もっと早く会社を辞めていれば...
昨日取り上げた記事では、
”40代で仕事を辞めていたら”
ということを考えるシーンが出てきますが、
FIRE経験者で同じような事を考えたことがある方は多いかと思います。
私なんかも同様の事は何度も考えましたが、
その過程で考慮していない要素も多かったのでは?
と最近思うようになったので、
本日はそのことについて述べてみたいと思います。
5年早く会社を辞めても問題なし!が基本
私は50歳で会社を辞めてセミリタイア生活に入りましたが、
45歳で退職をすることを本気で考えていたので、
例として「45歳で会社を辞めていれば」というケースを考えてみたいと思います。
結論的に言えば、5年間前倒しでセミリタイアしても、
金銭的に全く問題なかったのではないか?
というのが基本的な考えになります。
5年間前倒しで退職していたということは、
50歳で退職していた時に比べて、
資産は2~3割少ない状態だったと考えられますが、
・実際のセミリタイア生活費は当初想定より少なく推移している
・運用益が当初想定より出ている
と言ったのが理由により、
セミリタイア生活が破綻していた可能性は低いと考えます。
となると、サラリーマン時代の最後の5年間の非常につまらない生活、
あれがなかっただけでも人生の充実度合は全然違うよな~
しかも、45歳~50歳なんて、今に比べればまだまだ大元気!
旅行なんかももっと楽しめたはず!
まだ円高だったし...ということになります。
抜け落ちている要因はないか?
「もっと早くセミリタイアすべきだった!」と考える人は、
上記の私と同じような思考回路の方が多いのではないか?
というように推察されます。
ただし、この思考回路の前提というのは、
「5年前にセミリタイアしてもおなじような生活をした」
というものがあるかと思われます。
ただよくよく考えてみますと、
5年間前倒しでより少ない資産でセミリタイアする場合、
・生活費が超緊縮モードになる
・運用を積極的に行う
・労働収入を得るべく働く
といった行動に出て、
少なくなった資産分を補う行動にでていたのでは?
と言うことが考えられます。
このうち、生活費が超緊縮モードになるだけであれば特に問題はないですが、
運用を積極的に行った結果、資産が大幅に減少していた!
労働収入を得るべく働いて非常に不快な思いをした!
といったリスクは否定できないかと思います。
この辺りについては次項で述べてみたいと思います。
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