2021年4月30日金曜日

【最悪】飲食店で酒が飲めないなら会社の会議室で飲む!

飲食店酒類停止で会社内で飲み会


私が近所のスーパーで夕飯の食材を買って帰る途中に、
テイクアウトの食材を両手に持っているサラリーマンの二人組を見かけました。

時刻は夕方の4時半くらいと昼食にも夕食にも中途半端な時間...
忙しくて昼食が取れなかったのか、
GW前に気合を入れて残業するのか?
などと勝手に色々と考えていたら、
彼らの会話が断片的に聞こえてきて、
どうやら会社で飲み会をするらしいことがわかりました。

飲食店の酒類提供中止の影響がこういう形ででるとはね...

会社飲み会が最悪な理由


私も会社の会議室で飲み会をしたことが何度かありますが、
コロナの影響ではもちろんなくて、
単に飲み代を節約しようという上司の発案によります。

この会議室飲み会というのは、
通常の居酒屋飲み会と比べても最悪です。

居酒屋ではあまり仕事に関わる話は大声でできませんが、
会社の会議室なら問題はありません。

従って、仕事絡みの話になることも多く、
説教的な話になる確率も高かったですね。

値段的にも安くはない


それでも安くあがればまだよいのですが、
宅配ピザとかコンビニのつまみとか、
実は結構なお値段になってしまうので、
チェーン居酒屋で飲み放題とかのが安くなるんじゃないかな?

お酒がなくなったら若手がコンビニに買いに行かされるなど、
色々と負担も大きいですからね。

飲み会を嫌がっていない?


ここで最初の話に出てきたサラリーマン二人組の話に戻れば、
この二人組が会社飲みを嫌がっている雰囲気がないのに驚きました。

単に酒を飲むのが好きなのか、
若手だけの楽しい飲み会なのか、
雰囲気が良い会社なのか??

この辺りはよくわからないのですが、
ちょっと自分には理解できない世界ですね。



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2021年4月29日木曜日

セミリタイアブログが批判される理由 - 個別論と一般論を混同

よくあるセミリタイア批判


個別のセミリタイア者に対して批判的論調が目立つもので、
典型的なケースをいくつかあげると以下のものになるかと思います。

✓ 高収入のサラリーマン
✓ 実家が金持ち
✓ 配偶者が働いている
✓ 親と同居

こういった方々がセミリタイアをしたことに対して、
「恵まれた環境だからセミリタイアできたんだろ?」
なという批判が飛んでくることがありますが、
自分の置かれている立場をうまく利用しただけであれば、
何ら文句を言われる筋合いはないかと思います。

個別論を一般論化している?


しかしながら、例えば、年収が2,000万円を遥かに超えるサラリーマンが、

「誰でも10年間節約して投資をすればセミリタイアできます!」

などということを言えば、多くの人が違和感を覚えるかと思います。

セミリタイア者への個別批判は、
こういった個別論を一般論化している、
あるいは、受け手が勝手に一般論化することによって
生じているものも多いのではないかと思います。

受け手側の問題もある


受け手が勝手に一般論化するというのは、例えば、

「年収1,000万円で給料の6割を貯金、
 株高にも乗っかり10年で1億円を貯めたのでセミリタイアできました。」

と個人の経験を書いただけなのに、

「自分はそんなに貰っていないから参考にならない!」

などという文句を言うような人が挙げられます。

書き手としては自分の経験談を語っただけなのに(個別論)、
受け手がこの人は誰でも10年間頑張れば誰でもセミリタイアできる(一般論)、
と言っているがそれは違うでしょ!
という風にとらえるケースもあるのではないか?ということです。

ただ現実問題として言えば、
セミリタイア系ブログの中でも、
個別論なのか一般論なのか、
どちらを言っているのか不明瞭なケースも多いですね。

読み手として個別論・一般論を読み分ける


個人的な意見を言えば、
ものすごく恵まれている環境でセミリタイアした人が、
「誰でもセミリタイアできますよ!」
なんていうのは無視!
逆に自分の体験談を語っているだけならば、
参考になりそうな事を取り入れるということで良いのでは?
と思います。

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2021年4月28日水曜日

セミリタイア批判は個別論と一般論を分けて考えるべき

セミリタイアそのもの批判は意味がないが...


セミリタイアやFIREがそれなりに認知されるようになって、
それらに対する批判も多く目にするようになってきました。

一般論としてのセミリタイア批判、
例えば、「人間たるもの働けるまで働くべきだ」と言うのは、
そもそも個々人の価値観の問題だと思いますので、
そういったものは傾聴には値しないものかと思います。

逆に言いますと、一部のセミリタイアブロガーの労働批判、
例えば、「すべてのサラリーマンの仕事はつまらないので、
さっさとリタイアして面白おかしく暮らした方が勝ち!」と言うのも、
実際に仕事が生き甲斐の人はいくらでもいるわけだから、
これは逆の意味で傾聴には値しない意見かと思います。

個別論なら成り立つ


しかしながら、同じセミリタイアブロガーの労働批判でも、

「自分の仕事は果てしなくつまらないものである。
 客観的にみて、転職した場合は給料も下がるし、
 より労働がきつくなるリスクも高く、
 一から人間関係を築くのも面倒くさいので、
 生活レベルを落としてでも早く引退してセミリタイア生活に入ることにした」

という類のものであれば、
それは個々人の考えなのであって、
なるほどそういう考えもあるかもしれない...
ということになるのではないかと思います。

一般論化した意見は危険


セミリタイアを肯定するのも批判するのも自由かとは思いますが、
個別論と一般論を区別せずに、
肯定ありき、批判ありきの意見が多いような気がしますね。

読む側としては、この辺りに注意してみると、
見方が変わるかもしれません。

次回は、よくあるセミリタイア批判について、
自分なりの分析を加えてみたいと思います。
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2021年4月27日火曜日

江戸時代には「大名の早期退職化」が進行していた!

「お殿様の定年後」を読む



大名が家督を譲って隠居した後の活動に焦点をあてた本で、
隠居後の大名達は文化振興に力を入れたり、
芝居見物などの趣味で人生を謳歌したりと、
退職後の生き方も様々なものがあり興味深く拝読致しました。

大名の隠居と言っても、
今でいう早期退職の年齢で家督を譲った大名も多く、
その傾向は時代を経るごとに強くなっていったようです。

江戸の時代は「大名の早期退職化」が進行


四十七歳で「早期退職」した肥前平戸藩主松浦静山を取り上げた章には、
江戸時代は「大名の早期退職化」が進展した時代であることが書かれています。

"静山は四十七歳で隠居に踏み切ったが、この年同じく隠居が認められた大名の年齢をみると四十三歳、四十九歳、五十一歳、五十七歳であった。大名の隠居年齢の統計によれば、江戸前期(一六〇〇~一六九九年)は平均六十・九歳だが、江戸中期(一七〇〇~一七四九年、一七五〇~一七九九年)はそれぞれ五十三・九歳、四十七・四歳、江戸後期(一八〇〇年以降)には四十五・八歳にまで低下するという。平均年齢から言えば、静山が四十七歳で隠居したのは特別に若いものではなかった。 (お殿様の定年後 安藤優一郎 p164)"

もっとも、旗本には高齢になっても役職を退かないケースも多く、

"仕事を生きがいと考えるお殿様と、早いうちに仕事をやめて隠居し第二の人生を送ろうとするお殿様に二極分化していたのだ。(同上 p164)"

とのことなので、この辺りは現在のムーブメントに共通するものがあるかもしれません。

セミリタイアブロガーのさきがけ「柳沢 信鴻」


個人的に生き方に共感を覚えたのは大和郡山藩主柳沢信鴻ですね。

隠居後には庭いじりと歌舞伎に熱中したという羨ましい人生を過ごしました。

もっとも庭いじりといってもそのお庭は「六義園」であって、
歌舞伎についても藩邸内で芝居の自主興行を行うまでに至っており、
スケールの大きさは流石に大名といったところです。

柳沢信鴻は1745年に22歳で家督を継ぎましたが、
1773年9月25日に隠居届を提出、
同年10月3日に幕府から隠居を許されます。
50歳で早期リタイアしたのですね。

この信鴻ですが、隠居した年の元日から「宴遊日記」を書き始めるのですが、
その冒頭で自分は隠居の意志があることを表明しています。

この辺りは、早期退職を決意してブログを立ち上げ、
以降、そのブログを書き続けるという行為に似ているかな?

早期退職した年齢も私と同じということもあって、
妙に親近感を覚えましたね。


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2021年4月26日月曜日

勤めていた会社の前を通ったら嫌な元同僚を思い出した

勤めていた会社の前を通る


たまたま所要があって、勤務していた会社の前を通る機会がありました。
このビルには5年くらい働いていたでしょうか?

以前の私ならば、嫌な思い出がよぎるかもしれないと思って、
ルートを変更するなりしたかもしれませんが、
会社を辞めて3年以上が経過しているので、
気にせず目的地への最短ルートである会社前を通りましたが、
即座に社内の嫌な人との思い出がフラッシュバックのように蘇りました。

人を格下扱いする同僚


その同僚は仕事上の接点はほとんどないのですが、
やたら私などのことを格下扱いする人でした。

自分がエライ人のアシスタントなので、
自分も偉くなったと勘違いしていると分析している人もいましたが、
10歳くらい年下で職位も低い女性にマウントをとられるのも、
会社という組織に所属しているからこそでしょう。

思い出したのはどうということもない出来事です。

私が仕事上、エライ人の印鑑をもらわなければいけなかったのですが、
アシスタントであるその女性に押してもらってくれと言われました。

そこで私は下手にでて印鑑をくださいとその女性に丁寧に言うと、
こちらを振り向きもせず、
面倒くさそうに無言で印鑑を差し出しました。

文章だとうまく伝わらないかもしれませんが、
なかなか屈辱的な絵柄でした。

当時はこういう人だから、むしろ通常運転かな?と思いましたが、
自分の潜在意識的には相当な怒りを持っていたのでしょうね。

油断?


かつて勤めていた会社の前を通っただけで、
なぜ仕事上の接点が多くはない人の事を思い出したか?
この辺のメカニズムは自分にはわかりませんが、
ちょっと油断していたかもしれません。

会社を辞めて生まれ故郷に帰ったような方は、
このような機会はほとんどないかと思いますが、
都内在住ですと今後もこのような機会があるかもしれません。

まだまだサラリーマン時代のダメージが抜け切れていないらしいので、
なるべく嫌な思い出がよぎるような場所は敬遠するようにしていきます。
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2021年4月25日日曜日

緊急事態宣言で路上飲酒が減少するのか?

緊急事態宣言で図書館は休業


緊急事態宣言が発令されました。

私個人への影響として大きいのは、
図書館がクローズしたことですね。

一応、予約した本の受取と返却はできるようなので、
図書館の本が読めなくなるわけではないのが救いです。

昨日はとりあえず本を15冊程借りてきて、
GW中の籠城に備えました。

路上飲酒がどこまで取り締まれるか?


東京は天候の良い日が続いた影響もあってか、
昼間の公園では路上飲酒をする人の姿が目立ちます。

昨日は老人3人組が酒を飲みながら大声でしゃべっていました。
微妙に距離を保っていたのがコロナ対策かもしれませんが、
あまり意味がないし、人々は彼らを避けるように流れていました。

夜には若者等が路上飲酒をしている姿をTVなどで見かけますが、
これら路上・公園などでの飲酒に注意喚起を促すとのこと。

ただ、この程度の方針でどれだけ取り締まれるかはちょっと疑問ですね。

一人家飲みなら安全だが...


私のように一人家飲みであればコロナ感染リスクはありませんが、
路上飲みを辞めて誰かの家でどんちゃん騒ぎなら、
感染リスクはより高まる可能性はあります。
密閉空間で注意する人は誰もいませんからね。

それだったら、リスク対策を徹底したお店だけは飲酒OKの方が、
リスクも減るし経済も回ると思うのですが、
そういう方向へは行きませんでした。

今回の緊急事態宣言でどれだけ感染者が減るのか?
ちょっと注意深く事態を見守りたいと思います。

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2021年4月24日土曜日

他人のセミリタイア支出額は参考になるか?

家計簿はつけていない


私は家計簿なるものはつけていません。
セミリタイア生活者の中では少数派化もしれません。

その代わり、アバウトな食費や娯楽費は予算設定しており、
この予算から大きく乖離しない限りは、
あまり気にしないようにしています。

そして年1回、総資産額をチェックして、
この予算設定は毎年見直すようにはしています。

そんな状況なので、
当ブログでは毎月の生活費報告は行っていません。

また、仮に毎月の生活費を把握していたとしても、
生活費から逆算すると何となく資産額は推定できてしまうので、
個人的にはこの辺りの公開には抵抗があるのが正直なところです。

セミリタイア生活の支出額を参考にしたか?


セミリタイア系ブログでは毎月の支出額を公開している方も多いですが、
セミリタイア資産額に比べれば、
個人的にはセミリタイア初期もあまり参考にしなかったかな?

と言いますのも、セミリタイア生活の日々の出費については、
節約モードに入ったサラリーマン生活の延長線上と位置付けていましたので、
セミリタイア生活に入ったから特別なアクションをとる必要はないと思っていました。

従って、セミリタイア生活に入ってから日々の生活でいくら必要か?
この辺りはかなり早い段階で自分なりののイメージはありました。

コンテンツとしての面白さ


ただ、他のセミリタイア生活者の支出レポートを読ませて頂くのは、
コンテンツとしての面白さはありますね。

そこから垣間見える生活を想像すると、
セミリタイア生活も十人十色だな~と思います。

しかしながら、極限まで生活費を削っている方のレポートを見ると、
何だか自分がとても贅沢な生活をしているような罪悪感を覚えるので、
こういった方のコンテンツはちょっと避けている傾向もありますね。

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2021年4月23日金曜日

他人のセミリタイア資産額は参考になるか?

当ブログのスタンス


当ブログでは資産額や生活費を公開しておりません。
今後も公開することは考えておりません。

資産額については匿名ブログといえども、
個人情報やプライバシー的なものが気になります。

また、生活費については家計簿をつけていないので、
公開するだけのデータがないのが現状です。

それではそもそも、他人のセミリタイア資産額が有益な情報なのか?
この辺りについての自分の考えをまとめてみたいと思います。

セミリタイアを目指し始めの頃は参考になった


会社員としての生活に行き詰まり、
世の中にはセミリタイアという生き方があるのか!
と思って色々と調べ始めた頃、
実際にセミリタイアした人がいくらの資産で早期退職に踏み切り、
セミリタイア後にいくらくらいの生活費で暮らしているかについては、
参考にさせて頂いた部分は多々あります。

資産額を公開している方々の大体の平均値的なものは、
初期の頃には一つの目標金額にはなるかと思います。

他人の資産額は気にならなくなった


しかしながら、自分の目指すべきセミリタイア生活の輪郭や、
自分が貯められそうなセミリタイア資産額が見えてくれば、
自分が目標とすべき退職時期なり資産額は自ずと見えてきます。

この段階になってくると、
他人がいくらの資産額でいくらの生活で暮らしているか?
この辺りは特別気にならなくなって今に至っています。

気になるのは「会社を辞めて後悔していないか?」


私がセミリタイアブログで一番気になるのは、

「会社を辞めて後悔していないか?」
「セミリタイア生活を楽しんでいるか?」

というポイントです。

この辺りの事が伝わってさえくれば、
自分にとっては読む価値のあるブログと思っています。

自分が拝見させて頂いているブログの中には、
資産額を公開しているものもいないものありますが、
資産額の公開非公開はブログの面白さにあまり関係はないかと...

「資産額を公開していないセミリタイアブログは信用できない!」
というような論調を時々見かけますので、
自分の考えをまとめさせて頂いた次第です。

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2021年4月22日木曜日

セミリタイア者が見るサラリーマンのげっそりとした姿

都心で再認識するセミリタイア生活の充実


ここのところ、週1回程度は都心へ出る機会がありますが、
その際にランチを楽しんだり、散策をしたりすることもあります。
昨日もそんな一日だったのでした。

それ自体が楽しいということもあるのですが、
サラリーマンのげっそりとした姿を見て、
セミリタイア生活の充実を再認識する機会でもあります。

公園でうなだれるサラリーマン


季節的に外でランチが楽しめるようになりましたので、
公園で昼食をとっているサラリーマンの姿を多く見かけました。

中には、コンビニのおにぎりを食べながら疲れ切っている風の人もいて、
子供連れで楽しそうにしている人とのコントラストがすごかったです。

昼食がゆっくりとれるセミリタイア生活というのが、
当たり前の世界でないことを改めて実感します。

まん延防止でも接待はなくならない


昨日のランチは少々高い場所でとったのですが(といっても1,200円)、
接待風のサラリーマンが2組いました。

まん延防止だ緊急事態宣言だとか言っても、
接待というのはなくなりはしないのですね。

接待がらみでは別の場所でサラリーマンが話をしているのを聞いたのですが、
飲食店が午後8時で閉店、アルコール提供は午後7時までなので、
接待開始が午後5時だと言って嘆いていました。

ただ、その分仕事のしわ寄せがくるから、
接待後に仕事をするっぽい話もしていましたね。

私も経験がありますが、
接待後にお酒を飲んだ後の仕事って、
効率が恐ろしいほど悪いんですよね。

世間では飲み会や接待が減って喜んでいる人のが多いようですが、
こういう状況でも接待をしなけばいけない人は大変です。

そんなわけで、昨日は何かとサラリーマン時代の苦行を思い出す一日でした。

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2021年4月21日水曜日

住宅ローンで会社に縛り付けられると人事考課がアップする?

やたらと家を買うことを勧められる


私が新入社員として入社した会社では、
結婚したら上司に家を買うことを勧められることが多かったです。

家を持っている方が社会的信用があるとか、
男たるもの家くらい建てなきゃ一人前でないとか、
持ち家が得か損かという観点ではなく、
精神的な理由を述べる人が多かったですが、
裏の理由としては

「住宅ローンで社員を会社に縛り付ける」

という意味合いも大きかったらしいです。

住宅ローンがあるから会社を辞められない


「社員を住宅ローンで会社に縛り付ける」というロジックは以下の流れです。

多額の住宅ローンを組む

→ 返済は多くの場合定年まで

→ 住宅ローンの返済があるので会社を簡単に辞められなくなる

→ 会社への忠誠心がアップ

転職したら給料が下がるケースの多い日本の実情を反映していますが、
果たしてこんな思考法が成り立つのか疑問だった部分もありましたが、

「住宅ローンがあるから会社を辞められない」
「住宅ローンがあるから(嫌な)地方転勤を受け入れざるを得ない」

という声を何度か聞きましたので、
上記ロジックは一定程度成り立つような感じでした。

家を買うと人事考課がアップ?


上記ロジックを裏返すと、

「家を買って住宅ローンを組んでいる人間は会社への忠誠心がある」

ということも成り立つらしく、
家を買うと人事考課がアップするという噂もありました。

しかし、出世の為に家を買うというのは何とも冴えない話で、
会社から離れてみるとくだらない話に思えるのですが、
それ以上に、住宅ローンが足枷となって
会社を辞められないというのが大きなディメリットに感じます。

この辺りに違和感を感じていたことが、
早期リタイアを目指すことになったきっかけの一つだったかもしれませんね。

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2021年4月20日火曜日

「セミリタイア生活は破綻しない」は問題ではない ② 精神面

セミリタイア生活における精神面での不安


お金さえあれば明日にでも会社を辞めたいという人がいる一方、
資金面では問題はないものの、
会社を辞める踏ん切りがつかない人もいらっしゃいます。

その理由については様々なものが考えられますが、
実際にセミリタイア生活が破綻したとか失敗した!
といったことを述べている人の話から逆算して考えると、
孤独の問題が一番大きいような気が致します。

会社を辞めるメリットは孤独のディメリットを上回る


私はセミリタイア生活において寂しさを感じることがないとは言いませんが、
会社を辞めなければよかったと思ったことはありません。

そのベースとなるのは、会社での経験となります。

会社での生活を過ごすに当たって孤独がまぎれるのは、
ある程度気の合う同僚とのコミュニケーションかと思いますが、
このメリットに比べると、
自分が苦手とする上司等とのコミュニケーションによるディメリットは、
あまりにも大きいと言えます。

当時の生活を考えれば、
孤独から生じるディメリットはあまりに小さいです。

孤独云々でセミリタイア生活が破綻したとか失敗したというのは、
サラリーマン時代の嫌な記憶を忘れてしまったのか、
それとも、実はそれほど嫌な職場でもなかったのか...
基本的にはそのようなことが考えられるのではないかと思います。

私も用心はしていますが...


とは言っても、
最初から孤独耐性のない人はセミリタイアを目指さないでしょうから、
セミリタイア生活を長年過ごす中で孤独のディメリットが
予期せぬ形で大きくなっていたとも考えられます。

セミリタイア生活を考える上では、
この精神的な問題による破綻の方が厄介ではないかと思うのは、
経済的な問題はある程度は計算できるものの、
精神的な問題というのはなかなか計算しにくい点ですね。

私などは会社を辞めてから4年弱程度しか経っていないから、
特に孤独に悩まされることもないのであって、
これが10年とか経過すると気持ちも変わってくるかもしれない...
そんなことを頭の片隅には考えています。

まあ、この問題を深く考えすぎますと,
生涯現役という事にもなりかねませんからね。
個人的にはあまり深刻に考えなくてもよい問題ではないかと思います。

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2021年4月19日月曜日

「セミリタイア生活は破綻しない」は問題ではない ① 資金面

経済的にセミリタイアが破綻しない理由


セミリタイア生活に実際に入る前は、
手持ち資金で本当に何とかなるのか不安になるかと思います。

しかしながら、一足早くセミリタイアした人の経験談に触れれば、
どうやらその心配はあまりなさそうだということがわかります。

その理由を大別すると以下の2つになるかと思います。

① セミリタイア生活は思ったよりお金を使わない

② セミリタイアしても思ったよりお金は稼げる

従いまして、経済的にセミリタイア生活が破綻するリスクは確かに少ないのですが、
問題はそこではないような気が最近してきましたので、
その点について自分の感想を述べてみたいと思います。

必要以上の節約をしていないか?


「セミリタイア生活は思ったよりもお金を使わない」
というのは自分にも当てはまるのですが、
ふと気が付きますと、過度の節約をしているのでは?
と思う瞬間もあります。

食事が一番これに当てはまるわけですが、
予算範囲内で最大の効果をあげるような支出に切り替えるべきですね。

「支出の最適化」とか耳障りの良い言葉を使っても、
それが単なる「ドケチ生活」にならないように
最近は気を付けるようにしています。

セミリタイア後の収入はあるが...


私もセミリタイア後の収入は0円とはなっていないです。

アンケートや会場調査を中心とした「雇われない仕事」については、
それなりにこなしてはいます。

しかしながら、コロナショック初期にはこれら収入は0円になりましたし、
他の方のブログなどを拝見させて頂くと、
私的にはやりたくないハードな労働をしている人や、
人間関係の面倒な職場で働いている人もいらっしゃいます。

そりゃ確かにセミリタイア後も収入を得る方法はいくらでもあるけど、
あまりそれを充てにしない方が良いかとは思いますね。

少なくとも、嫌ならいつでも辞められるが基本かな?

「破綻リスク」より「理想の生活」となるかが重要


セミリタイア生活の破綻リスクは少ないからと言って、
不十分な手持ち資金でセミリタイア生活をスタートさせると、
生活の質が下がったり、
労働により思いのほか自由時間が取れなかったりするかもしれません。

従って、セミリタイア計画を立案する際には、
セミリタイア生活の破綻リスクを考えるよりも、
理想的なセミリタイア生活を過ごせるかを考えた方が、
良いのではないかと思いますね。

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2021年4月18日日曜日

一流大卒のリストラ対象者が嘆いた珍妙な理屈

一流大卒でリストラされた男の嘆いた理由


一流大学を出ていようが、
能力があって実績をあげていようが、
40~50代にもなるとリストラのリスクにさらされるのが、
今のサラリーマンの置かれている状況です。

なので、どんな人がリストラをされても驚きませんが、
ちょっと面白い視点から文句を言っている人がいたので、
ここで取り上げてみたいと思います。

30年前の人気企業


とある一流と言われる大学を卒業して、
30年前の人気企業に就職した人(以下Aさん)がいます。

当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった人気企業も、
30年も経てばトレンドは変化してきて、
当時の勢いは全くなくなりました。

そこで御多分にもれずAさんもリストラの対象になるのですが、
Aさんが納得いかなかった理由がちょっと面白いのです。

" 30年前は人気企業だったから一流大卒の優秀な人材(Aさん曰く)が採用できた。
  ただ、今は会社自体が落ち目になったので、
  一流大学卒業者はこの会社には目もくれない。

  40~50代のまだまだ働ける一流大卒の優秀な人材(しつこいけど彼曰く)をリストラし、
  1.5~2流大学の新卒者をとるのはけしからん!"

なんとなくわかったようなわからないような理屈です。

若手の補充もそりゃ必要でしょ


大手総合商社のように人気ランキングのトップを長年維持している企業であれば、
リストラをされた人も新卒で入る人もともに一流大学卒業である確率が高いので、
Aさんも納得するのかもしれませんが、
トレンドについていけなかった企業だと、
Aさんの嘆くような事態になるのでしょう。

ただ、企業はこれから先ずっと永続していかなければならないので、
若手の補充も必要でしょうし、
業容拡大を見込んで多くの新卒を採用した時代の
給料の高い中高年をリストラする必要もあるかもしれません。

Aさんが文句を言っても致し方ないですね。

今の人気企業も30年後には斜陽企業になるかも?


今の若い人から見れば、
「そんな落ち目の企業に入るから悪い」
と思われるかもしれませんが、
30年後の事など誰にもわかりません。

しかしながら、30年後にリストラされることを前提に、
それに備えた生活スタイルを構築するというのは可能です。

30年後、会社も自分も元気なら働けば良いし、
会社がヘタって自分もリストラされるならば
早期退職で新しい人生を歩めるようにしよう!
というのは人生設計としてはありじゃないでしょうかね?

今の若者にとって、
FIREとかセミリタイアという選択肢がそれなりに認知されているのは、
それだけで当時の我々に比べれば有利なポイントじゃないかな?
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2021年4月17日土曜日

セミリタイア生活における入浴の重要性 ~ 風呂代くらいはケチりたくないな... ~

スポーツジムはやめたが問題はなかった


サラリーマンをやめてセミリタイア生活をスタートした当初は、
午前中にスポーツジムの大浴場でくつろぐことが楽しみの一つでした。

かつての同僚達が必死に働いているであろう時間に、
のんびりと大浴場で汗を流すのは至福のひと時でしたが、
コロナ禍で大声でしゃべる老人などマナー違反が目立つようになったことや、
スポーツジムへの移動も面倒になったりして、
スポーツジムを退会したのが昨年の8月のことになります。

ただ、大浴場の快適さは捨てがたいだろうから、
スーパー銭湯や日帰り温泉なんかには定期的に行こう!
なんてことを考えていましたが、
実際問題はあまりそういうところに行きたいという気も起らず、
今に至っていますね。

入浴剤には凝るようになった


その代わりと言っては何ですが、
入浴剤にはちょっとだけこだわるようになりました。

とりあえず、今のストックは写真の4種類ですね。





・バスクリン 薬湯 温感EX
・きき湯 マグネシウム炭酸湯
・きき湯 カリウム芒硝炭酸湯
・いい湯旅立ち にごり炭酸湯 やすらぎの宿16錠入

バスクリン薬湯は良くも悪くも薬湯感は弱く、
普通のバスクリンを漢方風に仕上げたような感じです。

きき湯はじんわりと身体に効くという感じで、
疲れたときはこれという使い方です。

最も多用しているのが「いい湯旅立ち」のシリーズです。
コスパ的には花王のバブよりよく
炭酸が強いのが特徴です。

入浴後の1杯を楽しみにするセミリタイア生活


家の狭い風呂でも入浴剤の効果も相まって、
他人と入るスポーツジムの広い風呂より良いかな?
と感じるようになったのが昨今の心境の変化です。

そして入浴後のビールは格別といえますね。
セミリタイア生活の至福の瞬間と言えます。

風呂に入らないで節約を!というような情報は良く目にしますが、
楽しいセミリタイア生活の為には、
風呂代くらいは節約しないで楽しみたいというのが実感ですね。

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2021年4月16日金曜日

いつまでも「上司面」する人としない人

暴言上司にも2種類


サラリーマンを辞めた今となっては、
かつての上司達に会うことは二度とないかと思います。

ただ、サラリーマン時代を継続している間は、
社内でかつての直属の上司に会うこともしばしばありました。

そこで少々疑問というか戸惑いを覚えることがあり、
それは直属時代は人を人とも思わない「暴言上司」だった人が、
直属でなくなったときの変化です。

これには2種類のパターンがありました。

いつまでも「上司面」する人


一つのパターンとしては、いつまでも上司面する人です。

すでに転職して別の会社に移籍したり、
定年で会社を辞めたにもかかわらず、
相変わらずエラソーに説教とかしてくる人はいました。

この手の人は生涯マウントをとりながら生きていくでしょうから、
さぞや地元や家庭でも嫌われているだろうな~と思いますね。

妙に丁寧になる人もいる


これとは逆に妙に丁寧になったりする人もいました。

直属時代は呼び捨てだったのが君付けになったり、
口調も妙に丁寧でかつてを知るものとしては、
気持ち悪いという感覚もあります。

ただこれで、
「本当は良い人だったんだな~」
ということにはなりません。

価値観は間違っている!


いつまでも上司面してくるような人が論外なのは言うまでもありませんが、
上司でなくなったら急に普通になる人も個人的には評価致しません。

この手の人は立場をわきまえているという考えもできますが、
そもそも部下に対してだって暴言を吐いたりして良いものではありません。

上司 - 部下なら何を言っても許される...
こういった価値観を持っている人は残念ながらまだ多いですよね?

そういった根本的な価値観が異なる方とは、
やはりお付き合いはできないですね。

ま、会社のOB会とか行かないんで関係ないですが...
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2021年4月15日木曜日

クレジットカード会社からのしつこいセールス電話を撃退する為についた嘘

ここ最近増えてきたセールス電話


私も10年くらい前は、災害対策 & 社会的信用という観点から、
固定電話なるものを契約していましたが、
セールス電話しかかかってこないので解約しました。

その後携帯電話のみになってからは、
セールス電話などはほとんどかかってこなかったのですが、
ここ最近になってコンスタントにセールス電話がかかってくるようになりました。

と言っても、名も知らぬ会社から電話がかかってくるのではなく、
電話をかけてくるのはすべてクレジットカード会社です。

リボ払いなんてするわけないだろ!


それではクレジットカード会社が何をセールスするかというと、
以下の2つのパターンがあります。

一つは医療保険です。

「1日あたり〇〇円で安心が...」
というおなじみのパターンです。

私は生命保険や医療保険の類は入るつもりが全くないので、
この手の話は興味がないと言って断ります。

もう一つはリボ払いです。

メガバンクの普通預金金利が0.001%しかないこの時代に、
15%の暴利をとる恐るべき金融商品です。

資金を取り崩して生活しているセミリタイア生活者が、
こんなものに手を出すはずはありません。

そもそもセミリタイアとかを抜きに考えても、
50歳を越えてリボ払いに手を出している時点で、
かなりヤバい生活をしているのではないかと思いますが...

コミュニケーションの取れない女性オペレーター


リボ払いについても「興味がない!」でいつもは終わるのですが、
先日のオペレーターはしつこかったですね。

このしつこさというのがちょっと特殊で、
こんな感じのやり取りです。

オペレーター: ただいま、リボ払いのキャンペーンをやっておりまして、
       リボ払いにお切替え頂けば商品券を差し上げます。

私:全く興味はありません。

通常の会社であれば、
「そうですが。引き続き〇〇カードをお願い致します。」
で終わるのですが、このおばちゃんはそうではありません。

オペレーター:毎月の支払が一定となりますので、計画的にお金が...
      (なんとかかんとか)

私:あの、全然興味ありませんし、必要ないです。

オペレーター:今ならこのお電話で手続きできます!

私:ですから、必要ありません。

これと同じような不毛なやり取りが数回続きました。

オペレーターはこちらの話は一切聞かずに、
おそらく手元にあるであろうマニュアルをひたすら読み続けるのです。

私生活でも人とコミュニケーションがとれない、
ちょっとアブナイ人なんだろうな...と思ったので、
最後通牒的に私はこう言い放ちました。

私:私は相当な資産家でお金には全く困っていません。
  リボ払いなんて全く必要ないので、
  2度と電話をかけてこないでください。

このように言ったところようやくマニュアルを読むのをやめて、
もごもごと何か意味不明のことを言って電話を切りました。

「相当な資産家」などという嘘をつくのも後味が悪いですが、
いらないとか必要ないとか言っても、
セールスマニュアルを読むのを辞めないのだから致し方ありません。

この手の電話は今後も増えてきそうなので、
ちょっと対策を考えなければいけないかもしれませんね。

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