2017年10月19日木曜日

サラリーマン生活の棚卸 ~ 資格編 ~ ③ 宅地建物取引主任者&行政書士

【資格取得の動機】

私は経済学部出身です。

ある日のゼミの授業で先生が、

「世の中は経済学の通りには動かないが、法律の通りに行動しなければいけない。
だから学生時代に民法の勉強だけはしたほうがいい。」

ということを言われました。

確かに、例えば、為替レートの変動が経済理論の通りに動くわけでもなく、
現在の相場水準を完璧に説明できる理論があるわけではありません。

一方、日本社会で生活をするためには、日本の法律に従って生きていかねばなりません。
社会生活という意味で、法律の中でも一番重要なのが民法かと思います。

同じ民法の勉強をするのでも、ただ本を読むのはつまらないし、
何か形に残るものを!ということで、
宅地建物取引主任者試験を受けることに致しました。

私の大学生時代は、バブル景気の真っ只中。
学生で資格を取ろうという人はそれほど多くはありませんでしたが、
不動産価格の高騰もあり、宅建資格に注目が集まっていた時期でもありました。

宅建資格で一番の重要&難関箇所は「民法」です。
「民法を制すれば宅建を制する」という言葉を信じ勉強した結果、
大学3年生の時に試験に合格しました。

行政書士試験は、大学4年生の時に合格しました。
就職が決まって暇だったというのもありますが、
社会人生活へ向けてできることをやっておこうというのもありました。

試験自体は、宅建の土台があったので、1週間程度の勉強で何とか合格できました。
(行政書士試験は難易度がかなりあがっているそうなので、
今ならそうはいかないかもしれません)

【サラリーマン時代に資格が役に立ったか?】

この資格を持っているからと言って、何か優遇されたというのはありませんが、
やはり、民法の基礎知識を身に着けたことは大きかったと思います。

特に、総務関係の仕事をすることにもなった時、
契約書作成に関する業務がすんなりできたのは、
大学生時代にこの勉強をしたことが大きかったと思います。

【セミリタイア後に役立つか?】

仕事を離れても、引き続き法律に縛られて生きることには変わりありません。
日常生活に関係する契約も含めて、ある程度の民法の知識は不可欠かと思います。
そう意味では、勉強したこと自体は役に立っているかと思います。

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