セミリタイア生活における精神面での不安
お金さえあれば明日にでも会社を辞めたいという人がいる一方、
資金面では問題はないものの、
会社を辞める踏ん切りがつかない人もいらっしゃいます。
その理由については様々なものが考えられますが、
実際にセミリタイア生活が破綻したとか失敗した!
といったことを述べている人の話から逆算して考えると、
孤独の問題が一番大きいような気が致します。
会社を辞めるメリットは孤独のディメリットを上回る
私はセミリタイア生活において寂しさを感じることがないとは言いませんが、
会社を辞めなければよかったと思ったことはありません。
そのベースとなるのは、会社での経験となります。
会社での生活を過ごすに当たって孤独がまぎれるのは、
ある程度気の合う同僚とのコミュニケーションかと思いますが、
このメリットに比べると、
自分が苦手とする上司等とのコミュニケーションによるディメリットは、
あまりにも大きいと言えます。
当時の生活を考えれば、
孤独から生じるディメリットはあまりに小さいです。
孤独云々でセミリタイア生活が破綻したとか失敗したというのは、
サラリーマン時代の嫌な記憶を忘れてしまったのか、
それとも、実はそれほど嫌な職場でもなかったのか...
基本的にはそのようなことが考えられるのではないかと思います。
私も用心はしていますが...
とは言っても、
最初から孤独耐性のない人はセミリタイアを目指さないでしょうから、
セミリタイア生活を長年過ごす中で孤独のディメリットが
予期せぬ形で大きくなっていたとも考えられます。
セミリタイア生活を考える上では、
この精神的な問題による破綻の方が厄介ではないかと思うのは、
経済的な問題はある程度は計算できるものの、
精神的な問題というのはなかなか計算しにくい点ですね。
私などは会社を辞めてから4年弱程度しか経っていないから、
特に孤独に悩まされることもないのであって、
これが10年とか経過すると気持ちも変わってくるかもしれない...
そんなことを頭の片隅には考えています。
まあ、この問題を深く考えすぎますと,
生涯現役という事にもなりかねませんからね。
個人的にはあまり深刻に考えなくてもよい問題ではないかと思います。
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