2023年12月31日日曜日

特別なイベントがなくても楽しいセミリタイア生活を過ごせると実感した1年

2023年も今日で終わり


2023年も今日で終わりです。

今年を振り返ってみても、それ程のビッグイベントはなく、
今年も淡々としたセミリタイア生活を過ごしていたという感じです。

その中で少し変わったことと言えるのが、
5月にタイと台湾に20日間ほど旅行したことです。

海外旅行の満足度合は?


3年ぶりの海外旅行で気合も随分と入ったのですが、
この評価はなかなか難しいところがあります。

旅行自体は非常に楽しく満足したものではあるのですが、
普段自宅を中心に過ごしている生活にも満足しているので、
ものすごく特別に楽しかったかというとちょっと違うかも?
といったところなのです。

サラリーマン時代にイメージしていたセミリタイア生活が、

・普段のセミリタイア生活もそれなりに楽しいけど、
 旅行に行けば楽しさは倍増!

といったところが、実際には、

・普段のセミリタイア生活はとても楽しい、
 旅行に行っても同じように楽しい

と言った感じになっています。

相対的に旅行の重要性の位置付けが下がっているのかな?
とも思います。

日常のセミリタイア生活


要するに、普段のセミリタイア生活がそれなりに楽しいので、
旅行などの特別なイベントがかなかったからと言って、
楽しい生活を過ごすことが充分可能だよな~
ということを3年ぶりの旅行で逆に実感したというのが、
今年一番の心境の変化的なものかと思います。

とは言っても、一部のインドア系セミリタイア生活者のように、

「家が一番快適だから旅行に行くなんて無意味!」

とは全く思いません。

ただ、漠然とぷらっと旅行に行ったところで、
家にいた方が良かったかも?
なんてことを考えるリスクは増えたといったところでしょう。

残りの人生で長期間の旅行に行けるのも何度もあるわけではないので、
じっくりと計画を立てて行きたいですね。

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2023年12月30日土曜日

【年末駆け込み消費】コロワイドポイントでランチを2回

コロワイド株主優待ポイントがきれる!


コロワイドと言えば、太っ腹な株主優待で知られております。

500株以上の株主に年間4万円相当のポイントが付与されます。
3月株主には6月と9月、9月株主には12月と翌年3月に、
それぞれ1万円分のポイントが付与されるので、
3か月毎に有効期限切れになるポイントを確認する必要があります。

今回は、2千ポイント程度が期限を迎えるので、
むりやり用事を作りつつ、そのポイントを消費しました。

北海道でスープカレー


まずは、居酒屋「北海道」で”北海道スープカレー”を食べました。





お値段は1,100円でした。

スパイスも効いてなかなか本格的な味でした。

ラパウザでスパゲッティ


続いて、「ラ・パウザ」でベーコンとブロッコリーのトマトソース (900円) と、
ランチミニサラダ (150円) を食べました。






こちらも、ベーコンとトマトの相性がよく、
また、ドリンクバー付なのでしばしまったりとさせてもらいました。

株主優待ポイントがなければ行かないかも?


どちらもそれなりのクオリティではありますので、
一応、電車賃をかけてポイント消費をする価値はあるかと思います。

ただ、これらのランチ代を手元のキャッシュで払うとしたら、
わざわざ電車に乗って行かないのはもちろん、
近くでもこれらのお店は選ばないかな?

株主優待目的で株を買う場合、
この辺も総合的に見た方が良いですね。

来年はもう少し、計画的にポイント消費をしたいと思います

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2023年12月29日金曜日

【気持ちはわかる!】上司のいないランチタイムを楽しむ女子社員

既に年末年始お休みモード?


本日は所要で都内中心部へ出かけましたが、
雰囲気的には年末お休みモードに入っているようです。
昨日の28日で仕事を終えた方がかなり多い感じですね。

ただ、まだまだお仕事という方も多いのはもちろんですが、
そういった人の中でも、
実質的には既に休みという雰囲気を漂わせているの比率は高いようです。

混雑するエレベーターを待っていた、
女性会社員の4人組もそんな感じでした。

上司のいないランチが楽しすぎる


その4人組ですが、おそらく20代後半くらいで、
最初は明日から休みでウキウキ気分なのかと思ったら、
どうやら上司が一足先に休みに入っていないから嬉しいようです。

そしてその嬉しい内容というのが、
上司がいるとしょうもないお店ばかりに連れていかれるらしく、
それがとてつもなく嫌なようです。

「こういうお店に行けるのも、〇〇さんがいないからだよね!」

といったセリフで大盛り上がりでした。

あまりに盛り上がっているので、
見も知らぬ〇〇さんに思わず同情しそうになりました...

つかの間の休息


まあ、とは言っても、この4人組の気持ちはわかりますね。
私も好きでもない、不必要に高額なランチに付き合わされたりとかは、
日常茶飯事といった時期がありましたからね。

そして、上司に合わせてお店に行っていたら、
「たまにはお前らも良い店を探せ!」
「なんでもかんでも、お前らはオレだよりだよな!」
などと、わけのわからない叱責を受けたりと、
踏んだり蹴ったりという感じです。

セミリタイア後のランチは自分の好きなものを
自分の好きなタイミングでが基本なので、
ついついランチタイムが憂鬱だったことなど忘れがちですが、
このシアワセをかみしめながらランチタイムを楽しもう!
と改めて思った次第です。

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2023年12月28日木曜日

真面目に働かないとクビ!で仕事のモチベーションがキープできるのか?という大問題

60歳になっても働きたくなることはない


昨日は私が60歳になっても、
同級生は誰もリタイアしていないのではないか?
という話を書きました。

それでは、私がそういった同級生の姿を見て、
やっぱり働こうか?と思う確率ですが、
これはよほどのことがない限りないと思います。

ただし、実際に同級生達がどのような仕事をどのくらいの時間働くのか?
待遇は現役時代と比べてどうなのか?
ということは、若干気にならないでもありません。

60歳で想定される事態


自分と同世代の人から色々聞いた話を総合すると、
60歳の時点での仕事内容は以下のパターンが考えられます。

① 役員に大出世で高額な報酬を手にする
② 会社本体・出向先でそれなりの厚遇を受ける
--------------------------------------------------------
③ 嘱託扱いで大幅に給与が下がる
④ 単純に解雇される

①は極少数なので特殊なケースですが、
②は自分が想定していたより多い印象です。

私がサラリーマンを続けていたら③か④だったでしょう。
これは実際に私が辞めるタイミングで会社に仕事があるかないかで異なります。

④にならないように③を目指して仕事を頑張る...
というのは、私個人としてはやはり嫌だな~という感じです。

悲惨さを全く感じない...


私自身が早期退職を決意した理由の一つがここにあります。

出世とか給料アップの可能性は0だけど、
真面目に働かないと大幅給料ダウンとかクビの可能性はある...
という環境下で、どうやってモチベーションをキープするのか?

個人的には極めて謎な部分なのですが、
かつての同僚達を見てもあまり悲壮感みたいなものは伝わってこないのですね...

この辺の価値観というものについては、
恐らく今後も交わることがない点じゃないかと思います。

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2023年12月27日水曜日

60歳になっても同級生は誰もリタイアしないのか?

今の私は単なる”変わり者”だが...


50代半ばの私の同級生を見回しても、
リタイア生活に入っている人は見当たりません。

そして私は、都内の古びた住居に1人暮らしということで、
特別優雅な生活を過ごしているわけでもありません。

なので、私がリタイア生活を過ごしていることを知っている友人・知人も、
私の生活を羨ましいと思っている人はおらず、
単なる変わり者くらいにしか思っていないでしょう。

60歳でリタイアする人はいるのか?


そんな我々世代も60歳という区切りが近づいてきました。
ちょいと前までは、60歳で引退と言う人は結構いたと思いますが、
今は何らかの形で働く人がほとんどかと思います。

個人的な興味としては、この60歳という区切りで、
働くのを辞める人がどれだけ出てくるか??ですね。

今のところ、60歳で辞めることを示唆している人がちょっといるくらいで、
60歳以降に働くのが当然と思っている人が大半です。

60歳を過ぎると私を見る目も変わるか?


ここでふと気になったのが、
60歳を過ぎた時点で未だに働いている同級生から見て、
私のようなリタイア生活者はどう見えるようになるか?
ということですね。

60歳を過ぎると体力的な面、
また、仕事内容も嘱託的なものに変わったりするという面、
残りの人生でやり残したことが思い浮かぶという面等々、
様々なファクターが新しく加わってきます。

となると、一定数は、私のようなリタイア生活を羨ましく思う...
という人達が出てくるような気もしますが、
実際はどうなんでしょうかね?

まあそれでも、大多数は働くのが当然という感じで、
特に、子供が小さかったり住宅ローンが残っていれば、
私についてどう思うかなんて考える余裕はないでしょうから、
60歳過ぎても私は変わり者扱いのままかもしれません。


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2023年12月26日火曜日

紙屑になったAT1債を売りつけていた営業マンの心理はいかに?

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が訴えられた!


三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、
クレディ・スイスの発行していた「AT1債」が紙くずになったことにより、
個人投資家らから70億円規模の訴訟を起こされています。

弁護人側はこの債券を販売していたことの問題点を以下の様に指摘しています。

"クレディ・スイスのAT1債には、同社が公的支援を受けた場合には価値をゼロにするという独自の規定があった。投資家からすると、文字通りその瞬間に紙くずになるという取り決めだ。
 「このような規定はイギリスやアメリカなどのAT1債にはなく世界的に特殊。しかも公的支援の実施はスイス当局の主観的・裁量的な考慮にかかる。そこで考慮される要素を一般投資家が理解して評価するのは無理なことだ」 投資家たちの代理人を務める山崎大樹弁護士(山崎・丸の内法律事務所)はそう指摘する。「知見のある機関投資家が有する技術と資源がそろった場合にのみ分析は可能になると考える」という欧州の規制当局の見解などを基に、一般投資家に販売していい商品ではなかったと主張する。 (引用元) 紙くずとなった「AT1債」に投資家たちが憤り、三菱UFJモルガン証券相手に「70億円訴訟」納得できない理由"

この裁判がどのようになるのかはわかりませんが、
私はこのことから2つのことを考えました。

得体のしれないものには投資しない!


まず第一にですが、この債券の仕組みを理解して購入した人はどれだけいたのか?
訴訟になるぐらいですから、
仕組みをよくわからず購入した人が多かったのではないでしょうか?

このように、中身がよくわからない得たいのしれないものには投資しない!
このことが大原則であるのを改めて認識します。

販売した側の心理が知りたい


「投資は自己責任」というのは超大原則ではありますが、
このような商品を個人に売るべきかどうかについては、
前述の弁護士さんが言うように、
”一般投資家に販売していい商品ではなかった”
というのは、個人的にはその通りではないかと思います。

私は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の内部体制など知りませんが、
このような危険な金融商品についても販売ノルマが課せられ、
とにかく売らねば!という感じになっていたのだとしたら、
売る側(=末端の営業マン)の心理としてはどうだったのか気になります。

顧客が損しようが得しようが関係ない!
とにかく自分のノルマを達成しなければ!

なのか、それとも、

リスクはあるのは重々承知だが、
会社の命令なので仕方なく販売していた...

のか、どっちなのでしょうか?

まあ、売っている方もよくリスクをわかっていなかったという説もありますが...

金融機関勤務を辞めて良かったと思う


仮に私が勧めた金融商品を購入した結果、
顧客が億単位の損失をだしたとしたら、
「投資は自己責任」
などと平気な顔でいられるというのは、
自分の性格上は無理ですね...

こういったニュースを見ると、
自分が個人営業をずっとやらされそうになったので、
金融機関を辞めたのは大正解だったと思います。

まあ、20年以上前に辞めた時は、
こんなヘンテコな個人向け商品はありませんでしたが...

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2023年12月25日月曜日

駅近でない住宅街に住むリスク ~ 近所のお店が閉店で大ダメージ ~

近所のお店が閉店で大ダメージ


昨日は通勤快速廃止で通勤時間が20分も増えるという、
住居に関するリスクについて述べました。

私は都内在住ということで、
電車やバスがなくなるというリスクに直面したことはないですが、
近所にあるお店が閉店することで、
急激に生活が不便になったことはあります。

そこで、急な閉店による不便を被った、
ワースト3を述べてみたいと思います。

家の近くのスーパー&コンビニが閉店


3位はスーパーの閉店です。

都内某所に住んでいる時、マンションの向かいがスーパーでした。
小型のスーパーですが、個人的には品揃えが充分、
何しろ立地的にはマンション入口から徒歩で5歩くらいで到着と便利でした。

これが物件を決めた大きな要因だったのですが、
引越してから1年以内にお店は撤退してしまいました。

2位はコンビニの閉店です。

後に引越した家でも同じようなことが起きました。

こちらは徒歩3分くらいのところにあるコンビニですが、
ある日突然閉店してしまいました。

コンビニの場合、撤退後も別のコンビニになることが多いのですが、
その後は何の変哲もない事務所になってしまいました...

この2つに共通しているのが、立地が住宅街の中ということです。
周りが商店街でもなんでもないエリアにポツンとスーパーとかコンビニがある、
そんな立地です。

こういったお店が家から近いから便利!
というのは、なかなかリスクが大きいことを実感しています。

ちなみに、当時はサラリーマンだったので、
会社帰りに駅前スーパーやコンビニに寄れば良いという側面がありますが、
セミリタイア生活では駅に行く用事もあまりないので、
不便度がかなり増していたかと思います。

行きつけのとんかつ屋が閉店で大ショック


そして、個人的なワースト1位はとんかつ屋の閉店です。

毎週末のように行っていたとんかつ屋が突如閉店なのですが、
これほど美味しくて安いお店はないという感じだったので、
食生活には多大なダメージを受けました。

コンビニやスーパーはちょっと遠くに行けば良いというレベルですが、
こちらは代替のお店がないので深刻なダメージを受けたわけです。

駅から離れるリスク


セミリタイア生活の場合、通勤がないので駅から遠くても良い!
という考え方もあります。

ただ、これには2つの点で問題があります。

1つは、週に1回くらいしか電車に乗らないと言っても、
その1回で20~30分も歩くとなるとしんどいですし、
ますます家からでなくなる可能性もあります。

そしてもう一つが、近所に何もなくなるリスクです。

最近よく郊外の神社巡りの散歩をするのですが、
独立系スーパーの閉店跡など結構見ますので、
大都市近郊に車なしで住む場合は、
そこそこ駅の近くに住んだ方が良いのでは?と思います。

まあ、スーパーなどでまとめ買いが基本の方は良いかと思いますが、
お弁当を頻繁に買ったりと怠惰なスタイルの方は、
この辺りは慎重に考えた方が良いんじゃないかと個人的には考える次第です。

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2023年12月24日日曜日

住居購入の難しさを実感 ~ 京葉線・通勤快速の廃止問題を聞いての感想 ~

千葉県からの通勤が大幅に不便に?


来年3月のダイヤ改正で、JR京葉線の通勤快速が廃止になることが、
千葉県内で波紋を呼んでいます。

JR京葉線の通勤快速ですが、千葉市内の蘇我駅を出発すると、
新木場駅までノンストップ!なんと12駅を通過する列車です。

こちらの廃止により、東京―蘇我間では朝は平均14分、
夕夜間帯は19分ほど所要時間が増えることになるそうです。

今まで40分で東京に行けていたのが60分かかるとなると、
平日毎日通っていた方々にとっては大きなダメージとなるでしょう。

実際問題として、子供を送ってから出勤していたのが無理になったり、
不動産価格がこれにより下落するのでは?という声もあります。

少なくとも、「東京まで40分!」というチラシについては、
近い将来は使えなくなる可能性が高くなりました。

不動産購入の難しさを感じる


JR東日本の決断が正しいかどうかは一旦おくとして、
こういった公共交通機関のダイヤ改正が、
生活に大きな影響を与えるリスクを考える必要はありますね。

いきなり通勤時間が20分増えるというのは、
生活に与えるダメージは大きいです。

まあ、通勤をすることがないセミリタイア生活者にとっては、
今回のようなダイヤ改正は影響がないかとは思います。

しかしながら、家賃の安いエリアを狙って
引越すことの多いセミリタイア生活者にとっては、
鉄道の廃線、バス会社の撤退、スーパー・商店の廃業等々、
違った意味のリスクはあるのではないかと思います。

この辺のリスクはこれまで以上に考えて、
終の棲家を購入する必要はありそうです。

賃貸のメリットも再認識すべきか?


今回の通勤快速廃止のニュースを聞いて、
インタビューに答えていた人で、
「引越すかもしれない」
みたいなことを言っていた人がいました。

賃貸の方で、住んでいた場所にそれ程愛着がない人は、
通勤時間が20分増えるということで引越す人も結構いるのかも?

経済的には持家有利と考える人は多いですが、
思わぬ理由で住んでいるエリアが不便になるリスクを考えると、
賃貸のメリットをこの辺りから再認識しても良いのかもしれません。

もっとも、逆に利便性がアップして、
住居費が高騰するリスクもありますから、
一概には言えないとは思いますが...

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2023年12月23日土曜日

FIRE生活では人間として成長できないのか?

FIRE生活では自分の成長が感じられない?


FIRE卒業の理由として時々聞くのが、

”FIRE生活では自分の成長が感じられなかった”

といったものです。

広い意味では”生きがい喪失”に含まれる気も致しますが、
これについては、私は全く逆の感想を持っています。

むしろ、

”サラリーマン生活では自分の成長を感じられなかった”

というのが私の感想です。

単調な仕事を繰り返す晩年のサラリーマン生活


私のサラリーマン生活の最晩年の10年くらいは、
同じような仕事の繰り返しであって、
特別に新しい知識を必要とされる場面はありませんでした。

おそらく、サラリーマンを65歳くらいまで続けていたとしても、
似たような生活が続いていたと思われます。

それでは転職すれば良いじゃないか?ということも考えましたが、
そもそも40歳を過ぎての転職は困難なことに加えて、
自分が目指すような日々成長を感じさせることの出来る職場に出会う確率...
相当な低い確率だったと思います。

このような”成長を感じさせない職場”にずっといたことが、
早期退職を促したと言っても良いかと思います。

日々成長を実感しているとも言えるFIRE生活


一方、FIRE生活は時間がたっぷりとありますので、
興味の赴くままに色々な知識を吸収しているという側面もあります。

例えば、美術関係は本やYouTubeでそれなりに勉強したので、
今度欧州の美術館に行った際には、
過去に比べて楽しみ方も濃いものになる気が致します。

サラリーマン時代は、仕事から吸収するべき知識も少なく、
普段家に帰っても勉強とかする気力もなかったので、
むしろサラリーマン時代こそ、成長という点では停滞していたと思えます。

私の知識が増えようが世間には何の影響もないが...


まあ、成長という意味合いにおいては、
仕事で世間様のお役に立つとか、
金銭的な価値を生み出すなりしないと、
全く意味がないという方も多いかと思います。

確かに、私が読書で教養を身に着けたり、
語学の勉強をして語学が堪能になったところで、
1円のお金を稼ぐこともなく、
誰も誉めてくれるわけでもありません。

ただ、私個人の感想なり実感なりとしては、
単調な仕事でそれなりのお金を稼いでいたサラリーマン時代よりも、
1円にもならない読書にかなりの時間を費やしているFIRE生活の方が、
人間としての成長を感じているといったところです。

”仕事しないと人間として成長しない”ってのはどうなんでしょう?
私はちょっと違うと思うんですけどね...

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2023年12月22日金曜日

再度FIREのリスク ② FIRE ⇔ 職場復帰の無限ループを繰り返す?

純粋な経済的理由のFIRE卒業なら話は簡単だが...


純粋にお金が足りなくなりそうなので、
FIREを一旦卒業するケースであれば、
目標とする金額を稼げば再びFIRE生活に戻れば良いので話は簡単です。

ただし、生きがい喪失を理由として、
潤沢なFIRE資金があるにもかかわらず、
再び労働へ戻る場合というのは、
FIREから労働、労働からFIRE、FIREから労働を繰り返すリスクがあるのでは?
とつい思ってしまいます。

FIREはつまらないから職場復帰で起こること


FIRE生活はつまらないからと言って、仕事を再び始めた場合、
「やっぱり仕事をするっていいな~」
とかって思うでしょうか?

最初はそう思うかもしれませんが、
仕事をしている以上、理不尽な叱責を受けたり、
必要と思えないような作業をさせられたりといった、
仕事の負の部分も多く見られてくるかと思います。

となると、お金は十分あるのに何でこんなことをしなければならないのか?
と思う確率はかなり高いのでは?と推測されます。

そもそも一度は会社を嫌で辞めた経験があるのに加えて、
元々の会社よりも諸条件が悪い会社に就職する確率が高いからです。

となると、再び仕事を辞めてFIRE生活に戻ることになります。

これで、やっぱりFIRE生活っていいな~と思うなら傷は浅いですが、
やっぱりFIREはツマラナイと思って再び働くようになる、
ただ仕事は仕事でやはりツマラナイので再びFIREへ...
といった無限ループのリスクもあるような気がするんですよね...

FIREに過度な期待はしないのが大事


FIRE生活に対しても仕事に対しても、
過度な期待をし過ぎると、
「こんなはずじゃない...」
と色々と考え過ぎてしまうことがあるんじゃないでしょうか?

特にFIRE生活に関して言えば、
仕事しなくて良いのでラッキー!くらいに考えて、
生きがいがどうしたとか余計な事を考えないで、
日々楽しく過ごして行こう!くらいで良いかと思います。

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2023年12月21日木曜日

再度FIREのリスク ① 前職と同レベルの仕事に就くのは困難

”FIRE卒業”を肯定する動きも?


少し前に”FIRE卒業”がちょっと話題になったことがありますが、
概ね否定的な意味合いに捉えていた人が多かったように見えました。

しかしながらここに来て、”FIRE卒業”を肯定的に捉える論調も見られます。

FIRE卒業の理由としては、「経済的理由」「生きがい喪失」がありますが、
どちらのパターンでも、一旦FIREを卒業してから、
再びFIREへ戻ってくればくれば良いじゃなかいか?
といった論調です。

この「再度FIRE」ともいうべき動きについて、
個人的に気になった点について述べてみたいと思います。

ブランクのあるサラリーマンを雇う会社はあるか?


再度FIREを肯定的に捉える方の多くは、
再就職が比較的容易にうまくいく前提に立っているように思えます。

正社員の職を辞して、数か月でFIRE卒業という場合ならともかく、
2~3年、あるいはもっと長いブランクがあった場合、
従来のキャリアの延長線上で職を得るのは困難かと思います。

よほどの能力がある人や超難関資格保有者とかならいざ知らず、
普通のサラリーマンであれば、
従前より悪い条件での就職となる確率が高いです。

真のFIREへは遠回りになる


このことの意味するところですが、
経済的理由でFIRE卒業をした人にとっては、
従来より悪い条件で働くことになるため、
ずっと労働を続けた場合に比べて、
真のFIREへ到達するのが大きく遅れるリスクがあります。

ただ、より深刻なのは生きがい喪失を理由にFIRE卒業した人かと思います。

仕事のブランクが長い人が職を得るのは困難であるということは、
生きがいを得られるような職に就けることも困難であるということです。

生きがい喪失という考えが出てくる可能性のある人は、
一旦FIREして、飽きたらまた働けば良いというのは、
結構リスクがあるように思えます。

「お金があるんだから、仕事が嫌になったらただ辞めれば良い」
と言われればそうかもしれませんが、
これはより深刻な事態を招く可能性があると個人的には思います。

それについては事項で述べたいと思います。

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2023年12月20日水曜日

【退職して正解】経理責任者のリスクを再認識 ~ 裏金&NHK経費不正請求の報道を見て ~

裏金問題で会計責任者が逮捕?


連日のニュースとなっている自由民主党の裏金問題。
どうやら特捜部は、安倍派と二階派の会計責任者を
政治資金規正法違反違反で立件する方針らしいですね。

世間では議員の逮捕まで行くのか?に関心が集まっていますが、
サラリーマン時代に経理責任者だった自分としては、
逮捕されるかもしれない会計責任者がどうなるかに注目してしまいます。

恐らくは、お偉い方に、ずっとこういう処理をしていたのでこうやれ!
と言われて、ひょっとしたらやばいかも?と思いながらも、
言われるがままに経理処理をしていたら大事になったという感じ...

政治家事務所の会計責任者というのがどういう権限があるかとか全然知りませんが、
私の想像通りのストーリーであるならば、
気の毒な部分も大きいように思えます。

NHK経費不正請求問題


これよりも身近に感じてしまう問題がNHK経費不正請求問題です。

30代の元記者が私的な飲食などに使った費用を不正請求していた問題ですが、
その金額は410件で789万円に上るとのこと。

この記者のやったことは論外で、
懲戒免職だけでなく刑事告訴が必要な案件かと思います。

ただ、経理担当者・責任者の立場からすれば、
領収書が添付されて、参加者の名前が書いてあれば、
そのまま処理してしまうことが多いかと思います。

まあ、こちらについては、
部長が部長決定印を庶務担当者に預けるなど、
上司がチェックを怠っていたのが原因ですが、
庶務担当者もけん責の懲戒処分となっていますね。

こんなとんでもない同僚がいるだけで、
犯罪の片棒を担がされるのはとばっちりもいいところです。

経理責任者のリスクを再認識


この辺のニュースを見ていると、
自分のサラリーマン時代の職務というのも、
結構リスクが高いものだったかも?と思ってしまいます。

自分から進んで不正を働くことはないにしても、
組織なり同僚なりの犯罪に知らずに加担するとか、
不正行為を見抜けなかったというリスクは否定できませんからね。

まあ、自分的には何事もなく退職できて良かった...
というのを改めて認識する機会にはなりました。

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2023年12月19日火曜日

【悪夢?】なぜFIREしたのか?を熱弁する夢を見た

FIREした理由を同期に熱弁する夢


仕事に関する悪夢というのは未だに定期的に見るのですが、
ちょっとその変則とも言える悪夢を見ました。

夢の前段は覚えていないのですが、
エスカレーターに最初の会社時代の同期と乗っていて、
そこで自分がなぜFIREをしたのか熱弁するという夢です。

その熱弁の内容ですが、

「最初の会社を辞めた理由は自分が評価されていないから。
 ただ、転職をしても評価されることはなかった。
 これでわかったのだが、自分が評価されることは今後も一切ないということ。
 これについては自信があるよ、絶対にどこでも評価されないって。
 なので、今度は会社を辞めたというより、サラリーマンを辞めたんだ!」

といったものです。

こうして改めて書きますと、負け犬の遠吠え度100%で、
実社会で本当に言ったら相当恥ずかしい話ですね...

ただ、結構自分の気持ちを正直に表している部分はあります。

誰にも評価されないというよりも...


私のサラリーマン時代の評価ですが、
本当のところはよくわからない部分はあるものの、
誰にも全く評価されていないということはなかったような気がします。

しかしながら、昇進とか異動が関わる時期となると、
なぜが私に対して好意を全く持っていない人が、
人事評価の責任者になっていたことが多いです。
特に、最後に辞めた会社はこの傾向が強かったです。

この辺の事情については今冷静に考えても、
自分が全く評価される気がしないのは事実です。

ただし、こういった運命的な巡り合わせというものは、
心置きなくFIREへ突き進むという意味においては、
全くのマイナスというわけでもなく、
ある種の自分の運命的なものを感じてしまいますね。

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2023年12月18日月曜日

定期歯科検診終了 ~ 何故か多忙で歯医者に行けなかった時期を思い出す ~

定期歯科検診終了


7か月ぶりに歯医者に行って、定期歯科検診を受けて、
歯石の除去を行ってまいりました。

虫歯等の治療の必要はなく、
歯石除去を2回に分けて行い無事終了、
また、半年後をめどに来てください!となりました。

ちなみに、代金は4,270円となりました。

親知らずが悪さをするかも?


「虫歯等の治療の必要はない」と書きましたが、
50代半ばのおじさんなので、
口腔内に問題がないわけではありません。

まずは、歯が時々しみるみたいになる問題ですが、
これは知覚過敏だそうで、
薬で治るとかそういうものでもないので、
引き続きハミガキをきちんとしてね!ということ。

もう一つが奥歯の違和感ですが、
これは親知らずが奥歯に作用しているらしく、
確かにレントゲン写真をみるとそれがわかります。

今のところは親知らずを抜くほどではないものの、
ひどくなったら考えましょう!とのこと。

親知らずは1本だけ抜いたのですが、
その時は1週間以上痛みに苦しんだので、
できれば抜きたいのですが、どうなることやら...です。

歯科定期健診にすらいけないサラリーマン


私が通っている歯科医とは既に20年くらいの付き合いで、
最初は先代の先生に診てもらっていましたが、
数年前から息子さんに診てもらうようになりました。

そういえば、仕事が忙しい時期には7年くらい歯科検診も受けられず、
先代の先生にチクりと言われたのを何故か思い出しました。

まあ、病院くらいはいつでも行けるのがセミリタイア生活、
この辺のメリットは思ったより大きいのを再認識したと言ったところです。

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2023年12月17日日曜日

FIREより遥かに危ない!住宅ローンを65歳過ぎても払う人生設計

FIREは危なっかしい生き方?


FIREは基本的には労働から収入はないので、
資産が大きく毀損するような事態が生じれば、
FIRE生活そのものの基盤が崩れることとなります。

しかしながら、多くのFIRE生活者はそれなりに資産分散をしていることから、
あまり資産を持たずに、労働収入のみに生活を依存している人に比べれば、
遥かにリスクが少ない生き方ではないか?と思います。

65歳までの安定収入を前提にする


もちろん、労働者の多くはそれなりの貯金もあるでしょうから、
生き残る確率は「資産ある労働者」の方が高いのは当然かと思います。

ところが、資産があるどころか、負債のある労働者となると話は異なります。

会社の元同僚に多かったですが、仮に家を売ったとしても、
住宅ローンの完済は難しいというタイプがこれに当たります。

実際問題、住宅ローンの完済年齢が65歳を超えていたりして、
そっちの方が心配になってしまいます。

一応人生設計的には、

・65歳まで働く
・退職金で繰り上げ返済

というものらしいですが、どちらも結構危うい気がしますね。

FIREよりリスキーなサラリーマンは多い


FIREが危ない!みたいな記事を読んでいていつも思うのが、
こういったローンを抱えたサラリーマンの話で、
どっちが危ないんだよ...ということですね。

ちなみに、件の元同僚の話で言えば、
65歳までの雇用はかなりアヤシク、
仮に雇用されても給料が激減するリスクは高いです。

また、退職金がいくら貰えるかは正確に把握していません。

私から見ると、早期退職より遥かにリスキーな生き方かと思いますが、
FIRE批判者の方からみると、こういった人達はどんな風に見えるのでしょうかね?

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2023年12月16日土曜日

【そうかな?】独身 = 孤独 = 不幸という図式

孤独に耐えて独身でいよう!


とあるYouTube動画を見ていたら、
「孤独に耐えて独身でいよう!」
というようなメッセージを発信していました。

動画の内容は、結婚すると手続きが色々面倒...みたいなもので、
ちょいとタイトルとは異なるかな?とは思いましたが、
一般的には、

独身 = 孤独 = 不幸

という見方はあるように思えます。

これについては、若干の違和感があるので、
ちょっとこの件について触れてみたいと思います。

”独身 = 孤独”なのか?


まずは”独身 = 孤独”は本当かについてです。
孤独を軸に考えると、独身は以下の2つに分けられます。

① 独身で孤独を感じている
② 独身だが孤独を感じていない

当たり前の分類ではありますが、
例えば、昔の私の上司のように、
独身は全員①だと思っている人がいます。

そして、こういう人が、
「今日家で夕飯がないから、夕食を付き合ってやるよ!」
などと、迷惑な誘いをしてくるのです。

それはさておき、独身者の方が友人とのネットワークが強く、
また、家族にお金を使う必要もないので、
積極的に趣味の会合や飲み会などに参加しているイメージが私なんかにはあります。
(特に女性)

この手の人は、特別、孤独を感じることも少ないのではないでしょうか?

孤独だから不幸なのか?


それでは、独身で孤独を感じていると不幸なのか?
これも、当たり前ですか、以下のように分類されます。

③ 独身で孤独を感じ、それは不幸だと感じている
④ 独身で孤独を感じているが、全然不幸だと思っていない。
 (むしろ孤独が好き!という人も...)

孤独と言えば孤独かもしれないが、それが不幸か?というと、
全然そんなこと感じないよな~という人も多いのでは?と思います。

むしろ、仕事でクタクタになって家に帰って、
家族サービスをするなんて考えただけでも眩暈が...
ということを言う人も会社にはいました。

”独身 = 孤独 = 不幸”と思っている人は多い?


まあ、私なんかについて考えてみても、
独身で孤独を感じることはないとは言えないまでも、
友達がゼロ人というわけでもなく、
それなりに楽しくやっているつもりではいます。

私の同年代で独身の人を見ても、
私なんかより遥かにアクティブに活動している人が多いです。

ただし、世間一般ではこのような見方をする人は、
それほど多くはないのかもしれませんね。

実際問題、“頂き女子りりちゃん”みたいな人に騙される中高年も、
”独身 = 孤独 = 不幸”という認識が根底にありそうなので、
孤独問題に対する注意は必要ではないかとは思いますが...

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