2022年9月30日金曜日

老後の楽しみ? ~ カップ麺 & TVガイド & クロスワード ~

団地内コンビニでのお婆さんの買物


都内某所の団地内のコンビニにて、
お婆さんの買物のラインナップを見ていて、
老後の生活について考えるきっかけになったので、
その中身について考察していきたいと思います。

お婆さんは何を買ったかと言うと、

・カップ麺2つ
・TVガイド
・クロスワードパズル

です。

コンビニでカップ麺は割高


そもそも論としてカップ麺というのは割高なので、
節約系セミリタイア民にとってはあまり縁のない品物かもしれません。

その高額なカップ麺ですが、コンビニ価格はスーパーの1.5倍、
ディスカウトの2倍といった値段になります。

団地から750mくらいの場所にスーパーがあるので、
カップ麺などそこでまとめて買えば良いかと思うのですが、
年をとるとそこまで行くのも一仕事という感じになるのでしょうね。

ついでに言うと、ラーメンを作るのも億劫ということで、
カップ麺は重宝するのでしょう。

節約系セミリタイアの老後を考える上では、
スーパーの距離だったり、食事を作る手間など、
複合的に考える必要があるのを実感しました。

老後の生きがい or 暇つぶし ?


そして、買った雑誌のラインナップが生活を暗示していますね。

私はTVをあまり見なくなって久しいですが、
TV番組表などEPGやYahoo!などで無料で見れます。

TVガイドをわざわざ購入するというのは、
老人にとってのTVの位置付けが高いことを物語っています。

そしてクロスワードパズルの雑誌というのは、
老後の時間を持て余しているのかも?
なんてことをつい考えてしまいますね。

他人様の老後のついてあれこれ言うつもりはないですし、
TVもクロスワードも生活のほんの一部かもしれませんが、
老後の生活の中心がTVとクロスワードだったらちょっとね...という感じです。

まあ、私の生活も万人に対して説得力のあるものではありませんが、
こういった光景を見たことをきっかけに自分の生活を振り返ってみるのも、
悪くないかもしれません。

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2022年9月29日木曜日

【愚行 or 堅実?】UI銀行で0.3%の定期預金を作成する

UI銀行の定期預金キャンペーンに滑り込む


ネット広告でチラホラと見かけるUI銀行ですが、
今月いっぱいの定期預金キャンペーンに申し込みました。

その定期預金金利ですが、1年物と2年物が0.3%と、
三井住友銀行の0.002%に比べると150倍となります。





一般的な投資大好きなセミリタイア生活者にとっては、
まるで魅力はないと思いますが、
普通預金に置いておくよりは良いかな?

円安継続 & 円利上げ ?


24年ぶりドル売り円買い介入など、円安懸念はくすぶります。
また、一部では円金利の利上げを待望する声もあります。

一方、円安は行き過ぎという声もあり、
また、日銀総裁は当面の金利引き上げないはないと断言しており、
いずれにしても、円をとりまく環境については余談を許しません。

まあ、本当に大幅な利上げがあるならば、
0.3%の金利は放棄して高い金利に乗り換えるという手もありますので、
とりあえずの余裕資金の避難先の一部としてはそれほど悪くないと思います。

UI銀行の口座は即日開設


ちなみに、株式会社UI銀行(ユーアイぎんこう)は、
きらぼし銀行の持株会社である東京きらぼしフィナンシャルグループが設立した銀行で、
インターネット専業銀行の銀行となります。

口座開設はスマホで簡単にできて、
私の場合は当日中に口座開設できました。

普通預金金利も0.1%ということなので、
メガバンクをそのまま使い続けるよりはメリットも大きいとは思いますね。

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2022年9月28日水曜日

50代の行き詰まり感 ~ 50代どん底リスクの回避にはセミリタイア ~

世代ごとに幸福度について


最近、20代は幸福度が低いとか、60代で幸福度が上向くとか、
世代的な幸福度を分析する記事が増えている気がします。

ただし、この手の分析は、年齢を経るごとに個人差が大きくなるという点には、
注意をする必要があると思います。

実際問題として、私の所属する50代について言えば、
極少数の役員クラスに上がって高給を獲得した人と、
リストラで正社員の職すら失った人とでは、
同じ50代という分類が意味をまるで持っていない気がします。

所得の平均値と一緒で、少数の人が平均値を上げていることはないのか?
ちょっとこの辺りは個人的には気になるところです。

最も幸福になる可能性もあるが...


私の所属していた会社でも、
ある程度の権限が持てるようになるのは50代からで、
全体の1~2割程度の方々はそれなりに活躍できるので、
彼らの幸福度はアップする可能性はありますね。
(プレッシャーが大変という声もあるが...)

また、理系の方の一部は、そういった出世とかとは関係なく、
ある程度好きに仕事ができるポジションもあったりしますが、
我々文系にはそういった仕事はないかな?
(一部例外的に法務職にはちょっとだけあるレベル...)

まあ、現在のサラリーマン事情はどこも似たり寄ったりの印象で、
全体的には50代サラリーマンの多くは行き詰まり感がある気はしますね。

50代で幸福度アップの為にはセミリタイア


リストラの低年齢化や実力主義の徹底化によって、
50代サラリーマンの多くは今後より不幸になるのでは?
という懸念が私にはずっとあります。

本当に会社を辞めるかどうかは別にしても、
50代では会社を辞められる準備というのは、
幸福度アップの為の手段としては有効だと思いますね。

私的には50代の幸福度が最悪になっていた可能性が高かったので、
世代別の幸福度調査みたいなものを見ると、
セミリタイアして本当に良かったと実感するわけです。

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2022年9月27日火曜日

年間10万円で変わるセミリタイア生活 ~ ミニマム+αのが良いのでは? ~

超節約型セミリタイアが主流?


これは単純に私がたまたま拝読しているブログがそうだからなのかもしれませんが、
これからセミリタイアしようとしている人の多くが、
超節約型のセミリタイアを目指している印象です。

基本的なコンセプトは同意する部分もあるのですが、
ある程度の年齢に行った時に節約一辺倒の生活でも良いのか?という点と、
最初の頃はサラリーマンからの解放ということで、
超節約生活でも楽しいセミリタイア生活となると思いますが、
その後働かないのが当たり前となってきたときに、
超節約型の生活にどんな感じを抱くようになるのか?
この2つは個人的に気になるところです。

年間10万円をプラスするだけで変わる生活 


そのようなことを漠然と考えていたのですが、
「最低限の生活を最短で目指す」という発想に加えて、
年間10万円の贅沢費を計上するだけで、
結構生活が変わるのでは?という風に思いました。

年間10万円で出来ることで魅力的なものを列挙すると、

・東南アジアに1か月くらい旅行

・便利家電を毎年アップデート

・毎晩ビール(発泡酒・第三のビールでなく)が飲める

といったところです。

個人的には毎年1か月くらいの旅行に行けるのであれば、
セミリタイア生活も随分と潤いがでるな~と思います。

このメリットを享受する手段を考えてみます。

セミリタイア生活を30年(40歳~70歳)とすると、
10万円×30年間で300万円ですので、
平均的なサラリーマンでも1年間退職を遅らせるだけです。
(その1年が長い!という反論はあると思いますが...)

また、月に8,000円程度稼げばこの金額を捻出できますので、
毎月1日だけフルタイム労働をするという手段もあります。

節約型生活で本当に良いのか?


世のサラリーマンの多くがとんでもなく無駄な出費をしているのは確かと思いますが、
超節約型の生活が多くの人にとって理想的な生活ではないのでは?
という素朴な疑問があります。

そういう意味でも、超節約型生活が計算のベースなのは良いとしても、
その後に、自分的に重要な贅沢費を足していくという形で、
最終的なセミリタイア費用を算出する方が良いのでは?と思います。

節約疲れというのもありますからね...

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2022年9月26日月曜日

節約系セミリタイアに暗雲? ~ PPV 6,000円について考えたこと ~

朝倉未来vsメイウェザー戦


昨日行われた「超RIZIN」朝倉未来vsメイウェザー戦ですが、
ごぼうの党の奥野卓志氏が花束贈呈の際に花束を投げ捨てた愚行により、
対戦内容よりこちらにフォーカスが当たってしまったことは残念でした。

多くの著名人が怒りの声をあげており、
twitterのトレンドでも上位にランクされたので、
格闘技に興味のない人にもこの愚行が広く知れ渡ることとなりました。

ただ、このことがトレンド入りするほど、
放送をリアルタイムで見ていた人の多さに驚いた!
という感想も散見され、本日はこの点についての感想となります。

PPVで6,000円を支払うということ 


というのも、この放送はABEMAやU-NEXT等での有料放送です。
しかも、お値段はPPVで6,000円となかなかの高額です。
実際には2割引くらいにする方法はあるにしても、
それでも結構な金額になります。

コアな格闘技ファンではあれば必要経費という位置づけでしょうが、
日曜日で暇だからちょっと見てみようという感じにはならないでしょうね。

ただ、実際には結構な金額を支払って見ていた人は多いというのが、
twitterなどからわかり、この辺りからも、
日本人が全員貧しくなっているわけではないよね?
という格差社会がちょっと垣間見れる気もしました。

節約系セミリタイアにも暗雲か?


私も節約系セミリタイア生活ということで、
図書館やYouTubeといった無料のコンテンツを活用しており、
また、スポーツ中継は基本的には地上波TVを見ることが多いです。

しかしながら、今回のようなビッグマッチについては、
PPVや有料放送という流れになっているようで、
無料での視聴はできなくなる傾向にあるかな~という印象です。

セミリタイア生活は基本的に暇なので、
興味のあるスポーツイベントについては基本的には観戦したのですが、
何でもかんでも有料になってしまうと懐には響きますね。

この辺りの傾向を考慮すると、
節約系セミリタイアにとってはちょっと厳しい時代になるかも?
なんてことを思いました。

まあ、スポーツに興味ない方にとっては関係ないでしょうが...

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2022年9月25日日曜日

【会社を辞めたことを後悔?】セミリタイアしているのに仕事について語る理由

仕事生き甲斐派から見える景色は異なる


当ブログでもサラリーマン時代の嫌な思い出とか、
もしもサラリーマンを続けていたら?
といった仕事に関するトピックスを取り上げることがあります。

仮に私が日々充実したセミリタイア生活を過ごしているのであれば、
サラリーマン時代の事など思いだすこともなく、
スポーツなり趣味なりに没頭しているはずじゃないの?
などという疑問が湧く方もいらっしゃるかもしれません。

”仕事が生き甲斐”という人や”FIRE否定派”から見ると、

「実はコイツは仕事を辞めたことを後悔しているに違いない」

などと思われているかもしれませんね。

サラリーマン時代のトラウマは消えない


まあ、私がFIRE否定派の方から、
早期退職したことを後悔していると思われても、
特別不利益はないでしょうが一応反論しておきたいと思います。

私は25年以上サラリーマン生活を過ごしてきたので、
何かのタイミングでサラリーマン時代の思い出が蘇ることがあります。

悪夢を見る頻度などは確実に減少しているとは思いますが、
ゼロになることはないんじゃないかと諦めています。

ただ、これから悪夢になるような嫌なことは起きないと思うと、
今の境遇とは何と恵まれているのだろう!
と現状の幸福度を再認識する機会にはなると思います。

セミリタイア生活は充実しているが...


最近の私のセミリタイア生活はそれなりに充実しており、
典型的な一日では、朝夕のサウナ、ミステリーを毎日一冊読んで、
その他はYouTubeなどを見ながらまったりしています。

FIRE否定派から見れば、そもそもこんな一日は充実とはいわないでしょうが、
私にとってはこれが理想の一日なのだから仕方ありません。

まあ、寝る時間も惜しいほど趣味に没頭するとかのが理想かもしれませんが、
そこまで”充実”した生活をしているセミリタイア生活者はいるのかどうか...

私レベルの生活の充実度であるならば、
ブログでサラリーマン時代の仕事の愚痴を言ったり、
あのままサラリーマンを続けていたらエライことになっていたな~などと、
妄想する程度の時間は十分ありますよ!といったところですかね?

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2022年9月24日土曜日

テレワーク解除のタイミングで早期退職はありだな...

テレワーク解除が進展している


テレワーク解除の話を良く耳にするようになりました。

コロナ禍のピーク時はほぼ在宅ワークだったのが、
週2日出勤になり、そろそろ週5日出勤になるということで、
頭を抱えている人の話を先日も聞きました。

その人に、なぜテレワークが解除されるのか?という理由を聞いたところ、
どうやら会社のお偉方が、
流石にこのまま在宅勤務を続けていたらまずいだろ!
という、一体何がまずいのかわからない理由で解除されるとのことで、
彼も随分と憤っていました。

テレワークから会社勤務へ戻る苦痛


憤ったところで会社に行かなくてはならないわけですが、
久しぶりに会社へ行くと無駄な時間の多さにびっくりで、
昼食に行く時間やらコーヒーを買いに行く時間まで、
ありとあらゆる時間が無駄に見えて困ったとのことです。

彼ははっきりとは言っていませんでしたが、
対人接触が増えるだけで疲れが倍増するみたいなニュアンスの発言もあり、
完全に会社勤務に馴れるには時間がかかるだろうということでした。

テレワーク解除のタイミングで早期退職はあり


私はコロナ禍がスタートする前に会社は辞めていたので、
テレワークとは無縁のサラリーマン生活でした。

私の最後の仕事はテレワークが難しいパートもあったので、
完全テレワークというのはなかったとは思いますが、
異動でテレワーク可能な職種についた場合、
サラリーマンのストレスから一息つけていた可能性はありますね。

ただし、一回、効率的でストレスのない仕事についた後に、
再び満員電車でストレスフルな職場に通うとなったら、
苦痛の度合いは従前よりアップするだろうなとは思います。

なので、自分が未だセミリタイア希望のサラリーマンだった場合、
テレワークでストレスが軽減したからといって油断せず、
テレワークが解除されるなら会社を辞める!
というオプションは持っておいても良いのでは?
なんてことを考えながら知人の愚痴を聞いていました。

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2022年9月23日金曜日

残りの人生を睨んで"50歳で節約をやめる"という発想

50歳で節約をやめる


昨日は、私も人生を楽しむステージに入ったので、
無料でもあまり欲しくないものには手を出すのはやめよう...
というような話を致しました。

そんな話をしたからかどうかわかりまりませんが、
たまたま知人が似たような話をしているのを聞いて、
同意する部分が多かったので、
本日はその点について述べてみたいと思います。

それは、「50歳を境に節約をやめた」という話になります。

便利家電とランチ程度なら惜しげもなく使う


「節約をやめた!」と言っても、
何でもかんでも贅沢をするというわけではなく、
日常生活を充実させるものについてはケチらないということらしいです。

彼が例に挙げていたのは便利家電とランチです。

便利家電はルンバなどの労力を節約するものは積極的に購入するということ、
ランチは昼食くらいは好きなものを食べるようにしたということです。

彼は私と同年代なので50半ばで未婚のサラリーマン。
なので、セミリタイア中の私よりは使えるお金が多いわけで、
数万円の掃除機や1,000円程度のランチなら
惜しげもなく使えるというのは納得です。

私もサラリーマンなら...


彼は何歳まで生きるかわからないので、
残りの人生を睨んでケチるのをやめた!
という主張をされていました。

私の場合は残りの人生を睨んで早期退職に踏み切ったわけですが、
仮に仕事が辞めたくなるほどひどいものでなかったのなら、
私も今の彼と同じように、お金をケチらず使うという方向で、
残りの人生の充実を図ろうとしたかもしれないな~
なんてことを思ったわけです。

まあ、どっちがシアワセなのかは微妙なとこだと思いますが...

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2022年9月22日木曜日

【人生を楽しむステージ】タダ飯でも美味しくなければダメ

懸賞に当たったのは良いが...


ネット懸賞は手軽に応募できることもあり、
応募する機会もそこそこ多いです。

実際に当たる確率というのは低いのですが、
時々当たった時は非常に得した気分になり嬉しいものです。

ところが、懸賞によっては、
当選が極めて微妙な気持ちになることがあります。

ご当地ラーメンが当たる


先日、ラーメンのセットが懸賞で当たって我が家に到着しました。

いわゆるご当地ラーメンのセットですが、
インスタントの乾麺のものです。

期待して食べてみたのですが、
味は微妙な水準といったところです。

まずくて食べられない水準ではないのですが、
自分でお金を出して買うレベルではないのです。
普段購入する1食60円程度のラーメンより味がかなり落ちます。

もったいないので完食しましたが、
その食事自体は楽しめなかったな~という実感です。

人生を楽しむステージであるならば...


じゃあ、何で懸賞に応募したんだ!というご意見もあるかと思いますが、
この懸賞での狙いは焼酎でしたが、当たったのがラーメンだったのです。

私がセミリタイアを目指して貯蓄に勤しんでいる時期であるならば、
単純に食費を節約できたということで懸賞の当選を喜ぶと思います。

ただ、今はセミリタイア中であり、
年齢的にも人生を楽しむステージに入っています。

そういう状況下にあっては、無料だからと言って、
あまり美味しくないものを食べるというのは、
QOLの観点からはあまりよろしくはないな...
ということを改めて実感した次第です。

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2022年9月21日水曜日

【結局完全FIRE?】正社員の仕事は好きだが人間関係は嫌なので...

仕事そのものは嫌いではない?


セミリタイアやサイドFIREという選択をする方の中には、

「仕事そのものは嫌いではない」

という類の主張をされる方も多いです。

実際に、完全FIREできるだけの資産を持ちながらも、
自分のペースで仕事を続けられている方などは、
ある種の理想的な生き方と言えるかと思います。

ただ、サラリーマンの「仕事」の性格上、
サラリーマンの仕事の延長線上で考えると、
それは非常に難しいのではないかと思いますね。

正社員の仕事と派遣の仕事


私は経理関係の仕事が長かったわけですが、
経理の仕事そのものは嫌いというわけではありません。

ただ「嫌いではない経理の仕事」というのは、
ある程度の知識を要する仕事であり、
判断力を伴う仕事ということが言えます。

別に、伝票を仕訳ける作業や
数字をひたすらインプットする作業が好きなわけではありません。

ただ判断力を伴う業務を扱うには、それなりのポジションに行く必要があります。
そうなると役職者としての会社全体の仕事もあるし、
会社の人間関係にどっぷりと浸かるということになり、
そちらの嫌さ加減は仕事のやりがいなどを簡単に上回ってしまいます。

それでは、派遣などで人間関係に巻き込まれない仕事につけば...
という考えもありますが、そうなると、単純な作業が中心で、
肝心の仕事の面白味的な要素は相当小さくなります。

この辺のことを慎重に検討していくと、
私がセミリタイアなりサイドFIREという形で定期的な仕事をするならば、
「嫌いではない仕事」につける確率はほぼ0%ではないか?
という風に思えるのですよね...

実際はどんな仕事をされているのか?


実際問題として、サラリーマン時代にそれなりのポジションだったと思われる人が、
週に何日かだけ派遣社員的な働き方をされていて、
完全リタイアよりも充実した生活である旨を語られていますが、
私的にはどうもピンとこない感じなのは、
上記で述べた理由によります。

派遣社員ながら、何か困ったことがあると若手の質問にサッと答えて、
若手正社員から一目置かれる存在となっている...
とかなら充実しているというのもわからんでもないですが、
具体的な仕事内容というのがちょっと気になるな?
と思った次第です。
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2022年9月20日火曜日

セミリタイアしたのに忙しい? ~ 自分で作ったルールに縛られないことが大事 ~

セミリタイアしても忙しい人達


前回はセミリタイアと自由時間についての私見を述べましたが、
セミリタイアして自由時間があり過ぎて困るどころか、
セミリタイアしたのに時間が足りない!
と主張される方を見ることがあります。

このうち、「セミリタイアしてからのが仕事が忙しい」という方々については、
生活が充実していそうでそれは何よりなのですが、
セミリタイアのカテゴリーからは逸脱する気がするので除外するとして、
なるほど、忙しそうに見えるというのは、
私の見る限りは次の2つのパターンがあるように思えます。

① 家事が忙しい
② 趣味が忙しい

家事が忙しい = 専業主婦(夫)化?


セミリタイア生活へ舵を切ったものの、
夫もしくは妻が仕事を継続しているので、
家事関連の大部分をやることになり、
それが忙しいというものです。

これは専業主婦(夫)で忙しいと主張されている方と、
基本的には同じなのかな?と思われます。

なので、独身者である私にはややわかりにくいのですが、
語っている内容を見ると、なるほど、
朝から晩までやることが多く、忙しそうなのがわかります。

趣味が忙しい


セミリタイア後、趣味に没頭するあまり、
日々の生活が忙しいという主張をされる方もいらっしゃいます。

例えば、映画ファンの方とてAmazon primeの映画を全部見るのは不可能だし、
読書ファンが図書館の本を全部読むのは不可能です。

この辺り、自分で過大なノルマを課してしまうと
(映画を毎月100本以上見る、毎月本を100冊読む等々)、
何だか妙に忙しい生活となってしまうように思えます。

ただこれなど、自分で決めたルールに従っているだけで、
世間一般で言う「忙しい」とはちょっと違う気がしますね...

セミリタイア後の”忙しい”に注意


専業主婦(夫)化で忙しくなる方について特にコメントはないのですが、
当初の想定より真の意味での自由時間が少なくなる可能性というのは、
ちょっと頭に入れておいた方が良いのかな?と思います。

問題は趣味関連で忙しいというパターンです。

例えば、読書が趣味という場合で、
一日10時間を読書に費やす場合を考えてみます。

一日10時間も読書に費やすことができて、
サラリーマン時代に比べたらパラダイスのような生活だ!と考えるか、
自分が読むべき本の1割も読むことができていない!
もっと読書のペースを上げなければ!と考えるかで、
随分と生活の満足度が変わると思うのですよね~。

せっかくサラリーマン時代のノルマとか義務から解放されたわけですから、
自分でルールを作って生活を窮屈にしない方が良いのかな?
と個人的には思う事がありますね。


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2022年9月18日日曜日

「セミリタイア・自由時間あり過ぎ」論争が無意味な理由

セミリタイア生活は自由時間あり過ぎなのか?


セミリタイア生活に入ると大量の自由時間を獲得することができます。

平日は寝るだけ、休日も平日の疲れをとることがメインで、
実質的な自由時間がどれだけあるかわからないサラリーマン生活に比べれば、
夢のような生活ではないかと私なんかは思います。

しかしながら、そんなに自由時間があって何をするのだ?
結局、暇をもてあますだけで、また働きたくなるんじゃないの?
などという人もいらっしゃいます。

淡々と生活するセミリタイア


とは言うものの、多くのセミリタイア生活者は、
自由時間が多すぎるとか少なすぎるとか考えることもなく、
淡々と一日一日を過ごしているんじゃないでしょうかね?

私も一日24時間をものすごく有効に使っているとは思いませんが、
特に退屈することもなく、そして、大きなストレスを感じることもなく、
まあまあの生活を過ごしているかな?という感じです。

ただ、土日の休みですら時間を持て余すような、
仕事大好きサラリーマンの方々から見たら、
何てつまらん生活なんだ!と思われるかもしれませんが、
それは価値観の相違というものですから、
基本的には放っておいてもらいたいところです。

一般論化した論争は無意味


従って、「セミリタイアしたら自由時間があり過ぎて困る」
「セミリタイアしたら絶対に暇をもてあます」
という論争自体が、実際に反対事例が山ほどあるので無意味だと思いますね。

もちろん、「自分がセミリタイアしたら暇を持て余すだろう...」
というのは、個別具体的な事例なので全然ありなんですけど、
これを一般論化してしまうのは無理があるんじゃないでしょうかね?
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2022年9月17日土曜日

「配属ガチャ」ではなく詐欺的採用が問題

「配属ガチャ」ハズレで早期退職?


配属ガチャへの不安から内定辞退や早期退職につながるケースが増えているそうです。

"マイナビが15日、「配属ガチャ」に関する意識調査を発表しました。「配属ガチャ」とは、新入社員として入社後、希望する職種や勤務地に配属されるか分からない、という意味で使われる言葉です。
調査結果によると、多くの就活生が「配属ガチャ」に不安を抱えていて、54.9%と半数以上が、配属先は「職種も勤務地も自分で決めたい」と回答しました。「配属ガチャ」への不安が結果的に、内定辞退や早期退職につながるケースもあると分析しています。"  (引用元) 「配属ガチャ」不安で内定辞退や早期退職も 就活生55%が「職種も勤務地も自分で」……マイナビ調査"
私も”外見的”には「配属ガチャ」にはずれた結果、
最初に勤めた会社を10年と経たずに辞めていますので、
彼らの気持ちはわかるのですが、
今冷静に振り返ってみますと、
この問題は配属先はガチャではないことかと思っています。

希望部署への配属可能性は0%


例えば、A社というメーカーがあるとします。

A社には花形部門であるB部門と、
斜陽部門であるC部門があるとします。

A社の採用は一括で行い、
配属先がB部門になるかC部門になるかわかりません。

この場合、新卒で採用される人の大部分がB部門を希望すると推測されますが、
当然のことながらC部門に配属される人も多々いるわけです。

この採用が本当にガチャで決まるのであれば、
誰でもB部門で働く可能性があるわけなのですが、
実際問題は、一流大卒だったり強力なコネがある人がB部門に配属され、
そうでない人がC部門に配属されるのが一般的ではないでしょうかね?

私が問題だと思っているのは、
最初からC部門に配属させるつもりで、
B部門への配属も十分チャンスがあるといって採用したら、
それは詐欺と言われても致し方ないのでは?
ということです。

実は配属ガチャにはこの手の問題が横たわっているのでは?
というのが私が持っている疑念です。

ものわかりの良い人が多い


ニュース記事のヤフコメを見ていると、
大企業側に立っているコメントが多くてちょっとビックリです。

私も、大企業に就職してすべてが社員の希望通りに行くべきとは思いませんが、
希望と現実の乖離幅が大きすぎるのは大問題だと考えます。
ましてや、最初から希望を叶える気がないで採用するなど論外です。

そして、この乖離幅が大きければ社員も定着せず、
結局、大企業側にも不利益が生じると思うのですが...

ちなみに、私が最初に勤めた会社も、
今では職種別採用になっているそうなので、
私のように市場部門を希望して個人営業に回されるという人は今は皆無で、
制度的には色々と改善が見られるようです。

まあ、ヤフコメなんかには、希望していない職種でも、
実際やってみたら以外な適正を見つけたという人もいますが、
私は嫌な仕事は最後までとことん嫌でしたからね...

そうなったらとっとと転職するか、
しばらく我慢してお金を貯めてセミリタイアするか、
という選択肢しか私には思い浮かばないですね。


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2022年9月16日金曜日

セミリタイア失敗? ⑥ 私も同意する「セミリタイア失敗」のケースは2つ

私の考えるセミリタイア失敗


これまで5回に分けてセミリタイア失敗の確率は低いと述べてきましたが、
当然ですが、セミリタイア失敗の可能性はゼロではありません。

私が見たところ、これは確かにセミリタイア失敗と思えるケースは、
以下の2つのパターンが挙げられると考えます。

① 家族の理解が得られない場合
② ハイリスク投資に失敗した場合

セミリタイアに対して家族の理解が得られない


サラリーマン時代の私の周囲にいる妻帯者の方々の9割くらいは、
給料は全額妻が管理してお小遣いを貰うというスタイルなので、
彼らが「会社を辞めてセミリタイアする」などというものなら、
大騒動になるのは間違いないと思われます。

そういう意味では、妻帯者がセミリタイアに踏み切るというのは、
家族の理解が必須であり、その理解を得られてセミリタイアするというのは、
なんかそれだけでもすごいことに思えます。

ただ、セミリタイアしたは良いが家族の理解が得られなかった...
というケースもごく少数見受けられ、
このケースは確かにセミリタイア失敗と言えるかと思います。

まあ、私のような独身男性には縁のないケースではありますが...

全額リスク資産につぎ込む


私のようなチキンなセミリタイア・スタイルでは、
リスク資産が仮に0円になっても生きては行けるか...
というポートフォリオを組んでいますが、
中にはハイリスクの資産に全額をつぎ込んでいる方もいらっしゃいます。

それで、元本が毀損した分を補填する為働くことにした...
みたいな方を以前は時々ネット上で見かけました。

最近は投資中心のブログを読む機会が減ったので、
この手のパターンの方がどのくらいいらしゃるかわかりませんが、
今でもそれなりにいらっしゃると推測しますがどうでしょうか?

これらの失敗も回避可能?


上記2つのケースについても、失敗は回避できたのでは?とは思います。

家族の理解という問題については、
セミリタイア決行前に家族の理解を得るか、
得られなければセミリタイアしないで別の道を探るか、
そういったことも可能だったのでは?

また、ハイリスク資産に全額つぎ込むというのは、
単純なリスク管理の問題というのは大前提ですが、
そもそも相場に一喜一憂するセミリタイア生活では、
生活そのものを楽しめない気がしますが、
この辺は価値観の違いかもしれません。

いずれにしましても、
事前にそれなりに練られたセミリタイア計画というのは、
それほど簡単に破綻しないのでは?
という私の考えは変わらないかな?
というのが、5年のセミリタイア生活を経て今現在実感していることです。
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2022年9月15日木曜日

セミリタイア失敗? ⑤ セミリタイア失敗の確率が高そうに見える理由

本人が失敗と言っているなら失敗?


前項までで、セミリタイアを失敗を名乗る人の多くが、

・実際にはセミリタイアしていなかった
・実際には失敗と言えるほどひどい生活をしていない

といった状況ではないか?という私見を述べさせて頂きました。

繰り返しになりますが、
10年単位で資産形成を計画し、
その間にセミリタイアについてじっくりと考えた結果の早期退職で、
セミリタイア生活に入る場合、
そう簡単に失敗するということは考えにくいと思います。

ただし、本人が失敗と言っているのだから、
それは失敗では良いではないか?
というご意見もあろうかと思います。

私自身も、セミリタイア失敗と言っている方に対して、
いやいやそれは違いますよ!などと議論を吹っ掛けるつもりはありません。

個々のケースで見て行けば、
本人が感じることがすべてであり、
私などが見ると全然失敗していないケースでも、
ご本人は全く違う感じ方をされているということですから。

多くの人は結果しか見ない


しかしながら、多くの人は「セミリタイア 失敗」というワードを多く目にすれば、
やはりセミリタイアは失敗するケースが多いのだな...と思ってしまいます。

個々人の細かいセミリタイア失敗の内容をトレースすることなく、
せいぜい「セミリタイア生活の退屈に耐えられない」
「セミリタイア生活は生活に張りがない」
などいったサマリーを読む程度で、
何となくセミリタイア生活の多くは失敗するものという印象を持ってしまう...
そんな可能性も高い気がします。

統計を取ったらセミリタイアは失敗が多い?


仮にどこかの出版社とかが、
”セミリタイアをした人1,000人に聞きました”
なんて調査をしたと仮定すると、
今のゆるいセミリタイアの定義では、
かなりの人がセミリタイアは失敗だったとか、
セミリタイアしなければ良かった!
なんてことを言いそうなのですが、
それが一般的なセミリタイアを実態を表しているかと言うと、
どうも違うんじゃないかな?という懸念はありますね。

まあ、忙しい人がネット記事をチェックする場合、
8割以上はタイトルしか見ないんじゃないかと思いますので、
セミリタイアに限らずですが、
ネット記事のタイトルの印象操作に惑わされないことが重要な気がしますね。

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