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2026年2月10日火曜日

ネットの”年金繰下げで後悔”は多くのFIRE民には当てはまらないと思う理由

年金繰下げで後悔するケースが多い


年金繰下げ受給に関して言いますと、
ネットでは否定的なご意見が多く、
下記のような「年金を繰り下げなければよかった!」
という記事を多く見かけます。

"「74歳からの年金が多くても、それまでの10年をしんどい思いで過ごしていたら意味がないんじゃないか、って最近思うんです」繰り下げたことで、月27万円という金額は手にした佐野さん。しかし、健康不安や老化による生活の変化は、数字では測れない“精神的な負担”となっていました。「結局、自分が元気なうちに、少ない年金でも自由に動けていたら、また違った老後になったんじゃないかって…」” (引用元) 年金月27万円「悠々自適かと思いきや」…繰下げ受給を選んだ74歳男性の〈後悔と葛藤〉
ただ、この方のケースは多くのFIRE達成者には当てはまらないのでは?
と思いましたので詳しく見ていきたいと思います。

生活レベルを落として繰下げはダメ!


この方ですが、65歳時点で2,000万円の資産を保有、
74歳の繰下げ受給まで手持ち資金を取り崩していたそうです。
そして、仮に65歳で年金を貰っていれば年額220万円(月額18.3万円)だったとのこと。

実際に9年間でいくら使ったの記載はないですが、
220万円×9年間だと1,980万円なので、
年金相当額を使って資金が尽きたので年金を貰い始めたとも言えそうです。

それで74歳から貰い始めた年金額が月27万円となっており、
となると、65歳から貰い始めていたらの18.3万円の1.48倍になっています。

あれ、9年繰り下げると1.75倍くらいになるはずだが...と思っていたら、
”年金の受給開始年齢は原則65歳ですが、最大75歳まで繰下げ可能で、1ヵ月ごとに0.7%増額されます。つまり、65歳→75歳に繰り下げると42%増になります。”
と本文に書かれていますが、75歳まで繰り下げだと84%増ではないかと思います。

また、現時点で74歳だと繰下げは70歳までという指摘もありました。
(昭和27年4月1日以前生まれの繰下げは70歳までしかできない...)

この時点であまり詳細にコメントする気がなくなりましたが、
要するに、節約生活してまで繰り下げ受給する必要はないということが言いたく、
まあ、それはその通りかな?と言ったところです。

特に、目の手術や歯のインプラントを先延ばしとか論外です。

FIRE民の多くはこれとは全く異なるのでは?


しかしながら、資産レベルがもう少し上になりますと、
状況は全然変わると思います。

準富裕層レベルの資産の持つFIRE民であれば、
昨今の好調な相場状況を背景に、
65歳時点でも準富裕層をキープできている可能性が高いです。

仮に65歳時点で5,000万円の資産を持ち、
年間支出が300万円、65歳からの年金が200万円という例を考えてみます。
また、運用益や税金、インフレなども無視します。

独身男性だと年間支出300万円は必要にして十分なので、
65歳から年金を貰おうが、70歳から貰おうが、
多くの人の支出は変わらないのではないか?と思います。

となると、9年の繰下げはちょっと極端なので、
5年の繰下げに致しますと、
70歳時点の資産、今後の年金は以下の通りです。

【65歳から年金受給】

・5,000万円 - 300万円×5年間 + 200万円×5年間 = 4,500万円 
 以降の年金は200万円

【70歳から年金受給】

・5,000万円 - 300万円×5年間 = 3,500万円 
 以降の年金は284万円

多くの人にとっては、どちらでも良いんじゃない?
どっちも逃げ切れないことはなさそうだし...
と思うレベルではないでしょうか?

私は繰下げ受給派ではあるが...


私は上記の例で言えば後者を支持する立場です。

年金が増えた方が長生きリスク的には安心だし、
資産を誰かに残す必要もないので、
上記レベルの資産減少は許容範囲だと思うのが主な理由です。

ただ、今後の税制や社会保険の仕組み変更、
また、政府への信頼性低下などの状況によっては、
考えが変わるかもしれないな~といったところです。

まあ、上記の例だと微妙なところは多々あるでしょうが、
3億円とか4億円とか持っている人は、
年金を65歳から貰おうが70歳から貰おうが、
何も生活は変わらないんじゃないでしょうかね?

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2025年8月8日金曜日

国民年金・任意加入制度について年金事務所に確認に行ってきた!

国民年金保険料全額免除が多いセミリタイア民


セミリタイア生活を過ごされている方々は、
国民年金保険料については全額免除の申請を行っている方が多い印象です。

保険料の全額を免除された期間は老齢年金を受け取る際に、
保険料を全額納付した場合の年金額の2分の1 (税金分)を受け取れますし、
国民年金保険料を払う分は自分で運用した方が良いだろう...
みたいな考え方なのかと思います。

ただ、私はそれに逆行するスタンスを取っている感じで、
60歳以降も国民年金に任意加入して、
受け取る年金を増やそうと思っています。

と言いますのも、私は大学生時代は国民年金保険料を払っておらず、
60歳になった時に納付月数が480月に満たないからです。

年金事務所に手続きの確認へ!


私は今現在、国民年金保険料はクレジットカードで2年間前納をしていますが、
次の引き落としは2年間を切ってしまいます。
この辺の手続きをどうするのか?
よくわからないので年金事務所に行ってきました。
確認してきた内容は以下の通りになります。

・このままだと、59歳~60歳までの保険料がまとめて引き落とし。
 なお、クレジットカードより口座振替のがお得だが、
 これはマイナポータルから変更手続きが取れる。

・任意加入は60歳の誕生日の前日より手続き可能。
 その場合は年金事務所か区役所年金係に実際に行く必要あり。
 なお、国民年金保険料は毎年上昇するので、
 早めの手続きがお勧めとのこと。

本当に得なのかはわかりませんが...


任意加入制度については前から意識はしていたものの、
具体的な手続きとかは一切知らなかったので、
一応の確認ができて良かったです。

まあこの判断が最終的に得となるのか損となるのかはわかりませんが、
国民年金保険料を支払う手持資金がないわけでもないので、
インフレリスク、長生きリスクには出来る限り手を打っておこうかと思います。

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2025年6月23日月曜日

年金をどこまで信用するか? ② 30%のバッファーを見込む(これで良いのか不明...)

年金は30%のバッファーを見込む


私は年金受給開始後は年金の範囲内で生活することを目指しており、
その際、年金カット、物価上昇分をどう織り込むかですが、
今のところ、30%のバッファーを見込んでいます。

昨日使用した年間の生活費200万円を例にとると、
年金受給額を何とか260万円に持って行きたく、
その為の手段として繰り下げ受給が有効だと考えるという感じです。

ただ、この30%という数字にはそれほど根拠はなく、
どの程度が適正なのかは手探り状態な部分もありますので、
実際に年金を受給する年齢になって改めて考えたいとは思っています。

「年金不足分を資産取り崩しで賄う」の弱点


ただ、FIRE系の方の多くは年金をそもそも信頼していないことが多く、
こういった戦略をとる方は多くない印象です。

となると、年金不足分は資産取り崩しで賄うのが一般的ですが、
この場合、寿命を何歳に設定するかは難しいところです。

では100歳に設定していますが、それはちょっと行き過ぎかと思います。

客観的に見ると、独身男性なら80歳くらいが適当かと思いますが、
その場合、60代は比較的心穏やかに過ごせるでしょうけど、
70代も後半になると資産枯渇に怯える日々になるかも...
と私なんかは考えてしまいます。

生活レベルを落とせば良い?


まあ実際問題としては、想定より長生きしたら生活レベルを落とす!
というのが対策というか心構えでは有効かと思います。

年間生活費が200万円のケースで言えば、
年金で150万円、資産取り崩しで50万円を賄うのなら、
資産が尽きたら150万円の範囲で生活すれば良い!
という考え方になります。

ただこれが逆に、
年金で50万円、資産取り崩しで150万円を賄うケースなら、
節約で何とかできるレベルではなくなるので、
他の対策が必要になるかとは思います。

引き続き最適解を探したい


以上、自分の今のスタンスと懸念点などについて述べましたが、
この問題は、思わず唸るような素晴らしい考えを私は聞いたことがないので、
引き続き、色々な方の意見を伺いつつ、
自分でも最適解を探して行きたいですね。

2025年6月22日日曜日

年金をどこまで信用するか? ① 100%の信頼 or 年金ゼロ

年金に全幅の信頼は置いていない


当ブログ内で何度か述べている事ですが、
私は年金受給開始後は年金の範囲内で生活することを基本計画にしています。

こういうことを書きますと、
私が年金に全幅の信頼を置いていると思われるかもしれませんが、
そのようなことはありません。

とは言え、将来年金がゼロになるかも?
などとも思っていません。

この辺りについて、今現在の自分の考えをまとめてみたいと思います。

年金に全幅の信頼を置いている人は見たことがない


年間生活費が200万円、年金受給見込額が200万円と言う人がいると仮定します。

この方が年金に対して全幅の信頼を置いているということは、
例えば、物価上昇で年間生活費が250万円になっても、
年金は250万円に増えるので生活は安泰!
という感じになるということかと思います。

なので、手持資金は予備費と年金アップのタイムラグ分程度の貯蓄を持てば十分!
となります。

ただ、流石にここまで無邪気に政府を信頼していると言う人は、
FIREやセミリタイアをする人では見たことがありません。

年金を全く当てにしない


一方その逆のパターンで、年金を全く当てにしない!
こういった方は結構見かけます。

サラリーマンである期間が短くて、
国民年金加入期間も短い人の場合であれば、
そもそも年金が少ないでしょうから、
それを当てにしないというのは理解できます。

しかしながら、サラリーマン時代にはそれなりの金額を稼いでいて、
40~50代でのFIRE達成であれば、
それなりの年金を貰うことができるはずです。

それでも年金はゼロのつもりで自分の資産のみで生きていく!
となれば、本当に年金はゼロにはならないでしょうから、
結果的に多くの資産を残してあの世に行く可能性が高まります。

ただそれよりも、不必要に多くの資産を築いたということであれば、
もっと早く、より少ない資産でFIREできたでしょうから、
これが一番もったいないと私なんかは考えてしまいます。

年金ゼロでのFIRE計画というのは、
安心安全という観点からみれば盤石なFIRE計画かもしれませんが、
過剰な資産 and/or FIRE開始遅延リスクは無視できないのでは?

年金をどこまで信用するかは難しい...


まずは、あえて年金に対して両極端なスタンスを例に挙げましたが、
どちらもスタンスもちょっと違うのでは?
と思う方が大多数かと思います。

それでは、年金をどこまで信用して人生設計をするのか?
と言われると、万人が納得する正解はなかなか難しいのでは?

次項では、私の今現在のスタンスや対応策について述べたいと思います。

2025年6月20日金曜日

【令和7年度・国民健康保険料納入通知書到着】住民税非課税継続中!

今年も7割軽減を維持


昨日、私の手元に令和7年度の国民健康保険料納入通知書が到着致しました。

今年度も均等割の減額区分には「7割軽減」の文字が記載されており、
今年度の国民健康保険料も無事に最低支払額で正式決定です。

所得がほぼない状況なので当然の結果ですが、
開封時に独特の緊張感があるのは例年通りという感じです。

ちなみに、今年度の支払額は24,210円となります。

国民健康保険料が初の微減


国民健康保険料は上昇が続いていたのですが、
今年度の支払額はなぜか減少しています。

退職後の国民健康保険料の推移は以下の通りです。

20,340円 → 20,520円 → 20,700円 → 21,570円 → 22,890円 → 24,630円 → 24,210円

年間ベースでみると、サラリーマン時代の自己負担分1ヶ月分以下と格安ですが、
この辺で上昇がストップして頂けるとありがたい限りです。

住民税非課税は当面継続予定


今年も半分近くが既に経過していますが、
これまで働いてこなかったですし、
当面は働く予定はありません。

なので、年金受給を開始するまでは、
住民税非課税が継続する予定です。

自民党・公明党が参議院議員選挙の公約としている案では、
国民1人当たり2万円の給付に加えて、
住民税非課税世帯の大人は1人当たり2万円が加算されるらしく、
住民税非課税のメリットは相変わらずという感じです。

ただこの手の政策は大不評であるのに加えて、
住民税非課税の異様なメリットは多くの方の知るところとなっており、
こういったメリットがいつまで続くのかは不透明かとは思います。

まあ、私の場合は単に働いていないだけで、
特別狙っての住民税非課税ではありませんが、
年金受給後の税金などもにらみつつ、
住民税非課税をやめる(=年金受給開始)時期は引き続き検討したいと思います。

2025年6月2日月曜日

”年金を運用する”という戦略について

「年金を運用する」という発想


昨日は、年金を繰り下げ受給するのが得とは限らないけど、
老後に普通に生活するお金以上に年金があるのは安心感がある!
損得というよりこの安心感を重視したい!
という類の話を致しました。

実際には、65歳時点での年金見込額や税負担等、
総合的に考えて決めることになろうかと思います。

ただ、昨日の記事で個人的に真似したくないかな?
と思ったのが以下の部分です。

"私自身は、繰り上げ受給を有力な選択肢として考えています。前述したようなメリットがあるのに加えて、「運用すれば増やせる」と思っているからです。
 65歳から受け取る場合の年金額を100万円とすると、60歳繰り上げ受給では76万円に減り、70歳繰り下げ受給では142万円、75歳受給では184万円に増えます。 その年金額に運用益(運用で得る利益)を加えるとどうなるでしょうか。図表2は年金の受け取り方と運用についてのシミュレーションです。 たとえば60歳から繰り上げ受給し、これを全額、年6%で運用した場合、65歳時には年金額(累計)と運用益の合計が530万円、70歳時には1138万円に増えています。65歳から受給を開始し、同じく全額を年6%で運用すると、70歳には698万円です。” (引用元) 「年金は繰り下げたほうが得」は本当か…お金のプロが「60歳での繰り上げ受給」を前向きに検討しているワケ"
アーリーリタイア民には運用に自信のある方も多いので、
この考えを魅力的と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
私的にはちょっとどうかな?と思いました。

60歳以降も運用を続けるのか?


まず第一に、老後も運用を続けるのか?と言う点ですね。

60歳過ぎて、年間6%増やすべく運用する!というのは、
私的にはかなりストレスのかかる老後になります。

まあ、65歳くらいまでなら、ちょこちょこと運用に時間を使っても良いかもしれませんが、
70歳過ぎてまで相場を気にしながら生活するというのは、
個人的にちょっとないかな?といったところです。

経済停滞期が老後に訪れる確率


記事では運用益が6%と言わず5%でも!と書かれていますが、
そもそも、一本調子でこの利回りを確保する前提にはかなり無理があります。

それよりも、自分が60歳とか65歳になった時から、
ちょうど株式市場が停滞する時期にぶつかる可能性を考慮すべきかもしれません。

20~30代ならいずれ相場は戻るとどっしり構えられますが、
老後のこの時期に当てにした運用益が入らないとか、
保有資産が大きく毀損するとかの事態が発生すれば、
相当精神的にダメージがあるのはもちろん、
場合によっては老後破綻の可能性すらあるのではないか?と思われます。

住民税非課税を狙いつつ...とかはありかもしれない


ただ戦略的に、あえて年金受給額を抑えて、
住民税非課税世帯を狙うと言った場合で、
年金を繰り上げ受給するのであれば、
そもそも手持資金がないわけでもないので、
やはり資金は運用するよ!というケースはあるかもしれません。

そう言う方はそもそも資金が潤沢でしょうから、
多少の運用の失敗・停滞があっても大丈夫かとは思いますが、
老後資金を増やす為に繰り上げ受給だ!
とかは、老後の精神的な安定面も含めて、
あまりお勧めできないプランではないか?
とは思いますね。

2025年6月1日日曜日

「年金繰り下げで得するとは限らない」けど損得の問題ではないかも?

年金繰り下げで得するとは限らない!


私は今のところ、年金を繰り下げ受給しようと思っているのですが、
それは必ずしもお得とは限りませんよ!
と言う内容の記事がありました。

"年金はいつから受給するのがベストなのか。ファイナンシャルプランナーの横田健一さんは「繰り下げが得で、繰り上げは絶対にだめという常識は疑うべきだ。60歳での受給開始でも一生お金に困らない方法はある」という――。” (引用元) 「年金は繰り下げたほうが得」は本当か…お金のプロが「60歳での繰り上げ受給」を前向きに検討しているワケ"
内容的に参考になる部分も多かったですが、
アーリーリタイア民的にはちょいと違うかも?
という部分もあったりしましましたので、
気になる部分を取り上げてみたいと思います。

手取りはそこまでは増えない


まず最初に考えなくてはいけないのは、
”手取りはそこまでは増えない”
という点ですね。

公的年金には税金や社会保険料がかかりますが、
この点を無視して繰り下げ受給のメリットを
強調する記事が多いのは確かかと思います。

記事内でも、5年の繰り下げで42%増えるけれども、
繰り下げた分を取り戻すまでに約12年かかる、
ただ手取りベースだともっとかかると書かれています。

これに関する私のスタンスですが、
自分が65歳になった時の保有資産状況、
70歳まで繰り下げた場合で手取りがいくらふえるのか?
この辺を改めて計算して繰り下げるかどうか決めたいと思っています。

年金の受給額は変わるでしょうし、
税制だって変わる可能性もありますので、
この辺は臨機応変に対応すべきだと考えます。

住民税非課税のメリット


また、本記事には「公的年金等控除」についての言及や、
下記のような記述もあります。
”そもそも繰り下げをするためには、長く働くという話になりがちで、70歳まで繰り下げるには70歳まで年金がなくてもいいように働く、というのが前提です。”
とあります。

この辺は既に働いていないアーリーリタイア民には関係のない話ではないか思います。

税金と言えば、アーリーリタイア民には住民税非課税世帯の人が多いでしょうが、
年金受給と住民税非課税についての関係で言えば、
65歳から年金を受給すると住民税非課税のメリットがなくなる!
という方も多いかと思います。

これが70歳からの年金受給にすれば、
5年間は住民税非課税のメリットを享受できるので、
この辺のメリットも計算に入れる必要はあるかと思います。

実際は得とか損とか考えないかも?


私は年金受給については、
早く貰ったら得とか損とかはあまり気にしないかな?
と実際問題としては思っています。

例えば、税金をとりあえず無視、
月額20万円程の支出で老後を暮らすとして、
65歳時点で2千万円の資産、
年金受給見込みが月20万円とします。

70歳まで年金受給を繰り下げて、
その間の生活費は資産取り崩しで捻出すると、
70歳時点で8百万円の資産、
年金受給見込みは月28.4万円となります。

どちらが、70歳以降気持ち的に安心して暮らせるのか?と言えば、
生活費以上の年金が入ってくる方が安心だし、
そうなると資産はそれほど必要ではないでしょうから、
今のところは後者かな?というのが年金繰り下げ受給の理由だからです。

まあ、この辺は心境が色々と変化する可能性もありますので、
実際に65歳になってみないとわからない部分も大きいかとは思います。

2025年4月5日土曜日

【仮説】FIRE民の多くは年金受給を繰下げしても生活は変わらない

資産が十分なら繰り下げ受給を選ぶ根拠


昨日は、年金受給を繰り下げ受給して後悔した話を取り上げましたが、
多くのFIRE民にとってはあまり関係ない話なのかもしれません。

と言いますのも、
FIRE民の多くは65歳でもそこそこの資金は持っていると思います。

FIRE民が繰り下げ受給を考える場合は、
この辺りを考慮する必要があるのでは?と考えます。

例えば、あるFIRE民の方の生活費が月20万円、
65歳時点で3千万円の資産だったと仮定致します。

年金受給額は昨日取り上げた方と同じで、
65歳からなら14万円、70歳からなら20万円とします。
税金・資産運用益は便宜的に無視します。

65歳から年金を受給した場合、
毎月6万円の赤字が発生しますので、
70歳時点での資産・キャッシュインは、

資産:3千万円 - 6万円 × 12ヶ月 × 5年 = 2,640万円
年金:毎月14万円

となります。

一方、70歳から年金を受給した場合、
5年間は手持資金を切り崩しますので、

資産:3千万円 - 20万円 × 12ヶ月 × 5年 = 1,200万円
年金:毎月20万円

65歳から年金を受給した場合、70歳からも継続的に赤字が発生しますが、
2,640万円あれば440ヶ月分(36.6年分)なので、
106歳まで生きても大丈夫です。

70歳から年金受給した場合、
年金で生活費が賄えますので、
1,200万円の資産は普通に生活している分には減ることがありません。

繰下げしようがしまいが生活費は変わらない!


上記の場合、どっちの生き方が好みか?と考えますと、
私は今のところ、後者(年金繰り下げ)を選ぶかな?

70歳で大金を保有しなければいけない理由を思いつかないのと、
「年金の範囲内で暮らす」というのが心地良いと考えるからです。

この比較のポイントですが、
年金受給を繰り下げしようがしまいが生活費は変わらない!
また、どちらのケースでも働く必要はない!
というところにあります。

実はFIREをしている多くの人は慎ましい暮らしをしているように思えます。
なので、彼らの多くは、年金を繰り上げしようが繰り下げしようが、
その慎ましい生活は変わらず、
また、資産を結構残してこの世を去ると推測されます。

それであれば、保有資産を減らすべく年金受給を繰り下げて、
増えた年金分は心置きなく使うという作戦は、
一考の価値はあるというのが今時点の私の考えです。

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2025年4月4日金曜日

年金繰下げ受給派だが”働いてまで繰り下げるつもりはない!”

年金繰り下げ受給を後悔する話


年金繰り下げ受給を後悔する!というお馴染みの話が目に留まりました。

"「長い会社員生活が終わって自由になれる時間があったのに。行けなかった旅行をして、食べたいものを食べてということができたのに、しなかった。年金を65歳から受け取って、仕事は軽くする程度にしていたらもっと人生を楽しめたんじゃないかと、できなくなって初めて後悔するようになりました」
年金を5年繰下げたことで月14万円が月20万円程度まで増額。増えたことで医療費に充てられるという考えもありますが、高橋さんいわく「こうなってしまうと貯金の使い道だって病院ぐらい。お金だけあってもね」……。後悔は止まらないようです。” (引用元) 年金の繰下げを後悔しています…〈月20万円〉を受給する70歳元会社員が嘆き。月5万円以上増額も「65歳からもらうべきだった」と零すワケ"
65歳からフルタイムで働いて月18万円を稼ぐも、
69歳を過ぎて体力低下と脳梗塞に見舞われて...
というケースです。

これだけ聞くと、年金繰り下げ受給はしない方が良かった!
という結論に異論はありません。

1,500万円もあれば働く必要はなかったのでは?


ただ、この方のケースでさらっと流されている点があります。
それは、この方は65歳時点で1,500万円の貯金があったという点です。

1,500万円を年金繰り下げ分である、
月14万円と月20万円の差額の6万円に充てるとすると、
250か月分(20.8年分)にもなります

私の感覚では、65歳からは「軽い仕事」すら不要のレベルです。

まあ、この方は結局、月にいくら使っているか不明なので、
何とも言えない部分はありますが...

FIRE民なら月14万円で十分!


私は今のところ年金繰り下げ受給派ではありますが、
これから働いてまで繰り下げ受給をする気はありません。

この方のケースを改めて考えますと、
65歳で資産がゼロになったというケースでも、
年金が月14万円貰えるなら働かないで良いかな?
というのが多くのFIRE民の発想だと思われます。

65歳にもなってフルタイムであと5年も働いて、
年金・月14万円を月20万円にしてアップグレードした暮らしにしたい!
という発想は自分にはないかな?

2025年2月12日水曜日

年金受給開始は65歳からだが70歳まで働く...はどうなんでしょう?

年金繰下げ受給しなくて良かった!


年金を繰下げ受給すべきか?というテーマにおいては、
FIRE民の多くが普通に65歳で受給するという方向でいるようにお見受けします。

下記の方も、65歳で年金受給を選択、
その選択に後悔はないとおっしゃっています。

"松井幸雄さん(仮名・70歳)は、60歳で定年した後も嘱託社員として元の会社で5年間勤務。65歳で退職しました。松井さんには離婚歴があり、子どもはおらず独り身。65歳での年金受給額は月14万円程度でした。
70歳までの住宅ローンがある松井さんにとって、月14万円という年金額は決して十分ではありません。当時の貯金額は退職金も含めて1,300万円程度。やはり繰下げに悩んだと言います。” (引用元) 年金が増えるからお得だよ…助言を無視して65歳から受け取り始めた〈年金月14万円〉〈貯金1,300万円〉70歳元会社員が満面の笑み「繰下げなんてしなくてよかった」"
この方に関しては、肝心な情報がいくつか抜け落ちているので、
本当に繰下げ受給しなくて良かったのかわかりにくい話です。

ただ、私が一番気になってしまったのは、
この方が70歳まで働くという決断をした方ですね。

繰下げ受給より70歳まで働くことが気になった!


この方の決断の前提をまとめてみたいと思います。
そして、この情報がないと繰下げが良いか悪いか判断できないのが赤字部分です。

・60歳で定年退職、その後65歳まで嘱託社員で働く
・65歳から介護施設で介護助手のアルバイトで5年間働く(年収はいくら?)
・65歳からの年金受取額は月14万円(年間168万円)
・65歳時点の貯金額は1,300万円
・70歳まで住宅ローンあり(残額はいくら?)
・年間生活費はいくら?

住宅ローン残高や生活費の金額がいくらなのかがわからないと、
この方はそもそも65~70歳まで働く必要があったのか?
その辺がそもそもわかりませんね。

また、この方は、

”私は年金のおかげで健康なうちに国内旅行にもたくさん行けて、よかった”

とおっしゃっていますが、国内旅行には何回行って、
総額いくら使ったのか?
そしてそれは、本当に年金を貰わなければ行けなかったのか?
この辺りが不明確ですね。

理想的にはつつましく65歳から無職


介護助手の仕事というのが、どのくらい働いていくら貰えるのか?
そして、それはどの程度ハードな仕事なのか?
この辺の情報がないので何とも言えませんが、
住宅ローン返済額(月7~8万円ぐらいか?)くらい働いているとすると、
結構な労働になっていたのでは?と推察されます。

なので、この方は1,300万円の資産をお持ちだったので、
住宅ローンはこちらから支払うとして、
月14万円の年金の範囲内で慎ましく暮らすのが良かったのでは?と思ってしまいます。

そして国内旅行ですが、よほどの高級旅館に泊まるとかでもない限り、
その程度の費用は捻出できるのではないでしょうか?

まあそもそもですが、70歳の段階では、
年金受給を65歳からにして正解だったかどうかの答えはでない気がしますが...

2024年7月23日火曜日

年金繰下げ受給で私が注意している点は「65歳以降の生活水準を落とさない」

「年金を早く受け取っていれば」という後悔


セミリタイア・FIRE界隈では評判のよくない年金繰下げ受給ですが、
私は今のところ、繰下げ受給を考えております。

そんな繰下げ受給をして後悔した!という記事を見つけました。

"「もっと若いうちに年金を受け取り、趣味や旅行を楽しんでおけばよかったかもしれない」と佐藤さんは後悔しています。彼の友人たちは、65歳から年金を受け取り、退職後の数年間を充実した生活を送っていました。佐藤さんも同じように、早くから年金を受け取っていれば、もっと充実した老後を送れたのではないかと考えるようになったのです。"  (引用元) 年金「月27万円」悠々自適かと思いきや…「もっと早くから受け取っていれば」〈繰下げ受給〉を選んだ74歳男性の本音"
ただ、これは自分とは関係ない話だな~というのが率直な感想です。
これには2つの重要なポイントがあると思いました。

70歳まで働いて後悔?


記事で紹介されている男性ですが、
65歳時点では企業の幹部として高収入を得ていたとのこと。
それにより、年金の70歳からの繰下げ受給を選択したそうです。

記事からの情報では判断しにくい部分もあるのですが、
企業幹部として働くよりも、
とっとと年金を貰って趣味や労働を楽しめば良かった!
ということなのだと思います。

私は既に労働をしておりませんので、
この人のような悩みとは無縁です。

ただ、多くのFPが推奨する、
働ける間は働くというのは、
後悔するリスクが高くなる気がやはりしますね。

65歳からでも70歳からでも変わらぬ生活が基本


65歳時点で働かないのは当然として、
年金の繰下げ受給を70歳からするかしないか?
私の大前提とする考えですが、

「65歳~70歳の消費水準を変えない」

というものがあります。

数字を使ってわかりやすく説明すると、
例えば、65歳時点で2千万円持っていて、
年金を貰うと月20万円とします。

65歳から年金を受給するとすると、
65歳からは年金月20万円の範囲内で暮らし、
2千万円は予備費や高額旅行に充てるイメージとなります。

一方、70歳から年金を受給する場合でも、
65歳からは月20万円で暮らすのが基本プランです。
運用益を無視すると、20万円×12ヶ月×5年 = 1,200万円が、
貯金から減少することになります。
となると、70歳時点では800万円を所持し、
年金は42%増えますので28万4千円となります。

この比較だとすると、
私は70歳以降のキャッシュフローが増える後者を選択するかな?
ということになると思います。

整理しますと、65歳~70歳は支出面では全く一緒、
70歳以降は手持資金が多くキャッシュフローが少ないか、
手持資金は少ないがキャッシュフローが多いかの比較です。

また、年金を増やす為に、65歳以降節約するとか、
ましてや働くなどは論外ということです。

実際の判断は65歳になってから...


上記はラフなイメージだけで、
実際には税金の問題だったり、
年金財政への信頼性が揺らぐかもしれないし、
突然、超豪華旅行に行きたくなったりするかもしれないし、
今時点では読めない部分は多々あるかと思います。

「2年だけ繰下げ受給する」みたいな変則的なものも含めて、
今後も色々なパターンを考えつつ、
自分に最適な年金受給は何かを探っていきたいと思います。

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2024年2月20日火曜日

年金月21万円・貯蓄3千万円でも”もっと贅沢したい”?

なんとも贅沢な悩み...


節約系セミリタイア生活を過ごしている人からみると、
何とも「贅沢な悩み」と映るのが以下の記事です。


この方は69歳で年金が月214千円、貯蓄が30百万円もあって、
配偶者の年金等も、年金68万6000円(年額)&私的年金保険60万円(年額)なのに、
”普通に暮らすので精いっぱい”だそうです。

月の支出は26万円...普通以上の暮らしをしているように見えますけどね?

もっと贅沢がしたい


この方曰く、

"残り少ない人生、もっと贅沢をして過ごしたい"

とのことです。

私は今のところ、普通に暮らしていければ満足ですが、
70歳くらいになるとこういう発想になるかもしれません。

セミリタイア生活者の人生設計プランの多くは、
若い時期から老齢期まですべて倹約生活となっていますが、
人生の晩年に至ってまで、極端な節約生活はやはりつらいと思うようになるかも?
という点については考慮すべきなのかもしれません。

まあ、上記の方はそもそも、年金と貯金を考えれば、
もう少し贅沢しても良いとは思いますが...

年金繰り下げ受給を考える理由


この方は年金の範囲内で暮らしているようで、
貯金には手をつけていない模様です。
やはり、貯金に手をつけるのはちょっと...という発想なのかもしれません。

この年金の”範囲内で暮らす”というのが人生の最終形態だとすると、
やはり、手元の資金で可能であれば75歳まで暮らして、
年金を繰り下げ受給でMAXまで増やし、
その増やした年金の範囲内で贅沢する!
というのは戦略の一つとしてやはり有効なのかな?
と改めて思いましたね。

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2022年10月21日金曜日

納付期間が65歳まで延長されても年金受給額は増えない? ~ 年金減額リスクをどこまで見込むか? ~

納付期間が65歳まで延長か?


「国民年金」の保険料を納める期間が、
現行の40年から45年に延長することが検討されています。

これにより、年金受給額も増えるのでは?と期待する方もいますが、
森永卓郎先生のよればそんなことはない!と一刀両断です。

"現在は20歳から60歳になるまでの59歳まで、40年間支払うことになっていますが、5年延長となりますと、45年間支払うことになるわけです。では、負担額はどれくらい増えるのか。単純に計算をしたところ、国民年金は月1万6590円(22年度)です。年間約20万円分だとして、延長5年となりますから、約100万円納付額が増えることになります。増えた分、もらえる年金も増えるのかどうか。経済アナリストの森永さんに伺ってみたところ「支払期間が延びても、受給額が増えることはない。この案は年金受給額の減少を緩和するためのもの」つまり、期間が延びて増えるのではなくて減少を抑える、止めるための対策であるということなんですね。"  (引用元) 【年金のギモン】納付期間が65歳までに延長されたら…どれくらい負担が増える?多く納付した分「年金の受給額」も増えるの?みんな気になる“年金”を調査"
細かい制度設計はこれからなので、
森永卓郎先生の言う通りになるかどうかは現時点では不明でしょうが、
「負担は増えても受給額は増えない」
というリスクがあることは頭に入れておいた方が良いかと思います。

年金依存型セミリタイアはリスク再計算が必要?


私は50歳までサラリーマンをやっていたこともあり、
最終的には年金をあてにしたセミリタイア計画を立てております。

ザックリと言えば、70歳からの繰り下げ受給、
年金受領額は3割カット、70歳時点の貯金額はゼロもあり、
と言ったところです。

これが70歳まで繰り下げても年金は増えず、
年金受給水準もカットという事態に陥るのであれば、
「70歳時点の貯金額はゼロでも良い」
などと悠長な事は言っていられなくなります。

すでに退職したので打てる手は少ないが...


とは言っても、私は既にサラリーマンを辞めているので、
現状打てる手は少ないかな?

私は国民年金保険料については退職後もきちんと払っており、
全額免除の申請等々はしておりませんが、
この方針も不変のつもりです。

ただ、年金をある程度あてにしている現役サラリーマンであれば、
早期退職時期を遅らせるとか、
早期退職後の仕事であえて厚生年金対象になるものを選ぶとか、
プランの微調整をした方が良いかもしれません。

ただ、この辺は気にしすぎると退職のタイミングを逸しますし、
また、独身者は不必要な財産を残して旅立たなければいけないとか、
色々な弊害が出る可能性がありますので、
シンプルな正解というものはなくて、
最終的には回答は人それぞれになるんじゃないでしょうか?


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2022年5月28日土曜日

”65歳まで働き66歳から年金繰り下げ受給”はありか?

65歳まで働き66歳から年金繰り下げ受給


年金関連の記事でちょっと気になったのが


という記事です。

筆者の主張のコアとなるのが、

・65歳まで働き切る (厚生年金保険料・健康保険保険料の会社半分負担メリット享受)
・65歳到達時点で、「あと1年間は年金なしで暮らせる」と思えるよう準備

と言ったところです。

ただ、筆者の主張は60歳からは人それぞれ多様性が進むので、
色々なパターンを考えておく必要ありといったところで、
押しつけがましいところがなく、提案型であるのが良いと思いました。

60~65歳は人生の黄金期かも?


ただ、個人的に気になるのは、
やはり「65歳まで働く」という主張です。

記事にもありますように、
”60~64歳の半数は半分以下の収入で働いている”
わけですから、

・60歳以降の年収がいくらか?
・手取りはいくらか?
・年金が増えるというがいくら増えるか?
・仕事内容はどうなのか?

これらの複合的要素をもう少し精査する必要があります。

個人的に言わせて頂ければ、

・60歳以降の仕事内容は超絶つまらないリスクが高いこと、
・60~65歳までなら身体がまだまだ動くので、
 残された人生でやりたい事をやるならこの時期しかないかもしれないこと、

この2点をかなり軽視しているのでは?
という感想は持ちました。

60歳で辞めた場合のシミュレーションも


65歳まで働いて、年金を増やす為に66歳までの1年間は手持資金で、
その準備はしておきましょう!という基本路線は悪くないのですが、
もう一歩進めて考えてみたらどうでしょうかね?

例えば、60歳の定年まで働き、
年金受給開始65歳までの5年間は手持資金で、
とすれば実際いくらの資金が必要なのか?
実際に計算してみれば意外と少ない資金でいけるのは?
というケースも多そうです。

まあ、仕事が生き甲斐的な人は、
年金が増えるとかの問題は別にして働き続けるでしょうから良いとして、
本当は仕事が嫌で嫌で仕方がないのに、
年金がちょっと増える程度の話で人生の晩年に5年働く...
これはちょっとキツイんじゃないかと思いますね。

2022年4月14日木曜日

年金MAX化を目指す理由 ~ 老後はお金で解決できることも多い ~

年金に対するスタンスは人それぞれ


同じセミリタイア生活者と言っても、
年金に対するスタンスは人それぞれという感じです。

統計を取ったわけではないですが、
年金は必要最低限で良いと考える人の方が、
年金はできるだけ多く欲しいと考えるセミリタイアラーのが多そうです。

お金は潤沢にあると思われる方が、
国民保険料を払うメリットはなし!
というスタンスの人も多く、
その主張にうなずける部分も多々あります。

私自身は長生きリスクに加えて、
年金減額リスクを考えているので、
今のところは年金MAX化を目指しているのですが、
これに加えて、「老後の生活の充実」という側面を重視するようになりました。

老後:お金で解決できる問題


本当に身体を壊してしまった状態では、
医療に頼り切りにならざるをえないと思いますが、
そこまで身体が悪くなっていない老後を想定します。

歩くのも多少しんどいし、力仕事なんてできない、
それでも本を読んだり美味しいものを食べたりはできますよ!
という状態です。

このような状態でもある程度お金があれば、

・食品関係は宅配スーパー or Amazonフレッシュ

・宅配弁当やUber Eats積極活用

・月に何日かは家事代行サービスを頼む
 (掃除や力仕事は他人任せ)

・バリアフリーに対応したマンションに引越
 (家持の方なら改良工事)

といった対策を取ることができます。

こういう状態であるならば、
多少身体にガタが来ていても、
まだまだ人生楽しめるかも?なんてことを思うわけです。

健康寿命がつきても人生楽しむ


健康寿命とは、「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」を言い、
健康寿命と平均寿命の差は10年程度あります。

健康寿命がくると人生終わりみたいに思う人がいますが、
ここからの10年間を充実させるためには、
ある程度の資金が必要なのかな~
という思いは最近強くなりました。

もちろん、国に掛金を払っても戻ってこないとか、
国に払うより自分で運用した方がお金が増えるとか、
そういうスタンスの人もいらっしゃいますので、
この問題は答えが一つではないだろうな...と思います。

私も社会情勢や年金制度・税制の変化をフォローして、
場合によっては臨機応変に自分のスタンスも変えていけるようにしたいと思っています。
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