若くして偉人が亡くなると出てくる論調
若くして偉人が亡くなるとよく出てくる論調として、
「若いうちにやりたいことをやっておかないと後悔する」
というものがあります。
言いたいことは理解できますし、
全くその通りだとは思いますが、
注意すべき点はあります。
それは非常にシンプルな話ですが、
特別大きな病気を持っているわけでもなければ、
40~50歳で亡くなる確率より、
80歳まで生きる確率のが高いということです。
若いうちにやりたいこと?
本当にやりたいことがあって、
それは一刻も早くやりたい!
そしてそれは、30代でなければ、
遅くとも40代でなければダメだ!
更にそれさえできれば、
老後が貧乏になろうが早死にしようが後悔しないのだ!
そういうことがあれば、
すぐにアクションをとるのも良いかと思いますが、
私はそこまでしてやりたいことはなかったかな?
むしろ老後に備えるのが先か?
となると、若いうちに好きなことをやるよりは、
老後にいかに嫌なことをしないで済むかに備える方が、
確率論的には賢明かもしれません。
といっても、老後に贅沢三昧の暮らしをしたいとか、
世界一周クルーズに行きたいとか思わなければ、
そこまでのお金は必要なかったりすると思います。
少なくとも、70歳まで働く必要などはありません。
バランスのとれた人生設計
セミリタイアをするにあたって、
「若いうちにやりたいことをやる」と
「老後に嫌なことはやらない」「老後に極端な貧乏は嫌」という、
バランスをうまく考えるべきではないかと思います。
前者に重きを置きすぎれば無謀な早期退職に、
後者に重きを置き過ぎれば楽しまないで人生が終わる、
そんな結果にもなりかねません。
上記のバランスを自分なりに考えた結論というのが、
40代半ばから50代前半でのセミリタイアという計画で、
実際に50歳でセミリタイアできたのはまあまあかなと思っています。
50代は全然20代30代と体力的にそん色ないからなあ
返信削除ただし会社員の中高年は健康的にやばい感じがする。
50代を老人のように考えている論調には違和感を覚えますね。
削除老後は65歳からなんだから
返信削除やりたいことを50代60代前半でやるのも
全然アリだと思いますよ。
むしろ30代40代前半でリタイアしてやりたいことをやるとか
金銭的には無理があるし、
そもそも世の中の大半の人は
その年代では結婚子育て路線に乗るのを
諦めたりはしないんじゃないかな。
私も65歳まではある程度元気だという前提で人生設計をしています。
削除30代まではオーソドックスな幸せを求めて、
後から軌道修正でも良いと思いますね。
最初から隠遁者のような生活を目指すのは、
果たして本当に良いのかという疑問は残ります。