2021年4月7日水曜日

「若いうちにやりたいことやったけど老後は貧乏」は避けたいと思った

若くして偉人が亡くなると出てくる論調


若くして偉人が亡くなるとよく出てくる論調として、

「若いうちにやりたいことをやっておかないと後悔する」

というものがあります。

言いたいことは理解できますし、
全くその通りだとは思いますが、
注意すべき点はあります。

それは非常にシンプルな話ですが、
特別大きな病気を持っているわけでもなければ、
40~50歳で亡くなる確率より、
80歳まで生きる確率のが高いということです。

若いうちにやりたいこと?


本当にやりたいことがあって、
それは一刻も早くやりたい!
そしてそれは、30代でなければ、
遅くとも40代でなければダメだ!
更にそれさえできれば、
老後が貧乏になろうが早死にしようが後悔しないのだ!

そういうことがあれば、
すぐにアクションをとるのも良いかと思いますが、
私はそこまでしてやりたいことはなかったかな?

むしろ老後に備えるのが先か?


となると、若いうちに好きなことをやるよりは、
老後にいかに嫌なことをしないで済むかに備える方が、
確率論的には賢明かもしれません。

といっても、老後に贅沢三昧の暮らしをしたいとか、
世界一周クルーズに行きたいとか思わなければ、
そこまでのお金は必要なかったりすると思います。

少なくとも、70歳まで働く必要などはありません。

バランスのとれた人生設計


セミリタイアをするにあたって、
「若いうちにやりたいことをやる」と
「老後に嫌なことはやらない」「老後に極端な貧乏は嫌」という、
バランスをうまく考えるべきではないかと思います。

前者に重きを置きすぎれば無謀な早期退職に、
後者に重きを置き過ぎれば楽しまないで人生が終わる、
そんな結果にもなりかねません。

上記のバランスを自分なりに考えた結論というのが、
40代半ばから50代前半でのセミリタイアという計画で、
実際に50歳でセミリタイアできたのはまあまあかなと思っています。
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4 件のコメント:

  1. 50代は全然20代30代と体力的にそん色ないからなあ
    ただし会社員の中高年は健康的にやばい感じがする。

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    1. 50代を老人のように考えている論調には違和感を覚えますね。

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  2. 老後は65歳からなんだから
    やりたいことを50代60代前半でやるのも
    全然アリだと思いますよ。
    むしろ30代40代前半でリタイアしてやりたいことをやるとか
    金銭的には無理があるし、
    そもそも世の中の大半の人は
    その年代では結婚子育て路線に乗るのを
    諦めたりはしないんじゃないかな。

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    1. 私も65歳まではある程度元気だという前提で人生設計をしています。

      30代まではオーソドックスな幸せを求めて、
      後から軌道修正でも良いと思いますね。

      最初から隠遁者のような生活を目指すのは、
      果たして本当に良いのかという疑問は残ります。

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