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2025年8月23日土曜日

成果主義で評価されなかったらFIREを目指せ!

新入社員は年功序列へ回帰


新入社員が保守化する傾向にあって、
成果主義より年功序列を好む傾向があるそうです。

"学校法人「産業能率大学総合研究所」(東京都世田谷区)が今年度入社の新入社員を対象に実施した調査で、旧来の年功序列型の人事制度を望む声が成果主義を上回った。(中略)「年功序列」を望む新入社員の割合は、22年度の38.9%から徐々に上昇。24年度に48.5%で過去最高となった。25年度はさらにこの割合が高まり、記録を更新した。また、「終身雇用」を望む割合は69.4%、「同じ会社に長く勤めたい」とする回答も51.8%といずれも増加傾向にあり、新入社員の“安定志向”の強さが浮かんだ。” (引用元) 新入社員は成果主義より年功序列に回帰? 調査開始から36年で初めて逆転 「意識の保守化」と見なす前に企業が取り組むべきことは"

背景には安定志向を求める声が強まっているとのことです。

ただ、30年近くサラリーマンを経験してきた自分からすると、
成果主義というのは、そもそもかなり無理がある制度だと思っています。

成果を正確にジャッジできるのか?


私が成果主義に対して疑問に思う理由としては、
主として以下の2つが挙げられます。

まず第一に、そもそも正確に社員の成果をジャッジできるのか?ということです。
例えば、同期が100人入社した場合、
その100人で同じ仕事をしている人は皆無である確率が高いです。

そんな全員が違う仕事をしている状況の中で、
1位から100位まで評点をつけて、

「君は全然会社に貢献してないから100位ね!」

などと言われて納得できるのか?ということです。

第二に、評価する側の実力というものがあります。
とてもまともに人を評価できるとは思えない上司に当たる確率も高く、
そういう上司にメチャクチャな評点をつけられるというリスクも存在します。

それだったら、年功序列システムを採用して、
評価による不公平感をなくした方が良いのでは?
と今の私なら思います。

成果主義で評価されなければFIREを目指す!


まあ私の経験上の話で言えば、
上司に嫌われてとんでもない低評価をつけられて、
不幸なサラリーマン生活を歩み続けている人は結構多いですね。

成果主義における評価なんてのは所詮そんなものなので、
低評価で好きな仕事につくこともかなわないとか、
やたらハードなだけで面白味の無い部署に回されるとか、
そういう状況に陥ったら、
評価とは無縁のFIRE生活を目指した方が遥かに良いと思いますね。

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2025年8月11日月曜日

【本当か?】リゾートバイトが50代以上に人気らしい...

50歳以上の就業者数が12年で約58倍!


リゾートバイトが高齢者に人気という記事があって、
興味深く拝見しました。

なんでも、50歳以上の就業者数は、
2012年以降の12年で約58倍に増加しているそうです。

その理由として、以下のような前向きなものがあるとのこと。

"なぜ50歳以上のリゾートバイトが急増しているのか。リゾートバイトの人材派遣会社「ダイブ」の広報・原さんは「まだまだアクティブに働ける50代、60代の方が多いのが実態かなと思う。もともと趣味が旅行でしたという方もいるのと、移住を目的にその下見ではないが、残りの人生を新しくチャレンジしたいという方が多い印象です」と分析していました。” (引用元) 定年退職を機に楽しみながら観光地で稼ぐ!50代以上に人気の“リゾートバイト”"
ちょっとにわかには信じがたい話かな?
というのが私の第一印象ですね。

50代は普通の人は普通にサラリーマンでは?


まず最初に思った事ですが、
記事のタイトルにある定年退職後であるなら、
リゾートバイトで趣味を兼ねて働くはありとしても、
50代なら普通の人はまだサラリーマンとして働いているのでは?ということです。

記事の例では、
"給与は時給1,200円。1日の労働時間は基本的には8時間で、月に12〜22万円程度稼ぐことができます。"
とあって、50代の稼ぎとしては物足りないのでは?

より稼げる仕事に地元で就ける人であれば、
わざわざ遠方まで出稼ぎにいくのか?

地元では50代向けの職がないとか、
工事現場や警備などのハードな労働よりは肉体的負担が軽いから...
みたいな理由のが多いのでは?と勝手に邪推してしまいましたが、
実際はどうなのでしょうか?

肯定的な意見が多くてビックリ!


ただ、ヤフコメを見ると、
意外にもリゾートバイトに肯定的な意見が多くてビックリですね。

普通のサラリーマンでは経験できないことが経験できるとか、
実体験として楽しかったとか、
魅力的な要素も実際にあるようですね。

とは言え、私は世代の異なる人と新しい人間関係を築ける自信もなく、
拘束時間の長い仕事をこなせる体力もないので、
今後働くことになったとしてもリゾートバイトはないかな?とは思います。

やはり、50代とか60代になったら、
リゾートは働きに行くところではなく、
遊びに行くところではないか?
とシンプルに考えてしまいますね。

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2025年7月10日木曜日

50代転職増加を前向きに解釈するのは無理がある...

50代転職が12倍⁉


タイトルに釣られてつい読んでしまった記事ですが、
内容的には思っていたのと違いました。

"入社前に就業経験のある転職者は2023年の1年間で約320万人。このうち45~49歳は約47万人、50~54歳は約48万人、55~59歳は約38万人で、いずれも約10年前と比較すると5割前後増えた。リクルートの転職支援サービス「リクルートエージェント」を利用した24年の転職者数も、10年前に比べて40代が5倍超、50代は12倍超にまで伸びているという。リクルートエージェント・キャリアアドバイザーの秋吉侑美さんは「これまであまり活発ではなかった45歳以上の転職がここ5~6年ほどで急激に伸びてきた。役職定年や定年制度にとらわれず、強みを生かして働けそうな会社に40~50代のうちから移っておきたいと考える人が増えている」とみている。” (引用元) 老いる日本企業、中高年はリストラより活用で50代転職は12倍"
50代転職は12倍!そんなバカな!と思ったら、
リクルートエージェントを使った50代転職者が、
10年前に比べて12倍超になったという話のようです。

日本全体で50代の転職者がどのくらい増えたかについては、
前段にある数字である5割くらいのようです。

ただ、最後の解説にあるような、
50代で前向き転職者が増えている!というのは違和感がありますね。

同僚は耐えがたき左遷で転職


私は50歳でサラリーマンを辞めてセミリタイア生活に入りましたが、
同じような時期に50代前半の同僚が2人辞めています。

辞めた理由を直接本人に聞いたわけではありませんが、
辞めた理由は記事にあるような前向きなものではなく、
簡単に言えば左遷されたからということのようです。

2人とも花形部署からマイナー部署への異動したのですが、
それまでの経歴からみると意外な扱いで、
本人達にしてみれば屈辱的な扱いと思ったようです。

ただ、2人共50代なのにうまいこと転職できたわけで、
それなりの実力者ではあったということです。

こういう人をあっさりと転職させてしまうのは、
ちょっと組織としてはどうなのかな?
というのが私の感想です。

50代で強みを活かそうと転職?


彼らも50代で転職をしようとは思っていなかったのに、
いきなりはしごをはずされた形で、
流石にこれ以上この会社で働くのはムリ!
という形の転職かと思います。

記事にあるような、
「50代で強みを活かして転職しよう!」
みたいな方がそんなにいるとは思えませんね。

私の推測としては、50代で思ったよりもひどい扱いを受けるとか、
給料が大幅にカットされるとかで、
やむにやまれぬ事情で転職をする人が増えているだけのような気がしますが、
実際はどんなもんなんでしょうかね?

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2025年7月3日木曜日

退職する本当の理由なんて言わないと思いますよ...

退職代行を使われると辞めた理由がわからない


退職代行に関する記事は相変わらず多いですが、
これはどうかな?と思ったのが以下の内容です。

"企業からしたら、退職代行を利用されると、辞めた理由が分かりません。その結果、同じような理由で退職する社員を減らすための改善策を考えるのが難しくなります。” (引用元) 退職代行、大企業の15.7%が経験 理由が分からず辞める社員をどう防ぐ"
この記事を読んでパッと頭に浮かんだのは以下の2点です。

本当の退職理由を言うか?


まず第一に、退職代行を使わない普通の退職の場合でも、
本当の退職理由を言うかどうか疑問だという点です。

特にそれが顕著なのは、上司のパワハラ等が原因で辞める場合です。

直属の上司に退職を告げて、退職理由を聞かれて、

「あんたのパワハラがひどいから辞めるんだよ!」

などと言える人はなかなかいないと思います。

そんなことを言えば退職までのパワハラがひどくなるリスクもあるので、

「昔からやりたい仕事があって、たまたま良い会社が見つかったので」

といった大嘘の理由をいうのが関の山です。

また、我々FIRE希望者にしても、
退職時にFIREするから辞めるなんて絶対に言いませんからね...

辞める理由は普通ならわかる


また、私も30年近くのサラリーマン生活で、
多くの同僚が辞めていくのを見てきましたが、
辞める理由がわからないケースはほぼありません。

辞めると聞いた瞬間

「やっぱりね...」

というケースがほとんどです。

あんなに活き活きと働いていたのに突然辞めるなんて超意外!
みたいな人は今まで見たことないですね。

ただ、パワハラ系上司の中には、
自分が周囲から嫌われていることに全く気が付かず、
いやむしろ、部下から慕われているとさえ思っている人もいて、
こういう人には部下が辞める理由はわからないかもしれませんけど...

2025年6月10日火曜日

今度は”マイクロリタイア” ~ FIREの亜流が次々出てくるが目新しさはないかな? ~

マイクロリタイアが注目?


マイクロリタイアなるものが注目されているそうです。

"「マイクロリタイア」という考え方が、注目を集めはじめている。マイクロリタイアとは、完全に就労から引退するのではなく、キャリアの途中で意図的に一定期間(数か月?1年程度)のブランクを設け、その時間で自己実現や新たな挑戦を経験し、再び労働市場に戻るという選択肢だ。” (引用元) いま話題の「マイクロリタイア」とは?キャリアの途中で意図的に休職するZ世代が増えている理由"
第一印象としては、昔あった制度ですっかり廃れた、
単なる「長期休暇制度」の呼び名を変えたものとしか思えないかな?という感じです。

「長期休暇制度」というのがあった


私が新卒で入った会社にも、
「長期休暇制度」があったと記憶しています。

確か最長で2年くらい休職できる制度でしたが、
その間、何をやるかしっかりとしたプランを人事部に提出する必要があり、
海外ボランティアくらいしか認められなかったような...

ただ、知人の会社には語学留学とかでも認められるところもあり、
30代で2年間みっちりと語学を習得した人もいました。

名前が違うだけで、マイクロリタイア的なものは昔からあった感じですね。

労働力不足が背景?


当時と今の共通点は何かと言えば「人手不足」でしょう。
上記制度はバブル期に出来たものでした。

記事でも、
"少子高齢化による労働力不足は、今後さらに深刻化することが予想される。そのような状況下では、企業は人材確保のために柔軟な制度を導入せざるを得なくなる。"
とあり、とりあえずこんな制度もあるから入社して!という感じで、
実際にこういった休暇が認められるのは極々一部では?
と私なんかは疑ってしまいます。

また、今後就職氷河期みたいな人余りの時代が来てしまったら、
こういった制度も廃れていくことが予想されます。

FIREとの違い、というか全然違う!


記事内ではFIREとの違いについても触れていますが、
仕事復帰が前提のマイクロリタイアは、
仕事を辞めることがメインテーマのFIREとは全然違います。

私なんかからすると、仕事復帰が前提だとするなら、
休職期間が1年だろうが5年だろうが、
その間は心の底からは楽しめない感じで嫌ですね。

ただ、記事内にあるような、「世界一周したいから1年間休職」みたいに、
期間限定的にやりたいことがある場合なら、
マイクロリタイアは有効にワークするのかもしれません。

とは言え、1年間海外旅行に行って、
その間ずっと働いていた同僚のいる同じ会社に戻る度胸は、
私には絶対的にないですね~。

2025年5月20日火曜日

人手不足時代に”人員の余剰感”?~ 私の早期退職にもつながる違和感 ~

パナソニック社長の話に違和感


大規模リストラで日本に衝撃を与えたパナソニックですが、
下記の社長の話にちょっと違和感を覚えました。

"パナソニックHDは今月9日、経営改革の一環としてグループ人員を1万人削減すると発表。楠見社長は記者会見でこう語り、人員の「余剰感」を強調した。
「人の数が仕事に対して少し余裕があるとなると生産性を高めるための創意工夫も起きない。人員は少し足りないというぐらいがちょうどよくって、その中で生産性を上げる努力をして人が成長する」” (引用元) 仕事は最低限に、定時で帰る…日本でも広まる「静かな退職」 専門家「選択肢必要」"
この手の発言は、私がサラリーマン時代に勤めていた会社でも聞かれましたが、
ちょっと違うよな~と常々思っていました。

特に、私が所属していた管理部門というのは、
直接利益を生み出すわけでもないので、
標的になりがちでした。

押し付けられる仕事だけで限界...


「人員は少し足りないぐらいというぐらい」と言いますが、
現実問題としては、慢性的に人出不足という職場が多いと思います。

私が所属していた管理部門では、
膨大な資料が要求されることがその主因で、
押し付けられる仕事だけで定時は余裕で超えるわけで、
どこに創意工夫の余地があるんだろう...と思わざるをえません。

ただ、経営陣としてはまだまだ余裕があると思っているらしく、
管理部門から営業部門への配置転換みたいなことは時々行われていましたね。

生産性が低い理由は経営陣


上記発言は「日本の生産性が低い」という流れで引用されており、
それを経営陣が悩むという文脈ですが、
普通に考えれば、それって経営者のせいでは?と私なんかは思ってしまいます。

ただ、優秀な現場スタッフとして働き、
無駄な資料作りが多いことを嘆いていた人でも、
自分が偉くなったら同じようなことをやっているのを見ると、
こういった構造的・制度的なものを変えるのは困難だというのはわかります。

いずれにしましても、
人手が足りないところに人員が余っているとか言われて、
創意工夫の余地がないくらいあれやこれやと細かい指示をされるのに、
創意工夫でお前らが何とかしろ!みたいに言われる環境では、
労働意欲をそがれるのは間違いないところだと個人的には思います。

この辺りを考えますと、
早期退職に踏み切ったのは間違いではなかったのを改めて実感しますね。

2025年5月13日火曜日

FIRE希望者が増えるか? ~ ”労働時間規制緩和”という不気味な動き ~

労働規制緩和で人手不足解消


というエミン・ユルマズさんと永濱 利廣さんの対談本を読んでいて、
ちょっと気になる部分がありました。

それは国内の供給力強化の処方箋として

"行きすぎた労働時間規制の緩和が効果的”(p.178)

という御主張をされている部分です。

永濱 利廣さんは、

”過剰なサービス残業を抑制することも重要ですが、それによってもっと働きたい人の労働時間を抑制してしまっては本末転倒だと思います。”(p.178)

とも言っており、
と我々(?)のような働きたくない人に考慮するところは見せていますが、
ちょっと危険な流れだと思っています。

労働時間抑制は行き過ぎと思っている人は多い


と言いますのも、現在の労働時間規制は行き過ぎである!
と思っている人は結構多いらしく、
同様の主張はチラホラ聞こえてくるようになりました。

確かに、人出不足で残業なしでは仕事が回らず、
建前上は残業していないことになっているので、
家で無給労働をしているみたいなのは最悪で、
それだったら普通に会社でお金を払って残業させる方が良いというのはあります。

ただ、そうなると、昔のような残業野放し状態になるリスクが高いし、
残業などしたくない人まで、実質的に残業を強要される事態になるでしょうから、
やるなら制度設計は慎重に行って頂きたいところです。

FIRE希望者が増える流れか?


今の流れとしては、給料もアップしたし、
配属ガチャのリスクも昔に比べて激減、
残業時間も常識的なレベルに収まっている会社は多いかとは思います。

それだったらサラリーマンとして定年まで働くのも良いか...
と思っていたところで、
残業時間が激増するとか、残業しないと出世できないとか、
そういう流れになるなら話は別と思う人も増えるかもしれません。

まあ、既にサラリーマンではない私には関係ないことですが、
個人的にはちょっと嫌な流れだな~と気になっています。

仕事の効率化とか先にやることがいくらでもある気がしますからね...

2025年4月8日火曜日

新卒で退職代行利用者が増えている!

新卒なのにすぐ辞める...


まだ入社式から間がないのに、
退職代行を利用する人が激増しているそうです。

"入社式を終えたばかりにもかかわらず、退職代行モームリにはすでに多くの依頼が舞い込んでいるという。代表の谷本慎二氏によると、「昨年よりも退職者は約2倍程度増えていて、新卒に関しても本日(4月4日時点)13人、昨日20人と、かなり多くの依頼を受けている状況だ」という。” (引用元) 入社4日で退職を希望「最低賃金を下回っていた」「契約内容が違った」 退職代行サービスへの依頼が去年の2倍に"
新卒だろうが十年選手だろうが、
とんでもない会社であることがわかり、
今のようにすぐに転職できる環境が整っているのならば、
転職するのに躊躇する必要はないかと思いますが、
取り上げられている例には疑問な点が多いですね。

話が違うのは論外だが...


話の文脈から新卒者の事と思われますが、
ちょっと不自然に思えるのが、

「求人票には基本給16万+各種手当と記載があったが、
 実際の基本給は最低賃金を下回っていた」

ですが、これなど完全なる違法行為なので、
退職代行とかいうレベルではないのでは?

その他、休日出勤マストとか出勤日数や休日日数など、
事前の説明と食い違えば詐欺レベルの話ではないかと思います。

ただちょっとわからないのは、
こういった話は給料が振り込まれてから判明するとか、
実際に休日出勤をさせられたり、
有給休暇を取得しようとして初めて判明する気もします。

いきなり入社式直後に、

「実は提示した条件は嘘でした!」

みたいな話になるのは不自然な感じがします。

ただ、そんなどうしようもない企業が未だに多いという話なのかもしれませんが...

会社にはこんな奴ばっか!


そして、これで辞めるとなると先が思いやられるのが、

「仕事がわからず聞こうとしたら『自分で考えろ』と言われ、
今度は自分なりに考えていたら『仕事が分からないなら聞け』と言われた」

というもの。

う~ん、これは確かに嫌なヤツでこんなのとは働くたくないですが、
会社にはこんな奴ばっかりじゃないでしょうかね?

これで辞めて、転職先は良い人ばっかりならラッキーですが、
転職先にはもっとひどい奴がいる可能性も高いですからね。

まあ結局のところ、こういう人と働きたくないので、
私など早期退職をしたようなものですが、
退職原因がこれだけで給与面などそこそこ良い会社ならば、
新卒ですぐ辞めるという意味の早期退職でなく、
FIREでその後はずっと働かないという意味の早期退職を目指した方が良いかと思いますね。

2025年2月15日土曜日

【物価高騰重点支援給付金】3万円支給の案内が到着

3万円給付の案内が到着


居住している自治体から、「物価高騰重点支援給付金」の案内が到着しました。
今回の支給金額は3万円です。

案内には、

"このたび、物価高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯に対して...” 

と言う文言が並んでいました。

給付申請は不要!


前回の7万円の給付金の際も申請は不要でしたが、
今回も不要となります。

支給口座の変更、受給の辞退又は受給対象外の場合のみコールセンターへ連絡とのこと。
申出締切日は2月17日で、
変更のない人はそこから約2週間後に給付金が振り込まれるそうなので、
私の手元に支給されるのは2月下旬~3月上旬くらいと思われます。

減税の声で給付金の今後は?


今回の給付金も対象者は「住民税非課税世帯」です。

私がセミリタイアをした2017年以降、
この手の給付金を何度が受給しており、
セミリタイア後に住民税非課税世帯となるメリットは大きいと、
今回の件で改めて実感しています。

しかしながら、ここにきて減税を求める声が大きくなり、
その政策を訴える政党も増えてきているように思えます。

なので、今後はこの手の給付金という対策よりも、
減税という形で物価高に対抗していく方向になるのではないでしょうかね?

2025年2月13日木曜日

バンダイ・シニア社員の年収6割上げ ~ 会社を辞めるタイミングが難しくなる弊害も! ~

バンダイ・シニア社員年収58%引き上げ!


玩具大手のバンダイがシニア社員の年収を大きく引き上げるそうです。

"玩具大手のバンダイ(東京)は12日、61歳以上のシニア社員(定年再雇用社員)の年収を従来水準に比べて、平均で58%引き上げると発表した。” (引用元) バンダイ、シニア社員の年収6割上げ 新卒初任給は30万円台に"
働き続ける人にとっては朗報と言えますね。
そもそも、勤続40年の人の給料が新卒より安いみたいなのがおかしいわけで、
ある意味、正常化に近づいているのかもしれません。

会社を辞めるタイミングが難しい


ただ、このような流れというのは、
会社を辞めるタイミングを難しくするという弊害もあります。

私は退職のタイミングとしては、まずは役職定年、
その次は再雇用とか嘱託採用と思っていましたが、
例えば、70歳くらいまで給料が下がらないとどうか?
なかなか辞めにくくなるのではないかと思います。

私がいた会社では、60歳からの再雇用を断っていた人が大多数でしたが、
これは給料が半分以下とかバカらしい条件だったことにもよります。

これが、給料はキープするとかいう条件だったらどうしていたか?
受けていた人も結構いる気がします。

ただそうなると、60歳以降の穏やかな生活はなかったわけで、
70歳とかになった時に、後悔するリスクも高くなるわけです。

自分で定年を決める時代に突入か?


この辺を総合的に考えますと、
自分で定年を決めないとずるずる働き続ける時代になったのか?
という感じがしますね。

まあ、私は給料云々の話よりも、
70歳で40歳の上司の下とかで働きたくないという気持ちの方が強いですが...

2025年1月28日火曜日

FIREより起業? ~ 起業お勧めの風潮には違和感あり ~

中高年起業家グランプリ優勝者コメント


中高年の起業家向けビジネスコンテストなるものがあったそうで、
そのグランプリを取られた方のコメントが印象的でした。

"「気づいたら50代まで来てしまった。(起業を)やらずに、暇を持て余してソファーに座っていた自分を思い出して。年代的にも最後の挑戦をしようと思い切って起業しました」” (引用元) 第二の人生”定年前後に起業 成功カギは?…小額投資でリスク避ける”"
「50代で暇を持て余してソファーに座っていた」なんてFIREそのもの!
何が不満なんだ!なんて私なんかは思ってしまうのですが、
世間一般にはなかなか説得力のある言動のように思えます。

50代でFIRE生活 VS 起業だったら...


50代で起業でビジネスを成功させる方が、
50代でFIREでまったりと生活するより、
世間的には遥かに良い印象があるでしょうね。

私個人の印象を振り返って考えてみると、
40代で仕事に絶望しきっている状態でこの発言を聞いたところで、
自分が起業しようなどとはまるで思わないでしょうが、
30代でまだ仕事に未練が全くないわけでもない状態であれば、
起業という方法もあるのか...と思わないでもなかったかもしれません。

それで起業してうまくいけば良いでしょうが、
その確率はやはり低いでしょうね。

そして最悪のシナリオというのは、
FIRE資金を起業へ振り向けた結果、
サラリーマンの安定した職もFIRE資金も失うというものですかね?

リスクの低い1人起業が中心らしいが...


もっとも記事では、

"初期投資が50万円以下で融資も受けないリスクの低い「1人起業」が目立ってきているといいます"

とのことなので、起業リスクもそこまで高くないのかもしれません。

ただ、最近はやたらと起業を勧める記事を見かけるのがちょっと気になるところです。

「中高年のポテンシャルはあなたが思っている以上にあるのです!」

何て文言をよく見かけますが、本当なんでしょうかね?

起業の成功確率であるとか、失敗した時の影響とか、
この辺りももう少しきっちり報道して欲しいとは個人的に思います。

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2025年1月14日火曜日

「割増退職金を貰って早期退職で後悔」 ~ 再就職先が見つからないより、仕事がハードなリスクのが高い? ~

よく見る「早期退職を後悔」の記事


定期的に見かける「早期退職を後悔」の記事ですが、
以下のような記事がありました。


57歳で月収60万円の仕事を辞めて、
1,000万円の割増退職金をゲット、
かなりの好条件ですが再就職先が決まらず後悔...
といった、何度も見かけたようなパターンの記事です。

この記事を読んで第一に不思議に思ったのが、
再就職の当てもなく早期退職に応募するのか?
という点ですかね?

この方の場合、もう少し慎重に行動して、
実際に採用見込みを専門家に相談するとかしていれば、
この災難は簡単に防げたような気がします。

転職は出来るが仕事はハードになる


私の友人・知人でも早期退職に応募して再就職した人はいますが、
皆さん、再就職の目途があって会社を辞めています。

ただ私が問題視する点というのは、
再就職できるかどうかではありません。
再就職先の仕事がどうかの方が遥かに大事です。

そして、早期退職後に再就職した人に共通しているのが、
皆さん、仕事がハードだということですかね?

50代で休日出勤当たり前みたいな話は、
ちょっと聞いていると絶対まねしたくないな~
という印象しかありません。

ただ、それは承知の上での転職であり、
体力とやる気のある人にとっては、
そこはあまり問題でないようで、
根本的なスタンスが私なんかとは違う感じです。

私が恐れたのは仕事がハードになること


私は40代初期には既にFIREを目指すモードに入っていましたが、
一応は転職という選択肢も考えました。

そこで色々と調べた結果、
私の実績・実力で全く転職ができないことはないかもしれないが、
仕事は間違いなくハードになるという結論に達しました。

それはもちろん私にとっては良い材料ではないので、
かなり早い段階で転職はなしだな...となりました。

まあ、転職ガチャにすでに2回はずれた私なので、
3回目でうまくいくなんて全く思えなかった方が理由としては強いかもしれませんが...

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2025年1月13日月曜日

初任給爆上がりの一方中高年の給与は上がらない!~ 結果はFIRE希望者爆増では? ~

中高年の給与は上がらない


初任給アップというニュースが連日報道されていますが、
その裏では中高年の給与が上昇しないというのはあまり報道されていません。

"2024年1月に厚生労働省が公表した「賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の20~30代前半の労働者の賃金上昇率は1.7~2.8%となっていますが、40代後半~50代前半の賃金上昇率は-0.2%~0.3%となっています。これは毎年10月に改定される最低賃金の上昇や、人手不足による若年者の採用難が原因だと考えられます。
記事では、”昇給に必要な原資は限られている”ので、
新入社員・若手社員・パートの給与をあげてしまうと、
中高年の給与をあげる余地はないというようなことが書かれています。

会社は中高年の足元を見ている!


会社としては、中高年は給料に不満でも転職できないと思っているので、
安心して給料を上げないという策にでていると思います。

私も40歳頃から一切昇給はありませんでしたが、
それに対しての不満を表明したところ、
転職してもここ以上に給料が貰えるところはない!
だから文句を言うな!
というような事を言われて憤った記憶があります。

ただ実際は、実力者はパラパラと転職できたりしており、
中高年が一律に転職できないという認識は間違っているのでは?と思います。

FIRE希望者は増加へ?


40~50代でそこそこ実績も実力もある人が、
入社数年目の若手より給料が安かったら、
流石に組織に亀裂が走るでしょうね。

私と同世代で独身の人なんかは、
そこそこの貯金もあるでしょうから、
あほらしくて早期退職に走る人も一定程度いると私は睨んでいます。

20~30代の給料が上がっている世代とて、
上の世代の不遇を見ていれば、
明日は我が身と対策を打って来るでしょうから、
一つの解決策としての早期退職希望者は増えるのではないでしょうかね?


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2024年12月30日月曜日

非婚・金なし・中高年はやばい? ~ それでは非婚・小金あり・無職・中高年は? ~

成田悠輔氏の予言


成田悠輔氏がこれからの日本人を予言していて話題になっていました。

"成田氏は「これからの日本人は結婚せず子供も持たず、一人で金もなく中高年に突入する。そうすれば鬱になる。そこで現れるオアシスがX」とポスト。
 また「陰謀論を叫び、政治に吠え、炎上した人を叩いていいねというお薬をもらう。Xはもう心療内科」とつづっていた。” (引用元) 成田悠輔氏、これからの日本人は「結婚せず子供も持たず、金もなく中高年に突入する。そうすれば…」"

どうやら、成田悠輔氏の指摘に当てはまるような中高年は多いようです。
確かにXにはこういった人が多いように思えます。

FIREの要素を入れると変わるか?


周囲から見ると、私もこのカテゴリーに入っているように見られがちですが、
実態としてはかなり異なっていると思っています。

なぜなら、同じなのは「非婚・子供なし」という部分だけで、
「金なし」という部分は異なるからです。
もちろん、私が大富豪というわけではありませんが、
何とか人生逃げ切れるだけの資産はあると思っているので、
「金なし」ではないかな?

また、この中では触れられていませんが、
金のない中高年ということで、
多くは低賃金労働を強いられている、あるいは、
強いられていたという背景が想定されます。

すでにFIRE生活に入っている私は、
こういった過酷な労働条件とはすでに無縁であり、
この点においても異なります。

心の余裕度が大きく異なる


私個人としましても、また、同じようなFIRE生活を過ごしている人を見ても、
Xで吠えなければ精神の安定が保てない...ということはないですかね~。

FIRE生活者の多くは心の余裕度があるため、
政治腐敗などには怒りを覚えつつも、
自分の生活とは一線を引いてうまく感情を処理できているのでは?
と思うところはあります。

成田悠輔氏のポストを見て、
中高年独身男性全般を思い浮かべた人は多いでしょうが、
これに当てはまらない中高年独身男性も結構いるということは、
ここでは強調しておきたいと思います。

まあ、この手の中高年独身への批判は結構聞く話でありますが、
「非婚・小金あり・無職・中高年」に対しての批判は、
「働かないのがけしからん!」「暇を持てます!」
といった内容だけのように思えますので、
もっと精神的に深い部分について、
有識者のご意見を聞いてみたい気もしますね。

2024年12月22日日曜日

FIREを勧めるのは無責任? ~ 勧めるというよりは問題提起だが... ~

シニア海外移住を勧めるのは無責任?


ネットニュースで定期的に見るのが、
シニア海外移住で成功した方々に関する記事です。


上記の記事では、年金でタワマンに暮らす人や、
飲食店経営者、日本語教師で活躍する人が取り上げられています。

これに対して、ヤフコメには批判が結構多いですね。
というのも、タイ移住で失敗している人も多く、
特に昨今の物価高もあって帰国者も相次いでいる、
この辺も報道しないとダメではないか?というものです。

確かに、報道という観点で見ると、
移住失敗者も取り上げた方が良いのでは?
と私なんかも思います。

ブログでFIREを勧めているのか?


こういった批判を読んでいたら、
私がFIRE生活を礼賛しているのも、
FIRE卒業とか失敗が増えている中、
無責任ではないか?という意見を持っている人もいるかもしれない...
ということをふと思いました。

しかしながら、当ブログは個人の経験・意見を述べているだけであり、
報道などとは性格が全く異なるものかと思います。

また、私個人としては、特別にFIREを勧めているという自覚はないですかね?

私は65歳とか70歳まで好きでもない仕事で働くのはいかがなものか?
と言った主張はしていますが、
これについて、私がFIREを勧めているというよりは、
これで人生、本当に良いのか?と問題提起をしているという認識です。

よくよく考えた結果として働くという決断をした人に対して、
特に批判をするつもりは全くありません。

ただ、漫然と働けるまで働くというのは、
将来的に後悔する可能性は結構あるのでは?
みたいな話をしているわけです。

生涯現役礼賛のが気になった...


最初のタイ移住の記事の話に戻りますと、
シニアの老後でのタイ暮らしが快適というより、
シニアでも海外でバリバリ働いているのを礼賛しているのが気になりました。

最初に紹介されている人は20万円の年金でタワマン暮らしの人ですが、
72歳の飲食店オーナー、同じく72歳の日本語教師などは、
バリバリ働いているとして紹介されています。

こういった方はかなり特殊かと思いますが、
シニアも働けとか、海外で活躍の場もあるよ!
というメッセージが記事にこめられているとすると、
むしろそっちの方がいかがなものかな?と個人的には思いました。

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2024年12月21日土曜日

70歳まで働くのが当たり前だと健康な老後は2.7年?これで良いのでしょうか??

70歳まで働ける企業が3割超!


改めて見るとすごい数字だな~と思ってみていたのが、
下記の”70歳まで働ける”会社の割合です。

"厚生労働省が20日発表した2024年の高齢者雇用状況調査によると、70歳まで働ける企業の割合は前年比2.2ポイント増の31.9%となった。(中略)調査で最も多かったのは、継続雇用の導入で前年比2.1ポイント増の25.6%。定年制の廃止が3.9%、定年の引き上げが2.4%と続いた。” (引用元) 70歳働ける企業、31.9% 定年延長や継続雇用"
65歳まで働くのが当たり前という雰囲気に既になっていますが、
これからは70歳まで働くのが当たり前という流れになっていきそうです。

待遇面はどうなっているのか?


しかしながら、70歳まで働ける環境を作ったところで、
実際に何パーセントの人が実際に働くのか?

また、給料や労働時間などの待遇面はどうなっているのか?

この辺りのデータがないと、
高齢者勤務の実態の判定はできないのかと思います。

ただ、「継続雇用の導入」というのは再雇用のことでしょうから、
給料はドカンと下げられる可能性は高そうですね。

健康寿命との関係で見ると...


一方、男性の健康寿命は令和元年で72.7歳とのことです。
70歳まで働いたら、老後で健康なのは2.7年だけというのは、
人生トータルで考えた場合、望ましいものとは言えないかと思います。

私は50歳での早期退職で既に7年以上が経過しておりますが、
まだまだやり残したことが多数ありますので、
老後の2.7年で一体何をやれば良いのか?
という感じがしてしまいます。

まあ、この辺の老後の充実を重視するのであれば、
60歳で仕事を辞めて残りが12.7年、
このラインがギリギリかな?という印象です。

仕事が生き甲斐と言う人以外は、
この辺のインパクトを改めてじっくりと考えた方が良いのでは?
と思ってしまいました。