣を引きずっていたからか、
セミリタイアしてすぐの時は、やる気がなくても、
むりやり本を読んだり、近所に出かけたりしていました。
しかしながら、そうすることにより疲労感だけが貯まって、
却って時間を無駄にしていたような気がします。

それよりも、やる気がおきない時は素直に何もせず、
昼寝するなり、何となくネットサーフィンしたりして過ごせば、
再び色々なことに対してやる気が起きてくる、
というのが経験上何となくわかってきました。

セミリタイア生活に入ってからは外部要因の影響で直接不愉快になる、
といったことは格段に減少はしましたが、
やはり感情の波というものはありますね。
バイオリズム理論を持ち出すほどのことはありませんが、
良く考えれば、仕事を辞めたからと言って、
常にハイな精神状態でいられるわけはありません。

「何もしたくない時には素直に何もしない」
という非常に贅沢な時間の使い方が出来てきたのも、
セミリタイアして自由時間が格段に増えたからと言えます。

この辺はサラリーマン時代には想定していなかったことですが、
自分の感情の波とうまく付き合って、
セミリタイア生活を楽しんで行きたいと思います。

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2018年2月14日水曜日

「転勤」がサラリーマン生活の止めを刺した

転居なし転勤は働き方改革の目玉になるのか?

AIGが全社員を対象に転居を伴う人事異動を廃止するらしいですね。

AIG損保 転居伴う異動廃止へ 転勤多い金融業界に一石

AIG損害保険が、働き方改革の一環で全社員を対象に
転居を伴う人事異動を廃止することが11日、分かった。
国内を13のエリアに分け、異動は原則としてエリア内に限定する。
転勤が多い金融業界で、全社員を対象に働く地域を限定するのは異例で、
専門家も「画期的な取り組みだ」と注目。
出典: http://www.sankei.com/economy/news/180212/ecn1802120005-n1.html

確かに「転勤がない」と言うのはアピールポイントになりますね。
Uターン就職の人にも魅力に映ることと思います。

50歳を過ぎた独身のおっさんにとっても、
縁もゆかりもない土地でいきなり暮らすのはシンドイです。
これが新天地を求めての移住ならば話は別ですが、
どうせ2~3年でまたどっかに異動するわけですから。

最初に会社に対して抱いた不信感は「転勤」絡み

思えば、最初に会社に対する不信感を抱いたのは転勤に関するものです。
同じ支店に勤務する同僚同士が結婚したのですが、
女性の方は結婚後も引き続き働くことになりました。
会社の規定で夫婦は同じ支店で働けないので、
女性がまず都内の別の部署に転勤となりました。
ここまでは良いのですが、その後すぐに、男性の方が北海道へ転勤となります。
要するに、「女性が辞めて北海道へ帯同する」もしくは
「別居する」の二択を突き付けられた訳です。

その時は、「なんてひどいことするんだ!」と思いましたが、
このレベルの話はいくらでもあります。

「家を買ったら転勤!」と言うのもこの類の話でしょうね。

「転勤」がサラリーマン生活の止めを刺した!

その後に転職した会社も思えば「単身赴任者」が多い会社でした。
地方や海外に工場があるメーカーでしたので転勤は必然かと思いますが、
就職を決める20歳そこそこの年代の若者が
「30歳~50歳で家族と離れて暮らす」
ということの意味をどこまで正確に理解できるかは
甚だ疑問ではあります。

更に、私のサラリーマン生活の最後も「転勤」に絡むものでした。
セミリタイアの準備が完了したので職を辞す考えを伝えた時に、
一応会社からの慰留を受けたのですが、
その条件が転勤を伴う部署への異動だったのです。

確かに現状のポストに尋常ではない不満を抱いていたのは事実ですが、
当然のことですが、異動先がどこでもいいわけではありません。

正直言いまして、プロモーションも昇給もなく、
また自分のやりたい仕事でも何でもないのに、
本社とは言え、知り合いの誰もいない場所に転勤するのが
なぜ慰留につながる条件なのかさっぱりわかりませんでした。

これなど会社の価値観と自分の価値観が
決定的に違うと再認識した瞬間でした。

逆に言えば、このことにより何の未練もなく会社を辞められたので、
ある意味良かったのではないかな?と思っています。



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2018年2月13日火曜日

どんな職場に行っても必ず苦手な人がいたから会社を辞めた

職場の同僚が皆いい人なんてありえない?

私がセミリタイアをした理由の一つに

「苦手な人とは一緒に働きたくない!」

というのがあります。

過去の自分が勤めていた会社の陣容は、

課単位:4名 ~ 10名
部単位:10名 ~ 50名
グループ単位:100名 ~

と言った感じです。

自分の四半世紀以上のサラリーマン経験からしますと、
課単位でも誰かしら必ず苦手な人がいたな
と思うのです。

もちろん、「苦手な人」と言っても、「何となく合わない」というレベルから
「その人の事を考えるだけでむかつく!」まで色々あるわけですが、
「職場には良い人しかいません!」なんて事はなかったですね。

退職後に会ったらいい人になっていたケースも

会社を辞めてから元同僚に会うというケースはあまり多くないですが、
とある女性の先輩と会社を辞めてから会合で顔を合わせたことがあります。

この先輩は機嫌が悪いとすぐ怒るのでちょっと苦手にしていたのですが、
お互い会社を辞めており、それまでの関係がリセットされたからか、
妙に丁寧な言葉遣いで話されて、逆に気持ち悪かったことを覚えています。

この先輩の考えを勝手に推測すると、
先輩・後輩、上司・部下と言った関係では、
上席が部下に大声で叱責したり、エラソーな物言いをするのは当然!
ということなんだと思います。

これに似たケースでは、直属の上司でなくなったら、
「呼び捨て」から「君付け」になった、なんてのもありました。

結論:職場の人間関係はやはり苦手だ

上記では苦手な人がいい人になったケースを挙げましたが、
やはりダメな人はやっぱりダメというのが大多数かと思います。
いつまでも「上司面」している人のが比率的には圧倒的に高いですしね。
(会社辞めたのに説教とか自慢話は本当に勘弁してほしいです)

日本の会社の職場環境を考えると
「皆良い人ばかり」
なんてところはほぼないでしょうね。

そんな事も自分がセミリタイアした大きな理由です。

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2018年2月12日月曜日

「お金 × やりたいこと」を軸にセミリタイアを考える

セミリタイアを考える上で重要なファクターは、
「お金」と「やりたいこと」ではないでしょうか?

とはいいながらも、この両者を並列して考えているケースが
少ないような気がしましたので、以下の表を作ってみました。

   
お金
 
 
ある
ない
仕事以外に
やりたいこと
ある
① セミリタイア
② 目指せ!
セミリタイア
ない
③-A 仕事楽 → 労働者継続
③-B 仕事苦 → セミリタイア
④ 流れのまま
(世の中の
大多数?)

以下、それぞれのケースについて、
自分の考えをまとめていきたいと思います。

① 仕事以外にやりたいことがある × お金がある

この方々は迷わずセミリタイアをするべきでは?と思います。

人生は有限ですので、定年まで働いた後に「やりたいこと」が
十分にできる保証はないからです。

② 仕事以外にやりたいことがある × お金がない

セミリタイア資金を貯める為に頑張ってみてはいかがでしょうか?
仕事をしながらでは、「やりたいこと」は制限されます。
私は仕事のことが頭の片隅にでもあると、心から楽しめないタイプでした。
今、セミリタイアして仕事の呪縛から離れて、
ようやく趣味に没頭できる環境になったと感じています。

③ 仕事以外にやりたいことがない × お金がある

余裕でセミリタイアできる資金がありながら働いている人でも、
仕事を辞めてまでやりたいことがないから
働いているという人は多いかと思います。
その場合、2つのパターンがあるのでは?と思います。

A.仕事楽

「仕事が楽しい」「仕事が楽である」と言った方は
基本的にはそのままで良いかと思います。
「仕事が生き甲斐」という方もこちらに入るかと思います。

ただし、もしそこそこの規模の会社にお勤めの人であれば、
ジョブローテーションによりとんでもない部署に回されたり、
とんでもない上司が転勤してきたりする可能性があることを
頭に入れておくべきではないでしょうか?
もしそうなったら「セミリタイア」しようかな?
ということを頭の片隅にでも置いておけばいいかと思います。

B.仕事苦

「仕事がつらい」「仕事がつまらない」と言うケースで、
お金のある方は無理する必要はありません。
セミリタイアをすれば少なくとも苦痛からは解放されます。

やりたいことなんて、時間があればいくらでも見つかると思う、
というのが私見です。

④ 仕事以外にやりたいことがない × お金がない

広義で言えば、このタイプがほとんどかな?と思います。
本当にやりたいことがないのか?また、お金がないのか?
というのはさておき、セミリタイアなんて考えたことがないというのが、
世の中の大部分と思います。

ただし、冷静に考えれば、仕事以外にやりたいことがあるし、
お金だって贅沢しなければ実はそれなりにある!
と言う人も多いのではないかと思います。

そんな方々がこのブログを見ることはないでしょうが、
「定年まで働くのが当たり前!」という常識を疑えば、
新しい人生が見えてくるかもしれない、と思います。

※まとめ - セミリタイアした方がいい人って結構いるのでは?

私が本項で強調したいことは、③-Bに当てはまる人って結構いるのでは?
という事ですね。

独身でお金のかかる趣味を持っていない人の中には、
「何となくお金が貯まっている」という人もいるのでは?

そんな方が、仕事が辛かったり、あるいはつまんなかったりと言う場合、
セミリタイアを考えてもいいのにな~って思うのです。

「定年までは働くべき」という固定概念をなくすだけでも、
その後の展開が結構変わると思います。

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2018年2月11日日曜日

働き方改革より通勤改革?~ やはり都心のラッシュは異常 ~

首都圏鉄道の混雑率ランキング上位3線
輸送力はほぼ限界に

鉄道の混雑率ランキングは

1位の東京メトロ東西線(木場~門前仲町)199%
2位のJR総武線(錦糸町~両国)198%
3位の小田急小田原線(世田谷代田~下北沢)192%

とのことです。
(出典: https://www.moneypost.jp/244146/2/)

私は上記1位の東西線沿線に4年間住んでいたので、
この混雑の意味するところは体感でわかりますが、
200%の持つ意味とは

「混雑率100%とは、座席がすべて埋まり、
かつ55cm四方に1人の立ち客がいる状態のこと。
混雑率が上がるごとに55cm四方の人数が増え、
200%になると体が触れ合い、相当な圧迫感がある状態です」

と解説されています。
しかしながら上記解説はかなりぬるく、
「相当な圧迫感」なんてレベルではないことは付け加えておきます。

大江戸線遅延で殺気を感じる

サラリーマンを辞めてから、通勤ラッシュの電車に
乗ることはほとんどありませんが、
それでもたまにはラッシュ時の電車に乗ることはあります。
そのたびにげっそりとするわけですが、
先日セミリタイア後に初めて大幅な電車の遅延に出くわしました。

大江戸線が保守点検の遅延とやらで大幅に遅れました。
ホームへ下る階段は人であふれており、
プラットホームへ降りるだけでも1時間くらいかかりそうな感じでした。

そこでの感覚はサラリーマン時代には感じたことがないものでした。
具体的に言いますと、

・無言で電車を待つ人の群れがちょっと怖かった
・明らかに殺気だっている人が数名いる

と言ったところです。

自分がサラリーマンだった頃には、
自分の事で手一杯で周りを観察する余裕などありませんでしたが、
今の立場でラッシュを眺めてみると、
結構やばい状況なんじゃないか?と思います。

働き方改革より通勤改革が必要なんじゃないかな?

上記の記事によりますと、鉄道会社の努力で輸送力を
増強するのはほぼ不可能とのことです。

となると「通勤改革」が必要なのでは?と思います。
思いつくレベルで考えると

① 在宅勤務の拡充
② オフピーク通勤 & フレックスの拡充
③ オフィスの地方移転

といったところでしょうか?

①と②はある程度は増加しているでしょうが、
職種によっては不可能なものもあるでしょう。

また、フレックスについては
「わしが定時に出社しているのに、フレックスをとるとは何事だ!」
なんて怒るバカ上司がまだいるでしょうから、
子供の入学式くらいしか取れないという人も多いでしょう。

また、③に至っては、都心で建設ラッシュが続いていることを考えれば、
どうも逆方向に行っているような気がします。

そう考えると、当面、都心のラッシュは改善しないでしょう。
まあ、いいアイデアがあればとっくにやっているでしょうからね。

サラリーマンに戻りたくない理由がまた一つ増えた、
というような経験でした。

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