2017年10月31日火曜日

ネクタイのない生活へ

11月1日からスーツ着用?

私が勤めていた会社では、記憶に誤りがなく、かつ、制度が変わっていなければ、
11月1日からスーツ着用、長いクールビズとやらが終了です。

私は、スーツというのが基本的に嫌いです。
特に、ネクタイという首を圧迫するアイテムは嫌でした。

サラリーマン生活で嫌いな服装を順番にあげると、
以下のようになります。

① ネクタイ:首が苦しい、あんなに小さい布なのに値段が地味に高い

② 革靴:すぐ靴擦れを起こす、蒸れて水虫になる

③ 靴下:ゴムが窮屈、蒸れる

④ スーツ:基本的に着心地がよくない、リラックスできない

上記アイテムはコスト的にもダメージが大きいですね。
クリーニング代だけでもバカになりません。

理想はアジアンライフ

個人的には、出来れば1年中、Tシャツとサンダルで過ごしたいのが理想です。
東南アジア移住計画を検討していた理由も、
こういった身体的に気楽な生活が好きだからと言えますね。

今は、東南アジアへ完全に移住する気持ちはかなり薄れてきていますが、
極寒の1月 ~ 2月あたりに、1か月弱程度のアジア旅行は計画中です。
向こうは物価も安いので、月10万円未満でも結構快適な生活が過ごせるのが魅力です。

ノーネクタイライフは予想以上に快適

セミリタイア生活では家にいる時間が長くなったので、
寝巻に近い服装でいることがほとんどです。

また、靴下を履かないことが多いからだと思いますが、
足のむくみが無くなりました。

時々正装する分には気持ちが引き締まる部分もあると思いますが、
日常生活ではやはり嫌だな~と思います。

服装1つとっても、ナチュラルな生活が一番と思う次第です。

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2017年10月30日月曜日

セミリタイア生活に不可欠な図書館

図書館 > コーヒーショップ

私はサラリーマン時代も週に2回程度は図書館に行っていましたが、
セミリタイア後は訪問回数も大幅に増加しています。

スタバやドトールでPCを使って仕事をしている人がいますが、
自分はあまりしたことがありません。

理由としては、

・コーヒー1杯でどのくらい滞在していいかの見極めが良くわからない
・若干慌ただしい雰囲気が好きになれない
・会話が気になることもある
・そんなにコーヒーが好きでもない

と言ったところでしょう。

図書館にはPCが使える学習室が完備しているところも多く、
また、当然おしゃべりは禁止ですので、コーヒーショップより静かです。
朝から晩までいても何の問題もないのもありがたいです。

新聞・雑誌は図書館で

図書館では新聞・雑誌も主要なものは置いてあります。
自分の住んでいる自治体では、図書館によって微妙に置いてある雑誌が違うので、
それを目当てに時折違う図書館に行ったりします。

セミリタイアでは支出をできるだけ抑えたいので、これは有難いですね。
通勤中に読むのに買っていた雑誌も買わなくなりましたので、
支出面ではかなりの改善です。

平日の図書館は比較的空いている

セミリタイア前は平日に図書館に行くことはまずなかったのですが、
平日の図書館は比較的空いているのがわかりました。

自分の近所の図書館では、お年寄りの方で新聞コーナーは若干混んでいますが、
PCコーナーにはあまり人がいません。

夏休み中は子供が多かったですが、今のシーズンはそれもないので、
かなりゆとりをもって席を独占できるのもありがたいところです。

それでも本は購入します

図書館では無料で本の貸出を行っていますが、
自分の書籍購入費用が0になったというわけではありません。

自分で購入する本の目安ですが、

・最新刊で今すぐ読みたいもの
・超人気本で予約待ちになっているもの (100人以上待っている本もあり)
・何度も読み返したいもの

といったところです。

特に最後の「何度も読み返したいもの」というので言えば、
図書館で借りた本で素晴らしすぎて、その後購入というケースもあります。

書籍を読む量が圧倒的に増えているので、
書籍代自体はサラリーマン時代より増えていますが、
これは想定の範囲内です。

もし、セミリタイア生活が資金的に厳しくなったら、
図書館依存の比率があがるでしょう。

セミリタイアの最大のパートナー・図書館

私はセミリタイア前には、頻繁に旅行に行くつもりでしたが、
長期の旅行は3週間のアジア旅行のみです。

理由の第一は、旅行しなくても日々楽しい!
ということですね。

その中心が図書館で、無料で本が読める上に、
快適な仕事・勉強空間まで提供してくれるという、
セミリタイア生活の最大のパートナーですね。

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2017年10月29日日曜日

「ストレス解消」より「ストレスのない生活」を

ストレス解消と言えばお酒ですが。。。

サラリーマン生活の後半での最大のストレス解消は「お酒を飲む」でした。
と言っても、お酒を飲みに行くのではなく、専ら「宅飲み」です。

会社の飲み会ではよりストレスが貯まるということもありますし、
コスト面でも、3,000円 ~ 5,000円程度はかかります。

それだったら、家でお笑い番組でも見ながら、
自分のペースでお酒を飲んだ方が明らかに楽しい!
というわけです。

ではお酒でストレス解消できるか?

では、宅飲みでストレス解消出来ていたか?というと答えは「NO!」です
家で寛ぎながらの飲酒は悪くないのですが、
年齢とともにですが、お酒を飲んだらすぐ眠くなってしまうので、
「家に帰る → お酒を飲む → 寝る」という単調な生活サイクルは、
ふと考えるとこれでいいのか?と虚しさを感じていたのも事実です。

ストレスのない生活で純粋にお酒を楽しむ

それでは、ストレスの極めて少ないセミリタイア生活に入り、
お酒を飲まなくなったのか?というとそうではありません。
サラリーマン時代もセミリタイアに入ってからも、
お酒を飲む頻度はほとんど変化はありません。

変わったのはお酒を飲む目的でしょうか?
つまり、「ストレス解消目的」から「純粋にお酒を楽しむ」
という風に大きな変化がありました

ストレス解消でがぶ飲みすることもなくったので、
飲酒量も明らかに減ったので、すぐに飲酒後にすぐ眠くなることもなくなりました。
そのおかげで、夜の時間も有効活用できるようになりました。

ストレスを抱えている生活において、ストレス解消が大切なのは言うまでもありません。
しかしながら、自分自身がうまく気持ちの切り替えができないタイプということもあり、
根本的なストレス解消法に出合うことはありませんでした。

巷では様々なストレス解消法が紹介されていますが、
サラリーマン生活を続けていて、ストレスが解消できるかは甚だ疑問です。
やはり、究極のストレス解消法はストレスをなくすことだ
というのを痛切に感じる次第です。

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2017年10月28日土曜日

熱血アルバイト青年に感じた違和感

私が昔通っていた医院は雑居ビルにあり、上階には居酒屋がありました。
そこの居酒屋はビルの前で良く客引きを行っており、
医者に行く前には必ず客引きにつかまる、という具合でした。

ここの居酒屋には「熱血!バイト青年」と言うべき熱い男がいました。
年齢は恐らく20代でしょうが、階段の踊り場でよく「熱血指導」をする姿を見ました。
例えば、

・もっと楽しそうにやんないとお客さん来ないよ!
・同い年なんだからもっと腹を割って話そうよ!
・もっと色々意見を出し合おうよ!

などと熱く語っているのをよく見かけました。

仕事熱心なのはいいのでしょうが、単に生活費稼ぎの短期バイトで来ていたとして、
ここまで熱く語られたら自分は嫌だなと思いました。

非正社員にどこまで要求するか?

自分の会社の関連部署では、事務方で一番仕事のできる人は派遣社員の人でした。
その方は、やる気もあるし、仕事も質量ともに正社員を凌駕していました。
それでも、給与面では正社員よりかなり下というのは極めて理不尽です。
しかし、本項で申し上げたいのは同一賃金同一労働の問題ではありません。

それは、仕事に対するスタンスの問題をどう考えるかです。

派遣の方は、育児や趣味などの関係で、とりあえず5時には帰られなければいけない、
と言った制約の中で働いている人も多く、採用する際もそれを前提にしているので、
毎日定時に帰ろうが、特に問題はないはずです。

むしろ、前述のできる派遣の方のように、残業も厭わず良く働く、
というのがイレギュラーではないかと思います。

それでは正社員にどこまで要求するの?

一方正社員はどうか?というと、この辺のスタンスが曖昧ではないか?
と思うのです。

ちなみに、私の仕事に対するスタンスと言うのは、

・給料をもらっている以上は仕事はきちんとする
・ただし、私生活を犠牲にする気はさらさらない
・休日出勤イレギュラー

と言ったものです。
特に、非難を受ける類のもではないかと思います。

しかし、今まで仕えてきた上司の方々のスタンスとは大きく異なり、

・サラリーマンだから仕事最優先
・仕事が終わらなければ土日に仕事するのは当然

と言った感じです。

私は何時からかは覚えていませんが、休日出勤が無性に嫌になりました。
(嫌なのは最初からですが、その程度が恐ろしい程嫌になったということです。)

いきなり明日に休日出勤しろ!ということになるのは、
マネージメントがきちんとスケジュール管理をしていないからである場合が多数です。

また、休日出勤するケースの大部分は、最初から土日働く前提ありきで
スケジュール作成をしているからです。
例えば、締切が月曜日の朝8時という時間設定は残業ありき以外の何物でもありません。

つまり、これらの人々は仕事をする上での前提条件が異なるのです。
こういう「見えない前提条件」があるのが、
日本の会社の自分に馴染めなかったところです。

この辺の意識のコンセンサスができる日が日本に来るのは
相当先か不可能では?と考えざるをえません。

セミリタイア後に、これらの考え方が異なる人々と離れてみて、
こうすればうまくサラリーマン生活が送れたな!
というアイデアが全く浮かばないのもこの辺が原因ではないかと思う次第です。

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2017年10月27日金曜日

忙しいのが偉い!に異議あり!

忙しいのは偉いのか?

私が昔から違和感を覚えていることに、

「忙しいのが偉い」

みたいな風潮があることです。

私は忙しいのが嫌で、暇になりたかったのでセミリタイアしたので、
忙しいのが良いみたいな価値観とは相容れません。

特に嫌だったのが、会社でよく見かけるタイプで、口癖のように忙しい、
「忙しい」を連発しながらもどこか嬉しそうな人です。

正直、本当に忙しい人は、忙しいという暇もないほど忙しいので
そんなこと言わないと思いますが。。。。

「忙しい」のタイプを分類してみる

そんなわけで、今回は「忙しい」ということについて自分なりに考えてみました。
「忙しい」の分類を3つに分けてみました。

① 受動的な忙しさ

自分がトラウマ的に嫌な忙しさです。
要するに、間断なく仕事が押し付けられていて、
常にペンディングをいくつも抱えている、
締切前には徹夜もありといった状態です。

私も忙しい時は、複数の案件を同時進行しつつ、
思いついたようにあれ作れこれ作れのような指示が飛んできて
心の休まる暇がないような状態がありましたが、
仕事の忙しさからセミリタイアを目指すのはこのパターンかな?
と思います。

② 能動的な忙しさ

職務に忠実なのか、義務感からなのか、はたまた単に仕事好きなのかわかりませんが、
自分で積極的に仕事を作るタイプの忙しさです。
フリーランスの方などで、自分の好きなことを自分が好きなだけやるのは
ある意味羨ましくもあります。

基本的には自分が好きで忙しくしているので、セミリタイアとは無縁の方々でしょう。

ただし、サラリーマン(上司)がこのタイプですと、
周り(部下)へ負担を強いることになるケースがあり要注意です。
経験上、部下はタダ働きになるケースが多いと思います。

上記2つは仕事関連ですが、次の「自称忙しい」は少々質が悪いです。

③ 本当は忙しくない

私の趣味は読書なので、サラリーマン時代から図書館通いが習慣になっていました。
ある時、週末は土日のどちらかは必ず図書館へ行く、という話になった時に、
ある人から「週末によくそんな暇がありますね~」ということを言われました。

私は暇だろうが忙しかろうが、自分にとってPriorityが高い行動なので
図書館に行くわけですが、その人の目にはそうは映らないらしいです。

その人が何を言いたいかというと

「自分は週末は習い事がびっしり入っているので、
図書館なんかに行く暇がある人は羨ましい」

ということらしいです。

その習い事とやらは、別に誰に頼まれてやっているわけではなく、
自分が好きでやっていることでしょう。
私から見れば、暇だから週末習い事ができるんだろ!と思うわけですが、
この方のお考えは違うようです。

暇>多忙がセミリタイアの価値観

どうも世間一般の風潮として

「忙しい事は暇なことより偉い!」

という価値観をお持ちの方が多いのでは?と思います。

セミリタイアは

「自分にとって、暇な事は忙しい事より良いことだ!」

という価値観と考えると、真逆の発想かと思います。

どんな価値観を持とうが人それぞれですが、
このDiversityの時代、暇>多忙という価値観も認めてもらいたいものです。

忙しいから偉い!という自慢を聞くのは結構しんどいので。。。

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2017年10月26日木曜日

週末だけでは時間が足りないのでセミリタイア

休日にも働くということ

「そのままでは危険? 社畜で生きてきた40代独身男性が語る後悔3選」
https://news.infoseek.co.jp/article/sirabee_20161294839/

というコラムを読みました。 (引用部分赤字

コラムの中では、3人の40代独身者のコメントが書かれており、
同じ独身者である自分にとって、その中の一人が興味深いコメント
をされていましたので、本ブログで取り上げてみたいと思います。

この方は、下記のようなことを言われています。

前職ではカレンダーの休みはほぼ関係ないほど、働いていました。
仕事自体が好きだというよりも、会社に認められることが嬉しくて、
より良い成績を残すためにです。

自分のサラリーマン時代に一番忙しかった時を考えると、
月~金は出張で土曜日に自宅に帰り、また日曜日に出張に出かける、
というパターンも結構ありました。
休日出勤も特に珍しいものではなかったです。
その時は、自分の仕事はこういうものだからしょうがない、
と特に疑問を抱かずに生活していたと思います。
学生時代の友人には自分より忙しい人のが多かったし、
その程度は当然と思っていたからです。

ただし、そのプロジェクトが一段落して、
遅めの夏休みを取得していった旅行が楽しすぎた、
というのが一つのターニングポイントだったかと思います。

その時の9日間の休暇は、前半にサイパンに行きビーチでのんびりして、
後半は福岡・佐賀・長崎を巡る旅でした。

サイパンのビーチでのんびり、九州では温泉でのんびりといった感じで、
自分には忙しい生活よりものんびりした生活の方が圧倒的に向いている
と認識しました。

就職してからずっと忙しいという人は、この辺の感覚が麻痺するかもしれない、
というのはわかる気がします。
(それを社畜と呼ぶのならそうかもしれません。)

休日に時間を持て余す?

また、この方は

休日は、同僚同士で遊びにいくこともあるようですが、
どちらかというと若い世代なので話も合いません。
とは言え、社外の友だちは家族持ちがほとんどですし、
新しい友達の作り方もわからないですし、休日は暇を持て余してしまいます。
40代の独身男性って、休日はどうやって過ごしているんですかね…

と疑問を投げかけています。

私はサラリーマン時代の後半は時間的には比較的余裕がありましたので、
週末に時間があるということではこの方と共通している部分はありました。
ただ決定的に違うのは、休日に暇を持て余すということがなかったことです。

週末はじっくりと本を読んだり、録画してたTV番組を見たり、
また、近場を散策したりとで、あっという間に週末が終わった印象があります。

むしろ時間が足りないからセミリタイア

40歳を過ぎてくると、週末は2日間あると言っても、
土曜日の午前中は疲れが取れずにのんびりと過ごさざるをえないし、
また、日曜日も翌日のことを考えるとぎりぎりまで遊ぶということはできなくなります。
その辺は、金曜の夜に出発して日曜日の夜に帰ってくるなどという
遊びができた20代とは大きく異なります。

そういう意味では、サラリーマンの週末はあまりに短いと思いました。
読みたい本も行きたい場所も多い自分にとって、時間を捻出するための手段として、
セミリタイアが思いついた唯一の解決策という側面もあります。

今では週休7日という側面もあるセミリタイア生活ですが、
サラリーマン時代の3.5倍の休日があるというより、
実感としては10倍以上の時間がある感じがしますね。

セミリタイア生活では、仕事の疲れをとるための休みをとる必要がないことと、
次の日のことを考えずに行動できるのが大きいかな?
と思います。


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2017年10月25日水曜日

「外資系OLは見た! 世界一タフな職場を行き抜く人たちの仕事の習慣 」を読んで思ったこと

久しぶりに

外資系OLは見た! 世界一タフな職場を行き抜く人たちの仕事の習慣

を読み返してみました。

本書は、地方の三流私立大学(自称)出身の著者が外資系企業への転職に成功し、
そこで見てきたことをユーモラスに描いた一冊で、
なかなか面白くて一気に読んだことを思い出します。

私も、3年間と短いながらも外資系企業に勤務したことがあるので、
実感として膝を打つ部分も多数ありました。

本書で印象的だったのは、

「お前はだれのために働いているか知っているか?

と聞かれて、上司の答えが

「俺だよ、俺のために働いているんだよ」

というくだりです。(p67)

本書では、そういった上司対策として

「すべての行動が、上司の利益につながるように動かなければいけないのです。」

とある種の解決策が提示されています。

外資系勤務時代にも、自分にはここまでストレートな物言いをする
上司はいませんでしたが、これを読んで感じたのは、
外資系企業のある種のわかりやすさですね。

日系企業ではこうはいきませんね。
上司の評価より人事部の評価が重要だったりしますし、
この人事部の評価とかが不明瞭この上ないですから。

日系企業勤務で転職やセミリタイアに踏み切れない理由の一つに、
この人事評価の不明瞭さがあるでのは?と思います。

来年は給与があがる可能性がある、昇格する可能性がある、
だったらもう少し頑張るか?という罠です。

私もボクシングの試合みたいに、「公開採点制度」が導入されていれば、
もっと早くにセミリタイアへ舵を切れたのにな!と残念に思います。

サラリーマンを辞めた結果みると、もし自分の評価を客観的に把握できたならば、
5年くらいは早くセミリタイアできたでしょうから。。。

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2017年10月22日日曜日

サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ⑤ 総合旅行業務取扱管理者

【資格取得の動機】

旅行業務取扱管理者は、旅行好きが高じたのと、
いつかどこかで何かの役に立てば、
と漠然と考えてとった資格という側面はありますが、
一番の理由は、この資格を取得すると、
前述の通訳案内士試験の日本地理の試験が免除にあるからです

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

正直、総務部門の旅費担当にでもしてもらえれば、
会社の出張費をかなり削減する自信はありましたが、
そのような部署でもないので、全く役にたちませんでした。

【セミリタイア後に役立つか?】

この資格は、旅行業界にでも入らない限りは、直接の役に立つことはないかと思います。
ただし、自分の一番の趣味である旅行の知識を深めることができたので、
勉強していて楽しかったです。

今後、色々勉強したいことが出てくるかもしれませんが、
それは勉強したいから勉強する、という純粋な気持ちからと思います。

昇進の為の勉強、転職のための資格取得、
そういった勉強をしてきた自分にとっては、
一つの転換点となる資格取得でした。

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2017年10月21日土曜日

サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ④ 通訳案内士 (英語)

ここからは前項までとちょっとトーンが変わります。
というのも、通訳案内士 (英語)資格を取得したのは、
セミリタイアを決意してからだからです。

従って、通訳案内士 (英語)資格を取得したのは、
セミリタイア後を見据えてということになります。

【資格取得の動機】

本資格を取得しようと思ったのは、

① セミリタイア後に、バイト的に役立つ資格は何か?
と考えたのが第一です。

② 英語力を維持・向上させるため、ただ勉強するのもつまらないと考えた。
といったところになります。

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

私は海外関連の部署へ転職したので、当初は英語を使う職場にいました。
ただ、自分が所属している部署の海外業務が大幅に縮小した結果、
ほとんど英語を使うことはなくなりました。
従って、役に立ったか?というとあまりたっていません。

また、英語力の証明という意味では、この資格はマイナーであるため
(恐らく、普通のサラリーマンで持っている人は少ないと思います)、
判断する側がどの程度の英語力があるかわからない、ということもあるかと思います。

【セミリタイア後に役立つか?】

この資格が役立つかどうかについては、自分がこれからどういう人生を
歩むかにもよりますので、まだわかりません。
漠然とですが、自分の趣味である神社巡りなどと融合して、
外国人の方に日本を知ってもらえる手助けができればと考えています。
そう言うと、プロのガイドの方からは「甘い!」と言われると思いますが、
別にトップガイドをめざすわけでも、フルタイムで働く気もないので、
そこはあまり気にしていません。
ただし、ガイドの方の仕事を奪う形での「無料ガイド」
というのをやるつもりは一切ありません。

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2017年10月19日木曜日

サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ③ 宅地建物取引主任者&行政書士

【資格取得の動機】

私は経済学部出身です。

ある日のゼミの授業で先生が、

「世の中は経済学の通りには動かないが、法律の通りに行動しなければいけない。
だから学生時代に民法の勉強だけはしたほうがいい。」

ということを言われました。

確かに、例えば、為替レートの変動が経済理論の通りに動くわけでもなく、
現在の相場水準を完璧に説明できる理論があるわけではありません。

一方、日本社会で生活をするためには、日本の法律に従って生きていかねばなりません。
社会生活という意味で、法律の中でも一番重要なのが民法かと思います。

同じ民法の勉強をするのでも、ただ本を読むのはつまらないし、
何か形に残るものを!ということで、
宅地建物取引主任者試験を受けることに致しました。

私の大学生時代は、バブル景気の真っ只中。
学生で資格を取ろうという人はそれほど多くはありませんでしたが、
不動産価格の高騰もあり、宅建資格に注目が集まっていた時期でもありました。

宅建資格で一番の重要&難関箇所は「民法」です。
「民法を制すれば宅建を制する」という言葉を信じ勉強した結果、
大学3年生の時に試験に合格しました。

行政書士試験は、大学4年生の時に合格しました。
就職が決まって暇だったというのもありますが、
社会人生活へ向けてできることをやっておこうというのもありました。

試験自体は、宅建の土台があったので、1週間程度の勉強で何とか合格できました。
(行政書士試験は難易度がかなりあがっているそうなので、
今ならそうはいかないかもしれません)

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

この資格を持っているからと言って、何か優遇されたというのはありませんが、
やはり、民法の基礎知識を身に着けたことは大きかったと思います。

特に、総務関係の仕事をすることにもなった時、
契約書作成に関する業務がすんなりできたのは、
大学生時代にこの勉強をしたことが大きかったと思います。

【セミリタイア後に役立つか?】

仕事を離れても、引き続き法律に縛られて生きることには変わりありません。
日常生活に関係する契約も含めて、ある程度の民法の知識は不可欠かと思います。
そう意味では、勉強したこと自体は役に立っているかと思います。

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サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ② 証券アナリスト資格 (CMA®)

【資格取得の動機】

私が大学卒業後に最初に勤めた会社は金融機関です。
なぜ金融機関に就職したか?といえば、市場部門で働きたかったからです。
当時のその会社では、最初は全員支店勤務となり、
その後いろいろな部署へと散っていきます。
そんな中で、自分が市場部門へ行きたいということをアピールする意味で、
証券アナリスト資格を取得することにしました。

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

結論から言えば、証券アナリスト資格の取得は、
サラリーマン生活には全く役に立ちませんでした。

要するに、この資格があったところで、
希望する市場部門へも行けず、
また、その知識を生かせる部署にも配属されませんでした。
それどころか、逆効果になりました。

自分は営業店で営業をやっていたのですが、
そういう人が市場部門に行きたい!と言うことは、
「この仕事が嫌だ」と言っているのと同じに捉えられるリスクがあります。
事実、資格取得時の課長に「仕事もしないで資格の勉強ばかりしやがって!」
と嫌味を言われたことがあります。

自分は仕事に対し特別手を抜いた覚えはありませんし、
そもそも仕事に穴をあけるほど勉強時間をとったおぼえもありません。
資格を取得したことが裏目に出て、
「あいつはマーケット部門に行きたいから、ここでの仕事は手を抜いている」
と思われたのは事実のようです。
(実際に面と向かって2人ほどの上司に言われました。)

私の働きぶりが悪いからだ!と言われればそうかもしれませんが、
資格がなければ、このような捉えられ方をされなかったかもしれません。

また、この資格を取得している程度では、
転職市場でも何のアピールにもなりませんでした。

唯一役立ったのは、資格取得の報奨金を会社から20万円貰ったことぐらいです。

【セミリタイア後に役立つか?】

本資格は、セミリタイア後の楽しみでもある「プチ投資家」
としてのベーシックな知識としては非常に役立っています。

私は日本株を中心に、市場を見るのは大好きですが、
私が就職した四半世紀前とは投資を取り巻くインフラが大きく変わっています。

入社当時はインターネットもない時代ですので、市場部門に勤務している人と、
一般投資家では情報アクセスや投資方法に大きな差がありました
(まだ、店頭や電話での株式売買が一般的でした)。

今では、インターネットでの株式売買はもちろん、情報ツールも、
プロに近いものが一般投資家でも手に入ります。

そんなわけで、何のプレッシャーもなく、楽しくトレーディングできる
環境に今はあります。
(運用規模は極小ですけど。。)

そういう意味では、セミリタイア後にやっと大学時代の夢がかなった
と言えなくはありません。

こういった環境の違いを考えると、今現在、新卒で就職したら、
特に市場部門へ行きたいとは思わないと思います。

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サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ① 米国公認会計士 (USCPA)

【資格取得の動機】

米国公認会計士資格を取得しようと思ったのは、
外資系金融機関から日系企業の管理部門への転職をしようと考えたからです。

当時私が勤めていた会社は、人事制度が整備されていなかったため、
昇給・昇格の基準が極めて曖昧でした。
おそらくこの会社にこのまま勤めていても、収入面のアップは全く見込めないと考え、
それなりに仕事をしていけば昇給も昇格もあるであろう日系企業への転職をするために、
経理知識があることをアピールするために資格取得を決意しました。

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

結果的に、外資系金融機関から日系メーカーへ転職できたのは、
この資格があったからと言えます。
恐らく、無資格だったら履歴書段階で跳ねられたのでは?と考えると、
それなりに役に立ったのは間違いないかと思います。

また、米国公認会計士試験の難易度は、日本の公認会計士試験と比べると
恐ろしいほど低いのですが、日本でさえ最難関試験の一つである公認会計士試験の
アメリカ版を持っているのはさぞかしすごい!
と勝手に誤解してもらえるメリットもあります。(注1)

また、監査論などは、こういった試験勉強をしなければ学ばないものですが、
内部統制の強化が叫ばれる昨今、実務的にも役立ったことが多かったのも事実です。

資格取得には1年程度かかりましたが、実質的にまじめに勉強したのは4か月程度かな?
と思います。
2度のグアム渡航代金(試験はグアムで受けました)とグアム大学の単位取得代金、
予備校代金を合計すると120万円程度掛かったと記憶していますが、
この資格がなかったら転職できなかったかもしれないので、
それなりにペイしたと思います。

(注1)

私のそれぞれの試験の難易度のイメージは、日本の公認会計士試験は、
丸2年勉強だけに専念しても合格できるかわからない難易度、
米国公認会計士は仕事をしながらでも1年程度で合格できるレベル、
といったところです。

実際、監査法人の人に聞いた話ですが、人手不足の時に、
監査法人でも米国公認会計士資格保有者を多く採用したそうですが、
一部の人は知識不足で使い物にならなかったそうです。

まあ、それは監査のトッププロの世界の話なので、
一般企業の経理レベルでしたら、米国公認会計士合格レベルでも
基礎知識としては十分かと思います。

【セミリタイア後に役立つか?】

本資格がセミリタイア後に直接役立つことはないかと思います。
ただし、会計の知識を取得したことで、プチ投資家としての
財務分析力などには多少威力は発揮しています。


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2017年10月18日水曜日

サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ⓪ 概論

前項では、サラリーマン時代に身に着いたスキルについてレビューを致しました。
本項では、取得した公的な資格について述べてみたいと思います。

私は大学生時代からサラリーマン時代に至るまで、
資格取得にはそれなりの時間を費やしてきました。
なぜ資格取得か?と言われれば、やはり、客観的な実力を示す為には、
資格を持っているというのが、手っ取り早く、簡単に証明できると思ったからです。

自称専門家が多すぎる!

サラリーマンになってから多くの人を見て思ったことですが、
実際は大した知識もないのに、「私は〇〇のプロです」
みたいなことをいう人が多すぎます。
ひどい人になると、1ヶ月研修に行っただけなのに、
「〇〇業界に精通」みたいなことを平気で言ったります
(一時期、外資系で働いたときは、こんな人が多かったですね)。

その点、資格試験に合格していれば、少なくともその試験に
合格できるだけの最低限の知識があることは客観的に証明できます。

私は、ハッタリ的なことは嫌いなので、資格試験を重視したわけです。

実務経験 > 資格

ただし、有資格者よりも実務経験者が優遇されるのが世の常ではあります。
私は、転職活動の一環として、某外資系金融機関の経理部の面接に行った時のことです。
その時は、金融機関での勤務経験と米国公認会計士を保有しているので経理の知識はあります!と面接で申し上げたのですが、不採用となりました。
面接の時にも先方が言っていたのですが、「経理実務経験がないとダメ」ということでした。

正直、だったら採用面接に最初から呼ぶなよ!と思いましたが、
(その時はわざわざ有給休暇を取得して面接に行きましたので。。。)
それだけ、彼らの求めるぴったりとした人材がいなかったのだろうと思います。

転職活動ではこの実務経験の壁というのが立ちはだかります。
私で言えば、営業が嫌なので転職するのに、実務経験は?という聞かれ方をします。
語学力や経理知識などは、資格である程度証明できると思っていましたが、
この壁は中々越えるのは大変なのが現状でした。

では資格は役に立ったのか?

資格を取得することは、

・資格を持っているので、転職・昇進できる

・資格を取得する過程で勉強したことが生きてくる

という2つの効能があると思います。

セミリタイア後にサラリーマン生活を振り返ってみて、資格試験がどう活用できたのか?
また、何の役にも立たなかったのか(ひょっとしたら逆効果というのもありました)
についてまとめてみたいと思います。

本項は一般論ではなくて、あくまでも、自分の経験から述べています。
従って、同じ資格を保有している方からみて違和感を覚えることもあるかと思いますが、あくまでも「私の経験」および「私の解釈」ですので、そこを前提をお読み頂ければと思います。

また、これから、これらの資格取得を目指す方の参考になれば!
と思い書いた部分もございます。

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2017年10月16日月曜日

サラリーマン生活棚卸 ~ スキル編 ~

サラリーマン生活はスカだった!でも全くの無駄でもない!

セミリタイアをするまでに、結局、四半世紀以上をサラリーマンとして過ごしました。
そのサラリーマン生活を一言で総括すれば、
あまり充実したものではなかったな、とは思います。

しかしながら、自分の人生の半分以上の期間を過ごしたサラリーマン生活、
全くの無駄だったか?というとそうでもありません(と思いたい)。

そんなわけで、サラリーマン時代に身に着けたスキルとは一体何だったのか?
というものを一旦整理して、自分のスキル・経験値を棚卸することによって、
このことを今後の人生にも役立てていければ!と考えて、
以下の通りまとめてみました。

① 文章作成能力

私は、営業・審査・管理といった複数の業務に携わってきましたが、
結局のところ、一番時間を割いたのは「書類を作成する」ということです。

私は大学4年生の時のOB訪問でとある先輩に言われた

「文系のサラリーマンの仕事は、どんな仕事でも結局のところ書類を作成することだよ」

と言われて言葉を今でも覚えています。

当時はピンときませんでしたが、今振り返ると全くその通りと思います。

結局、申請書だろうが稟議書だろうが、あるフォーマットの制約の中で、
いかにわかりやすい文章を書くか?というのが自分の仕事のメインでした。

そんなわけで、文章をまとめるというスキルはある程度は上達したかな?
と思います。

② Excel & Word

私は管理部門が長かったので、1日の大半はExcelだのWordだので書類を作っていました。
この手のスキルは、特に若手の中にはプロ並みの書類を作る人もいるので、
自分のスキルがすごいとは全く思いませんが、ある程度の情報とりまとめや、
外部に出す文書などは作成できるかと思います。

このことは、セミリタイア資金の将来キャッシュフローの計算や、
私生活上の様々な情報管理で役立っています。

③ 経理・財務・法務

経理・財務の知識は、プチ投資家として決算書を読む、と言ったことに生きています。
また、将来的には確定申告業務などにも役立つものと思います。

法務は、日常生きていく上での、色々な場面で役立ちます。
基本的には、世の中、民法に従って生きなければいけないわけなので、
法務の知識のあるなしでは、結構世渡りが変わるかな?とは思います。

(この辺については、後に「資格編」でも触れたいと思います)

④ 業界知識は役に立たない、かな?

私の勤務していた会社は、とある産業の一部門でした。
仕事をする上では業界知識は必要不可欠ではありますが、
会社を辞めた今となっては、ほぼ何の役にも立ちません。
(実際に立っていないです。)

まとめ

サラリーマン生活を振り返ってみましたが、
それなりのスキルは身についているのかな?
と感じるところはあります。

ただし、結果的に異動もなかった関係で、
退職する前10年間はほとんどスキル的なものは向上していませんね。

最もこの期間というのは、セミリタイア資金をいかに貯めるかに注力していたので、
特に新しいものを学ぶ必要がなかった、という風にポジティブに考えたいと思います。

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2017年10月14日土曜日

久しぶりに朝ラッシュの電車に乗る

「セミリタイアしたい」という理由の中で、
地味に上位に食い込む項目に、

朝のラッシュ時に通勤電車に乗りたくない!

があると思います。

サラリーマンを辞めてからは、通勤の必要がないので、
ラッシュアワーに電車に乗ることはほとんどない生活が続いています。

今回、歯医者の予約の関係で、久しぶりにラッシュ時に電車に乗りました。
(歯医者は元勤務先の近くに通うことにしています)
そこで感じたことを書いてみたいと思います。

① 体力の消耗はすごい

私は中学生の頃から満員電車に揺られて通学・通勤していたので、
ラッシュ時の電車はベテランのはずですが、
久々に満員電車に乗ってみると、身動き取れない空間でずっと立っている、
というのは恐ろしく体力を消耗することがわかりました。
(それ以上にストレスがたまるのはもちろんですが。。。)

② 謝る境界線がよくわからない

身動きがとれない電車の中なので、多少の接触で謝っていてはきりがありません。
とは言え、私の中での常識は、

・足を踏んだ
・つり革につかまっていた手が離れて、相手の頭にあたった

といった場合は、「すいません」の一言くらいはあって然るべき、
考えますが、今回は相手からの謝罪は全くなし。
そんなもんだっけ?とシンプルに疑問に思いました。

③ 非常識な人がいる

降車客が多い駅なのに、意地でも自分のポジションから動かない人がいます。
出口付近の人は一旦降りるのが常識で、もちろん大多数の方はそうしますが、
中には、手すりにつかまって離さない人、
通路のど真ん中でつり革をつかまったまま離さない人など、
昔はほとんど見なかったタイプの人が散見されます。
こういう人は見るだけで非常にストレスを感じますね。

とまあ、こんなことを考えながら目的地に向かいました。
改めて、東京のラッシュは異常であると実感した次第です。

時差ビズなどの導入が叫ばれていますが、
どうも根本的な解決にはならないような気がします。

セミリタイアしてからのかつての通勤時間帯は、
書を読みながら寛ぐのが日常になりつつありますが、
この時間の幸せというのをもっと噛みしめるべき!
と改めて実感した次第です。

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2017年10月13日金曜日

長話の上司は出世しない?

PRESIDENT Online の

目上の人の「長話」を一発で打ち切る方法

という記事を読みました。

私がサラリーマンを続けていれば、参考になる部分も多いな、と感じた記事ですが、
非常に違和感を覚える箇所がありました。

それは、下記の記事です。

上司、特に課長クラスにとって最も大事な仕事は部下のモチベーションコントロールなのです。長話で部下を辟易させて、作業時間を無為に奪う上司がそれ以上出世できるはずがありません。つまり、そんな上司にどう思われようがどうでもいいのです。http://president.jp/articles/-/23085?page=4)

私の経験上、長話で部下を疲弊させていながら出世をした上司というのは何人かいます。
と言うより、確率的にはかなりの数の上司がこれに当てはまります。
(これは個人的な経験ですので、単に運が悪かっただけかもしれませんが。。。)

例えば、個人的な経験を単純な例をあげて説明してみましょう。

A部長
B課長
C課員 (自分+その他)

という登場人物がいます。

B課長は恐ろしいほどヨイショが上手です。
ただ、B課長はまさに「長話で部下を辟易させて、作業時間を無為に奪う上司」です。
しかしながら、A部長はその事実を把握しているであろうにも拘わらず、
A部長はB課長を評価している(ようです)。
何故なら、A部長にとってB課長は自分の言うことを忠実に聞くかわいい部下だからです。

このようなことが起こる理由の1つは、A部長がB課長と同じように、
「長話で部下を辟易させて、作業時間を無為に奪う上司」であるからです。

A部長・B課長に共通しているのは、
部下の時間など特に大事だと思っていないことでしょう。

正直、人事部が上記のような細かい仕事ぶりなどを把握しているとはとても思えません。

私も小所帯の部署で、なおかつ、本社部門から離れた場所で働いていた時などは特に、
本社部門にいる人たちが自分の働きぶりなどを把握しているとは到底思えませんでした。

最後に著者がこう結論づけて言っています。

そして最後に、上司の長話を完全、完璧に断ち切ることができる最強の方策をお教えします。
それは出世してあなたが上司になることです。
http://president.jp/articles/-/23085?page=4)

基本的な疑問としては、直属の上司なりに評価されていなければ、
出世もできないのではないか?と思います。
出世して上司になっても、そこにも上司がいるわけなので、
結局のところ、社長にでもなるしかないのかな?という感じですね。

それよりもはるかに簡単に、上司の長話・自慢話・説教等々を
完全にシャットアウトする方法がありますよね?

そうです!

セミリタイアすることです。

セミリタイアすれば上司も部下もいません。
1日24時間を自分の為だけに使える環境は、
やはりセミリタイアならでは!というのを日々実感しております。

ただし、部下に自慢話をするだけが生き甲斐の方にはセミリタイアは向いていません。
何故なら、セミリタイアすると、自慢話ができる部下もいなくなるからです。

2017年10月10日火曜日

セミリタイアしてもやることがない?

セミリタイア後、朝起きてやることが無くて愕然とする、
は本当か?

セミリタイアすることのディメリットとして

・セミリタイアしても時間を持て余す

・やることがない

といったディメリットを挙げる方が多いです。

本件について考察してみたいと思います。

自分の場合

自分はセミリタイアの世界ではまだまだ新人ではありますが、
正直に言って、時間を持て余すことも、やることがないこともありません。

自分はセミリタイア後の過ごし方を、「旅行」と「読書」の
二本柱を軸に考えていました。

実際に会社を辞めてから3週間程度の旅行に行き、
帰国後はほとんど読書をするという生活を送っていますが、
今のところ飽きる気配はありません。

また、最近は都内近郊の神社を巡る小旅行をしていますが、
これも非常に楽しく、充実した日々を過ごしています。

メイン格の海外旅行も、来年春以降に計画的に行う予定で、
この旅程づくりというのも非常に楽しいものがあります。
(海外旅行は予算の制約がありますので、計画的にならざるを得ません。)

むしろ時間が足りないと考えるのは語学の勉強です。
自分はタイ語と中国語はそこそこの水準までできるようになりたいと考えていますが、
これらの勉強に割く時間がなかなかとれません。

本を読む時間を減らしつつ、語学の勉強に充てる時間を増やす、
という方向で考えていますが、実際は実行できていません。
ただ、実行しなくても実害が全くないし、
誰にも怒られないので問題はありません。

結論から言えば、セミリタイア生活では、
時間がもっと欲しいと思うことはあれ、時間を持て余すことなどありません。
まして、やることがない、などということはあり得ないのが現状です。

恐らく「仕事」のイメージが異なるのでは?

ものすごく理想的なセミリタイアへの道は、例えばこういう感じかな?
と思います。

「若い頃から仕事に打ち込んでいたので、それなりの評価も収入も得ました。
 ただ、土日も含めて仕事ばかりしていたので、ここらで少し休んで、
 仕事以外の世界も見てみたい、というのが本音ですかね?」

私も本来は上記のようなことを言ってセミリタイア生活に入りたかったのですが、
現実は真逆に等しいです。現実的にはこんな感じでしょうか?

「ずっと同じ仕事ばかりでうんざりです。収入もポジションも上がりません。
 それなのに、人員削減で他の人の仕事(自分の本業じゃない)
 までカバーしなければダメ。
 早くこの生活から抜け出すことばかりを考えてきた、というのが本音ですね。」

仕事を辞めてセミリタイアしたらやることがない、暇を持て余す、
と考えている人は、仕事にそれなりの愛着なりやりがいを感じているのでは?
というのが、私の仮説です。

もちろん、仕事ですから大変なことも嫌なこともあるでしょうが、
それを上回るやりがいなりがあれば、セミリタイアしよう!
とは思わないのではないでしょうか?

ただ、世の中にはやりがいもなく、苦痛しかない仕事は存在するのです。

むしろ「やることがない」幸せを噛みしめる

サラリーマン時代にはやることが多いですが、
多くは義務的なものです。
締切まで会議の資料を作る、ノルマを達成するために明日まで○○円売上を上げる、
等々の義務を「やること」と捉えれば、やることは唸るほどあります。

セミリタイア後はこのような義務的なやることがありません。
正直、これだけでもセミリタイアの価値はあります。

やることがない!と言っている人でも、ノルマ的義務から解放されれば、
自ずとやりたいことが見つかるんじゃないかな?
と気楽に考えることも重要ではないか?と思う次第です。

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2017年10月5日木曜日

退職を切り出して会社を辞めるまで ④ 結局1か月退職が延期

退職慰留の面接でキッパリとやや切れ気味に退職の意志を示したので、
そこから先は一切慰留工作がありませんでした。
正直、会社側は本気で慰留しようと考えていたとは思えません。
そんなわけで、そこからは自分の仕事をどう引き継ぐかに焦点が移りました。

結局退職は1か月延期へ

結論から言えば、退職を1か月延ばすよう依頼がありました。
もちろん嫌でしたが、1か月分については賞与を考慮する、
等々の条件で呑むことに致しました。

メインが引継ぎの為だけなので、仕事的には大した負担はないこと、
1か月分でも給与を稼いでいた方が、後々経済的には有利なこと、
などを総合的に勘案しての結論でした。

まあ、会社を辞めるとなれば、それほど無茶苦茶な要求をされることもなく、
非常につまらない生活ではありましたが、
引き継いだ方にもそれなりに感謝されましたので、
サラリーマンの最後としては、まあまあ奇麗な引き際だったかな?
と思います。

退職のタイミング ~ サマリー ~

私は2度の転職をしているので、今回は3度目の退職となります。
今までの退職と決定的に異なるのは、

次の就職先がない

ということになります。

会社にはセミリアするとはもちろん言っていないので、
とりあえず会社を辞めてじっくりと就職先を探す、
というようなスタンスを申し上げたので、ともすると

あと半年 (下手すると1年) だけ働いてくれ

などというオファーがくる可能性があります。
(次の就職先が決まっていれば、それまでには絶対辞めるという話になります。)

もちろん、こんなのは断ればいいのですが、
個人的には揉めるのが嫌だったので、
そういう依頼に対しては、色々な想定問答を考えておりました。

具体的には、次の順番で反論しようと思っていました。

① 今までの評価・待遇がひどすぎたので、将来の見通しが全く立たない
 → 結果的にはこれで向こうが引き下がりました。

② 口約束では一切信用できない
 → 退職の引き留めの常套手段として、「待遇を改善する」
   「次の異動で希望を考慮する」みたいなものが一般的かと思います。
   このパターンで来たら「口約束では信用できません」と言おうと思いました。
   ただ、面と向かってこう言うと、かなり角が立つので、
   (俺を信用できないのか?とか逆切れされると面倒!)
   できれば言いたくありませんでした。

③ 絶対に無理な希望を言う
 → とりあえず希望を言え、みたいなことを言われる可能性も考慮しました。
   その際は、昇格しなければなれないポジションを言おうと思っていました。
   要は会社の考えと自分の考えのギャップが凄すぎるというアピールです。

結果的にはそれほど強い慰留があったわけではないこともあり、
想定外のオファーなり条件はでてきませんでしたので、
余裕をもって交渉に臨めました。

一つだけ後悔があるとすれば、上司に言うタイミングです。
引継ぎ関連1か月+有給消化2か月を考慮して退職を申し上げたわけですが、
引継ぎ1か月がちょっと短かったみたいです。

確かに、関係各所から人員をやりくりするのは、
人余りの会社ならともかく、どこの部署もギリギリでやっているので、
ちょっと大変そうでした。

要は、定例に人事異動で、予め誰が来るか決まってからの1か月は十分だが、
その誰かを決めるのが時間が掛かるということですね。

なので、どうせ辞めるのはわかっていたので、
もう1か月早めに切り出せばよかったかな?と思います。
(結果論ですが。。)


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2017年10月2日月曜日

退職を切り出して会社を辞めるまで ③ 一応退職を慰留される

退職を慰留する条件がひどすぎる

上司に無事退職する旨を伝えたので、後は引継ぎをするだけです。
とは言うものの、退職を伝えてから1週間は何の音沙汰もありませんでした。

1週間後くらいに、上司に呼び出されたので、「いよいよだな!」
と思って面接室へと向かいます。
しかし、そこで言われたのは「退職を慰留する」というものでした。

退職を慰留する条件として、

・組織再編が一段落した時点で異動してもらう

・移動先の部署は〇〇である

・今すぐ返事をしてもらわなくてもよい

というものでした。

セミリタイアという決断を別にして、私が会社を退職する理由の1つは、
入社時に約束されていた、「5年程度で異動がある」
という条件が全く守られなかった、ということにあります。
結局、十数年間も同じ部署で働くことになりました。

退職条件を吟味すれば、「組織再編が一段落したら異動」というのは、
組織再編が一段落しなければいつまでもこのままということです。

また、移動先として提示された部署は、
自分がやりたい仕事とは恐ろしくかけ離れている場所で、
なおかつ、転勤を伴うものです。
正直、普通にサラリーマンをしていた時でも、
そこに異動しろと言われても断るところです。
(実際にそこは嫌だ!と言ったことがあります。)

そんなわけで、この条件を聞いた時に激昂しそうになりましたが、
冷静に、「今までの会社の評価が低すぎるので辞めるのです」とだけ言って、
その場で断りました。

(実はその後、どこの部署だったらいいんだ、みたいなことを聞かれましたが、
 これ以上この会社で働く気は全くない、とキッパリ断りました。)

インターネットで情報を色々検索しても、

「会社側が引き留めに提示した条件を守らないことが多い」

という投稿が専門家・当事者から多数あります。

私のケースで言えば、そもそも、面接時の約束を守らない会社が
何を言っても信用できるわけがありません。

ちょっとでも退職を思い止まる気がある、と思われないためにも、
キッパリと断ってよかったと思います。

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2017年10月1日日曜日

退職を切り出して会社を辞めるまで ② 上司に退職を切り出す

さて、6月末日で退職することを決意したので、
後は退職を上司にどのタイミングで切り出すかを決めるだけです。

退職を切り出す前にアクシデント発生

退職を切り出す日を決めるに当たって注意した点は以下の通りです。

・同僚にはなるべく迷惑をかけないようにする

・自分の気持ち的には円満退社だと思っていないが、
 予定通り6月末日で退職できるよう「円満退社」となるようにする

・有給休暇は完全消化する → 5月連休明けから6月末まで有給休暇となる予定
 (私の会社には有給休暇買取制度はありませんでした。)

正直言えば、会社に対しては何の義理も感じていません。
会社が困ろうが何しようが関係ありません。
とは言え、長年一緒に働いてきた同僚に迷惑をかけるのは、
自分にとって本意ではありません。

「円満退社」については葛藤があったのは事実です。
自分が何故辞めるかの恨みつらみを言いたかったのも事実ですが、
退職後に2度と会わない人にそんなことを言ってもしょうがないと思い、
ここは抑えることに致しました。

有給休暇の完全消化は労働者としての当然の権利なので譲るつもりはありません。
また、有給休暇の買取制度も会社としてはありません。
買取制度があったとしても、有給期間中は会社の厚生年金に加入しているので、
その分将来の年金額が増えるので、制度は利用しなかったと思います。

上記を勘案した結果、3月最終週に予定されている人事考課面接のときに
切り出すのがベストタイミングと判断しました。

5月から有給休暇を取得するにして、4月の1か月もあれば引継ぎは十分と判断しました。
(転勤の場合は3日程度で引継ぎを済ませるので、むしろ多すぎるくらいです。)

ただし、予定通りに行かないのが世の常です。
アクシデントの発生に伴い、実際に退職を切り出すタイミングは10日程早まりました。

何故かというと、会社のメンバーの一人が突然辞めると言い出したのです。
私はそのメンバーの上司という立場でしたので、まず、私に連絡が来ました。

そのメンバーが辞めるとなると、その人の補充という問題が出てきますし、
一部の仕事が私が振られる可能性もあります。
新しい体制が出来てから、実は私も辞めます、というのは混乱を来たします。

そんなわけで、その一報を受けたタイミングで、
すぐに上司に面談のアポイントメントを取得して、
まず、その人が辞めたいという連絡を受けたことを申し上げ、
次いで、私も退職したいという旨を申し上げました。

3ヵ月くらいに渡り綿密な計画?を立てていた私ですが、
アクシデントにより、早めの退職を切り出すことになってしまいました。

しかしながら、前もって退職の準備をしていた為、
何とか乗り切ることができたかな?というのが率直な感想です。


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