2023年8月31日木曜日

【共感度0?】私が50歳以上で働くと損と考えた理由

給与が激減するかもしれない50代


サラリーマンも50代になりますと、
一部の出世コースに乗った人以外は給与が激減するリスクがあります。

役職定年や出向などで、給与が半分以下になる可能性もあり、
早期退職でのセミリタイアを考える場合、
このタイミングで会社を辞めるというのも一計かと思います。

ただ、給与が半分になったとしても、転職して新たな仕事を探した場合、
それよりも給与が更に下がる可能性も多く、
そもそも、仕事が見つかる可能性が低いのが50代であり、
不満があっても働き続けなければいけないというケースも多々あるでしょう。

私が50歳以上で働くと損と考えた理由


このような環境下で、私は50歳以上で働くとやはり損だ!
と思って会社を辞めたわけですが、
その論理構成は以下のようになります。

私が50歳で会社を辞めた時の給与を100としますと、
同世代で偉くなった人の給与は150くらいと推測されました。

偉くなった人というのが、私などより遥かに実力があるのなら、
なるほどその差も納得ということになるかと思いますが、
中には実力が?マークの方もいます。

となると、私は本来150貰ってよいはずなのに、
実際は100しか貰っていないという解釈も成り立ちます。

そして彼らは、150の水準をキープしつつ、
200~300と言った水準も狙える位置で定年まで進みます。

一方私はと言えば、100をピークに給与は下降線をたどり、
定年時は良くて70程度の水準、
50程度まで下がる可能性もあります。

給与差が2/3でも不満が大なところ、
最終的には1/4~1/6まで下がるというのは、
到底納得のできる話ではないということですね。

給与格差はシンプルに気分が良くない


この類の話を友人等にしても、基本的には共感度は0です。

そもそも、部長とか役員まで上り詰める人は少数であり、
彼らが高給を得るのは当然というのが主流の考えです。

また、実際に出世する人と言うのはそれなりの理由があり、
お前が出世できないのにもそれなりの理由があるのだ!
と言われれば、それも一理あるとは思います。

サラリーマンの多くが、社内での給与格差を当然のもの、
あるいは所与のものと考えて、
これについては特に不満にも疑問にも思っていないことが伺えます。

ただ、そうは言ってもですね、
自分より実力がなくて働いてもいなさそうな人が、
自分より2倍も3倍も給与を貰っていたら、
シンプルに気分が良くないというはあると思うんですよね。

これだけでも、私なんかは早期退職を目指す理由になると思いますが、
世間一般で共感を得ることは難しそうです。
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2023年8月30日水曜日

【セミリタイア × 健康管理】4ヵ月に一度の血液検査

4ヵ月に一度の血液検査


セミリタイア生活に入ってから、定期的な健康管理を行うようになりました。

元々は、逆流性食道炎の治療での通院がきっかけではありますが、
それに絡めて定期的に血液検査を実施しています。

当初は二ヵ月に一度程度の実施をしていましたが、
症状の安定、各種指標の安定化により、
今ではその頻度が4ヵ月に一度程度になりました。

血液検査の結果は良好


昨日はその血液検査の結果を聞くべくクリニックに行きましたが、
結果は良好でした。

HbA1cだけはやや高めですが正常値の範囲内とのことで、
これは前回に比べてかなり良化しました。

とりあえず、1日30分程度の運動、糖類は1日おにぎり3個以内、
これを守りつつ、更なる数値の低下を目指したいところです。

サラリーマン時代からの改善


サラリーマン時代の健診結果と改めて比較してみると、
肝機能の数値の改善が目覚ましいですね。

セミリタイア後もほぼ毎日飲酒をしていますが、
基本的には缶ビール350ml1缶で満足できるレベルです。

サラリーマン時代は普段の晩酌の量もさることながら、
飲み連れていかれるとかなり飲んでていましたので
(それにストレスという負荷もかかる...)、
この結果は当然と言えるかもしれません。

謎の不健康マウント


そういえば、サラリーマン時代に肝機能の数値が著しく悪い人がいました。
その人は要再検査とかの警告を無視し、
「肝機能の数値が悪いのはこれまで一所懸命働いたからだ!」
などと謎の発言を繰り返し、不健康マウントを取っていました。

こういう方とお付き合いをしなくて済むだけで、
健康寿命は飛躍的に伸びている気がしますね。

血液検査の結果を見るだけで、セミリタイアして良かったと実感する次第です。

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2023年8月29日火曜日

【FIRE達成者に聞くべきか?】FIREの為のお金の増やし方

FIRE系ブログの2本の柱


FIREやセミリタイアについてのブログですが、
トピックス的には以下の2本の柱があると思います。

① FIRE達成後の生活について語る

② FIREを達成する為の資産形成方法について語る

①については、まさにFIRE関連のオリジナルトピックスで、
実際に仕事を辞めて普段何をしているのか?
仕事しない生活が楽しいのか?
寂しくはないのか?
といった、FIREについての気になるコンテンツを発信しており、
私もサラリーマン時代から現在に至るまで参考にしています。

問題は②のコンテンツについてです。
単純にお金をいかに増やすか?ということであれば、
FIRE志望者や達成者以外にも多くの方が情報を発信しています。

この点について、あえてFIRE達成者に聞くメリットはあるのか?
という素朴な疑問が個人的には湧いてきます。

お金の増やし方を発信する人は多い


投資関連の情報を発信する人だけを見ても、
金融機関や独立系のアナリストといったプロフェッショナル、
億単位の資産を実際に築いている専業投資家、
実際は投資で大損しているサラリーマン投資家まで様々な人がいます。

例えば、40歳までに5千万円を貯めたい!みたいな方は多いですが、
その目的は、FIREのみならず、マイホームをキャッシュで買いたいとか、
単純に老後資金としてこのくらい欲しいとか様々なわけです。

純粋にお金を増やす目的であるならば、
FIRE関連にこだわらず、幅広く情報収集した方がよいのかな?
と個人的にはどうしても思ってしまいます。

参考になるのは資産の取り崩し方


資産関連でFIRE達成者に聞きたい事は、
FIRE資産をどういう形で持っているのか?
生活費の捻出はキャピタルゲイン中心か配当中心か?
資産の取り崩しはどう行うつもりなのか?
と言ったところですね。

投資のプロの多くは、資産をいかに増やすかの情報ばかりなので、
この手の情報はまさにFIRE達成者ならではかと思います。

最近は「DIE WITH ZERO」の影響もあってか、
この手のトピックスが増えているのは、
個人的には参考になるところですね。

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2023年8月28日月曜日

【支出面】準富裕層FIREがコスパ最高と考える理由

準富裕層FIREが理想の支出的側面


昨日は準富裕層でFIREを目指すのが理想では?
というお話をさせて頂きました。

これは、支出が増えたら幸福度がどれだけ上昇するのか?
というのを考えてみると、より補強される考えだと思います。

この辺りを簡易的なグラフにすると以下の通りになります。





年間支出から見た幸福度


上記グラフですが、年間支出から見た幸福度を表しています。

一般人、貧乏FIRE、理想FIREの3パターンを記載し、
それぞれ、年間1,000万円を支出できた場合の幸福度を100としており、
支出可能額が0円から1,000万円に至る幸福度の変化を表しました。

一般人の価値観としては、給料が上がれば上がるだけ、
その分幸福度が増すという考えの人が多いかと思いますので、
幸福度は支出額に比例して上昇していきます。

貧乏FIREの場合、年間100万円もあれば生活できる、
それ以上稼ぐのは無駄!
また、これ以上お金があっても、
特に生活は変わらない!
という類の発言に基づきます。

理想FIREの場合、200万円までは幸福度が急上昇しますが、
そこから400万円までは上昇角度は鈍化、
さらにそれ以上となると、更に鈍化します。

独身男性の場合であれば、年間200万円も使えれば、
それ程極端な節約生活をする必要はないかと思います。

ただ、理想的な生活を求めれるのであれば、
旅行などの娯楽費、最新家電で家事を手を抜く、
自炊が面倒なので弁当・外食費用を厚く盛るなど、
こういった支出が可能であるなら、
あるに越したことはないかと思います。

ただそれでも、年間400万円も使うのか?
と言われると、そんなにいらない気がします。

FIREの4%ルールを考えれると、
この200万円支出に対応するFIRE資産というのが5,000万円、
400万円支出に対応するのが1億円ですから、
この辺りを理想とするのが、コスパ的に最強と考えるわけです。

理想的な支出ゾーンは200万円~400万円


一部の貧乏FIREの方が主張するような、
最低限の暮らしができればよいので、
年間100万円支出も1,000万円支出も同じというのは、
やはり無理があると思います。

ただ、1,000万円支出が100万円支出の10倍幸福かというと、
それもちょっと違うのでは?と思います。

なので、私が考える理想的な支出ゾーンは200万円~400万円、
このくらい使えれば、水道光熱費をそれほどけちることもなく、
チェーンの弁当屋程度は気軽に行くことができて、
旅行にも時々行けるという感じになるのではないでしょうか?

この辺の支出に対する感覚は個々人によって差はあると思いますが、
最低限これだけあればFIREできるでもなく、
FIREするならこれくらいの支出をしたいでもなく、
実現可能性と理想のFIRE生活のバランスをとって考えるというのも、
FIREプランとして有効ではないか?と個人的に考える次第です。
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2023年8月27日日曜日

1億円でFIREは意味がないへの確率的反論

「たった1億円でFIRE」という批判


「1億円貯めてFIRE」というのは、
節約系FIRE希望者から見るとある種の憧れ的なものがあり、
また、4%ルールからしても年間400万円も使えるので、
日常生活的にも問題ない水準で過ごせるかと思います。

しかしながら、1億円貯めても400万円しか使えないでしょ?
そんなショボい人生楽しいの?
みたいな批判は、主として〇千万円以上稼ぐ成功者から聞かれれることが多いです。

〇千万円以上稼げるようになる確率


そりゃね、〇千万円以上稼げるようになれるのならば、
「1億円でFIRE」なんて目指さないと思いますよ。

ただ、〇千万円以上稼げるようになる確率がどのくらいあるのか?
極めて低い確率じゃないでしょうか?

〇千万円以上稼げる方の中には、
努力すれば誰でもオレみたいに稼げるチャンスがあるみたいに言う人がいますが、
これにはいつもちょっと違うんじゃないかと思っています。

まあ、私なんかは〇千万円稼げるための努力などしたことないので、
本当のところの確率はわからないですが...

400万円の支出で幸せになる確率


年間400万円も使えれば、普通に生活できるのはもちろん、
時々海外旅行に行くなど趣味にもそこそこお金が使えるイメージです。

ファーストクラスで移動して、超高級ホテルに泊まるのは無理でしょうが、
そんな生活はそもそも望んでいませんからね...

私など、たまに1万円超のホテルに泊まっただけで、
随分と贅沢したな~と感動すら覚えます。

実際問題として、普通の感覚の人であれば、
400万円も年間使えれば、金銭的な観点からは幸せになれるんじゃないでしょうか?

仕事しながらでは無理...


ただ、年間400万円使えると言っても、
普通のサラリーマンの仕事をしながらでは、
幸せになれる確率はグッと下がります。

拘束時間や人間関係、仕事のストレスなど考えれば当然の帰結ですね。

準富裕層レベルなら到達可能性は高い


実際問題、1億円の到達というのはハードルが高いですが、
そもそも年間400万円も使わないし、
セミリタイア的に多少の労働をするのも考えると、
1億円も必要ありません。

であるならば、準富裕層(純資産保有金額が5,000万円以上1億円未満)
を目指す形になるかと思いますが、
これならば、とてつもなく高いハードルというわけではありません。

この水準であるならば、誰でもは無理だと思いますが、
平均的な給与を得ているサラリーマンなら、
頑張れば達成できるレベルかと思います。

個人的には、超ハイリスクで〇千万円稼げるのを目指すより、
普通にサラリーマンをやって準富裕層でのFIREを目指す方が、
堅実な生き方のような気がしますね。

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2023年8月26日土曜日

同じ趣味の仲間を欲しいと思わない理由

同じ趣味の仲間が欲しいか?


そもそも、セミリタイア生活に友人など不要!
と考える人も多いようですが、
普通に考えれば、たまに飲みに行く友人くらいはいた方が良いかと思います。

そして、その友人と共通の趣味があって、
とことんその趣味について語り合いたい...
という方もいらっしゃると思います。

ただ、この共通の趣味の友人を持つというのはリスクも多く、
不快な思いをする源になるかもしれないと思っていて、
個人的にはそれほど欲しいと思っていません。

共通の趣味の友人を持つリスク


それでは、共通の趣味の友人を持つリスクとは何かですが、
以下のものが挙げられるかと思います。

① マウントをとられる
② ネタバレをされる
③ 細かい趣味の相違が問題になる

①のマウントを取られるというのは、
趣味の世界ではよくあることかと思います。

例えば、私は先日エラリー・クイーンシリーズを読破したと言いましたが、
そもそも推理小説好きとかいっていたくせに、
今までクイーンも読んでいなかったのか?
みたいなことを言ってくる人は一定数います。

私は別に評論家や研究者になろうというわけでもなく、
基本的には面白そうなものを気分次第で読むというスタイルなので、
過去の名作で読んでない本などいくらでもあります。

そんなことでマウントを取られるのはただ鬱陶しいだけです。

そしてそれは、②のネタバレに通じるものがあります。
ある作家の作品について話をしている時に、
これは〇〇の××という話を影響を受けていて...
みたいな読んでいない作品のネタバレをいきなりされることがあります。

これは映画評論なんかにも同じことが言えるでしょうし、
聞きたくもない蘊蓄を聞かされるのも同じ類の話だと思います。

そして一番深刻とも言えるのが、③の細かい趣味の相違です。
推理小説好きという点では一致しているとしても、
好きな作家が異なることは多々あります。

それは別に良いとしても、
自分が好きな作家がある人の嫌いな作家だったりして、
その点で議論が不愉快な方向へ行くことは結構あるのですね。
「何であんなのが面白いと思うんだ!」みたいに...

趣味は一人で楽しむ方が良いかな?


上記で書いた例というのは、概ね大学生頃の経験に基づきます。
共通の趣味がある人に関しては、
その趣味を通じて交友を深めるというよりは、
細かいところでかみ合わなくて疎遠になる方が多かった気がします。

なので、今となっては私生活では趣味の話をすることはあまりないです。

まあ、たまたま趣味がドンピシャ一致する人がいるのはラッキーとして、
積極的にそういった同好の士を求めるのはあまりお勧めできない感じですね。

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2023年8月25日金曜日

セミリタイア生活は忙しくはないが時間が足りない

「忙しい」のニュアンス


セミリタイア生活で忙しいという話を聞くと、
個人的にはちょっと違和感がありますね。

この事は何度か書いていますが、
改めてまとめてみますと、
「忙しい」という言葉には、
「やらされている感」というのがあって、
仕事みたいに自分の意志とは無関係にやらないといけないことが降ってくる!
というニュアンスがあるからです。

なので個人的には、
「セミリタイアしたのでゲームするのに忙しい」
みたいな表現には違和感がちょっとあります。

「時間が足りない」が相応しいのでは?


それでは、セミリタイアしてやりたい事がたくさんあって、
それに没頭している人はどういう表現を使ったら良いのかですが、
「時間が足りない」というのが良いのではないでしょうか?

前述のゲームするのに忙しいというのを、
「やりたいゲームが多すぎて、1日24時間では時間が足りない!」
みたいな表現であれば、よりしっくりくるのではないかと思います。

ちなみに今の私の生活で言えば、
推理小説の古典を読むことに多くの時間を使っています。

以前、エラリー・クイーンを読破したことを書きましたが、
今は、S・S・ヴァン・ダインの著作を読んでいます。

推理小説の古典と言っても数が多すぎるくらいあるので、
私の残りの人生ですべて読破するのは到底不可能、
これなどまさに「時間が足りない」が相応しいかと思います。

セミリタイア後に暇でツライはないな...


実際問題としては、セミリタイアしたら暇でツライと言う人も多く、
実際にサラリーマンへ戻る人も一定数いらっしゃいます。

ただ、個人的にはそのような経験をした記憶はなく、
むしろ、人生の残り時間を考えると、
圧倒的に時間が足りないという感じのが強いですね。

この辺りを考えますと、
「つまらない仕事なんてしている時間はない!」
というのが裏側からみた真実の気が致します。

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2023年8月24日木曜日

JTから最後の株主優待商品が到着

JTから最後の株主優待商品が到着


JTから株主優待商品が到着しました。

「えっ!今頃?」
と思う方も多いかと思います。
JTの案内だと、4月中旬から7月下旬となっていますからね。

実は、JTからの株主優待商品については、
我が家には5月に到着していたのですが、
その間はタイ&台湾旅行で留守にしていた為、
商品は返送されてしまいました。

そこでJT株主優待事務局に連絡したところ、
戻した優待商品を再送するわけでなく、
再び順次発送という形になるとのことで、
到着が8月になったということです。

4,500円相当の商品が到着!


私は200株を保有しているのでBコースの
「4,500円相当の当社グループ商品」が到着しました。

内容は、

・魚沼産こしひかり(舟形)180g 12食
・ホームラン軒8食(鶏がら醤油ラーメン/合わせ味噌ラーメン各4食)

となっています。





カップ麺もパックごはんも普段自分で購入することは稀ですが、
あればやっぱり便利という感じですね。

これが最後というのは残念ですが、
大事に味わいたいと思います。

JT株の収支は黒字


私のJT株の買値は2,500円、昨日の終値が3,124円ですので、
含み益は124,800円あります。

また、予想配当利回りが6%ということもあり、
一応今のところは買って良かった銘柄になっているかと思います。

高配当銘柄を嫌いな方も多いですが、
セミリタイア後のキャッシュフロー確保として、
一部の資産を高配当銘柄へ投資するのは、
個人的には結構ありだと思っています。

最近は、投資をやめるタイミングや、
投資資産の取り崩しが話題になることが多いですが、
JT株は割と最後まで持ち続けることになる気がします。

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2023年8月23日水曜日

総資産を全額普通預金にしてセミリタイアした人の今が気になる

気になる休止になったブログ


昨日は、定期的に読んでいるブログが休止・終了する際は、
その旨をご報告いただいた方が、
長年の読者としては助かるという旨を書きました。

ただ、セミリタイア系ブログの黎明期には、
セミリタイア系ブログが少なかったこともあり、
更新がすぐ途絶えたり、
突然消えたりというのに気付く事が多かった気が致します。

その中で、今でも時々気になるブログがいくつかありますが、
そのうちの一つについて何が気になるかを述べてみたいと思います。

資産の全額を普通預金へ!


私が気になっているブログ主さんですが、
記憶が曖昧な部分もあるものの、
概ね以下のような経緯・プランでのセミリタイアです。

・50代で退職
・会社では重職に就いていたらしく、辞める際に随分と引き留められる
・今後は妻との時間を大切にしたいのでセミリタイア
・資産を全額普通預金へ、それを取り崩してのセミリタイア生活

資産は数千万円規模だったと思うので、
年金などを考慮すればセミリタイア生活破綻のリスクは少ないと思いました。

ただ、「妻との時間を大切にする」という中には、
豪華旅行なんかも含まれていて、
お金の使い方次第では破綻まではいかなくても、
大幅な軌道修正を求められるのでは?
なんて感想をもったのを思い出します。

全額普通預金だと相当資産が目減りしているはず...


私がブログを拝見させて頂いたのは10年以上前なので、
順調にセミリタイア生活を過ごされていれば、
相当資産が目減りしているはずですし、
インフレで計画の修正を迫られているかもしれません。

セミリタイア民は投資収益を充てにするパターンが多いと思いますが、
それとは真逆のスタイルを貫くということで、
実際に今頃どうなっているのか?

気にすることなく消費生活を継続するのか?
消費金額を減らすのか、または、何らかの労働に復帰するのか?

いくつか考えられるパターンはありますが、
実際にどのような選択肢をとったのかは、
今でも時々気になってしまうわけです。
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2023年8月22日火曜日

【報告はありがたい】ブログ休止・終了について

ブログの休止・終了が増えている?


ブログの休止や終了が増えている気が致します。
セミリタイア系ブログにもその波は来ている感じです。

ブログやYouTubeの収益が激減しているので、
ある程度の収益を期待されていた人にとっては、
労力を考えると割に合わないと考えるのはナチュラルなことかと思います。

ただ、「趣味でやっています」と書いてあったような気がするブログまでも、
「収益悪化でやめます」と言われると、ちょっとひっかかる部分はありますが...

ブログの休止・終了の報告について


そういったブログの休止・終了の報告に対しては、
それに対して惜しむ声がコメント欄に並ぶことも多いです。

一方、いちいちブログを辞めるとか報告しなくて結構!
みたいなアンチコメントを見ることがあります。

私個人の意見と致しましては、
定期的に拝見させて頂いているブログが休止・終了する際は、
何らかの報告をして頂いた方がありがたいと思います。

突然消えたブログ・理由が気になる


と言いますのも、セミリタイアブログの中には、
突然更新が途絶えたものもあって、
個人的には理由が非常に気になるのもあります。

セミリタイア生活に飽きて仕事に復帰したのか?
逆に、セミリタイア生活が充実しすぎて、
ブログを書く時間がなくなかったのか?
あるいは、経済的に詰んでしまったのか?

セミリタイア系ブログの場合、
辞める理由も良いモノから悪いモノまで色々考えられるので、
一読者としては、この辺はきっちりさせて頂いた方がすっきりするという感じです。


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2023年8月21日月曜日

たった50万円で転職を思いとどまるか? ~ 三菱UFJ信託銀行:総合職でも転勤なら50万円支給 ~

総合職でも転勤なら「50万円」支給


三菱UFJ信託銀行が若手の離職防止策として、
転勤者に50万円を支給する新制度を導入したそうです。

"三菱UFJ信託銀行は10月、引っ越しを伴う転勤者に一律で50万円を一時金として支給する新制度を導入する。全国転勤が前提とされてきた総合職の約4500人が対象で、大手行では極めて異例の手当となる。近年は辞令による転居に抵抗感を持つ若手社員が増え、人手不足で採用の「売り手市場」も強まっている。離職を防ぐためにも手当の拡充が必要と判断した。"  (引用元) 総合職でも転勤なら「50万円」支給…三菱UFJ信託銀行、若手の離職防止など狙い"
転勤時には何かとコストがかかりますので、
こういった手当支給そのものは良いことだとは思います。

転勤を思いとどまる金額ではない


しかしながら、50万円というのは大金ではありますが、
転勤で失うキャリアの代償としては話にならない水準ではないかと思います。

記事には、
”東京一極集中の流れが強まる中で、本店のある首都圏でキャリアを重ねたいとの要望が強まっていることも背景にあるとみられる”
ともあるように、「地方勤務 = 左遷」「自分のやりたいことと違う」
というイメージのある人にとって、
その代償を受け入れる金額としては微々たるものすぎますね。

退職を思いとどませるための制度だったら、
正直500万円でも少ない気がします。

こんな制度で退職者は減らない


まあ、正直、こんな制度を導入したところで、
退職者は減らないと思いますね。

総合職というのは、確かに全国転勤を前提としているものの、
総合職志望者の中には、希望が叶わなかったらすぐ辞める人も多いです。

そういった人の多くは、そもそも自分が地方勤務になるなんてのは、
夢にも思っていない人が多いです。

そんな人が50万円貰えたから退職するのをやめるなんて、
本当に会社が思っていたら、かなりアホな話です。

転勤制度とか、抜本的に変えないとダメな時に来ていると思いますが、
今後どうなるでしょうかね?

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2023年8月20日日曜日

会社が嫌でセミリタイアする人の2パターン ~ 会社員時代、良いことがあったかなかったか? ~

会社が嫌で辞めるは共通しているが...


セミリタイアを希望する人、実際にした人というのは、
会社が嫌で辞めたいという人が大多数ではないかと推測致します。

ただ、この「会社を辞めたい」に至る経緯と言うのは、
大きく分けると2つあるのではないかと思います。

その2つというのは、

① 最初から最後までサラリーマン生活が嫌で嫌で辞めた

② サラリーマン生活で良い時代もあったが、
  最終的に嫌な部署に回されて、
  今後良い時代がくるとも思えないので辞めた

というものです。

最初から最後までサラリーマン生活を否定


セミリタイア生活を楽しんでおられる方の中には、
サラリーマン時代に肯定できる要素は一つもなかった!
という類の発信をされている方もいらっしゃいます。

仕事内容も、上司も同僚も最悪、
ただひたすら会社を辞めることだけを考えて、
貯金と投資に勤しむ毎日だった!みたいな方です。

こういった方はサラリーマン時代を懐かしく思う事もなければ、
元同僚と会って飲み行くなんてこともないのだと思われます。

サラリーマン時代に良い思いもした人


一方、サラリーマン時代には良い時代もあったという人も、
一定数はいらっしゃると思われます。

20代はそこそこ楽しい仕事だったのに、
30代になったら希望とは異なる忙しい部署に回され、
そこにいたパワハラ上司とは全く合わず、
転勤できる確率も非常に低いから辞めるといったパターンです。

また、それなりに順調なサラリーマン生活だと思ったら、
いきなりリストラ予備軍にされて、
最後の最後に会社に裏切られた!
それだったら辞めるみたいなパターンもあるかと思います。

サラリーマン時代を肯定的に語ると...


セミリタイア後にサラリーマン時代を肯定的に懐かしむブログ記事があると、
それに対して、それでは何でサラリーマンを辞めたのか??
といった批判を受けることがありますが、
これなど、上述の②タイプのセミリタイアに対する、
①タイプのセミリタイア批判と考えればわかりやすいかと思います。

最終的にはサラリーマンに絶望して辞めたという点では①も②も同じ、
ただ、サラリーマン時代に良かったこともありますよ!
という点では大きく異なるという事なのだと思います。

サラリーマンへの未練を感じられることも...


なので、サラリーマン時代を肯定的に語ること自体、
セミリタイアしたこととは矛盾はしないと個人的には考えます。

しかしながら、そのサラリーマンを肯定する発言の中に、
サラリーマン生活に対する未練を感じることはありますね。

サラリーマンでも花形部署にいたとか、
本当にやりたいことをやっていたという時期がある人の中には、
心のどこかでは、サラリーマンを辞めたくなかったというのがある人が、
それなりにいるのではないかと推測されますが、
本当のところはどうなんでしょうかね??

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2023年8月19日土曜日

シャープのリストラは”福利厚生”?

シャープ:管理職向けの早期退職制度を拡大


シャープがリストラを発表しましたが、
その言い方に対して一部で注目が集まっています。

"シャープが管理職向けに導入した早期退職制度を拡大し、9月から55歳以上の一般社員にまで対象を広げることが18日、分かった。管理職向けには退職金に最大6カ月分の給与を加算していたが、一般社員向けは12カ月分とする。同社は液晶パネル事業の苦戦で業績不振に陥っており、早期退職を促すことで構造改革を加速する狙いがあるとみられる。(中略)同社は「自律的なキャリア形成を支援する福利厚生だ」と拡大の理由を説明している。"  (引用元) シャープ、早期退職を拡大 加算額増、一般社員も対象"
シャープに言わせますと、早期退職制度の拡大というのは、
”人員削減が目的ではなく、社員の次のステップを支援するため”
であり、福利厚生なんだそうです。

何と呼ぼうが単なるリストラ


”自律的なキャリア形成を支援”なんてことを言ってしまうと、
どこにでも通用する技術や知識を持っている人こそ、
こんな会社にいないでもっと他で活躍しなさいよ!
と言う風に聞こえてしまいますね。

まあ、何と呼ぼうが単なるリストラ策だとは思いますが、
この言い方だと、普通のリストラ以上に、
優秀な人から辞めていくような感じがします。

また、単なるリストラを福利厚生と呼ぶ会社として、
世間一般に対するシャープのイメージも悪化するんじゃないでしょうか?

福利厚生ならリーズナブルな水準?


今回のシャープのリストラ策の水準ですが、
管理職の最大6か月分の給与というのは、
もともと辞めたい人の最後の一押しくらいにしかならない感じですかね?

ただ、福利厚生の一環としての早期退職として考えると、
なかなか手厚い水準なのかもしれません。

こういう言い方が一般的になると、
リストラ策がショボくなるかもしれない...
というのが最終的な感想ですかね?

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2023年8月18日金曜日

【役人も会社員も】自分が偉いと勘違いしている人ばっかり...

「ザイム真理教」の読後感想



本書は、「財政健全化」や「消費税増税」が財務省の教義の域に達しており、
もはやカルト宗教になっているということを述べておられます。

日本が経済成長できない理由など、
財務省の罪がいかに根深いかをコンパクトにまとめており、
なかなか興味深い内容でした。

大蔵省の役人はあっという間におかしくなる


ただ、個人的に一番読んでいて面白かったのは、
森永氏が日本専売公社時代について書かれている省ですね。

"私は大蔵省の「奴隷」だった"(p14)で触れられていますが、
当時の専売公社は大蔵省から予算を獲得しなければ、
鉛筆一本買えなかったそうです。
その服従の度合いは銀行を大きく上回っていたとのことで、
相当なものがあることがわかります。

当時は大蔵省接待なども普通に行われていたらしく、
その悲惨な状況が書かれています。

そんな状況なので、威張っている方の大蔵省の役人というのは、
やはりというか、おかしくなってしまうようですね。

"なぜこんな話をしているかと言えば、大蔵省の役人は、そうした環境のなかで、あっという間におかしくなってしまうということをわかってほしかったからだ。自分の周りの人物が、誰しもひれ伏してくる。自分の命令には、皆が絶対服従だ。本当は、大蔵省の役人に頭を下げているのではなく、予算というお金に頭を下げているにすぎないのだが、それには気付かないのだ。(ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト p20)"

パワハラの構図は民間も同じでは?


大蔵省と日本専売公社の力関係から構造的なパワハラが発生していたとのことですが、
これは民間でも同じような構造はあるかと思います。

親会社と子会社との関係だったり、対主力取引先だったり、
社内では、上司と部下の関係も基本的には同じ構図です。

森永氏も、自信の反省の弁として、
予算を大蔵省からとってきてから予算を配分する側に立つと、
自分が「ミニ大蔵省」として振る舞っていたことを述べておられます。

私の所属していた会社にも、
部長クラスになってから急激におかしくなった人がいましたが、
これなんかも基本的な構図は同じかと思います。

セミリタイアして無所属(無職)になって、
服従する相手がいなくなって良かったというのは、
この手の話を聞くといつも思います。

今思うと、
「あの人は何故あんなに威張っていたんだろう?」
なんて人が多くて、不思議になりますね。

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2023年8月17日木曜日

【株主優待 × セミリタ小旅行】東洋文庫へ行ってきた

三菱商事・株主優待


「三菱商事」と言えば、セミリタイア民にお馴染みの優良企業ですが、
Yahoo!ファイナンスでは”株主優待はありません!”と出てきます。

しかしながら、卓上カレンダーと美術館の入場券が送られてくることより、
これを株主優待とみなす専門家もいらっしゃいます。

この美術館ですが、静嘉堂文庫美術館や東洋文庫ミュージアムなど、
三菱創業家ゆかりの施設です。

東洋文庫ミュージアムへ行ってきた


今回は、文京区本駒込にある「東洋文庫ミュージアム」に行ってきました。
こちらのミュージアムですが、一般の入場料は900円と、
それなりのお値段になっております。





こちらのミュージアムで有名なのが、「モリソン書庫」です。
三菱第三代当主にして東洋文庫創設者の岩崎久弥が、
1917年に、ロンドンタイムズ北京駐在員のモリソン博士より、
東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点をまとめて購入したとのことで、
その価格は現在の価格で70億円だそうです。





貴重な書籍を眺めるだけで、重厚な時間を過ごせるという感じですね。
今回は「東洋の医・健・美」という展示も行っており、
貴重な書籍の数々が展示されていました。





時間があれば新たな感動も


実は三菱商事の株主になってから、
株主優待の美術館入場券を使うのは初めてです。

わざわざ行くのも面倒かな~と思っていたのですが、
行ったら行ったで面白かったですね。

こういう機会をうまく活かせるというのも、
セミリタイアして潤沢な時間を手に入れたからと言えますね。
サラリーマンだったら、休日を潰して行こうとは思わなかった確率が高いです。

東京都内はこの手の施設が多いので、
これからは積極的に外出していきたいと思います。

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