FIRE生活者が雇用調整の役割を担う?
昨日は、「FIREを目指す人が増えると世の中よくなるのでは?」
という話を書かせて頂きました。
この理屈を景気サイクルに当てはめて考えますと、
FIRE生活者というのは潜在的労働力であり、
雇用調整に重要な役割を果たすことができるかもしれない...
という風にも思いました。
不景気時には働かず、好況時のみ働く
FIRE生活者というくらいですから、
基本的には働く必要はありません。
なので、不況で働き場所を見つけるのに苦労するような時期は、
働かなければ生活できない人にポストを譲る意味も含めて、
FIRE生活者は働かずに生活すれば良いかと思います。
一方、好況時で人出不足が深刻な時期であれば、
まあ、働いても良いか...とばかりに働けば良いと思います。
好況時であれば時給も相対的に高いでしょうし、
雇う側もおいそれとはクビにもできないでしょうから、
パワハラなどのリスクは相対的に低く、
労働環境は比較的良いことが期待できます。
また、基本的にはFIRE達成済みという強みがあるので、
すぐ怒鳴るようなバカ上司がいる職場については、
すぐ辞めれば良いわけです。
現実的には厳しい
まあ、実際問題としてFIREするような人は、
そもそも働きたくないからFIREしたという側面が強く、
時給がいくらになろうが絶対働かない人も多いかとは思いますが、
パワハラとか面倒くさい人間関係は一切ないことが保証され、
限定された期間や時間であれば働いても良いという人は一定数いると思います。
ただし、そもそも50代というだけでアウトだったり、
派遣やバイトに対して居丈高な態度をとる人が多い現状では、
FIRE生活者がちょっとだけ社会の役に立とうと思っても、
現実的には難しいでしょうね...
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FIRE組合の皆様には、是非地域に目を向けていただきたいと思っています。お近くの店舗、施設、公共機関などでも、あれ?手が足りていないぞというところは見えてくるでしょう。公共施設がらみの外郭団体などでは、受付職の下準備やら資料整理だけでも50代以上の方にお願いしたいと訴えています。マッチングの壁だけがそそり立っているのです。
返信削除この辺りのマッチングは行政にももっと力を入れて頂きたいところです。50代以上でも、ライトなスポット仕事ならやっても良い人は多いでしょうから...
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