首都圏鉄道の混雑率ランキング上位3線
輸送力はほぼ限界に
鉄道の混雑率ランキングは
1位の東京メトロ東西線(木場~門前仲町)199%
2位のJR総武線(錦糸町~両国)198%
3位の小田急小田原線(世田谷代田~下北沢)192%
とのことです。
(出典: https://www.moneypost.jp/244146/2/)
私は上記1位の東西線沿線に4年間住んでいたので、
この混雑の意味するところは体感でわかりますが、
200%の持つ意味とは
「混雑率100%とは、座席がすべて埋まり、
かつ55cm四方に1人の立ち客がいる状態のこと。
混雑率が上がるごとに55cm四方の人数が増え、
200%になると体が触れ合い、相当な圧迫感がある状態です」
と解説されています。
しかしながら上記解説はかなりぬるく、
「相当な圧迫感」なんてレベルではないことは付け加えておきます。
大江戸線遅延で殺気を感じる
サラリーマンを辞めてから、通勤ラッシュの電車に
乗ることはほとんどありませんが、
それでもたまにはラッシュ時の電車に乗ることはあります。
そのたびにげっそりとするわけですが、
先日セミリタイア後に初めて大幅な電車の遅延に出くわしました。
大江戸線が保守点検の遅延とやらで大幅に遅れました。
ホームへ下る階段は人であふれており、
プラットホームへ降りるだけでも1時間くらいかかりそうな感じでした。
そこでの感覚はサラリーマン時代には感じたことがないものでした。
具体的に言いますと、
・無言で電車を待つ人の群れがちょっと怖かった
・明らかに殺気だっている人が数名いる
と言ったところです。
自分がサラリーマンだった頃には、
自分の事で手一杯で周りを観察する余裕などありませんでしたが、
今の立場でラッシュを眺めてみると、
結構やばい状況なんじゃないか?と思います。
働き方改革より通勤改革が必要なんじゃないかな?
上記の記事によりますと、鉄道会社の努力で輸送力を
増強するのはほぼ不可能とのことです。
となると「通勤改革」が必要なのでは?と思います。
思いつくレベルで考えると
① 在宅勤務の拡充
② オフピーク通勤 & フレックスの拡充
③ オフィスの地方移転
といったところでしょうか?
①と②はある程度は増加しているでしょうが、
職種によっては不可能なものもあるでしょう。
また、フレックスについては
「わしが定時に出社しているのに、フレックスをとるとは何事だ!」
なんて怒るバカ上司がまだいるでしょうから、
子供の入学式くらいしか取れないという人も多いでしょう。
また、③に至っては、都心で建設ラッシュが続いていることを考えれば、
どうも逆方向に行っているような気がします。
そう考えると、当面、都心のラッシュは改善しないでしょう。
まあ、いいアイデアがあればとっくにやっているでしょうからね。
サラリーマンに戻りたくない理由がまた一つ増えた、
というような経験でした。
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