2024年1月31日水曜日

「独り身高齢男性は定年後も働くべき」には違和感

「独り身高齢男性」の大量発生リスク?


またもや、「独り身高齢男性」を問題視する記事が出てきましたね。


記事内では、仕事上の人間関係しかない人は定年後が危うく、
話し相手のいないヒマな高齢男性が、
お客様相談室に迷惑電話をするクレーマーになるかも?
みたいな論を展開しています。

確かに、スーパーやジムなどでクレームをつけている高齢男性や、
仕事と関係のない会話を店員としようとする高齢男性が多いのは事実です。

筆者は解決策として、会話する場所を増やすことを提唱していますが、
個人的にはちょっとどうかな?と思うところはあります。

サラリーマン時代は会話があったが...


特にちょっと私とは考えが異なるかな?と思ったのが、
こちらになります。

"前掲したグラフにある通り、高齢一人暮らし男性は女性よりも「仕事が楽しい」と感じる割合が高くなっています。仕事の内容自体が楽しい人もいるでしょうが、大部分は「仕事に行けば、そこで誰かしらと会話ができるから」です。高齢の一人暮らし男性は、定年退職後も、何らかの形で別の仕事を見つけるなどで「仕事場に行く私」という環境を作ったほうがいいでしょう。現役時代と同じ仕事や待遇を求めてはいけません。あくまで、老後の人生を豊かにするための環境として、自分自身を仕事場へと運ぶのです。週5日働く必要はなく、2~3日でも十分です。” (引用元) 仕事もない、話し相手もいない、やる事もない…これから日本で大量発生する「独り身高齢男性」という大問題"
そもそも私は仕事が全然楽しくなかったので、
これについて語るには不適格かもしれませんが、
仕事が楽しい理由が
「仕事に行けば、そこで誰かしらと会話ができるから」
というのはどうでしょうかね?

確かに、話をしていて楽しい人が一人もいないとは言いませんが、
それ以上に、話をしたくない人のが多かったですね。

やっと、そういう環境から解放されたのに、
またまた、上下関係のある職場に会話をしたいから戻るというのは、
個人的にはちょっと違う感じです。

早期退職者には当てはまらない...


まあ、会社が大好きで、会社の人間関係がすべてだったみたいな人は、
定年後も仕事を軸に生活した方がよいのかもしれません。

ただ、会社が嫌で早期退職したような人にとっては、
その理由がむしろ人間関係だったりするケースも多く、
記事で書かれているようなことは解決策にはならないのでは?
という素朴な疑問を持ちましたね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月30日火曜日

FIRE生活者は雇用調整弁になりうるのに...

FIRE生活者が雇用調整の役割を担う?


昨日は、「FIREを目指す人が増えると世の中よくなるのでは?」
という話を書かせて頂きました。

この理屈を景気サイクルに当てはめて考えますと、
FIRE生活者というのは潜在的労働力であり、
雇用調整に重要な役割を果たすことができるかもしれない...
という風にも思いました。

不景気時には働かず、好況時のみ働く


FIRE生活者というくらいですから、
基本的には働く必要はありません。

なので、不況で働き場所を見つけるのに苦労するような時期は、
働かなければ生活できない人にポストを譲る意味も含めて、
FIRE生活者は働かずに生活すれば良いかと思います。

一方、好況時で人出不足が深刻な時期であれば、
まあ、働いても良いか...とばかりに働けば良いと思います。

好況時であれば時給も相対的に高いでしょうし、
雇う側もおいそれとはクビにもできないでしょうから、
パワハラなどのリスクは相対的に低く、
労働環境は比較的良いことが期待できます。

また、基本的にはFIRE達成済みという強みがあるので、
すぐ怒鳴るようなバカ上司がいる職場については、
すぐ辞めれば良いわけです。

現実的には厳しい


まあ、実際問題としてFIREするような人は、
そもそも働きたくないからFIREしたという側面が強く、
時給がいくらになろうが絶対働かない人も多いかとは思いますが、
パワハラとか面倒くさい人間関係は一切ないことが保証され、
限定された期間や時間であれば働いても良いという人は一定数いると思います。

ただし、そもそも50代というだけでアウトだったり、
派遣やバイトに対して居丈高な態度をとる人が多い現状では、
FIRE生活者がちょっとだけ社会の役に立とうと思っても、
現実的には難しいでしょうね...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月29日月曜日

「FIREを目指す人が増えると世の中よくなる」という理屈

FIRE批判の典型 - 全員がFIREしたら...


FIRE批判の典型として、

全員がFIREしたら誰が働くんだ?

というのがあります。

そんな心配をしなくても、
仕事大好きな人は世の中多いですし、
そもそも、FIREできるだけの資金を貯められるのは、
収入的にも支出的にも多くの人には無理じゃないかと思います。

ただ、私はFIREを目指す人が増えるのは、
世の中的には良い影響を与えるのでは?
と半分くらいは本気で思っています。

FIREする人が増える = 労働者が減る


その理屈は以下の通りになります。

FIREする人が増えるということは、
労働する人が減るということです。

となると、需要と供給のバランスにより、
労働者の賃金が上昇するという方向へ行きます。

この時点で、そこそこの給料が貰えるのであれば、
FIREから労働市場へ戻ろうという逆の動きが出るかと思います。

また、FIREをするような人は、
単純に給料を上げただけは働こうとは思わないので、
労働環境の改善、特に、パワハラなどを厳しく取り締まる等、
企業側の対策が必要になってくるかと思います。

本当にこれでホワイトな職場になるのであれば、
それなら働こうという人もでてくるでしょう。

また、そもそも論としてですが、
すべての人がFIREに近い状態となり、
働かなくても食べていけるのであれば、
不人気で賃金が安くハードな仕事につく人はいなくなります。

となると、これらの仕事の内、社会に必要不可欠な仕事、
こういった仕事の賃金は大幅に上昇する方向へ行くのではないか?
と思うわけです。

資本が生み出す利潤は減少


一方、FIREをする人が増えるということは、
資産を持っている人が増えるということですから、
資産の価値は相対的に減少していくと考えられます。

また、ハードな仕事で低賃金で働く人は減り、
こういった人達の賃金は上昇し、
企業の利潤はその分圧迫されて、
経営層の報酬や資本家の利潤も減ることが予想されます。

となると、「働くことが報われる世界」に近づいていくのでは?と思われます。

ハードで低賃金な労働にはすべての人がNOと言える


以上の理屈は、私が「風が吹けば桶屋が儲かる」式に考えたもので、
理論構成は穴だらけだとは思いますが、
ハードな仕事にはそれなりの報酬を貰わないとやってられないよ!
とすべての人が言える状態にする為には、
すべての人がFIREまでいかなくても、
それなりの資産を持った状態にならないといけないのでは?とは思います。

まあ、マクロ的にはこのような世界が訪れる確率は極めて低いですが、
個々人として、ハードで低賃金な労働から逃れるには、
FIREが手っ取り早い方法であるのは間違いないかと思います。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月28日日曜日

セミリタイア生活 ~ 当初の計画なんてどうでもよくなったかな? ~

セミリタイア前の計画


昨日、街歩きをしていて突然頭に浮かんだのが、
セミリタイアする前に、セミリタイアしたらこれをやろう!
みたいな計画について、結構どうでもよくなっているかな?
ということです。

今現在の生活で、良い意味でアバウトになってきているかと思います。

計画的なセミリタイア生活のはずが...


サラリーマン時代に思い浮かべていたセミリタイア計画ですが、
旅行と読書という柱については変わっていません。

ただし、旅行については、1年に2回は最低海外旅行、
残りの人生で行きたいところで行っていないところを、
一つずつ計画的に潰して行く...なんて思っていましたが、
そんなことは気にせず、行きたい時に行きたいところへ...
という風に変わってきています。

読書も哲学・歴史などをある程度体系的に学び直すと考えていましたが、
結局のところは推理小説ばかり読んでいる感じになっています。

セミリタイア生活はアバウトで良い


それでは計画通りに行っていないのがダメかと言うと、
そんなことはないかな~と思っています。

そもそも、計画を立ててその通りに実行する!というのが、
受験や仕事の延長線上の発想のように思えます。

50代に入ってようやく、
やりたい時にやりたい事をやれる環境になってまで、
計画に縛られることはないのかな?と今では思っています。

まあ、傍からみれば随分といい加減な生活であり、
ひょっとして80代とかになってそれを後悔する可能性がありますが、
まあそれはそれと言ったところですね。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月27日土曜日

【セミリタイア生活 × 飲酒】ストロング系安酒前提の計画はお勧めできない

アサヒビールが酎ハイ度数抑制へ


身体によくないのでは?と語られることの多いストロング酎ハイですが、
アサヒビールが度数抑制に動くとのことです。

"アサヒビールが、今後発売する缶酎ハイの新商品のアルコール度数を8%未満に抑える方針であることが26日、分かった。近年「ストロング系」と呼ばれ低価格で酔いやすい高アルコールの酎ハイが人気を集める一方、健康障害のリスクが懸念されている。アサヒは健全で持続可能な飲酒文化を目指し、高アルコール商品の展開を控えることにした。  (引用元) アサヒ、酎ハイの度数抑制へ 新商品、アルコール8%未満"
健康面を考えると、なかなか良い取り組みでは?と思います。

サラリーマン時代の飲酒事情


私のサラリーマンの時代の飲酒事情ですが、
記憶に残るところの定番の飲み方としては、
ビールロング缶 (500ml) + 缶チューハイ (350ml)でした。

ストレスの多い時代だったので、
これは必要経費と言ったところでしたね。

ただ、これでも飲み足りないと思う事もあって、
缶チューハイをストロング系に変えたこともありましたが、
翌日の寝覚めがとんでもなく悪いのですぐやめました。

単純にアルコール摂取量の問題もあるかと思いますが、
体質的な相性も含めて、質的なものもあった気も致します。

アルコール摂取量は自然に減少


セミリタイア生活に突入してからは、
ストレス減少から飲酒量はナチュラルに減っていきました。
今は、350mlの缶ビール一本だけで満足と言ったところですね。

実際問題としては、セミリタイアしたての頃は、
昼間から飲みたい衝動に駆られたこともあったのですが、
ある程度経ったら、全くそういう願望はなくなりました。

そのせいで、肝機能の数値も正常の範囲内におさまり、
健康的な生活を過ごしている感じはします。

私の経験を一般論化して良いかは微妙ですが、
セミリタイア生活に入ればストレス解消の為の飲酒はほぼなくなりますので、
ちょっとだけ良い酒を少量飲む計画で良いのでは?と思います。

そういう意味では、
ストロング系の安いお酒を飲むことを前提としてセミリタイア支出計画については、
やはりお勧めできないかな?というのが個人的な感想ですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月26日金曜日

【脱・精神論】サッカー日本代表への批判でサラリーマン時代の理不尽な叱責を思い出す

ミスしてヘラヘラ笑ってちゃダメ


サッカー・アジアカップで、日本代表はインドネシア代表に勝ちましたが、
試合内容に対してセルジオ越後氏が厳しいコメントを発しています。

"この日のスタメンで、完全なレギュラーはMF遠藤とDF冨安の2人だけだよね。他の選手はせっかくもらった機会を生かさないといけないのに、ミスしてヘラヘラ笑ってちゃダメだろう。2年後に迫ったW杯北中米大会のキックオフの笛は、ベンチに座って聞くことになるんだぞ。自宅のテレビの前かな。  (引用元) 【セルジオ越後】ミスしてヘラヘラ笑ってちゃダメ 地上波のテレビ放送が手を出さないのも納得"
ヤフコメを見ても、セルジオ越後氏に同調する意見が多いことから、
多くの人には、この試合から日本代表の必死さのようなものは伝わらなかったようです。

本当にヘラヘラしていたのか?


ただ、私がこの手の話を聞いても素直に賛同できない部分もあります。
と言うのも、サラリーマンで若手の時代に、
同じようなことを散々言われてきた経験があるからです。

例えば、仕事量が多く、早出残業をしても終わらなかった時に、

「仕事に集中していなから終わらないんだ!」

と怒られたり、ちょっとした仕事のミスでも、

「ヘラヘラ仕事しているからミスするんだ!」

と難癖をつけられたりしました。

仕事が終わらない理由は単に仕事量が多いからだし、
仕事のミスなどどんな気を付けても発生します。

こういったものをすべて精神論的なもののせいにして叱責する、
それでいて、どうすれば仕事が早く進むとかミスが減るかといった、
建設的なアドバイスはゼロ...
こんなことばっかりだったので、
この手の話を聞くと本当かな?と疑ってしまうわけです。

何を言われても精神論は大嫌い!


ヤフコメでも少数意見ですが、
「ミスした後にへらへらしてゴマかしているわけではないと思う」
という意見もあります。

日本代表にまで呼ばれて、せっかく試合にでて、
ヘラヘラ試合なんかしないんじゃないか?
と私なんかは思ってしまいますが、
実際のところは私にはわからないところです。

まあ、そんなわけで精神論が大嫌いな私ですが、
会社には精神論大好きおじさんで溢れている印象です。

なので、セルジオ越後氏のような批判をスポーツメディアを見ると、
個人的にはサラリーマン時代の嫌な思い出が蘇ってしまうのですね...

セミリタイアしたので、
こういった精神論で叱責されることは金輪際ない!
というのがせめてもの救いといったところです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月25日木曜日

早期退職には追い風! ~ 昨今の新入社員を大事にする傾向 ~

最近の新入社員は甘やかされている?


ちょっと前の話になりますが、
親族が社会人1年目だという知人の話を聞きました。

その方の結論を先に言ってしまうと、
新入社員をこんなに甘やかして大丈夫か?
という懸念を持たれており、
新入社員なんてビシビシと鍛えなければだめじゃないの?
という感想を持っていました。

その甘やかしているポイントをまとめますと

・残業は基本的になし
・先輩が優しい(怒ったりもめったになく、怒鳴ることなどない)
・給料が高い

と言ったところです。

この背景には、人手不足で新人に辞められたら困るので、
不必要なまでに新人を甘やかしているのではないか?
とその人は推察していますが、どうでしょうか?
今までが異常で、普通になってきただけのような気もしますが...

付き合い残業という悪しき習慣


例えば、私が新人の頃など、付き合い残業という悪しき習慣がありました。
先輩より先に帰るのはケシカランという話です。

こんなことがまかり通る背景には、
残業しても残業代がつかないということもありました。

今は残業しても残業代がつかないなんて一発アウトの会社が多いでしょうから、
やることないならとっと帰れ!が経費削減にもなるわけです。

若い世代は冷静に見ている気もする...


仮に若い世代が甘やかされているとしたところで、
若い世代はこの辺りは冷静に見ている気もします。

というのも、40~50代の社員が冷遇されている実態というのも、
実際に見ているでしょうから、
自分のキャリアがずっと安泰であるとか、
先輩が優しいから増長するとか、
そういうのはあまりない気も致します。
不景気な時代が長かったですからね...

早期退職には追い風か?


早期退職を狙う立場から言えば、
20~30代に比較的高給を貰って、
それほど厳しいことも言われずにサラリーマン時代を過ごし、
冷遇される40~50代に入るまで会社を辞められれば、
理想的な展開になるのかもしれません。

まあ、先に例を出した新入社員ですが、
日本を代表する大企業に就職された方なので、
一般化するのは無理があるとは思いますが、
新人の扱いは我々時代よりは確実に良くなっているようで、
その点は良い傾向なんじゃないでしょうか?
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月24日水曜日

”セミリタイア生活 = 投資で大儲けした”という誤解を受けた!

セミリタイア資金に対する誤解


先日、私がセミリタイア生活を過ごしていることを知る知人との会話で、
ちょっと気になることを言われました。

大前提としてですが、

「私は会社を辞めて手持ち資金で暮らしている」

程度の事しか、その知人には言っておりません。

ただそれがどういうわけか、

・投資で遊んで暮らせるだけの資産を築いた
・投資収益だけで暮らしている

という話になっていました。

いやいや違いますって!

セミリタイア資金の源泉は労働収入


セミリタイア生活に入られている中には、
投資で財産を築いたと言っても良い方も多いでしょうが、
私の場合はそういうと言い過ぎかと思います。

基本的には労働収入をコツコツ貯めたものがセミリタイア資金の源泉で、
投資が寄与した分はせいぜい2割くらいじゃないでしょうか?

また、私は年金受給開始までの生活費の捻出は資産の取り崩しがメインで、
投資収益だけで暮らせるようなプランにはなっていません。

今はたまたま資産が増えていますが、
これが未来永劫続くとは思っていません。

なぜこのような誤解が生じるか?


なぜこのような誤解が生じたのか?

第一に、この方は仕事がそれなりに充実していて、
更に、それなりの稼ぎがあったという事で、
投資などには一切興味を示さなかったことが挙げられます。

まあ、この点についてはこの方は私とは真逆で、
好きな仕事してそれなりに稼げれば、
それを何としても増やそうとか、
なるべく早く会社を辞めようとかにはならないでしょうから、
羨ましい部分もありますね。

ただ、「投資をしている」と聞くとそれだけで、
「大儲けしている!」みたいな発想になるのはいかがなものか?

また、私は中年男性の一人暮らしということで、
生活費がそれほどかかりません。

妻子持ちの方とはこの辺がまるで違うわけで、
その辺の話をすると、なるほどという感じにはなっていました。

まあ、この方にどう思われようが私には特に影響はないのですが、
結構この手の誤解を受けることはあります。

ただ、何か楽してお金儲けして暮らしているみたいに思われると、
サラリーマン時代に嫌な事を十分経験した結果の今なので、
ちょっとそれは違うかな?と違和感を覚えた次第です。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月23日火曜日

突然の株高で一挙にセミリタイア目標金額に達成したら速攻で会社を辞めるか?

日経平均・バブル後最高値を更新


昨日の日経平均株価が先週末より583円高い3万6546円で取引終了、
バブル後最高値を更新しました。

それにしても、ここまで好況感を感じないのに、
株価が上昇しているというのは気持ち的には変な感じです。

セミリタイア済み、FIRE済みの方の中には、
資産残高も過去最高を更新という方も結構いるみたいですね。

私は預金比率が結構高い関係上、
資産残高の過去最高は更新していませんが、
流石にここのところは働いてもいないのに資産が増えている状態です。

予定より早く目標金額に到達!だが...


このような株価状況ですから、
知らない間にセミリタイア目標金額に達成してしまった!
なんて人も一定程度いそうですね。

ただ問題は、この株価水準で目標金額に達成したからと言って、
そんじゃ~会社を辞めます!で良いのかということです。

セミリタイア目標金額を達成したら資産を全額定期預金にして、
そこから年金支給開始まで預金を取り崩して生活します!
というのならそれもOKかもしれませんが、
そんな人はあまりいないかと思います。

例えば、セミリタイア目標金額として3千万円を見込んで、
昨今の株高でその水準に到達!会社に速攻辞表を提出、
有給消化を楽しんでいたら株価が暴落...
実際の退職日には資産が2千万円まで減少...
ということもないとは言えません。

私なら様子を見るかも...


こういった暴落に対するリスクヘッジは万全の方もいるでしょうし、
むしろ、暴落を見込んで更にひと稼ぎしよう!という人もいるでしょうが、
もし私がこのような状況に置かれているのなら、
もうちょい様子を見るかもしれません。
チキンな性格なものですから...

ただ、今回の株価上昇はタイミング的にはかなり良いと思うのですね。

私は4月からの新年度の新規20日間の有給休暇付与と、
上期賞与を貰ってからの退職を推奨する立場から、
6月末での退職がベストと思っています。

この株価傾向が継続するならば、
3月末の人事面接時に退職届を出して4月は引継ぎに使えば、
40日間の有給消化で5月・6月は実質的に働く必要はないことに加えて、
夏季賞与も満額貰えます。

まあ、嬉しい悩みとも言えますが、
結構難しい問題かもしれません。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月22日月曜日

”シニア派遣の闇”を聞き、働きたくない気持ちが強まる...

シニア派遣の闇!


セミリタイア生活でそれなりにお金のありそうな人でも、
結構な頻度でバイト生活をしている人もいますが、
それをずっと続けるのは困難かも?という記事がこちらです。

"「シニアは体力面に限界があり、雇ってくれる場所に限りがある。派遣労働者を守る仕組みが今の日本にはないのに、切羽詰まったシニアは人材派遣に頼らざるを得ないため、事故が絶えないのです」
最近では隙間時間を活用できる単発バイトサービスが急増しているが、ここでも必ず事故は起きると中沢氏は語る。「1時間1500円の仕事をもらったとしても、派遣先が遠いうえに交通費ゼロもザラで、労災の補償もない。実は怖い世界だと、まだシニアは気がついていません」まっとうな人材派遣会社はもちろん存在するが、暗躍するシニア派遣の闇にはご用心。  (引用元) 「汚ねぇな、出ていけ!」60代男性が目の当たりにした“シニア派遣の闇”。給料カットや交通費ゼロもザラ"
記事では、多めに呼んでいた人員を無給で帰すとか、
早く業務が終了したらその分ギャラをカットするなどは当たり前ともあり、
60代男性の立場の弱さを感じさせる話もあって、
読んでいるだけで気分が悪くなる感じがします。

前職の延長以外は厳しい...


私の友人・知人関係で60歳以降も働くつもりの人に聞いても、
定年延長だったり関係会社への出向だったりと、
ある程度内情がわかっているケースがほとんどです。

そういう意味では、記事にあるようなひどい目にあう確率は低いです。

一方、私のように中途半端な時期に会社を辞めて、
頼れる元上司・同僚なんて存在が皆無の人間にとっては、
これから働くとしてもシニア派遣くらいしかないかな?
という感じになります。

となると、記事にあるようなとんでもない扱いを受ける可能性が高いのでしょう...

「働かなくて良い」を最優先に!


この辺を改めて考えてみますと、
セミリタイア生活の今を楽しむということよりも、
60代になって働くリスクを回避するのが何よりも大事な気がしてきました。

私は70歳以降の年金繰り下げ受給、
それ以降は年金の範囲内で暮らす計画ですが、
それまでに万一にも資金枯渇することがないように、
運用面・支出面に気を配りたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月21日日曜日

セミリタイア生活で水を買うべきか?

お隣りはサントリー天然水を利用


以前、お隣りはウォーターサーバーを利用しているという話を書きましたが、
どうやら、サントリー天然水を利用している模様です。
部屋の前に巨大な箱が置いてありました。

ちょっと気になって公式サイトを調べたところ、
ウォーターサーバーをレンタルするコースだと、
7.8Lの水が3箱で月額4,374円からとのこと。

まあ、払えない金額ではないですが、
普通にペットボトル水を買うよりはかなり割高です。

また、ウォーターサーバーに加えて、
あの巨大な水は結構スペースを取るので、
今の私の家に置くのはちょっと難しい感じです。

今現在の「水」戦略


それでは、私の飲料水関係の戦略ですが、
以下の通りとなっています。

・基本的にはスーパーの無料水(1回3.8L)を利用

・ウイスキーの水割り、ちょっと良い食事等の時に飲む為に、
 エビアンなどの水も用意

・これ以外に防災対策用として18Lの飲用水確保
 → 定期的にこちらからも消費

なお、スーパーに水だけ汲みに行くことはなく、
基本的には買物のついでに行っております。

また、タイミング的にスーパー水がきれている場合、
普通に水道水を使ってコーヒーやお茶をいれています。

「美味しさ」「安全」「手間」という要素


安全とコスパを考えれば、断然スーパーの無料水が有利かと思います。

ただし、美味しさと手間を考えると、
ウォーターサーバーに軍配が上がります。

そして、家のスペース面とコスパ(ウォーターサーバー比)を考えると、
2Lペットボトルを宅配で買うのが良いのかな?と思います。

まだ今のところは、体力的にも水を購入して持ち運べますが、
恐らくあと数年もするとそれもしんどくなるでしょうから、
2L × 6 のペットボトル水を通販かスーパーの宅配で購入という形になりそうです。

まあ、インフレが今以上に進行するとか、
手持資金が大幅に毀損するとかいう事態になれば、
水にお金を使う余裕はなくなるかもしれませんが...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月20日土曜日

早期セミリタイアには大卒より高卒有利が覆るかも?

高卒・大卒論争にも異変が!


昨日は、第一生命HDの初任給が32万1000円になり、
このくらい貰えるのなら、とっと会社を辞めたいセミリタイア希望者にとっては、
強烈な追い風になるという話をしました。

そして、こういった金融機関の初任給アップの影響は、
セミリタイアを目指すには高卒と大卒のどっちが有利か?
という論争にも異変が出てくるかと思います。

大卒有利の可能性が出てきた?


私個人の選択としては、セミリタイアを結局目指すにしても、
大卒の道を歩みたいとは思っています。

理由としては、純粋に大学時代が楽しかったことと、
大卒の方が仕事の選択肢が広がると思うからです。

しかしながら、仕事なんてどれもつまらないので、
とりあえずまとまったお金をなるべく稼ぐのが先決!
ということでしたら、圧倒的に高卒が有利ではないかと思います。

例えば、セミリタイア資金を2千万円と仮定すると、
高卒・大卒でどちらが早く貯められるのか?と言えば、
大学の学費も考えると圧倒的に高卒が有利かと思います。

この主たる理由というのが、
一流と呼ばれる企業であっても、
20代はそれほど給料が上がらないところが多いからというのが挙げられます。

ところが、第一生命HDのように、
初任給で一般労働者の月額給与の平均を越えるともなれば、
話は変わってくるんじゃないかな?ということです。

Financial Independenceをまずは目指すもある


まあ、そうは言っても、
そういう一流企業には誰もが入れるわけでもないし、
そもそも仕事内容に全く興味が持てないとか、
こんなのは関係ない人が多数なのかもしれません。

ただ、こういう企業に入れるチャンスのある方は、
Financial Independenceに早々と到達できる可能性が増えたのは、
間違いないことかと思います。

そういう意味では、色々な選択肢が出てきて、
面白い時代になってきたという印象がありますが、
実際はどうなんでしょうかね?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月19日金曜日

初任給32万円なら爆速でセミリタイア可能か?

第一生命HDの初任給が32万円!


随分と景気の良いニュースが飛び込んできました。

"第一生命ホールディングス(HD)は2024年4月入社の新入社員に対する初任給を現在の27万6000円から32万1000円に引き上げる方針だ。国内大手金融機関で最高水準となる。人材の獲得競争が激しさを増す中、優秀な人材の確保や定着につなげる。(中略) 他の金融機関では、野村証券が24年度の初任給を24万5000円から26万5000円に引き上げる方針。23年に13年ぶりに初任給の引き上げを決めた三菱UFJ銀行は25万5000円で、三井住友銀行も同水準だ。証券や銀行も含めた国内大手金融の中で第一生命HDの初任給が突出する。   (引用元) 第一生命HDが初任給32万円に引き上げ、国内大手金融機関では最高に"
記事では第一生命HDの初任給が突出とありますが、
他の大手金融機関もこの水準まで上げることも十分考えられますね。

こういった話を聞きますと、本当に生まれた年代によって、
人生が大きく変わるということを痛感です。
氷河期世代と比べるとその差は歴然です。

セミリタイア希望者には強烈な追い風


この初任給の爆上げというのは、
早期退職希望者には強烈な追い風です。

第一生命HDの給与体系など私は全く知りませんが、
普通に考えれば30歳くらいまでは順当に上昇するでしょう。

記事内では、
"厚生労働省の調査によると22年の一般労働者の月額給与の平均は31万1800円(年齢43.7歳、勤続年数12.3年)で、入社と同時に国内平均も上回る水準となる。"
ともありますので、普通のサラリーマンがそこそこ給与も上がって、
さていよいよ早期退職に向けて貯蓄・投資をしよう!というのが、
いきなり新人からスタートするわけです。

なので、第一生命HDに就職することができれば、
普通の生活をしても2~3千万円くらいは30代前半で難なく到達、
爆速でセミリタイアが可能になりそうです。

30代で資産が充分にあれば...


まあ、第一生命HDに入られるような方々が、
入る前から早期退職を狙うなんてことはないように思えます。

ただ、この手の企業は競争も激しいでしょうから、
30代前半くらいで既に思っていたのとは違う!
という人が結構出てくると思います。

その時に、それなりの資産が築けている可能性が高いというのは、
早期退職も含めて色々な選択肢をとれるでしょうから、
この辺も含めて考えると、何とも羨ましい話に見えますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月18日木曜日

結局のところ、セミリタイア生活の楽しさを証明するのは不可能?

セミリタイア生活は楽しいのですが...


当ブログではセミリタイア生活の楽しさを発信している部分もあります。

とりあえずは、極端な節約生活をすることもなく、
時々海外旅行にもいったりして、
なによりツライ労働からは完全に解放されているわけで、
そのような生活が楽しいというのはそれなりの説得力はあるかと思います。

しかしながら、50代のおっさんの一人暮らしで、
一日の内の大部分を家で過ごし、
生きがいもやりがいもないような生活のどこが楽しいのだ?
という反対意見も存在するかと思います。

サラリーマン時代とのコントラストが第一


このような反対意見に対してどのように、
セミリタイア生活の楽しさを証明するのか?

私の場合の第一は、まずはサラリーマン時代との対比です。
自分のやりたい仕事でもないことをやらされ、
パワハラ的叱責を多く受けて、
土日も心休まることがなかったので、
そこから解放されただけでも儲けものといったところです。

第二に、私の趣味である旅行と読書については、
かなり自由が利く立場になったことです。

流石に旅行は経済的な制約を受けますのでいつでも自由にと言うわけにはいきませんが、
年に1~2回のごく普通の海外旅行なら行くことは可能です。

読書については、ほぼ制約はないと言っても良いでしょう。

しかしこのように言ったところで、
独身中年男性は寂しいに決まっているとか、
仕事してないと人生意味がないとか、
そういった価値観の人には、
私の熱弁?もスルーされることになるかと思います。

セミリタイア生活の楽しさを証明するのは無理?


そんなわけなので、誰もが納得の行く形で、
セミリタイア生活の楽しさを証明するのは不可能かと思います。

そもそも私としては、仕事が楽しい人に仕事を辞めろというつもりもないわけで、
自分が情報を発信している対象とは異なる人に、
お前の生活が楽しいわけがない!みたいに言われると、
ちょっと戸惑う部分もあるわけですが...

まあ、逆に言いますと、
仕事が生き甲斐みたいな話が私には全く刺さらないから、
早期退職からのセミリタイア生活を選んだわけで、
説得力のないのはお互い様じゃないでしょうかね?
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月17日水曜日

70歳過ぎても働きたい!は本心で言っているか?という問題について

リタイア済みの方の反論


とある60歳でリタイア済みの方に対して、
70歳を過ぎても自分は現役でバリバリ働きたい!
という意見を述べている人がいました。

これに対するリタイア済みの方の見解は

・そもそも本当に70歳を過ぎても働きたいと思っているのか疑問
・70歳を過ぎて職があるのか疑問

といったところで、自分も基本的には同じ考えです。

本当に70歳を過ぎても働きたい人の割合は?


70歳を過ぎても働きたいと言っている人は結構いらっしゃいますが、
本当に働きたいと心の底から思っている人の割合はどのくらいなのか?
個人的にも、ここのところは気になります。

年金や資産からの収入だけでは暮らしていけない人が、
70歳を過ぎて、仕事が好きで働いていると言っても、
説得力に欠ける部分があるというのが第一点です。

逆に言うと、年金や資産収入で十分生活ができるのに、
70歳を過ぎて仕事が好きで働いている人はどのくらいいるのか?

会社のオーナーとかで、いつまでも会長とか社長に留まっている人は、
このパターンに当てはまるとは思いますが、
絶対数としては少数かと思います。

自営業なんかで商売が好きで...みたいな人も多いのですが、
年金が5万円しかないという話なんかを聞いてしまうと、
商売が好きで働いているのか、年金が乏しいから働いているのか、
ちょっと外から見ている分にはわからないケースは結構あります。

50歳でもやりたい仕事は消滅しているのに


ここで、70歳を過ぎて職があるのか?という問題もでてきます。

上述のリタイア済みの方は、
AI技術の進歩等で将来的に高齢者の職が奪われることを懸念されています。

ただそもそも現時点においても、
高齢者の多くが、高齢者の方がやりたいような仕事をしているのか?
ここに重大な懸念がある気が致します。

70歳を過ぎても働きたい!と言っている方のイメージしている仕事内容は何か?
それは本当に70歳を過ぎても職に就くことが可能なのか?

ここを掘り下げて聞けば、
70歳を過ぎても働きたい!という比率がグッと減ると思うのですが、
実際問題としてはどうなんでしょうかね?
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2024年1月16日火曜日

スポーツジムでの迷惑老人は除籍へ!

久々のスポーツジムでの迷惑老人出現!


セミリタイア生活のオアシスであるスポーツジムですが、
基本的には週6日、大浴場・サウナを中心に通っております。

また、正月期間は朝から酒を飲んでダラダラした結果、
体重が2Kg程度アップしてしまったので、
とりあえずは年末レベルに戻すべく、
プールでのウォーキングも定期的に行っております。

そのプールで、久々に迷惑老人に遭遇してしまいました。

老人同士のトラブル


プールでのウォーキングですが、基本的には6レーンあるうちの、
1レーンがウォーキング専用となっており、
このレーンは右側通行となっています。

歩く速度はまちまちなので、
遅く歩いている人は追い抜いてものよいですが、
大抵の人は追い抜かずにUターンする形で対応しています。

昨日、私がウォーキングに向かうと、
先客は70歳くらいの老人が2人いました。

そのうちの一人ですが、歩きながら怒声を発しており(多分独り言)、
私は危ないヤツなので近寄るのはよそうと、
うまくUターンを駆使しながら、
この老人からは離れて歩いていました。

しばらくすると、この危ない老人が別の老人とトラブルになりました。

どうもこの危ない老人が、別の老人の前でわざと歩く速度を遅くして進路を妨害、
その老人を別の老人が追い抜いたところ、突然キレだしたらしいです。

まあ、こんな危ない老人を追い抜いたら、
トラブルになるのはわかりそうなものだという部分はありますが、
追い抜いた老人には非は全くありません。

プール監視のお兄さんが仲裁に入ったものの、
危ない老人の怒りはおさまらずという感じでしたが、
責任者を呼ぶとなったら、なぜか逃げるようにプールから出て行きました。

迷惑老人は除籍処分へ!


迷惑をかけられた老人と責任者の会話を断続的に聞いていたのですが、
どうやらこの迷惑老人はブラックリストに載っているトラブルメーカーとのこと。

今度問題を起こしたら除籍にするみたいな話になっているらしく、
おそらく除籍を恐れてプールから逃げたと思われます。

その後、本当に除籍になるかはわかりませんが、
この手の迷惑老人が除籍になったことはあるみたいですね。

この辺も、行き過ぎた顧客第一主義の修正の流れで、
スポーツジムにも毅然とした態度で臨んでいただきたいところです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村