2022年4月30日土曜日

【理想のセミリタイア生活】ミニマリスト的アプローチで見失うもの

より自由、よりリッチが理想のはず


理想のセミリタイア生活について考えると、
資産は多ければ多いほど良く、
また、自由時間は多ければ多いほど良い、
これが基本かと思います。

しかしながら、理想のセミリタイア生活を過ごすだけの資産を貯めるには、
膨大な時間を要するので、どこかで妥協する必要があります。

例えば、60歳まで働けば1億円貯めることはできるかもしれないが、
それではリタイア年齢があまりに遅すぎるので、
50歳までに6千万円貯めるのを目標にする、
あるいは、40歳までに3千万円にするか?
この辺りは個人のライフプランによるところですが、
3千万円より1億円あった方が良いのは言うまでもありません。

必要以上のお金は無意味?


ところが、ミニマリスト的な生き方が理想だからか、
昨今は必要以上のお金を持つことが無意味という論調も目にします。

例えば、年間100万円もあれば満足いく生活ができるのに、
必要以上のお金(FIRE理論だと2,500万円程度?)を稼ぐのは無意味!
といった類の主張です。

年間100万円で十分幸福な生活が過ごせるというのは、
個人のライフスタイルの問題なので特にコメントはありませんが、
年間100万円の予算で生活するのと、
年間200万円の予算で生活するのとでは、
生活の質・自由度は全然違うはずなのに、
この辺りを同じと考えるのはかなり乱暴な議論ではないか?と思います。

ミニマリスト的アプローチで見失うもの


上記の例を敷衍して考えますと、
以下のAとBのどちらが良いか?を考えればわかりやすいかと思います。

A:35歳から年間100万円のセミリタイア生活
B:45歳から年間200万円のセミリタイア生活

年間100万円生活も200万円生活も変わらないのであれば、
Aの方が圧倒的に良いという事になります。

しかしながら、長い人生を考えれば、
Bの方が中高年以降はゆとりある生活を過ごせますので、
Bの方が良いという方も多いかと思います。
ちなみに私はBのが圧倒的に良いです。

ミニマリスト的アプローチは参考になるところも大ですが、
本当の理想的生活を見失うリスクもあるのかな?
というのが私の最近の考え方ですね。


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2022年4月29日金曜日

【FIREへの近道】節約より給与アップ!そして、FIRE願望がなくなるかも?

節約より先にやること


FIREを目指すのであれば、ある程度の節約は必須かと思います。

どんなに稼いでも、稼いだだけ使ってしまえば、
お金というのは貯まらないのだから当然です。

しかしながら、給与上昇余地のある人、
例えば、同年代に比べて給与水準が低いとか、
せっかくの資格を活かしきれていないとかであれば、
まずは給与アップを目指すべきなのかな?と思います。

例えば、年収300万円で100万円で生活して200万円の貯金をしている人が、
年収600万円にアップすれば、同じ生活レベルなら毎年500万円貯金できますし、
生活費を一挙に倍にしても毎年400万円貯金できますので、
FIREへは大幅に近づくことができます。

節約は稼いだ給料額が上限ですが、
給料アップは理論的には上限はありません。

仕事の質的変化にも期待


実は年収アップには、金銭面以外でも2つのメリットがあると思っています。

一つは、仕事の質的な側面です。
低賃金労働だと肉体的にきつい仕事も多く、
単純に楽で給料の良い仕事を目指した方がよくないか?
ということです。

二つめは、仕事が質的にアップするのであれば、
周辺環境も良化する可能性が高いということです。
これも単純な話で、二流企業より一流企業の方がまともな人がいる確率が高いので、
ろくでもない上司に当たる確率は低くなると思われます。

単に職場環境が悪すぎるからFIREを目指す?


この辺りのポイントを考えたのは、
どうも職場環境が悪すぎるのでFIREを目指しているのでは?
という方が結構多いのでは?と感じたからです。

例えば、仕事は楽になって給料が倍になります、
それでもFIREしたいですか?と聞かれれば、
それだったら仕事続けます!という人は一定数いるのでは?

FIRE達成の為に給料アップを狙って転職したら、
給料も職場環境も良くなったのでFIRE願望が後退した!
なんてのはある種の理想のような気がしますね。

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2022年4月28日木曜日

【理想のセミリタイア生活】読書三昧 VS 1日1冊 ~ 私は余韻も楽しみたいので後者 ~

怒涛の読書量 & 映画鑑賞量


FIRE達成後にセミリタイア生活に入れば、
基本的には24時間自由時間となりますので、
朝から晩まで本を読んでいようが、
映画やドラマをずっと見ていようが自由です。

読書は図書館で本を借りれば無料だし、
映画やドラマは月に2,000円も払えば見放題なので、
金銭面でのハードルはほぼない状況です。

実際に、読書三昧や映画三昧の充実した生活をされている方も多いですが、
私個人としては少しセーブするようなスタイルをとっています。

あまりに多いと印象が薄れる?


経済や歴史の本などは勉強という要素が強いので、
より多くの知識をインプットする意味でも、
朝から晩までこの手の本を読むのは問題はないと思います。

ただし、小説に関して言いますと、
1日に3~4冊も読んでいる生活をしますと、
それぞれの本に対する印象は薄まってしまうので、
何だかもったいない気がするな~なんてことを思います。

私もセミリタイアしたての頃は、
片っ端から読みたい本を読んでいましたが、
1か月くらいして「これはちょっと違うかな?」と思い始めて、
娯楽系小説に関しては1日1冊をMAXにしよう!と思って今に至ります。

そんな悠長なことは言っていられない!


ただし、映画好きの方に特に多いように見受けられますが、
見たい映画の本数が自分に残された自由時間に比べてあまりに多いので、
そんな悠長なことは言っていられない!
みたいな見方をされている方もいらっしゃいますね。

まあ、この辺りは各自の生活スタイルで、
何が正解とかはないものだと思いますが、
私は読書の余韻も楽しみつつのまったりとした生活を続けていきたいですね。

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2022年4月27日水曜日

ちょっと体調が悪いくらいが一番幸せなセミリタイア生活

体調不良からやっと回復


先般ちょっと書きましたように、喉の腫れがひどくて療養していました。
今現在、ほぼほぼ完治に近い状態になりました。

病院に行く前日の夜などは、喉が痛すぎて眠れず、
朦朧とした状態ではありましたが、
かなり強めの抗生物質を処方してもらったら、
すぐにある程度は回復しました。

医師からは飲酒と運動は厳禁とされましたが、
どちらも勧められてもやる気は全く起きませんでしたね。

体調が悪いと心置きなく休める


薬を飲んですぐに回復したと言っても、
喉の違和感が完全になくなったわけでもなく、
とりあえずは安静にしていました。

セミリタイア生活は24時間が自由時間ではありますが、
普段は1日中寝ていることには罪悪感を覚えますし、
多少は勉強的な本を読む時間を設けたりしています。

ただ、体調が悪ければ仕方ない...とばかりに、
寝たい時に寝て、起きている間は娯楽小説を読む、
という生活は思ったよりも快適でしたね。

何かこういう日は必要ではないか?
そんなことを思いました。


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2022年4月26日火曜日

富裕層の特徴など一般化できない ~ FIREを目指す人は要注意 ~

富裕層は?という記事について


FIREブームも追い風になっていると思いますが、
「富裕層の特徴はこうだ!」
みたいな記事は世の中多数見られます。

私が常々思うことですが、富裕層の特徴はこうですよ!的な記事ですが、
本当に富裕層の特徴を言い当てているでしょうか?

今回見つけた記事にある富裕層の特徴についても、
ちょっと一般化するには無理があるかな?
というものがありました。

それがこちらです。


「富裕層の特徴」とは?


筆者の言うところの富裕層の特徴ですが、

① 「ムダなお金と時間は使わない」
② 「考え方が中立的で、軌道修正が早い」
③ 「好きなものを選び、人生を楽しんでいる」

だそうです。

「富裕層」は1億円以上5億円未満の純金融資産保有額がある世帯を指します。
私も金融機関に勤務している時にこの手の顧客はそれなりの人数接しましたが、
どうかな~、特に②は充てはまらない人のが多い気がしますね。

若くして自分の実力で富裕層になった人なら、
①~③は当てはまる人が結構多いかもしれませんが、
富裕層の多くは「相続」によって富裕層になっているので、
彼らのお金の感覚は一口では語れないというのが私の印象ですね。

筆者の肩書にも注意


記事中に筆者は、
”元銀行員である筆者が「富裕層の人の特徴」をご紹介します”
と書かれています。

気になったので調べてみると、筆者の石津大希さんは、
2013年に慶応義塾大学商学部を卒業後に、
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社、
株式会社DZHフィナンシャルリサーチ、株式会社フィスコ、
株式会社ナビゲータープラットフォームと言った会社でキャリアを積まれています。

これだけだと、何年銀行員をされていたのかわかりませんが、
数年程度、新潟の地銀で働いたキャリアをお持ちだと推測されます。

私が持つ「元銀行員」という言葉のイメージだと、
数十年に渡って富裕層営業を担当されていることを想像しますが、
ちょっとそれとは乖離していますね。

自分なりのスタイルで富裕層を目指す


こちらで述べている富裕層の特徴ですが、
エッセンスとして納得できるポイントは自分の生活に取り込んでも良いと思いますが、
こうしないと富裕層の仲間入りができないという類のものではないでしょうね。

富裕層を目指すなら、自分なりのスタイルを確立すべきであって、
「富裕層を目指すならこうすべき!」
みたいな記事は斜め読み程度で良いのかな?
というのが私の全般的な感想ですね。

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2022年4月25日月曜日

気に入る仕事ができる確率は低い ~ FIRE準備は誰もが必要 ~

自分が気に入る仕事ができる確率は?


昨日はシンプルに「気に入らない仕事ならFIREを目指す」という話を書きました。

世の中すべての仕事が気に入らない仕事というわけでもなく、
また、気に入らないからといってすぐに仕事から解放されるわけでもありません。

従って、とりあえずは自分のやりたい仕事は目指し、
それが叶わないなら早期退職に舵を切るというスタイルです。

それでは、自分が気に入る仕事ができる確率、
これってどの程度のものなんでしょうか?

「総合職の7割が営業」というオソロシイ現実


そんなことを考えていたら、興味深い記事を見つけました。

"新卒社員の本配属が決まる時期が近づいてきた。Twitterなどを見ていると、営業職に対して苦手意識を持っている新卒社員の投稿が散見される。なぜ、新卒社員は営業職に対する苦手意識を強く持っているのだろうか。(中略)        では、「総合職採用の約7割が営業職に配属される」(菊原氏)という現状の中で、苦手な営業部門に配属されてしまった新卒社員はどう仕事に向き合えばいいのだろうか?"                                                                   (引用元) 「営業配属だけはイヤだ」 新卒は、なぜ営業職にアレルギーを持つのか
なぜ新卒社員が営業が嫌かって、そりゃ営業の仕事がきついからでしょう。
また、苦手な営業部門に配属されたなら、どうするか?

私個人の対策としては、営業部門からいかに抜け出すか?
これについて必至に考えるでしょうね。

苦手な営業の仕事を好きになるにはどうするか?
そんな前向きな事はただの一度も考えたことはありません。

実際私ですが、新卒で入った会社にずっといたら一生営業だと思ったので、
転職をして営業職から抜け出しました。

ただ、この記事を見てちょっと唸ったのは、
「総合職採用の約7割が営業職に配属される」
という箇所です。

なるほど、希望など叶わないわけだ


新卒時の私の周りを見回しても、
積極的に営業の仕事をしたい人はそれ程多くなかったですね。

となると、多くの人は本人の意に反して営業職へ行くわけで、
むしろ、営業職に行かない確率のが遥かに高い...
そう考えると、自分の希望など通らないのが当たり前なのかな?
というのを改めて実感しますね。

営業以外なら何でも良いというわけではないでしょうが、
自分にとって気に入る仕事に就ける確率は30%を遥かに下回る、
そうであるならば、そうなった場合の出口戦略を考えておく、
これは極めて重要かと思いますね。

まだ比較的若い時期であれば、他社に活路を見出すことも可能でしょうが、
それも無理だった場合、他社でもっとひどい目にあった場合などは、
FIREを目指すより良い選択肢というのが思い浮かばないですね...


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2022年4月24日日曜日

【シンプル理論】気に入らない仕事ならFIREを目指す

「仕事全否定」と「仕事全肯定」も間違い?


FIREを無条件に礼賛するのも、
生涯現役を無条件に礼賛するのも危険な行為かと思います。

FIRE生活については、向き不向きというのがありますので、
誰にでも勧められるものではありません。

この点については理解されている方が多いと思うのですが、
こと仕事に関しては極論がまかり通っているように思えます。

どういうことかと言いますと、
仕事について語る場合、
「仕事全否定」と「仕事全肯定」の2つに分かれるということです。

仕事には楽しいことも辛いこともある


世の中の仕事がすべてつまらないわけでもないです。
現実問題として、仕事が生き甲斐という人は多数いらっしゃいます。

また、仕事に対する報酬はそれこそピンからキリまであります。
仕事を語る時に「搾取」という言葉を使うのが好きな人がいますが、
どちらかというと搾取する側のサラリーマンもいますし、
そもそも搾取されるほどの労働をしているのか?という人もいますので、
すべての労働者が搾取されているみたいな話は単純すぎると思います。

仕事には楽なものも辛いものもあり、
また、報酬の高いのも安いのもあるのに、
「仕事」という枠でひとくくりにすること自体無理があります。

気に入らない仕事ならFIREを目指す


上記の事を踏まえてFIREを語る場合、
私のスタンスは極めてシンプルなものになります。

要は

気に入らない仕事ならFIREを目指す

ということです。

「気に入らない」には、仕事内容、報酬レベル、拘束時間、職場環境、
あらゆるものが抱合されていると考えて頂いて結構です。

そして、これはあくまで私固有の問題であって、
サラリーマンがどうたらこうたらとは関係ありません。

FIREというのが完全無欠のパラダイスな生き方かどうかは未知数な部分はありますが、
少なくとも、あのまま仕事を続けるよりは、
私にとって遥かに素晴らしい生活であることは間違いありません。

まあ、私としては普通にサラリーマンをやっていて幸せになりたかった!
なんて部分は結構あるのですが、
この確率は極めて低かったかも?という反省材料はあります。

それについては、改めて述べてみたいと思います。

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2022年4月23日土曜日

貯蓄のあるサラリーマンは全員「サイドFIRE」?

サイドFIREについての素朴な疑問


昨日に続いて、サイドFIREについて疑問を持っていることについて述べます。

サイドFIREの具体的な例として述べられているのですが、
サイドFIRE資産金額設定として一般的に妥当なのでしょうか?

"たとえば、年間支出が300万円だとすると300万円の25倍ですからFIRE資産は7500万円必要になるという計算です。
実際に7500万円を目指すとなると、かなりハードルが高いのではないでしょうか。そこで、ぜひ目指したいのが、勤労収入+資産運用収入を組み合わせる「サイドFIRE」です。例えば、年間支出が300万円だとすると、資産運用の収入は100万円を目指し、残りの200万円は勤労収入で得るという場合であれば、100万円の25倍ですからFIRE資産は2500万円用意すれば良いということです。"  (引用元) 2022年は「サイドFIRE」を目指そう!
記事では年間300万円の支出を前提とした場合、
FIRE理論の25倍に基づき7,500万円必要としており、
これには異論はありません。

ただ、7,500万円はハードルが高いので、
2,500万円を貯めてサイドFIREを目指しましょう!
というのはどうなんでしょうか?

労働収入 > 不労所得


上記の例であれば、

・労働収入:200万円
・不労所得:100万円

となり、労働収入の方が不労所得を上回ります。

このパターンをサイドFIREと呼ぶのであれば、
ちょっとした貯金を持っているサラリーマンは全員サイドFIREになりはしないか?
という疑問が出てきます。

また、不労所得100万円分は働くなくてよくなるとはいえ、
300万円の年収の仕事を200万円の年収の仕事に代えれば、
自由時間が増えるというのはどんな仕事なのか?
具体的なイメージが湧いてこないですね。

全収入がUber Eatsとかならわからないでもないですが...

せめて「不労所得 > 労働収入」では?


サイドFIREと言えどもFIREの一画を形成するということであれば、
不労所得が労働収入を上回る程度の資産は必要じゃないか?
というのが個人的な感想です。

もちろん、何をどう定義しようが個人の自由だとは思いますが、
FIREの定義をどんどん緩くすることによって、
本来の理想の生活からどんどん乖離しているパターンが多いかな?
という印象がありますね。
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2022年4月22日金曜日

【完全FIREはしたくない?】最初からサイドFIREを狙うという戦略

サイドFIREは妥協の結果かと思っていたが...


FIRE (Financial Independence, Retire Early) と言えば、
不労所得100%&完全リタイアが本来の姿かと思いますが、
派生形としてのサイドFIREという考え方があります。

サイドFIREであれば、不労所得に加えて仕事でも収入を得るのが前提なので、
本来のFIREに比べればハードルが低くなります。

私なんかの発想ですと、
本当は完全なFIREを達成したいところだが、
それはあまりにもハードルが高いので、
多少は働かないといけないな...という感じがサイドFIREですが、
ちょっと違うタイプの人が増えているようです。

仕事を辞める気はない


仕事自体はそれ程嫌いではない、
むしろ好き、自分のペースでできる仕事ならやりたい!
というタイプがそれです。

また、社会との接点を持つために、
週2~3日程度の労働は積極的に行う!
というタイプもこれに含まれるかと思います。

要するに「完全リタイア」で引きこもるには抵抗がある、
完全リタイアできる資産があっても少々の仕事は続ける、
そんな感じの人が増えている印象がありますね。

「仕事の収入 > 生活費」だと普通の労働者?


ただし、サイドFIREと言っても、
社会との接点を持つため程度の労働であれば、
金額的にもそれ程稼いではいないでしょうから、
まさに”サイド”FIREと言えるかもしれません。

しかしながら、「自分の好きなペースで仕事をする」となると、
普通の自営業との違いがよくわかないな~という感じがします。

特に、仕事が順調なので資産が減りません!
みたいなことを言っているのを聞くと、
全然 retire early ではないのでは?
なんて素朴な疑問が浮かんできます。

私的には妥協の産物だと思っていたサイドFIRE、
それが更に色々な方向へ派生していっているという感はありますね。

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2022年4月21日木曜日

いつまで続く?住民税非課税世帯優遇

今年度からの住民税非課税世帯にも10万円給付


セミリタイア直後だったために10万円給付が貰えなかった方にとっては、
耳よりな情報が飛び込んでまいりました。

"政府は、今月中にまとめる緊急経済対策で、2022年度から新たに住民税が非課税となった世帯に現金10万円を支給する方針を固めた。コロナ禍の長期化や物価高騰で深刻な影響を受ける生活困窮者世帯の支援を強化する。自民、公明両党の協議を経て、来週にも決定する。  (引用元) 「今年度からの住民税非課税世帯にも10万円給付へ…政府、緊急経済対策で
今回の措置は既に貰っている人は対象外で、
新たに非課税世帯となった人のみが貰えるというもので、
いきなり収入が激減となった人にとっては朗報と言えるものです。

政策としては疑問が...


しかしながら、個人的にこの辺りの政策というのは
ちょっと引っ掛かるものがあります。

その辺りのモヤモヤを上手く説明しているように思えるツイートがこちらです。


現状では住民税非課税世帯のメリットが大きすぎるため、
住民税非課税になるかならないかでえらい違いとなります。

FIRE民の多くがそうであるように、
非課税になるよう所得調整している人も多いでしょうし、
税金を払っている低所得者層の不満は相当なものがあるのでは?
というのは容易に推察できます。

いつまで続く?住民税非課税世帯優遇


個人的な将来的な見通しとして、10~20年という単位で見た場合、
住民税非課税世帯優遇というのは、
どこかで見直しが入る気がします。

ただですね、この状況下においても減税ができない日本。
これがそもそも異常ではないかと思います。

このような事態に陥ったら、消費税を時限的に減税するとかの方が、
明らかに不公平感もなく効果も高いのにそれができない...

金はいくらでもばらまくけど、
税金はびた一文安くはしないというスタンスは、
これによる既得権益がいかに強化かを物語っているのでしょう。

だからその逆である、住民税非課税世帯優遇というのも、
制度変更なく、このままずっと継続する可能性もあるかとは思います。

いずれにしましても、
政府の柔軟性のなさとかアイデアのなさには
絶望的な気持ちになりますね。


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2022年4月20日水曜日

50歳で会社を辞める損得 ~ もう少しお金を貯めれば良かったと思うか? ~

退職が50歳はベストタイミングだったか?


私は50歳で会社を辞めたわけですが、
この最終決断時期というのはなかなか良かったと思っています。

やはり一番のメリットは、
まだまだ身体の動ける50代の10年間がフリーになったことですね。

コロナ禍の前に1か月間の欧州旅行に行けたことなど、
実際に自分の中ではしっかりとした記憶として形が残っているものもあります。

私の場合は、ちょうど上司がこのタイミングで変わることもあって、
仕事がハードになることが確実だったという、
早期退職になるには追い風となる出来事もありました。

昇進 & 昇給のタイミングでも辞めた方が良い?


上記で述べた「まだまだ身体の動ける50代の10年間がフリー」というメリット、
これって実際どの程度の大きさと考えればよいのでしょうか?

例えば、50歳ちょうどでセミリタイア資金的には問題なし、
ただこのタイミングで昇進・昇格の話が出てきた場合、
辞めるべきか辞めないべきか?
実は意外と難しい問題なのではないかと思います。

昇進・昇給にやりがいがプラスされるような仕事であれば、
実際に迷うことなくサラリーマンを継続すればよいと思います。

ただ実際問題としては、激務になるとか、
昇進・昇給ことすれ自分のしたい仕事ではないとか、
そんな上手い話ばかりではないでしょう。

そうなると、金銭的な上積みが、
サラリーマンとしての激務、セミリタイア期間の短縮に見合うか?
最終的にはこの問題にぶち当たるような気が致します。

30~40代でそれなりに贅沢の味をおぼえた人であれば、
この要素は結構大きいんじゃないかと思いますね。

そんな心配は不要が大部分


セミリタイア界隈を見渡しても、
50代でそれなりに潤沢な資産をお持ちなのに、
まだまだパートタイムやスポットで働いている方も多いです。

もちろん、お金以外の要素も大きいのかもしれませんが、
お金の要因がゼロということはないと思います。

となると、50歳でセミリタイア資金はある程度あっても、
それなりの仕事だったら続けるのもありかもしれないのかな?
という風に自分の考え方もシフトしつつあります。

まあ、実際問題として50歳ともなれば、
これ以上働くのは精神的・肉体的に無理とか、
役職定年で給料がドカンと下がるとか、
嫌な事が起こる確率は極めて高いと思いますので、
そんな心配はしなくて良い人がほとんどと思いますが...

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2022年4月19日火曜日

初のコロナ検査は陰性 ~ このご時世、不覚にも発熱する ~

不覚にも喉の痛みと発熱


東京は初夏の陽気から冬へと逆戻りという状況下、
寒いのに薄手の布団で寝たためか、
不覚にも喉の痛みから発熱を引き起こしてしまいました。

のどの痛みが結構ひどく、
つばを飲み込むのも痛いほどです。

どうやらリンパ腺が膿んでしまい、
とんでもない状況になってしまったらしく、
医師も、「これはひどいね~」などと言っていました。

喉が痛くなった時点で医者に行っていれば、
おそらくここまで悪化していなかったと思いますが、
昔喉の痛みで処方された薬の残りで何とかなると思ったら、
全くなんともなりませんでした。

どうせ暇なので、ちょっとやばいと思ったら病院に行った方が良い!
という教訓になりました。

sars-cov-2抗原検出キットを使用


さて、このご時世、発熱などすると、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疑いがありますので、
当然のごとく私も検査を受けました。

今回利用したのが「sars-cov-2抗原検出キット」というものらしく、
医師が鼻と口に長い綿棒のようなものをつっこんで(痛い!)、
何やらキットにいれるとコロナ抗原の有無がわかるというもの。

幸いなことに、コロナについては陰性でした。

この日は30分程点滴を受けて、
抗生物質とロキソニンを処方されて様子をみるという感じです。

実はめちゃくちゃ不安だった...


実は、点滴を受けている間の30分間はめちゃくちゃ不安でした。

コロナにかかると近所のスーパーをうろつくわけにもいかないので、
おそらくは Amazonフレッシュとかフル活用しないとな...
なんてこと考えながら、いつ感染したのだろう?
などと漠然と考えていました。

ただ、陽性反応が出たとて、点滴をするのと、
薬の種類は特に変わらないそうなので、
この辺りはちょっとどうなんだろうな?とは思いましたが...










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2022年4月18日月曜日

投資収益は不労所得か? ~ FIRE民は投資のフルタイム労働化に要注意 ~

機械的なインデックス投資は不労所得だが...


FIREやセミリタイアというスタイルで生活する際のキーワードが不労所得です。
この不労所得の典型と言えるのが「投資」です。

インデックス投資を中心にこつこつと積み上げ、
ある程度の金額までいったら定期的に資産を取り崩し、
たまのリバランスくらいしか投資に時間を割かないのであれば、
それは不労所得と言っても良いかと思います。

ただ、「投資」を職業にしている人も少なからずいらっしゃいます。

朝から晩までモニターに張り付いて、
積極的に株式を売り買いして、
おまけに投資コラムを書いたりYouTubeに動画をアップしたりすると、
これはもはや職業というかフルタイム労働と言えるでしょう。

こういう方々が「FIRE」を名乗るのは、
Financial Independenceはともかく、
Retire Earlyはしていないのでは?という疑問を持ってしまいます。

もちろんサラリーマンの仕事よりは良いでしょうが...


もちろん、投資が大好きで、株価のボードを見ているだけでシアワセ!
なんて人にとっては至福の時間が無限に継続するわけで、
非常に充実した人生を歩んでいるとは思います。

ちょっと前までサラリーマンとして苦難の時間を過ごしていれば猶更ですが、
どうも私の持つFIREのイメージとは異なる感じですね。

投資のスタンスは事前に決めておいた方が良い


インデックス投資中心に株価をチェックするのは年4回、
リバランスの時のみ!とかまで割り切る必要はないですし、
それなりに株式のトレンドは掴んでおく必要はあると思いますが、
セミリタイア生活で投資関連にどこまで時間を割くのか?
この辺りは事前に決めておいた方が良いでしょうね。

"Retire Early"が単にサラリーマンを辞めるという意味で、
その後は投資でバリバリ稼いでいくと決めているなら別ですが、
株価チェックより楽しいことがいくらでもある人にとっては、
投資がフルタイム労働に近づかないことが重要なのかな?
という風に思いますね。


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2022年4月17日日曜日

【購入してよかった!】電動自転車を使っての感想

電動自転車を活用中


先般ご報告しました通り、
ブリヂストンのフロンティアデラックスという電動自転車を購入、
買物、図書館、ジムへ行く際にフル活用しています。

これまで電動自転車というものを乗ったことがないので、
他機種との比較とかはできませんが、
概ね順調に活用できていると思います。

自転車到着から1か月近くが経過したので、
電動自転車の何が良かったかについてまとめてみたいと思います。





電動自転車で生活が変わる


電動自転車の何が良いのか?
一番のメリットは「坂道が楽」ということです。

私の家から大型ショッピングセンターへ行く途中には、
結構大きな橋が架かっていて、
その橋を渡る時は立ちこぎをするか自転車を降りて歩くかなので、
なかなか面倒くさくて行く気が起きなかったのですが、
電動自転車なら普通にこぐだけで坂道が登れます。

特に、強モードにするとぐいぐいと引っ張られる感じで、
純粋に乗っていて面白いという側面もありますね。

その他、動き出し時に電動アシストが効くので、
ある程度の速度までは難なく出せますので、
体力の消耗を相当程度抑えることができます。

信号待ちの発進などでもたついて後ろの人から文句を言われるリスクも減少して、
従前の自転車より気持ち的にも随分と楽になりました。

一方、電動自転車はあくまで自転車ですので、
スクーターのような楽はできませんしスピードもでません。

そんなわけで、トレーニング効果と言う面でも期待できますし、、
のんびりと散策にも向いているかと思います。

これから体力もどんどん落ちていくでしょうが、
まだまだ自転車に乗ることができる実感が出てきました。

セミリタイア生活のインフラ整備


今回の自転車は定価で147,000円、
楽天スーパーセールを利用して実質は110,000円程度の入手でしたが、
その価値は十分あると思います。

電動自転車は購入後ほぼ毎日利用していますし、
電動化による時短のメリットを考えれば、
すぐにもとがとれるかな?と思っています。

セミリタイア生活というとミニマリストとか断捨離がつきものですが、
必要なものは躊躇なく買うという発想も大事かと思いますね。 

特に、時短につながる家電類は生活の質を劇的に改善させることができると思います。

2022年4月16日土曜日

反FIRE論に対して率直に思った事 ~ 「ノイローゼになりそうなほどつまらない」のは「仕事」でした ~

FIREしても幸せになれない?


新R25の記事でFIREを取り上げているものがありました。


記事には27歳でFIREしたものの、
ノイローゼになりそうなほどつまらなった方など、
様々な反FIREの意見が書かれています。

統計上も、FIREしても幸せになれないと思う人が4割だそうで、
全体のトーンは反FIREに傾いた記事になっています。

仕事で成功すればFIREはつまらないと思う


記事を読んでいて気が付くのですが、
反FIREの論陣を張っているのは、
企業の社長など仕事で成功した方々です。

普通のサラリーマンで毎日上司に怒鳴られているような人、
日々単純な仕事をこなすだけの人等とは大きく異なります。

そりゃ~仕事で成功して大金が稼げるのなら、
私だって「反FIRE」の立場に立つかもしれませんよ!

ノイローゼになりそうなほどつまらないのは仕事


私の場合はアラフィフでのFIRE達成ということで、
27歳でFIREできるような才覚もありませんでしたので、
立場はまるっきり違うとは思いますが、
今のところは非常に充実したFIRE生活を過ごせています。

むしろ、ノイローゼになりそうなほどつまらないのはサラリーマン時代の仕事で、
あのまま仕事を続けていたら本当に病んでいたと思います。

恐らくFIRE希望者の多くは私に近い感覚だと思うので、
仕事が鬼のようにつまらない人にも聞いて記事をまとめて欲しかったですね。

2022年4月15日金曜日

転勤のある会社の総合職で転勤を拒否する理由 ~ 私の場合 ~

総合職は転勤が当たり前だが...


日本の会社は会社の命令で全国・全世界への転勤が当たり前!
その代わりと言っては何ですが、クビにはしないから安心してね!
という仕組みになっています。

ネット上で、転勤について話題になっているトピックスで、
転勤を拒否する社員に対して、

「じゃあ、何でこの会社に入ったんだ!」

とお怒りの声があったので、
私がサラリーマン時代に転勤が嫌だった理由を述べてみたいと思います。

転勤 = 自分の好きな仕事ではない


私が最初に入った会社で、私の希望する仕事というのは、
東京本社と海外拠点でしかその業務を行う場所はありませんでした。

ということは、東京本社以外の国内拠点勤務になるということは、
イコール自分の希望が叶わないという事になります。

今思えば、大変おめでたい、世間知らずの発想だったわけですが、
自分が希望部署に行けないなど想定していなかったので、
地方で働く気など最初からありませんでした。

理系の人などで、自分の専門分野を扱っている研究所が一つなので、
ここ以外の勤務地はありえないと考えて就職するというパターンは、
結構あるのではないかと思います。

心境の変化


とは言っても、20代前半で会社に入った時は、
全国津々浦々どこにいくかわからないという覚悟はそれなりにありました。

ただ、40~50代になって、誰も友人がいない土地で働く、
これは当初考えていたよりもシンドイぞ!と思うようになりました。

家族のいない独身者の場合、時々飲みに行ける友人などは貴重なので、
ひとりポツンと地方で働くのは嫌だと思うようになりましたね。

出世コースか否かも重要


私の友人の中にも、「〇〇地方統括責任者」みたいに、
本社の下手な部長より全然出世コースでそれなりの報酬を受けている人もいて、
彼などは活き活きと仕事をしているようです。

ただ、地方で明らかに格落ちの仕事をさせられているケースのが多く、
地方でくすぶるくらいなら、多少給料が下がっても都内で転職を!
と考える人がいても不思議ではないかと思います。

まあ、総合職で入ったのに転勤を拒否するのはけしからん!
というのはそれだけ聞くとその通りと思いますが、
色々な事情がありますので一概には言えないと思います。

そろそろ、制度そのものを見直す時期なのかな?
と個人的には思います。