2021年4月13日火曜日

【セミリタイア否定論者の考え方】成功したサラリーマンは節約系セミリタイアなど眼中にない

成功者の早期退職


最近FIRE関連の記事をよく見るようになりましたが、
それと比例するように、早期退職反対・生涯現役礼賛のような記事も見かけます。

これらを総合的に見てみると、
そもそも話がかみ合っていないのでは?
という疑問を持ちましたのでこの件について述べてみたいと思います。

まず重要なのは、
早期退職反対・生涯現役礼賛について述べているのは、
仕事で成功している人達であるということです。

彼らのイメージする早期退職とは以下のようなものかと思います。

" やりがいのある仕事で高給を稼いではいたものの、
  忙しすぎる毎日にふと疑問を抱くようになってきた。

  幸い、余生を過ごすだけのお金もたっぷりあることだし、
  ここらで会社を辞めて残りの人生は趣味に生きよう! "

このようなタイプの早期退職であれば、
「趣味」に飽きてしまった場合、
やっぱり働いている方が良いかな?
と職場に復帰するのもありかとは思います。

節約系セミリタイアの主流は?


一方、節約系セミリタイアを目指す人達というのは、
以下のようなタイプのサラリーマンが多いと推測致します。

" 仕事はやりがいがあるとは程遠く、
  毎日人間関係(特に対上司)で心身をすり減らして、
  時間だけが浪費していく。

  こんな生活を定年まで続けるくらいなら、
  生活ランクを落としてでも早期退職・セミリタイアに踏み切って、
  趣味を中心とした生活へと舵を切りたい。" 

このようなタイプの早期退職であれば、
「趣味」に飽きたからと言って、
職場復帰など冗談ではない!
と考えるのが普通です。

「仕事に戻る」の意味がまるで異なる


そもそも最初に述べた成功者の早期退職では、
惜しまれつつ引退をして、
さぞや能力・人脈もおありでしょうから、
同じような職場に戻れたり、
豊富な自己資本から新たに事業を立ち上げたりとかできるでしょう。

一方の節約系セミリタイアの場合、
過去の実績から考えても、
同じレベルの職場に復帰するのは極めて困難です。

仕事に復帰しても給料も大幅ダウンするでしょうし、
前より職場環境が悪化するリスクは高いです。

社会的に成功している人が、

「早期退職してもすぐに飽きて仕事に戻りたくなるさ!」

なんてことを言うのをよく耳にしますが。
彼らのイメージする「仕事」というのは、
節約系セミリタイア界隈でいう「仕事」とまるで違うものじゃないでしょうかね?

だから彼らの話を聞いていても違和感しか残らないのでは?
というのが私の感想です。

要するに、そもそも彼らは節約系セミリタイアなんてものは眼中にないでしょうから、
我々も彼らのような人達は無視で良いんじゃないでしょうかね?


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