今思い返しても自分の40代はスカでした。
前半3分の1はプロジェクトでこき使われ、
後半の3分の2は閑職で飼い殺し状態でした。
別に30代が素晴らしかったわけではないのですが、
新しい知識を吸収したり、昇給があったりと、
悪い事ばかりではない部分はありました。
一方40代はまるでいいことなしです。
まず昇給がなし、異動の話は反故にされ閑職に固定、
仕事内容は十年一日と言った具合です。
私がそんな会社を辞めなかったのは、
「セミリタイア資金を貯めるだけ」
という理由のみです。
黄金の50代へ!
50代はそんなサラリーマン生活とはオサラバです。
会社を辞めてからすぐにマレーシアからタイへと旅行しました。
マレーシアは自分が30年程前に初めて海外旅行に行った場所なので、
新しい人生のスタートはここからスタートすると決めていたのです。
3週間程の旅行はなかなか楽しかったのですが、
この程度の長さの旅行ですらサラリーマン生活では不可能です。
予定ではもっと頻繁に旅行に行こうと思ったのですが、
実際はこれ以降海外へは行っていません。
経済的にやや慎重になっている面も否定してませんが、
一番の理由は「家で過ごすのも楽しいから」です。
これは自分がセミリタイアして会社に行かなくてもよいという状態を
「過小評価」していたという嬉しい誤算だと思っています。
「仕事しなくていいだけで楽しい」ということを、
今の私はうまく説明することができないのですが
(この気分的なものを文章にするとちょっと嘘くさくなります)、
このことがセミリタイア生活の成功を確信している大きな理由です。

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