未来に希望を持っていた新入社員時代
先日、たまたまですが、最初に就職した会社の本社の近くを通りました。
こちらのビルの何階か忘れましたが、
それなりに立派なホールのような場所で入社式を行いました。
もう、30年以上前の話になりますが...
当時は何の根拠もない自信があったためか、
自分の将来に明るい希望を抱いてわけですが、
自分の将来に明るい希望を抱いてわけですが、
1年後には黄色信号が灯り、
10年も経たずに退職することになりました。
そんな私が新入社員へ向けてアドバイスなどといっても、
説得力はまるでないわけですが、
自分の後悔も含めて2つ程挙げてみたいと思います。
最悪の事態に備えよ!
一つ目は最悪の場合に備えるということです。
勤めている会社が倒産したり、
業績悪化で給料が激減するかもしれません。
とんでもない上司に当たり、
最低の評価をつけられて、
一生平社員になるかもしれません。
そのような不幸な事態が起こった時に、
転職できるようなスキルを身に着けたり、
当座に働かなくても良いだけのお金をキープすることは、
必須ではないかと思います。
会社の特性 & 自分の立ち位置の把握
会社によっては、既に新入社員の段階で出世する人が決まっていたり、
特定の大学出身者以外は冷や飯を食わされるといったところも多いです。
一方、純粋な実力主義を貫いているという会社も少なくありません。
自分が就職した会社の特性はどうなっているのか?
その中で自分の立ち位置はどうなのか?
この辺りを早めに把握することが大事かと思います。
どんなに努力しても希望のポジションに行けないことが分かれば、
軌道修正が必要になります。
その場合、とっとと転職をするか、
希望を変えて割り切って働くかとなりますが、
「無駄な努力」だけは避けたいところです。
若者の多くは正確な現状把握をしていると思う
もっとも私が就職したのはバブルの真っ只中で、
イケイケどんどんの時代です。
今の若い人たちは、ずっと不景気という中で、
当時の我々より情勢を客観的に分析し行動しているように思えます。
クールに現状分析をしている人には何も言うことはないのですが、
努力すれば必ず報われるとか、
実力があれば何とでもなると思っている純粋な人に対しては、
ちょっとそれは思っていたのと違うことになるかもよ...
とはちょっと言っておきたいですね。
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