2022年4月12日火曜日

サラリーマン時代の使えない制度の思い出1位は「フレックスタイム制」

日立製作所で週休3日が可能に


日立製作所では、フレックスタイム利用時の
1日の最低勤務時間3.75時間という縛りを無くすことにより、
週休3日となることが可能になるそうです。

"日立製作所は2022年度中にも、従業員が自ら就業時間を決められるフレックスタイム制で、1日の最低勤務時間を廃止する。勤務する日の働く時間を長くすることで、週休3日とすることも可能になる。柔軟な働き方を後押しし、人材確保につなげる。"                                                                  (引用元) 日立製作所、1日の最低勤務時間を廃止へ…「週休3日」の働き方も可能に
セミリタイア・FIREを議論する際に、
「週休3日だったら会社を辞めないかも?」
というのを時々目にしますので、
このような取り組みはFIRE希望者にとっても朗報かと思います。

本当に使えるのかが問題


私は日立製作所の内部事情には詳しくないのでわかりませんが、
このような制度が導入されたとて、本当に利用できるかは別問題です。

私個人のサラリーマン時代の思い出を絡めて言えば、
実際に使うことのできない制度の1位は「フレックスタイム制」だからです。

私が転職してから数か月経過したときに、
病院に行くか何かでフレックスを取得したら当時の部長に

「普通はそんなものとらないよ!」

と説教されたことがあります。

課長レベルだと、この手の制度を利用しようとして断ると、
コンプライアンス的にも色々と困ることを知っているので許可されましたが、
当時の部長レベルの人はこの手の事案に疎いため、
平気でこのようなことを言ってくるのです。

こちらも、そこまでムッとされてまでフレックス利用をしようと思わないので、
フレックスを利用した記憶はほとんどないです。

仕事の関係で利用は不可能だった


このようなことを言う部長が去った後でも、
朝一で対応しないといけないことが多かったので、
実質的にはフレックスを使った記憶はあまりないですね。

そもそも有給休暇を完全に消化した経験がない時点で、
フレックスをとりましょうもなにもないもんだと思います。

この手の話は制度の有無よりも、
実際の取得率の方が重要ですからね。

実際に週休3日になる人もいるでしょうが、
その分誰かが余計な仕事をすることになるのでは?
なんてことをつい考えてしまいます。
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4 件のコメント:

  1. へー会社によるんだな。
    毎日10時出勤で逆の意味で定時になってしまったけど

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    1. 10時出社になったとは羨ましいです。
      出社は9時なのに、8時から働くのが美徳と考える人が多くてうんざりという記憶があります。

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  2. 「週休3日だったら会社を辞めないかも?」とか「テレワークが楽なのでセミリタイアする気が失せた」と言う人は、もともと辞める気など無いと思います。
    私はサラリーマンそのものが嫌になってセミリタイアを決意したので、労働条件は全く重要では無かったです。
    ちなみに私のいた会社のフレックスタイムは、コアタイム内なら何時に来ても構わないという形だったので、「フレックスを取る」という概念そのものが無かったです。

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    1. 私も週休3日になろうが、完全テレワークになろうが、
      セミリタイアへの決意は変わらなかったと思います。
      別に仕事内容が変わるわけでも、上司が変わるわけでもないですからね。

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