サラリーマンがFIREについて語っていた
昨日は株主優待券の消費と売却、壊れた鞄の代替品選定等々で、
久しぶりに電車に乗っての外出をしました。
久しぶりの外出で1万歩超歩いたら足が痛くなるということで、
体力の低下を著しく感じているところですが、
昼食時に聞いたサラリーマンの会話がちょっと興味深かったです。
年齢的に30代半ばから後半くらいの職場の同僚風の二人組でしたが、
その同僚が退職したことについて語っていました。
そしてその退職が「FIRE」認定されており、
一人の言ったセリフが妙に頭に残りました。
それが、「FIREしてもゴルフくらいしかすることないよな~」
というものです。
「FIREしてもやることない」のニュアンス
私もずっと話を聞いていたわけではなく、
単に話し声が大きいから偶然聞こえてしまっただけなので、
詳しい経緯なり背景は知る由もないのですが、
「FIREしてもゴルフくらいしかやることない」
という発言のニュアンスが妙に興味を惹かれました。
普通この手のことを語る人ってのは、
「FIREなんてけしからん!」
という価値観の持ち主か、
FIREなんて現実的でないので全く考えられないという人、
要はFIREなんて門前払い、そんなイメージがあります。
ただ、この人の発言のニュアンスを聞いていると、
まずはサプライズ、次いで仕事を辞めてどうするんだ?
自分は会社を辞めたいと思っているわけではないが辞めたらどうなる?
みたいな複雑な感情が入り混じっているような感じで、
身近な人がFIREしたと行った時の素のリアクションなのかも?
という印象を持ちました。
FIREも最初はサプライズから?
そもそも論ですが、会社を辞める時に、
「FIREで会社を辞めます!」
なんてことをいう人はいないと思うので、
何故、この方々の同僚がFIRE認定されたのは気になるところです。
それはさておき、私は20年以上もセミリタイアとか早期退職について考えてきたので、
何か昔からそんなことばかり考えていたような感覚になりますが、
少なくとも20代までは定年まで普通に働くことを疑っていませんでした。
ただ、セミリタイアという概念に出会ってそれに向かって走り出すわけですが、
最初はサプライズというか非現実的なものとして受け取っていて、
それが段々と自分の中でイメージができて、
現実的なものへと転化していったという経緯があります。
なのでこの人も、今は会社を辞めてもゴルフくらいしかすることない、
ゴルフも毎日やったら飽きるだろうな~くらいの感覚ですが、
毎日通勤電車に乗らなくても良いし上司に怒られることもない、
お金も随分無駄に使っているから思ったより少ないでお金でやっていける、
あと10年で役職定年で給料は下がるし閑職に追いやられる等々、
同僚のFIREをきっかけに、いろいろと考えてFIREを目指すことになるのかも?
まあ、実際はそんなことになる確率は極めて低いですが、
私は暇なので、そんな妄想的なことを考えながら昼食をとっていました。
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私も次の仕事については自分からは何も言わず、聞かれても決まってないとしか言っていません。おっしゃる通り、一部の仲の良い人にだけ、FIRE願望とかを語っていたのかもしれません。そして、辞めたらゴルフしか...というのも、確かに言われてみたら、もっと年配の人のイメージですね。
返信削除会社を辞めたらゴルフしかやることがないなどと語る小僧は、生活的local responsibilityを一切無視できる王族だと思います。ゴルフだけやっていて暮らしが回るか?と。家に絡むこと、生活に関するあれこれを外注するかお母ちゃまか配偶者に頼りっぱにするか。いずれにしろ窓一枚拭いたことのない生活ならそういう発想になるかもです。
返信削除掃除とかも最低限、自炊は一切しないというスタイルもありますので、その辺りはこだわっていないのかもしれません。
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