2023年12月17日日曜日

FIREより遥かに危ない!住宅ローンを65歳過ぎても払う人生設計

FIREは危なっかしい生き方?


FIREは基本的には労働から収入はないので、
資産が大きく毀損するような事態が生じれば、
FIRE生活そのものの基盤が崩れることとなります。

しかしながら、多くのFIRE生活者はそれなりに資産分散をしていることから、
あまり資産を持たずに、労働収入のみに生活を依存している人に比べれば、
遥かにリスクが少ない生き方ではないか?と思います。

65歳までの安定収入を前提にする


もちろん、労働者の多くはそれなりの貯金もあるでしょうから、
生き残る確率は「資産ある労働者」の方が高いのは当然かと思います。

ところが、資産があるどころか、負債のある労働者となると話は異なります。

会社の元同僚に多かったですが、仮に家を売ったとしても、
住宅ローンの完済は難しいというタイプがこれに当たります。

実際問題、住宅ローンの完済年齢が65歳を超えていたりして、
そっちの方が心配になってしまいます。

一応人生設計的には、

・65歳まで働く
・退職金で繰り上げ返済

というものらしいですが、どちらも結構危うい気がしますね。

FIREよりリスキーなサラリーマンは多い


FIREが危ない!みたいな記事を読んでいていつも思うのが、
こういったローンを抱えたサラリーマンの話で、
どっちが危ないんだよ...ということですね。

ちなみに、件の元同僚の話で言えば、
65歳までの雇用はかなりアヤシク、
仮に雇用されても給料が激減するリスクは高いです。

また、退職金がいくら貰えるかは正確に把握していません。

私から見ると、早期退職より遥かにリスキーな生き方かと思いますが、
FIRE批判者の方からみると、こういった人達はどんな風に見えるのでしょうかね?

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4 件のコメント:

  1. 私が仕事してきた外資系企業では長期の住宅ローンを組んだ人はあまりいませんでした。ローンを組んで住宅を買った人も、アベノミクスの値上がりで売った人が多かったです。リーマンショックで、リストラされてローンが払えなくなり家庭が崩壊した同僚を見てしまうと怖くて長期ローンは組めません。外資系だと給料が高い50代はリストラ対象になりやすいですから。

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    1. 住宅の値上りで売却するのは賢明な選択ですね。おっしゃる通り、50代でリストラや役職定年のリスクを考えると、長期のローンというのはかなり怖いものがあると思います。

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  2. 住宅ローンが退職金にまで食い込むのはちょっと縛られすぎにも思います。実際にはどこかの段階で相続などでの繰り上げ返済が可能になるのかもですが、抱えてしまった不動産をその先どうするよ問題も生じるのですから、65歳から仮に30年暮らすとして、ん?と考えてしまいますわ。

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    1. 上記の例は、いざとなれば退職金がある!という事らしいですが、かなりの確率でいざという時がきそうな方もいます。不動産は修繕等の問題もありますから、買ったから安心というわけでもないところも問題ありかと思います。

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