2022年3月31日木曜日

定年まで働く ← 会社の低い評価を認めたという事!

「会社の評価を自分は認めていない」ということ


私が定年まで働くのを拒否してセミリタイアしたのは、

「会社の評価を自分は認めていませんよ!」

というのがあります。

理想的な辞め方


私が退職する理想的な辞め方というのは人事面接で、

・上司がこれまでの評価と来年度の給与を提示
・評価に納得がいかず、この給与水準では来年は働くのは無理と述べる
・人事評価など覆るはずもないので事実上の辞表提出となる

といったパターンです。

「理想的」と申し上げたのは、
これまでの実績、今後の期待値などの評価を会社側が説明、
その結果としての来年度の給与を提示して、
それを受け入れて来年度も当社で働きますか?
というのが本来の筋だと思うからです。

プロ野球選手の年俸交渉みたいなイメージが、
自分的にはサラリーマンでもあってしかるべしと考えています。

勝手にボロクソな評価をしておいて、
給料をドカンと下げてもコイツは会社を辞めないだろう、
どうせ転職もできないし...
なんていうのは会社側の傲慢ではないかと思います。

定年まで働くと会社の評価を認めたことになる?


仮に私が定年まで働いたとすると、
会社の評価なり扱いなりに自分が納得したことになりはしないか?

自分的にはそれだけは絶対に嫌だったので、
自分が辞めたいタイミングで会社を辞めたというのがあります。

次の就職先も決まっていないのに会社を辞めたということは、
よっぽど仕事が嫌で評価に不満があったのだろう...
という風には思ってもらったらしいので、
その意味でも定年を待たずに会社を辞めたのは良かったと思っています。

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2022年3月30日水曜日

ゆるい大企業を去る若手なんて昔からいましたよ!

ゆるい職場だから辞める?


セミリタイアを希望する人の多くは、
職場が激務だったりパワハラがひどかったので辞めたい...
という人が多いかと思います。

ただ、一見恵まれた職場でも離職したがる人が増えているらしいです。

"高い倍率を勝ち抜いて大企業に入社した若手社員の間で、早期離職が増えているというという話をよく聞くようになった。若手の離職と言えば、長時間の残業やパワハラが横行する「ブラック企業」が頭に浮かぶ。一方、大企業では、労働時間の縮減とコンプライアンスが徹底されている。ではなぜ、若手社員は職場を去るのか?リクルートワークス研究所が大企業に勤める新入社員らを対象にした就労状況定量調査(2021年11月インターネットで実施、サンプルサイズ2680)などのデータを分析すると、「ゆるい職場」が、その一因になっている可能性があることが明らかになってきた   (引用元) 「ゆるい大企業」を去る若手たち。ホワイトすぎて離職?働きやすいのに“不安”な理由
ゆるい職場なら結構なことかと思いますが、
他者でも通じるスキルが身に就かないあせりなどが主因と記事にはあります。

何とも贅沢な悩みなような気が致しますが、
昔からこの手の退職は結構見られるのでは?
というのが私の印象です。

資格を取得して辞める


最初に思い浮かんだのが大学時代の同級生で、
大手百貨店に就職したものの、
「仕事が楽すぎて刺激がないから辞める!」
といって公認会計士試験に合格して会社を去りました。

もう一人は、誰もが知る政府系企業に勤めていたものの、
「こんなぬるま湯の会社で満足している周りにイライラする!」
といって米国公認会計士に合格後に会社を去るといっていました。

こちらの方は試験に合格したのか本当に会社を辞めたかは不明ですが、
かなり本気度が高かったので今頃はどこかの外資系企業で働いているかもしれません。

仕事がつまらないと辞めたくなる


まあ、20~30代ならまだ仕事に希望があるでしょうから、
仕事が楽で高給でも仕事がつまらなかったら辞めたくなる気持ちもわかります。

実際、若手時代はまだまだ自分の実力を過大評価している部分もあるでしょうから、
最初から楽な職場だったら、
新しい世界にチャレンジしよう!と言う人は、
いつの時代でも一定数いる気が致します。

セミリタイアというオプションで変わる選択肢


ただし、3つの会社を経験し、暇な職場も激務の職場も経験した身としては、
楽で給料の良い職場なんて絶対辞めてはいけません。

世の中には仕事がきつくてつまらなくて給料が安い職場のが圧倒的に多く、
また、実力に自信があったところで正当に評価される保証なんてありません。

まあ、こんなの考えなくてもわかる話のような気がしますが、
当事者には見えにくいのでしょうね。

そして彼らの大前提としては、
「定年まで働く!」
というのがある気が致します。

確かに、40年~50年も楽とは言えつまらない仕事をするのは気が滅入りますが、
これが20年くらい働けば真の自由を獲得できる!と割り切れば、
話は別なんじゃないかと思いますがどうでしょうかね?

やはり、仕事で功成り名を遂げたいと思うのでしょうか?
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2022年3月29日火曜日

【セミリタイア生活 × お洒落】お洒落お爺さんを見て感じたこと

外見に気を遣わないセミリタイア生活


セミリタイア生活に入りますと、サラリーマン生活に比べると、
外見やお洒落に気を遣わなくなります。

スーツ、ネクタイ、革靴と言ったアイテムとは全く無縁になりますし、
普段は量販店のカジュアルウエアにクロックスのサンダルが定番といったところ。

とは言え、あまりにみすぼらしい格好ですと、
精神的にも世間体的にもあまりよろしくないので、
最低限の気遣いは必要かと思っています。

ただ、引退後もお洒落に余念がない人はいるものです。

シャレオツなお爺さん


私はスポーツジム通いを再開してから2ヶ月が経過しています。

スポーツジムにはシャンプー&ボディーソープが完備されていますので、
私はこれらを当然のごとくありがたく使わせてもらっています。

ただ、若者の中にはこんな安物は使えるか!とばかりに、
シャンプーやボディーソープは持参し、
その他のボディケア商品も駆使しお洒落に余念がない人も散見されます。

そんな中、同様の行動をとっている常連のお爺さんもいます。
年齢は70歳は超えていると思うのですが、
自分のシャンプーやボディーソープを持参するのはもちろん、
風呂上りには念入りに乳液っぽいものを身体に塗り、
最後には白髪をバッチリとワックスで固めています。

一体誰に向けてお洒落をしているのか?
ちょっとその真意は気になるところです。

まあ、他人様の行動にケチをつける気はありませんが、
ちょっとやりすぎの気がしますね...

程よいお洒落感覚


上記のおじいさんは個人的にはやりすぎという感想を持ちましたが、
一方、街を歩く老人の中にはボロボロの服を着ている人も...

経済的困窮なら同情するべきかもしれませんが、
そんな風には見えないので単なる無頓着というヤツだと思います。

仕事をしていれば最低限の恰好というのは必須ですが、
無職になるとどんな格好をしても文句を言う人もいません。

なので、お洒落関係については落としどころが難しいのですが、
程よいお洒落感覚というのは持った方が良いのかな?
なんてことを思うようになりました。

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2022年3月28日月曜日

残業についての考察 ~ 「残業しない為に出世を狙わない」はありか? ~

出世しないと残業が少ない?


残業が嫌なので、最初から閑職を狙うがごとく、
出世を目指さないということを言う人がいます。

給料など少なくなって構わない、
自由時間の確保の方が大事、
下手に出世して仕事の責任を押し付けられるのが嫌、
これらの発言にはもっともな部分があります。

ただ、個人的な経験から言うと、
この手の発言にはいくつかの違和感があります。

出世しない方が残業時間が増える


私の経験上、上司が部下より遅くまで残業しているのはレアケース。

むしろ、

「上司が明日の朝までこれやっておいて」

なんて言ってさっさと帰る方が多い気がします。

責任の重さなど変わらない、むしろ...


「責任の重さ」と言う点においてもどうですかね?

確かに新聞沙汰になるような事件であれば、
トップが謝罪会見なり辞任なりということになりますが、
通常レベルの問題であれば、
部長が課長を、課長が課員を怒るというレベル。

誰に怒られるかが違う程度で、
場合によっては課員が部長にも課長にも怒られることも...

出世したから責任が増えるのは理論上はその通りですが、
実態的にはそうでもないケースがあると思っています。

出世して早期退職を狙うのが自由への近道


この辺りを総合して私が経験してきた職場を考えれば、
普通に出世した方が仕事的にも楽だし給料も高い。
何より、仕事の面白味的なものが増します。

とは言っても、出世しようがしまいが所詮はサラリーマン。
本当の「自由」を求めるのであれば、
結局のところはFIREを目指すしかないでしょう。

その意味でも、FIRE資金をなるべく早く獲得の為、
給料を高くすべく出世した方が良いのでは?と思います。

やりたくもない仕事を定年まで続けるという人生設計の時点で、
最初から出世を狙わないというのはちょっとどうかな?
なんてことを思いますね。

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2022年3月27日日曜日

【波乱相場】戦争で儲けるのは気が進まない → 収益を寄付するのはどうだろうか?

戦争なのでトレーディングから一時撤退


ロシアのウクライナ侵攻から1ヶ月が経過しました。
解決への道筋は未だ見えない状況です。

その間、市場では急激な株価下落の後にリバウンド、
荒れた相場展開になっています。

このような相場状況は短期売買で稼ぐには向いているとも言えますが、
戦争を利用して儲けているようで嫌だということで、
一時的にトレーディングから撤退するというコメントを発する人を何名か見かけました。

本当に稼げるなら収益を寄付するという手もある


私自身はこのような波乱相場で稼ぐというスキルはありませんが、
本当に確実に儲けることができるのであれば、
この期間で稼いだ収益はウクライナ関連に寄付すればよいのかな?
という気が致します。

きちんとした機関への寄付であれば、
困っている人を助けることになるのはもちろん、
戦争終結へも多いに貢献できることになるかと思います。

まあ、純粋に戦争に嫌気がさしてのトレーディング撤退ならば、
話は別かもしれませんが...

損切りが裏目に


一方、株価急落時の損切りによって、
大きく資産が毀損したという方も多いようです。

普段、相場をウォッチし続けている人でも、
先を読むのは相当難しいということがわかります。

こういう話を聞くと、やはり相場が趣味の人以外は、
市場動向でポートフォリオを細かくいじっていくのは、
セミリタイア生活には向かないよな...ということですかね?

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2022年3月26日土曜日

残業についての考察 ~ 残業大前提の会社で残業を拒否する若手社員が増えているらしい ~

残業前提の会社は確かに存在する


世の中には「かなりの残業を前提に高収入」という会社があります。

外資系の金融機関やコンサルティング会社、
日系でも高給で有名な会社にはこの手の会社が多いです。

この手の会社は高給ゆえに入社希望者も多く、

「うちの会社は有給が取りやすい」
「ワークバランスが何より大事」

などといった入社説明会でお馴染みの嘘はほぼなく、
仕事はハードだがその分ペイも良い、
その覚悟があるヤツだけが来い!
みたいな感じです。

そこにちょっとした異変が起こっているらしい...
という話を昔の仕事仲間から聞きました。

定時で帰る若者が増えている


一般の会社であれば定時で帰るのは当たり前かもしれませんが、
この手の会社で定時で帰るのは、
一般の会社なら午後休で午前中だけ働いて早退する感覚です。
そんな会社で定時で帰る新入社員が増えているとのことです。

昔なら、

「何考えているんだ!」と怒鳴られるか、

「帰っても良いけど、明日からも来なくて良いよ!」

と怖い嫌味を言われるかかと思いますが、
コンプライアンスにうるさい昨今ですから、
帰るなとは言えないらしいですね。

新人が帰った分については、
その他の中堅以下の社員でカバーするので、
中堅社員の労働時間が飛躍的に増えているとのことです。

中年サラリーマン悲哀の時代


会社としても、新入社員が残業すれば残業代を支払う必要がありますが、
中堅社員の役職者であれば残業代を支払う必要もないので、
大変ありがたい話なのかもしれませんね。

最近の話を聞いていますと、
50歳も超えてそろそろ仕事的には楽ができる...
と思ったら、労働時間が増えた!みたいなのを結構聞きます。

私がサラリーマンを辞めなかったらどうなっていたか?
考えるとちょっと怖くなるケースが増えている気がしますね。

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2022年3月25日金曜日

10年働いて10年休む ~ 「20代は働き30代は完全リタイア」はありか? ~

10年働いて10年休む


私が貧乏旅行を始めた20代前半くらいには、
日本で日雇い労働をしてある程度お金を貯めて、
そのお金を握りしめて海外で沈没する、
そして再びお金を貯めて海外へ...
というループ生活をしている人が結構いました。

それの変形ともいうべきスタイルで、
”10年働いて10年休む"
というのは理論的には面白いかと思いましたので、
このライフスタイルはありかどうかについて検証してみることに致します。

20代は働くが30代は働かない


【20代 - 働く】

前にも少し記載したことがありますが、
20代は大学時代の延長という部分もあり、
仕事的にそれ程責任のあるわけでもなく、
体力的にもアフター5を楽しめますので、
この10年間はとりあえず働くことにします。

【30代 - 働かない】

30代は仕事もきつくなるし、
昨今の情勢では給料が上がる保証もありません。

ここは20代で貯めたお金を握りしめて、
10年間くらい好きなことを思い切ってしてみることに致します。

それこそ「若いうちにしかできない」ことは、
30代ならまだできるでしょう。

20代で一生遊んで暮らすお金を貯めるのは極めて困難ですが、
10年分くらいならなんとかなりそうですので、
そこまでは非現実な話ではありません。

【40代 - 働く】

40代に突入する頃にはお金がなくなりますので、
10年くらいは真面目に働きます。

ただ、10年のブランクで働くのはしんどそうです。

【50代 - 働かない】

50代ともなると、自由に身体が動ける期間が残り少なくなるので、
この10年間も思い切り好きなことをしてみます。

【60代以降 - 働く & 年金?】

60代になるとお金も尽きてきますので、再び働きます。
この時点で年金がいくら貰えるか?
どの程度生活費がかかるか?
これによって老後の生活が大きく変わってきます。
あまり明るい老後が待っていないような気がします...

若年セミリタイア失敗と同じ?


上記のライフサイクルをあえて肯定的に捉えるのであれば、
「30代は無職で自由時間を満喫できる」
というのにどこまで価値を置けるか?
ここにかかってくると思います。

よく若くしてセミリタイアする人の語る、
「若いうちにしかできないこと」
みたいなものが本当に至高の価値があるものであるならば、
確かに上記の生き方はある程度肯定できますが、
実際問題、本当にそこまで価値があるのか?
どうもピンとこない部分が個人的にはあります。

40代以降は10年のブランクがありますので、
付加価値の低い労働しかできないリスクがあります。

50代に自由時間があるのは魅力ではありますが、
老後の事を考えると本当に楽しめるか疑問です。

やはり、この計画には無理があるような気がしますね。

わざわざ検証する必要もなかったかもしれませんが、
このことは若年セミリタイアで失敗するのと、
実は酷似していることに気付きます。

要は、20代でこのまま何とか逃げ切れるか?というレベルのお金で、
セミリタイア生活を始めたところ、
やはり資金面で不安ができて40代くらいから働く...
というパターンと同じということです。

このパターンでも、30代が充実したから40代で低賃金労働でも良いや!
と思えるだけのものがあれば良いですが...
という点も同じと考えると、やはりフライング気味のセミリタイアスタートは、
それなりのリスクが伴うのを再認識できるかもしれません。
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2022年3月24日木曜日

再び五十肩に! ~ 整形外科でのリハビリ再開 ~

今度は右肩が五十肩に...


セミリタイア生活に入り発症した五十肩(左肩)ですが、
2020年2月~7月の間に150日間のリハビリを経て、
日常生活に支障がないレベルまで回復しました。
(完治とまではいえない)

それから2年の時間が経って、
今度は右肩が五十肩になってしまいました。

実は右肩の調子が悪くなってきたのは、
半年くらい前からと記憶していますが、
以前習った自主トレーニングでよくなるだろう!
と楽観的な見通しを立てていたのですが、
全然よくなりません。

なので、再び整形外科の門を叩くことにしたのです。

肩の動きは複雑


整形外科医に見てもらったところ、やはり五十肩という診断。

前回に比べて、肩自体が動かないということはないので、
前回の150日(健康保険範囲内MAX)よりは時間がかからないだろうとのことで、
まずは一安心といったところです。

肩の可動域は極めて広く、複雑な動きが可能であるため、
素人では何が悪いのかの判断は、
他の身体の部位に比べてわかりにくいとのことです。

今回は特に横の動きが悪いので、
そこを重点的に治していきましょう!という感じになりました。

リハビリに通えるセミリタイア生活


今回もリハビリは週1回、月 or 火の午前中20分くらいとなります。
あとはどれだけ自分でリハビリ体操ができるかがキーです。

私の通う整形外科はかなり混雑していることもあり、
サラリーマンが唯一通える土曜日の午前中に毎週予約を取るのは不可能、
また、1日に何回もリハビリ体操を行うことも不可能なので、
サラリーマンを継続していたら回復にも多大な時間を要していたでしょうね。

そういう意味では、セミリタイア生活の強みが出たとは言えます。

とりあえず、海外旅行が再開できる時期までには五十肩を治し、
不安のない状況で旅行が楽しめるようになるのが目標ですね。

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2022年3月23日水曜日

セミリタイアブログで心がけていること ~ 考え方が変われば素直に認める ~

セミリタイアブログで心がけていること


セミリタイアを主たるテーマとしてブログを書くに当たり、
私が注意していることは以下の2つです。

① 個人の意見であることを明示

② いつ時点の考えであるかを明示

この点について順を追って説明していきたいと思います。

「個人の意見」で普遍的真理ではない


私がセミリタイアについて語っているのは、
基本的に個人の意見であって、
普遍的な真理ではありません。

当たり前のようですが、意外とそうでもありません。

よくあるのが「仕事はクソ」といった類のものです。
そりゃ、自分の仕事はそうだったのかもしれませんが、
仕事が生き甲斐とかの人もいるわけですから、
あたかもそれが「普遍的真理」のごとく語り、
それを否定するのはいかがなものかと思います。

上記は比較的ポピュラーな例ですが、
例えば、「お金より時間が大事」というのもそれかと思います。

お金のかかる趣味を持っている人や、
贅沢がお好きな方にとっては、
必要以上に自由時間があってもお金がなければ楽しめないでしょうから、
いやいやお金のが大事でしょ!
という人も結構多いかと思います。

時間よりお金が大事!というと何となくヤバい感じに聞こえますが、
それが本音だったとて何も悪いことはないかと思います。

セミリタイアについての考え方も変化する


私は今のところ、セミリタイア生活に入ったことは後悔していませんが、
当初想定していた生活とは異なる点も多いです。

従って、セミリタイアについての考えについても、
いつの段階で考えたことなのか?
その考えは元々そうなのか?
セミリタイア生活の中で変化したことなのか?
こういった点についてはなるべく明確にしようと考えています。

セミリタイア生活を辞めるとか、
フルタイムに近い形で働くようになるとかの、
重要な決断をされる方のブログについては、
考えさせられる部分が多いです。

低コスト生活から脱却したいので働くとか、
あまりに暇で働くようになるとか、
誰でもそうなる可能性はありますからね。

私個人としては、前者は最初からそのリスクを認識しており、
後者は今のところ自分には関係ないかな?
といったところですが、
心境の変化というリスクは常に起こるかもしれないと思って生活しています。

2022年3月22日火曜日

相続で資産家となった専業主婦はFIREなのか?

FIREと名乗り批判を受けるパターン


「FIRE」を名乗り、色々と批判を受けるパターンとして、
「専業主婦」と「親が資産家」の2つがあるようにお見受けします。

この問題はなかなか興味深いので、
いずれは私見をまとめてみようかと思いますが、
そう言えば、金融機関に勤務していたときの顧客には、
この2つを兼ね備えていた人が多かった印象があるので、
このパターンをFIREと呼んでよいのか?
についてちょっと考えてみました。

「資産家の娘」型FIRE?


例えば、こんな人はどうでしょうか?

・年齢は40代で専業主婦
・夫は普通のサラリーマン
・住宅は女性名義で相続で得たもの
・相続で得た金融資産が3億円

夫の年収は不明ですが、
夫の年収だけで賄えない贅沢な暮らしはしています。

当時の定期預金金利や公社債投信の利回りは、
余裕で5%を超えていましたから、
利息収入だけで夫の給料を上回っていたと思います。

経済的自立という観点から見れば、
妻の資産だけでサラリーマンの生涯年収を超えていますので、
余裕で達成しています。

問題は、夫が普通に働いてそれなりの収入があり、
その収入も生活費に組み込まれているのに、
私の方はFIREなんですよ!という理屈が通るのか??

まあ、そんなところでしょう。

Retire Earlyではないかも?


実はこの手の女性の多くは、学校を出てから一度も働いたことがない...
というタイプの方は当時は結構多かったです。

FIREのREはRetire Earlyですが、
最初から働いていない人はRetireじゃないような気がしますが、
この辺りはどうなんでしょうか?

典型的なFIREはサラリーマンの収入をベースに、
貯蓄と投資で経済的自由をなるべく早く達成するということでしょうから、
上記がFIREだとしてもかなり特殊なケースではあるでしょう。

まあ、当時にFIREという言葉があっても、
彼女達は自分がFIREなんて名乗らないでしょうが、
この辺りをFIREの対象に含めると、
昔から結構FIREは多かったかも?という印象はありますね。

2022年3月21日月曜日

給料が安くても転職しない理由 ~ 出世が確実ならそれもあり ~

給与水準が低いので良い人材が採用できない


昨日は私より10歳くらい下の人が出世している話を書きましたが、
今回は私より少し上の人が大出世した話になります。

経営トップの人など会ったこともなければ名前も知らないのですが、
唯一仕事で絡んだ事のある人が役員になったと聞きました。

その人との絡みでよく覚えているのが、

「ウチは給与水準が低いから良い人材が採用できないんだよ」

と言っていたことです。

業界トップとの給与差は歴然らしい


私がいた会社は世間一般では給与水準がそれ程低いとも思えませんが、
やはり業界トップクラスの会社との給与差は相当あるらしく、
特に中途採用だと良い人材がこないということと、
優秀な人間程辞めていくことに危機感を感じる発言をしていました。

この発言を聞いたのは20年近く前のことですが、
課長くらいなのに、役員みたいな立場でものを言うな~、
なんて思っていたのですが、
本当に役員になってしまいました。

まあ、偉くなる人というのはこういうものかもしれないなという感想と、
それじゃ、あんたは何故その会社を辞めないの?
という疑問がその時ふと浮かんだのですが、
その答えが今回の大出世かもしれない!と感じました。

転職で2~3割給料が上がるより大出世


業界トップとの給与差があるといってもせいぜい2~3割程度でしょう。
転職すれば10~15年くらいは従来の会社より給料がアップするかもしれませんが、
そこで出世コースを歩むことができなければ、
のちに役職定年などを経て給料がダウンする確率が高いです。

それだったら、しばらくは同業他社比安い給与で甘んじても、
部長~役員へと出世すれば、
その分は余裕で回収できるでしょう。

うーん、深謀遠慮の結果という印象ですね。

給料が安くて良い人材が採用できない会社に、
のこのこ中途採用で入った私など太刀打ちできるわけはないですな~。
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2022年3月20日日曜日

人事異動の季節に早期退職者が思う事 ~ やっぱり会社を辞めて良かった! ~

人事異動の季節


私が勤めていた会社でも、4月からの新年度の人事は出揃ったようです。

辞めた会社の人事などどうでも良いことなのですが、
ちょっと情報が入ってきてしまったので、
それについても感想を述べてみようと思います。

最初に結論だけ述べておくと、
この手の情報が入ってきて思う事は
「会社を辞めておいて本当に良かった!」
という感想しかないという事です。

10年くらい下の年次が部長になる年


今年見聞きした情報によると、どうやら私より10歳くらい下の年次で、
出世の早い人は部長クラスに昇進する年のようですね。
一緒に働いた人の中にもちらほら名前が挙がってきます。

私が30代で転職した時に、まだ入社数年の若手だった人がもう部長、
いや~月日の経つのは早いもので...という感想は嘘で、
何か重油のようにドロドロとしたしんどい時間が流れていたという感じです。

彼らに罪は全くないのですが、
何やら辛い日々を改めて思い出してしまいました。

新組織での立ち位置を考えると...


私が早期退職せずに会社に残っていたらどうなっていたか?

偉くなっていないことだけは確かなのですが、
会社の組織改編なんかもあって、
実のところはどんな仕事をしていたのか全くわかりません。

ただし、上記の情報を含めて色々考えていくと、
自分の居場所は本当にないものだとつくづく実感します。

会社を辞めた今だからこそ、
昔一緒に働いていた若手の昇進を素直にすごいとか思えますが、
自分がまだ現役だったら同じようには考えないのは確実です。

そういう意味でも、会社を早期退職したことは、
自分にとっては本当に良かったと思えるのですね。
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2022年3月19日土曜日

ポイ活が面倒になってきたセミリタイア生活者

ポイ活が面倒になってきた...


昨日はUber Eatsでセミリタイア後に少しだけ働くよりも、
サラリーマン時代にその分だけ余計に働いていた方が良いのでは?
という話をさせて頂きました。

それとちょっと似た話になると思いますが、
セミリタイア後の貴重な収入源としてポイ活があります。

私も楽天経済圏にどっぷりと浸かるなど、
積極的にポイ活を行ってはきたのですが、
最近何だか面倒になってきました。

これには楽天の相次ぐポイント改悪をはじめとした、
ポイ活を取り巻く環境変化の影響もありますが、
単純に面倒くさくなったというのが主要因かと思います。

セミリタイア初期と考え方が変わってきた


セミリタイアをしたばかりの時は、ポイ活関連の情報を積極的に集めて、
200~300円の商品をタダでゲットする為に、
暇にものを言わせて自転車で往復1時間とか平気でしていました。

ネットでこのような行為を小ばかにするような言動を見ると、

「そういうことを言っているからお金が貯まらないんだ!」

などと密かに思ったこともあったのですが、
最近は確かにそこまでやって結局いくらの節約になるんだろう??
とちょっと懐疑的になってきましたね。
(さすがに小ばかにしようとは思いませんが...)

そんなわけで、最近はそもそもそういった情報への興味も薄くなってきたので、
情報を積極的に入手する意欲も失せてきました。

ポイ活に興味を持たなくなった理由


ポイ活に興味がなくなった主要因は前述の通り「面倒だから」ですが、
その背景としては2つの要因を挙げたいと思います。

① 積極的なポイ活がなくとも手持資産で逃げ切れる目途がたってきた
② 本当に欲しいものしか自分には必要ないと思うようになった 

①についてですが、セミリタイア初期には将来への漠然とした不安があったので、
節約になるものについては積極的に行動をしてきました。

しかしながらセミリタイア生活も5年近くが経過するに至り、
手持資金で年金支給まで乗り切れることが確信できるようになりました。

となると、時給100円にも満たないようなポイ活には自然と興味がなくなってきた...
といったところかと思います。

②の典型的な例としては、例えば、ポイ活で発泡酒が無料で貰えるとします。
しかしながら、発泡酒については自分で買うことはありません。
ビール類に関しては、節約生活下においても普通のビールを飲みたいからです。

以前の私なら「タダなら話は別!」とばかりにこの手の案件に手を出していましたが、
今はちょっといらないかな~と言ったところです。

ポイ活をどこまで充てにするか?


セミリタイア生活は単調とは言え、気持ち的には波が結構あります。

今は結構色々な事が面倒になっているフェーズに入っている感じで、
バイト的なものやポイ活的なものに対して、
ちょっとネガティブな気持ちになっています。

従って、しばらくしてバイト的なものに興味を持ち始めたり、
ポイ活をむしろ積極的に行っていこうと思うかもしれませんが、
こればかりはどうなるか自分でもわからないといった感じです。

ただし、バイトやポイ活などに過度に依存したセミリタイア計画だったら、
今は結構ツライ気持ちだろうな~なんてことは思いますね。

そういう意味では、ポイ活収入などは充てこんでいない
セミリタイア計画で良かったです。
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2022年3月18日金曜日

セミリタイア後のUber Eats が”楽勝”なのか再検証

Uber Eats 配達員は”楽勝”なのか?


最近は暴走系 Uber Eats 配達員 を見ないと思っていましたが、
久しぶりにかなり危ない人を見ました。

駅前のかなり混雑した人混みを本格的なロードサイクルで爆走しており、
確かにテクニックは相当なものがあるとは思うものの、
一歩間違うと大惨事です。

そこまで急がないと稼げないのか?と思うとともに、
時々ネットで見かけるUber Eats 配達で稼ぐのは”楽勝”というのは本当か?
セミリタイア後の労働として適しているのは本当か?
この辺りについて、以前の考察とは別の条件で考えてみることにしました。

月5万円稼ぐのに25~50時間必要


どこでいつ働くかにもよるようですが、
Uber Eats 配達員を時給換算すると1,000 ~ 2,000円程度とのことで、
月5万円程度を稼ぐには月に25~50時間必要らしいですね。

フルタイム労働(1日8時間)に換算すると3~6日程度ですから、
まあ、それ程多くの時間を割く必要があるわけではないし、
体力に自信のある人にとってはそれ程重労働ではないかもしれません。

ただし、完全リタイアに近いセミリタイア生活をしている今の自分から見ると、
月に25~50時間働くということを考えるとなかなかの苦行です。

また、雨の日などに働けばもっと稼げるそうですが、
これなど「働きたくないからセミリタイア」の趣旨に真っ向から反するような...

結局は前職との比較な気がします


結局のところ、月5万円程度を稼ぐには月に25~50時間働くのが楽勝かどうか、
サラリーマン時代の仕事内容や給与水準によると思います。

年収200万円程度であれば、サラリーマン時代と時給は同水準ですから、
かなり割の良い労働ということになります。

しかしながら、年収720万円程度の人から見ると、
上記前提でUber Eatsで1年間稼ぐのと (月5万円 × 12 = 60万円)、
サラリーマン時代の月収 (年間720万円 ÷ 12 = 60万円)が同じになり、
サラリーマンを1か月長くするだけで、1年間働かなくて良いことになります。 

だったら、1年程度長くサラリーマンをやって、
12年間は全く働かない方が良いような気がします。

まあ、Uber Eatsに限らずですが、
セミリタイア後の仕事を語る時には、
サラリーマン時代の仕事と比較しないと意味がないような気がします。

このまま働き続けると身体を壊すとか鬱病になるとかいう状況でしたら、
Uber Eatsで稼ぐという手もあるからすぐ会社を辞めた方が良い!
というシチュエーションもあるでしょうし、
仕事がクソつまらないという程度でしたら、
退職後に働かないためにもう少しだけ働く!
こういった選択肢が有効になるのでは?

改めてですが、50代も半ば過ぎの体力のないおじさんにとって、
月に25~50時間も自転車をこぐのは、結構な重労働だとおもいますよ...
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2022年3月17日木曜日

YouTubeで稼ごう!とか思わなくて良かった...

YouTube三昧と言っても良い日々かな?


セミリタイア生活に入ってからというもの、
YouTubeは一日中見ているという感じですね。

私はこのブログを書いているノートパソコンとは別に、
YouTube鑑賞をメインとするデスクトップパソコンを購入し、
PC作業をしながらYouTubeを見ていることが多いです。

メインの内容は政治・経済関連のものが多いですが、
旅行や海外生活のものも結構見ます。

YouTubeにはお勧め動画を表示する機能がありますが、
最近は何故か比較的マイナーな動画がお勧めにあがることが多く、
これらの動画を見ていての素朴な疑問というか感想について述べたいと思います。

収益メイン or 趣味 ?


YouTubeの動画撮影・編集というのはやったことがないので何とも言えませんが、
恐らく結構な手間がかかっていると思われます。

しかしながら、登録者数や再生回数から推測するに、
収益化は達成されていないであろう動画がお勧めに結構あがります。

これって収益を狙って動画を撮り続けているが、
残念ながらそのハードルを越えていないのか?
いやいや、単なる趣味でやっているのですよ!
ということなのかちょっと気になりました。

私はタイなどで海外生活をしている方のYouTubeをよく見ますが、
仮にその方が、YouTube収益を充てにして移住をされているのであれば、
かなりの誤算になっているのでは?という感想を持ちました。

クオリティがそこそこでも稼げない?


実はお勧めにあがる動画で、再生回数が二桁程度のものでも、
結構面白いと思うものが多いですのですが、
どういうわけか再生回数は伸びていないですね。

類似の動画が多すぎるからなのか?と漠然と思いますが、
素人の私には理由が全くわかりません。

私なんかもYouTubeでセミリタイアや旅行関連のネタを発信すれば、
多少はセミリタイア生活費の足しになるかな?
なんて一瞬思った時期もないとは言いませんが、
そこそこのクオリティの動画を作っても稼げていないのを見ると、
YouTubeで稼ごうとか思わなくて良かったと思いますね。

やはり、セミリタイア生活も、
セミリタイア後の稼ぎを充てにし過ぎるとリスクが高すぎだな~
なんてことを最近ますます思うようになりました。
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2022年3月16日水曜日

ペット禁止のマンションで「猫の砂」が排水管でつまる

ペット禁止のはずだが...


私の住むマンションはペット禁止です。

ところがマンションの掲示板に、

「猫の砂が排水管でつまったので心当たりのある人は連絡を!」

という貼り紙が貼ってありました。

こっそりとペットを飼う人はいるかもしれないとは思いましたが、
排水管がつまるぐらいの量の猫の砂を堂々と流すとは、
自分が猫を飼っているとアピールするようなもので、
こういった非常識なことをする人がいるとは驚きです。

犯人捜しはできないのだろうな...


あまり細かい事は書いていませんが、
どうやらとあるお部屋で汚水が逆流するなどのトラブルがあり、
そこで猫の砂が排水管に流されていることがわかったとのこと。

という事は、恐らくマンションの構造上、
その人の家の真上の階のどこかの住人が怪しい気がしますが、
いきなり抜き打ちで猫がいるかとかの検査はできないんだろうな...

何かのきっかけで管理会社にバレたりしたら、
飼い続けることはできないにしろ、
本当に退去処分とかにできるのでしょうか?

マンション大家になりたくない理由がここに


セミリタイアしている方の中には、
マンション大家としてキャッシュフローを得ている人も多いかと思います。

ただ、個別物件の大家だと、こういった非常識な人が住人だったら...
と考えるとちょっと頭が痛い問題です。

もちろん、この辺の対処法のノウハウはお持ちの方がほとんどだとは思いますが、
実際にこの手のトラブルに当たると面倒です。

そういえば、上記のトラブル対処の費用、
結構かかると思うのですが、誰が負担するのでしょうか?

もらい事故にあった人が負担するのでは気の毒ですが、
我々の共益費の中から負担というのも納得いかないものがありますね...
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