労働収入に依存する低資産セミリタイア
低資産セミリタイアの場合、
基本的には資産からの収益では生活費が賄えないので、
何らかの労働からの収入を充てにせざるを得ません。
実際に「低資産セミリタイア」でうまく回っている人を見ると、
労働収入 > 生活費となっている方が多いのですが、
こういった生活をセミリタイアカテゴリーに入れるのはどうか?
という議論はあるかと思います。
セミリタイアではそもそもない?
例えば、500万円に資産が到達した時点で
セミリタイア生活に入るとすると、
FIRE理論を援用すれば、
資産からの毎年の期待収益は20万円(500万円×4%)となります。
流石に年間20万円で暮らすというのは相当な無理があるでしょう。
そこで、仮に生活費を年間100万円とすれば、
残りの80万円は労働収入に頼ることになりますので、
仮にこの方がその80万円をYouTubeで稼げばyoutuberであり、
Uber Eatsなどのスポット仕事で稼げばフリーターであり、
これをセミリタイア生活と呼ぶのは厳しいものがあるかと思います。
収入の8割が労働収入ですからね...
私の感覚だと、せめて5割以上は資産からの収入でないと...
というのはあります。
ブログ&YouTubeで稼げなくなるとセミリタイア失敗?
ブログやYouTubeなどの雇われ仕事でない分野での稼ぎをあてにして、
サラリーマンを辞めて「セミリタイア生活」に入り、
結局、ブログやYouTubeで稼げないという場合、
「セミリタイア失敗」というケースを時折見かけますが、
これをそもそもセミリタイアしていないとするならば、
単純にブログやYouTubeで稼げなかったというだけではないでしょうか?
また、ブログやYouTubeで稼ぐ予定にしていた金額を、
Uber Eatsなどで稼ぐことになった場合、
これもセミリタイアの一形態と考えるのであれば、
稼ぐ方法が変わっただけで「セミリタイア生活」は継続でしょうから、
セミリタイア失敗には当てはまらないことになるんじゃないでしょうかね?
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セミリタイアだったら誰も文句を言う人はいないと思う。FIREというから文句がでるのであって
返信削除確かにそういう面はあるかと思いますが、FIREの登場により、セミリタイアの範囲がより広がってしまい、本来のセミリタイアの範疇に入らない人が増えている印象はあります。
削除確かにお前の人生まだ始まってもないだろってやつがリタイアしましたとか言ってるからなあ。常軌を逸してるところあるな。
削除生き方はそれぞれ自由かとは思いますが、リタイアという言葉を使うのはちょっと...というケースが散見されますね。
削除本来の4%ルールは、資産の4%までなら切り崩しても破綻しないという事だったはずですが、いつのまにか投資で4%稼げるという認識に変わってますね。
返信削除そもそも皮算用の期待収益でFIREなんて、今年みたいな状況では破綻でしょう。
おっしゃる通りかと思いますが、このくらいの資産があると年間いくら使えるという目途を立てる意味ではそれなりに便利かと思います。これを真に受けてFIREプランを実行すると計算は大きく狂う可能性がありますが...
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