2018年2月4日日曜日

セミリタイアの適正年齢を定性的に分析する

何歳でセミリタイアすべきか?

セミリタイアをするのにベストのタイミングは何歳か?
ということについては色々な意見があり一般化は難しいと思います。
要は人それぞれということですが、
個人的な経験から言えば、

40歳~45歳くらいでセミリタイアするのが理想だったかな?

と思います。

その辺の理由を、各年代毎の過ごし方を
反省点を踏まえて振り返りたいと思います。

① 20歳代 ~ とりあえずトライ! ~

大学を卒業して社会人になるわけです。
まだ色々な可能性が残されていたと思っていましたので、
「仕事がつまらない → セミリタイアを目指す」
と言う発想には至りませんでした。

むしろ、ここがだめでも他の会社で活路を見出せる!
と思っていました。

最近では20代でセミリタイアを考える人も多く、
ある意味「慧眼」だな、と思う部分はありますが、
自分がこの時点で仕事に見切りをつけていたら、
「あの時もう少し頑張っていれば違う展開もあったかも!」
とセミリタイアをしてから後悔していたかもしれません。

結果的には、転職をしても状況は好転しなかった!ということが、
「サラリーマンに未練は全くない!」
という今の感情に寄与している部分はあります。

【セミリタイア後から見た反省点】

自分としては就職先は希望通りだったし、
20代はそれなりに充実している部分もあったかと思います。

ただし、就職先を選ぶ基準で間違っていた部分はあります。
それは「給与」というファクターを軽視したことです。

自分はやりがいとか個人の適正を第一に就職先を選定したので、
条件面で給与は二の次でした。

しかし、セミリタイアするしないを別にしても、
まずは「お金」という要素が大事です。
もう少し「給与面」にこだわっていれば、
その後の展開も変わっていたかと思います。

② 30歳代 ~ 見極めの時 ~

30歳過ぎともなれば、この時点で、ある程度自分の会社での
ポジションがわかってくるかと思います。

仕事にそれなりのやりがいがあって、
将来的にもそれなりのポジションにつく見込みがあるなら
サラリーマンを継続すればよいかと思います。

逆に、仕事は死ぬほどつまらないし出世の見込みもない、
人間関係も最悪となれば、違う人生を模索する必要があります。

自分は30代で2度転職をしています。
2度目の転職で「最初の話と違うな」とは思った時には、
3度目の転職は考えずに、セミリタイアという道を模索し始めました。

【セミリタイア後から見た反省点】

30歳が近くなった時点で、当初描いていたサラリーマン生活とは
全く異なる展開となっていました。

この苦境を脱出するために「転職」というカードを切ったわけですが、
「セミリタイア」ということが頭にあれば、
転職せずにしばらく最初の会社にとどまるという選択肢もあったかと思います。

給与面については、とどまっていた場合と転職した場合で
どちらが良かったかはわかりませんが、
転職先の福利厚生面は明らかに劣っていたので、
退職金や企業年金を考えると、転職により大きく不利益を被りました。

③ 40歳代 ~ セミリタイア準備期間 ~

この時点ではすでにセミリタイアを見据えて行動していました。
従って、会社の仕事には全く興味はありませんでした。
こうなると、会社にいる時間は苦痛でしかなく、
単なる生活費・セミリタイア資金を稼ぐ手段となっていました。

40歳代中頃からは退職のタイミングを伺う体制になり、
50歳を過ぎると仕事がきつくなりそうだったので、
このタイミングでセミリタイアに入りました。

【セミリタイア後から見た反省点】

40歳代ではセミリタイアに向けて粛々と活動していたので
反省点は特にありません。
辞めるタイミングが難しかったかな?
と思う程度ですね。

※ まとめ

自分の場合、30歳後半でサラリーマン生活に完全に見切りを付けました。
私にとっての40歳代のサラリーマン生活というのは、
「お金のため」以外に働く理由が全く見いだせなかったため、
人生における時間のロスという側面からみると大いに問題があったと思います。

従って、30歳前半の時点でサラリーマンに見切りをつけて、
セミリタイアに向けて頑張っていれば、
40歳代前半でもセミリタイアも可能だったかな?
と思いますので、
セミリタイアの適正年齢は40歳代前半だったかな?と思う次第です。

こうして振り返っても、やっぱり40代の過ごし方がもったいなかったな!


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